JP2021103720A - エピタキシャル膜成長用ウエハ、エピタキシャル膜成長方法、除去方法、および、エピタキシャルウエハの製造方法 - Google Patents

エピタキシャル膜成長用ウエハ、エピタキシャル膜成長方法、除去方法、および、エピタキシャルウエハの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エピタキシャル膜成長におけるエピタキシャル膜成長用ウエハの成膜対象面とは反対側の面に付着し得るエピタキシャル膜と同じ組成の膜を容易に除去することができる、エピタキシャル膜成長用ウエハ、エピタキシャル膜成長方法、除去方法、エピタキシャルウエハの製造方法を提供する。【解決手段】成膜対象面を有する単結晶ウエハと、前記成膜対象面とは反対側の面に形成された、厚さが1μm〜5μmの第1炭素膜と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、エピタキシャル膜成長用ウエハ、エピタキシャル膜成長方法、除去方法、および、エピタキシャルウエハの製造方法に関する。
炭化ケイ素は、ケイ素と炭素で構成される、化合物半導体材料である。炭化ケイ素は、絶縁破壊電界強度がケイ素の10倍で、バンドギャップがケイ素の3倍であり、半導体材料として優れている。さらに、デバイスの作製に必要なp型、n型の制御が広い範囲で可能であることなどから、ケイ素の限界を超えるパワーデバイス用材料として期待されている。
このような用途に用いられる炭化ケイ素材料は、高純度、低欠陥、均一性等、高品質であることが要求される。そのため、炭化ケイ素材料は、昇華法等で作製した炭化ケイ素のバルク単結晶から加工した、炭化ケイ素単結晶ウエハを用いて、通常、この炭化ケイ素単結晶ウエハ上に化学的気相成長法(Chemical Vapor Deposition:CVD法)によって、炭化ケイ素半導体デバイスの活性領域となる、炭化ケイ素エピタキシャル膜を成長させることにより製造することができる。
炭化ケイ素エピタキシャル膜は、例えば1500℃程度以上の高温で、プロパンガスとシランガス等の化学反応により形成される。炭化ケイ素エピタキシャル膜を形成するときに、炭化ケイ素エピタキシャル膜を形成するための炭化ケイ素単結晶ウエハ(エピタキシャル膜成長用ウエハ)を均熱化するため、このウエハを載置するサセプタが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−046149号公報
しかしながら、エピタキシャル膜成長用ウエハとサセプタとの間には、少なからず空間が存在することにより、エピタキシャル膜の原料ガスが入り込むことがある。これに起因して、炭化ケイ素のエピタキシャル膜を形成する場合、エピタキシャル膜成長用ウエハの裏面(成膜対象面とは反対側の、サセプタ側の面)にも炭化ケイ素膜(エピタキシャル膜と同じ組成の膜)が形成されることがある。また、サセプタ上にも膜が成長するため、サセプタ上に成長した膜がエピタキシャル膜成長用ウエハの裏面に転写する場合もある。
エピタキシャル膜成長用ウエハの裏面側にエピタキシャル膜と同じ組成の膜が付着すると、裏面側の平坦性が損なわれるため、成膜後のエピタキシャル膜成長用ウエハを搬送するための真空吸着が困難となる。また、エピタキシャル膜成長用ウエハにエピタキシャル膜が成膜したエピタキシャルウエハの加工工程において、ウエハの基準面が得られないなどの問題につながり得る。そこで、しばしば、研削や研磨により、裏面側に付着した膜を除去する方法が用いられる。
しかしながら、このような研削や研磨加工を行うことは、生産コストが増加する要因となる。特に炭化ケイ素は非常に硬く加工性が悪いため、炭化ケイ素膜の研削加工、研磨加工は、加工に長時間を要し、費用が高額なため、炭化ケイ素半導体のコストを増加させる要因となっていた。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、エピタキシャル膜成長におけるエピタキシャル膜成長用ウエハの成膜対象面とは反対側の面に付着し得るエピタキシャル膜と同じ組成の膜を容易に除去することができる、エピタキシャル膜成長用ウエハ、エピタキシャル膜成長方法、除去方法、エピタキシャルウエハの製造方法を提供することを目的とする。
本発明のエピタキシャル成長用ウエハは、成膜対象面を有する単結晶ウエハと、前記成膜対象面とは反対側の面に形成された、厚さが1μm〜5μmの第1炭素膜と、を備える。
本発明のエピタキシャル成長用ウエハにおいて、前記単結晶ウエハの側面に形成された、厚さが1μm〜5μmの第2炭素膜をさらに備えていてもよい。
本発明のエピタキシャル膜成長方法は、本発明のエピタキシャル膜成長用ウエハの前記成膜対象面に、化学的気相成長法によりエピタキシャル膜を成膜する成膜工程を含む。
本発明のエピタキシャル膜成長方法において、前記成膜工程は、炭化ケイ素エピタキシャル膜を成膜する工程であってもよい。
本発明の除去方法は、本発明のエピタキシャル膜成長方法により得られた、エピタキシャル膜成長用ウエハとエピタキシャル膜との積層体を加熱して、炭素膜を燃焼除去する除去工程を含む。
本発明のエピタキシャルウエハの製造方法は、本発明のエピタキシャル膜成長方法により、エピタキシャル膜成長用ウエハの前記成膜対象面にエピタキシャル膜を形成する成長工程と、本発明の除去方法により、前記炭素膜を除去する除去工程と、を備える。
本発明のエピタキシャル膜成長用ウエハであれば、エピタキシャル膜成長後に炭素膜を燃焼除去することで、成膜対象面とは反対側の炭素膜側に形成したエピタキシャル膜と同じ組成の膜を容易に除去することができる。
本発明のエピタキシャル膜成長方法であれば、本発明のエピタキシャル膜成長用ウエハを用いてエピタキシャル膜を成長させることにより、成膜対象面とは反対側の面にエピタキシャル膜と同じ組成の膜が形成されたとしても、炭素膜を燃焼除去することで、炭素膜と共に容易に除去することができる。
本発明の除去方法であれば、酸化性ガス雰囲気下で加熱して、前記エピタキシャル膜成長用ウエハの成膜対象面とは反対側の面に形成された炭素膜を燃焼除去することにより、成膜対象面とは反対側の面にエピタキシャル膜と同じ組成の膜が形成されたとしても、炭素膜と共に容易に除去することができる。
本発明のエピタキシャルウエハの製造方法であれば、本発明のエピタキシャル膜成長方法、除去方法を行うことにより、成膜対象面とは反対側の面にエピタキシャル膜と同じ組成の膜が形成されたとしても、炭素膜と共に容易に除去することができ、また、平滑性の高いエピタキシャルウエハが得られる。このようにして得られたエピタキシャルウエハは、成膜対象面とは反対側の面にエピタキシャル膜と同じ組成の膜が形成されておらず、搬送するための真空吸着や加工のための基準面の取得の際等の不具合を抑制して生産性を向上させることにより、生産コストを抑えることができる。
本発明の一実施形態および変形例にかかるエピタキシャル膜成長用ウエハを模式的に示す、側面断面図である。 図1に示したエピタキシャル膜成長用ウエハを用いてエピタキシャル膜を成膜させる成膜装置の一例を模式的に示す、側面断面図である。 本発明の一実施形態にかかるエピタキシャル膜成長方法、除去方法、エピタキシャルウエハの製造方法における、エピタキシャル膜成長用ウエハ、積層体、エピタキシャルウエハを模式的に示す、側面断面図である。 図2に示した成膜装置の変形例におけるサセプタを示す、平面図である。
[エピタキシャル膜成長用ウエハ]
本発明の一実施形態にかかるエピタキシャル膜成長用ウエハについて、図面を参照して説明する。本実施形態のエピタキシャル膜成長用ウエハ100は、図1(A)に示すように、成膜対象面を有する単結晶ウエハ110と、成膜対象面110aとは反対側の面110bに形成された厚さが1μm〜5μmの第1炭素膜120と、を備える。なお、第1炭素膜120の厚さの違いがエピタキシャル膜の成膜に影響しないように、第1炭素膜120の厚さは均一であることが好ましい。エピタキシャル膜成長用ウエハ100は、化学的気相成長法(CVD法)により、例えば、炭化ケイ素(SiC)エピタキシャル膜、シリコン(Si)エピタキシャル膜を成膜するときに好適に用いることができる。本発明者等は鋭意研究し、試行錯誤を重ねた結果、炭化ケイ素エピタキシャル膜成長用ウエハの成膜対象面とは反対側の面に炭素膜を形成して、成膜対象面に、化学的気相成長法によりエピタキシャル膜を堆積させた後に、酸化性ガス雰囲気下で炭素膜を燃焼除去すれば、それと同時に炭素膜側に付着または転写したエピタキシャル膜と同じ組成の膜(すなわち、炭化ケイ素膜やシリコン膜)を除去できることを見出すに至った。なお、以下の記載においては、炭化ケイ素エピタキシャル膜を成膜する場合を例示して説明する。
炭化ケイ素エピタキシャル膜用のエピタキシャル膜成長用ウエハである場合、単結晶ウエハ110は、昇華法等により作成した炭化ケイ素のバルク単結晶から加工して得た、4H−SiC単結晶ウエハを用いることができる。また、単結晶ウエハの形状としては、例えば円形の平行平板状で、厚さ5μm〜100μm程度の炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成膜させる場合、単結晶ウエハの厚さは、250μm〜750μm程度とすることができる。なお、シリコン(Si)エピタキシャル膜用のエピタキシャル膜成長用ウエハの場合には、単結晶ウエハ110として、昇華法等により作成したシリコンのバルク単結晶から加工して得た、Si単結晶ウエハを用いることができる。
第1炭素膜120は、単結晶ウエハ110の成膜対象面110aとは反対側の面110bに、真空蒸着等により形成することができる。また、第1炭素膜120の厚さは、1μm〜5μmとする。第1炭素膜120が薄すぎると、第1炭素膜120にピンホールが形成されることがあり、均質な第1炭素膜120が得られない可能性がある。また、第1炭素膜120が厚すぎると、炭化ケイ素膜と第1炭素膜120との熱膨張係数の差に起因して、第1炭素膜120の剥離や単結晶ウエハ110の変形が生じる可能性がある。
以上のような本実施形態のエピタキシャル成長用ウエハであれば、炭化ケイ素エピタキシャル膜成長後に加熱処理して、成膜対象面110aとは反対側の面110bに形成された第1炭素膜120を燃焼除去することで、エピタキシャル膜の成長時に付着したり、エピタキシャル膜成長用ウエハ100を載置するサセプタに付着した膜が転写したりして、第1炭素膜120側に形成した炭化ケイ素膜(エピタキシャル膜と同じ組成の膜)を容易に除去することができる。
なお、本実施形態のエピタキシャル膜成長用ウエハ100(図1(A))は、単結晶ウエハ110の成膜対象面110aとは反対側の面110bに第1炭素膜120が形成されていたが、図1(B)に示すように、エピタキシャル膜成長用ウエハは、単結晶ウエハ110の側面110cに形成された、厚さが1μm〜5μmの第2炭素膜をさらに備えていてもよい。すなわち、図1(B)に示すエピタキシャル膜成長用ウエハ100Aは、単結晶ウエハ110と、1μm〜5μmの厚さの炭素膜120Aと、を備え、炭素膜120Aは、成膜対象面110aとは反対側の面110bに形成された第1炭素膜121と、単結晶ウエハ110の側面110cに形成された第2炭素膜122と、を有する。これにより、エピタキシャル膜成長用ウエハ100Aを用いてエピタキシャル膜成長後に加熱処理すれば、成膜対象面110aとは反対側の面110bに形成された炭化ケイ素膜と同時に、側面110cに形成された炭化ケイ素膜を除去することができる。
[エピタキシャルウエハの製造方法]
本発明の一実施形態にかかるエピタキシャルウエハの製造方法を説明する。本実施形態のエピタキシャルウエハの製造方法は、後述するエピタキシャル膜成長方法により、エピタキシャル膜成長用ウエハの成膜対象面にエピタキシャル膜を形成する成長工程と、後述する除去方法により、炭素膜を除去する除去工程と、を備える。本実施形態においては、炭化ケイ素エピタキシャル膜200をエピタキシャル膜成長用ウエハ100に成膜して、炭化ケイ素エピタキシャルウエハ500を製造する方法を例示して説明する。
(エピタキシャル膜成長方法)
本発明の一実施形態にかかるエピタキシャル膜成長方法について、図面を参照して説明する。本実施形態のエピタキシャル膜成長方法は、前述したエピタキシャル膜成長用ウエハ100、100Aの成膜対象面110aに、化学的気相成長法によりエピタキシャル膜を成膜する、成膜工程を含むものである。本実施形態においては、図2、図3を用いて、エピタキシャル膜成長用ウエハ100に、炭化ケイ素エピタキシャル膜200を形成する方法を例示して説明する。
図2は、本実施形態のエピタキシャル膜成長方法において用いることができる成膜装置の一例である、成膜装置1000を示す図である。なお、以下の説明は成膜方法の一例であり、問題のない範囲で、成膜装置の構成や、温度、圧力、ガス雰囲気等の各条件や、手順等を変更してもよい。
図2に示すように、成膜装置1000は、化学的気相成長法により、エピタキシャル膜成長用ウエハ100に炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成膜させることができる。成膜装置1000は、成膜装置1000の外装となる筐体1010と、エピタキシャル膜成長用ウエハ100に炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成膜させる成膜室1020と、成膜室1020より排出された原料ガスやキャリアガスを後述のガス排出口1040へ導入する排出ガス導入室1050と、排出ガス導入室1050を覆うボックス1060と、ボックス1060の外部より成膜室1020内を加温する、カーボン製のヒーター1070と、成膜室1020の上部に設けられ、成膜室1020に原料ガスやキャリアガスを導入するガス導入口1030と、原料ガス等を成膜装置外に排出するガス排出口1040と、サセプタ1090を回転可能に支持する支柱1080と、エピタキシャル膜成長用ウエハ100を載置するサセプタ1090を有する。支柱1080は、サセプタ1090を保持する不図示の保持機構と、成膜のときにサセプタ1090を回転させる不図示の回転機構と、を有する。また、サセプタ1090は、平板上に形成された、エピタキシャル膜成長用ウエハ100の載置部1091と、載置部1091の外周縁から立設した壁部1092と、を有する。サセプタ1090が壁部1092を有することにより、サセプタ1090が回転したときにエピタキシャル膜成長用ウエハ100が遠心力により外部へ飛び出ようとしても、抑制することができる。
まず、エピタキシャル膜成長用ウエハ100を、サセプタ1090の載置部1091に載置する(図2、図3(A))。次に、減圧状態にして、Ar等の不活性ガス雰囲気下で、成膜の反応温度まで、ヒーター1070によりエピタキシャル膜成長用ウエハ100を加熱する。成膜の反応温度(例えば、1650℃程度)まで達したら、不活性ガスの供給を止めて、成膜室1020内に炭化ケイ素エピタキシャル膜200の成分を含む原料ガスやキャリアガスを供給する。このとき、サセプタ1090を図2の矢印A方向に回転させながら、炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成膜させる。
原料ガスとしては、炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成膜させることができれば、特に限定されず、一般的に炭化ケイ素エピタキシャル膜200の成膜に使用されるSi系原料ガス、C系原料ガスを用いることができる。例えば、Si系原料ガスとしては、シラン(SiH)を用いることができるほか、モノクロロシラン(SiHCl)、ジクロロシラン(SiHCl)、トリクロロシラン(SiHCl)、テトラクロロシラン(SiCl)等のエッチング作用があるClを含む塩素系Si原料含有ガス(クロライド系原料)を用いることができる。また、例えば、シランに対してHClを添加したガスを用いてもよい。C系原料ガスとしては、例えば、メタン(CH)、プロパン(C)、アセチレン(C)等の炭化水素を用いることができる。上記のほか、トリクロロメチルシラン(CHClSi)、トリクロロフェニルシラン(CClSi)、ジクロロメチルシラン(CHClSi)、ジクロロジメチルシラン((CHSiCl)、クロロトリメチルシラン((CHSiCl)等のSiとCとを両方含むガスも、原料ガスとして用いることができる。
またこれらのガスと同時に、第3のガスとしてパージガスを供給してもよい。パージガスは、SiやCを含まないガスであり、Hを含むエッチング作用があるガスのほか、Ar、He等の不活性ガス(希ガス)を用いることもできる。また、炭化ケイ素エピタキシャル膜200の導電型を制御する場合、不純物ドーピングガスを同時に供給することもできる。例えば、導電型をn型とする場合にはN、p型とする場合にはTMA(トリメチルアルミニウム)を用いることができる。
また、シリコン(Si)エピタキシャル膜を成長させる場合には、単結晶ウエハとしてSi単結晶ウエハを用いたエピタキシャル膜成長用ウエハを用いる。原料ガスとしては、例えば、シラン(SiH)やトリクロロシラン(SiHCl)、四塩化ケイ素(SiCl)等、シリコンエピタキシャル膜の成膜に一般的に用いられるガスを用いることができる。また、成膜温度は、例えば、1100℃程度とすることができる。
炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成膜させる際には、上記のガスを適宜混合して供給する。また、所望の炭化ケイ素エピタキシャル膜200の性状に応じて、成膜の途中でガスの混合割合、供給量等の条件を変更してもよい。また、炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成膜させる場合には、成膜対象であるエピタキシャル膜成長用ウエハ100の結晶と同一方位の単結晶を成長させるために、1回の成膜で所望の膜厚になるまで膜を形成させるのではなく、複数回の成膜を行って、所望の膜厚を得てもよい。
エピタキシャル膜成長用ウエハ100の表面や気相での化学反応により、図3(B)に示すように、加熱したエピタキシャル膜成長用ウエハ100に炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成膜させることができる。以上のエピタキシャル膜成長方法により、エピタキシャル膜成長用ウエハ100に炭化ケイ素エピタキシャル膜200が成膜した積層体300(図3(B))が得られる。なお、エピタキシャル膜成長後は、図3(B)に示すように、エピタキシャル膜成長用ウエハ100の成膜対象面110aだけではなく、第1炭素膜120側の面の外周に沿って、炭化ケイ素膜200aが成膜していることがある。また、エピタキシャル膜成長用ウエハ100が載置されたサセプタ1090の載置部1091にも炭化ケイ素膜が成膜していることがあり、載置部1091に形成した炭化ケイ素膜が第1炭素膜120に転写することがある。なお、単結晶ウエハ110上ではエピタキシャル成長により炭化ケイ素エピタキシャル膜が成膜するものの、単結晶ウエハ110とは異なる場所(例えば、第1炭素膜120上等)ではエピタキシャル成長が起こらない場合があり、炭化ケイ素多結晶等の炭化ケイ素エピタキシャル膜とは異なるものが堆積している場合がある。
本実施形態のエピタキシャル膜成長方法であれば、前述した実施形態のエピタキシャル膜成長用ウエハ100を用いて炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成長させることにより、成膜対象面110aとは反対側の面(第1炭素膜120のサセプタ1090側の面)に炭化ケイ素エピタキシャル膜200と同じ組成の炭化ケイ素膜200aが形成されたとしても、第1炭素膜120を燃焼除去することで、第1炭素膜120と共に容易に除去することができる。
(除去方法)
本発明の一実施形態にかかる除去方法について、図面を参照して説明する。本実施形態の除去方法は、前述したエピタキシャル膜成長方法により得られた、エピタキシャル膜成長用ウエハとエピタキシャル膜との積層体を加熱して、炭素膜を燃焼除去する除去工程を含むものである。
具体的には、エピタキシャル膜成長方法により得られた、エピタキシャル膜成長用ウエハ100と炭化ケイ素エピタキシャル膜200との積層体300(図3(B))を、燃焼炉等の既存の設備を用いて、Oや空気等の酸化性ガス雰囲気下で数百度(例えば、500℃以上)に加熱して、第1炭素膜120のみを燃焼させることにより行う。これにより第1炭素膜120を除去して、炭化ケイ素エピタキシャルウエハ500(図3(C))を得ることができる。このとき、積層体300において第1炭素膜120に炭化ケイ素膜200aが形成していたとしても、炭化ケイ素膜200aはごく薄いことから、第1炭素膜120が燃焼除去されるとともに剥がれ落ちて除去される。
なお、前述したエピタキシャル膜成長方法においては、サセプタ1090にエピタキシャル膜成長用ウエハ100が載置されており、積層体300において第1炭素膜120の全面が炭化ケイ素膜で覆われることは起こり難く、また、第1炭素膜120の全面が覆われたとしても、第1炭素膜120を覆う炭化ケイ素膜はごく薄いため、第1炭素膜120が除去されるとともに剥がれ落ちる。しかしながら、積層体300において、第1炭素膜120が全く露出していない場合には、第1炭素膜120の燃焼除去効率を高めるために、積層体300を加熱する前に、第1炭素膜120の少なくとも一部が露出するように研磨加工や切削加工等を施してもよい。
本実施形態の除去方法であれば、酸化性ガス雰囲気下で加熱して、エピタキシャル膜成長用ウエハ100の成膜対象面110aとは反対側の面110bに形成された第1炭素膜120を燃焼除去することにより、成膜対象面110aとは反対側の面(第1炭素膜120のサセプタ1090側の面)に炭化ケイ素エピタキシャル膜200と同じ組成の炭化ケイ素膜200aが形成されたとしても、第1炭素膜120と共に容易に除去することができる。
以上の成膜工程、除去工程により炭化ケイ素エピタキシャルウエハ500(図3(C))が得られる。本実施形態のエピタキシャルウエハの製造方法であれば、本発明のエピタキシャル膜成長方法、除去方法を行うことにより、成膜対象面とは反対側の面にエピタキシャル膜と同じ組成の膜が形成されたとしても、炭素膜と共に容易に除去することができ、また、平滑性の高いエピタキシャルウエハが得られる。このようにして得られたエピタキシャルウエハは、成膜対象面とは反対側の面にエピタキシャル膜と同じ組成の膜が形成されておらず、エピタキシャルウエハを搬送するための真空吸着や加工のための基準面の取得の際等の不具合を抑制して生産性を向上させることにより、エピタキシャルウエハの生産コストを抑えることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の工程等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。なお、以下の変形例において、前述した実施形態と同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。
前述した実施形態のエピタキシャル膜成長方法においては、図2に示すように、成膜装置1000にサセプタ1090を1つ設けたものについて例示したが、成膜装置1000にサセプタを複数設けてもよい。サセプタを複数設ける場合、例えば、図4に示すように、複数個のサセプタ1090を設置(図5では4つ)できるステージ1100を用いてもよい。図4に示すステージ1100は、4つのサセプタ設置部1110と、サセプタ設置部1110に設置したサセプタ1090を矢印D方向に回転させる不図示のサセプタ回転機構と、を有する。サセプタ1090には、エピタキシャル膜成長用ウエハ100を載置する。また、ステージ1100は、成膜装置1000の支柱1080により支持されて、ステージ1100が矢印E方向に回転するように構成されている。すなわち、サセプタ1090とステージ1100は逆の方向に回転して自転公転することにより、炭化ケイ素膜の膜厚がより均一になる。また、ステージ1100に複数のサセプタ1090を設置できることにより、一度に複数の積層体300を得ることができる。なお、図5の矢印D、矢印Eで示したサセプタ1090とステージ1100の回転の方向や、サセプタ1090とステージ1100の回転数は適宜設定することができる。
また、前述したエピタキシャル膜成長方法においては、サセプタ1090を回転させて炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成長させる方法について例示したが、炭化ケイ素エピタキシャル膜200の成長時にサセプタ1090を回転させてもよいし、回転させなくてもよい。サセプタ1090を回転させることにより、炭化ケイ素エピタキシャル膜200の膜厚が均一性、ドーパント濃度の均一性の観点から、炭化ケイ素エピタキシャル膜200の成長時にサセプタ1090を回転させることが好ましい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質等を限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質等の限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
以下、本発明の実施例および比較例によって、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例によって何ら限定されることはない。
本実施例においては、前述した実施形態のエピタキシャル膜成長用ウエハ100、エピタキシャルウエハの製造方法により、炭化ケイ素エピタキシャルウエハを製造した。
(実施例1)
昇華法で作製した6インチφサイズの厚さ350μmの円形で平行平板上の4H−SiC単結晶ウエハの裏面(成膜対象面とは反対側の面)に、真空蒸着により、厚さ3μm±0.1mmのほぼ均一な炭素膜を形成し、エピタキシャル膜成長用ウエハ100を作製した。
次に、成膜工程を行った。成膜装置として、成膜装置1000を用いた。サセプタにエピタキシャル膜成長用ウエハ100を載置した。成膜室1020内を不図示の排気ポンプにより真空引きをした後、エピタキシャル成長用ウエハを1650℃まで加熱した。原料ガスとして、SiH、Cを用い、パージガスとしてH、HClを用い、不純物ドーピングガスとしてNを用いた。成膜は、SiH:C:H:HCl:N=0.230:0.110:97.360:2.100:0.001の流量比率で上記ガスを混合して、成膜室1020内に合計で180slm、15分間供給し、サセプタ1090を600rpmで回転させながら、エピタキシャル膜成長用ウエハ100上に炭化ケイ素エピタキシャル膜200を成長させた。このとき、炉内圧力は25kPaであった。
得られたエピタキシャル膜について、膜厚を測定した。膜厚の測定は5点とし、中心、円周端部、および中心と円周端部との間にあり、中心からの距離と円周端部からの距離が同じ地点について、斜入射型光学測定器により膜厚の測定を行った。なお、測定した膜厚からエピタキシャル膜成長用ウエハ100の厚さを差し引いた数値を、炭化ケイ素エピタキシャル膜の膜厚とした。エピタキシャル成長で得られた炭化ケイ素エピタキシャル膜200の平均膜厚は10μmで、同一面内における膜厚のばらつきは3%以下であり、均質かつ低欠陥、高品質で、半導体材料として問題のない炭化ケイ素エピタキシャル膜を得ることができた。以上により成膜工程が終了した。また、エピタキシャル膜成長用ウエハ100と炭化ケイ素エピタキシャル膜200との積層体300において、第1炭素膜120の外周に沿って、炭化ケイ素膜が形成されていた。
次に、除去工程を行った。エピタキシャル膜成長用ウエハ100と炭化ケイ素エピタキシャル膜200との積層体300を燃焼炉内に固定して大気雰囲気下で、800℃で、24時間、加熱処理を行った。燃焼炉から取り出すと、炭素膜が消失しており、炭素膜に形成された炭化ケイ素膜を除去することができた。得られた炭化ケイ素エピタキシャルウエハにおいて、単結晶ウエハの成膜対象面とは反対側の面の平均表面粗さを測定したところ、平均表面粗さは1nm以下であり、平滑な炭化ケイ素エピタキシャルウエハが得られた。また、得られた炭化ケイ素エピタキシャルウエハにおいて、エピタキシャルウエハを搬送するための真空吸着や加工のための基準面の取得に支障はなく、不具合は生じなかった。
(比較例1)
比較例1として、4H−SiC単結晶ウエハの裏面(成膜対象面とは反対側の面)に、炭素膜を形成しないものをエピタキシャル成長用ウエハとして用いるとともに、除去工程を行わないこと以外は、実施例1と同様にして炭化ケイ素エピタキシャルウエハを製造した。エピタキシャル成長で得られた炭化ケイ素エピタキシャル膜200の平均膜厚は10μmで、同一面内における膜厚のばらつきは3%以下であり、均質かつ低欠陥、高品質で、半導体材料として問題のない炭化ケイ素エピタキシャル膜を得ることができた。しかしながら、炭化ケイ素エピタキシャルウエハにおいて、単結晶ウエハの成膜対象面とは反対側の面にも炭化ケイ素膜が付着しており、平均表面粗さは10nm以上であり、得られた炭化ケイ素エピタキシャルウエハは平滑性が低いことが示された。また、得られた炭化ケイ素エピタキシャルウエハにおいて、エピタキシャルウエハを搬送するための真空吸着や加工のための基準面の取得ができず、不具合が生じた。
本発明の例示的態様である実施例1において、単結晶ウエハの成膜対象面とは反対側の面にエピタキシャル膜と同じ組成の膜が形成されたとしても、炭素膜と共に容易に除去することができ、また、平滑性の高いエピタキシャルウエハが得られることが示された。また、このようにして得られたエピタキシャルウエハは、成膜対象面とは反対側の面にエピタキシャル膜と同じ組成の膜が形成されておらず、搬送するための真空吸着や加工のための基準面の取得の際等の不具合を抑制して生産性を向上させることにより、生産コストを抑えることができる。
100、100A エピタキシャル成長用ウエハ
110 単結晶ウエハ
110a 成膜対象面
110b 成膜対象面とは反対側の面
120、121 第1炭素膜
122 第2炭素膜
200 炭化ケイ素エピタキシャル膜
300 積層体
500 炭化ケイ素エピタキシャルウエハ

Claims (6)

  1. 成膜対象面を有する単結晶ウエハと、
    前記成膜対象面とは反対側の面に形成された、厚さが1μm〜5μmの第1炭素膜と、を備える、
    エピタキシャル膜成長用ウエハ。
  2. 前記単結晶ウエハの側面に形成された、厚さが1μm〜5μmの第2炭素膜をさらに備える、請求項1に記載のエピタキシャル膜成長用ウエハ。
  3. 請求項1または2に記載のエピタキシャル膜成長用ウエハの前記成膜対象面に、化学的気相成長法によりエピタキシャル膜を成膜する成膜工程を含む、エピタキシャル膜成長方法。
  4. 前記成膜工程は、炭化ケイ素エピタキシャル膜を成膜する工程である、請求項3に記載のエピタキシャル膜成長方法。
  5. 請求項3または4に記載のエピタキシャル膜成長方法により得られた、エピタキシャル膜成長用ウエハとエピタキシャル膜との積層体を加熱して、炭素膜を燃焼除去する除去工程を含む、除去方法。
  6. 請求項3または4に記載のエピタキシャル膜成長方法により、エピタキシャル膜成長用ウエハの前記成膜対象面にエピタキシャル膜を形成する成長工程と、
    請求項5に記載の除去方法により、前記炭素膜を除去する除去工程と、を備える、エピタキシャルウエハの製造方法。
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