JP2021090983A - 超音波接合装置 - Google Patents

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【課題】高出力の超音波接合におけるホーンのたわみを防止し、高精度の超音波接合ができるようにした超音波接合装置を提供する。【解決手段】接合対象部位に加重を与えるとともに該接合対象部位に対して超音波ホーン20から横方向の超音波振動を印加して、該接合対象部位を接合する超音波接合装置100であって、超音波ホーン20の超音波振動の節となる部分を超音波ホーン20の長手方向に直交する左右方向から押さえる1対のノーダル棒22a、22bを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、接合対象部位に対して横方向の超音波振動を印加して接合する超音波接合装置に関し、詳しくは、高出力の超音波接合に対応できるようにした超音波接合装置に関する。
接合対象部位に対して横方向の超音波振動を印加して接合する超音波接合装置としては特許文献1に開示されたものが知られている。
特許文献1に開示された超音波接合装置は、超音波の周波数の1波長分の長さに予め設定され、その両端部および長手方向中央部に最大振動振幅点を有する超音波ホーン12と、この超音波ホーン12の長手方向中央の最大振動振幅点に設けられた接合作用部12bと、超音波ホーン12を横振動させる超音波振動子32と、超音波ホーン12を着脱自在に固定した支持部材26と、超音波ホーン12を加圧する加圧手段とを備え、超音波ホーン12の2つのノーダルポイント位置には挿入孔31が形成され、該挿通孔31の中央の当該超音波ホーン12の断面中央に固定ボルト30を締結して超音波ホーン12を支持させて構成される。
この特許文献2に開示された超音波接合装置は、超音波ホーン12としていわゆる1波長ホーンを用いたもので、この1波長ホーンを用いた場合、超音波ホーンの超音波振動の節となる部分(ノーダルポイント)が2箇所にあり、そのために、製造が難しく、コストがかかり、更にユーザによる交換が容易でないという問題点があった。
そこで、一端が超音波コーンに接続され、他端に接合作用部(超音波接合ヘッド)が設けられた半波長ホーンを用いた超音波接合装置が提案されている。この半波長ホーンを用いた超音波接合装置においては、ホーンの先端に数千N以上の加重がかかるとホーンのたわみが生じるので、ホーンの超音波振動の節となる部分を上から押さえるノーダル棒(上方向押さえ部材)を設け、上方向へのたわみを防止している。
しかし、上記構成においても高出力(5000W以上)で接合する場合には、ホーンが左右にたわむ場合があり、この場合は高精度な接合ができなくなるという問題があった。
特開2006−315002号公報
そこで、本発明は、高出力の超音波接合におけるホーンのたわみを防止し、高精度の超音波接合ができるようにした超音波接合装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、接合対象部位に加重を与えるとともに前記接合対象部位に対して超音波ホーンから横方向の超音波振動を印加して、前記接合対象部位を接合する超音波接合装置であって、前記超音波ホーンの超音波振動の節となる部分を前記超音波ホーンの長手方向に直交する左右方向から押さえる1対の左右方向押さえ部材、を具備することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記1対の左右方向押さえ部材は、互いに対向しそれぞれ同軸上に設けられた押さえ棒からなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記超音波ホーンは、一端が超音波コーンに接続され、他端に超音波接合ヘッドが設けられた半波長ホーンからなることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求1乃至3項に記載の発明において、前記超音波ホーンの超音波振動の節となる部分を前記超音波ホーンの上方向から押さえる上方向押さえ部材、を具備していることを特徴とする。
本発明によれば、接合対象部位に加重を与えるとともに前記接合対象部位に対して横方向の超音波振動を印加して、前記接合対象部位を接合する超音波接合装置であって、前記超音波ホーンの超音波振動の節となる部分を前記超音波ホーンの長手方向に直交する左右方向から押さえる1対の左右方向押さえ部材、を具備して構成したので、高出力の超音波接合におけるホーンのたわみを防止し、高精度の超音波接合ができるようにした超音波接合装置を提供するという効果を奏する。
図1は、本発明に係る超音波接合装置の一実施例の正面図である。 図2は、図1に示した超音波接合装置の上面図である。 図3は、図1に示した超音波接合装置の側面図である。 図4は、本発明に係る超音波接合装置の半波長ホーンを説明する説明図である。
以下、本発明を実施するための実施例について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る超音波接合装置の一実施例の正面図であり、図2は、図1に示した超音波接合装置の上面図であり、図3は、図1に示した超音波接合装置の側面図である。
図1乃至図3において、本発明に係る超音波接合装置100は、基台11の上に装置本体10を載置して構成されており、装置本体10はその上部に、超音波ホーン(以下、単にホーンという)20と、ホーン20に対して超音波振動を伝達する超音波コーン(以下、単にコーンという)30と、コーン30に対して伝達振動を発生する超音波振動子(以下、単に振動子という)40とからなる超音波印加手段が搭載されている。
ここで、ホーン20はその先端の周縁に4個のヘッド部21a、21b、21c、21dが配設されており、ここで、4個のヘッド部21a〜21dを設けた理由は、ホーン20を90度ずつ回転させることにより、ホーン20を交換することなく4個のヘッド部21a〜21dを切り換え使用できるようにするためである。
さて、本実施例のホーン20は、いわゆる半波長ホーンから構成され、このホーン20の超音波振動の節となる部分に、ホーン20の上方向のたわみを抑制するための上方向押さえ部材(以下、単にノーダル棒という)22cが設けられている。なお、半波長ホーンの詳細については、後に図4を参照して説明する。
本発明に係る超音波接合装置100のホーン20には、ホーン20の左右方向のたわみを抑制するために、上記ホーン20の超音波振動の節となる部分を左右方向(ホーン20の長手方向に直交する左右方向)から押さえる1対の左右方向押さえ部材(以下、単にノーダル棒という)22a、22bが設けられている。
ここで、ホーン20の超音波振動の節となる部分にノーダル棒22a、22bを設けた理由は、超音波接合装置100の出力を5000W以上の高出力にした場合に、ホーン20の左右方向のたわみが生じ、ホーン20の上方向のたわみを抑制するためのノーダル棒22cを設けただけでは、高精度な接合ができなくなるからである。
本発明に係る超音波接合装置100によれば、ホーン20の超音波振動の節となる部分に互いに対向しそれぞれ同軸上に設けられたノーダル棒22a、22bを設けることにより、超音波接合装置100の出力を5000W以上の高出力にした場合でも、ホーン20の左右方向のたわみは抑制され、これにより高精度な接合が可能になるのである。
ホーン20の左右方向のたわみを抑制するノーダル棒22a、22b及びホーン20の上方向のたわみを抑制するノーダル棒22cは、ホーン20の超音波振動の節となる部分を囲むようにして配設された枠体23に取り付けられ、それぞれホーン20方向への突出量を調節可能なように枠体23にネジ止めされている。
コーン30は一端にホーン20が取り付けられ、他端に振動子40が取り付けられ、振動子40から発生された超音波振動をホーン20に伝達する。
振動子40は、この超音波接合装置100による接合対象部位の接合に用いる横方向の超音波振動を発生するもので、この振動子40で発生された超音波振動はコーン30、ホーン20、ホーン20のヘッド21a〜21dを経由して上記接合対象部位に印加される。
なお、この実施例の超音波接合装置100においては、ホーン20のヘッド、例えばヘッド21aの配設箇所の下方の基台11上に、上記ヘッド21aにその上面が近接する接合対象部位を有するワークを載置した図示しないアンビルを設け、ホーン20、コーン30、振動子40からなる超音波印加手段を装置本体10内で下方に沈み込ませ、これにより接合対象部位に加重を与えるように構成されている。
ここで、ホーン20、コーン30、振動子40からなる超音波印加手段の装置本体10内での下方の沈み込み駆動は、周知の駆動手段、例えば、エアーシリンダを用いて行うことができる。なお、加圧調整用のレギュレータ50は、上記エアーシリンダを用いた場合の、接合対象部位への加重の付与を調整するものである。
なお、接合対象部位への加重の付与は、上記構成に限らず、ホーン20、コーン30、振動子40からなる超音波印加手段の上方に加圧手段を設け、この加圧手段により接合対象部位に加重を与える周知の構成を用いてもよく、この場合も同様に構成することができる。
図4は、本発明に係る超音波接合装置の半波長ホーンを説明する説明図であり、図4(A)は、ホーン20の部分を抽出した図であり、図4(B)は、ホーン20を伝達される超音波振動の各部の振動の大きさを示したものである。
本発明に係る超音波接合装置100においては、図4に示すように、半波長ホーンを用いているので、ホーン20の長手方向の長さは、振動子40から発生される超音波振動の半波長に対応する長さに設定されている。
この半波長ホーンを用いた場合、振動子40から伝達される超音波振動が最小となる部位(ノーダルポイント)P0は、図4(B)に示すように一箇所になる。
図4(A)、(B)に示すように、半波長ホーンを用いたこの実施例の超音波接合装置100においては、振動子40から伝達される超音波振動が最大となるポイントPaがホーン20の先端の位置に対応し、同じく超音波振動が最大となるポイントPbがホーン20とコーン30との接続位置に対応し、振動子40から伝達される超音波振動が最小となる部位、すなわち振動子40から伝達される超音波振動の節となる部分(ノーダルポイント)P0がホーン20の左右方向のたわみを抑制するノーダル棒22a、22b及びホーン20の上方向のたわみを抑制するノーダル棒22cの配設位置に対応する。
すなわち、振動子40から伝達される超音波振動の節となる部分(ノーダルポイント)P0の左右方向位置に、ノーダル棒22a、22bが設けられ、同じく振動子40から伝達される超音波振動の節となる部分(ノーダルポイント)P0の上方向位置にノーダル棒22cが設けられ、ノーダル棒22a、22bによりホーン20の左右方向のたわみが抑制され、ノーダル棒22cにより、ホーン20の上方向のたわみが抑制される。
このノーダル棒22a、22bによるホーン20の左右方向のたわみの抑制及びノーダル棒22cよるホーン20の上方向のたわみの抑制により、高出力、例えば5000W以上で接合する場合においても、接合対象部位の高精度の超音波接合が可能になる。
ここで、上記ノーダル棒22a、22b及び上記ノーダル棒22cは、それぞれホーン20の超音波振動が最小となる超音波振動の節の部分(ノーダルポイント)P0に設けられているので、このノーダル棒22a、22b及びノーダル棒22cの存在が、コーン30、ホーン20を経由してホーン20のヘッド21aに伝達される超音波振動に悪影響を与えることはほとんどなく、振動子40からの超音波振動を、コーン30、ホーン20、ホーン20のヘッド21aを経由して接合対象部位に効果的に印加することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内であれば、当業者の通常の創作能力によって多くの変形が可能である。
10…装置本体
11…基台
20…超音波ホーン
21a、21b、21c、21d…ヘッド部
22a、22b…左右方向押さえ部材(ノーダル棒)
22c…上方向押さえ部材(ノーダル棒)
23…枠体
30…超音波コーン
40…超音波振動子
50…加圧調整用のレギュレータ

Claims (4)

  1. 接合対象部位に加重を与えるとともに前記接合対象部位に対して超音波ホーンから横方向の超音波振動を印加して、前記接合対象部位を接合する超音波接合装置であって、
    前記超音波ホーンの超音波振動の節となる部分を前記超音波ホーンの長手方向に直交する左右方向から押さえる1対の左右方向押さえ部材、
    を具備することを特徴とする超音波接合装置。
  2. 前記1対の左右方向押さえ部材は、互いに対向しそれぞれ同軸上に設けられた押さえ棒からなることを特徴とする請求1項に記載の超音波接合装置。
  3. 前記超音波ホーンは、
    一端が超音波コーンに接続され、他端に超音波接合ヘッドが設けられた半波長ホーンからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の超音波接合装置。
  4. 前記超音波ホーンの超音波振動の節となる部分を前記超音波ホーンの上方向から押さえる上方向押さえ部材、
    を具備していることを特徴とする請求1乃至3項に記載の超音波接合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015123481A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 精電舎電子工業株式会社 超音波接合装置

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