JP2021149533A - 車両管理装置、車両管理方法、及び車両管理プログラム - Google Patents

車両管理装置、車両管理方法、及び車両管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第1ユーザが目的地までの移動を急いでいるか否かによって第2ユーザの相乗り乗車の可否を決定する。【解決手段】車両管理装置であって、出発時刻及び到着時刻の内の少なくとも一つを指定可能な乗車リクエストをユーザから受け付ける受付部と、乗車リクエストに基づいてユーザに配車する車両の走行計画を作成する走行計画作成部と、車両に相乗りが可能な他のユーザを検索する相乗り検索部と、を備え、相乗り検索部は、乗車リクエストにおいて出発時刻が指定され、かつ到着時刻が指定されなかった場合には、ユーザの走行計画及び他のユーザの走行計画に基づいて車両に相乗りが可能な他のユーザを検索し、走行計画作成部は、相乗り検索部が車両に相乗り可能な他のユーザを検索により発見した場合には、ユーザの走行計画を他のユーザを相乗りさせる走行計画に変更する。【選択図】図9

Description

本発明は、車両管理装置、車両管理方法、及び車両管理プログラムに関する。
特許文献1には、「リアルタイムで乗り合いタクシーの配車依頼をできる乗合自動車の配車方法」が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2019−20973
本発明の第1の態様においては、車両管理装置が提供される。車両管理装置は、出発時刻及び到着時刻の内の少なくとも一つを指定可能な乗車リクエストをユーザから受け付ける受付部を備えてよい。車両管理装置は、乗車リクエストに基づいてユーザに配車する車両の走行計画を作成する走行計画作成部を備えてよい。車両管理装置は、車両に相乗りが可能な他のユーザを検索する相乗り検索部を備えてよい。相乗り検索部は、乗車リクエストにおいて出発時刻が指定され、かつ到着時刻が指定されなかった場合には、ユーザの走行計画及び他のユーザの走行計画に基づいて車両に相乗りが可能な他のユーザを検索してよい。走行計画作成部は、相乗り検索部が車両に相乗り可能な他のユーザを検索により発見した場合には、ユーザの走行計画を他のユーザを相乗りさせる走行計画に変更してよい。
相乗り検索部は、乗車リクエストにおいて出発時刻および到着時刻が指定された場合には他のユーザを検索しなくてよい。乗車リクエストにおいてユーザは目的地を更に指定し、走行計画作成部は、ユーザが指定した目的地に到着する予定の時刻である到着予定時刻を予測し、相乗り検索部は、乗車リクエストにおいて出発時刻および到着時刻が指定された場合であって、到着予定時刻が到着時刻よりも予め定められた第1の時間以上早い場合には、他のユーザを検索してよい。
走行計画作成部は、他のユーザを車両に相乗りさせた場合の修正到着予定時刻を予測してよい。相乗り検索部は複数の他のユーザを検索可能であり、相乗り検索部は、修正到着予定時刻が到着時刻よりも遅くなるまで複数の他のユーザを検索してよい。相乗り検索部は、乗車リクエストにおいて出発時刻および到着時刻が指定された場合において到着予定時刻が到着時刻よりも遅い場合には、車両に相乗りする他のユーザを検索しなくてよい。他のユーザの乗車によってユーザの料金がディスカウントされる割合を算出してユーザの端末に出力する料金情報出力部を更に備えてよい。
車両は自動運転を行う自動車両であり、走行計画作成部は、到着予定時刻が到着時刻よりも遅い場合には自動車両の速度を上げた走行計画を作成してよい。車両は自動運転を行う自動車両であり、走行計画作成部は、到着予定時刻が到着時刻よりも遅い場合には走行計画における走行経路として渋滞の少ない経路を選択してよい。車両は自動運転を行う自動車両であり、走行計画作成部は、到着予定時刻が到着時刻よりも遅い場合には走行計画における走行経路として有料道路を含む経路を選択してよい。車両は自動運転を行う自動車両であり、信号を遠隔操作する信号操作部を更に備え、信号操作部は、到着予定時刻が到着時刻よりも遅い場合には走行計画における走行経路上の信号を操作してよい。
本発明の第2の態様においては、車両管理方法が提供される。車両管理方法は、出発時刻及び到着時刻の内の少なくとも一つを指定可能な乗車リクエストをユーザから受け付ける受付段階を備えてよい。車両管理方法は、乗車リクエストに基づいてユーザに配車する車両の走行計画を作成する走行計画作成段階を備えてよい。車両管理方法は、車両に相乗りが可能な他のユーザを検索する相乗り検索段階を備えてよい。相乗り検索段階は、乗車リクエストにおいて出発時刻が指定され、かつ到着時刻が指定されなかった場合には、ユーザの走行計画及び他のユーザの走行計画に基づいて車両に相乗りが可能な他のユーザを検索してよい。走行計画作成段階は、相乗り検索段階が車両に相乗り可能な他のユーザを検索により発見した場合には、ユーザの走行計画を他のユーザを相乗りさせる走行計画に変更してよい。
本発明の第3の態様においては、車両管理プログラムが提供される。車両管理プログラムは、出発時刻及び到着時刻の内の少なくとも一つを指定可能な乗車リクエストをユーザから受け付ける受付段階をコンピュータに実行させてよい。車両管理プログラムは、乗車リクエストに基づいてユーザに配車する車両の走行計画を作成する走行計画作成段階をコンピュータに実行させてよい。車両管理プログラムは、車両に相乗りが可能な他のユーザを検索する相乗り検索段階をコンピュータに実行させてよい。相乗り検索段階は、乗車リクエストにおいて出発時刻が指定され、かつ到着時刻が指定されなかった場合には、ユーザの走行計画及び他のユーザの走行計画に基づいて車両に相乗りが可能な他のユーザを検索してよい。走行計画作成段階は、相乗り検索段階が車両に相乗り可能な他のユーザを検索により発見した場合には、ユーザの走行計画を他のユーザを相乗りさせる走行計画に変更してよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態が適用される車両管理システム70を概念的に示す。 ユーザ端末40の機能ブロックの一例を示す。 表示部406に表示される乗車リクエストの入力画面410の一例である。 自動車両30の機能ブロックの一例を示す。 走行計画格納部306に格納される走行計画の情報の例を示す。 車両管理装置10の機能ブロックの一例を示す。 ユーザ情報格納部1043に格納されるユーザの情報の例を示す。 走行計画格納部1042に格納される走行計画の情報の例を示す。 車両管理装置10において第1ユーザ50の走行計画を確定するまでの処理フローの一例である。 本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態が適用される車両管理システム70を概念的に示す。車両管理システム70は、マイカー以外の交通手段での移動を1つのサービスとしてシームレスにつなぐ、いわゆるMaaS(Mobility as a Service)を提供する。図1の車両管理システム70の例では、車両管理装置10、自動車両30、32、ユーザ端末40、42がインターネットなどのネットワーク20を介して互いに通信可能となっている。ユーザ端末40は第1ユーザ50により使用される通信端末であり、例えばスマートフォンである。同様に、ユーザ端末42は第2ユーザ52により使用される通信端末である。なお、以下の説明において、自動車両を自動車両30のみを用いて説明する。
車両管理装置10は、例えば、パーソナルコンピュータなどのサーバである。自動車両30は、例えば自動車であり、その駆動の方式を問わない。さらに、自動車両30は、定員が数名の乗用車あってもよいし、定員が乗用車よりも多いバスであってもよい。
自動車両30は、複数組のユーザが相乗り可能な車両である。相乗りは、乗合いとも呼ばれることもあり、あるユーザが乗車している自動車両が当該ユーザの出発地から目的地まで移動する途中で、他のユーザも当該自動車両に乗車して当該自動車両を共用するものである。相乗りにおいて、他のユーザが先のユーザの目的地よりも手前で降車してもよいし、同じ目的地で降車してもよいし、より遠くで降車してもよい。
なお、自動車両30に先に乗車するユーザを第1ユーザ50といい、自動車両30に第1ユーザ50が乗車した後に、自動車両30への乗車を希望するユーザを第2ユーザ52という。3組以上のユーザが自動車両30に相乗りする場合、自動車両30に先に乗車する第1ユーザ50以外のユーザを全て第2ユーザ52という。第1ユーザ50および第2ユーザ52は、それぞれ同乗者を伴っていてもよい。
ここで、第1ユーザ50が乗車する自動車両30に対して第2ユーザ52を相乗り乗車させることによって、第1ユーザ50の走行計画には遅れが生じる。したがって、第1ユーザ50が目的地までの移動を急いでいる場合には、第2ユーザ52を相乗り乗車させないことが好ましい。一方で、第1ユーザ50が目的地までの移動を急いでいない場合には、第2ユーザ52を相乗り乗車させてもよい。本実施形態は、第1ユーザ50が目的地までの移動を急いでいるか否かによって第2ユーザ52の相乗り乗車の可否を決定するものである。
図2は、ユーザ端末40の機能ブロックの一例を示す。ユーザ端末40は、通信部402、入力部404および表示部406を有する。通信部402は、ネットワーク20を介して車両管理装置10と通信し、情報を送受信する。入力部404は、第1ユーザ50からの文字や数字などの入力を受け付ける。表示部406は、文字や数字などを含む画像を表示する。入力部404と表示部406とは、タッチパネルのように一体化されていてもよい。ユーザ端末42はユーザ端末40と同じ構成であってよく、説明を省略する。
図3は、表示部406に表示される乗車リクエストの入力画面410の一例である。乗車リクエストの入力画面410は、ユーザID、出発地、その希望時刻(出発時刻)、目的地、その希望時刻(到着時刻)、同乗者の人数、その中に異性がいるか、喫煙があるか、および、飲食があるか、の入力欄を有する。このうち、目的地の希望時刻を入力するかどうかは任意になっている。図3に示す例では、ユーザID「U002」、出発地「東京都港区青山X−△」、その希望時刻「12/4 10:30」、目的地「埼玉県和光市中央△−X」、その希望時刻は未入力、同乗者「1名」、異性はなし(すなわち、同乗者が自分と同性である男性)、喫煙はなし、飲酒はあり、の情報が入力されている。
入力部404はそれぞれの入力欄に対して第1ユーザ50からの入力を受け付けて、入力された情報を表示部406の入力欄に表示させる。上記入力欄のうち、ユーザID等にはテキストの入力を受け付け、異性有等は選択・非選択の別の入力を受ける(いわゆるラジオボタンである)。入力画面410の送信ボタンが押されると、入力された情報が、乗車リクエストとして通信部402から車両管理装置10に送信される。
表示部406は入力画面410の他に、乗車リクエストが受け付けられた旨を示す受付情報を表示する。受付情報は、乗車リクエストの内容が受け付けられたことが確認できるように、入力画面410と同内容の情報が表示されることが好ましい。
表示部406にはさらに、通信部402が車両管理装置10から相乗り候補の情報を受信した場合にこれを表示するとともに、相乗りの可否の入力を促す画像を表示する。表示部406にはさらに、通信部402が車両管理装置10から利用料金の情報を受信した場合にこれを表示する。
図4は、自動車両30の機能ブロックの一例を示す。自動車両30は、車載端末302、自動走行部310、現在地情報取得部312および乗車情報取得部314を有する。
車載端末302は、車両管理装置10と通信する通信部304と、通信部304が車両管理装置10から受信した走行計画の情報を格納する走行計画格納部306を有する。なお、以下の説明を簡単化するため、自動車両30は完全自動運転(レベル5の自動運転と呼ばれることもある)のできる車両であるとする。すなわち、走行計画格納部306に格納された走行計画に沿って、自動走行部310が自動車両30全ての運転タスクを実行する例で説明する。
現在地情報取得部312は、例えばGPSなどを含み、自動車両30の現在地の情報を一定時間毎に取得する。現在地情報取得部312は、現在地の情報を走行IDに対応付けて一定時間毎に車両管理装置10に送信する。これに代えてまたはこれに加えて、現在地情報取得部312は、現在地の情報と走行計画格納部306に格納された出発地および目的地の情報を参照することにより、出発地に到着した場合にはその旨を示す情報を、目的地に到着した場合にはその旨を示す情報を走行IDに対応付けて車両管理装置10に送信してもよい。
乗車情報取得部314は、例えば車内を撮影するカメラを含み、自動車両30の乗車の状況を示す情報として車内の画像を一定時間毎に取得する。乗車情報取得部314は、当該画像を走行IDに対応付けて一定時間ごとに車両管理装置10に送信する。これに代えてまたはこれに加えて、乗車情報取得部314は画像認識等により当該画像を解析し、自動車両30に第1ユーザ50および第2ユーザ52が乗車しているか否かの情報、同乗者がいるか否かの情報、荷物を持っているか否かの情報などを判定し、その旨の情報を走行IDに対応付けて車両管理装置10に送信してもよい。
図5は、走行計画格納部306に格納される走行計画の情報の一例を示す。走行計画格納部306には、車両管理装置10で生成された走行計画のうち、自動車両30を用いるもの、すなわち、車両ID「A30」の走行計画が格納されている。
ただし、ユーザIDの欄にはIDそのものに加えて、車両管理装置10に格納されている画像を受信して格納している。乗車情報取得部314は当該画像を用いた顔認証により、第1ユーザ50および第2ユーザ52が乗車しているか否か等を判断する。
図6は、車両管理装置10の機能ブロックの一例を示す。車両管理装置10は、受付部101、乗車情報取得部102、走行情報取得部103、走行計画管理部104、および出力部105、を備える。走行計画管理部104は、走行計画作成部1041、走行計画格納部1042、ユーザ情報格納部1043、および相乗り検索部1044、を備える。出力部105は、料金情報出力部1051、走行計画出力部1052、乗車可否情報出力部1053、を備える。
受付部101は、第1ユーザ50が使用するユーザ端末40から乗車リクエストを受信する。受付部101は、乗車リクエストの受付に先立って、または、乗車リクエストの初回受付時に、第1ユーザ50の情報をユーザ端末40から受信して、走行計画管理部104のユーザ情報格納部1043に格納する。受付部101は、第2ユーザ52が使用するユーザ端末42から乗車リクエストを受信する。受付部101は、同様に第2ユーザ52の情報を走行計画管理部104のユーザ情報格納部1043に格納する。
図7は、ユーザ情報格納部1043に格納されるユーザ情報の例を示す。ユーザ情報格納部1043には、ユーザIDに対応付けて、ユーザの端末ID,氏名、性別、年齢、ユーザの顔画像が格納されている。ユーザIDは第1ユーザ50が指定してもよいし、受付部101が新たなユーザからの情報を受け付けたときに自動的に割り振ってもよい。また、図7の例で、端末IDとして当該端末で受信できるメールアドレスが格納されている。
図7の例において、例えばユーザID「U0001」に対応付けて、端末ID「abc@edf.com」、氏名「本田○郎」、性別「男」、年齢「32」、顔画像として画像ファイルが格納されている。
図6に戻り、車両管理装置10の走行情報取得部110は、自動車両30から走行の状況の情報を取得する。走行の状況の情報の一例は、一定時間毎に取得する自動車両30の現在地の情報である。自動車両30の現在地の情報は、時刻情報に紐付けられている。これに代えてまたはこれに加えて、走行の状況の情報には、自動車両30が、対応する走行計画における出発地に到着したか否かの情報や、目的地に到着したか否かの情報が含まれてもよい。
乗車情報取得部112は、自動車両30から乗車の状況を示す情報を取得する。乗車の状況を示す情報の一例は、一定時間毎に取得する自動車両30の車内の画像である。これに代えてまたはこれに加えて、乗車の状況を示す情報には、自動車両30に第1ユーザ50および第2ユーザ52が乗車しているか否かの情報、同乗者がいるか否かの情報、荷物を持っているか否かの情報などが含まれていてもよい。
走行計画管理部104が受付部101から第1ユーザ50の乗車リクエストを受信すると、走行計画管理部104の走行計画作成部1041は、第1ユーザ50の乗車リクエストに基づいて自動車両30の走行計画を作成する。この場合に、走行計画作成部1041は、乗車リクエストに含まれているユーザIDに対応付けて格納されているユーザの情報をユーザ情報格納部1043から読出して、当該情報も用いて走行計画を作成する。なお、走行計画の作成の方法は特に言及しない限り既知の経路案内装置と同様の方法が用いられてよい。先の走行計画に対して相乗りが追加される場合の走行計画の作成方法は、特に言及しない限り既知の経路案内装置における走行経路に通過点を追加する場合と同様の方法が用いられてよい。
走行計画作成部1041は、走行計画の作成にあたり、第1ユーザ50のユーザ端末40から受信した乗車リクエストに含まれている情報に基づき、第1ユーザ50の目的地への到着予定時刻を予測する。この場合、走行計画作成部1041は、出発時刻、出発地と目的地との間の距離、想定される走行経路、走行経路における信号の数、走行経路における一時停止などの交通標識の配置状況、有料道路の使用可否、時間帯ごとの渋滞情報、事故による走行経路の封鎖情報等を考慮して目的地への到着予定時刻を予測する。走行計画作成部1041による到着予定時刻の予測には既知の方法が用いられてよい。
走行計画作成部1041は、第1ユーザ50のユーザ端末40から乗車リクエストを受信した時点において自動車両30が目的地へ到着する到着予定時刻を予測する。なお、走行計画作成部1041が到着予定時刻を予測する時点は、第1ユーザ50が自動車両30へ乗車した時点であってもよく、第1ユーザ50が自動車両30へ乗車後、自動車両30が走行中の時点であってもよい。
走行計画作成部1041は、第1ユーザ50の走行計画における走行時間の半分を経過した時点において、当該時点において新たに取得した交通状況や自動車両30の遅延状況から走行計画を再度作成し、自動車両30が目的地へ到着する到着予定時刻を再度予測してもよい。上記時点で再度予測することで新たに取得した交通状況等や自動車両30の遅延状況を到着予定時刻に反映させることができ、到着予定時刻をより正確に予測できる。なお、第1ユーザ50の走行計画における走行時間とは、出発時刻から到着予定時刻に至る時間である。
走行計画管理部104の受付部101が第2ユーザ52の乗車リクエストを受信すると、走行計画管理部104の走行計画作成部1041は、第2ユーザ52の乗車リクエストに基づいて第2ユーザ52の走行計画を作成する。
走行計画管理部104は、第1ユーザ50の乗車リクエストの内容に基づいて、第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行うか否かを決定する。第1ユーザ50の乗車リクエストにおいて到着時刻が指定されていない場合には、第1ユーザ50が目的地までの移動を急いでいないと考えられるため、走行計画管理部104は、第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行うことを決定する。
一方で、第1ユーザ50の乗車リクエストにおいて到着時刻が指定されている場合には、第1ユーザ50が目的地までの移動を急いでいると考えられるため、走行計画作成部1041が予測した到着予定時刻に余裕があるか否かによって第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行うか否かを決定する。
走行計画作成部1041が予測した到着予定時刻が、第1ユーザ50が指定した到着時刻よりも予め定められた第1の時間以上早い場合には、到着予定時刻に余裕があると考えられるため第2ユーザ52を相乗り乗車させてもよい。したがって、走行計画管理部104は、第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行うことを決定する。第1の時間は例えば10分や20分であり、走行計画管理部104が予め記憶する。
一方で、走行計画作成部1041が予測した到着予定時刻が、到着時刻よりも予め定められた第1の時間以上早い場合ではない場合、または、到着予定時刻が到着時刻よりも遅い時刻である場合には、到着予定時刻に余裕がないと考えられるため第2ユーザ52を相乗り乗車させるべきではない。したがって、走行計画管理部104は、第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行わないことを決定する。
走行計画管理部104が第2ユーザ52の検索を行うことを決定すると、相乗り検索部1044は、第1ユーザ50に相乗り可能である第2ユーザ52を検索する。本実施形態において、相乗り検索部1044は、第1ユーザ50からの乗車リクエストを受信した時点で既に乗車リクエストを受信している複数の他のユーザを検索対象とし、当該複数の他のユーザの中から第1ユーザ50に相乗り可能である第2ユーザ52を検索する。なお、相乗り検索部1044は第1ユーザ50からの乗車リクエストを受信した時点以後、例えば第1ユーザ50を乗せた自動車両30が発車した後にも随時第2ユーザ52の検索を行ってよく、その場合には自動車両30の発車後に受付部101が乗車リクエストを受信したユーザも検索対象に含めてよい。
ここで、第2ユーザ52が第1ユーザ50に相乗り可能であるか否かは、第1ユーザ50の走行計画における走行経路や出発時刻等の情報と、第2ユーザ52の走行計画における走行経路や出発時刻等の情報とを対比して判断される。例えば、第1ユーザ50の走行計画における走行経路上に第2ユーザ52の出発地が位置しており、第2ユーザ52の出発の希望時刻を考慮して第1ユーザ50を輸送中に第2ユーザ52をピックアップ可能であると判断した場合には、当該第2ユーザ52が第1ユーザ50に相乗り可能なユーザであると判断し、検索結果として抽出する。
なお、第2ユーザ52が第1ユーザ50に相乗り可能であるか否かの判断は、上記例に限定されない。例えば、第1ユーザ50の走行計画における走行経路上に第2ユーザ52の出発地が位置していない場合であっても、所定距離以上回り道せずに第2ユーザ52を乗車させることができる場合には、当該第2ユーザ52が第1ユーザ50に相乗り可能なユーザであると判断してもよい。
相乗り検索部1044は、第2ユーザ52の目的地を考慮して第2ユーザ52が相乗り可能なユーザであるか否かを判断してもよい。例えば、第2ユーザ52の目的地が第1ユーザ50の走行計画における走行経路上にある場合、又は第1ユーザ50の目的地以降にある場合に、第2ユーザ52が相乗り可能であると判断してもよい。また、相乗り検索部1044は、第2ユーザ52の出発地又は目的地が、渋滞が予測される経路上にあるか否かを考慮して第2ユーザ52が相乗り可能なユーザであるか否かを判断してもよい。
相乗り検索部1044が第1ユーザ50に相乗り可能な第2ユーザ52を発見したら、走行計画作成部1041は、第2ユーザ52の乗車リクエストを考慮して第1ユーザ50の走行計画を変更する。第2ユーザ52を第1ユーザ50に相乗り乗車させることによって、第1ユーザ50の目的地への到着時刻には遅れが生じると考えられるため、走行計画作成部1041は、第1ユーザ50の走行計画の変更にあたって第2ユーザ52を相乗り乗車させた場合の修正到着予定時刻を予測する。相乗り検索部1044は複数の第2ユーザ52を抽出してもよい。この場合、修正到着予定時刻が到着時刻よりも遅くなるまで第1ユーザ50に相乗りする他の第2ユーザ52を検索してもよい。
相乗り検索部1044が検索対象の中から第1ユーザ50に相乗り可能な第2ユーザ52を発見できなかった場合、走行計画の変更は行われない。
走行計画管理部104は、走行計画作成部1041が作成または変更した走行計画の情報を走行計画格納部1042に格納する。
図8は、走行計画格納部1042に格納される走行計画の情報の例を示す。走行計画格納部1042には、走行IDに対応付けて、車両ID,相乗りの情報、ユーザID,出発地、出発時刻、目的地、走行のルート、到着時刻、同乗者の人数、異性の有無、喫煙の有無、および飲酒の有無に関する情報が格納されている。
車両IDは、走行IDで特定される走行計画で用いられる自動車両を特定する。図8の例において、走行ID「D001」に対して車両ID「A30」が対応付けられているので、当該走行計画で車両ID「A30」で特定される自動車両、例えば図1の自動車両30が用いられる。
相乗りの情報は、走行IDで特定される走行計画の中で相乗りがあるかどうか、および、相乗りがある場合には、相乗りとなる相手の走行計画の走行IDが格納される。図8の例では、走行ID「D001」の相乗りの情報の欄に走行ID「U0002」が格納されているので、これらが相乗りであることを示す。なお、相乗りがない場合には無効な値が格納される。
ユーザIDの欄には走行IDで特定される走行計画を利用するユーザIDが格納されている。なお、自動車両30を回送する場合、すなわち、いずれのユーザも乗車しない場合には、回送であることを示すユーザID「U9999」が格納される。図8の例においては、走行ID「0003」が回送であることに対応して、ユーザID「U9999」が格納されている。
出発地、出発時刻、目的地、同乗者の数、異性の有無、喫煙の有無および飲酒の有無の欄は、ユーザIDで特定される第1ユーザ50および第2ユーザ52が乗車リクエストにおいて入力した情報が格納される。走行ルートは、走行計画格納部1042が出発地、出発時刻、目的地、走行ルートおよびその他の情報に基づいて設定した情報が格納される。
図8においては説明を簡単にするため、単に「ルートS」等の文字で示した。目的地の到着時刻は、走行計画格納部1042が出発地、その時刻、目的地、走行ルートおよびその他の情報に基づいて予測した情報が格納される。その他の情報には走行ルート上の渋滞の情報などが含まれる。走行ルートの設定および目的地の時刻の予測は既知の方法が用いられてよい。
図6に戻り、出力部105の料金情報出力部1051は、自動車両30を利用した第1ユーザ50および第2ユーザ52に対して利用料金を精算し、対応するユーザ端末40、42に利用料金の情報を送信する。この場合に、料金情報出力部1051は、走行情報取得部103からの走行の状況の情報、および、乗車情報取得部102からの乗車の状況の情報に基づいて利用料金を精算する。
料金情報出力部1051は、自動車両30への第2ユーザ52の相乗り乗車によって第1ユーザ50の料金がディスカウントされる割合を算出して第1ユーザ50のユーザ端末40に出力してもよい。第1ユーザ50の料金がディスカウントされる割合は第2ユーザ52の受付数に応じて増えてもよい。
出力部105の走行計画出力部1052は、自動車両30の車載端末302と第1ユーザ50のユーザ端末40に対して、作成した第1ユーザ50の走行計画を送信する。走行計画出力部1052は、第2ユーザ52の乗車リクエストを受付けた場合には、第2ユーザ52の自動車両30への乗車によって変更された走行計画を自動車両30の車載端末302と第1ユーザ50および第2ユーザ52のユーザ端末40、42に対して送信する。
出力部105の乗車可否情報出力部1053は、第1ユーザ50のユーザ端末40に対して第1ユーザ50の乗車リクエストを受付けるか否かの情報を送信する。乗車可否情報出力部1053は、自動車両30の車載端末302と第1ユーザ50および第2ユーザ52のユーザ端末40、42に対して、第2ユーザ52の乗車リクエストを受付けるか否かの情報を送信する。
走行計画作成部1041が、管理する複数の自動車両の現在の状況から第1ユーザ50の乗車リクエストを満たす走行計画を作成できないと判断した場合、乗車可否情報出力部1053は、第1ユーザ50の乗車リクエストを拒否する旨の情報を第1ユーザ50のユーザ端末40に送信する。
図9は、車両管理装置10において第1ユーザ50の走行計画を確定するまでの処理フローの一例である。
車両管理装置10の受付部101は、第1ユーザ50からの乗車リクエストを受信する(S01)。例えば、乗車リクエストはユーザ端末40にインストールされた専用のアプリケーションを立ち上げることで入力され、ユーザ端末40は乗車リクエストを車両管理装置10の受付部101に送信する。走行計画作成部1041は、乗車リクエストに基づいて第1ユーザ50の走行計画を作成する(S02)。
走行計画管理部104の走行計画作成部1041は、第1ユーザ50からの乗車リクエストに到着時刻が入力されているか否かを判断する(S03)。第1ユーザ50からの乗車リクエストに到着時刻が入力されていない場合(S03:NO)、第1ユーザ50が目的地までの移動を急いでいないと考えられるため、走行計画管理部104が第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行うことを決定し、相乗り検索部1044が第1ユーザ50に相乗り可能である第2ユーザ52を検索する(S05)。検索の結果、相乗り検索部1044が第1ユーザ50に相乗り可能である第2ユーザ52を発見した場合(S08:YES)、走行計画作成部1041は第1ユーザ50の走行計画を変更する(S09)。
第1ユーザ50からの乗車リクエストに到着時刻が入力されている場合(S03:YES)、走行計画管理部104の走行計画作成部1041は、予測した到着予定時刻が、第1ユーザ50が指定した到着時刻よりも予め定められた第1の時間以上早いか否か、すなわち到着予定時刻に余裕があるか否かを判断する(S04)。
予測した到着予定時刻が、第1ユーザ50が指定した到着時刻よりも予め定められた第1の時間以上早い場合(S04:YES)、走行計画管理部104が第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行うことを決定し、相乗り検索部1044が第1ユーザ50に相乗り可能である第2ユーザ52を検索する(S07)。検索の結果、相乗り検索部1044が第1ユーザ50に相乗り可能である第2ユーザ52を発見した場合(S08:YES)、走行計画作成部1041は第1ユーザ50の走行計画を変更する(S09)。S03からS08までの処理は、到着予定時刻に余裕がなくなるまで繰り返し行われる。すなわち、到着予定時刻に余裕がなくなるまで第1ユーザ50に相乗りする他の第2ユーザ52を検索する。
予測した到着予定時刻が、第1ユーザ50が指定した到着時刻よりも予め定められた第1の時間以上早い場合ではない場合(S04:NO)、走行計画管理部104が第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行わないことを決定し(S06)、第1ユーザ50の走行計画を確定する(S10)。
以上、本実施形態によれば、第1ユーザ50の乗車リクエストに到着時刻が入力されているか否かによって第1ユーザ50が目的地までの移動を急いでいるか否かを判断し、第2ユーザ52の相乗り乗車の可否を決定する。したがって、第1ユーザ50の意図を汲んで自動的に第2ユーザ52の相乗り乗車の可否を判断することができる。
なお、上記の自動車両30は完全自動運転のできる車両の例で説明したが、自動車両30は完全自動運転ではない車両であってもよい。すなわち、当該自動車両の運転タスクの少なくとも一部を運転者が実施する車両(レベル0から4の自動運転と呼ばれることもある)であってもよい。運転者は第1ユーザ50および第2ユーザ52であってもよい。上記の車両管理装置10の一部またはすべての機能が車載端末302等に搭載されていてもよい。これにより、車載端末302等が車両管理装置10として機能してもよい。
上記実施形態では、第1ユーザ50の乗車リクエストにおいて到着時刻が指定されている場合には、走行計画作成部1041が予測した到着予定時刻に余裕があるか否かによって第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行うか否かを決定した。しかしながら、第1ユーザ50の乗車リクエストにおいて到着時刻が指定されている場合には第1ユーザ50が急いでいると判断して、到着予定時刻に余裕があるか否かを考慮せずに第1ユーザ50に相乗りさせる第2ユーザ52の検索を行わないこととしてもよい。
上記実施形態では、第1ユーザ50の乗車リクエストにおいて到着時刻が指定されているか否かによって、第1ユーザ50が急いでいるか否かを判断した。しかしながら、第1ユーザ50は乗車リクエストによって急いでいるか否かを指定可能であってもよい。その場合、乗車リクエストの入力画面には急いでいるか急いでいないかを選択する欄が設けられ、乗車リクエストにおいて急いでいないことが選択されている場合のみに第2ユーザ52を検索することとしてもよい。また、乗車リクエストにおいて他のユーザの相乗りの可否を選択する欄を設けてもよい。
走行計画管理部104は、到着予定時刻が到着時刻よりも遅いか否かによって自動車両30の走行速度をコントロールしてもよい。この場合、走行計画管理部104は到着予定時刻が到着時刻よりも遅い場合に自動車両30の速度を上げた走行計画を作成してもよい。自動車両30の速度を上げる程度は、遅延時間によって段階的に設定してもよい。
走行計画管理部104は、到着予定時刻が到着時刻よりも遅い場合に自動車両30の走行経路を変更してもよい。この場合、走行計画管理部104は、到着予定時刻が到着時刻よりも遅延している場合に走行計画における走行経路として渋滞の少ないルートを選択してもよく、または有料道路を含むルートを選択してもよい。
走行計画管理部104は、信号を遠隔操作する信号操作部を更に備えてもよい。この場合、信号操作部は、到着予定時刻が到着時刻よりも遅い場合には第1ユーザ50の走行計画における走行経路上の信号を操作することによって、遅延を解消してもよい。
また、本発明の様々な実施形態は、フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。特定の段階およびセクションが、専用回路、コンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、および/またはコンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタルおよび/またはアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)および/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、および他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図10は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。コンピュータ2200にインストールされたプログラムは、コンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作または当該装置の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、および/またはコンピュータ2200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2200に、本明細書に記載のフローチャートおよびブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2200は、CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216、およびディスプレイデバイス2218を含み、それらはホストコントローラ2210によって相互に接続されている。コンピュータ2200はまた、通信インタフェース2222、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226、およびICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ2220を介してホストコントローラ2210に接続されている。コンピュータはまた、ROM2230およびキーボード2242のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ2240を介して入/出力コントローラ2220に接続されている。
CPU2212は、ROM2230およびRAM2214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ2216は、RAM2214内に提供されるフレームバッファ等またはそれ自体の中にCPU2212によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス2218上に表示されるようにする。
通信インタフェース2222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ2224は、コンピュータ2200内のCPU2212によって使用されるプログラムおよびデータを格納する。DVD−ROMドライブ2226は、プログラムまたはデータをDVD−ROM2201から読み取り、ハードディスクドライブ2224にRAM2214を介してプログラムまたはデータを提供する。ICカードドライブは、プログラムおよびデータをICカードから読み取り、および/またはプログラムおよびデータをICカードに書き込む。
ROM2230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ2200によって実行されるブートプログラム等、および/またはコンピュータ2200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ2240はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ2220に接続してよい。
プログラムが、DVD−ROM2201またはICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ2224、RAM2214、またはROM2230にインストールされ、CPU2212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ2200の使用に従い情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ2200および外部デバイス間で実行される場合、CPU2212は、RAM2214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2222は、CPU2212の制御下、RAM2214、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROM2201、またはICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2212は、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226(DVD−ROM2201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM2214に読み取られるようにし、RAM2214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、およびデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU2212は、RAM2214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM2214に対しライトバックする。また、CPU2212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ2200上またはコンピュータ2200近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 車両管理装置、30 自動車両、40、42 ユーザ端末、50 第1ユーザ、52、52A〜52C 第2ユーザ、70 車両管理システム、101 受付部、102 乗車情報取得部、103 走行情報取得部、104 走行計画管理部、105 出力部、302 車載端末、304 通信部、306 走行計画格納部、310 自動走行部、312 現在地情報取得部、314 乗車情報取得部、402 通信部、404 入力部、406 表示部、410 入力画面、1041 走行計画作成部、1042 走行計画格納部、1043 ユーザ情報格納部、 1044 相乗り検索部、1051 料金情報出力部、 1052 走行計画出力部、 1053 乗車可否情報出力部、2200 コンピュータ、2201 DVD−ROM、2210 ホストコントローラ、2212 CPU、2214 RAM、2216 グラフィックコントローラ、2218 ディスプレイデバイス、2220 入/出力コントローラ、2222 通信インタフェース、2224 ハードディスクドライブ、2226 DVD−ROMドライブ、2230 ROM、2240 入/出力チップ、2242 キーボード

Claims (13)

  1. 出発時刻及び到着時刻の内の少なくとも一つを指定可能な乗車リクエストをユーザから受け付ける受付部と、
    前記乗車リクエストに基づいて前記ユーザに配車する車両の走行計画を作成する走行計画作成部と、
    前記車両に相乗りが可能な他のユーザを検索する相乗り検索部と、
    を備え、
    前記相乗り検索部は、前記乗車リクエストにおいて前記出発時刻が指定され、かつ前記到着時刻が指定されなかった場合には、前記ユーザの走行計画及び前記他のユーザの走行計画に基づいて前記車両に相乗りが可能な前記他のユーザを検索し、
    前記走行計画作成部は、前記相乗り検索部が前記車両に相乗り可能な前記他のユーザを前記検索により発見した場合には、前記ユーザの走行計画を前記他のユーザを相乗りさせる走行計画に変更する、車両管理装置。
  2. 前記相乗り検索部は、前記乗車リクエストにおいて前記出発時刻および前記到着時刻が指定された場合には前記他のユーザを検索しない、請求項1に記載の車両管理装置。
  3. 前記乗車リクエストにおいて前記ユーザは目的地を更に指定し、
    前記走行計画作成部は、前記ユーザが指定した前記目的地に到着する予定の時刻である到着予定時刻を予測し、
    前記相乗り検索部は、前記乗車リクエストにおいて前記出発時刻および前記到着時刻が指定された場合であって、前記到着予定時刻が前記到着時刻よりも予め定められた第1の時間以上早い場合には、前記他のユーザを検索する、請求項1に記載の車両管理装置。
  4. 前記走行計画作成部は、前記他のユーザを前記車両に相乗りさせた場合の修正到着予定時刻を予測する、請求項3に記載の車両管理装置。
  5. 前記相乗り検索部は複数の前記他のユーザを検索可能であり、
    前記相乗り検索部は、前記修正到着予定時刻が前記到着時刻よりも遅くなるまで複数の前記他のユーザを検索する、請求項4に記載の車両管理装置。
  6. 前記相乗り検索部は、前記乗車リクエストにおいて出発時刻および到着時刻が指定された場合において前記到着予定時刻が前記到着時刻よりも遅い場合には、前記車両に相乗りする前記他のユーザを検索しない、請求項3から5のいずれか1項に記載の車両管理装置。
  7. 前記車両は自動運転を行う自動車両であり、
    前記走行計画作成部は、前記到着予定時刻が前記到着時刻よりも遅い場合には前記自動車両の速度を上げた走行計画を作成する、請求項3から6のいずれか1項に記載の車両管理装置。
  8. 前記車両は自動運転を行う自動車両であり、
    前記走行計画作成部は、前記到着予定時刻が前記到着時刻よりも遅い場合には前記走行計画における走行経路として渋滞の少ない経路を選択する、請求項3から7のいずれか1項に記載の車両管理装置。
  9. 前記車両は自動運転を行う自動車両であり、
    前記走行計画作成部は、前記到着予定時刻が前記到着時刻よりも遅い場合には前記走行計画における走行経路として有料道路を含む経路を選択する、請求項3から8のいずれか1項に記載の車両管理装置。
  10. 前記車両は自動運転を行う自動車両であり、
    信号を遠隔操作する信号操作部を更に備え、
    前記信号操作部は、前記到着予定時刻が前記到着時刻よりも遅い場合には前記走行計画における走行経路上の信号を操作する、請求項3から9のいずれか1項に記載の車両管理装置。
  11. 前記他のユーザの乗車によって前記ユーザの料金がディスカウントされる割合を算出して前記ユーザの端末に出力する料金情報出力部を更に備える、請求項1から10のいずれか1項に記載の車両管理装置。
  12. 出発時刻及び到着時刻の内の少なくとも一つを指定可能な乗車リクエストをユーザから受け付ける受付段階と、
    前記乗車リクエストに基づいて前記ユーザに配車する車両の走行計画を作成する走行計画作成段階と、
    前記車両に相乗りが可能な他のユーザを検索する相乗り検索段階と、
    を備え、
    前記相乗り検索段階は、前記乗車リクエストにおいて前記出発時刻が指定され、かつ前記到着時刻が指定されなかった場合には、前記ユーザの走行計画及び前記他のユーザの走行計画に基づいて前記車両に相乗りが可能な前記他のユーザを検索し、
    前記走行計画作成段階は、前記相乗り検索段階において前記車両に相乗り可能な前記他のユーザを前記検索により発見した場合には、前記ユーザの走行計画を前記他のユーザを相乗りさせる走行計画に変更する、車両管理方法。
  13. コンピュータに、
    出発時刻及び到着時刻の内の少なくとも一つを指定可能な乗車リクエストをユーザから受け付ける受付段階と、
    前記乗車リクエストに基づいて前記ユーザに配車する車両の走行計画を作成する走行計画作成段階と、
    前記車両に相乗りが可能な他のユーザを検索する相乗り検索段階と、
    を実行させるための車両管理プログラムであって、
    前記相乗り検索段階は、前記乗車リクエストにおいて前記出発時刻が指定され、かつ前記到着時刻が指定されなかった場合には、前記ユーザの走行計画及び前記他のユーザの走行計画に基づいて前記車両に相乗りが可能な前記他のユーザを検索し、
    前記走行計画作成段階は、前記相乗り検索段階において前記車両に相乗り可能な前記他のユーザを前記検索により発見した場合には、前記ユーザの走行計画を前記他のユーザを相乗りさせる走行計画に変更する、車両管理プログラム。
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