JP2021116476A - 高強度熱延鋼板の製造方法 - Google Patents
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Description
[1]高強度熱延鋼板の製造方法であって、
加熱炉において、鋼片を1150℃以上に加熱した後に、粗圧延機により板厚30〜40mmのシートバーまで圧延し、
少なくとも5スタンド以上を備える仕上圧延機を用いて、
仕上圧延入側温度が1000〜1150℃、
前記仕上圧延機の第1スタンドの圧下率を40〜60%、第2スタンドの圧下率を40〜60%とすると共に、第3スタンド以降での総圧下率を75%未満で熱間圧延を行い、
該熱間圧延後に350〜530℃の冷却停止温度まで冷却した後に、巻取ることを特徴とする高強度熱延鋼板の製造方法。
[2]前記高強度熱延鋼板の組織は、旧オーステナイト粒の平均アスペクト比が1.3以上5.0以下であり、ベイナイト相の面積率が80%以上であることを特徴とする[1]に記載の高強度熱延鋼板の製造方法。
[3]前記高強度熱延鋼板の成分組成は、質量%で、C:0.04〜0.2%、Si:3.0%以下、Mn:1.0〜4.0%、P:0.1%以下、S:0.02%以下、Al:1.0%以下、N:0.01%以下、Ti:0.3%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする[1]または[2]に記載の高強度熱延鋼板の製造方法。
[4]前記第2スタンド入側における鋼板温度Tp2[℃]と、前記第1スタンドで圧延された後の鋼板が、前記第1スタンドを出てから第2スタンドに搬送されるまでの時間T[秒]が、下記式(1)を満足することを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の高強度熱延鋼板の製造方法。
Tp2≧1100−100×log10(T) (1)
[5]前記シートバーは、先行材のシートバーの尾端部または後行材のシートバーの先端部と接合された後に、前記仕上圧延機を用いて熱間圧延を行うことを特徴とする[1]〜[4]のいずれかに記載の高強度熱延鋼板の製造方法。
一方、第1スタンドおよび第2スタンドの圧下率を60%以下としているのは、圧延負荷が過大となり設備破損のおそれや、スリップによる噛み込み不良が生じて圧延が不安定化するおそれがあるからであり、好ましくは50%以下とする。なお、圧下率をできるだけ大きくするために、潤滑剤を供給しながら圧延することで圧延荷重を低下させ、高圧下率を確保してもよい。
Tp2≧1100−100×log10(T) (1)
本発明では、上記式(1)を満足することにより、コイル内で圧延速度(仕上圧延機3の最終スタンド出側における鋼板の搬送速度)が変化した場合にも、鋼板の長手方向における材質の均一性を向上させることができる。上述したように、第1スタンドから第2スタンドまでの搬送時間が長いほど、スタンド間での再結晶が促進され、結晶粒の等軸化が進展するため、上記式(1)を満足することにより、第2スタンド入側における鋼板温度Tp2が比較的低くなっても第2スタンドから第3スタンドの間の再結晶を促進することができると共に、第3スタンド以降の圧下により結晶粒に蓄積されるひずみを軽減することができる。
Cは、焼入れ性を向上させることによってベイナイトの生成を促進する元素である。そのため、本発明では、C含有量を0.04%以上とすることが好ましい。一方、C含有量が0.2%を超えると、ベイナイトの生成制御が困難となり、マルテンサイト相またはマルテンサイト−オーステナイト混合相の生成が増加し、熱延鋼板の穴拡げ性が低下する。したがって、C含有量を0.04〜0.2%とすることが好ましい。より好適な範囲は0.04〜0.18%である。
Siはフェライト生成を促進する元素であり、Si含有量が3.0%を超えると、フェライトが生成し、熱延鋼板の穴拡げ性が劣化する。したがって、Si含有量は3.0%以下とすることが好ましい。より好適な範囲は0.1〜2.0%である。
Mnは、固溶して熱延鋼板の強度増加に寄与するとともに、焼入れ性向上によってベイナイトの生成を促進し、穴拡げ性を向上させる。このような効果を得るためには、Mn含有量を1.0%以上とすることが好ましい。一方、Mn含有量が4.0%を超えると、ベイナイトの生成制御が困難となり、マルテンサイト相またはマルテンサイト−オーステナイト混合相が増加して熱延鋼板の穴拡げ性が低下する。したがって、Mn含有量を1.0〜4.0%とすることが好ましい。より好適には1.0〜3.0%である。
Pは、固溶して熱延鋼板の強度増加に寄与する元素である。しかし、粒界、特に旧オーステナイト粒界に偏析し、加工性の低下を招く元素でもある。このため、P含有量を極力低くすることが好ましいが、0.1%までのPの含有は許容できる。したがって、P含有量は0.1%以下とすることが好ましい。
Sは、TiやMnと結合して粗大な硫化物を形成し、熱延鋼板の穴拡げ性を低下させる。そのため、S含有量を極力低くすることが好ましいが、0.02%まで含有することは許容できる。したがって、S含有量を0.02%以下とすることが好ましい。より好適には0.005%以下である。
Alの過剰な添加は酸化物系介在物の増加を招き、熱延鋼板の穴拡げ性を低下させるとともに、疵の発生原因となる。したがって、Al含有量を1.0%以下とすることが好ましい。より好適には0.005〜0.1%である。
Nは、高温でTiと結合して粗大な窒化物になり易く、熱延鋼板の穴拡げ性を低下させる。このため、N含有量を0.01%以下とすることが好ましい。より好適には0.005%以下である。
Ti含有量が0.3%を超えると、旧オーステナイト粒の再結晶温度が高くなり、仕上圧延によりオーステナイト粒が扁平してしまい、穴拡げ性が低下する。したがって、Ti含有量を0.3%以下とすることが好ましい。より好適には0.02〜0.15%である。
Vは、析出強化または固溶強化により鋼板の強度を向上させる作用を有する元素であるこれらの効果を発現させるためには、V含有量を0.03%以上とすることが好ましい。一方、含有量が1.0%を超えると、旧オーステナイト粒の再結晶温度が高くなりすぎ、仕上圧延完了後のオーステナイト粒のアスペクト比が5.0を超えてしまい、穴拡げ性が低下する場合がある。したがって、Vを含有する場合は、1.0%以下とする。
Nbは、析出強化または固溶強化により鋼板の強度を向上させる作用を有する元素である。これらの効果を発現させるためには、Nb含有量を0.005%以上とすることが好ましい。一方、含有量が0.18%を超えると、旧オーステナイト粒の再結晶温度が高くなりすぎて、仕上圧延完了後のオーステナイト粒のアスペクト比が5.0を超えてしまい、穴拡げ性が低下する場合がある。したがって、Nbを含有する場合は、0.18%以下とする。
Crは、炭化物を形成して熱延鋼板の高強度化に寄与するとともに、焼入れ性向上によってベイナイトの生成を促進し、ベイナイト粒内へのFe系炭化物析出を促進する元素である。これらの効果を発現させるためには、Cr含有量を0.1%以上とすることが好ましい。一方、含有量が1.0%を超えると、マルテンサイト相が生成しやすくなり、熱延鋼板の穴拡げ性が低下する場合がある。したがって、Crを含有する場合は、1.0%以下とする。
Bは、旧オーステナイト粒界に偏析し、フェライトの生成・成長を抑制し、熱延鋼板の強度と穴広げ性向上に寄与する元素である。これらの効果を発現させるためには、B含有量を0.0005%以上とすることが好ましい。一方で、含有量が0.0050%を超えると、効果が飽和する。したがって、Bを含有する場合は、0.0050%以下とする。
Moは、焼入れ性の向上を通じてベイナイト相の形成を促進し、熱延鋼板の強度と穴広げの向上に寄与する。このような効果を得るためには、Mo含有量を0.05%以上とすることが好ましい。一方で、含有量が0.50%を超えると、マルテンサイト相が生成しやすくなり、熱延鋼板の穴拡げ性が低下する場合がある。したがって、Moを含有する場合は、0.50%以下とする。
Cuは、固溶して熱延鋼板の強度増加に寄与する元素である。また、Cuは、焼入れ性の向上を通じてベイナイト相の形成を促進し、強度と穴広げ性の向上に寄与する。これらの効果を得るためには、Cu含有量を0.01%以上とすることが好ましい。一方で、含有量が0.30%を超えると、熱延鋼板の表面性状の劣化を招く場合がある。したがって、Cuを含有する場合は、0.30%以下とする。
Niは、固溶して熱延鋼板の強度増加に寄与する元素である。また、Niは、焼入れ性の向上を通じてベイナイト相の形成を促進し、強度と穴広げ性の向上に寄与する。これらの効果を得るためには、Ni含有量を0.01%以上とすることが好ましい。一方で、含有量が0.50%を超えると、マルテンサイト相が生成しやすくなり、熱延鋼板の穴拡げ性が低下する場合がある。したがって、Niを含有する場合は、0.50%以下とする。
Sbは、スラブ加熱段階でスラブ表面の窒化を抑制する効果を有し、その結果、スラブ表層部のBNの析出が抑制される。また、固溶Bが存在することにより熱延鋼板表層部においてもベイナイトの生成に必要な焼入れ性を得ることができ、熱延鋼板の強度と穴広げ性を向上させる。このような効果の発現のためにはその量を0.0002%以上とすることが好ましい。一方で、含有量が0.0200%を超えると、圧延荷重の増大を招き、生産性を低下させる場合がある。したがって、Sbを含有する場合は、0.0200%以下とする。
λ=100×(φ1―φ0)/φ0 (3)
λ:穴拡げ率(%)
φ0:初期穴直径(mm)
φ1:クラックが断面を貫通した時点の穴直径(mm)
穴拡げ率λが80%以上のものを合格(〇または◎)とし、なかでも穴拡げ率λが95%以上ものを合格(◎)とした。なお、穴拡げ率λが80%未満のものを不合格(×)とした。
2 粗圧延機
3 仕上圧延機
4 ランアウトテーブル
5 巻取り装置(コイラー)
6 コイルボックス
7 接合装置
8 切断装置
Claims (5)
- 高強度熱延鋼板の製造方法であって、
加熱炉において、鋼片を1150℃以上に加熱した後に、粗圧延機により板厚30〜40mmのシートバーまで圧延し、
少なくとも5スタンド以上を備える仕上圧延機を用いて、
仕上圧延入側温度が1000〜1150℃、
前記仕上圧延機の第1スタンドの圧下率を40〜60%、第2スタンドの圧下率を40〜60%とすると共に、第3スタンド以降での総圧下率を75%未満で熱間圧延を行い、
該熱間圧延後に350〜530℃の冷却停止温度まで冷却した後に、巻取ることを特徴とする高強度熱延鋼板の製造方法。 - 前記高強度熱延鋼板の組織は、旧オーステナイト粒の平均アスペクト比が1.3以上5.0以下であり、ベイナイト相の面積率が80%以上であることを特徴とする請求項1に記載の高強度熱延鋼板の製造方法。
- 前記高強度熱延鋼板の成分組成は、質量%で、C:0.04〜0.2%、Si:3.0%以下、Mn:1.0〜4.0%、P:0.1%以下、S:0.02%以下、Al:1.0%以下、N:0.01%以下、Ti:0.3%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1または2に記載の高強度熱延鋼板の製造方法。
- 前記第2スタンド入側における鋼板温度Tp2[℃]と、前記第1スタンドで圧延された後の鋼板が、前記第1スタンドを出てから第2スタンドに搬送されるまでの時間T[秒]が、下記式(1)を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高強度熱延鋼板の製造方法。
Tp2≧1100−100×log10(T) (1) - 前記シートバーは、先行材のシートバーの尾端部または後行材のシートバーの先端部と接合された後に、前記仕上圧延機を用いて熱間圧延を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の高強度熱延鋼板の製造方法。
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JP2008266695A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Nakayama Steel Works Ltd | 高強度熱延鋼板およびその製造方法 |
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WO2012141265A1 (ja) * | 2011-04-13 | 2012-10-18 | 新日本製鐵株式会社 | 局部変形能に優れた高強度熱延鋼板とその製造方法 |
WO2017017933A1 (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | Jfeスチール株式会社 | 高強度熱延鋼板およびその製造方法 |
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