JP2021133499A - ローラベアリング式レンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はローラベアリング式レンチを提供する。【解決手段】本発明はローラベアリング式レンチに関するものであり、円形収容部32を有する本体30と、正多角形の部材であり、収容部内で回転可能な駆動部材40と、収容部中に取り付けられ、それぞれ駆動部材の一辺と収容部の周壁の間に位置する複数のローラベアリング50と、ローラベアリングを連動させて収容部中で移動せしめ、各ローラベアリングを駆動部材の各辺の2つの側の間で移動させる方向切替スイッチと、を含み、駆動部材の各辺は中央領域42を有し、中央領域の両側にはそれぞれ内に引っ込んだ係止面44a,bが設けられ、各係止面の内に引っ込んだ状態は、内側から外側に向かって徐々に内に引っ込んでおり、各ローラベアリングが各辺の片側に位置するとき、その周面は係止面及び収容部の周壁33に接触し、本体、ローラベアリング及び駆動部材が係止し合うようにさせる。【選択図】図9

Description

本発明はレンチに関し、具体的にはローラベアリング式レンチに関するものである。
図1は、従来の方向切替が可能なローラベアリング式レンチ10であり、頭部11の円形収容部12内に駆動部材14が取り付けられ、駆動部材14は6つの辺15を有し、辺15は各々中央に凹部152を有し、凹部152が各辺15の両側それぞれに係止面151を形成させている。6つのローラベアリング16は、それぞれ6つの辺15と収容部12の周壁13の間に取り付けられている。方向切替スイッチ17は、頭部11の頂端に取り付けられ、底面に6つの壁171が凸設されており、6つの壁171の間に6つのリミット溝172が形成されている。図2に示す通り、6つのローラベアリング16はそれぞれ6つのリミット溝172中に制限されている。方向切替スイッチ17は回転させて3つの弾性位置決め要素18により2つの位置に位置決めさせることができる。図1及び図3を参照して、3つの弾性位置決め要素18はそれぞれ方向切替スイッチ17底面に設けられた3つの穴173中に取り付けられ、駆動部材14の上面には2つの群の位置決め穴153及び154が設けられており、弾性位置決め要素18は2つの群の位置決め穴153及び154に弾性的に係止することができる。
方向切替スイッチ17を一方向で回転させると、方向切替スイッチ17の位置決めを第1位置に切り替えることができ、図2に示す通り、このとき、3つの弾性位置決め要素18の一端が第1群位置決め穴153に弾性的に引っ掛かり、各ローラベアリング16が各辺15の片側の係止面151(例えば左側の係止面)と接触するようにさせる。方向切替スイッチ17を別の方向で回転させると、方向切替スイッチ17を第2位置に切り替えることができ、各ローラベアリング16を各辺15のもう一方の側に移動させて、各ローラベアリング16がもう一方の側の係止面151(例えば右側の係止面)と接触するようにさせる。弾性位置決め部材要素18は第2群位置決め穴154に弾性的に引っ掛かる。方向切替スイッチを第1位置又は第2位置に切り替えることにより、ローラベアリング式レンチに方向切替機能を持たせている。
各ローラベアリング16とそれらが接触する係止面151はクラッチ作用を有しており、図2の左側に位置する係止面を例とした場合、各係止面151と収容部12の周壁13とは夾角θを有し、係止面151の左側において、係止面151と周壁13の間の隙間は徐々に小さくなっており、係止面151の右側では、係止面151と周壁の間の隙間が徐々に大きくなっている。レンチ10を時計回りに回したとき、ローラベアリング16が隙間の小さな方向へ移動し、これにより、各ローラベアリング16、係止面151及び収容部12の周壁13が互いに係止され、レンチが駆動部材を時計回りに駆動して回転せしめる。反対に、レンチを反時計回りに回したとき、ローラベアリング16が隙間の大きな方向へ移動し、ローラベアリング16、係止面151及び収容部12の周壁13が係止されず、レンチは駆動部材の回転を駆動することができない。
従来のローラベアリング式レンチ10のクラッチ作用は操作の利便性を有するものの、発明者は研究を通じ、従来構造には有効に操作できなくなる欠点があることを発見した。その原因は、駆動部材14の各辺15の2つの係止面151が同一平面上に位置することで、夾角θの各度が大きくなり、各係止面151と収容部12の周壁13との間の隙間の幅が大きく変化することにある。つまり、係止面151と周壁13との間の隙間の幅が短距離内で急速に縮小するため、ローラベアリング16が隙間の小さな方向へ移動するとき、係止面151上でわずかな距離しか移動することができず、ローラベアリング16がわずかな移動しかできない状況がローラベアリング、係止面151及び周壁13を有効に係止できなくさせ、レンチのクラッチ作用に不具合を生じやすくさせていた。また、従来のローラベアリング式レンチが提供するトルクは小さかった。
本発明は、上述の欠点を解決することを意図しており、ローラベアリング式レンチにクラッチ作用を有効に生じさせ得る、ローラベアリング式レンチを提供することを主な目的としている。
本発明のもう1つの目的は、ローラベアリング式レンチのトルクを向上させ得る、ローラベアリング式レンチを提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明が提供するローラベアリング式レンチは、
頭部、頭部中に設けられた円形収容部を有する、本体と、
正多角形の部材であり、複数の辺を有し、頭部の収容部中に取り付けられ、収容部内で回転することができる、駆動部材と、
収容部中に取り付けられ、それぞれ駆動部材の辺と収容部の周壁の間に位置する、複数のローラベアリングと、
頭部に回転可能に取り付けられ、ローラベアリングを連動させて収容部中で移動せしめ、各ローラベアリングを駆動部材の各辺の片側ともう一方の側との間で移動させる、方向切替スイッチと、を含み、
駆動部材の各辺は中央領域を有し、中央領域の両側にはそれぞれ内に引っ込んだ係止面が設けられ、各係止面は、中央領域に続く内側、及び中央領域から離れた外側を有し、各係止面の内に引っ込んだ状態は、内側から外側に向かって徐々に内に引っ込んでおり、各辺の各係止面は中央領域との間で小さな角度の夾角を形成しており、各ローラベアリングが各辺の片側に位置するとき、その周面は係止面及び収容部の周壁に接触し、本体、ローラベアリング及び駆動部材が係止し合うようにさせる。
2つの係止面を設けたことにより、本体、ローラベアリング及び駆動部材が確実にクラッチ作用を生むようにさせることができる。
好適には、各辺の中央領域は平面である。
好適には、夾角は1度〜10.4度の間か、又は4.3度〜8.8度の間である。
好適には、駆動部材の隣接する2つの係止面の外側の間は、それぞれ突出部を形成する。
係止面は平面又は弧面でよい。
本発明の目的、特徴及び達成される効果は、下記の好ましい実施例の説明及び図面から理解することができる。
従来のローラベアリング式レンチの分解斜視図である。 図1の組立断面図である。 図2の3−3断面の断面図である。 本発明の好ましい第1実施例におけるローラベアリング式レンチの立体図である。 図4の分解斜視図である。 図4の6−6断面の断面図である。 本発明の好ましい第1実施例における駆動部材の上面図である。 図6の8−8断面の断面図である。 図6の9−9断面の断面図であり、ローラベアリング式レンチのローラベアリングが第1位置に位置決めされていることを示している。 図9と概ね同じであり、ローラベアリング式レンチのローラベアリングが第2位置に位置決めされていることを示している。 ローラベアリング、係止面及びレンチの収容部の周壁を拡大した概念図である。 図8と概ね同じであり、本発明の好ましい第2実施例におけるローラベアリング式レンチの断面図である。 本発明の好ましい第3実施例におけるローラベアリング式レンチの分解斜視図である。 図13の組立断面図であり、垂直方向の断面図である。 図14の15−15断面の断面図である。 本発明の好ましい第4実施例におけるローラベアリング式レンチの分解斜視図である。 図16の組立断面図であり、水平方向の断面図であり、ローラベアリングが第1位置に位置決めされていることを示している。 図17と概ね同じであり、ローラベアリングが第2位置に位置決めされていることを示している。
実施例
図4〜図6を参照して、本発明の好ましい第1実施例であるローラベアリング式レンチ20は、本体30、駆動部材40、複数のローラベアリング50、方向切替スイッチ60及び少なくとも1つの弾性位置決め要素70を含む。
本体30は互いに接続された頭部31及びシャフト36を有し、頭部はシャフトの前端に位置する。頭部31の上面は円形の収容部32が内に向かって凹設されており、頭部31の底面は例えば貫通孔34などが設けられて開いている。
図7を参照して、駆動部材40は例えば正四角形、正五角形、正六角形、正八角形などの正多角形の部材であり、複数の辺を有する。本明細書が開示する好ましい実施例の駆動部材40は正六角形の部材を例としており、6つの辺41を有する。駆動部材40の辺41はそれぞれが中央領域42を有し、それは平面である。各辺41の中央領域42の両側にはそれぞれ内に引っ込んだ(駆動部材の内に向かって凹設された)係止面44が設けられ、各係止面44は中央領域42に続く内側441、及び中央領域42から離れた外側442を有し、各係止面44の内に引っ込んだ状態は、内側441から外側442に向かって徐々に内に引っ込んでおり、外側442を各辺41から内に引っ込ませている。係止面44の外観は平面状を呈しているが、係止面44は徐々に内に引っ込む弧面にすることができる。各辺41において、各係止面44は中央領域42との間で夾角αを形成しており、夾角αは1度〜10.4度、又は2.2度〜10.4度であり、好適には4.3度〜8.8度の間である。隣接する2つの辺41の間はさらに突出部411を有し、各突出部411は隣接する2つの係止面44の外側442の間に形成されており、駆動部材の構造強度を高め得る。駆動部材40は頭部31の収容部32中に取り付けられ、収容部内で回転することができる。また、駆動部材40は、ナット又はボルトなどの螺合部材と結合して回転を駆動するか、又はソケットを結合するために用いられる。駆動部材40の中心は、螺合部材に套接するための多角形スリーブ孔を設けることができる。本実施例の駆動部材40の底面は角ドライブ45を有し、頭部31の貫通孔34から突出して延び出している。また、クイックボタン機構46は、図5、図8及び図9に示す通り、駆動部材40中に設けられ、杆体部材47を含み、駆動部材40の摺動路401中に摺動可能に取り付けられ、杆体部材47を押圧すると玉体48が押動され、玉体48が角ドライブ45から露出して、ソケットを嵌めることができる。バネ49は、杆体部材47を復位せしめる。クイックボタン機構については公知の部材であり、本発明の主な目的ではないため、説明を省略する。
ローラベアリング50の数は、駆動部材40の辺41の数と同じであり、即ち、本明細書の好ましい実施例におけるレンチは6つのローラベアリング50を有する。
方向切替スイッチ60は略円盤形状を呈しており、ローラベアリング50は方向切替スイッチ60の底面に等間隔で囲むように配置して枢設されている。図8を参照して、各ローラベアリング50の頂端は回転軸52により方向切替スイッチ60の底面に枢着されているため、ローラベアリング50は自由に回転することができる。本実施例では、各回転軸52は独立した部材であり、その両端はそれぞれ方向切替スイッチ60の底面の枢設孔61及び各ローラベアリング50上面の枢設孔51に枢設されている。図12の本発明におけるローラベアリング式レンチの好ましい第2実施例の断面図(同一要素には好ましい第1実施例の符号をそのまま使用している)を参照して、各回転軸52は各ローラベアリング50と一体成形してもよく、その自由端は方向切替スイッチ60の枢設孔61に枢設される。同じ原理で、実施において、各回転軸52は方向切替スイッチ60と一体成形してもよく、その自由端は各ローラベアリング50の枢設孔51に枢設される。
図8及び図9を参照して、ローラベアリング50及び方向切替スイッチ60は頭部31に取り付けられ、ローラベアリング50は円形収容部32中に配置され、各ローラベアリング50は駆動部材40の1つの辺41と収容部32の周壁33との間に位置している。方向切替スイッチ60は頭部31の上面を覆っており、収容部32を密閉し、且つ回転することができる。駆動部材40の上面に設けられた凸垣43は、方向切替スイッチ60中央の貫通孔62から露出している。収容部32、駆動部材40及び方向切替スイッチ60は同心である。
前述の弾性位置決め要素70は駆動部材40の周面に取り付けられるが、好ましい本実施例では2つの弾性位置決め要素70が提供され、それぞれは例えば駆動部材40の2つの隣接しない辺など、任意の2つの辺41に取り付けることができる。本実施例では、2つの弾性位置決め要素は駆動部材40の2つの辺41に等間隔で(180度離して)設置している。各弾性位置決め要素70は弾性部材72及び押圧部材74を有し、駆動部材40の1つの辺41の装着穴402中に取り付けられ、装着穴402内で変位可能であり、押圧部材74は玉体であるのが好ましく、弾性部材72の付勢を受けて駆動部材の周面に露出する。各弾性位置決め要素70は、それがある辺41の2つの係止面44の間に位置し、即ち、辺41の中央領域42に位置している。図9に示す通り、各弾性位置決め要素70の押圧部材74は、ローラベアリング50の移動を制限する。すべてのローラベアリング50がいずれも方向切替スイッチ60に枢着されているため、ローラベアリングは同時動作の関係を持ち、単独では移動できない。図が示す通り、一部のローラベアリング50が弾性位置決め要素70の制限を受けて自由移動できなくなると、すべてのローラベアリングが自由移動できなくなるゆえに、2つの弾性位置決め要素70はすべてのローラベアリング50を同時に制限しており、これによりローラベアリング50及び方向切替スイッチ60が位置決めされる。
以下ではローラベアリング式レンチ20の使用状態について説明するが、方向切替スイッチ60はローラベアリング50を第1位置又は第2位置に移動させ、ローラベアリング式レンチ20を別の操作方向に切り替えることができる。図4、9及び10の方向を基準として、方向切替スイッチ60を反時計回りに回転させると、方向切替スイッチ60が第1位置に切り替わり、ローラベアリング50が図9に示す第1位置に移動して、各ローラベアリング50を対応する辺41の左側の係止面44aに接触させることができる。方向切替スイッチ60を時計回りに回転させると、方向切替スイッチ60が第2位置に切り替わり、ローラベアリング50が図10に示す第2位置に移動して、各ローラベアリング50を対応する辺41の右側の係止面44bに接触させることができる。第1位置及び第2位置を識別しやすくするため、本明細書では符号44aで左側に位置する係止面を示し、符号44bで右側に位置する係止面を示している。係止面と総称する場合には、符号44で示している。
図9は方向切替スイッチ60がローラベアリング50を第1位置に切り替えていることを示しており、このとき、各ローラベアリング50は対応する辺41の左側の係止面44aに接触している。2つの弾性位置決め要素70は、ローラベアリング50を第1位置に制限せしめて、ローラベアリングが第2位置に移動できないようにさせると同時に、方向切替スイッチ60も第1位置に位置決めされたままにする。
係止面44aの外側442において、係止面44aと収容部32の周壁33との間の隙間は徐々に小さくなっており、係止面44aの内側441において、係止面44aと周壁33との間の隙間は徐々に大きくなっている。ローラベアリング50が第1位置に位置するとき、レンチ20を時計回りに回すと、ローラベアリング50が係止面44aの隙間が小さな方向(即ち外側442の方向)へ移動するため、各ローラベアリング50、係止面44a及び収容部32の周壁33が係止し合い、レンチ20が駆動部材40を時計回りに駆動して回転せしめ、これにより螺合部材を時計回りに回転させる。反対に、レンチ20を反時計回りに回すと、ローラベアリング50が隙間の大きな方向へ移動し、ローラベアリング50、係止面44a及び収容部32の周壁33が係止し合えなくなり、レンチは駆動部材40を駆動して回転させることができなくなる。このようなクラッチ効果により、レンチ20が螺合部材を一方向(時計回りの方向)で回転せしめる。
図9を参照して、各係止面44a(44)の外側442は内に引っ込んだ設計になっているため、各係止面44aと収容部32の周壁33との間の夾角βが比較的小さく、係止面44aと周壁33との間の隙間における幅の変化が比較的緩やかであり、44a、32の両者間の隙間が急速に縮小することがないゆえに、ローラベアリング50が隙間の小さな方向へ移動する際に、比較的長い距離を移動することができる。各辺41の中心cを起点として、ローラベアリング50が隙間の小さな部分へ向かう移動距離dが比較的長いことで、ローラベアリング50、係止面44a及び周壁33が有効に係止されてクラッチ作用を生むことができ、すべりや不具合が起こらなくなる。
図10に示す通り、方向切替スイッチ60を第2位置まで時計回りに回転させると、ローラベアリング50が第2位置まで移動し、それぞれ辺41の右側の係止面44bと接触する。想像線が示す通り、ローラベアリング50が左側の係止面44aから右側の係止面44bへ移動する過程中、2つの弾性位置決め要素70が圧縮されて、押圧部材74が駆動部材40中に移入し、ローラベアリング50が押圧部材74を越えて右側の係止面44bに移動すると、2つの弾性位置決め要素70の押圧部材74が弾性部材72に弾性的に押し出され、押圧部材74がローラベアリング50を右側の係止面44bに位置決めすると同時に、方向切替スイッチ60を第2位置に位置決めする。
ローラベアリングが図10の第2位置に位置決めされているとき、レンチ20を反時計回りに回すと、ローラベアリング50が係止面44bの隙間が小さな方向(即ち外側442の方向)へ移動するため、各ローラベアリング50、係止面44b及び収容部32の周壁33が係止し合い、レンチ20が駆動部材40を反時計回りに駆動して回転せしめる。反対に、レンチ20を時計回りに回すと、ローラベアリング50が隙間の大きな方向へ移動し、ローラベアリング50、係止面44b及び収容部32の周壁33が係止し合えなくなり、レンチは駆動部材40を駆動して回転させることができなくなる。これにより、レンチ20が螺合部材を一方向(反時計回りの方向)で回転せしめる。
本実施例のレンチ(及び図12の好ましい第2実施例のレンチ)20は以下の効果を有し、従来構造における欠点を改善することができる。まず本発明は、駆動部材40の係止面44を外側が内に引っ込むよう形成された設計にすることで、ローラベアリングが隙間の小さな方向に移動する際に比較的長い移動距離(図9に示す通り)を持たせることができ、ローラベアリング50、係止面44及び収容部32の周壁33が互いにクラッチ作用を有効に生むことができるようにさせている。また、図11を参照して、係止面44と周壁33の間の夾角βの角度が比較的小さいため、係止作用が生じる際に、周壁33とローラベアリング50の接触点G及び係止面44とローラベアリング50の接触点Hをローラベアリング50の中心に一層近づけることができ、レンチが耐え得るトルクを向上させることができる。
さらに、本発明の構造設計では、弾性位置決め要素70が図1の従来構造における壁171及び弾性位置決め要素18の作用を同時に兼ね備えており、即ち、弾性位置決め要素70はローラベアリング50を第1位置又は第2位置に確実に位置決めすることができ、使用者が手で方向切替スイッチ60を回さない限り、ローラベアリング50が位置決めされ続け、第1位置から第2位置へ移動したり、第2位置から第1位置へ移動したりすることはない。同時に、弾性位置決め要素70は方向切替スイッチ60を第1又は第2位置に位置決めする。
3つ目に、ローラベアリング50の位置決めについて言えば、本発明の構造は従来構造における壁171を省くことができ、方向切替スイッチ60及びローラベアリング50の位置決めについて言えば、本発明は弾性位置決め要素70を駆動部材40に取り付けるだけでよく、弾性位置決め要素70とローラベアリング50との弾性当接関係を利用することで方向切替スイッチ60及びローラベアリング50を位置決めすることができ、従来構造における弾性位置決め要素18及び位置決め穴153、154と比べて、本発明の弾性位置決め構造は明らかに一層簡素化されている。よって、本発明の構造はより製造しやすく、コストが削減される。
図13〜図15を参照して、本発明の好ましい第3実施例であるローラベアリング式レンチ80は、同様に、本体90、駆動部材100、複数のローラベアリング110、方向切替スイッチ120及び少なくとも1つの弾性位置決め要素130を含む。
本体90の頭部91の上面は円形の収容部92が凹設されており、頭部の底面は貫通孔94が設けられている。
駆動部材100は頭部91の円形収容部92中に取り付けられ、それは正多角形の部材であり、例えば正六角形で、6つの辺101を有し、各辺101は中央領域102、及び中央領域102の両側に位置する2つの係止面104を有し、2つの係止面104は各辺101から凹設されており、各係止面104は中央領域102に続く内側1041、及び中央領域102から離れた外側1042を有し、各係止面104の内に引っ込んだ状態は、内側1041から外側1042に向かって徐々に内に引っ込んでいる。夾角αは、各係止面104と各中央領域102との間に形成されており、その角度は1度〜10.4度、又は2.2度〜10.4度であり、好適には4.3度〜8.8度の間である。隣接する2つの辺101において隣接する2つの係止面104の外側1042の間には、突出部1011が形成されている。
ローラベアリング110の数は、駆動部材の辺101の数と同じであるため、6つのローラベアリング110が円形収容部92中に取り付けられ、それぞれ6つの辺101と収容部92の周壁93との間に位置している。
方向切替スイッチ120は頭部91の上面に取り付けられ、収容部92上面の開口を密閉している。方向切替スイッチの底面にはローラベアリング110の数と同数の壁が等間隔で設けられており、即ち6つの壁122であり、6つの壁122の間に形成された6つのリミット溝124を有する。6つの壁122は等間隔に配置されて円形を呈している。図15に示す通り、6つのローラベアリング110はそれぞれ6つのリミット溝122中に収容され、それぞれ各リミット溝122に位置決めされている。方向切替スイッチ120は回転させて3つの弾性位置決め要素130により第1位置及び第2位置に位置決めさせることができ、3つの弾性位置決め要素130はそれぞれ方向切替スイッチ120底面に設けられた3つの穴126中に取り付けられ、その一端は駆動部材100に設けられた第1群位置決め穴106又は第2群位置決め穴107に弾性的に係止し、本実施例において位置決め穴の各群は3つの位置決め穴で構成されている。
図15に示す通り、方向切替スイッチ120を第2位置まで回転させたとき、方向切替スイッチ120がローラベアリング110を第2位置まで駆動し、各ローラベアリング110と各辺101の右側の係止面104を接触させ、3つの弾性位置決め要素130が第2群位置決め穴107に弾性的に係止して、方向切替スイッチ120及びローラベアリング110が第2位置に位置決めされ続ける。方向切替スイッチ120を第1位置まで回転させたとき、方向切替スイッチ120がローラベアリング110を第1位置まで移動させ、各ローラベアリング110と各辺101の左側の係止面104を接触させ、3つの弾性位置決め要素130が第1群位置決め穴106に弾性的に係止して、方向切替スイッチ120及びローラベアリング110を第1位置に位置決めし続ける。
各係止面104の外側1042は内に引っ込んだ設計になっているため、各係止面104と収容部92の周壁93との間の夾角βが比較的小さく、係止面104と周壁93との間の隙間における幅の変化が比較的緩やかであり、ローラベアリング110が隙間の小さな方向へ移動する際に、比較的長い距離を移動することができ(図9から知得できる)、ローラベアリング110、係止面104及び周壁93が有効に係止されてクラッチ作用を生むことができ、すべりや不具合が起こらなくなる。また、係止面104と周壁93の間の夾角βの角度が比較的小さいため、係止作用が生じる際に、周壁93とローラベアリング110の接触点及び係止面104とローラベアリング110の接触点をローラベアリング110の中心に一層近づけることができ(図11に示す通り)、レンチのトルクが向上する。
図16〜図18を参照して、本発明の好ましい第4実施例であるローラベアリング式レンチ140は、同様に、本体150、駆動部材160、複数のローラベアリング170、方向切替スイッチ180及び少なくとも1つの弾性位置決め要素190を含む。
本体150の頭部151は円形の収容部152が凹設されている。
駆動部材160は頭部151の円形収容部152中に取り付けられ、それは正多角形の部材であり、例えば正六角形で、6つの辺161を有し、各辺161は中央領域162、及び中央領域162の両側に位置し且つ内に引っ込めて設けられた2つの係止面164を有し、各係止面164は中央領域162に続く内側1641、及び中央領域162から離れた外側1642を有し、各係止面164の内に引っ込んだ状態は、内側1641から外側1642に向かって徐々に内に引っ込んでいる。隣接する2つの辺161において隣接する2つの係止面164の外側1642の間には、突出部1611が形成されている。夾角αは、各係止面164と各中央領域162との間に形成されており、その角度は1度〜10.4度、又は2.2度〜10.4度であり、好適には4.3度〜8.8度の間である。各係止面164と収容部152の周壁153との間には夾角βが形成されている。
6つのローラベアリング170は円形収容部152中に取り付けられ、それぞれ6つの辺161と収容部152の周壁153との間に位置している。
方向切替スイッチ180の底面には6つ壁182が設けられており、等間隔に配置されて円形を呈しており、さらに6つの壁の間に形成された6つのリミット溝184を有する。方向切替スイッチ180は頭部151の上面に取り付けられ、壁182及びリミット溝184は収容部152中に位置している。6つのローラベアリング170はそれぞれ6つのリミット溝184中に制限されている。
本実施例は2つの弾性位置決め要素190を有し、駆動部材160の周面に取り付けられるが、2つの弾性位置決め要素190は駆動部材160の任意の2つの辺161に取り付けることができ、各弾性位置決め要素190はそれがある辺161の中央に位置するのが好ましく(例えば辺の中央領域162に設ける)、即ち、辺161の2つの係止面164の間に位置させる。各弾性位置決め要素190は弾性部材192及び押圧部材194を有し、駆動部材160の1つの辺161の装着穴1602中に取り付けられ、押圧部材194は弾性部材192の付勢を受けて駆動部材160の周面に露出する。
方向切替スイッチ180は第1位置と第2位置の間で切り替えることができ、且つローラベアリングを連動させて移動せしめる。図17は、方向切替スイッチ180が第1位置に位置するのと同時に、方向切替スイッチ180のリミット溝184がローラベアリング170を第1位置に位置決めし、ローラベアリング170と辺161の左側の係止面164を接触させていることを示している。2つの弾性位置決め要素190の押圧部材194はローラベアリング170を第1位置に制限することができ、これにより方向切替スイッチ180を第1位置に位置決めしている。
方向切替スイッチ180を第2位置まで回転させたとき、図18に示す通り、方向切替スイッチがローラベアリング170を連動させて第2位置まで移動させ、右側の係止面164に接触させる。切り替えの後、2つの弾性位置決め要素190の押圧部材194がローラベアリング170を第2位置に制限し、これにより方向切替スイッチ180が第2位置に位置決めされる。
本実施例の駆動部材160の係止面164は、駆動部材160、ローラベアリング170及び収容部152の周壁153を良好に係止させ、且つ良好なクラッチ作用を生じさせることができる。さらに、収容部152の周壁153とローラベアリング170の接触点及び係止面164とローラベアリング170の接触点をローラベアリング170の中心に一層近づけることができる。
2つの弾性位置決め要素190は、方向切替スイッチ180及びローラベアリング170を第1位置又は第2位置に有効に位置決めすることができる。図1の従来構造と比べて、本実施例の弾性位置決め要素の構造は簡素化されており、製造しやすく、コストが削減される。
上述の実施例は本発明の特徴の説明に過ぎず、限定するものではなく、本発明の等価的修正はすべて本発明の保護範囲に属すると解釈されるべきである。
[従来]
10 ローラベアリング式レンチ
11 頭部
12 円形収容部
13 周壁
14 駆動部材
15 辺
151 係止面
152 凹部
153、154 位置決め穴
16 ローラベアリング
17 方向切替スイッチ
171 壁
172 リミット溝
173 穴
18 弾性位置決め要素
θ 夾角
[本発明]
20、80、140 ローラベアリング式レンチ
30、90、150 本体
31、91、151 頭部
32、92、152 収容部
33、93、153 周壁
34、94 貫通孔
36 シャフト
40、100、160 駆動部材
401 摺動路
402、1602 装着穴
41、101、161 辺
411、1011、1611 突出部
42、102、162 中央領域
43 凸垣
44(44a、44b)、104、164 係止面
441、1041、1641 内側
442、1042、1642 外側
45 角ドライブ
46 クイックボタン機構
47 杆体部材
48 玉体
49 バネ
106 第1群位置決め穴
107 第2群位置決め穴
α、β 夾角
c 中心
d 距離
G、H 接触点
50、110、170 ローラベアリング
51 枢設孔
52 回転軸
60、120、180 方向切替スイッチ
61 枢設孔
62 貫通孔
122、182 壁
124、184 リミット溝
126 穴
70、130、190 弾性位置決め要素
72、192 弾性部材
74、194 押圧部材

Claims (7)

  1. 頭部、前記頭部中に設けられた円形収容部を有する、本体と、
    正多角形の部材であり、複数の辺を有し、前記頭部の前記収容部中に取り付けられ、前記収容部内で回転することができる、駆動部材と、
    数量が前記駆動部材の辺の数量と同じであり、前記収容部中に取り付けられ、それぞれ前記駆動部材の前記辺と前記収容部の前記周壁との間に位置する、複数のローラベアリングと、
    前記頭部に回転可能に取り付けられ、前記ローラベアリングを連動させて前記収容部中で移動せしめ、各前記ローラベアリングを前記駆動部材の各前記辺の片側ともう一方の側との間で移動させる、方向切替スイッチと、を含み、
    前記駆動部材の各前記辺は中央領域を有し、前記中央領域の両側にはそれぞれ内に引っ込んだ係止面が設けられ、各前記係止面は、前記中央領域に続く内側、及び前記中央領域から離れた外側を有し、各前記係止面の内に引っ込んだ状態は、内側から外側に向かって徐々に内に引っ込んでおり、各前記辺の各前記係止面は前記中央領域との間で小さな角度の夾角を形成しており、各前記ローラベアリングが各前記辺の片側に位置するとき、その周面は前記係止面及び前記収容部の周壁に接触し、前記本体、前記ローラベアリング及び前記駆動部材が係止し合うようにさせる、ローラベアリング式レンチ。
  2. 各前記辺の前記中央領域は平面である、請求項1に記載のローラベアリング式レンチ。
  3. 前記夾角は1度〜10.4度の間である、請求項1に記載のローラベアリング式レンチ。
  4. 前記夾角は4.3度〜8.8度の間である、請求項1に記載のローラベアリング式レンチ。
  5. 前記駆動部材は複数の突出部を有し、各前記突出部は隣接する2つの係止面の外側の間に形成される、請求項1に記載のローラベアリング式レンチ。
  6. 各前記係止面は平面である、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のローラベアリング式レンチ。
  7. 各前記係止面は弧面である、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のローラベアリング式レンチ。
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