JP2021098281A5 - - Google Patents

Description

本発明の液体貯蔵容器は、液体を貯蔵可能な容器本体であって、透光性の外壁を有し両側側面が開口とされたフレーム部材と、フレーム部材の内壁面から突き出すベース部材と、を有する容器本体と、フレーム部材の開口と直交する回転軸の周りを回転する回転部材であって、液体の液面の変動によって回転するフロートと、フロートと連動して回転し、フレーム部材の透光性の外壁を通してフロートの位置を外部に表示可能な表示部材と、穴と、を有する回転部材と、ベース部材と一体に形成され、回転部材を回転可能に支持する支持部材であって、穴に挿入され回転部材を回転可能に支持するピンと、ピンの軸方向両側に設けられ、回転部材の回転軸方向の変位を規制する第１及び第２の変位規制部と、を有する支持部材と、を有する。

Claims (14)

1. 液体を貯蔵可能な容器本体であって、透光性の外壁を有し両側側面が開口とされたフレーム部材と、前記フレーム部材の内壁面から突き出すベース部材と、を有する前記容器本体と、
   前記フレーム部材の前記開口と直交する回転軸の周りを回転する回転部材であって、前記液体の液面の変動によって回転するフロートと、前記フロートと連動して回転し、前記フレーム部材の前記透光性の外壁を通して前記フロートの位置を外部に表示可能な表示部材と、穴と、を有する前記回転部材と、
   前記ベース部材と一体に形成され、前記回転部材を回転可能に支持する支持部材であって、前記穴に挿入され前記回転部材を回転可能に支持するピンと、前記ピンの軸方向両側に設けられ、前記回転部材の回転軸方向の変位を規制する第１及び第２の変位規制部と、を有する前記支持部材と、
   を有する液体貯蔵容器。
2. 前記ベース部材は、前記内壁面の複数の位置で、前記フレーム部材に固定されている、請求項１に記載の液体貯蔵容器。
3. 前記穴は前記回転部材を貫通する貫通孔であり、前記第１及び第２の変位規制部は前記貫通孔に挿通不能な形状を有し、前記ピンと一体に形成されている、請求項１または２に記載の液体貯蔵容器。
4. 前記フレーム部材に設けられた前記開口は、前記フレーム部材の前記第１の変位規制部に近接する第１の開口と、前記フレーム部材の前記第２の変位規制部に近接する第２の開口とを含み、前記第１の開口を覆うように設けられた第１のフィルムと、前記第２の開口を覆うように設けられた第２のフィルムと、を更に有し、前記第１のフィルムは前記ベース部材に接合され、前記第２のフィルムは前記フレーム部材の周縁部に接合されている、請求項１から３のいずれか１項に記載の液体貯蔵容器。
5. 前記ベース部材における前記回転部材と対向する面、または前記回転部材における前記ベース部材と対向する面に、第１の突起が形成され、前記回転部材における前記第２のフィルムと対向する面に第２の突起が形成されている、請求項４に記載の液体貯蔵容器。
6. 前記フレーム部材または前記ベース部材と一体に形成されたリブを有し、前記第２のフィルムはさらに前記リブに接合されている、請求項４または５に記載の液体貯蔵容器。
7. 前記穴は前記回転部材を貫通する貫通孔であり、前記第１の変位規制部は前記貫通孔に挿通不能な形状を有し、前記ピンと一体に形成され、前記第２の変位規制部は、前記ピンの端部を前記ピンの軸方向に保持し前記ベース部材に固定された固定ブロックを有する、請求項１または２に記載の液体貯蔵容器。
8. 前記固定ブロックは前記ピンを受け入れる穴を有する、請求項７に記載の液体貯蔵容器。
9. 前記フレーム部材に設けられた前記開口は、前記フレーム部材の前記第１の変位規制部に近接する第１の開口と、前記フレーム部材の前記第２の変位規制部に近接する第２の開口とを含み、前記第１の開口を覆うように設けられた第１のフィルムと、前記第２の開口を覆うように設けられた第２のフィルムと、を更に有し、前記第１のフィルムは前記ベース部材に接合され、前記第２のフィルムは前記フレーム部材の周縁部と前記固定ブロックとに接合されている、請求項７または８に記載の液体貯蔵容器。
10. 前記ベース部材における前記回転部材と対向する面、または前記回転部材における前記ベース部材と対向する面に、第１の突起が形成され、前記固定ブロックの前記回転部材と対向する面、または前記回転部材における前記固定ブロックと対向する面に第２の突起が形成されている、請求項７から９のいずれか１項に記載の液体貯蔵容器。
11. 前記第１の変位規制部は前記穴に挿通不能な形状を有し、前記ピンと一体に形成され、前記第２の変位規制部は前記回転部材の一部として設けられ、前記穴は途中で終端し、前記ピンが挿入されており、
    前記フレーム部材に設けられた前記開口は、前記フレーム部材の前記第１の変位規制部に近接する第１の開口と、前記フレーム部材の前記第２の変位規制部に近接する第２の開口とを含み、前記第１の開口を覆うように設けられた第１のフィルムと、前記第２の開口を覆うように設けられた第２のフィルムと、を更に有し、前記第２の変位規制部は前記第２のフィルムと対向する先端部に向けて断面積が減少するテーパ形状を有し、前記先端部が前記第２のフィルムに当接する、請求項１または２に記載の液体貯蔵容器。
12. 前記表示部材は前記回転部材の回転中心から概ね鉛直方向上側に延び、前記フロートは前記回転中心から、前記表示部材より下方に延びている、請求項１から１１のいずれか１項に記載の液体貯蔵容器。
13. 液体を貯蔵可能な容器本体であって、透光性の外壁を有し両側側面が開口とされたフレーム部材と、前記フレーム部材の内壁面から突き出すベース部材と、を有する前記容器本体と、
    前記フレーム部材の前記開口と直交する回転軸の周りを回転する回転部材であって、前記液体の液面の変動によって回転するフロートと、前記フロートと連動して回転し、前記フレーム部材の前記透光性の外壁を通して前記フロートの位置を外部に表示可能な表示部材と、穴と、を有する前記回転部材と、
    前記ベース部材と一体に形成され、前記回転部材を回転可能に支持する支持部材であって、前記回転部材を回転可能に支持するピンと、前記ピンの軸方向両側に設けられ、前記回転部材の回転軸方向の変位を規制する第１及び第２の変位規制部と、を有する前記支持部材と、を有する液体貯蔵容器の製造方法であって、
    前記容器本体と一体に形成され前記ベース部材の側に前記第１の変位規制部が設けられた前記ピンを、前記ピンの先端部が露出するように前記回転部材に設けられた穴に挿入することと、
    露出した前記先端部を変形させることによって、前記第２の変位規制部を形成することと、
    を有する液体貯蔵容器の製造方法。
14. 前記ピンは樹脂で形成され、前記先端部は熱または圧力で変形する、請求項１３に記載の液体貯蔵容器の製造方法。