JP2021164303A - 電力供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】停電時における利便性と経済性とを両立させることが可能な電力供給システムを提供する。【解決手段】自然エネルギーを利用して発電可能な太陽光発電部と、前記太陽光発電部の発電電力を充放電可能な蓄電池と、前記蓄電池の充放電を制御可能なEMSと、を具備し、前記EMSは、停電の発生が予測された場合、前記太陽光発電部からの余剰電力に応じて決定される充電量だけ前記蓄電池を充電させる第一充電処理(ステップS15)を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、蓄電池を有する電力供給システムの技術に関する。
従来、蓄電池を有する電力供給システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、自然エネルギーを利用して発電可能な太陽光発電部と、電力を充放電可能な蓄電池と、蓄電池の充放電を制御可能な制御部と、を具備する電力供給システムが記載されている。
当該電力供給システムにおいては、停電が発生することが予測された場合、深夜(電気代が割安になる時間帯)まで蓄電池を待機させると共に、深夜に蓄電池を満充電まで充電させる。その後、停電が発生するまで蓄電池を待機させ、停電が発生すると、蓄電池の放電を開始させる。このように蓄電池の動作を制御することにより、停電が発生した場合に、蓄電池に充電された電力を最大限利用することができる。
このように従来の電力供給システムにおいては、蓄電池を用いて停電時の利便性を向上させることが可能であるが、経済性の観点から、さらなる改善の余地があった。
具体的には、特許文献1に記載の技術では、停電が発生すると予測された場合、電力を購入して蓄電池を満充電まで充電させている。しかし、停電が発生するまでに太陽光発電部で発電された電力が余剰する場合には、当該余剰する電力(余剰電力)を蓄電池に充電させることができるはずである。すなわち、特許文献1に記載の技術では、無駄に電力を購入し、蓄電池に充電させていることになり、経済性の観点から改善の余地がある。
特許第6426922号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、停電時における利便性と経済性とを両立させることが可能な電力供給システムを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、自然エネルギーを利用して発電可能な発電部と、前記発電部の発電電力を充放電可能な蓄電池と、前記蓄電池の充放電を制御可能な制御部と、を具備し、前記制御部は、停電の発生が予測された場合、前記発電部からの余剰電力に応じて決定される充電量だけ前記蓄電池を充電させる第一充電処理を行うものである。
請求項2においては、前記制御部は、前記第一充電処理において、停電の発生予想時刻以前の深夜時間帯に前記蓄電池を充電させるものである。
請求項3においては、前記制御部は、前記第一充電処理によって前記蓄電池を充電させた後、前記発電部からの余剰電力が発生する前に、前記発電部からの余剰電力に応じて決定される放電量だけ前記蓄電池を放電可能とする第一放電処理を行うものである。
請求項4においては、前記制御部は、前記発電部からの余剰電力が発生した場合、前記発電部からの余剰電力で前記蓄電池を満充電まで充電させる第二充電処理を行うものである。
請求項5においては、前記制御部は、前記第二充電処理によって前記蓄電池を満充電まで充電させた後、停電の発生予測時刻まで前記蓄電池の放電を禁止するものである。
請求項6においては、前記制御部は、停電の発生が予測され、停電の発生予測時刻以前に深夜時間帯があり、かつ停電の発生予測時刻以前に前記発電部からの余剰電力が発生しない場合、当該深夜時間帯において前記蓄電池を充電させる第三充電処理を行うものである。
請求項7においては、前記制御部は、停電の発生が予測され、かつ停電の発生予測時刻以前に深夜時間帯がない場合、前記発電部からの余剰電力を前記蓄電池に充電させる第四充電処理を行うものである。
請求項8においては、前記制御部は、停電の発生が予測され、停電の発生予測時刻以前に深夜時間帯がなく、かつ停電の発生予測時刻以前に前記発電部からの余剰電力が発生しない場合、系統電源からの電力を前記蓄電池に充電させる第五充電処理を行うものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、停電時における利便性と経済性とを両立させることができる。
請求項2においては、経済性を向上させることができる。
請求項3においては、蓄電池に充電された電力の有効活用を図ることができる。
請求項4においては、余剰電力を利用して、停電の発生に備えて蓄電池に電力を充電することができる。
請求項5においては、蓄電池を満充電のまま停電が発生するまで待機させることができるため、十分に停電に備えることができる。
請求項6においては、余剰電力が発生しない場合であっても、比較的低コストで停電に備えることができる。
請求項7においては、深夜時間帯がない場合であっても、比較的低コストで停電に備えることができる。
請求項8においては、低コストで電力を確保できない場合であっても、停電に備えた蓄電池の充電を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る電力供給システムの構成を示したブロック図。 従来制御と停電リスク対応制御のイメージを示した図。 停電リスク対応制御のフローチャートを示した図。 図3のフローチャートの続きを示した図。 停電リスク対応制御を行った場合の具体例を示した図。
以下では、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る電力供給システム1について説明する。なお、本明細書においては、「上流側」及び「下流側」とは、系統電源Kからの電力供給方向を基準とするものとする。
図1に示す電力供給システム1は、系統電源Kからの電力や、発電された電力を負荷Hへと供給するものである。電力供給システム1は、住宅に設けられ、当該住宅の負荷H(例えば、住宅の機器等)へと電力を供給する。電力供給システム1は、主として蓄電システム10、分電盤20、電力センサ40及びEMS60を具備する。
蓄電システム10は、電力を蓄電したり、負荷Hへと供給するものである。蓄電システム10は、系統電源Kと負荷Hとの間に設けられる。蓄電システム10は、太陽光発電部11、蓄電池12及びハイブリッドパワコン13を具備する。
太陽光発電部11は、太陽光を利用して発電する装置である。太陽光発電部11は、太陽電池パネル等により構成される。太陽光発電部11は、例えば、住宅の屋根の上等の日当たりの良い場所に設置される。
蓄電池12は、電力を充電可能に構成されるものである。蓄電池12は、例えば、リチウムイオン電池により構成される。蓄電池12は、後述するハイブリッドパワコン13を介して太陽光発電部11と接続される。
ハイブリッドパワコン13は、電力を適宜変換するもの(ハイブリッドパワーコンディショナ)である。ハイブリッドパワコン13は、太陽光発電部11で発電された電力及び蓄電池12から放電された電力を配電線L(負荷H)に出力可能であると共に、配電線Lを流れる電力(系統電源Kからの電力)を蓄電池12に出力可能に構成される。また、ハイブリッドパワコン13は、太陽光発電部11及び蓄電池12の性能や運転状態に関する情報を取得可能に構成される。ハイブリッドパワコン13は、系統電源Kと負荷H(分電盤20)とを繋ぐ配電線Lの中途部(接続点P)に対して、電路A1を介して接続される。蓄電システム10のハイブリッドパワコン13は、後述する電力センサ40の検出結果等に基づいて、放電(出力)する電力を調整する負荷追従運転を行うことができる。
分電盤20は、負荷Hへと電力を分配するものである。分電盤20は、蓄電システム10(接続点P)よりも下流側に設けられ、負荷Hと接続される。なお、図1においては1つの負荷Hしか示していないが、分電盤20は複数の負荷に接続され、各負荷に電力を分配する。分電盤20は、系統電源Kからの電力及び蓄電池12から放電された電力を負荷Hへと供給する。
電力センサ40は、配電線Lの中途部に設けられる。より詳細には、電力センサ40は、蓄電システム10(接続点P)よりも上流側(接続点Pの直ぐ上流側)に設けられる。電力センサ40は、当該電力センサ40が設けられた箇所を流れる電力(上流側へと流れる電力及び下流側へと流れる電力)の電圧(供給電圧)及び電流(供給電流)を検出する。
EMS60は、電力供給システム1の動作を管理するエネルギーマネジメントシステム(Energy Management System)である。EMS60は、CPU等の演算処理部、RAMやROM等の記憶部や、タッチパネル等の入出力部等を具備する。EMS60の記憶部には、電力供給システム1の動作を制御する際に用いられる種々の情報やプログラム等が予め記憶される。EMS60の演算処理部は、前記プログラムを実行して前記種々の情報を用いた所定の演算処理等を行うことで、電力供給システム1を動作させることができる。
EMS60は、ハイブリッドパワコン13と電気的に接続される。EMS60は、所定の信号をハイブリッドパワコン13に送信し、蓄電池12の運転(例えば、蓄電池12の充放電等)を制御することができる。また、EMS60は、ハイブリッドパワコン13から所定の信号が入力可能に構成され、各種の情報(蓄電池12の蓄電残量等)を取得することができる。
上述の如く構成された電力供給システム1において、系統電源Kから購入された電力や、太陽光発電部11で発電された電力を、蓄電池12に充電することができる。また、当該電力供給システム1において、系統電源Kから購入された電力、太陽光発電部11で発電された電力、及び蓄電池12に充電された電力を、住宅の負荷Hへと供給することができる。また、当該電力供給システム1において、太陽光発電部11で発電された電力の余剰分(余剰電力)は、系統電源Kへと逆潮流させて売却することもできる。
以下では、上述の如く構成された電力供給システム1における電力の流通の制御態様について説明する。具体的には、2種類の制御(「通常制御」及び「停電リスク対応制御」)について説明する。
まず、通常制御の一例について説明する。通常制御は、通常時における電力供給システム1の制御である。なお、本実施形態において通常時とは、後述する「停電リスク対応制御」を実行していない場合を意味している。
通常制御においては、ハイブリッドパワコン13は、太陽光発電部11で発電が行われている場合に、当該太陽光発電部11からの電力を負荷Hに供給する。またハイブリッドパワコン13は、電力センサ40の検出結果に基づいて蓄電池12の放電電力を決定する負荷追従運転を行う。
例えば、太陽光発電部11からの電力が負荷Hの消費電力に対して不足する場合には、蓄電池12から電力が放電され、当該電力が負荷Hに供給される。一方、ハイブリッドパワコン13は、太陽光発電部11からの電力が負荷Hの消費電力に対して余剰すると、当該余剰電力を蓄電池12に充電する。ハイブリッドパワコン13は、蓄電池12を最大充電電力(蓄電池12が単位時間当たりに充電可能な最大の電力量)で充電しても太陽光発電部11からの電力が依然として余剰する場合に、当該余剰電力を系統電源Sへと逆潮流させる。
なお、上述したように、本実施形態の通常制御とは、後述する停電リスク対応制御を実行していない場合における電力供給システム1の制御態様である。通常制御の具体的な制御態様は上述した態様に限るものではなく、利用者の目的(経済性、省エネ、環境負荷低減等)に応じて任意に設定することが可能である。
次に、停電リスク対応制御について説明する。停電リスク対応制御は、停電が発生することが予測された場合に、停電時の利便性と経済性との両立を図るための制御である。なお、本実施形態において「停電リスク」とは、将来的に停電が発生する可能性があることを意味する。
まず、図2を用いて、停電リスク対応制御の概要について説明する。
図2には、比較のために、前述の特許文献1に記載の制御(従来制御)のイメージと、本実施形態に係る停電リスク対応制御のイメージを示している。従来制御においては、停電リスクが検知(予測)されると、その前の深夜時間帯に蓄電池を満充電まで充電させ、蓄電池を停電リスク発生時刻まで待機させている。これによって、もし実際に停電が発生した場合には、蓄電池に充電された電力を利用することができる。
しかし、従来制御では、停電リスクの発生まで蓄電池を待機させることになるため、蓄電池を十分に活用できているとは言い難い。また、もし停電リスクの発生までに太陽光発電部の発電電力が余剰したとしても、余剰電力を蓄電池に充電させることができないため、経済性の観点からも改善の余地がある。
これに対して本実施形態の停電リスク対応制御では、(1)停電リスクが検知(予測)された場合、(2)停電リスクの発生までに余剰電力が生じるかどうかを予測する。そして、(3)余剰電力が生じると予測された場合には、深夜時間帯において所定の目標値(深夜充電目標)まで蓄電池12を充電させる。図2の例では、蓄電池12を70%まで充電させている。すなわち、停電リスク対応制御では、蓄電池12を必ずしも満充電まで充電させるものではない。
次に、(4)蓄電池12を所定の目標値(放電目標、図2の例では50%)まで適宜放電させ、蓄電池12に充電された電力を負荷で利用する。また、(5)余剰電力が発生した場合には、当該余剰電力を用いて蓄電池12を満充電まで充電させる。その後、蓄電池12を停電リスク発生時刻まで待機させる。
このように停電リスク対応制御では、予め余剰電力の発生が予測された場合には、当該余剰電力を蓄電池12に充電させることを見越して、蓄電池12を深夜時間帯に必要最低限だけ充電させるようにしている。これによって、系統電源Kからの買電量を抑制することができる。また停電リスク対応制御では、深夜時間帯における充電後から、停電リスク発生時刻までの間に、蓄電池12を無理のない範囲(放電目標まで)で放電させるようにしている。これによって、蓄電池12に充電された電力の活用を図ることができる。
次に、図3及び図4を用いて、停電リスク対応制御の詳細な流れ(フローチャート)について説明する。なお、図3及び図4の処理はEMS60によって所定時間ごとに繰り返し実行される。
ステップS10において、EMS60は、停電リスク(停電が発生する可能性)の有無を判定する。ここで、停電リスクの有無は、各種の情報に基づいて判定することができる。例えば、EMS60は、任意の方法で取得した外部情報(例えば、予め計画されている停電の情報等)に基づいて、停電リスクの有無と、停電リスクが発生する時刻を判定することができる。またEMS60は、天気予報等に基づいて、停電リスクの有無を判定することもできる。例えば、天気予報によって大型の台風が接近していることが分かった場合には、停電リスクがあると判定することができる。
なお、停電リスクの有無を判定する対象となる期間(以下、「対象期間」と称する)は任意に設定することができる。例えばEMS60は、現在時刻から24時間以内の停電リスクの有無を判定することができる。
EMS60は、停電リスクがないと判定した場合、ステップS11に移行する。一方、EMS60は、停電リスクがあると判定した場合、ステップS12に移行する。
ステップS11において、EMS60は、上述の通常制御を実行する。すなわち、停電リスクがない場合には、停電リスク対応制御を終了し、通常制御に移行する。
一方、ステップS10から移行したステップS12において、EMS60は、対象期間における電力需要、発電量(発電電力)及び余剰電力(太陽光発電部11からの電力を負荷Hに供給した場合に、余剰する電力)を予測する。この処理において、EMS60は、例えば外部から取得した天気予報等の情報、及び予め有していた各種の情報(過去の発電電力のデータや、過去の購入電力のデータ等)に基づいて当該予測を行う。またEMS60は、各時刻(1時間ごと)における電力需要等を予測する。EMS60は、ステップS12の処理を行った後、ステップS13に移行する。
ステップS13において、EMS60は、停電リスクまでに深夜時間帯があるか否かを判定する。具体的には、EMS60は、現時点から停電リスクが発生すると予測される時刻までの間に、深夜電力(比較的安価な電力)の料金設定がされた時間帯(深夜時間帯)があるか否かを判定する。
EMS60は、停電リスクまでに深夜電力があると判定した場合(ステップS13で「YES」)、ステップS14に移行する。一方、EMS60は、停電リスクまでに深夜電力がないと判定した場合(ステップS13で「NO」)、ステップS20(図4参照)に移行する。
ステップS14において、EMS60は、深夜時間帯から停電リスクまでに余剰電力が発生するか否かを判定する。EMS60は、ステップS10で判定された停電リスクと、ステップS12で予測された余剰電力に基づいて、当該ステップS14の処理を行うことができる。
EMS60は、深夜時間帯から停電リスクまでに余剰電力が発生すると判定した場合(ステップS14で「YES」)、ステップS15に移行する。一方、EMS60は、深夜時間帯から停電リスクまでに余剰電力が発生しないと判定した場合(ステップS14で「NO」)、ステップS19に移行する。
ステップS15において、EMS60は、深夜時間帯において、蓄電池12の充電量が深夜充電目標となるまで当該蓄電池12を充電させる。この際、系統電源Kから購入(買電)された比較的安価な電力(深夜電力)が、蓄電池12に充電される。ここで、「深夜充電目標」とは、当該ステップS15の処理における蓄電池12の充電の目標値(充電残量の目標値)である。深夜充電目標は、停電リスクが発生するまでに蓄電池12が放電する放電電力と、停電リスクまでに発生する余剰電力と、を考慮して設定することができる。具体的には、深夜充電目標は、余剰電力が発生する時間帯が終了した時点(後述する放電終了時刻)の蓄電池12を満充電とすることができるような適宜の値に設定される。
一例として、深夜充電目標は、以下の式(1)、(2)を用いて設定することができる。
深夜充電目標=1−(余剰電力量−放電量)÷蓄電容量 ・・・ (1)
深夜充電目標=(放電量/蓄電容量)+最低放電閾値 ・・・ (2)
ここで、「余剰電力量」とは、深夜時間帯終了後から停電リスクまでに余剰する電力の累積(電力量)を意味する。また、「放電量」とは、蓄電池12が放電を行わないと仮定した場合に、深夜時間帯終了後から余剰電力が発生する時間帯までの間に系統電源Kから購入することになる電力量である。また「蓄電容量」とは、蓄電池12に充電可能な電力量(蓄電池12の容量)である。また、「最低放電閾値」とは、蓄電池12が非常時(例えば、停電時等)に備えて常時確保しておくべき電力量の最低値(例えば、0.3(30%)等)である。なお、上記式(1)、(2)は深夜充電目標を割合で表すものであるが、算出された値を100倍して百分率で表すことも可能である。
EMS60は、上記式(1)又は式(2)を用いて算出された値を深夜充電目標に設定することができる。特に上記式(1)は、余剰電力量が比較的少ない場合(具体的には、余剰電力量だけで蓄電池12を満充電にできない(余剰電力量が蓄電池12の容量よりも少ない)場合)に用いることが好ましい。また上記式(2)は、余剰電力量が比較的多い場合(具体的には、余剰電力量だけで蓄電池12を満充電にできる(余剰電力量が蓄電池12の容量よりも多い)場合)に用いることが好ましい。またEMS60は、上記式(1)、(2)を算出し、両者を比較して大きい方の値を深夜充電目標に設定することもできる。EMS60は、深夜時間帯において、充電量が設定された深夜充電目標となるまで、蓄電池12を充電させる。EMS60は、当該ステップS15の処理を行った後、ステップS16に移行する。
ステップS16において、EMS60は、深夜時間帯終了後に、放電終了時刻になるまで、又は、蓄電池12の充電量が放電目標となるまで蓄電池12を放電させる。ここで、「放電終了時刻」とは、余剰電力が発生し始める時刻を意味する。また、「放電目標」とは、当該ステップS16の処理における蓄電池12の放電の目標値(充電残量の目標値)である。放電目標は、停電リスクまでに発生する余剰電力を考慮して設定することができる。具体的には、放電目標は、余剰電力を用いて蓄電池12を満充電まで充電させることができるように、蓄電池12の残量を確保できる値に設定される。
一例として、放電目標は、以下の式(3)を用いて設定することができる。
放電目標=1−余剰電力量/蓄電容量 ・・・ (3)
EMS60は、当該ステップS16の処理を行った後、ステップS17に移行する。
ステップS17において、EMS60は、余剰電力が発生した場合、満充電となるまで当該余剰電力を蓄電池12に充電させる。EMS60は、蓄電池12が満充電になると、当該蓄電池12を停電リスクまで待機させる。
また、EMS60は、停電リスクの発生時刻になった場合(停電が発生した場合)には、蓄電池12を放電させる。これによって、停電時においても負荷Hで電力を利用することができる。
EMS60は、当該ステップS17の処理を行った後、ステップS18に移行する。
ステップS18において、EMS60は、停電リスクが解消された後(例えば、計画されていた停電が中止となった旨の情報を取得した場合や、実際に発生した停電から復帰(復電)した場合などに)、上述の通常制御を実行する。すなわち、停電リスクが解消された場合には、停電リスク対応制御を終了し、通常制御に移行する。
一方、ステップS14から移行したステップS19において、EMS60は、深夜時間帯において、蓄電池12を満充電まで充電させる。EMS60は、蓄電池12が満充電になると、当該蓄電池12を停電リスクまで待機させる。また、EMS60は、停電リスクの発生時刻になった場合(停電が発生した場合)には、蓄電池12を放電させる。EMS60は、当該ステップS19の処理を行った後、ステップS18に移行する。
一方、ステップS13から移行したステップS20(図4参照)において、EMS60は、停電リスクまでに余剰電力が発生するか否かを判定する。EMS60は、ステップS10で判定された停電リスクと、ステップS12で予測された余剰電力に基づいて、当該ステップS20の処理を行うことができる。
EMS60は、停電リスクまでに余剰電力が発生すると判定した場合(ステップS20で「YES」)、ステップS21に移行する。一方、EMS60は、停電リスクまでに余剰電力が発生しないと判定した場合(ステップS20で「NO」)、ステップS25に移行する。
ステップS21において、EMS60は、余剰電力量が蓄電池12を満充電まで充電させるのに必要な電力(必要充電量=蓄電容量−充電残量)よりも多いか否かを判定する。なお、「充電残量」とは、蓄電池12に充電されている電力量(残量)である。ステップS21における「充電残量」は、余剰電力が発生し始める時刻における蓄電池12の残量で判断される。
EMS60は、余剰電力量が必要充電量よりも多いと判定した場合(ステップS21で「YES」)、ステップS22に移行する。一方、EMS60は、余剰電力量が必要充電量以下であると判定した場合(ステップS21で「NO」)、ステップS24に移行する。
ステップS22において、EMS60は、余剰電力が発生した場合、満充電となるまで当該余剰電力を蓄電池12に充電させる。この際、蓄電池12は、系統電源Kからの電力を充電することはなく、余剰電力のみを充電する。
なお、この際、余剰電力で蓄電池12を十分満充電まで充電できる場合(すなわち、蓄電池12の充電に必要な電力より、余剰電力が大きい場合)には、事前に蓄電池12を放電させることも可能である。この場合に放電させることが可能な電力量(放電可能量)は、以下の式(4)で決定することができる。
放電可能量=余剰電力量−蓄電容量+充電残量 ・・・ (4)
また、EMS60は、停電リスクの発生時刻になった場合(停電が発生した場合)には、蓄電池12を放電させる。これによって、停電時においても負荷Hで電力を利用することができる。
EMS60は、当該ステップS22の処理を行った後、ステップS23に移行する。
ステップS23において、EMS60は、停電リスクが解消された後、上述の通常制御を実行する。すなわち、停電リスクが解消された場合には、停電リスク対応制御を終了し、通常制御に移行する。
一方、ステップS21から移行したステップS24において、EMS60は、余剰電力が発生した場合、満充電となるまで当該余剰電力を蓄電池12に充電させる。この際、余剰電力だけでは電力が不足するため、不足分を系統電源Kから購入(買電)して充電する。EMS60は、蓄電池12が満充電になると、当該蓄電池12を停電リスクまで待機させる。
また、EMS60は、停電リスクの発生時刻になった場合(停電が発生した場合)には、蓄電池12を放電させる。これによって、停電時においても負荷Hで電力を利用することができる。
EMS60は、当該ステップS24の処理を行った後、ステップS23に移行する。
一方、ステップS20から移行したステップS25において、EMS60は、満充電となるまで蓄電池12を即時に充電させる。この際、系統電源Kから購入(買電)された電力が、蓄電池12に充電される。EMS60は、蓄電池12が満充電になると、当該蓄電池12を停電リスクまで待機させる。
また、EMS60は、停電リスクの発生時刻になった場合(停電が発生した場合)には、蓄電池12を放電させる。具体的には、蓄電池12は負荷追従運転を行うことで、負荷Hに応じて電力を放電する。これによって、停電時においても負荷Hで電力を利用することができる。
EMS60は、当該ステップS25の処理を行った後、ステップS23に移行する。
以上のように、EMS60は、停電リスクがあることが分かった場合には(図3のステップS10で「YES」)、各種の予測値を用いて、停電リスクまでに深夜時間帯や余剰電力があるかどうかを判定する(ステップS12〜ステップS14)。そして、停電リスクまでに深夜時間帯や余剰電力がある場合には、蓄電池12を深夜時間帯に最低限の量だけ充電させる(ステップS15)。これによって、系統電源Kからの無駄な電力の購入(買電)を抑制することができる。
またEMS60は、蓄電池12に充電した電力を放電して負荷Hで活用した後に、余剰電力を用いて蓄電池12を満充電まで充電させる(ステップS16、ステップS17)。このようにして、蓄電池12に充電された電力を有効活用しながらも、停電リスクまでに蓄電池12を満充電まで充電させ、停電リスクに備えることができる。
一方、EMS60は、停電リスクまでに深夜時間帯があるものの、余剰電力が発生しないと判定した場合には(ステップS13で「YES」、ステップS14で「NO」)、比較的安価な深夜電力を充電することで(ステップS19)、低コストで停電リスクに備えることができる。
またEMS60は、停電リスクまでに深夜時間帯がないものの、余剰電力が発生すると判定した場合には(ステップS13で「NO」、図4のステップS20で「YES」)、当該余剰電力を蓄電池12に充電させる。この際、余剰電力だけで蓄電池12を満充電まで充電させることができる場合には、系統電源Kから電力を購入することなく、蓄電池12を充電させる(ステップS21で「YES」、ステップS22)。一方、余剰電力だけでは蓄電池12を満充電まで充電させることができない場合には、不足分を系統電源Kから購入して、蓄電池12を充電させる(ステップS21で「NO」、ステップS23)。このようにして、極力余剰電力を用いて蓄電池12を充電させることで、低コストで停電リスクに備えることができる。
またEMS60は、停電リスクまでに深夜時間帯も余剰電力もないと判定した場合には(図3のステップS13で「NO」、図4のステップS20で「NO」)、即時に蓄電池12を満充電まで充電させる。このように、低コストで電力を確保できない場合(深夜電力も余剰電力も確保できない場合)には、即時に蓄電池12を満充電にさせることで、速やかに停電リスクへの準備を行うことができる。
以下、実際に停電リスク対応制御を行った場合の具体例を示す。なお、図5においては、各時刻における、蓄電池12の充電電力、系統電源Kからの購入電力、放電電力、負荷Hによる太陽光発電電力の消費電力(自家消費)、負荷Hの電力需要、太陽光発電部11の発電電力(PV)及び蓄電残量(SOC)を示している。
なお、図例において、深夜時間帯は0時〜7時であるものとする。図例では、21時以降に停電リスクが予測されており、停電リスクまでに深夜時間帯や余剰電力があるものとする(図3のステップS10〜ステップS14)。そこで、EMS60は、深夜充電目標を算出し、蓄電池12を充電させている(ステップS15)。
ここで、図例では、余剰電力量が3.7kWhであり、深夜時間帯から余剰電力が発生するまで(7時〜9時)に購入することになる電力量(放電量)が2.2kWhであり、蓄電容量が5.4kWhであるものとする。この場合、例えば上記式(1)を用いて深夜充電目標を算出すると、深夜充電目標=1−(3.7−2.2)÷5.4=0.72(72%)となる。このためEMS60は、深夜時間帯に、蓄電池12の充電量(SOC)が72%になるまで充電を行う。
次に、EMS60は、放電目標まで蓄電池12を放電させる(ステップS16)。ここで、上記式(3)を用いて放電目標を算出すると、放電目標=1−3.7÷5.4=0.31(31%)となる。このためEMS60は、7時以降に、蓄電池12の充電量(SOC)が31%になるまで放電を行う。
最後に、EMS60は、余剰電力を用いて蓄電池12を満充電まで充電させる(ステップS17)ことで、停電リスクが予測される時刻(21時)の時点で、蓄電池12の満充電を維持することができる。
以上のように、本実施形態に係る電力供給システム1では、停電リスクが発生する場合に、深夜電力を蓄電池12に必要最低限だけ充電させる。そして、蓄電池12を放電させて電力を活用すると共に、余剰電力を充電することで、停電リスクまでに蓄電池12を満充電にすることができる。これによって、停電時に利用可能な蓄電池12の充電電力を確保しながらも、無駄な充電(系統電源Kからの電力の購入)を抑制することで経済性を向上させることができる。
以上の如く、本実施形態に係る電力供給システム1は、
自然エネルギーを利用して発電可能な太陽光発電部11(発電部)と、
前記太陽光発電部11の発電電力を充放電可能な蓄電池12と、
前記蓄電池12の充放電を制御可能なEMS60(制御部)と、
を具備し、
前記EMS60は、
停電の発生が予測された場合、前記太陽光発電部11からの余剰電力に応じて決定される充電量だけ前記蓄電池12を充電させる第一充電処理(ステップS15)を行うものである。
このように構成することにより、停電時における利便性と経済性とを両立させることができる。すなわち、余剰電力に応じた充電量だけを充電することができるため、無駄な充電(買電)を抑制しつつ、停電に備えた充電を行うことができる。
また、前記EMS60は、
前記第一充電処理において、停電の発生予想時刻以前の深夜時間帯に前記蓄電池12を充電させるものである。
このように構成することにより、経済性を向上させることができる。すなわち、比較的料金の安い深夜時間帯において、蓄電池12を充電させることができる。
また、前記EMS60は、
前記第一充電処理によって前記蓄電池12を充電させた後、前記太陽光発電部11からの余剰電力が発生する前に、前記太陽光発電部11からの余剰電力に応じて決定される放電量だけ前記蓄電池12を放電可能とする第一放電処理(ステップS16)を行うものである。
このように構成することにより、蓄電池12に充電された電力の有効活用を図ることができる。すなわち、余剰電力が発生すれば蓄電池12への充電が可能となるため、余剰電力発生までに電力を放電し、有効活用を図ることができる。
また、前記EMS60は、
前記太陽光発電部11からの余剰電力が発生した場合、前記太陽光発電部11からの余剰電力で前記蓄電池12を満充電まで充電させる第二充電処理(ステップS17)を行うものである。
このように構成することにより、余剰電力を利用して、停電の発生に備えて蓄電池12に電力を充電することができる。これによって、電力を系統電源Kから購入する必要がないため、経済性を向上させることができる。
また、前記EMS60は、
前記第二充電処理によって前記蓄電池12を満充電まで充電させた後、停電の発生予測時刻まで前記蓄電池12の放電を禁止する(ステップS17)ものである。
このように構成することにより、蓄電池12を満充電のまま停電が発生するまで待機させることができるため、十分に停電に備えることができる。
また、前記EMS60は、
停電の発生が予測され、停電の発生予測時刻以前に深夜時間帯があり、かつ停電の発生予測時刻以前に前記太陽光発電部11からの余剰電力が発生しない場合、当該深夜時間帯において前記蓄電池12を充電させる第三充電処理(ステップS19)を行うものである。
このように構成することにより、余剰電力が発生しない場合であっても、比較的低コストで停電に備えることができる。すなわち、余剰電力が発生しない場合には、比較的安価な深夜電力で蓄電池12を充電させることで、低コストで停電に備えることができる。
また、前記EMS60は、
停電の発生が予測され、かつ停電の発生予測時刻以前に深夜時間帯がない場合、前記太陽光発電部11からの余剰電力を前記蓄電池12に充電させる第四充電処理(ステップS22、ステップS24)を行うものである。
このように構成することにより、深夜時間帯がない場合であっても、比較的低コストで停電に備えることができる。
また、前記EMS60は、
停電の発生が予測され、停電の発生予測時刻以前に深夜時間帯がなく、かつ停電の発生予測時刻以前に前記太陽光発電部11からの余剰電力が発生しない場合、系統電源Kからの電力を前記蓄電池12に充電させる第五充電処理(ステップS25)を行うものである。
このように構成することにより、低コストで電力を確保できない場合であっても、停電に備えた蓄電池12の充電を行うことができる。すなわち、深夜時間帯の充電や、余剰電力の充電ができない場合には、系統電源Kからの電力を蓄電池12に充電し、停電に備えることができる。
なお、本実施形態に係る太陽光発電部11は、本発明に係る発電部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るEMS60は、本発明に係る制御部の実施の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本実施形態において用いた数式や数値は一例であり、任意の数式や数値を用いることが可能である。例えば、ステップS15で用いた式(1)、(2)、ステップS16で用いた式(3)、ステップS22で用いた式(4)等は、任意に変更することができる。
また、本実施形態で例示した停電リスク対応制御のフローチャートは一例であり、その処理内容や順序は任意に変更することができる。
また、本実施形態において発電部は、太陽光を利用して発電する太陽光発電部11であるものとしたが、他の自然エネルギー(例えば、水力や風力)を利用して発電するものであってもよい。
また、本実施形態においては、電力供給システム1は住宅に設けられるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、オフィス等に設けられるものであってもよい。
1 電力供給システム
10 蓄電システム
11 太陽光発電部
12 蓄電池
13 ハイブリッドパワコン
60 EMS

Claims (8)

  1. 自然エネルギーを利用して発電可能な発電部と、
    前記発電部の発電電力を充放電可能な蓄電池と、
    前記蓄電池の充放電を制御可能な制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、
    停電の発生が予測された場合、前記発電部からの余剰電力に応じて決定される充電量だけ前記蓄電池を充電させる第一充電処理を行う、
    電力供給システム。
  2. 前記制御部は、
    前記第一充電処理において、停電の発生予想時刻以前の深夜時間帯に前記蓄電池を充電させる、
    請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記制御部は、
    前記第一充電処理によって前記蓄電池を充電させた後、前記発電部からの余剰電力が発生する前に、前記発電部からの余剰電力に応じて決定される放電量だけ前記蓄電池を放電可能とする第一放電処理を行う、
    請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
  4. 前記制御部は、
    前記発電部からの余剰電力が発生した場合、前記発電部からの余剰電力で前記蓄電池を満充電まで充電させる第二充電処理を行う、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の電力供給システム。
  5. 前記制御部は、
    前記第二充電処理によって前記蓄電池を満充電まで充電させた後、停電の発生予測時刻まで前記蓄電池の放電を禁止する、
    請求項4に記載の電力供給システム。
  6. 前記制御部は、
    停電の発生が予測され、停電の発生予測時刻以前に深夜時間帯があり、かつ停電の発生予測時刻以前に前記発電部からの余剰電力が発生しない場合、当該深夜時間帯において前記蓄電池を充電させる第三充電処理を行う、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の電力供給システム。
  7. 前記制御部は、
    停電の発生が予測され、かつ停電の発生予測時刻以前に深夜時間帯がない場合、前記発電部からの余剰電力を前記蓄電池に充電させる第四充電処理を行う、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の電力供給システム。
  8. 前記制御部は、
    停電の発生が予測され、停電の発生予測時刻以前に深夜時間帯がなく、かつ停電の発生予測時刻以前に前記発電部からの余剰電力が発生しない場合、系統電源からの電力を前記蓄電池に充電させる第五充電処理を行う、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の電力供給システム。
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