JP2021162067A - 油圧制御システム - Google Patents

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康弘 白井
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Abstract

【課題】低油温時において、センサレスのブラシレスモータ駆動による電動オイルポンプを適切に駆動させることが可能な油温制御システムを提供する。
【解決手段】油圧制御システム100は、バッテリ130と、電動オイルポンプ150と、バッテリ130から電動オイルポンプ150に供給される電圧値を可変可能なオルタネータ120と、電動オイルポンプ150のオイルの油温を検出する油温センサ162と、オルタネータ120の発電電圧値を検出する電圧センサ164と、エンジンECU140と、T/M_ECU160とを有する。エンジンECU140及びT/M_ECU160は、油温センサ162により検出される電動オイルポンプ150のオイルの油温及び電圧センサ164により検出されるオルタネータ120の発電電圧値が電動オイルポンプ150の起動が不安定となる条件である場合、電動オイルポンプ150に供給される電圧値を調整する。
【選択図】 図1

Description

本開示は、油圧制御システムに関する。
従来から、電動オイルポンプをセンサレスのブラシレスモータ(以下、ブラシレスモータと称する)によって駆動する車両駆動装置が利用されている。ブラシレスモータで駆動する電動オイルポンプは、ポンプを回転させる場合、逆起電力による電圧を検出することでロータの位置検出を行っている。
近年、電動オイルポンプを使用する温度範囲が広がっており、低油温時における環境下での電動オイルポンプの使用が求められている。通常、電動オイルポンプを使用する際には、電圧による駆動デューティを補正する制御が行われているが、低油温時に起動する場合、オイルの粘度が高く負荷が大きくなるため、より高い駆動デューティを掛けなければ電動オイルポンプを起動することができない場合があった。
例えば、特許文献1には、低温時で電動オイルポンプを起動する場合、所定のデューティ比の駆動電圧で回転数制御するセンサブラシレスモータ式オイルポンプの制御装置が提案されている。特許文献1において、回転数は、低油温時のオイルの粘度が高くでもオイルを吐出させて所定の油圧を発生可能とするトルクが得られる回転数に設定される。
特開2005−214216号公報
しかしながら、特許文献1に記載の制御方法においては、低油温時の粘度の高いオイルを吐出させるために、ブラシレスモータに対してより高いデューティを掛ける必要があるため、電子部品の破損防止によるフェールセーフ機能が発生してしまうという問題を有する。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、低油温時において、センサレスのブラシレスモータ駆動による電動オイルポンプを適切に駆動させることが可能な油温制御システムを提供することを目的とする。
本開示に係る一態様の油圧制御システムは、電力を充電するバッテリと、前記バッテリによって前記電力が供給される電動オイルポンプと、前記バッテリから前記電動オイルポンプに供給される電圧値を可変可能な電源調整部と、前記電動オイルポンプの周囲の温度を検出する油温センサと、前記電源調整部の電圧値を検出する電圧センサと、少なくとも前記電源調整部を制御する制御装置と、を有する油圧制御システムであって、前記制御装置は、前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度及び前記電圧センサにより検出される前記電源調整部の電圧値が電動オイルポンプの起動が不安定となる条件である場合、前記電源調整部を制御して前記電動オイルポンプに供給される前記電圧値を可変する。
本開示によれば、電動オイルポンプの油温及び電源調整部の電圧値が電動オイルポンプの起動が不安定となる条件の場合、電源調整部を制御して電動オイルポンプに供給される電圧値を電動オイルポンプが安定起動可能となる領域に移動できるので、電動オイルポンプを適切に駆動させることができる。
図1は、第1の実施の形態に係る油圧制御システムのブロック図である。 図2は、電動オイルポンプに供給される電源電圧値及び電動オイルポンプの油温と、電動オイルポンプの起動時における回転状態との関係を示すグラフである。 図3は、第1の実施の形態に係る油圧制御システムの第1制御時における動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、第1の実施の形態に係る油圧制御システムの第2制御時における動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、第1の実施の形態に係る油圧制御システムの第3制御時における動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施の形態に係る油圧制御システムのブロック図である。 図7は、第2の実施の形態に係る油圧制御システムの第4制御時における動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、第2の実施の形態に係る油圧制御システムの第5制御時における動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、第2の実施の形態に係る油圧制御システムの第6制御時における動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、第3の実施の形態に係る油圧制御システムのブロック図である。
以下に添付の図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
[油圧制御システム100のブロック図]
図1は、第1の実施の形態に係る油圧制御システム100のブロック図である。
図1に示すように、油圧制御システム100は、エンジン110を駆動源とする車両に搭載される電動オイルポンプ150の駆動を制御するものである。エンジン110は、車両が走行するための動力を生成する内燃機関であって、例えばガソリンエンジン又はディーゼルエンジン等で構成される。
油圧制御システム100は、オルタネータ120と、バッテリ130と、エンジンECU140と、油温センサ162と、電圧センサ164と、T/M_ECU160と、電動オイルポンプ150とを備える。
オルタネータ120は、エンジン110に接続され、エンジン110から伝達される動力に伴って発電し、発電した電力をバッテリ130に充電する。オルタネータ120は、CAN(Controller Area Network)等の車載ネットワーク102を介して上位に位置するエンジンECU140に接続され、エンジンECU140から供給される発電電圧値を調整するための電圧調整情報に基づいて発電する発電電圧値を変化させる。
バッテリ130は、オルタネータ120によって充電された所定の電力をエンジンECU140、電動オイルポンプ150及びT/M_ECU160等の機器に供給する。バッテリ130は、充電及び放電可能な二次電池で構成され、例えばリチウムイオン電池で構成される。
エンジンECU140は、マイクロコンピュータを含み、エンジン110、オルタネータ120及びT/M_ECU160のそれぞれの動作を統括的に制御する。エンジンECU140は、下位に位置するT/M_ECU160とはCAN等の車載ネットワーク102を介して接続される。エンジンECU140は、T/M_ECU160により算出されたオルタネータ120の発電を調整するための電圧調整情報を受信し、この受信した電圧調整情報に基づいてオルタネータ120の発電電圧値を制御する。また、エンジンECU140は、電動オイルポンプ150で必要とされる油圧、流量又はエンジン110の運転状態等の情報に基づいて算出される電動オイルポンプ150の目標回転数情報を車載ネットワーク102を介してT/M_ECU160に送信する。
油温センサ162は、電動オイルポンプ150の周囲の温度、例えばオイルの油温を検出し、検出により得られた油温情報をT/M_ECU160に供給する。電圧センサ164は、オルタネータ120の発電電圧値を検出し、検出により得られた電圧値情報をT/M_ECU160に供給する。
T/M_ECU160は、マイクロコンピュータを含み、電動オイルポンプ150及びトランスミッション170等の動作を制御する。T/M_ECU160は、エンジンECU140から車載ネットワーク102を介して送信される目標回転数情報に基づいて電動オイルポンプ150を回転制御する。T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150の運転状態の一つである回転数情報を取得し、取得した回転数情報を車載ネットワーク102を介してエンジンECU140に送信する。
また、T/M_ECU160は、油温センサ162により検出された電動オイルポンプ150の油温情報と電圧センサ164により検出されたオルタネータ120の電圧値情報とに基づいて、オルタネータ120の発電時における電圧値を制御するための電圧調整情報を生成し、生成した電圧調整情報をエンジンECU140に供給する。
電動オイルポンプ150は、バッテリ130等から供給される起動時に安定回転可能な所定の直流電力に基づいて駆動する。電動オイルポンプ150は、センサレスのDCブラシレスモータ150aと、ブラシレスモータ150aに接続されるポンプ150bとを有する。ブラシレスモータ150aは、T/M_ECU160から供給される目標回転数及びバッテリ130から供給される直流電力等に基づいて生成される3相の交流電力によって回転する。ポンプ150bは、ブラシレスモータ150aの回転に基づいて作動する。本実施の形態の電動オイルポンプ150は、例えばアイドリングストップ時のエンジン110の休止中におけるトランスミッション170の油圧を確保する場合に用いることができる。この場合、アイドリングストップ時に車速が下がり、車速が所定の閾値を下回った時点で電動オイルポンプ150が起動され、その後、エンジン110及びオルタネータ120の発電が停止される。また、その他にも、電動化部品、発熱部品、又は駆動用モータを冷却するための冷却用のオイルを循環させる場合に用いることができる。
[電動オイルポンプ150の起動時の安定及び不安定状態を説明するためのグラフ]
図2は、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値及び電動オイルポンプ150の油温と、電動オイルポンプ150の起動時における回転状態との関係を示すグラフである。グラフの縦軸は電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値であり、横軸は電動オイルポンプ150のオイルの油温である。なお、図2で示す電源電圧値及び油温は一例であり、車両の種類、又はメーカー等に応じて異なる値が採用される場合がある。
図2に示すように、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値が第1電圧値V1以下でかつ電動オイルポンプ150の油温が第1温度T1以下である場合、つまり低電圧値及び低油温の場合、電動オイルポンプ150の起動が不安定となる。本実施の形態では、第1電圧値V1以下及び第1温度T1以下で囲まれる領域を第1不安定回転領域R1と称する。
また、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値が第2電圧値V2以上でかつ電動オイルポンプ150の油温が第2温度T2以上である場合、つまり高電圧値及び高油温の場合、電動オイルポンプ150の起動が不安定となる。本実施の形態では、第2電圧値V2以下及び第2温度T2以下で囲まれる領域を第2不安定回転領域R2と称する。
一方、図2において、第1不安定回転領域R1及び第2不安定回転領域R2以外の領域は、電動オイルポンプ150を安定して起動可能であって、性能が保証される安定回転領域R3となる。本実施の形態では、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値及び電動オイルポンプ150の油温が第1不安定回転領域R1及び第2不安定回転領域R2の範囲内となる場合に、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値、つまりオルタネータ120の発電電圧値を変位させることで、電動オイルポンプ150の起動時の状態が安定回転領域R3の範囲内に移動するよう制御する。
[油圧制御システム100の第1制御例]
図3は、第1の実施の形態に係る油圧制御システム100の第1制御時における動作の一例を示すフローチャートである。以下では、図1及び図2を参照しながら第1制御について説明する。
図3に示すように、ステップS100において、エンジンECU140は、イグニッションキーのオンによりエンジン110が始動すると、電動オイルポンプ150以外の機器の運転効率を向上させる制御を実行する。例えば、エンジンECU140は、電動オイルポンプ150以外の他の機器の一例であるバッテリ130の充電量が閾値未満の場合、オルタネータ120によってバッテリ130に電力を充電し、バッテリ130の充電量が閾値以上の場合、オルタネータ120の発電を停止させる制御を実行する。
ステップS110において、エンジンECU140は、電動オイルポンプ150が起動タイミングであり、かつ、電動オイルポンプ150が起動不安定条件であるか否かを判断する。以下において、上述した2つ条件をまとめて起動条件という場合がある。電動オイルポンプ150が起動不安定条件であるか否かは、T/M_ECU160から送信される電動オイルポンプ150のオイルの油温及びオルタネータ120の発電電圧値が、図2に示した第1不安定回転領域R1及び第2不安定回転領域R2の範囲内にあるかによって判断できる。なお、電動オイルポンプ150が起動不安定条件か否かは、T/M_ECU160側で行っても良い。
エンジンECU140は、起動条件を満たさないと判断した場合、電動オイルポンプ150以外の機器の運転効率を向上させる制御を継続して実行する。一方、エンジンECU140は、起動条件を満たすと判断した場合、ステップS120に進み、電動オイルポンプ150以外の機器の制御を停止させる。
ステップS130において、T/M_ECU160は、油温センサ162から取得した電動オイルポンプ150のオイルの油温が低温の第1温度T1以下であり、かつ電圧センサ164から取得したオルタネータ120の発電電圧値が低電圧の第1電圧値V1以下の第1条件を満たすか否かを判断する。なお、第1条件は、図2に示した第1不安定回転領域R1に相当する。T/M_ECU160は、例えば、電動オイルポンプ150のオイルの油温とオルタネータ120の発電電圧値とが対応付けられたテーブル又はマップ等を有しており、これらのテーブル等を用いて取得した油温及び発電電圧値が第1条件を満たすか否かを判断する。T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150のオイルの油温及びオルタネータ120の発電電圧値が、第1条件であると判断した場合、ステップS140に進み、第1条件ではないと判断した場合、ステップS150に進む。
ステップS140において、T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値が図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるようなオルタネータ120の発電電圧値を算出し、算出した発電電圧値に基づく電圧調整情報をエンジンECU140に送信する。エンジンECU140は、T/M_ECU160から送信された電圧調整情報に基づいて、オルタネータ120の発電電圧値を上げるための制御を実行する。具体的には、オルタネータ120の発電電圧値を第1電圧値V1超とする。このとき、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値が確実に安定回転領域R3の範囲内となるために、第1不安定回転領域R1と安定回転領域R3との境界値に対して余裕を持たせた値とすることが好ましい。
ステップS150において、T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150に回転数情報を供給する。電動オイルポンプ150は、T/M_ECU160から供給される回転数情報及びバッテリ130から供給される電力に基づいて起動する。この場合、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値は安定回転領域R3の範囲内にあるので、電動オイルポンプ150は安定した状態で起動される。
ステップS160において、電動オイルポンプ150の起動が完了したか否かを判断する。電動オイルポンプ150の起動が完了した場合、ステップS170に進み、電動オイルポンプ150以外の機器の運転効率を向上させる制御を実行(再開)する。
第1の実施の形態の第1制御によれば、電動オイルポンプ150の油温及びオルタネータ120の発電電圧値が第1不安定回転領域R1の範囲にある場合にオルタネータ120の発電電圧値を上げるので、電動オイルポンプ150の電源電圧値を安定回転領域R3の範囲内とすることができ、電動オイルポンプ150を適切に駆動させることができる。また、第1の実施の形態の第1制御によれば、低油温時にブラシレスモータ150aに対して高い駆動デューティを掛ける必要がなく、電動オイルポンプ150を安定して起動できるので、電子部品の破損防止によるフェールセーフ機能の発生を防止できる。
[油圧制御システム100の第2制御例]
次に、油圧制御システム100の第2制御について説明する。図4は、第1の実施の形態に係る油圧制御システム100の第2制御時における動作の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示す第2制御のステップS230、S240を除く処理は、図3に示す第1制御の対応するステップの処理と共通するため、詳細な説明については省略する。
図4に示すように、ステップS200において、エンジンECU140は、エンジン110が始動すると、電動オイルポンプ150以外の他の機器の運転効率を向上させる制御を実行する。
ステップS210において、エンジンECU140は、起動条件を満たすか否かを判断する。エンジンECU140は、起動条件を満たさないと判断した場合、電動オイルポンプ150以外の他の機器の運転効率を向上させる制御を継続して実行する。一方、エンジンECU140は、起動条件を満たすと判断した場合、ステップS220に進み、電動オイルポンプ150以外の他の機器の制御を停止させる。
ステップS230において、T/M_ECU160は、油温センサ162から取得した電動オイルポンプ150のオイルの油温が高温の第2温度T2以上であり、かつ電圧センサ164から取得したオルタネータ120の発電電圧値が高電圧の第2電圧値V2以上である第2条件を満たすか否かを判断する。なお、第2条件は、図2に示した第2不安定回転領域R2に相当する。T/M_ECU16は、電動オイルポンプ150のオイルの油温及びオルタネータ120の発電電圧値が、第2条件であると判断した場合、ステップS240に進み、第2条件ではないと判断した場合、ステップS250に進む。
ステップS240において、T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値が図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるようにオルタネータ120の発電を停止させるための電圧調整情報をエンジンECU140に送信する。エンジンECU140は、T/M_ECU160から送信された電圧調整情報に基づいて、オルタネータ120の発電を停止させる制御を実行する。これにより、オルタネータ120の発電電圧値を第2電圧値V2未満にできる。
ステップS250において、T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150に回転数情報を供給する。電動オイルポンプ150は、T/M_ECU160から供給される回転数情報及びバッテリ130から供給される電力に基づいて起動する。この場合、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値は安定回転領域R3の範囲内にあるので、電動オイルポンプ150は安定した状態で起動される。
ステップS260において、電動オイルポンプ150の起動が完了したか否かを判断する。電動オイルポンプ150の起動が完了した場合、ステップS270に進み、電動オイルポンプ150以外の他の機器の運転効率を向上させる制御を実行(再開)する。
第1の実施の形態の第2制御によれば、電動オイルポンプ150の油温及びオルタネータ120の発電電圧値が第2不安定回転領域R2の範囲にある場合にオルタネータ120の発電を停止させるので、電動オイルポンプ150の電源電圧値を安定回転領域R3の範囲内とすることができ、電動オイルポンプ150を適切に駆動させることができる。
[油圧制御システム100の第3制御例]
次に、油圧制御システム100の第3制御について説明する。図5は、第1の実施の形態に係る油圧制御システム100の第3制御時における動作の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示す第3制御のステップS310、S330〜S360を除く処理は、図3に示す第1制御の対応するステップの処理と共通するため、詳細な説明については省略する。
図5に示すように、ステップS300において、エンジンECU140は、エンジン110が始動すると、電動オイルポンプ150以外の機器の運転効率を向上させる制御を実行する。
ステップS310において、エンジンECU140は、起動条件を満たすか否かを判断する。エンジンECU140は、起動条件を満たさないと判断した場合、電動オイルポンプ150以外の他の機器の運転効率を向上させる制御を継続して実行する。一方、エンジンECU140は、起動条件を満たすと判断した場合、ステップS320に進み、電動オイルポンプ150以外の他の機器の制御を停止させる。
ステップS330において、T/M_ECU160は、油温センサ162から取得した電動オイルポンプ150のオイルの油温情報が低温の第1温度T1以下であり、かつ電圧センサ164から取得したオルタネータ120の発電電圧値が低電圧の第1電圧値V1以下である第1条件を満たすか否かを判断する。T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150のオイルの油温及びオルタネータ120の発電電圧値が、第1条件であると判断した場合、ステップS340に進み、第1条件ではないと判断した場合、ステップS350に進む。
ステップS340において、T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値が図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるようにオルタネータ120の発電電圧値を算出し、算出した発電電圧値に基づく電圧調整情報をエンジンECU140に送信する。エンジンECU140は、T/M_ECU160から送信された電圧調整情報に基づいて、オルタネータ120の発電電圧値を上げるための制御を実行する。具体的には、オルタネータ120の発電電圧値を第1電圧値V1超とする。
ステップS350において、T/M_ECU160は、油温センサ162から取得した電動オイルポンプ150のオイルの油温情報が高温の第2温度T2以上であり、かつ電圧センサ164から取得したオルタネータ120の発電電圧値が高電圧の第2電圧値V2以上である第2条件を満たすか否かを判断する。T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150のオイルの油温及びオルタネータ120の発電電圧値が、第2条件であると判断した場合にはステップS360に進み、第2条件ではないと判断した場合にはステップS370に進む。
ステップS360において、T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値が図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるようにオルタネータ120の発電を停止させるための電圧調整情報をエンジンECU140に送信する。エンジンECU140は、T/M_ECU160から送信された電圧調整情報に基づいて、オルタネータ120の発電を停止させる制御を実行する。これにより、オルタネータ120の発電電圧値を第2電圧値V2未満にできる。
ステップS370において、T/M_ECU160は、電動オイルポンプ150に回転数情報を供給する。電動オイルポンプ150は、T/M_ECU160から供給される回転数情報及びバッテリ130から供給される電力に基づいて起動する。この場合、電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値は安定回転領域R3の範囲内にあるので、電動オイルポンプ150は安定した状態で起動される。
ステップS380において、電動オイルポンプ150の起動が完了したか否かを判断する。電動オイルポンプ150の起動が完了した場合、ステップS390に進み、電動オイルポンプ150以外の他の機器の運転効率を向上させる制御を実行(再開)する。
第1の実施の形態の第3制御によれば、電動オイルポンプ150の油温及びオルタネータ120の発電電圧値が第1不安定回転領域R1の範囲にある場合にオルタネータ120の発電電圧値を上げ、電動オイルポンプ150の油温及びオルタネータ120の発電電圧値が第2不安定回転領域R2の範囲にある場合にオルタネータ120の発電を停止させるので、電動オイルポンプ150の電源電圧値を安定回転領域R3の範囲内とすることができ、電動オイルポンプ150を適切に駆動させることができる。また、オルタネータ120の発電電圧値を低くできるので、ブラシレスモータ150aの駆動デューティが低くなることを回避でき、電動オイルポンプ150の起動時の脱調、低回転における不安定な状態を防止できる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態に係る油圧制御システム200について説明する。第2の実施の形態に係る油圧制御システム200は、ハイブリッド自動車に適用される点において第1の実施の形態とは相違している。
[油圧制御システム200のブロック図]
図6は、第2の実施の形態に係る油圧制御システム200のブロック図である。なお、図1に示した油圧制御システム100と共通する構成要素については、共通の名称を用いると共に詳細な説明を省略又は簡略化する。
図6に示すように、油圧制御システム200は、エンジン210及び駆動モータ290を動力源として有するハイブリット自動車の車両に搭載される電動オイルポンプ250の駆動を制御するものである。
油圧制御システム200は、高圧バッテリ232と、インバータ280と、駆動モータ290と、DC/DCコンバータ220と、低圧バッテリ230と、HEV_ECU240と、油温センサ262と、電圧センサ264と、T/M_ECU260と、電動オイルポンプ250とを備える。
高圧バッテリ232は、蓄電器であり、キャパシタを含む。高圧バッテリ232に充電される直流電圧は、例えば200V程度である。
インバータ280は、高圧バッテリ232から供給される高圧の直流電力をトルク指令に基づいて周期的にスイッチングすることにより3相の交流電力を生成し、生成した交流電力を駆動モータ290に供給する。駆動モータ290は、インバータ280から供給される交流電力に基づいて回転駆動することで、車両を走行させるための駆動力(推進力)を発生させる。
DC/DCコンバータ220は、高圧バッテリ232から供給される高圧の直流電力を変換することで低圧の直流電力を生成し、生成した低圧の直流電力を電動オイルポンプ250に供給する。また、生成した低圧の直流電力は、低圧バッテリ230に充電するようにしても良い。DC/DCコンバータ220は、HEV_ECU240から車載ネットワーク202を介して供給される電圧調整情報に基づいて、電動オイルポンプ250に入力される入力電圧値を調整する。
低圧バッテリ230は、低圧系の各負荷、例えばエンジン210、HEV_ECU240、電動オイルポンプ250及びT/M_ECU260等の機器に所定の電力を供給する。低圧バッテリ230は、電源供給装置234によって充電される。低圧バッテリ230に充電される直流電圧は、例えば12V程度である。
HEV_ECU240は、マイクロコンピュータを含み、高圧バッテリ232、DC/DCコンバータ220及び下位に位置するT/M_ECU260のそれぞれを統括的に制御する。HEV_ECU240は、T/M_ECU260及びDC/DCコンバータ220とはCAN等の車載ネットワーク202を介して接続される。HEV_ECU240は、T/M_ECU260により算出された電動オイルポンプ250の電圧調整情報を受信し、この受信した電圧調整情報に基づいて電動オイルポンプ250に入力されるDC/DCコンバータ220の入力電圧値を制御する。また、HEV_ECU240は、電動オイルポンプ250で必要とされる油圧、流量又はエンジン210の運転状態等の情報に基づいて電動オイルポンプ250の目標回転数を算出し、算出した目標回転数情報を車載ネットワーク202を介してT/M_ECU260に送信する。
油温センサ262は、電動オイルポンプ150のオイルの油温を検出し、検出により得られた油温情報をT/M_ECU260に供給する。電圧センサ264は、DC/DCコンバータ220の入力電圧値を検出し、検出により得られた電圧値情報をT/M_ECU260に供給する。
T/M_ECU260は、マイクロコンピュータを含み、トランスミッション270及び電動オイルポンプ250等の動作を制御する。T/M_ECU260は、HEV_ECU240から車載ネットワーク202を介して送信される目標回転数情報に基づいて電動オイルポンプ250を回転制御する。T/M_ECU260は、電動オイルポンプ250の運転状態の一つである回転数を取得し、取得した回転数をHEV_ECU240に車載ネットワーク202を介して送信する。
また、T/M_ECU260は、油温センサ262から供給された電動オイルポンプ250の油温情報と、電圧センサ264から供給されたDC/DCコンバータ220の電圧値情報とに基づいて、電動オイルポンプ250の起動時における安定回転を確保するための電圧調整情報を生成し、生成した電圧調整情報をHEV_ECU240に供給する。
電動オイルポンプ250は、DC/DCコンバータ220から供給される起動時に安定回転可能な所定の電力に基づいて駆動する。この場合、入力電圧値(図2の電源電圧値に相当)は、安定回転領域R3の範囲内である。電動オイルポンプ250は、例えばセンサレスのDCブラシレスモータ250aと、DCブラシレスモータ250aに接続されるポンプ250bとを有する。DCブラシレスモータ250aは、T/M_ECU260から供給される目標回転数及び低圧バッテリ230から供給される直流電力等に基づいて生成される3相の交流電力によって回転する。ポンプ250bは、DCブラシレスモータ250aの回転に基づいて作動する。
[油圧制御システム200の第4制御例]
次に、油圧制御システム200の第4制御について説明する。図7は、第2の実施の形態に係る油圧制御システム200の第4制御時における動作の一例を示すフローチャートである。なお、図7に示す第4制御のステップS410、S430、S440を除く処理は、図3に示す第1制御の対応するステップの処理と共通するため、詳細な説明については省略する。また、図2に示した電動オイルポンプ150に供給される電源電圧値は、第2の実施の形態のDC/DCコンバータ220の入力電圧値に相当するものとする。
図7に示すように、ステップS400において、HEV_ECU240は、エンジン210が始動すると、電動オイルポンプ250以外の機器の運転効率を向上させる制御を実行する。例えば、HEV_ECU240は、他の機器の一例である低圧バッテリ230の充電量が閾値未満の場合、電源供給装置234によって低圧バッテリ230に電力を充電し、低圧バッテリ230の充電量が閾値以上の場合、電源供給装置234の発電を停止させる制御を実行する。
ステップS410において、HEV_ECU240は、起動条件を満たすか否かを判断する。電動オイルポンプ250が起動不安定条件であるか否かは、T/M_ECU260から送信される電動オイルポンプ250のオイルの油温及びDC/DCコンバータ220の入力電圧値が、図2に示した第1不安定回転領域R1及び第2不安定回転領域R2の範囲内にあるかによって判断できる。
HEV_ECU240は、起動条件を満たさないと判断した場合、電動オイルポンプ250以外の機器の運転効率を向上させる制御を継続して実行する。一方、HEV_ECU240は、起動条件を満たすと判断した場合、ステップS420に進み、電動オイルポンプ250以外の機器の制御を停止させる。
ステップS430において、T/M_ECU260は、油温センサ262から取得した電動オイルポンプ250のオイルの油温が低温の第3温度T3以下であり、かつ電圧センサ264から取得したDC/DCコンバータ220の入力電圧値が低電圧の第3電圧値V3以下の第3条件を満たすか否かを判断する。T/M_ECU260は、電動オイルポンプ250のオイルの油温及びDC/DCコンバータ220の入力電圧値が、第3条件であると判断した場合にはステップS440に進み、第3条件ではないと判断した場合にはステップS450に進む。
ステップS440において、T/M_ECU260は、図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるようなDC/DCコンバータ220の入力電圧値を算出し、算出した入力電圧値に基づく電圧調整情報をHEV_ECU240に送信する。HEV_ECU240は、T/M_ECU260から送信された電圧調整情報に基づいて、DC/DCコンバータ220の設定値としての入力電圧値を上げるための制御を実行する。
ステップS450において、電動オイルポンプ250に回転数情報を供給する。電動オイルポンプ250は、T/M_ECU260から供給される回転数情報及びDC/DCコンバータ220から供給される電力に基づいて起動する。この場合、電動オイルポンプ250に入力される入力電圧値は安定回転領域R3の範囲内にあるので、電動オイルポンプ250は安定した状態で起動される。
ステップS460において、電動オイルポンプ250の起動が完了したか否かを判断する。電動オイルポンプ250の起動が完了した場合、ステップS470に進み、電動オイルポンプ250以外の機器の運転効率を向上させる制御を実行(再開)する。
第2の実施の形態の第4制御によれば、電動オイルポンプ250の油温及びDC/DCコンバータ220の入力電圧値が第1不安定回転領域R1の範囲にある場合にDC/DCコンバータ220の入力電圧値を上げる制御を実行するので、電動オイルポンプ250の入力電圧値を安定回転領域R3の範囲内とすることができ、電動オイルポンプ250を適切に駆動させることができる。また、第2の実施の形態の第4制御によれば、低油温時にブラシレスモータ250aに対して高い駆動デューティを掛ける必要がなく、電動オイルポンプ250を安定して起動できるので、電子部品の破損防止によるフェールセーフ機能の発生を防止できる。
[油圧制御システム200の第5制御例]
次に、油圧制御システム200の第5制御について説明する。図8は、第2の実施の形態に係る油圧制御システム200の第5制御時における動作の一例を示すフローチャートである。なお、図8に示す第5制御のステップS510、S530、S540を除く処理は、図3に示す第1制御の対応するステップの処理と共通するため、詳細な説明については省略する。
図8に示すように、ステップS500において、HEV_ECU240は、エンジン210が始動すると、電動オイルポンプ250以外の他の機器の運転効率を向上させる制御を実行する。
ステップS510において、HEV_ECU240は、起動条件を満たすか否かを判断する。HEV_ECU240は、起動条件を満たさないと判断した場合、電動オイルポンプ250以外の他の機器の運転効率を向上させる制御を継続して実行する。一方、HEV_ECU240は、起動条件を満たすと判断した場合、ステップS520に進み、電動オイルポンプ250以外の他の機器の制御を停止させる。
ステップS530において、T/M_ECU260は、油温センサ262から取得した電動オイルポンプ250のオイルの油温が高温の第4温度T4以上であり、かつ電圧センサ264から取得したDC/DCコンバータ220の入力電圧値が高電圧の第4電圧値V4以上の第4条件を満たすか否かを判断する。T/M_ECU260は、電動オイルポンプ250のオイルの油温及びDC/DCコンバータ220の入力電圧値が、第4条件であると判断した場合、ステップS540に進み、第4条件ではないと判断した場合、ステップS550に進む。
ステップS540において、T/M_ECU260は、図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるようなDC/DCコンバータ220の入力電圧値を算出し、算出した入力電圧値に基づく電圧調整情報をHEV_ECU240に送信する。HEV_ECU240は、T/M_ECU260から送信された電圧調整情報に基づいて、DC/DCコンバータ220の入力電圧値を下げるための制御を実行する。
ステップS550において、T/M_ECU260は、電動オイルポンプ250に回転数情報を供給する。電動オイルポンプ250は、T/M_ECU260から供給される回転数情報及びDC/DCコンバータ220から供給される電力に基づいて起動する。この場合、電動オイルポンプ250に入力される入力電圧値は安定回転領域R3の範囲内にあるので、電動オイルポンプ250は安定した状態で起動される。
ステップS560において、電動オイルポンプ250の起動が完了したか否かを判断する。電動オイルポンプ250の起動が完了した場合、ステップS570に進み、電動オイルポンプ250以外の機器の運転効率を向上させる制御を実行(再開)する。
第2の実施の形態の第5制御によれば、電動オイルポンプ250の油温及びDC/DCコンバータ220の入力電圧値が第2不安定回転領域R2の範囲にある場合にDC/DCコンバータ220の入力電圧値を下げる制御を実行するので、電動オイルポンプ250の入力電圧値を安定回転領域R3の範囲内とすることができ、電動オイルポンプ250を適切に駆動させることができる。また、DC/DCコンバータ220の入力電圧値を低くできるので、ブラシレスモータ250aの駆動デューティが低くなることを回避でき、電動オイルポンプ250の起動時の脱調、低回転における不安定な状態を防止できる。
[油圧制御システム200の第6制御例]
次に、油圧制御システム200の第6制御について説明する。図9は、第2の実施の形態に係る油圧制御システム200の第6制御時における動作の一例を示すフローチャートである。なお、図9に示す第6制御のステップS610、S630〜S660を除く処理は、図3に示す第1制御の対応するステップの処理と共通するため、詳細な説明については省略する。
図9に示すように、ステップS600において、HEV_ECU240は、エンジン210が始動すると、電動オイルポンプ250以外の機器の運転効率を向上させるための制御を実行する。
ステップS610において、HEV_ECU240は、起動条件を満たすか否かを判断する。HEV_ECU240は、起動条件を満たさないと判断した場合、電動オイルポンプ250以外の機器の運転効率を向上させる制御を継続して実行する。一方、HEV_ECU240は、起動条件を満たすと判断した場合、ステップS620に進み、電動オイルポンプ250以外の機器の制御を停止させる。
ステップS630において、T/M_ECU260は、油温センサ262から取得した電動オイルポンプ250のオイルの油温が低温の第3温度T3以下であり、かつ電圧センサ264から取得したDC/DCコンバータ220の入力電圧値が低電圧の第3電圧値V3以下の第3条件を満たすか否かを判断する。T/M_ECU260は、電動オイルポンプ250のオイルの油温及びDC/DCコンバータ220の入力電圧値が、第3条件であると判断した場合にはステップS640に進み、第3条件ではないと判断した場合にはステップS650に進む。
ステップS640において、T/M_ECU260は、DC/DCコンバータ220の入力電圧値が図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるような入力電圧値を算出し、算出した入力電圧値に基づく電圧調整情報をHEV_ECU240に送信する。HEV_ECU240は、T/M_ECU260から送信された電圧調整情報に基づいて、DC/DCコンバータ220の入力電圧値を上げるための制御を実行する。
ステップS650において、T/M_ECU260は、油温センサ262から取得した電動オイルポンプ250のオイルの油温が高温の第4温度T4以上であり、かつ電圧センサ264から取得したDC/DCコンバータ220の入力電圧値が高電圧の第4電圧値V4以上の第4条件を満たすか否かを判断する。T/M_ECU260は、電動オイルポンプ250のオイルの油温及びDC/DCコンバータ220の入力電圧値が、第4条件であると判断した場合にはステップS660に進み、第4条件ではないと判断した場合にはステップS670に進む。
ステップS660において、T/M_ECU260は、図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるようなDC/DCコンバータ220の入力電圧値を算出し、算出した入力電圧値に基づく電圧値調整情報をHEV_ECU240に送信する。HEV_ECU240は、T/M_ECU260から送信された電圧値調整情報に基づいて、DC/DCコンバータ220で変換される入力電圧値を下げるための制御を実行する。
ステップS670において、T/M_ECU260は、電動オイルポンプ250に回転数情報を供給する。電動オイルポンプ250は、T/M_ECU260から供給される回転数情報及びDC/DCコンバータ220から供給される電力に基づいて起動する。この場合、電動オイルポンプ250に入力される入力電圧値は安定回転領域R3の範囲内にあるので、電動オイルポンプ250は安定した状態で起動される。
ステップS680において、電動オイルポンプ250の起動が完了したか否かを判断する。電動オイルポンプ250の起動が完了した場合、ステップS690に進み、電動オイルポンプ250以外の機器の運転効率を向上させる制御を実行(再開)する。
第2の実施の形態の第6制御によれば、電動オイルポンプ250の油温及びDC/DCコンバータ220の入力電圧値が第1不安定回転領域R1の範囲にある場合にDC/DCコンバータ220の入力電圧値を上げ、電動オイルポンプ250の油温及びDC/DCコンバータ220の入力電圧値が第2不安定回転領域R2の範囲にある場合にDC/DCコンバータ220の入力電圧値を下げる制御を実行するので、電動オイルポンプ250の電源電圧値を安定回転領域R3の範囲内とすることができ、電動オイルポンプ250を適切に駆動させることができる。
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態に係る油圧制御システム300について説明する。第3の実施の形態に係る油圧制御システム300は、電気自動車に適用される点において第1及び第2の実施の形態とは相違している。
[油圧制御システム300のブロック図]
図10は、第3の実施の形態に係る油圧制御システム300のブロック図である。なお、図1に示した油圧制御システム100及び図6に示した油圧制御システム200と共通する構成要素については、共通の名称を用いると共に詳細な説明を省略又は簡略化する。
図10に示すように、油圧制御システム300は、駆動モータ390を駆動源とする電気自動車の車両に搭載される電動オイルポンプ350の駆動を制御するものである。
油圧制御システム300は、高圧バッテリ332と、インバータ380と、駆動モータ390と、DC/DCコンバータ320と、低圧バッテリ330と、E−Axle_ECU360と、油温センサ362と、電圧センサ364と、車両ECU340と、電動オイルポンプ350とを備える。
高圧バッテリ332は、蓄電器であり、キャパシタを含む。高圧バッテリ332に充電される直流電圧は、例えば200V程度である。
インバータ380は、高圧バッテリ332から供給される高圧の直流電力をE−Axle_ECU360から供給されるトルク指令に基づいて周期的にスイッチングすることで3相の交流電力を生成し、生成した3相の交流電力を駆動モータ390に供給する。駆動モータ390は、インバータ380から供給される3相の交流電力に基づいて回転することで車両を走行させるための駆動力(推進力)を発生させる。
DC/DCコンバータ320は、高圧バッテリ332から供給される高圧の直流電力を変換することで低圧の直流電力を生成し、生成した低圧の直流電力を電動オイルポンプ350に供給する。また、DC/DCコンバータ320で変換された低圧の直流電力は、低圧バッテリ330に充電するようにしても良い。DC/DCコンバータ320は、車両ECU340から車載ネットワーク302を介して供給される電圧調整情報に基づいて、電動オイルポンプ350に入力される入力電圧値を調整させる。
低圧バッテリ330は、低圧系の各負荷、例えばE−Axle_ECU360、電動オイルポンプ350及び車両ECU340等の機器に所定の電力を供給する。低圧バッテリ330は、電源供給装置334によって充電される。低圧バッテリ330に充電される直流電圧は、例えば12V程度である。
車両ECU340は、マイクロコンピュータを含み、高圧バッテリ332、DC/DCコンバータ320及び下位に位置するE−Axle_ECU360のそれぞれを統括的に制御する。車両ECU340は、E−Axle_ECU360及びDC/DCコンバータ320とはCAN等の車載ネットワーク302を介して接続される。車両ECU340は、E−Axle_ECU360により算出された電動オイルポンプ350の電圧調整情報を受信し、この受信した電圧調整情報に基づいて電動オイルポンプ350に入力される入力電圧値を調整する。また、車両ECU340は、電動オイルポンプ350で必要とされる油圧又は流量等の情報に基づいて電動オイルポンプ350の目標回転数を算出し、算出した目標回転数情報を車載ネットワーク302を介してE−Axle_ECU360に送信する。
油温センサ362は、電動オイルポンプ150のオイルの油温を検出し、検出により得られた油温情報をE−Axle_ECU360に供給する。電圧センサ364は、電動オイルポンプ350に供給する入力電圧値を検出し、検出により得られた電圧値情報をE−Axle_ECU360に供給する。
E−Axle_ECU360は、マイクロコンピュータを含み、トラクションシステム370及び電動オイルポンプ350、インバータ380等の動作を制御する。E−Axle_ECU360は、車両ECU340から車載ネットワーク302を介して送信される目標回転数情報に基づいて電動オイルポンプ350を回転制御する。E−Axle_ECU360は、電動オイルポンプ350の運転状態の一つである回転数を取得し、取得した回転数を車両ECU340に車載ネットワーク302を介して送信する。
また、E−Axle_ECU360は、油温センサ362から供給された電動オイルポンプ350の油温情報と、電圧センサ364から供給されたDC/DCコンバータ320の電圧値情報とに基づいて、電動オイルポンプ350の起動時における安定回転を確保するための電圧調整情報を生成し、生成した電圧調整情報を車両ECU340に供給する。
電動オイルポンプ350は、DC/DCコンバータ320から供給される起動時に安定回転可能な所定の電力に基づいて駆動する。電動オイルポンプ350は、例えばセンサレスのDCブラシレスモータ350aと、DCブラシレスモータ350aに接続されるポンプ350bとを有する。DCブラシレスモータ350aは、E−Axle_ECU360から供給される目標回転数及び低圧バッテリ330から供給される直流電力等に基づいて生成される3相の交流電力によって回転する。ポンプ350bは、ブラシレスモータ150aの回転に基づいて作動する。
第3の実施の形態に係る油圧制御システム300では、図7〜図9に示した第1制御〜第3制御を適用することができる。すなわち、油温センサ362から取得した電動オイルポンプ350のオイルの油温が低温でかつ電圧センサ364から取得したDC/DCコンバータ320の入力電圧値が低電圧値の第3条件を満たす場合に、DC/DCコンバータ320の入力電圧値が図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるように、DC/DCコンバータ320の入力電圧値を上げる制御を実行する。一方、油温センサ362から取得した電動オイルポンプ350のオイルの油温が高温でかつ電圧センサ364から取得したDC/DCコンバータ320の入力電圧値が高電圧値の第4条件を満たす場合、DC/DCコンバータ320の入力電圧値が図2に示した安定回転領域R3の範囲内となるように、DC/DCコンバータ320の入力電圧値を下げる制御を実行する。第2の実施の形態で説明した図7〜図9と共通する処理については詳細な説明を省略する。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施の形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されることはない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得る技術的思想は本開示の技術的範囲に属するものとする。例えば、第1の実施の形態に係る油圧制御システム100の第1〜第3制御の主体は、上述した例に限定されず、エンジンECU140の処理をT/M_ECU160が行っても良いし、その逆であっても良い。第2の実施の形態に係る油圧制御システム200、及び第3の実施の形態に係る油圧制御システム300についても同様である。
100,200,300 油圧制御システム
120 オルタネータ(電源調整部)
130 バッテリ
140 エンジンECU(制御装置)
150,250,350 電動オイルポンプ
160 T/M_ECU(制御装置)
162,262,362 油温センサ
164,264,364 電圧センサ
220,320 DC/DCコンバータ(電源調整部)
230,330 低圧バッテリ
240 HEV_ECU(制御装置)
260 T/M_ECU(制御装置)
340 車両ECU(制御装置)
360 E−Axle_ECU(制御装置)

Claims (9)

  1. 電力を充電するバッテリと、
    前記バッテリによって前記電力が供給される電動オイルポンプと、
    前記バッテリから前記電動オイルポンプに供給される電圧値を可変可能な電源調整部と、
    前記電動オイルポンプの周囲の温度を検出する油温センサと、
    前記電源調整部の電圧値を検出する電圧センサと、
    少なくとも前記電源調整部を制御する制御装置と、を有する油圧制御システムであって、
    前記制御装置は、
    前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度及び前記電圧センサにより検出される前記電源調整部の電圧値が電動オイルポンプの起動が不安定となる条件である場合、前記電源調整部を制御して前記電動オイルポンプに供給される前記電圧値を可変する、
    油圧制御システム。
  2. 前記電源調整部は、エンジンの稼働に伴って発電するオルタネータであり、
    前記制御装置は、前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度が第1温度より低くかつ前記電圧センサにより検出される前記オルタネータの前記発電電圧値が第1電圧値より低くなる第1条件である場合、前記オルタネータの前記発電電圧値が上がるよう制御し、
    前記第1条件以外である場合、前記電動オイルポンプとは異なる他の機器を制御する、
    請求項1に記載の油圧制御システム。
  3. 前記電源調整部は、エンジンの稼働に伴って発電するオルタネータであり、
    前記制御装置は、前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度が第2温度より高くかつ前記電圧センサにより検出される前記オルタネータの前記発電電圧値が第2電圧値より高くなる第2条件である場合、前記オルタネータの発電が停止するよう制御し、
    前記第2条件以外である場合、前記電動オイルポンプとは異なる他の機器を制御する、
    請求項1に記載の油圧制御システム。
  4. 前記電源調整部は、エンジンの稼働に伴って発電するオルタネータであり、
    前記制御装置は、前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度が第1温度より低くかつ前記電圧センサにより検出される前記オルタネータの前記発電電圧値が第1電圧値より低くなる第1条件である場合、前記オルタネータの前記発電電圧値が上がるよう制御し、
    前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度が前記第1温度より高い第2温度よりも高くかつ前記電圧センサにより検出される前記オルタネータの前記発電電圧値が前記第1電圧値より高い第2電圧値よりも高くなる第2条件である場合、前記オルタネータの発電が停止するよう制御し、
    前記第1条件及び前記第2条件以外である場合、前記電動オイルポンプとは異なる他の機器を制御する、
    請求項1に記載の油圧制御システム。
  5. 前記他の機器は、前記バッテリであり、
    前記制御装置は、
    前記バッテリの充電量が閾値未満の場合、前記オルタネータによって前記バッテリに電力を充電し、
    前記バッテリの充電量が閾値以上の場合、前記オルタネータの発電を停止させる、
    請求項2から4の何れか一項に記載の油圧制御システム。
  6. 前記電源調整部は、前記電動オイルポンプに供給する入力電圧値を可変するDC/DCコンバータであり、
    前記制御装置は、前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度が第3温度より低くかつ前記電圧センサにより検出される前記DC/DCコンバータの入力電圧値が第3電圧値より低くなる第3条件である場合、前記DC/DCコンバータで可変される前記入力電圧値が上がるよう制御し、
    前記第3条件以外である場合、前記電動オイルポンプとは異なる他の機器を制御する、
    請求項1に記載の油圧制御システム。
  7. 前記電源調整部は、前記電動オイルポンプに供給する入力電圧値を可変するDC/DCコンバータであり、
    前記制御装置は、前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度が第4温度より高くかつ前記電圧センサにより検出される前記DC/DCコンバータの前記入力電圧値が第4電圧値より高くなる第4条件である場合、前記DC/DCコンバータで可変される前記入力電圧値が下がるよう制御し、
    前記第4条件以外である場合、前記電動オイルポンプとは異なる他の機器を制御する、
    請求項1に記載の油圧制御システム。
  8. 前記電源調整部は、前記電動オイルポンプに供給する入力電圧値を可変するDC/DCコンバータであり、
    前記制御装置は、前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度が第3温度より低くかつ前記電圧センサにより検出される前記DC/DCコンバータの入力電圧値が第3電圧値より低くなる第3条件である場合、前記DC/DCコンバータで可変される前記入力電圧値が上がるよう制御し、
    前記油温センサにより検出される前記電動オイルポンプの周囲の温度が前記第3温度より高い第4温度よりも高くかつ前記電圧センサにより検出される前記DC/DCコンバータの前記入力電圧値が前記第3電圧値より高い第4電圧値よりも高くなる第4条件である場合、前記DC/DCコンバータで可変される入力電圧値が下がるよう制御し、
    前記第3条件及び前記第4条件以外である場合、前記電動オイルポンプとは異なる他の機器を制御する、
    請求項1に記載の油圧制御システム。
  9. 前記バッテリを充電する電源供給装置を有し、
    前記他の機器は、前記バッテリであり、
    前記制御装置は、
    前記バッテリの充電量が閾値未満の場合、前記電源供給装置によって前記バッテリに電力を充電し、
    前記バッテリの充電量が閾値以上の場合、前記電源供給装置の発電を停止させる、
    請求項6から8の何れか一項に記載の油圧制御システム。

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