JP2021107987A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物を供給者から需要者へと輸送する新たな仕組みを提供する。【解決手段】供給者は自身の供給者端末10を操作して、供給したい農作物に関する情報を入力し、これが供給者端末10からサーバ装置40にネットワーク2経由で通知される。需要者は自身の需要者端末20を操作して、自身が希望する農作物に関する情報を入力し、これが需要者端末20からサーバ装置40にネットワーク2経由で通知される。サーバ装置40は、農作物が供給される地点の近辺に居る車両群又はその地点の近辺を走行する予定の車両群から最適な車両を選択する。さらにサーバ装置40は、その車両が供給者から供給される農作物を積載し、且つ、その農作物を需要者に対して供給可能な経路を特定して、その経路に関する情報を、選択した車両の車載端末30に通知する。この車載端末30が搭載された車両の運転者は、通知された経路に従って車両を運転する。【選択図】図1

Description

本発明は、農作物等の対象物を輸送するための技術に関する。
例えば特許文献1には、消費者が栽培農家に出向くことなく果実を購入するためのシステムが開示されている。このシステムにおいては、まず、顧客が果実の注文をしたい場合にブラウザを起動して仲介システムにアクセスし、購入希望を入力する。次に、仲介システムは、指定された果実に対する入金確認等の後、最適な運送会社を選択し、その運送会社の端末に配送情報を送信する。そして、運送会社は、契約農家より果実を集荷して顧客に届ける。
特開2004−258983号公報
ところで、近年においては、利用者が車両の利用を要求すると、その利用者の近辺に居る車両群からその要求に合致する車両を選択してその利用者へと配車し、さらにその目的地に向かう途中において必要に応じて他の利用者をその車両に同乗させるという、乗り合い可能なオンデマンド型の輸送サービスが開始されている。農作物等の対象物を供給者から需要者へと輸送する際に、この種の新しい輸送サービスを活用することができれば便利である。
そこで、本発明は、対象物を供給者から需要者へと輸送する新たな仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、対象物の供給者の通信端末から、当該対象物の供給量、供給位置及び供給時期を含む供給通知を取得する供給通知取得部と、対象物の需要者の通信端末から、当該対象物の需要量、需要位置及び需要時期を含む需要通知を取得する需要通知取得部と、前記供給者から供給される対象物を積載して前記需要者へと輸送する車両の経路を、前記供給通知及び前記需要通知に基づいて特定する経路特定部と、特定された経路に関する情報を出力する情報出力部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
前記経路特定部は、前記対象物について決められた期限又は期間に応じた所要時間となる経路を特定するようにしてもよい。
前記経路特定部は、前記車両の設備に関する情報及び前記対象物に関する情報に応じた経路を特定するようにしてもよい。
前記供給者から供給される対象物を積載して前記需要者へと輸送するサービスに対する対価を算出する対価算出部を備えるようにしてもよい。
前記対価算出部によって算出される対価は、前記供給者に対する対価及び前記需要者に対する対価を含むようにしてもよい。
前記対価算出部は前記対象物単位で前記対価を算出し、当該対価を含む価格及び当該対象物を供給する供給者を符号化したコード情報を生成し、前記情報出力部は、生成された前記コード情報を出力するようにしてもよい。
生成された前記コード情報を読み取った結果を取得する読取結果取得部と、取得された前記読取結果に応じて、前記対価の徴収及び分配に関する処理を行う処理部とを備えるようにしてもよい。
前記経路特定部は、前記車両が前記供給者から供給される対象物を積載して前記需要者へと輸送する間に要する待機時間が閾値を超える場合、又は、前記供給者から供給される対象物の輸送先となる前記需要者が存在しない場合には、前記対象物を保管する保管場所を含む経路を特定するようにしてもよい。
前記経路特定部は、前記供給者から供給される対象物の供給量が前記需要者の需要量に比べて不足する場合には、当該対象物を保管し且つ当該対象物を前記車両に補充可能な保管場所を含む経路を特定するようにしてもよい。
本発明によれば、対象物を供給者から需要者へと輸送する新たな仕組みを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の構成の一例を示す図である。 供給者端末10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 車載端末30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 サーバ装置40のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 情報処理システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。 サーバ装置40によって記憶されている供給データを例示する図である。 サーバ装置40によって記憶されている需要データを例示する図である。 サーバ装置40によって記憶されている車両データを例示する図である。 サーバ装置40の動作の一例を示すフローチャートである。
[構成]
図1は、本実施形態の情報処理システム1の一例を示す図である。情報処理システム1は、輸送される対象物を供給する供給者が利用する通信端末としてそれぞれ機能する複数の供給者端末10と、輸送される対象物が供給される需要者が利用する通信端末としてそれぞれ機能する複数の需要者端末20と、複数の車両の各運転者が利用する通信端末としてそれぞれ機能する複数の車載端末30と、本発明に係る情報処理装置として機能するサーバ装置40とを備える。ネットワーク2は、これら供給者端末10、需要者端末20及び車載端末30とサーバ装置40とを相互に通信可能に接続する。ネットワーク2は、例えばLAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)、若しくはこれらの組み合わせであり、有線区間又は無線区間を含んでいる。ネットワーク2は、例えば第5世代移動通信システムに準拠したネットワークであることが望ましいが、必ずしもこれに限らない。
本実施形態において輸送される対象物は例えば野菜や果物等の農作物であり、供給者は例えば農家であり、需要者は例えば消費者である。情報処理システム1において、供給者は自身の供給者端末10を操作して、供給したい農作物に関する情報を入力する。入力された内容は、供給者端末10からサーバ装置40にネットワーク2経由で通知される。一方、需要者は自身の需要者端末20を操作して、自身が希望する農作物に関する情報を入力する。入力された内容は、需要者端末20からサーバ装置40にネットワーク2経由で通知される。
車載端末30をそれぞれ搭載した複数の車両は分散して走行又は待機している。この車両は、オンデマンド型の輸送サービスを提供する車両であり、或る供給者から供給された農作物を輸送中であっても、他の供給者から供給される農作物を追加で積載して輸送を行うようになっている。
サーバ装置40は、農作物が供給される地点の近辺に居る車両群又はその地点の近辺を走行する予定の車両群から、その農作物の輸送に最適な車両を選択する。さらにサーバ装置40は、その車両が供給者から供給される農作物を積載し、且つ、その農作物を需要者に対して供給可能な経路を特定して、その経路に関する情報を、選択した車両の車載端末30に通知する。この車載端末30が搭載された車両の運転者は、通知された経路に従って車両を運転する。
図2は、供給者端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。供給者端末10は、例えばスマートホン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末又はパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。供給者端末10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。供給者端末10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
供給者端末10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。また、例えばベースバンド信号処理部や呼処理部などがプロセッサ1001によって実現されてもよい。
プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、後述する動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。供給者端末10の機能ブロックは、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。各種の処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワーク2から供給者端末10に送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。ストレージ1003は、後述する動作を行うためのプログラムやデータ群を記憶する。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インターフェースなどは、通信装置1004によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キー、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ、など)である。さらに、入力装置1005は、測位装置としてのGPS(Global Positioning System)ユニットを含む。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチスクリーン)であってもよい。
プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバスによって接続される。バスは、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、供給者端末10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
需要者端末20は、物理的には供給者端末10と同様に、プロセッサ、メモリ、ストレージ、通信装置、入力装置、出力装置及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。需要者端末20における各機能は、プロセッサ、メモリなどのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサが演算を行い、通信装置による通信を制御したり、メモリ及びストレージにおけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。これらプロセッサ、メモリ、ストレージ、通信装置、入力装置、出力装置及びこれらを接続するバスは、供給者端末10について説明したプロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、及びこれらを接続するバスと、ハードウェアとしては同様であるため、その説明を省略する。
図3は、車載端末30のハードウェア構成の一例を示す図である。車載端末30は、例えばカーナビゲーション装置、スマートホン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末又はパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。車載端末30は、車両に一体化又は固定されている端末であってもよいし、運転者が携帯可能で車両に持ち込むことができるような端末であってもよい。車載端末30のハードウェア構成は、図3に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、車載端末30を構成してもよい。
車載端末30は、物理的には供給者端末10と同様に、プロセッサ3001、メモリ3002、ストレージ3003、通信装置3004、入力装置3005、出力装置3006及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。車載端末30における各機能は、プロセッサ3001、メモリ3002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ3001が演算を行い、通信装置3004による通信を制御したり、メモリ3002及びストレージ3003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。プロセッサ3001、メモリ3002、ストレージ3003、通信装置3004、入力装置3005、出力装置3006、及びこれらを接続するバスは、供給者端末10について説明したプロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、及びこれらを接続するバスと、ハードウェアとしては同様であるため、その説明を省略する。
図4は、サーバ装置40のハードウェア構成を示す図である。サーバ装置40のハードウェア構成は、図4に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、サーバ装置40を構成してもよい。
サーバ装置40は、物理的には、プロセッサ4001、メモリ4002、ストレージ4003、通信装置4004、及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。サーバ装置40における各機能は、プロセッサ4001、メモリ4002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ4001が演算を行い、通信装置4004による通信を制御したり、メモリ4002及びストレージ4003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。プロセッサ4001、メモリ4002、ストレージ4003、通信装置4004、及びこれらを接続するバスは、供給者端末10について説明したプロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、及びこれらを接続するバスと、ハードウェアとしては同様であるため、その説明を省略する。ただし、通信装置4004は、無線通信の通信規格に従って通信を行うためのハードウェアである必要はなく、任意の有線通信の通信規格に従ってネットワーク2を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であってもよい。
図5は、情報処理システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、サーバ装置40においては、供給通知取得部31と、需要通知取得部42と、経路特定部43と、対価算出部44と、情報出力部45という機能が実現される。
供給通知取得部41は、供給者端末10から、供給者を識別する識別情報である供給者IDのほか、農作物の品目、農作物の供給量、農作物の単価、農作物の供給位置及び農作物の供給時期を含む供給通知を取得する。農作物の品目とは、供給者が供給したい農作物の種類乃至分類である。農作物の供給量とは、供給者が供給したい農作物の数量である。農作物の単価とは、農作物の1単位当たりの価格として供給者が希望する金額である。農作物の供給位置とは、供給者が車両への農作物の受け渡しを希望する位置であり、例えば農家の作業所や田畑近辺の道路等である。農作物の供給時期とは、供給者が車両への農作物の受け渡しを希望する時期である。供給通知取得部41は、図6に例示するようにして、供給通知に含まれる情報を対応付けて、供給データとして記憶する。図6の例では、例えば、供給者IDがS001の供給者から、1個あたり80円のジャガイモが20個、2019/10/10の10:00−10:30の時間帯にP0001という位置において供給されることが示されている。なお、ここでは、農作物の供給時期は、30分間の時間幅で指定されるものとする。
需要通知取得部42は、需要者端末20から、需要者を識別する識別情報である需要者IDのほか、農作物の品目、農作物の需要量、農作物の需要位置及び農作物の需要時期を含む需要通知を取得する。農作物の品目とは、需要者が受け取りを希望する農作物の種類乃至分類である。農作物の需要量とは、需要者が受け取りを希望する農作物の数量である。農作物の需要位置とは、需要者が車両からの農作物の受け取りを希望する位置である。農作物の需要時期とは、需要者が車両からの農作物の受け取りを希望する時期である。需要通知取得部42は、図7に例示するようにして、需要通知に含まれる情報を対応付けて、需要データとして記憶する。図7の例では、例えば、需要者IDがJ001の需要者は、ジャガイモを3個、2019/10/10の11:00−11:30の時間帯にP0012という位置において受け取ることを希望することが示されている。なお、ここでは、農作物の需要時期は30分間の時間幅で指定されるものとする。
経路特定部43は、供給者から供給される農作物を積載して需要者へと輸送する車両の経路を、上記の供給データ及び需要データに基づいて特定する。このため、経路特定部43は、道路や建物、施設等を含む地図を示す地図データ、及びその地図データによって示される道路上における交通状況に関する交通データを記憶する地図・交通データ記憶部と、各車両に関する車両データを記憶する車両データ記憶部を備える。地図データには、各道路の位置、各道路において走行可能な方向及び車線数、及び各道路における信号等に関する情報のほか、例えば野菜や果物の即売所や小売店等の、農作物の保管場所に関する情報が含まれる。交通データには、各道路における渋滞や事故等に関する情報が含まれる。また、交通データには、各地域において所定のセンシング装置によってセンシングされた交通量に関する情報や、日時等の条件に応じて道路上の車両群がどのような移動をするのかというマクロ的な観点からの統計情報を含んでいてもよい。これら地図データ及び交通データは、車両の経路及びその経路を車両が移動するときの所要時間の特定に用いられる。車両データには、図8に例示するように、各車両の識別情報(車載端末30を識別する識別情報であってもよい)である車両ID、その車両の現在位置、走行している経路を示す経路データ、車両が積載している農作物の在庫に関する在庫データ(農作物の品目、農作物の量、農作物の単価等)が含まれる。
経路特定の概要は以下のとおりである。まず、経路特定部43は、或る供給データによって特定される供給位置に最も近い位置で待機している車両を選択し、その車両の位置から供給位置を経由して、最寄りの野菜や果物の即売所や小売店等の農作物の保管場所までの経路を複数通り特定する。経路の特定には、例えばダイクストラ法やA*(A-Star)アルゴリズムなどの所定のアルゴリズムが用いられるが、このとき一定の冗長性を持たせることで、経路が複数通り特定されることになる。次に、経路特定部43は、これらの複数の経路のうち、所定の遅延時間の範囲内において、需要データによって特定される需要時期にその需要位置に経由可能であって、且つ、上記供給データ以外の供給データによって特定される供給時期にその供給位置を経由可能な経路を特定する。このとき、経路特定部43は、車両データに含まれる在庫データに基づいて特定される、車両に積載中の農作物が、上記需要データによって特定される需要量を満たすか否かを考慮する。つまり、経路特定部43は、供給者から供給される農作物を受け取りながら、その農作物を需要者に受け渡しながら、最終的には保管場所に向かうような経路を特定する。このため、特定された経路を示す経路データには、経路の位置のほか、その経路上のどの地点でいつ供給者からどの農作物をどのくらい受け取り、どの地点でいつ消費者にどの農作物をどのくらい渡すかといった情報が含まれている。なお、経路特定部43は、車両が供給者から供給される農作物を積載して需要者へと輸送する間に要する待機時間が閾値を超える場合、又は、供給者から供給される農作物の輸送先となる需要者が存在しない場合には、農作物を保管する保管場所を含む経路を特定すればよい。
対価算出部44は、車両が供給者から供給される農作物を積載して需要者へと輸送するサービスに対する対価を算出する。この対価は、供給者に対する対価及び需要者に対する対価を含む。供給者に対する対価とは、農作物の輸送及び販売の手数料として、供給者から徴収する対価である。需要者に対する対価とは、農作物そのものの代金(供給データに含まれる「単価」と「数量」の積)と農作物の輸送及び販売の手数料として需要者から徴収する対価である。例えば需要者から500円を徴収した場合に、その500円の内訳は、農作物の輸送及び販売の手数料として供給者から徴収する対価が50円、農作物そのものの代金が400円、農作物の輸送及び販売の手数料として需要者から徴収する対価が50円、といった具合である。なお、農作物の輸送及び販売の手数料として需要者から徴収する対価はゼロであってもよい。
情報出力部45は、経路特定部43により特定された経路に関する情報を出力する。より具体的には、情報出力部45は、車載端末30、供給者端末10及び需要者端末20に対して、上記経路データを送信することによって、この情報を出力する。車両の運転者は、この情報を参照して、自身が進むべき経路やどの地点で供給者から農作物を受け取ってどの地点で消費者に渡すかを知ることになる。また、供給者は、この情報を参照して、自身がいつどこで農作物を車両に受け渡すかを知ることになる。また、需要者は、この情報を参照して、自身がいつどこで農作物を車両から受け取るかを知ることになる。
[動作]
次に、サーバ装置40の動作について説明する。図9に示す各処理の手順は、サーバ装置40に実装されているプログラムに記述されている。図9において、サーバ装置40は各通知を受け取る(ステップS11)。つまり、供給通知取得部41は、供給者端末10から供給通知を取得し、需要通知取得部42は、需要通知を取得する。経路特定部43は、供給データ、需要データ及び車両データ等に基づいて、供給者から供給される農作物を積載して需要者へと輸送する車両の経路を特定する(ステップS12)。そして、情報出力部45は、経路特定部43により特定された経路に関する情報を出力する(ステップS13)。
以上説明した実施形態によれば、対象物を供給者から需要者へと輸送する新たな仕組みを提供することが可能となる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
本発明において、輸送対象となる対象物は農作物に限らず、供給者から需要者へと輸送され得るものであればどのようなものであってもよい。対象物は、例えば乳製品や食物等の加工物であってもよい。
[変形例2]
農作物等の対象物においては、賞味期限又は消費期限、若しくは賞味期間又は消費期間が決められている場合がある。このため、経路特定部43は、対象物について決められたこれらの期限又は期間に応じた所要時間となるような経路を特定するようにしてもよい。つまり、経路特定部43は、賞味期限又は消費期限、若しくは賞味期間又は消費期間の範囲内で供給者から需要者へと対象物が届くような経路を計算によって求めて特定する。対象物の賞味期限又は消費期限、若しくは賞味期間又は消費期間は、実施形態で説明した供給データに含めておけばよい。
[変形例3]
経路特定部43は、車両の積載容量や冷蔵/冷凍室のような設備を考慮するようにしてもよい。具体的には、経路特定部43は、車両の積載容量と積載する対象物の量との関係を考慮して車両を選択したり、また、冷蔵室又は冷凍室があるような車両を冷蔵又は冷凍が必要な対象物の輸送に用いたりする。つまり、経路特定部43は、車両の設備に関する情報及び対象物に関する情報に応じた経路を特定する。車両の設備に関する情報は、実施形態で説明した車両データに含めておけばよい。車両を冷蔵又は冷凍が必要だというような、対象物に関する情報は、実施形態で説明した供給データに含めておけばよい。
[変形例4]
対象物を需要者に販売する場合に、その決済をQRコード(登録商標)のようなコード情報を用いて行うようにしてもよい。この場合、対価算出部44は、対象物単位で対価を算出し、当該対価に関する情報及び当該対象物を供給する供給者に関する情報(供給者ID)を符号化したコード情報を生成する。そして、情報出力部45は、生成されたコード情報を車載端末30に出力する。このコード情報は例えばQRコード(登録商標)であり、車載端末30からプリントアウトされ、運転者によって対象物に貼付される。需要者が対象物を購入するとき、車載端末30は、その対象物に貼付されているコード情報を読み取って、その読取結果を、別途車載端末30に入力された需要者に関する情報(需要者ID)とともにサーバ装置40に送信する。サーバ装置40は、コード情報を読み取った結果を取得する読取結果取得部と、取得された読取結果に応じて、対価の徴収及び分配に関する処理を行う処理部とを備える。つまり。処理部は、例えば需要者から対象物の販売価格として500円を徴収した場合に、農作物の輸送及び販売の手数料として、供給者IDによって特定される供給者から例えば50円を徴収し、農作物の輸送及び販売の手数料として、需要者IDによって特定される需要者から例えば50円を徴収し、農作物そのものの代金として、供給者IDによって特定される供給者に例えば400円を分配するような処理を行う。
[変形例5]
経路特定部43は、供給者から供給される対象物の供給量が需要者の需要量に比べて不足する場合には、対象物を保管しており当該対象物を車両に補充可能な保管場所(例えば即売店や小売店)を含む経路を特定すればよい。
[変形例6]
本発明に係る情報処理装置の一例としてサーバ装置40を例示したが、図5に例示した機能ブロックを実現する情報処理装置であれば本発明を適用可能である。
[そのほかの変形例]
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE−Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
情報等は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「利用者装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、利用者エージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
供給者端末10、需要者端末20又は車載端末30は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。
「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」され経路考えることができる。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa,an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
1…情報処理システム、2…ネットワーク、10…供給者端末、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、20…需要者端末、30…車載端末、3001…プロセッサ、3002…メモリ、3003…ストレージ、3004…通信装置、3005…入力装置、3006…出力装置、40…サーバ装置、41…供給通知取得部、42…需要通知取得部、43…経路特定部、44…対価算出部、45…情報出力部、4001…プロセッサ、4002…メモリ、4003…ストレージ、4004…通信装置。

Claims (9)

  1. 対象物の供給者の通信端末から、当該対象物の供給量、供給位置及び供給時期を含む供給通知を取得する供給通知取得部と、
    対象物の需要者の通信端末から、当該対象物の需要量、需要位置及び需要時期を含む需要通知を取得する需要通知取得部と、
    前記供給者から供給される対象物を積載して前記需要者へと輸送する車両の経路を、前記供給通知及び前記需要通知に基づいて特定する経路特定部と
    特定された経路に関する情報を出力する情報出力部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記経路特定部は、
    前記対象物について決められた期限又は期間に応じた所要時間となる経路を特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記経路特定部は、
    前記車両の設備に関する情報及び前記対象物に関する情報に応じた経路を特定する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記供給者から供給される対象物を積載して前記需要者へと輸送するサービスに対する対価を算出する対価算出部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記対価算出部によって算出される対価は、前記供給者に対する対価及び前記需要者に対する対価を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記対価算出部は前記対象物単位で前記対価を算出し、当該対価を含む価格及び当該対象物を供給する供給者を符号化したコード情報を生成し、
    前記情報出力部は、生成された前記コード情報を出力する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 生成された前記コード情報を読み取った結果を取得する読取結果取得部と、
    取得された前記読取結果に応じて、前記対価の徴収及び分配に関する処理を行う処理部と
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記経路特定部は、
    前記車両が前記供給者から供給される対象物を積載して前記需要者へと輸送する間に要する待機時間が閾値を超える場合、又は、前記供給者から供給される対象物の輸送先となる前記需要者が存在しない場合には、前記対象物を保管する保管場所を含む経路を特定する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記経路特定部は、
    前記供給者から供給される対象物の供給量が前記需要者の需要量に比べて不足する場合には、当該対象物を保管し且つ当該対象物を前記車両に補充可能な保管場所を含む経路を特定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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