JP2021100395A - 植物栽培設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な養液供給構成を備えた植物栽培設備を提供する。【解決手段】培地13に植物体Pを植え付けた複数の栽培容器3を無端体上下循環手段2に所定間隔で支持し、無端体上下循環手段の下方に養液を溜めた養液トレイ4を配置し、無端体上下循環手段の回転によって下方の栽培容器が養液トレイの養液を掬う構成とした植物栽培設備。また、植物体を植え付けた複数の培地を無端体上下循環手段に所定間隔で支持し、植物体の根圏部に養液を噴霧する手段を備え、無端体上下循環手段の下方に養液を回収する養液回収トレイを配置した植物栽培設備。【選択図】図1

Description

本発明は、植物栽培設備に関する。
栽培容器に構成した培地をベルトの動作に伴って地面に対し垂直方向に移動する構成が公知である(特許文献1)。
特開2019−115287号公報
特許文献1によると、植物を地面に対して垂直方向に移動させることにより、作業者は同じ場所で収穫や苗の取り出しを行うことができるので、作業者の負担を軽減し、作業効率が向上できる。しかしながら、培地への養液供給は複数の養液タンクの養液をそれぞれのポンプ駆動によって供給管によって行うものであるから、構成が複雑である。また、培地から漏れた排液を下方の培地へ落下供給する構成のため培地への供給量を確保し又は調節し難い。
本発明は、簡単な養液供給構成を備えた植物栽培設備を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するために、請求項1記載の発明は、培地13に植物体Pを植え付けた複数の栽培容器3を無端体上下循環手段2に所定間隔で支持し、前記無端体上下循環手段2の下方に養液を溜めた養液トレイ4を配置し、前記無端体上下循環手段2の回転によって下方の前記栽培容器3が前記養液トレイ4の養液を掬う構成とした。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記培地13を養液が充填できる空間を備えた養液充填体とした。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記養液トレイ4に水位計21を設け、前記水位計21による養液の水位検出結果に基づいて前記無端体上下循環手段2の移動速度を制御する構成とした。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一に記載の発明において、前記無端体上下循環手段2、前記栽培容器3、前記養液トレイ4を備えた上下循環培地ユニット8を、養液栽培ハウス1内に設け、前記養液栽培ハウス1内において上昇温風を流通させる温風供給手段7を設けた。
請求項5に記載の発明は、植物体Pを植え付けた複数の培地23を無端体上下循環手段2に所定間隔で支持し、植物体Pの根圏部に養液を噴霧する手段25を備え、無端体上下循環手段2の下方に養液を回収する養液回収トレイ28を配置した。
請求項1に記載の発明によると、無端体上下循環手段2の回転によって下方の栽培容器3が養液トレイ4の養液を掬うことで養液が複数の栽培容器3に順次均一に溜められる。また構成が簡単である。
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、栽培容器3で掬われた養液は培地13の養液充填体に充填されるため、栽培容器3及び培地13が無端体上下循環手段2の回転によって上方に移動して養液トレイ4から離れても充填された養液で植物体Pを成長させることができる。
請求項3に記載の発明によると、請求項1又は請求項2に記載の効果に加え、植物体Pの状態に応じて養液の掬い量を調節できる。
請求項4に記載の発明によると、請求項1から請求項3のいずれか一に記載の効果に加え、養液栽培ハウス1内の温度を調節できる。
請求項5に記載の発明は、植物体Pに直接養液を噴霧することで生育を促進できる。噴霧による余剰養液は落下し養液回収トレイ28に回収することができる。
(A)本発明における実施の形態の上下循環培地ユニットを備えた植物栽培設備の概要図、(B)本発明における実施の形態の栽培容器の正面図である。 本発明における実施の形態の上下循環培地ユニットに撮像カメラを備えた植物栽培設備の概要図である。 本発明における実施の形態の別例の上下循環培地ユニットを備えた植物栽培設備の概要図である。 (A)公知の光合成促進システムの概要図、(B)本発明における実施の形態の改良した光合成促進システムの概要図である。 (A)公知の培地潅水システム概要図、(B)本発明における実施の形態の改良した培地潅水システム概要図である。 本発明における実施の形態の改良した湿度制御システム概要図である。 本発明における実施の形態の飽和制御システム概要図である。 本発明における実施の形態の改良した飽和制御システム概要図である。 (A)公知の養液生成システム概要図、(B)本発明における実施の形態の改良した養液生成システム概要図である。
本発明の実施の形態の植物栽培設備について以下説明する。
図1において、植物栽培設備は、縦型の養液栽培ハウス(栽培ハウス)1内に、無端体上下循環手段2と、該無端体上下循環手段2に所定間隔で吊下げ支持される栽培容器3と、無端体上下循環手段2の下方に配置した養液トレイ4、養液トレイ4に養液を補充する養液補充手段5、照明手段6、温風供給手段7等を備えた上下循環培地ユニット(昇降培地ユニット)8とされる。
無端体として無端チェンを採用した無端体上下循環手段(以下、チェン上下循環手段)は、上下に配設する駆動側スプロケットであるスプロケット9と被動側スプロケットであるスプロケット10の間に無端チェン11を巻回し駆動モータ12の回転によって無端チェン11を上下に循環すべく構成される。栽培容器3には養液を溜め培地13を浮かべ、培地13には植物体Pとしての葉物野菜を植付ける。栽培容器3は無端チェン11に所定間隔でハンガ3aを介して水平軸芯周りに揺動自在に吊下げ連結されるものである。ここで培地13は発泡スチロールのように養液を充填する空間を備えた養液充填体とされる。
チェン上下循環手段2の下方において、下方の前記被動側スプロケットであるスプロケット10に沿って転回し、少なくとも最下位に達した栽培容器3の容器部上端3bが、溜められた養液中に没するように養液トレイ4を配置している。養液補充手段5は、前記栽培ハウス1外に設けられ養液を溜めた養液タンク14と、ポンプ15及び供給用パイプ16からなる。ポンプ15で養液タンク14の養液が吸い上げられ、供給用パイプ16を介して養液トレイ4に供給できる構成としている。
栽培ハウス1内には3連の上下循環培地ユニット8とされ、各上下循環培地ユニット8の上方において栽培ハウス1天井部にLED形態の照明手段6を設け、主としてチェン上下循環手段2の上昇側にある栽培容器3の植物体Pに照射できる構成である。
温風供給手段7は、栽培ハウス1外に設置した温風発生機17に接続する温風ダクト18には、栽培ハウス1内壁と上下循環培地ユニット8の間及び上下循環培地ユニット8間に上昇温風を流通させ得る開口18aを開口している。
上記のように構成された昇降培地ユニット8によると、栽培容器3の培地13に植えられた葉物野菜は、駆動モータ12の回転によってチェン上下循環手段2は駆動して無端チェン11は、上下のスプロケット9,10間に対向する一方が上昇し他方は下降するので、栽培容器3も上下に循環することとなる。下降過程から最下位に達するまでの間で、常時水平姿勢を保持しようとする栽培容器3は、養液トレイ4の養液中に没した後、養液を掬いあげて補充されて引き続き上昇過程に移る。所定間隔に設けられた栽培容器3に順次養液が補充されることとなる。なお、駆動モーラ12は可変速モータを採用し後述コンロローラからの駆動指令信号及び変速指令信号を受けて所定回転数で回転できる。
さらに、照明手段6による人工光は、栽培容器3が上下循環移動するため葉物野菜に均等に光照射できる。下部の温風ダクト18からの温風で栽培ハウス1内を必要に応じて加温できる。葉物野菜は上下循環移動するので、固定式の場合に比較して温度ムラや受光ムラを防止できる。
縦型の上下循環培地ユニット8の構成としているので省スペース化が図れる。また、養液栽培ハウス1は密閉された空間を形成でき、栽培される葉物野菜には外部からの病害虫に晒されにくい。
植物栽培設備S内には制御部20を備え、例えば前記養液トレイ4の夫々に配設する水位計21の水位検出情報を入力し、植物成長時期や蒸散程度によって変わる水位減少程度を判定し、水位減少が緩やかな場合には、栽培容器3の循環速度を低下すべく、前記駆動モータ12に減速指令信号を出力するものである。このように構成すると、栽培容器3が養液トレイ4の養液中に入る機会を少なくすることができる。
上記水位計21の検出に基づいて養液タンク14のポンプ15を駆動出力する構成とすると、定期的な養液補充を自動化することができる。
上下循環培地ユニット8の夫々に撮像カメラ22を配設し、栽培容器3内の植物体Pの葉物野菜を撮像する。撮像結果は制御部20に入力され、制御部20は当該画像情報に基づいて現在の植物状態を判断し、照明手段の光量を調節したり、前記駆動モータ12の速度を変更制御することで、葉物野菜の受光量を調節したり、養液供給量を調節して、植物体Pに最適な栽培環境を得ることができる(図2)。
次いで、図3に基づき、チェン上下循環手段2に栽培容器に代替して培地23を吊り下げ支持させる構成の上下循環培地ユニット24について説明する。
すなわち、培地23としての発泡スチロールには植物体Pの葉物野菜を植付け、培地23は無端チェン11に所定間隔でハンガ23aを介して水平軸芯周りに揺動自在に吊下げ連結される。チェン上下循環手段2の下部側被動スプロケットであるスプロケット10の近傍には、葉物野菜の根圏部に養液を噴射する手段であるスプレー手段25を備えている。養液タンク26の養液がポンプ27で吸い上げられスプレー手段25に供給できる構成である。そして、スプレー噴霧したときの養液余剰分は下方に設置の養液回収トレイ28に受け、栽培ハウス1外の上記養液タンク26に還元される。上記のように構成された上下循環培地ユニット24は養液栽培ハウス1A内に3連に構成されている。なお、図3において、図1に共通の構成部材には共通符号を付している。
このように構成すると、前記栽培容器3が上下循環する上下循環培地ユニット8と同様に、葉物野菜が上下に循環するので、温度ムラや受光ムラを防ぎ、密閉空間にて栽培するので外部からの病害虫に晒されにくい効果を有する。
さらに、スプレー手段25で根圏部に養液をスプレー噴霧する構成であるから、栽培容器の構成に比較して吊下げる構成部材をコンパクトにできる。特に、スプレー手段25が噴霧したときに生じる養液余剰分は養液回収トレイ28に集められ、養液タンク26に還元されるものであるから、スプレー噴霧用として再利用できる。
つぎに、図4に基づいて、温室の光合成促進システムについて説明する。温室30内部には、栽培装置の一例としての培地31が設けられている。培地31は、植物の一例として例えばトマトが栽培されている。なお、栽培する植物はトマトに限定されず、目的や用途に応じて、任意の植物を栽培可能である。
温室30には、温室30内の植物に光合成に必要な二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給手段32が設置される。この二酸化炭素供給手段32として二酸化炭素を封入したボンベ32aと制御部33で開閉制御される電磁弁32bと供給配管32cを備えている。温室30内には二酸化炭素センサ34を設け制御部33は検出結果を入力できる。従来、光合成促進のために二酸化炭素を施用する場合、二酸化炭素センサ34での検出結果が予め設定した値となるよう施用制御するが、光合成不活性状態であっても自動的に二酸化炭素を施用してしまうこととなる(図4(A))。そこで、制御部33は二酸化炭素センサ34の検出濃度の変動具合によって植物が光合成活性状態か不活性状態かを判断し、活性状態であると判断したときは所定濃度となるよう二酸化炭素を施用する。一方光合成不活発状態のときは、植物の葉の周囲に酸素滞留と予測でき、温室30内に設けた温風発生器35を運転して温室30内に送風しながら空気を流動させることによって光合成活性化を維持すべくなし、光合成活性状態としたところで二酸化炭素を施用するものである(同図(B))。こうして効率的な二酸化炭素施用を実施できる。
次いで、図5に基づいて培地潅水制御について説明する。温室30A内における植物体Pの培地31Aに養液タンク36の養液をポンプ37の駆動制御によって供給できる構成としている。従来日射量を日射センサ38で検出し、制御部33が潅水必要と判断したときはポンプ37に駆動出力し潅水を行う潅水制御としている。
ところで、植物体Pの成長に応じて葉欠き作業を行う。この葉欠きを行うと植物体Pの葉の総面積が下がり、光合成や蒸散できる能力も下がる傾向となっている。すなわち葉欠き前Pbと葉欠き後Paとで日射量によって潅水制御すると葉欠き後の場合には過剰潅水となる(図5(A))。
このため、温室30A内に植物体Pを横から撮影できるカメラ39を備え、日射センサ38による日射量のみでなくカメラ39の撮像情報によって葉の総面積を推定し光合成や蒸散能力の増減を判定しながら潅水量を増減補正制御するよう構成すると、無駄な潅水や過少潅水を防止できる(同図(B))。
次いで、図6に基づいて蒸散に最適な湿度制御について説明する。温室30B内における植物体Pの培地31Bの重量を検出する重量計40、温室30B内の湿度を検出する湿度計41を備え、検出重量及び検出湿度の情報を制御部33に送信すると、制御部33は、培地31Bの経過時間−水分量変化に基づいて植物体の内部水分を推定し、該内部水分と湿度計41の検出湿度との関係によって植物体Pの蒸散に最適な湿度を演算する。そして、演算された最適湿度を基に湿度調整手段42を制御する。湿度調整手段42としては天窓43開閉制御手段やミスト発生手段44によって構成され、最適湿度となるよう天窓43を開動制御して換気したり、ミストによる加湿したり温室30B内の湿度制御を行うことにより、蒸散を促進できる。
次いで、図7に基づいて蒸散不活性判定時の飽差制御について説明する。植物蒸散に最適な飽差は3〜6g/mとされるが、それでも蒸散しない場合がある。一般に温室30C内に飽差計45を設け検出飽差がこの最適範囲3〜6g/mを維持すべく炭酸ガス制御など講じるが、これを維持し過ぎると植物体Pが怠けてしまい、蒸散しなくなるためである。このような場合に植物体Pにストレスを与えるようにしようとするもので、具体的には、温室30C内の培地31Cの重量を検出する重量計40による検出重量の時間変化から蒸散活性度を演算し、蒸散不活性と判定された場合は、強制的に温風発生器35を駆動制御して温室30Cを加温し、かつ天窓43を開閉制御して換気する。こうして敢えて最適飽差状態を故意に崩して植物体Pにストレスを与え、所定タイミングで再度飽差を3〜6g/mの最適状態に戻して蒸散活動を再開させるものである。
なお、上記の蒸散不活性の判定は、所定時間を経ても水分が所定未満の減少しかしない場合に行われる。
前記の例において、飽差が3〜6g/mを維持してもなお蒸散不活性の判定には、植物体P内部の水分量が少なくなっているのが原因の場合がある。このような場合には、植物体Pは蒸散したくても内部水分が少なく蒸散できないでいる。温室30D内にエアコン46を備え、温室30D内を加温制御または除湿制御し飽差を一時的に大に移行して培地31Dの重量を重量計40で監視する。監視の結果蒸散活性化への予兆があれば継続してエアコン46による制御を行い、重量計40の重量変動が依然少ない場合には植物体P内水分が少ないと判定し、自動的に潅水手段47で培地31Dに潅水を行うものである。潅水手段47は、制御部33からの指令信号によって養液タンク36の養液をポンプ37の駆動制御によって供給できる構成である(図8)。
上記潅水手段47に利用する養液の生成システムの詳細を図9に示す。従来養液の原水には雨水を利用し、複数の原液タンク48の原液や酸調整液タンク49の調整液と混合タンク50で混合して養液となし潅水手段に供給される。なお、培地を循環した排液は回収されて再度混合タンク50に戻される(図9(A))。ところで、雨水タンク51の原水は衛生管理のために殺菌装置52Aを通過して混合タンク50に供給される。一方排液も別途用意した殺菌装置52Bを備え、混合タンク50に供給される構成である(同(A))。なお、回収排液を処理する行程には殺菌装置52Bの前後に殺菌前タンク53、殺菌後タンク54を備えている。したがって、殺菌装置を2台設置する必要がある。
そこで、図9(B)に示すように、雨水タンク51の雨水及び殺菌前タンク53の回収排液はいずれも殺菌装置を通過しないままで混合タンク50Aに供給して混合し、その後に殺菌装置52Cを設けて殺菌後タンク54Aに貯留し潅水手段に供給する構成としている。このように構成すると、殺菌装置が1台で済み、コスト低減できる。
1 養液栽培ハウス
2 栽培容器
3 チェン上下循環手段(無端体上下循環手段)
4 養液トレイ
7 温風供給手段
8 上下循環培地ユニット
13 培地
21 水位計
23 培地
25 スプレー手段(噴霧する手段)
28 養液回収トレイ

Claims (5)

  1. 培地(13)に植物体(P)を植え付けた複数の栽培容器(3)を無端体上下循環手段(2)に所定間隔で支持し、前記無端体上下循環手段(2)の下方に養液を溜めた養液トレイ(4)を配置し、前記無端体上下循環手段(2)の回転によって下方の前記栽培容器(3)が前記養液トレイ(4)の養液を掬う構成とした植物栽培設備。
  2. 前記培地(13)を養液が充填できる空間を備えた養液充填体とした請求項1に記載の植物栽培設備。
  3. 前記養液トレイ(4)に水位計(21)を設け、前記水位計(21)による養液の水位検出結果に基づいて前記無端体上下循環手段(2)の移動速度を制御する構成とした請求項1又は請求項2に記載の植物栽培設備。
  4. 前記無端体上下循環手段(2)、前記栽培容器(3)、前記養液トレイ(4)を備えた上下循環培地ユニット(8)を、養液栽培ハウス(1)内に設け、前記養液栽培ハウス(1)内において上昇温風を流通させる温風供給手段(7)を設けた請求項1から請求項3のいずれか一に記載の植物栽培設備。
  5. 植物体(P)を植え付けた複数の培地(23)を無端体上下循環手段(2)に所定間隔で支持し、植物体(P)の根圏部に養液を噴霧する手段(25)を備え、無端体上下循環手段(2)の下方に養液を回収する養液回収トレイ(28)を配置した植物栽培設備。
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KR102580059B1 (ko) * 2022-05-10 2023-09-19 주식회사 제이더블유 식물 재배장치

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