JP2021110062A - ドラフト装置、紡績機、紡績方法及びドラフトローラ - Google Patents

ドラフト装置、紡績機、紡績方法及びドラフトローラ Download PDF

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Abstract

【課題】太さが周期的に変化する糸の安定的な紡績を可能とするドラフト装置、紡績機、紡績方法及びドラフトローラを提供する。【解決手段】ドラフト装置3は、フロントローラ対10と、ミドルローラ対20と、サードローラ対30と、ミドルローラ対20のミドルボトムローラ21が有するローラ本体の外周面に架けられた第1エプロンベルト25と、ミドルローラ対20のミドルトップローラ22が有するローラ本体の外周面に架けられた第2エプロンベルト26と、を備える。ミドルトップローラ22の外周面には、ローラ本体221の軸方向から見た場合にミドルトップローラ22の外周面が連続するように凹部223が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ドラフト装置、紡績機、紡績方法及びドラフトローラに関する。
太さが周期的に変化する糸を紡績するためのドラフト装置として、ドラフトローラ又はエプロンベルトにおける繊維束の接触面に切欠き部が形成された装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
実開昭63−050884号公報 特開平05−005229号公報
上述したようなドラフト装置では、切欠き部において繊維束に十分な圧力が掛からないため、切欠き部において繊維束中の繊維の向きが不安定となり、その結果、太さが周期的に変化する糸を安定的に紡績することができないおそれがある。
本発明は、太さが周期的に変化する糸の安定的な紡績を可能とするドラフト装置、紡績機、紡績方法及びドラフトローラを提供することを目的とする。
本発明のドラフト装置は、繊維束の走行方向における最も下流側に配置され、第1駆動ローラ及び第1従動ローラを有する第1ローラ対と、第1ローラ対と隣り合うように第1ローラ対に対して走行方向における上流側に配置され、第2駆動ローラ及び第2従動ローラを有する第2ローラ対と、第2ローラ対と隣り合うように第2ローラ対に対して走行方向における上流側に配置され、第3駆動ローラ及び第3従動ローラを有する第3ローラ対と、第2駆動ローラが有するローラ本体の外周面に架けられた第1エプロンベルトと、第2従動ローラが有するローラ本体の外周面に架けられた第2エプロンベルトと、を備え、第2駆動ローラ及び第2従動ローラの少なくとも一方の外周面には、ローラ本体の軸方向から見た場合に外周面が連続するように凹部が形成されている。
このドラフト装置では、エプロンベルトが架けられたローラ本体の外周面に凹部が形成されている。これにより、繊維束に十分な圧力が掛かった状態が維持されつつ、当該圧力が周期的に変化することになる。また、ローラ本体の軸方向から見た場合に外周面が連続するように凹部が形成されている。これにより、ローラ本体に生じる振動が抑制される。よって、このドラフト装置によれば、太さが周期的に変化する糸の安定的な紡績を可能とする繊維束を生成することができる。
本発明のドラフト装置では、凹部は、第2駆動ローラ又は第2従動ローラの外周面に形成されていてもよい。これにより、特別な制御等を実施せずに、繊維束に掛かる圧力の変化の周期を一定にすることができるため、太さが一定の周期で変化する糸の紡績を可能とする繊維束を生成することができる。
本発明のドラフト装置では、凹部は、第2従動ローラの外周面に形成されていてもよい。これにより、例えば紡績する糸の種類に応じて、外周面に凹部が形成されたローラ本体を交換するような場合に、その交換作業の容易化を図ることができる。
本発明のドラフト装置では、凹部は、軸方向における外周面の中央領域に形成されていてもよい。これにより、走行する繊維束に圧力の変化を確実に生じさせることができる。
本発明のドラフト装置では、外周面には、凹部として、ローラ本体の周方向に沿って並ぶように複数の凹部が形成されていてもよい。これにより、繊維束に掛かる圧力の変化の周期を短くすることができるため、太さが短い周期で変化する糸の紡績を可能とする繊維束を生成することができる。
本発明のドラフト装置では、複数の凹部は、互いに同一の形状を呈しており、周方向に沿って等間隔で並ぶように外周面に形成されていてもよい。これにより、繊維束に掛かる圧力の変化の周期を短く且つ一定にすることができるため、太さが短く且つ一定の周期で変化する糸の紡績を可能とする繊維束を生成することができる。
本発明のドラフト装置では、凹部は、ローラ本体の周方向に沿って凹部の中央領域に向かって深さが大きくなるように外周面に形成されていてもよい。これにより、繊維束に掛かる圧力が徐々に減少して徐々に増加するというように、繊維束に掛かる圧力を緩やかに変化させることができるため、太さが緩やかに変化する糸の紡績を可能とする繊維束を生成することができる。
本発明のドラフト装置では、凹部は、外周面の接平面に平行であり且つ外周面と交差する面によって構成されていてもよい。これにより、中央領域に向かって深さが大きくなる凹部をローラ本体の外周面に容易に形成することができる。
本発明のドラフト装置では、ローラ本体は、金属によって形成されていてもよい。これにより、ローラ本体に生じる振動をより確実に抑制することができる。
本発明の紡績機は、上記ドラフト装置と、ドラフト装置でドラフトされた繊維束に旋回空気流によって撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、空気紡績装置で生成された糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取装置と、を備える。
この紡績機によれば、太さが周期的に変化する糸を安定的に紡績することができる。
本発明の紡績方法は、上記紡績機によって実施される紡績方法であって、ドラフト装置から送り出される繊維束の速度は300m/分以上である。
この紡績方法によれば、太さが周期的に変化する糸を安定的に紡績することができる。
本発明の紡績方法では、第3ローラ対に対する第2ローラ対のドラフト比は1.1〜3.0倍であり、第2ローラ対に対する第1ローラ対のドラフト比は15〜55倍であってもよい。これにより、太さが周期的に変化する糸をより安定的に紡績することができる。
本発明のドラフトローラは、ドラフト装置においてエプロンベルトが架けられた状態で用いられるドラフトローラであって、外周面を有するローラ本体を備え、外周面には、ローラ本体の軸方向から見た場合に外周面が連続するように凹部が形成されている。
このドラフトローラによれば、太さが周期的に変化する糸の安定的な紡績を可能とする繊維束を生成することができる。
本発明によれば、太さが周期的に変化する糸の安定的な紡績を可能とするドラフト装置、紡績機、紡績方法及びドラフトローラを提供することができる。
一実施形態の紡績機の側面図である。 図1に示されるドラフト装置の一部分の側面図である。 図2に示されるミドルトップローラの斜視図である。 図3に示されるミドルトップローラの横断面図である。 図3に示されるミドルトップローラの縦断面図である。 図1に示される紡績機によって紡績された糸の正面図である。 変形例のミドルトップローラの正面図である。 変形例のミドルトップローラの正面図である。 変形例のミドルトップローラの正面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[紡績機の構成]
図1に示されるように、紡績機1は、複数の紡績ユニット2と、複数のユニットコントローラ100と、を備えている。複数の紡績ユニット2は、一列に配列されている。各紡績ユニット2は、スライバ(繊維束)Sをドラフトして繊維束Fを生成し、繊維束Fに旋回空気流によって撚りを与えて糸Yを生成し、糸YをボビンBに巻き取ってパッケージPを形成する。各ユニットコントローラ100は、所定数(1つ又は複数)の紡績ユニット2ごとに設けられており、各紡績ユニット2の動作を制御する。紡績機1には、複数のユニットコントローラ100の上位コントローラである機台制御装置(図示省略)が設けられている。
以下、スライバS、繊維束F及び糸Yの走行方向における上流側を「上流側」といい、当該走行方向における下流側を「下流側」という。水平方向のうち複数の紡績ユニット2の配列方向に垂直な方向における一方の側(例えば、作業通路側)を「前側」といい、当該方向における他方の側を「後側」という。鉛直方向における上側を「上側」といい、鉛直方向における下側を「下側」という。
各紡績ユニット2は、ドラフト装置3と、空気紡績装置4と、糸監視装置5と、糸貯留装置6と、糸継装置7と、巻取装置8と、第1捕捉案内装置9aと、第2捕捉案内装置9bと、を備えている。ドラフト装置3、空気紡績装置4、糸監視装置5、糸貯留装置6、糸継装置7及び巻取装置8は、上流側から下流側にこの順序で配置されている。一例として、ドラフト装置3から糸貯留装置6までのスライバS、繊維束F及び糸Yの走行方向は、前側から後側に向かう方向であり、水平方向に対して上側に傾斜している。糸貯留装置6から巻取装置8までの糸Yの走行方向は、下側から上側に向かう方向であり、鉛直方向に対して前側に傾斜している。各紡績ユニット2では、糸Yの走行方向が糸貯留装置6において切り替えられている。
ドラフト装置3は、スライバSをドラフトして繊維束Fを生成する。ドラフト装置3は、フロントローラ対(第1ローラ対)10と、ミドルローラ対(第2ローラ対)20と、サードローラ対(第3ローラ対)30と、バックローラ対40と、を有している。フロントローラ対10は、最も下流側に配置されている。ミドルローラ対20は、フロントローラ対10と隣り合うようにフロントローラ対10に対して上流側に配置されている。サードローラ対30は、ミドルローラ対20と隣り合うようにミドルローラ20対に対して上流側に配置されている。バックローラ対40は、サードローラ対30と隣り合うようにサードローラ30対に対して上流側に配置されている。
空気紡績装置4は、ドラフト装置3でドラフトされた繊維束Fに旋回空気流によって撚りを与えて糸Yを生成する。糸貯留装置6は、糸貯留ローラに糸Yを貯留することで、糸貯留装置6の下流側において糸Yに生じる張力の変動を吸収しつつ、空気紡績装置4から糸Yを安定的に引き出す。巻取装置8は、糸貯留装置6によって引き出された糸YをボビンBに巻き取ってパッケージPを形成する。巻取装置8は、クレードルアーム8aと、巻取ドラム8bと、を有している。クレードルアーム8aは、ボビンBを回転可能に支持する。巻取ドラム8bは、ボビンB又はパッケージPに接触してボビンB又はパッケージPを回転させる。巻取ドラム8bの表面には、糸Yを巻き取る際に糸Yを綾振りするための綾振り溝(図示省略)が形成されている。
糸監視装置5は、走行する糸Yの情報を監視し、監視した情報に基づいて糸欠陥の有無を検出する。糸監視装置5は、糸欠陥を検出した場合、糸欠陥検出信号をユニットコントローラ100に送信する。ユニットコントローラ100は、糸欠陥検出信号を受信した場合、糸Yを切断するために、ドラフト装置3による繊維束Fの生成及び空気紡績装置4による糸Yの生成を中断させて、糸Yの供給を中断させる。ユニットコントローラ100は、糸欠陥検出信号を受信した場合、糸Yを切断するために、例えばカッタ(図示省略)を動作させてもよい。この場合、糸監視装置5がカッタを有していてよい。
糸継装置7は、糸Yが切断されたり、何らかの理由で糸Yが切れたりした場合に、空気紡績装置4からの糸YとパッケージPからの糸Yとを継ぐ糸継ぎを行う。糸継装置7は、旋回空気流によって糸端同士を撚り合わせるスプライサ装置である。第1捕捉案内装置9a及び第2捕捉案内装置9bは、それぞれ、基端部分を中心として回動可能である。第1捕捉案内装置9aは、糸継ぎが行われる前に、下側に回動することで、空気紡績装置4からの糸Yを吸引空気流によって捕捉し、その後、上側に回動することで、空気紡績装置4からの糸Yを糸継装置7に案内する。第2捕捉案内装置9bは、糸継ぎが行われる前に、上側に回動することで、パッケージPからの糸Yを吸引空気流によって捕捉し、その後、下側に回動することで、パッケージPからの糸Yを糸継装置7に案内する。
[ドラフト装置の構成]
図1及び図2に示されるように、フロントローラ対10は、フロントボトムローラ(第1駆動ローラ)11及びフロントトップローラ(第1従動ローラ)12を有している。ミドルローラ対20は、ミドルボトムローラ(第2駆動ローラ)21及びミドルトップローラ(第2従動ローラ、ドラフトローラ)22を有している。サードローラ対30は、サードボトムローラ(第3駆動ローラ)31及びサードトップローラ(第3従動ローラ)32を有している。バックローラ対40は、バックボトムローラ41及びバックトップローラ42を有している。
フロントボトムローラ11とミドルボトムローラ21との間には、第1テンサーバー23が配置されている。ミドルボトムローラ21及び第1テンサーバー23には、第1エプロンベルト25が架けられている。フロントトップローラ12とミドルトップローラ22との間には、第2テンサーバー24が配置されている。ミドルトップローラ22及び第2テンサーバー24には、第2エプロンベルト26が架けられている。
各ボトムローラ11,21,31,41は、別々の駆動モータ(図示省略)によって、下流側ほど速くなるように互いに異なる回転速度で回転させられる。各トップローラ12,22,32,42及び第2エプロンベルト26は、各ボトムローラ11,21,31,41及び第1エプロンベルト25によって従動回転させられる。
図3、図4及び図5に示されるように、ミドルトップローラ22は、ローラ本体221及びローラ端部222を有している。ローラ本体221は、外周面221a及び内周面221bを有する円筒形状を呈している。ローラ端部222は、外周面222a及び内周面222bを有する円筒形状を呈している。ローラ端部222の外周面222aの径は、ローラ本体221の外周面221aの径よりも小さい。ローラ端部222の内周面222bの径は、ローラ本体221の内周面221bの径と等しい。ローラ本体221及びローラ端部222は、金属(例えば、鉄)によって一体的に形成されている。なお、第2エプロンベルト26(図2参照)は、ローラ本体221の外周面221aに架けられている。
ローラ本体221の外周面221aには、ローラ本体221の軸方向D1から見た場合に外周面221aが連続するように複数の凹部223が形成されている。軸方向D1は、ローラ本体221の回転中心線に平行な方向である。軸方向D1から見た場合に外周面221aが連続するとは、軸方向D1から見た場合に外周面221aによって円(欠け、凹み等が存在しない円)が形成されることを意味する(図4参照)。
複数の凹部223は、ローラ本体221の周方向D2に沿って並ぶように外周面221aに形成されている。周方向D2は、円柱面状を呈する外周面221aの円周方向である。各凹部223は、軸方向D1における外周面221aの中央領域に形成されている。各凹部223は、面223aによって構成されている。面223aは、外周面221aの接平面TPに平行であり且つ外周面221aと交差する面である。これにより、各凹部223の深さは、周方向D2に沿って各凹部223の中央領域に向かうほど大きくなっている。複数の凹部223は、互いに同一の形状(例えば、軸方向D1を長手方向とする長方形状)を呈しており、周方向D2に沿って等間隔で並ぶように外周面221aに形成されている。
[Thin Thick Yarnの紡績方法]
以上のように構成されたドラフト装置3は、太さが周期的に変化する糸Y(いわゆる「Thin Thick Yarn」)の紡績を可能とする繊維束Fを生成するために用いられる。そのような糸Yを紡績するための紡績方法としては、ドラフト装置3から送り出される繊維束Fの速度は300〜700m/分であることが好ましい。バックローラ対40とフロントローラ対10とのドラフト比(バックローラ対40に対するフロントローラ対10の周速度)は、50〜500倍であることが好ましい。バックローラ対40とサードローラ対30とのドラフト比(バックローラ対40に対するサードローラ対30の周速度)は、2.0〜4.0倍であることが好まく、2.5〜3.5倍であることがより好ましい。サードローラ対30とミドルローラ対20とのドラフト比(サードローラ対30に対するミドルローラ対20の周速度)は、1.1〜3.0倍であることが好ましく、1.5〜2.5倍であることがより好ましい。ミドルローラ対20とフロントローラ対10とのドラフト比(ミドルローラ対20に対するフロントローラ対10の周速度)は、15〜55倍であることが好ましく、25〜45倍であることがより好ましい。フロントローラ対10とミドルローラ対20との間の距離は48〜49mm、ミドルローラ対20とサードローラ対30との距離は35〜45mm、サードローラ対30とバックローラ対40との距離は38〜47mmであることが好ましい。
以上のような条件で紡績方法が実施される場合の「ミドルトップローラ22の各凹部223に関する寸法」の一例は、次のとおりである。ローラ本体221の外周面221aの直径は、20〜30mmであることが好ましく、24〜28mmであることがより好ましく、25.8mmであることが更に好ましい。軸方向D1におけるローラ本体221の長さは、25〜50mmであることが好ましく、35〜45mmであることがより好ましく、40mmであることが更に好ましい。軸方向D1における各凹部223の長さは、10〜26mmであることが好ましく、15〜21mmであることがより好ましく、18mmであることが更に好ましい。周方向D2における各凹部223の長さは、2mm〜15mmであることが好ましく、4mm〜12mmであることがより好ましく、5mm〜10mmであることが更に好ましい。各凹部223の最深部の深さは、0.2mm〜3mmであることが好ましく、0.2mm〜2mmであることがより好ましく、0.3mm〜0.9mmであることが更に好ましい。
当該一例では、4つの凹部223が周方向D2に沿って等間隔で並んでいる。なお、繊維長が38〜40mmの化学繊維を紡績する場合には、周方向D2における各凹部223の長さは4〜15mmであることが好ましい。繊維長が22〜30mmの天然綿繊維を紡績する場合には、周方向D2における各凹部223の長さは2〜10mmであることが好ましい。綿混糸を紡績する場合には、周方向D2における各凹部223の長さは2〜15mmであることが好ましい。軸方向D1における各凹部223の長さは、繊維束Fの全てが凹部223内を通過することができるように、繊維束Fが通過する領域よりも長いことが好ましい。
また、本実施形態では、円柱状のミドルトップローラ22から切り落とされた部分(凹部223に相当する部分)の「軸方向D1に垂直な面での断面形状」がD形状となる。この場合、凹部223の深さと周方向D2における凹部223の長さとに、所定の数式で表される対応関係(一方が決まれば他方が必然的に決まる関係)がある。具体的には、凹部223の深さと周方向D2における凹部223の長さとには、凹部223の深さが大きくなるほど周方向D2における凹部223の長さが大きくなる関係がある。本実施形態では、凹部223の深さよりも周方向D2における凹部223の長さを重視して凹部223の大きさが設定されることが好ましい。
以上のような条件で紡績方法が実施されることで製造された糸Y(例えば、短繊維(ステープルファイバ)を用いて紡績された糸)には、図6に示されるように、通常の太さの部分Ya、細い部分Yb及び太い部分Ycが周期的に現れる。糸Yの太さをUSTER社製「USTER TESTER 6」で測定した場合、糸Yにおいては、以下の関係式が成立する。
部分Yaの太さ×110%≦部分Ycの太さ≦部分Yaの太さ×200%
部分Yaの太さ×10%≦部分Ybの太さ≦部分Yaの太さ×90%
10mm≦隣り合う部分Yb及び部分Ycの中心間距離≦1m
20mm≦部分Ycが現れる周期≦10m
凹部223の深さを大きくすると、繊維束Fに掛かる圧力の変化率が大きくなるため、糸Yの太さの変化率(部分Yaの太さに対する部分Ybの太さの変化率、部分Yaの太さに対する部分Ycの太さの変化率)が大きくなる。周方向D2における凹部223の長さを大きくすると、隣り合う部分Yb及び部分Ycの長さが大きくなる。周方向D2における凹部223の個数を増加させると、部分Ybが現れる周期、及び部分Ycが現れる周期が短くなる。したがって、凹部223の形状及び個数の少なくとも一方が互いに異なる複数種のミドルトップローラ22を用意しておくことで、複数種の糸Yの製造に対応することができる。
[作用及び効果]
ドラフト装置3では、第2エプロンベルト26が架けられたミドルトップローラ22の外周面221aに凹部223が形成されている。これにより、繊維束Fに十分な圧力が掛かった状態が維持されつつ、当該圧力が周期的に変化することになる。また、軸方向D1から見た場合に外周面221aが連続するように凹部223が形成されている。これにより、ミドルトップローラ22のローラ本体221に生じる振動が抑制される。よって、ドラフト装置3によれば、太さが周期的に変化する糸Yの安定的な紡績を可能とする繊維束Fを生成することができる。更に、紡績機1によれば、太さが周期的に変化する糸Yを安定的に紡績することができる。
ドラフト装置3では、ミドルトップローラ22が有するローラ本体221の外周面221aに凹部223が形成されており、ミドルボトムローラ21が有するローラ本体の外周面に凹部が形成されていない。これにより、特別な制御等を実施せずに、繊維束Fに掛かる圧力の変化の周期を一定にすることができるため、太さが一定の周期で変化する糸Yの紡績を可能とする繊維束Fを生成することができる。また、例えば紡績する糸Yの種類に応じて、外周面221aに凹部223が形成されたローラ本体221を交換するような場合に、その交換作業の容易化を図ることができる。
ドラフト装置3では、軸方向D1における外周面221aの中央領域に凹部223が形成されている。これにより、走行する繊維束Fに圧力の変化を確実に生じさせることができる。
ドラフト装置3では、周方向D2に沿って並ぶように複数の凹部223が外周面221aに形成されている。これにより、繊維束Fに掛かる圧力の変化の周期を短くすることができるため、太さが短い周期で変化する糸Yの紡績を可能とする繊維束Fを生成することができる。
ドラフト装置3では、複数の凹部223が、互いに同一の形状を呈しており、周方向D2に沿って等間隔で並ぶように外周面221aに形成されている。これにより、繊維束Fに掛かる圧力の変化の周期を短く且つ一定にすることができるため、太さが短く且つ一定の周期で変化する糸Yの紡績を可能とする繊維束Fを生成することができる。
ドラフト装置3では、周方向D2に沿って凹部223の中央領域に向かって深さが大きくなるように凹部223が外周面221aに形成されている。これにより、繊維束Fに掛かる圧力が徐々に減少して徐々に増加するというように、繊維束Fに掛かる圧力を緩やかに変化させることができるため、太さが緩やかに変化する糸Yの紡績を可能とする繊維束Fを生成することができる。
ドラフト装置3では、外周面221aの接平面TPに平行であり且つ外周面221aと交差する面223aによって凹部223が構成されている。これにより、中央領域に向かって深さが大きくなる凹部223をローラ本体221の外周面221aに容易に形成することができる。
ドラフト装置3では、ミドルトップローラ22のローラ本体221が金属によって形成されている。これにより、ローラ本体221に生じる振動をより確実に抑制することができる。
紡績機1によって実施される紡績方法では、ドラフト装置3から送り出される繊維束Fの速度が300m/分以上である。このような場合にミドルトップローラ22の外周面221aに凹部223が形成されていると、太さが適切な周期で変化する糸Yを安定的に紡績することができる。
紡績機1によって実施される紡績方法では、サードローラ対30に対するミドルローラ対20のドラフト比が1.1〜3.0倍であり、ミドルローラ対20に対するフロントローラ対10のドラフト比が15〜55倍である。このような場合にミドルトップローラ22の外周面221aに凹部223が形成されていると、太さが適切な周期で変化する糸Yをより安定的に紡績することができる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。例えば、ドラフト装置3が有するローラ対の個数は、3つ以上であればよい。したがって、ドラフト装置3がバックローラ対40を有していなくてもよい。ローラ本体221は、金属以外の材料によって形成されていてもよい。
例えば、紡績ユニット2ごとにミドルボトムローラ21が駆動される場合には、ミドルボトムローラ21が有するローラ本体の外周面に凹部が形成されており、ミドルトップローラ22が有するローラ本体221の外周面221aに凹部223が形成されていなくてもよい。或いは、ミドルボトムローラ21が有するローラ本体の外周面に凹部が形成されており、且つ、ミドルトップローラ22が有するローラ本体221の外周面221aに凹部223が形成されていてもよい。
ミドルボトムローラ21及びミドルトップローラ22の少なくとも一方の外周面(ローラ本体の外周面)に、ローラ本体の軸方向から見た場合に外周面が連続するように凹部が形成されていれば、当該凹部の形状及び個数は、上述した凹部223の形状及び個数に限定されない。
図7に示されるように、凹部223は、軸方向D1を長手方向とする長円形状を呈していてもよい。凹部223は、周方向D2を長手方向とする長方形状、又は周方向D2を長手方向とする長円形状を呈していてもよい。凹部223は、軸方向D1の長さと周方向D2の長さとが等しい正方形状を呈していてもよい。
図8に示されるように、凹部223は、円形状を呈していてもよい。円形状の凹部223は、直径が8mm〜16mmであることが好ましい。円形状の凹部223の直径は、軸方向D1における凹部223の両側の「凹部223が形成されない領域」で第2エプロンベルト26を支持可能な大きさまで変更可能である。軸方向D1における第2エプロンベルト26の長さ(幅)は、例えば32mmである。図8に示される凹部223は、軸方向D1におけるローラ本体221の中央領域に形成されている(軸方向D1におけるローラ本体221の両端部には凹部223が形成されていない)が、軸方向D1においてローラ本体221の中央領域から片側に偏って形成されていてもよい。
図9に示されるように、凹部223は、軸方向D1におけるローラ本体221の両端に渡って斜めに延在していてもよい。この場合にも、軸方向D1に平行であり且つ外周面221a上に位置する全ての線分SLにおいて、各線分SLの少なくとも一部に外周面221aの一部が存在すれば(いずれの凹部223についても同様)、軸方向D1から見た場合に外周面221aが連続することになる。
複数の凹部223は、互いに異なる形状を呈していてもよい。
複数の凹部223は、周方向D2に沿って不等間隔で並ぶように外周面221aに形成されていてもよい。
凹部223が形成されるミドルボトムローラ21及び/又はミドルトップローラ22は、ローラ端部222を有していなくてもよい。或いは、軸方向D1におけるローラ本体221の両側に、ローラ本体221とは異なる径のローラ端部222が設けられていてもよい。
本発明の凹部は、ローラ本体の外周面に対して凹んだ部分を意味する。したがって、本発明の凹部は、底面を有する凹部に限定されず、外周面に形成された切欠き、外周面に形成された開口、外周面に形成された孔等を含む。
紡績ユニット2では、糸Yの走行方向が糸貯留装置6において切り替えられていたが、糸Yの走行方向が糸貯留装置6において切り替えられていなくてもよい。紡績ユニット2では、上側で供給された糸Yが下側で巻き取られるように各装置が配置されてもよい。すなわち、紡績ユニット2では、糸Yが上側から下側に向かって走行するように、ドラフト装置3、空気紡績装置4、糸監視装置5、糸貯留装置6及び巻取装置8が、上側から下側に向かってこの順序で配置されてもよい。
空気紡績装置4から糸Yを引き出すために、空気紡績装置4と糸貯留装置6との間に、デリベリローラ及びニップローラが配置されてもよい。デリベリローラ及びニップローラが設けられる場合、糸貯留装置6の代わりに、吸引空気流で糸Yの弛みを吸収するスラックチューブ又は機械的なコンペンセータ等が設けられてもよい。糸監視装置5は、糸貯留装置6と巻取装置8との間に配置されてもよい。
糸継装置7、第1捕捉案内装置9a及び第2捕捉案内装置9bは、複数の紡績ユニット2の配列方向に沿って移動可能な糸継台車に設けてられてもよい。複数の紡績ユニット2の配列方向に沿って移動可能な玉揚台車に、糸継ぎが行われる際等にパッケージPからの糸Yを引き出す糸引出し装置が設けられてもよい。
糸継装置7は、機械式のノッタ等であってもよい。或いは、パッケージPからの糸Yを空気紡績装置4に逆送させた状態でドラフト装置3によるスライバSのドラフト及び空気紡績装置4による糸Yの生成を再開することで、糸継ぎを行ってもよい。
巻取装置8では、巻取ドラム8bの表面に綾振り溝が形成されておらず、別途設けられた綾振り装置によって、ボビンBに糸Yが巻き取られる際に糸Yが綾振りされてもよい。巻取装置8では、ボビンBが駆動回転させられて、ボビンBに接触した巻取ドラム8bが従動回転させられてもよい。
ドラフト装置3では、各ボトムローラ11,21,31,41は、共通の1個〜3個の駆動モータによって、変速機を介して、下流側ほど速くなるように互いに異なる回転速度で回転駆動されてもよい。
1…紡績機、3…ドラフト装置、4…空気紡績装置、8…巻取装置、10…フロントローラ対(第1ローラ対)、11…フロントボトムローラ(第1駆動ローラ)、12…フロントトップローラ(第1従動ローラ)、20…ミドルローラ対(第2ローラ対)、21…ミドルボトムローラ(第2駆動ローラ)、22…ミドルトップローラ(第2従動ローラ、ドラフトローラ)、25…第1エプロンベルト、26…第2エプロンベルト、30…サードローラ対(第3ローラ対)、31…サードボトムローラ(第3駆動ローラ)、32…サードトップローラ(第3従動ローラ)、221…ローラ本体、221a…外周面、223…凹部、223a…面、D1…軸方向、D2…周方向、TP…接平面、S…スライバ(繊維束)、F…繊維束、Y…糸、P…パッケージ。

Claims (13)

  1. 繊維束の走行方向における最も下流側に配置され、第1駆動ローラ及び第1従動ローラを有する第1ローラ対と、
    前記第1ローラ対と隣り合うように前記第1ローラ対に対して前記走行方向における上流側に配置され、第2駆動ローラ及び第2従動ローラを有する第2ローラ対と、
    前記第2ローラ対と隣り合うように前記第2ローラ対に対して前記走行方向における上流側に配置され、第3駆動ローラ及び第3従動ローラを有する第3ローラ対と、
    前記第2駆動ローラが有するローラ本体の外周面に架けられた第1エプロンベルトと、
    前記第2従動ローラが有するローラ本体の外周面に架けられた第2エプロンベルトと、を備え、
    前記第2駆動ローラ及び前記第2従動ローラの少なくとも一方の前記外周面には、前記ローラ本体の軸方向から見た場合に前記外周面が連続するように凹部が形成されている、ドラフト装置。
  2. 前記凹部は、前記第2駆動ローラ又は前記第2従動ローラの前記外周面に形成されている、請求項1に記載のドラフト装置。
  3. 前記凹部は、前記第2従動ローラの前記外周面に形成されている、請求項2に記載のドラフト装置。
  4. 前記凹部は、前記軸方向における前記外周面の中央領域に形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のドラフト装置。
  5. 前記外周面には、前記凹部として、前記ローラ本体の周方向に沿って並ぶように複数の凹部が形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のドラフト装置。
  6. 前記複数の凹部は、互いに同一の形状を呈しており、前記周方向に沿って等間隔で並ぶように前記外周面に形成されている、請求項5に記載のドラフト装置。
  7. 前記凹部は、前記ローラ本体の周方向に沿って前記凹部の中央領域に向かって深さが大きくなるように前記外周面に形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のドラフト装置。
  8. 前記凹部は、前記外周面の接平面に平行であり且つ前記外周面と交差する面によって構成されている、請求項7に記載のドラフト装置。
  9. 前記ローラ本体は、金属によって形成されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のドラフト装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のドラフト装置と、
    前記ドラフト装置でドラフトされた前記繊維束に旋回空気流によって撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、
    前記空気紡績装置で生成された前記糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取装置と、を備える、紡績機。
  11. 請求項10に記載の紡績機によって実施される紡績方法であって、
    前記ドラフト装置から送り出される前記繊維束の速度は300m/分以上である、紡績方法。
  12. 前記第3ローラ対に対する前記第2ローラ対のドラフト比は1.1〜3.0倍であり、
    前記第2ローラ対に対する前記第1ローラ対のドラフト比は15〜55倍である、請求項11に記載の紡績方法。
  13. ドラフト装置においてエプロンベルトが架けられた状態で用いられるドラフトローラであって、
    外周面を有するローラ本体を備え、
    前記外周面には、前記ローラ本体の軸方向から見た場合に前記外周面が連続するように凹部が形成されている、ドラフトローラ。
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