JP2021162403A - 照明装置 - Google Patents

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Mitsue Tanaka
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Abstract

【課題】波長905nmの赤外光を出射するLiDARセンサを配置した照明装置よりも遠方の対象物の情報を得られる検出範囲の広い照明装置を提供すること。【解決手段】照明装置1RFは、光源14と、車両の外部の情報を取得するためのセンサ15と、光源14とセンサ15を覆うカバー12と、を備えており、センサ15は波長1500nm〜1800nmの非可視光に基づいて前記車両の外部の情報を取得するLiDARセンサ15であることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載される照明装置に関する。
車両の自動運転技術を実現するためには、車両の外部の情報を取得するためのセンサを車両に搭載する必要がある。そのようなセンサとしてはLiDAR(Light Detection and Ranging)センサが知られている。LiDARセンサは、非可視光を出射し、その反射光に基づいて対象までの距離や対象物の属性に係る情報を取得する装置である。
特許文献1には、車両の四隅に配置される照明装置の灯室内に光源とLiDARセンサを配置し、光源を覆う第1部分とセンサを覆う第2部分を有するカバーを備える照明装置について記載がなされており、LiDARセンサは波長905nmの非可視光の赤外光を出射する構成となっている。
特開2018−26305号公報
しかしながら、波長905nmの赤外光を使用したレーザー光に関して、IEC規格:IEC60825−1によって人の目に対する安全性から出力の上限が定められており、波長905nmの赤外光を使用しているLiDARセンサも出力が制限され、遠方の対象物の情報を得ることが困難になっている。波長900nm前後の光が人の目の水晶体を透過して網膜に吸収されると、網膜が損傷する恐れがあるためである。
本発明は、波長905nmの赤外光を出射するLiDARセンサを配置した照明装置よりも遠方の対象物の情報を得られる検出範囲の広い照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1の本発明は、車両に搭載される照明装置であって、光源と、前記車両の外部の情報を取得するためのセンサと、前記光源と前記センサを覆うカバーと、を備えており、前記センサは波長1500nm〜1800nmの非可視光に基づいて車両の外部の情報を取得するLiDARセンサであることを特徴とする照明装置。
このような構成ならば、センサとして波長1500nm〜1800nmの非可視光に基づいて前記車両の外部の情報を取得するためのLiDARセンサを備えているため、波長905nmのLiDARセンサとは異なりLiDARセンサの出力を上げることができる。そのため、波長905nmのLiDARセンサよりも遠方の対象物を検知することができる。
請求項2の本発明は、前記カバーが、波長1500nm〜1800nmの非可視光における最小光線透過率が60%以上であることを特徴としている。
このような構成ならば、LiDARセンサから出射された波長1500nm〜1800nmの非可視光の赤外光と、出射された赤外光が車両の外部に存在する物体に反射した結果の戻り光が、カバーを透過する際に生じる減衰を減少させることができ、確実にLiDARセンサの受光部に入射して車両の外部の情報を取得することができる。
請求項3の本発明は、前記カバーは、分子構造にC−H結合を持たない樹脂材料で形成されていることを特徴とする。
カバーを分子構造にC−H結合を持たない樹脂材料で形成すれば、分子構造にC−H結合を持たない樹脂材料は波長1500nm〜1800nmに吸収ピークを有さないため、波長1500nm〜1800nmにおける最小光線透過率を60%以上にすることができる。
請求項4の本発明は、前記カバーは、無機ガラスで形成されていることを特徴とする。
カバーを無機ガラスで形成すれば、無機ガラスは波長1500nm〜1800nmに吸収ピークを有さないため、波長1500nm〜1800nmにおける最小光線透過率を60%以上にすることができる。
請求項5の本発明は、前記センサは、前記センサと前記光源の間と前記カバーとを接続する隔壁で覆われており、密閉されていることを特徴とする。
このような構成ならば、センサが、センサと光源の間と、カバーとを接続する隔壁で覆われており密閉されているため、センサの周囲の空気中に水分が侵入し、センサから出射された波長1500nm〜1800nmの非可視光の赤外光と、出射された赤外光が車両の外部に存在する物体に反射した結果の戻り光が水蒸気に吸収されてしまうことがなくなる。
照明装置を上記構成とすれば、LiDARセンサは波長1500nm〜1800nmの非可視光に基づいて車両の外部の情報を取得するため、波長905nmのLiDARセンサとは異なりLiDARセンサの出力を上げることができる。そのため、波長905nmのLiDARセンサよりも遠方の対象物を検知することができる。
一実施形態に係る照明装置の車両における位置を模式的に示す図である。 図1の照明装置の一つの構成を模式的に示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、図面において、矢印Fは、図示された構造の前方向を示している。矢印Bは、図示された構造の後方向を示している。矢印Lは、図示された構造の前方向を示している。矢印Rは、図示された構造の前方向を示している。
以降の説明に用いる「左」及び「右」は、運転席から見た左右の方向を示している。
図1に示すように、一実施形態に係る左前照明装置1LFは、車両2の左前角部に搭載されている。そして、右前照明装置1RFは、車両2の右前角部に搭載されている。
図2は、右前照明装置1RFの構成を模式的に示している。図示を省略するが、左前照明装置1LFは、右前照明装置1RFと左右対称の構成を有している。
右前照明装置1RFは、ハウジング11と透光カバー12と隔壁20を備えている。ハウジング11と透光カバー12は、灯室13を区画している。そして隔壁20によって灯室13を光源区画13aとセンサ区画13bに区分けしている。
右前照明装置1RFは、光源14を備えている。光源14は、レンズとリフレクタの少なくとも一方を含む光学系を備えており、所定の領域を照明する光を出射する。光源14は、灯室13内の光源区画13aに配置されている。光源14としては、ランプ光源や半導体発光素子を使用する。ランプ光源の例としては、白熱ランプ、ハロゲンランプ、放電ランプ、ネオンランプ等が挙げられる。半導体発光素子の例としては、発光ダイオード、レーザーダイオード、有機EL素子等が挙げられる。
右前照明装置1RFは、LiDARセンサ15を備えている。LiDARセンサ15は、非可視光を出射する構成、及び当該非可視光が車両2の外部に存在する物体に反射した結果の戻り光を検出する構成を備えている。LiDARセンサ15は、灯室13内のセンサ区画13bに配置されている。LiDARセンサ15は、必要に応じて出射方向(すなわち検出方向)を変更して当該非可視光を掃引する走査機構を備えている。本実施形態においては、非可視光として波長1550nmの赤外光が使用されている。
LiDARセンサ15は、検出された戻り光の属性(強度や波長等)に対応する信号を出力する。上記の情報は、LiDARセンサ15により出力された信号が図示しない情報処理部によって適宜処理されることにより取得される。情報処理部は、右前照明装置1RFが備えていてもよいし、車両2に搭載されていてもよい。
透光カバー12は、第1部分121と第2部分122を有している。第1部分121は光源区画13aの内、少なくとも光源14を覆うように配置されている。より具体的には、第1部分121は、光源区画13aの内、少なくとも光源14から出射される光の照射範囲(立体角)を覆うように配置されている。第2部分122は、センサ区画13bの内、少なくともLiDARセンサ15を覆うように配置されている。より具体的には、第2部分122は、センサ区画13bの内、少なくともLiDARセンサ15の検出範囲(立体角)を覆うように配置されている。
光源14から出射された光は、透光カバー12の第1部分121を透過し、車両2の外部における所定の領域を照明する。光源14から出射される光の波長の少なくとも一部は、波長360nm〜760nmの可視光領域を含んでいる。
LiDARセンサ15から出射された赤外光は、透光カバー12の第2部分122を透過し、車両2の外部における所定の領域を照射する。図2に一点鎖線で示される範囲Sは、照射(検出)可能な範囲を表している。照射された物体により反射された結果としての戻り光は、第2部分122を透過し、LiDARセンサ15によって検出される。
透光カバー12の第1部分121は、ポリカーボネートやABS等の透明樹脂で形成されている。また、第2部分122は、分子構造にC−H結合を持たない樹脂材料で形成されている。分子構造にC−H結合を持たない樹脂材料としては、フッ素樹脂、重水素化ポリマー等が挙げられる。
フッ素樹脂としては、4フッ化エチレン樹脂、3フッ化塩化エチレン樹脂、6フッ化エチレンプロピレン樹脂、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂等が例示できる。重水素化ポリマーとしては、重水素化ポリメタクリル酸メチル樹脂が例示できる。
また、第2部分122における波長1500nm〜1800nmの非可視光における最小光線透過率が60%以上となっている。すなわち、第2部分122は、少なくともLiDARセンサ15から出射される赤外光の波長、及びLiDARセンサ15により検出される戻り光の波長を透過させる波長選択性を有している。
このような構成によれば、透光カバー12の第2部分122を透過するLiDARセンサ15から出射される赤外光、及びLiDARセンサ15により検出される戻り光が、透光カバー12の第2部分122を透過する際に減衰する量を低減させることができる。
また、LiDARセンサ15を配置しているセンサ区画13bは、ハウジング11と、透光カバー12の第2部分122、隔壁20によって覆われているため、センサ区画13bの内部は密閉されている。そのため、センサ区画13bには外部から水やほこりなどの侵入を防止することが出来ており、センサ区画内の水やほこりによってLiDARセンサ15から出射した赤外光や反射してきた戻り光が減衰することを防止することができる。
また、ハウジング11や隔壁20は、波長1500nm〜1800nmの非可視光における最大光線反射率が30%以下の樹脂から成形されており、LiDARセンサ15から出射した赤外光がハウジング11や隔壁20に当たって反射する反射光を減少させることができ、反射光によってLiDARセンサ15が誤検知を起こすことを防止することができる。
波長1500nm〜1800nmの非可視光における最大光線反射率が30%以下の樹脂としては、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニルなどの樹脂に赤外線吸収剤を配合した樹脂を例示することができる。
本実施形態においては、透光カバー12の第1部分121と第2部分122は、一体成型品である。
すなわち、異なる色を呈する第1部分121と第2部分122は、2色成形により形成されている。別部材として提供された第1部分121と第2部分122を組み合わせて透光カバー12を形成する構成と比較すると、組み立て工数の削減を通じて製造コストの上昇を抑制することができる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良してもよい。また、等価物が本発明の技術的範囲に含まれることは明らかである。
上記の実施形態においては、透光カバー12の第1部分121と第2部分122は、一体成型品である。しかしながら、別部材として提供された第1部分121と第2部分122を接着、溶着等を通じて一体にすることにより透光カバー12を形成してもよい。
上記の実施形態においては、透光カバー12の第2部分を分子構造にC−Hを持たない樹脂で形成しているが、無機ガラス等のLiDARセンサの使用する波長1500nm〜1800nmの非可視光領域において、透過率の低下を示す吸収ピークがない材料で形成してもよい。
上記の実施形態は、車両2の外部の情報を取得するためのセンサとしてLiDARセンサを用いている。しかし非可視光に基づくのであれば、取得される情報の種別に応じて使用されるセンサも適宜に選択されうる。例えば、赤外線カメラが挙げられる。
上記の実施形態においては、LiDARセンサ15を備えている照明装置の例として、左前照明装置1LFと右前照明装置1RFを挙げた。しかし、図1に示される車両2の左後隅に配置される左後照明装置1LBや車両2の右後隅に配置される右後照明装置1RBに対しても、右前照明装置1RFを参照して説明した構成を適用可能である。
1LF:左前照明装置、1RF:右前照明装置、1LB:左後照明装置、1RB:右後照明装置、2:車両、11:ハウジング、12:透光カバー、121:第1部分、122:第2部分、13:灯室、13a:光源区画、13b:センサ区画、14:光源、15:LiDARセンサ、20:隔壁

Claims (5)

  1. 車両に搭載される照明装置であって、
    光源と、
    前記車両の外部の情報を取得するためのセンサと、
    前記光源と前記センサを覆うカバーと、
    を備えており、
    前記センサは波長1500nm〜1800nmの非可視光に基づいて前記車両の外部の情報を取得するLiDARセンサであることを特徴とする照明装置。
  2. 前記カバーは、波長1500nm〜1800nmの非可視光における最小光線透過率が60%以上であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記カバーは、分子構造にC−H結合を持たない樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至2に記載の照明装置。
  4. 前記カバーは、無機ガラスで形成されていることを特徴とする請求項1乃至2に記載の照明装置。
  5. 前記センサは、前記カバーと、前記センサと前記光源の間に設けられる隔壁で覆われており、密閉されていることを特徴とする請求項1乃至4に記載の照明装置。
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