JP2021123004A - 熱転写記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】高濃度、高彩度、かつ耐光性に優れる印画物が提供可能で、地汚れの発生がないマゼンタ染料層を有する昇華型の熱転写記録媒体を提供する。【解決手段】基材2の一方の面に昇華転写層が形成された熱転写記録媒体1であって、昇華転写層は少なくともマゼンタ染料層4を含み、マゼンタ染料層4が、アニリン系染料、アゾ系染料と、アントラキノン系染料と、バインダ樹脂とを少なくとも含有し、アニリン系染料の固形分重量比が5〜30%であり、アゾ系染料の固形分重量比が20〜50%である。【選択図】図1

Description

本発明は、昇華型転写記録方式のプリンタに使用される熱転写記録媒体に関するものである。
一般に、熱転写記録媒体は、熱転写リボンとも呼ばれ、感熱転写方式のプリンタに使用されるインクリボンのことであり、典型的には基材の一方の面に感熱転写層、その基材の他方の面に耐熱滑性層を設けたものである。ここで感熱転写層は、インクの層であって、プリンタのサーマルヘッドに発生する熱によって、そのインクを昇華(昇華転写方式)あるいは溶融(溶融転写方式)させ、被転写体側に転写するものである。
現在、感熱転写方式の中でも昇華転写方式は、プリンタの高機能化と併せて各種画像を簡便にフルカラー形成できるため、デジタルカメラのセルフプリント、身分証明書などのカード類、アミューズメント用出力物等、広く利用されている。そんな中、用途の多様化と普及拡大に伴い、高濃度、高彩度、かつ高耐光性を有する印画物が提供可能な昇華型熱転写記録媒体を求める声が大きくなっている。
高濃度、高彩度な印画物を提供した技術例として、特許文献1では、ピリドン環の窒素原子にアリールアミノ基が結合した構造を有する化合物(マゼンタ色素)を有する熱転写記録媒体が提案されている。しかしながら、特許文献1の化合物のみでマゼンタ染料層を形成すると、染料層表面に染料がブリードアウトし、印画時に未印画部が染色される、いわゆる地汚れの発生が認められた。
また、濃度、および耐光性に優れるマゼンタ染料層の技術例として、特許文献2では、アントラキノン系化合物を含有する熱転写記録媒体が提案されている。しかしながら、特許文献2のマゼンタ染料層は、耐光性は高いものの印画物の彩度は不十分であった。このように、従来の熱転写記録媒体では、上記の様なユーザーの要求を十分に満足できるものはなく、さらなる改善が求められていた。
特開2017−66376号公報 特開2009−72918号公報
上記の様な従来技術の課題に鑑み、本発明は、高濃度、高彩度、かつ耐光性に優れる印画物が提供可能で、印画物の未印画部における染料移行、いわゆる地汚れの発生がないマゼンタ染料層を有する昇華型の熱転写記録媒体を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明は、基材の一方の面に昇華転写層が形成された熱転写記録媒体であって、前記昇華転写層は少なくともマゼンタ染料層を含み、前記マゼンタ染料層が、下記一般式(1)で表される化合物と、下記一般式(2)で表されるアゾ系化合物と、アントラキノン系化合物と、バインダ樹脂とを少なくとも含有し、前記化合物の固形分重量比が5〜30%であり、前記アゾ系化合物の固形分重量比が20〜50%であることを特徴とする熱転写記録媒体である。
Figure 2021123004
〔一般式(1)中のR1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して、無置換のアラルキル基、アリール基、アルキル基、シクロアルキル基、または置換基を有するアラルキル基、アリール基、アルキル基、シクロアルキル基を表す。〕
Figure 2021123004
〔一般式(2)中のR1およびR2は、それぞれ独立して、無置換のアラルキル基、アリール基、アルキル基、シクロアルキル基、または置換基を有するアラルキル基、アリール基、アルキル基、シクロアルキル基を表す。〕
上記熱転写記録媒体において、前記基材と前記昇華転写層の間に下引き層を有し、前記下引き層がポリビニルピロリドン樹脂を少なくとも含むものであって良い。
上記熱転写記録媒体において、前記基材の他方の面に耐熱滑性層を有するものであっても良い。
上記熱転写記録媒体において、前記昇華転写層が、前記染料層と並置された転写保護層を有していても良い。
上記熱転写記録媒体において、前記昇華転写層が、面順次に配列された複数色の染料層を有していても良い。
本発明の熱転写記録媒体によれば、染料層内での分散性に優れ、ブリードアウトがなく染料の高濃度化が可能で、高彩度で耐光性に優れる印画物が提供可能となり、かつ印画物の未印画部における染料移行、いわゆる地汚れの発生がないマゼンタ染料層を有する熱転写記録媒体を提供することができる。
本発明の熱転写記録媒体の第一の実施形態を示す側断面図である。 本発明の熱転写記録媒体の第二の実施形態を示す側断面図である。 本発明の熱転写記録媒体の構成例を平面視した図である。
以下、この発明の実施形態について説明するが、この発明は以下に示す実施形態に限定されない。以下に示す実施形態では、この発明を実施するために技術的に好ましい限定がなされているが、この限定はこの発明の必須要件ではない。
本発明の感熱転写記録媒体1は、図1に示すように、基材2の一方の面にマゼンタ染料層4を少なくとも設け、基材2の他方の面にサーマルヘッドとの滑り性を付与する耐熱滑性層3設けた構成である。さらに好ましくは、図2に示す感熱転写記録媒体1´のように、基材2とマゼンタ染料層4の間に下引き層5を設けた構成である。
基材2としては、熱転写における熱圧で軟化変形しない耐熱性と強度が必要とされ、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、セロファン、アセテート、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、芳香族ポリアミド、アラミド、ポリスチレン等の合成樹脂のフィルム、およびコンデンサー紙、パラフィン紙などの紙類等を単独、又は組み合わされた複合体として使用可能である。中でも、物性面、加工性、コスト面などを考慮するとポリエチレンテレフタ
レートフィルムが好ましい。また、その厚さは、操作性、加工性を考慮し、2μm以上50μm以下の範囲のものが使用可能であるが、転写適性や加工性等のハンドリング性を考慮すると、2μm以上9μm以下程度のものが好ましい。
また、基材2において、耐熱滑性層3を形成する面、またはマゼンタ染料層4を形成する面、またはその両方の面に、接着処理を施すことも可能である。接着処理としては、コロナ処理、火炎処理、オゾン処理、紫外線処理、放射線処理、粗面化処理、プラズマ処理、プライマー処理等の公知の技術を適用することができ、それらの処理を二種以上併用することもできる。
次に、耐熱滑性層3は、従来公知のもので対応でき、例えば、バインダとなる樹脂、離型性や滑り性を付与する機能性添加剤、充填剤、硬化剤、溶剤などを配合して耐熱滑性層形成用の塗布液を調製し、塗布、乾燥して形成することができる。この耐熱滑性層3の乾燥後の塗布量は、0.1g/m以上2.0g/m以下程度が適当である。ここで、耐熱滑性層3の乾燥後の塗布量とは、耐熱滑性層形成用の塗布液を塗布、乾燥した後に残った固形分量のことを指す。
耐熱滑性層3のバインダ樹脂を具体的に例示するならば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ニトロセルロース樹脂、酢酸セルロース樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリル樹脂およびこれらの変性体等を挙げられるが、これらに限定されない。
また、熱転写記録媒体1には、基材2と耐熱滑性層3との間に、必要に応じてさらに帯電防止性を備える目的でプライマー層を設けても良い。
マゼンタ染料層4は、マゼンタ染料、バインダ樹脂、溶剤などを配合して染料層形成用塗布液を調製し、塗布、乾燥することで形成される。このマゼンタ染料層4の乾燥後の塗布量は、0.3g/m以上1.0g/m以下程度が適当である。ここで、マゼンタ染料層4の乾燥後の塗布量とは、マゼンタ染料層形成用の塗布液を塗布、乾燥した後に残った固形分量のことを指す。
本発明の熱転写記録媒体のマゼンタ染料層4は、前記一般式(1)で表される化合物が染料層内に含有する染料に対し、固形分比で5%以上30%以下、かつ、前記一般式(2)で表されるアゾ系化合物が固形分比で20%以上50%以下であることを必須とする。
またマゼンタ染料層4は、樹脂、および溶剤に対する溶解性が高く、優れた耐光性を有するアントラキノン系化合物の併用を必須とする。アントラキノン系化合物は従来公知のものを使用することができ、特に限定されるものではないが、C.I.ディスパースレッド60、C.I.ディスパースバイオレット(Dis.violet)26、C.I.ディスパースバイオレット28、C.I.ディスパースバイオレット31等が挙げられる。
またマゼンタ染料層4には必要に応じてその他の染料を含有させることができる。例えば、C.I.ディスパースレッド73、C.I.ディスパースレッド135、C.I.ディスパースレッド167、C.I.ディスパースバイオレット13、C.I.ディスパースバイオレット56、C.Iソルベントレッド18、C.Iソルベントレッド19、C.Iソルベントレッド27、C.Iソルベントレッド143、C.Iソルベントレッド182、等を挙げることができる。
本発明の熱転写記録媒体は、図2に示す熱転写記録媒体1´のように基材2とマゼンタ染料層4の間に下引き層5を設けてもよい。下引き層5を設けることで印画時の基材2への染料移行量を抑制し、受像層への染料移行量を多くすることができる。すなわち、印画物にさらに高い印画濃度を付与することができる。
下引き層5を構成する樹脂としては、基材2とマゼンタ染料層4のバインダ樹脂との接着性を向上させ、両方に対して良好な接着性を有するポリビニルピロリドン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリビニルホルマール系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体系樹脂などを例示できる。
これにより、マゼンタ染料層4を、高濃度、高彩度、かつ耐光性に優れる印画物が提供可能で、印画物の未印画部における染料移行、いわゆる地汚れの発生がないものとすることができる。
本発明の熱転写記録媒体1は、図3に示す様に、上述のマゼンタ染料層のパネルM、イエロー染料層のパネルY、シアン染料層のパネルC、ブラック染料層もしくはブラック顔料インク層のパネルBk、を面順次に塗り分けた構成とすることができる。またさらに転写保護層のパネルPを並べ設け、各染料層から受像層に転写された画像等に重畳転写することで、該画像等の耐久性を高められる様にしても良い。またこれらのパネルを、長尺の基材に多数繰り返し設ける様にしても良い。
上記の転写保護層は典型的には熱溶融転写層であり、バインダ樹脂としての熱可塑性樹脂やワックス類のほか、必要に応じ紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、触媒促進剤、着色剤、艶調整剤、帯電防止剤、蛍光増白剤等の機能性添加剤を添加することができるが、これらに限定されない。
なお、耐熱滑性層3、マゼンタ染料層4、および下引き層5は、いずれも従来公知の塗布方法にて、塗布、形成することで形成可能であり、例としてグラビアコーティング法、スクリーン印刷法、スプレーコーティング法、リバースロールコート法等が挙げられる。
(実施例1)
<熱転写記録媒体の作製>
耐熱滑性層付き基材の耐熱滑性層未塗布面に、下記組成の下引き層塗布液をグラビアコーティング法により、乾燥後の膜厚が0.2μmになるように塗布し、100℃で2分乾燥することで、下引き層を形成した。さらに、その下引き層の上に下記組成のマゼンタ染料層塗布液を、グラビアコーティング法により、乾燥後の膜厚が0.5μmとなる様に塗布し、80℃で1分乾燥することで、マゼンタ染料層を形成し、実施例1のマゼンタ色の熱転写記録媒体を得た。
<下引き層塗布液>
ポリビニルピロリドン 100部
純水 600部
イソプロピルアルコール 400部
<マゼンタ染料層塗布液>
ポリビニルアセタール 100部
式(3)の染料 15部
式(4)の染料 35部
Dis.violet26 50部
ポリエーテル変性シリコーンオイル 3部
メチルエチルケトン 1000部
トルエン 1000部
Figure 2021123004
Figure 2021123004
(比較例)
比較例1〜4のマゼンタ色の熱転写記録媒体を、染料の種類、配合量を変更した以外は実施例1と同様にして作製した。詳細は表1に記載する。
<熱転写受像シートの作製>
基材として、188μmの白色発泡ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、その一方の面に下記組成の受像層塗布液を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が5.0g/mになるように塗布、乾燥することで、熱転写受像シートを作製した。
<受像層塗布液>
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 100部
ポリエーテル変性シリコーンオイル 3部
トルエン 200部
メチルエチルケトン 200部
<印画>
実施例1および比較例1〜4のマゼンタ色の熱転写記録媒体を熱転写受像シート上に、染料層と受像層が接するように配置し、サーマルシミュレーターにて3cm角の面積のベタ印画を行った。さらに、得られた印画物上に、熱転写性保護層シートを保護層と受像層が接するように配置し、5cm角の面積のベタ印画行い、印画物を得た。なお、印画条件は次の通りとした。
<印画条件>
印画環境:23℃50%RH
印加電圧:17V
ライン周期:0.7msec
印画密度:主走査300dpi、副走査300dpi
評価用サーマルプリンタにて転写させた。
<印画物の評価>
得られた印画物について、耐光性、濃度特性、彩度特性、および地汚れを評価した。各評価項目の詳細な評価方法を以下に記載した。
<耐光性>
東洋精機製作所製アトラス・ウエザオメータCi4000に印画物を24時間投入した。投入前後のマゼンタODを測定し、下式によってOD保持率を算出した。また、得られたOD保持率から耐光性を以下基準にて判定した。判定結果を表1に記載した。
OD保持率:〔OD投入後〕/〔OD投入前〕×100%
〇:OD保持率が90%以上。
×:OD保持率が90%未満。
<濃度特性>
X‐rite社製X‐rite528を用いて、ベタ画像形成部のマゼンタ濃度(OD)を測定した。得られたODから濃度特性を以下基準にて判定した。判定結果を表1に記載した。
〇:ODが2.3以上。
×:ODが2.3未満。
<彩度特性>
濃度特性と同様にX‐rite社製X‐rite528を用いて、L表色系における色度(L、a、b)を測定し、彩度(C)を下式によって算出した。また、得られたC*から彩度特性を以下基準にて判定した。判定結果を表1に記載した。
C*=〔(a2+(b1/2
〇:Cが70以上。
×:Cが70未満。
<地汚れ>
X−rite社製X−rite528を用いて、印画物白地部のマゼンタ濃度(OD)を測定した。得られたODから地汚れを以下基準にて判定した。判定結果を表1に記載した。
〇:ODが0.07未満。
×:ODが0.07以上。
Figure 2021123004
マゼンタ染料中に一般式(1)の化合物を固形分重量比5〜30%の範囲で含有し、一般式(2)のアゾ系化合物を固形分重量比20〜50%の範囲で含有し、アントラキノン系化合物を含有する実施例1のマゼンタ色熱転写シートは、地汚れがなく、高濃度、高彩度、かつ高耐光性を示した。
これに対して、一般式(2)のアゾ系化合物のみでマゼンタ染料層を形成した比較例1は濃度、彩度は高いものの、地汚れの発生が認められ、また耐光性も不十分であった。また、アントラキノン系化合物のみでマゼンタ染料層を形成した比較例2は、濃度が不十分であった。また、一般式(1)の化合物のみでマゼンタ染料層を形成した比較例3は、地汚れはないものの、濃度、彩度、耐光性は不十分であった。また、一般式(1)の化合物を固形分重量比50%含む比較例4では、濃度、彩度は不十分であった。
1:熱転写記録媒体
2:基材
3:耐熱滑性層
4:シアン染料層
5:下引き層

Claims (5)

  1. 基材の一方の面に昇華転写層が形成された熱転写記録媒体であって、前記昇華転写層は少なくともマゼンタ染料層を含み、前記マゼンタ染料層が、下記一般式(1)で表される化合物と、下記一般式(2)で表されるアゾ系化合物と、アントラキノン系化合物と、バインダ樹脂とを少なくとも含有し、前記化合物の固形分重量比が5〜30%であり、前記アゾ系化合物の固形分重量比が20〜50%であることを特徴とする熱転写記録媒体。
    Figure 2021123004
    〔一般式(1)中のR1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して、無置換のアラルキル基、アリール基、アルキル基、シクロアルキル基、または置換基を有するアラルキル基、アリール基、アルキル基、シクロアルキル基を表す。〕
    Figure 2021123004
    〔一般式(2)中のR1およびR2は、それぞれ独立して、無置換のアラルキル基、アリール基、アルキル基、シクロアルキル基、または置換基を有するアラルキル基、アリール基、アルキル基、シクロアルキル基を表す。〕
  2. 前記基材と前記昇華転写層の間に下引き層を有し、前記下引き層がポリビニルピロリドン樹脂を少なくとも含むものであることを特徴とする請求項1に記載の熱転写記録媒体。
  3. 前記基材の他方の面に耐熱滑性層を有することを特徴とする請求項1または2に記載の熱転写記録媒体。
  4. 前記昇華転写層が、前記染料層と並置された転写保護層を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の熱転写記録媒体。
  5. 前記昇華転写層が、面順次に配列された複数色の染料層を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の熱転写記録媒体。
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