JP2021086761A - 同軸コネクタ - Google Patents

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幸輝 前田
快人 近藤
Yoshihito Kondo
快人 近藤
佐々木 大輔
Daisuke Sasaki
大輔 佐々木
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Abstract

【目的】 本発明は同軸コネクタの端子のインピーダンスの変動を抑制する。【構成】 同軸コネクタC1は、端子300と、これを保持するボディ200と、ボディ200及び端子300を収容するシェル100とを備える。端子300は、Y−Y’方向に延びた筒部310と、筒部310のY’方向側でY−Y’方向に延びたテール部320を有する。シェル100第1部110は、Y−Y’方向に延びた筒部310と略相似形の筒状であって、その内部に筒部310を収容している。シェル100の第2部120は、Y−Y’方向に延び且つテール部320の周りに配置されている。同軸コネクタC1の第1部分の第1断面視において、筒部310から第1部110までの互いに異なる方向の複数の第1距離R1が略同じである。同軸コネクタC1の第2部分の第2断面視において、テール部320から第2部120までの互いに異なる方向の複数の第2距離が略同じである。【選択図】 図2A

Description

本発明は、同軸コネクタに関する。
特許文献1には、従来の同軸コネクタが記載されている。この同軸コネクタは、筒状のシェルと、このシェル内に収容された絶縁性を有するボディと、このボディに保持される端子と、導電性を有する囲み部材を備えている。端子は、相手方コネクタの端子に接続される筒状の接続部と、圧着部とを有している。圧着部は、上下方向において断面視略U字状であって、同軸ケーブルの信号導体に巻き付けられ、圧着されている。この圧着状態で、圧着部は、上下方向において断面視略O字状となる。囲み部材は、上下方向において上下逆の断面視略U字状であって、圧着状態の圧着部に上方向側から外嵌している。
特開2010−049855号公報
このように囲み部材が圧着部に上方向側から外嵌しているため、上方向における囲み部材からシェルまでの距離と、下方向における圧着部からシェルまでの距離とが不一致となっている。このため、端子の圧着部及び囲み部材の部分で、端子のインピーダンスが変動する要因となっている。
本発明は、端子のインピーダンスの変動を抑制することができる同軸コネクタを提供する。
本発明の一態様の同軸コネクタは、端子と、端子を保持するボディと、ボディ及び端子を収容するシェルとを備えている。端子は、第1方向に延びた筒部と、この筒部に対して第1方向の一方側に位置しており且つ第1方向に延びたテール部を有している。シェルは、第1方向に延びた筒状の第1部と、第1方向に延びた少なくとも一つの第2部とを有している。第1部は、その内部に筒部を収容しており且つ筒部と略相似形である。少なくとも一つの第2部は、端子のテール部の周りに配置されている。
同軸コネクタの筒部及び第1部を有する部分の第2方向及び第3方向の第1断面視において、筒部から第1部までの互いに異なる方向の複数の第1距離が略同じであると良い。同軸コネクタのテール部及び少なくとも一つの第2部を有する部分の第2方向及び第3方向の第2断面視において、テール部から少なくとも一つの第2部までの互いに異なる方向の複数の第2距離が略同じであると良い。第2方向は、第1方向に略直交し、第3方向は第1方向及び第2方向に略直交する方向であると良い。
このような態様の同軸コネクタによる場合、複数の第1距離が略同じであるだけでなく、複数の第2距離も略同じであるため、端子のテール部で、インピーダンスが変動する可能性を低減できる。
テール部は、筒部の中心軸に沿って延びる仮想線上に配置されていると良いが、これに限定されるものではない。
シェルの少なくとも一つの第2部は、複数とすることが可能である。この複数の第2部は、テール部に対して間隔をあけて配置されていると良い。この場合、第2距離は、第2断面視における端子のテール部から複数の第2部までの距離とすると良い。
又は、シェルの少なくとも一つの第2部は、一つとすることが可能である。この場合、第2部は筒状とすると良い。
端子は、筒部とテール部との間に位置する傾斜部又は直交部を更に有する構成とすることが可能である。傾斜部は、複数の第2距離が略同じになる位置にテール部が位置するように、傾斜した構成とすることが可能である。直交部は、複数の第2距離が略同じになる位置にテール部が位置するように、第2方向に延びた構成とすることが可能である。
端子は、筒部とテール部との間に位置するインピーダンス調整部を更に有する構成とすることが可能である。インピーダンス調整部は、凹部と、この凹部の両側の第1、第2調整部とを更に有する構成とすることが可能である。凹部は、第1方向の一方に開放されており且つ第1方向の他方側の底部を有する構成とすることが可能である。傾斜部又は直交部は、凹部の底部からテール部にかけて延びた構成とすることが可能である。インピーダンス調整部の第1、第2調整部は、傾斜部又は直交部の両側に隣接配置された構成とすることが可能である。
端子は、筒部とテール部との間に位置する平板部を更に有する構成とすることが可能である。平板部は、第1、第2端部を有する構成とすることが可能である。第1、第2端部は、第1方向の一方側から見てテール部に対して両側に位置した構成とすることが可能である。なお、平板部が、インピーダンス調整部を兼ねていても良いが、これに限定されるものではない。
ボディは、第1方向に延びており且つ第1方向の一方に開口した保持孔を有する構成とすることが可能である。端子の筒部は、第1方向の一方側から保持孔内に収容された構成とすることが可能である。又は、端子の筒部は、ボディ内に埋め込まれた構成とすることも可能である。この場合、保持孔は省略される。
端子は、第1、第2被押圧部を更に有する構成とすることが可能である。第1、第2被押圧部は、筒部とテール部との間で、第1方向の一方側から見て、テール部に対して両側に位置する構成とすることが可能である。
端子が第1、第2被押圧部及び平板部を有する場合、平板部の第1、第2端部は、当該第1、第2端部の第1方向の一方側からの投影面積が第1、第2被押圧部の第1方向の一方側からの投影面積に少なくとも部分的に重ならないように配置された構成とすることが可能である。
ボディは、保持孔の縁部を有する構成とすることが可能である。端子は、少なくとも一つのストッパを更に有する構成とすることが可能である。少なくとも一つのストッパは、第1、第2被押圧部のうちの少なくとも一方から第1方向に略直交する方向に延びており且つ第1方向の一方側から見て筒部の外側に位置する構成とすることが可能である。この少なくとも一つのストッパは、保持孔の縁部に第1方向の一方側から当接する構成とすることが可能である。
本発明の実施例1に係る同軸コネクタの正面、平面及び右側面から表した斜視図である。 前記実施例1の同軸コネクタの背面、底面及び左側面から表した斜視図である。 前記実施例1の同軸コネクタの図1A中の2A−2A断面図である。 前記実施例1の同軸コネクタの図1A中の2B−2B断面図である。 前記実施例1の同軸コネクタの図1A中の2C−2C断面図である。 前記実施例1の同軸コネクタの図2A中の2D−2D拡大断面図である。 前記実施例1の同軸コネクタの図2A中の2E−2E拡大断面図である。 前記実施例1の同軸コネクタの正面、平面及び右側面から表した分解斜視図である。 前記実施例1の同軸コネクタの背面、平面及び左側面から表した分解斜視図である。 前記実施例1の同軸コネクタの背面、底面及び左側面から表した分解斜視図である。 前記実施例1の同軸コネクタの設計変形例の図2Cに対応する概略的拡大端面図である。 前記設計変形例の同軸コネクタの図2Dに対応する概略的拡大端面図である。 本発明の実施例2に係る同軸コネクタの拡大背面図である。
以下、本発明の実施例1、2及びその設計変更例について説明する。なお、後述する実施例及び設計変更例の各構成要素は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能であることに留意されたい。また、後述する実施例の各態様及び設計変形例における各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能であることにも留意されたい。
以下、本発明の実施例1及びその設計変更例を含む複数の実施例に係る同軸コネクタC1について、図1A〜図3Cを参照しつつ説明する。図1A〜図3Cには、実施例1の同軸コネクタC1が示されている。なお、図1A〜図1B及び図3A〜図3Cには、Y−Y’方向(第1方向)、Z−Z’方向(第2方向)及びX−X’方向(第3方向)が示されている。Y−Y’方向は、Y’方向(第1方向の一方)及びY方向(第1方向の他方)を含む。Z−Z’方向は、Y−Y’方向に略直交しており且つZ方向及びZ’方向を含む。X−X’方向は、Y−Y’方向及びZ−Z’方向に略直交しており且つZ方向及びZ’方向を含む。
同軸コネクタC1は、導電性を有する端子300を備えている。端子300は、プレス成形された金属板で構成されていても良いし、鋳造された金属で構成されていても良いし、3Dプリンタによって作成された金属で構成されていても良い。端子300は、その外面がめっき処理されていても良いが、これに限定されるものではない。端子300は、筒部310と、テール部320とを有している。
筒部310は、筒状(例えば、円筒状又は多角筒状)であって、Y−Y’方向に延びている。筒部310には、その一部に切り欠き及び/又は突起が設けられていても良いし、設けられていなくても良い。筒部310は、Y’方向側の第1端と、Y方向側の第2端とを有している。第1端及び第2反は、環状(例えば、円環状又は多角環状)である。なお、Y−Y’方向は、筒部310の長手方向に相当している。
テール部320は、Y−Y’方向に延びた平板又はY−Y’方向に延びた円柱状若しくは角柱状のロッドでる。このテール部320は、筒部310の中心軸に沿って延びる仮想線α(図2A〜図2C参照)上に配置されていると良い。テール部320は、仮想線αから位置ずれしていても構わない。例えば、テール部320は、仮想線αに対して若干Z方向側又はZ’方向側に配置されていても良い。
端子300は、第1被押圧部330a及び第2被押圧部330bを更に有していても良い。第1被押圧部330a及び第2被押圧部330bは、Y−Y’方向において筒部310とテール部320との間に位置している。第1被押圧部330a及び第2被押圧部330bは、筒部310の第1端に直接連接されていても良いし、筒部310の第1端に端子300の別の一又は複数の部位を介して間接的に接続されていても良い。例えば、端子300が、筒部310の第1端のZ’方向側の部分に連接された略半筒と、この略半筒の第1、第2端部からZ方向に立ち上がった第1、第2脚部を有する構成とすることが可能である。この場合、第1被押圧部330aが第1脚部の少なくとも一部及びこれに連なる略半筒の第1端部で構成され、第2被押圧部330bが第2脚部の少なくとも一部及びこれに連なる略半筒の第2端部で構成されていても良い(図2A〜図2C及び図3A〜図3C参照)。何れの態様であっても、第1被押圧部330a、第2被押圧部330bは、Y’方向側から見てテール部320の両側に位置している。換言すると、第1被押圧部330aは、テール部320に対してX方向側に位置し、第2被押圧部330bは、テール部320に対してX方向側に位置している。
端子300は、少なくとも一つのストッパ350を更に有していても良い。少なくとも一つのストッパ350は、第1被押圧部330a及び第2被押圧部330bの少なくとも一方からZ方向に延びている。少なくとも一つのストッパ350は、Y’方向側から見て筒部310の外側に配置されている。換言すると、少なくとも一つのストッパ350は、筒部310よりもZ方向側に位置している。
図2A〜図2C及び図3A〜図3Cでは、第1被押圧部330aは第1脚部のZ’方向側の部分及びこれに連なる略半筒の第1端部で構成され、第2被押圧部330bが第2脚部のZ’方向側の部分及びこれに連なる略半筒の第2端部で構成され、且つ、ストッパ350は、二つであって、第1脚部のZ方向側の部分、第2脚部のZ方向側の部分で構成されている。なお、第1被押圧部330a、第2被押圧部330b及び/又は少なくとも一つのストッパ350は省略可能である。
端子300は、平板部340を更に有していても良い。平板部340は、Y−Y’方向及びX−X’方向に延びる板であって、Y−Y’方向において筒部310とテール部320との間に位置していれば良い。平板部340は、筒部310の第1端に直接連接されていても良いし、上記半筒に直接連接されていても良いし、筒部310の第1端又は上記半筒に端子300の別の一又は複数の部位を介して間接的に接続されていても良い。なお、図2A〜図2C及び図3A〜図3Cでは、端子300が、上記半円筒の第1、第2端部の間の部分に連接された連結部380を更に有し、平板部340が連結部380に連接されている。
平板部340は、第1端部341a及び第2端部341bを有している。第1端部341a、第2端部341bは、Y’方向側から見てテール部320の両側に位置している。換言すると、第1端部341aは、テール部320に対してX方向側に位置し、第2端部341bが、テール部320に対してX’方向側に位置している。第1端部341aのX方向側の端面が、Y’方向側から見て筒部310よりもX方向側に位置し、第2端部341bのX方向側の端面が、Y’方向側から見て筒部310よりもX’方向側に位置していても良いが、これに限定されるものではない。端子300が、プレス成形された金属板で構成されている場合、金属板がプレス成形された後、第1端部341a及び第2端部341bは、そのY方向側の端面からY’方向に各々延びたキャリアが切り離された構成とすることが可能である。この場合、第1端部341a及び第2端部341bのY’方向側の端面は、キャリアカット面となる。このように端子300の作成過程で、第1端部341a及び第2端部341bのY’方向側の端面からキャリアがY’方向に各々延びていたとしても、第1端部341a、第2端部341bがY’方向側から見てテール部320の両側に位置しているため、キャリアがテール部320に干渉することはない。端子300の外面にめっき処理を施す場合、キャリアが第1端部341a及び第2端部341bのY’方向側の端面に連接された状態で、当該めっき処理を施すことによって、当該めっき処理が容易になり且つテール部320全体をめっきできる。なお、平板部340の第1端部341a及び第2端部341bのY’方向側の端面は、キャリアカット面に限定されない。また、平板部340及び/又は連結部380は省略可能である。
端子300が、第1被押圧部330a、第2被押圧部330b及び平板部340を有する場合、平板部340の第1端部341a、第2端部341bのY’方向側からの投影面積が第1被押圧部330a、第2被押圧部330bのY’方向側からの投影面積に少なくとも部分的に重ならないように、平板部340の第1端部341a、第2端部341bが配置されていると良い。例えば、第1端部341a、第2端部341bが、第1被押圧部330a、第2被押圧部330bに対してZ方向側又はZ’方向側(図2A〜図2C及び図3A〜図3C)に配置されていても良いし、第1端部341aが第1被押圧部330aに対してX方向側に配置され且つ第2端部341bが第2被押圧部330bに対してX’方向側に配置されていても良い。
端子300は、傾斜部360又は図示しない直交部を更に有していても良い。傾斜部360又は直交部は、筒部310とテール部320との間に位置している。傾斜部360又は直交部は、筒部310の第1端に直接連接されていても良いし、上記半筒に直接連接されていても良いし、連結部380に直接連接されていても良いし、平板部340に直接連接されていても良いし、筒部310の第1端又は上記半筒に端子300の別の一又は複数の部位を介して間接的に接続されていても良い。この場合、テール部320は、傾斜部360又は直交部のY’方向の端に直接連接されていても良いし、端子300の別の一又は複数の部位を介して間接的に接続されていても良い。何れの場合であっても、傾斜部360は、Z方向及びY’方向の成分を含む斜め方向に延びており、直交部はZ−Z’方向に延びている。
平板部340は、インピーダンス調整部を兼ねていても良い。この場合、平板部340は、凹部342を更に有していると良い。凹部342は、平板部340の第1端部341aと第2端部341bの間に設けられており且つY’方向側に開放されている。凹部342は、Y方向側の底部を有している。傾斜部360又は直交部は、底部からテール部320に延びている。第1端部341a、第2端部341bの凹部342の両側に位置する部分(以下、第1、第2調整部)が、傾斜部360又は直交部の両側に隣接配置されている。換言すると、第1調整部が傾斜部360又は直交部に対してX方向側に配置され、第2調整部が傾斜部360又は直交部に対してX’方向側に配置されている。これにより、傾斜部360又は直交部のインピーダンスを上昇させることができる。また、第1、第2調整部がテール部320の近傍に位置するため、テール部320のインピーダンスも上昇させることができる。なお、平板部340は省略可能である。
平板部340が省略される場合、端子300は、インピーダンス調整部を有する構成とすることが可能である。このインピーダンス調整部は、Y−Y’方向及びX−X’方向に延びた板であることを除いて、上記した平板部340と同様の構成とすることが可能である。なお、平板部340とインピーダンス調整部とが併存していても構わない。インピーダンス調整部も省略可能である。
端子300は、複数のアーム370を更に有する構成とすることも可能である。複数のアーム370は、筒部310の第2端からY方向に延びている。複数のアーム370が二つである場合、X−X’方向又はZ−Z’方向において互いに対向していると良い。複数のアーム370が三以上である場合、筒部310の第2端にその周方向に間隔をあけて配置されていると良い。何れの場合も、複数のアーム370は、Y方向側に漸次下り傾斜している。複数のアーム370の間に、図示しない相手方コネクタの端子の先端部がY方向側から挿脱可能になっている。複数のアーム370の間に、相手方コネクタの端子の先端部が挿入された状態で、アーム370が当該先端部を弾性接触するようになっている。なお、アーム370は省略可能である。この場合、相手方コネクタの端子の先端部は、端子300の筒部310内に挿入され且つ弾性接触するようになっていると良い。
同軸コネクタC1は、上記何れかの端子300を保持するボディ200を更に備えている。ボディ200は、絶縁樹脂で構成されている。ボディ200は、本体部210を有している。本体部210は、Y−Y’方向に延びる柱状(円柱状又は多角柱状)である。
本体部210は、その内部に少なくとも端子300の筒部310を保持している。例えば、本体部210の内部にY−Y’方向に延びる保持孔211が設けられており、この保持孔211内に筒部310が挿入され、保持されていても良い。端子300が第1被押圧部330a、第2被押圧部330bを有している場合、第1被押圧部330a、第2被押圧部330bがY’方向側から押圧されることによって、筒部310が保持孔211内に挿入されるようになっていると良い。端子300が少なくとも一つのストッパ350を有している場合、少なくとも一つのストッパ350が保持孔211の縁部211aに当接することによって、筒部310が保持孔211内に所定以上挿入されないようにしている。
本体部210は、収容凹部212を更に有していても良い。収容凹部212は、保持孔211に対してY’方向側に位置し且つ保持孔211に連通している。収容凹部212はY’方向に開放されている。この収容凹部212内に、端子300の筒部310とテール部320との間の上記した何れかの態様の一又は複数の部位(例えば、第1被押圧部330a並びに第2被押圧部330b、上記半筒並びに第1、第2脚部、平板部340、傾斜部360、及び/又は連結部380)を収容されている。この場合、テール部320は、収容凹部212(ボディ200)に対してY’方向側に位置している。又は、収容凹部212内には、端子300の筒部310とテール部320との間の前記一又は複数の部位に加えて、テール部320が収容されていても良い。なお、収容凹部212は省略可能である。
ボディ200は、本体部210からY方向に延びる接続部220を更に有していても良い。保持孔211が設けられている場合、接続部220にも保持孔221が設けられている。保持孔221は、保持孔211に対してY方向側に位置し、保持孔211に連通しており且つY方向に開放されている。相手方コネクタの端子が、保持孔211に対してY方向側から挿入可能である。端子300が複数のアーム370を有している場合、端子300の筒部310が保持孔211及び保持孔221のY’方向側の部分内に収容され、複数のアーム370が保持孔221のY方向側の部分内に収容されていても良いし、端子300の筒部310が保持孔211内に収容され、複数のアーム370が保持孔221内に収容されていても良い。端子300が複数のアーム370を有していない場合、端子300の筒部310が保持孔211内に収容されていると良い。
同軸コネクタC1は、導電性を有するシェル100を更に備えている。シェル100は、プレス成形された金属板で構成されていても良いし、鋳造された金属で構成されていても良いし、3Dプリンタによって作成された金属で構成されていても良い。シェル100は、第1部110を有している。
第1部110は、端子300の筒部310と略相似形の筒状(例えば、円筒状又は多角筒状)であって、Y−Y’方向に延びている。第1部110には、切り欠き及び/又は突起が設けられていても良いが、設けられていなくても良い。端子300のテール部320がボディ200に対してY’方向側に位置している場合、第1部110内には、ボディ200の本体部210が収容保持されている。端子300のテール部320がボディ200の収容凹部212内に収容されている場合、第1部110内には、ボディ200の本体部210のY方向側の部分が収容保持され、本体部210の収容凹部212を有するY’方向側の部分が第1部110からY’方向に突出していると良い。何れの場合も、第1部110のZ−Z’方向及びX−X’方向の断面の内形が、収容される本体部210のZ−Z’方向及びX−X’方向の断面の外形に対応しており、且つ第1部110のZ−Z’方向及びX−X’方向の断面の内形寸法が、収容される本体部210のZ−Z’方向及びX−X’方向の断面の外形寸法と略同じ又は若干小さくなっている。
ここで、同軸コネクタC1のシェル100の第1部110及び端子300の筒部310を有する部分(第1部分)のZ−Z’方向及びX−X’方向の第1断面視において、第1部110から筒部310までの互いに異なる方向の複数の距離を複数の第1距離R1とする。複数の第1距離R1が二つである場合、二つの第1距離R1は、筒部310から相対する方向(例えば、Z方向、Z’方向、又はX方向、X’方向等)の距離とすると良い。複数の第1距離R1が三つ以上である場合、三つ以上の第1距離R1は、筒部310から放射状に延びた距離とすると良い。例えば、第1部110及び筒部310が円筒状の相似形である場合、三つ以上の第1距離R1は、第1部110の互いに異なる半径方向の距離とすることが可能である(図2D参照)。第1部110及び筒部310が多角筒状の相似形である場合、三つ以上の第1距離R1は、筒部310の複数の辺から当該辺の外側に位置する第1部110の複数の辺へ延びる方向の距離とすることが可能である(図4A参照)。この複数の第1距離R1が略同じである(図2D及び図4A参照)。
第1部110は、Y’方向側の第1端と、Y方向側の第2端とを有している。第1端及び第2端は、環状(例えば、円環状又は多角環状)である。図2A〜図2Cには、第1部110の中心軸に沿って延びる仮想線αが示されている。なお、Y−Y’方向は、第1部110の長手方向に相当している。
シェル100は、少なくとも一つの第2部120を更に有している。少なくとも一つの第2部120は、第1部110に対してY’方向側に位置し且つ端子300のテール部320の周りに配置されている。
ここで、同軸コネクタC1のシェル100の少なくとも一つの第2部120及び端子300のテール部320を有する部分(第2部分)のZ−Z’方向及びX−X’方向の第2断面視において、テール部320から少なくとも一つの第2部120までの互いに異なる方向の複数の距離を第2距離R2とする。複数の第2距離R2が二つである場合、二つの第2距離R2は、テール部320から相対する方向(例えば、Z方向、Z’方向、又はX方向、X’方向等)に延びた方向の距離とすると良い。複数の第2距離R2が三つ以上である場合、三つ以上の第2距離R2は、テール部320から放射状に延びる方向の距離とすると良い。また、複数の第2距離R2の方向は、複数の第1距離R1の方向に一対一で対応していても良いし、相違していても良い。複数の第2距離R2は、略同じである。複数の第2距離R2は、複数の第1距離R1よりも大きいが、これに限定されるものではない。例えば、複数の第2距離R2と複数の第1距離R1とが略同じにしても構わない。端子300が傾斜部360を有する場合、傾斜部360は、複数の第2距離R2が略同じなる位置にテール部320が位置するように、上記斜め方向に延びている。端子300が直交部を有する場合、直交部は、複数の第2距離R2が略同じなる位置にテール部320が位置するように、Z−Z’方向に延びている。
少なくとも一つの第2部120は、複数とすることが可能である。複数の第2部120は、第1部110の第1端又は複数の連結部からY’方向に延びている。複数の連結部は、第1部110の第1端と複数の第2部120とを連結している。
複数の第2部120は、端子300のテール部320に対して間隔をあけて配置されている。例えば、複数の第2部120が二つである場合(図示なし)、その一つがテール部320に対してX方向側又はZ方向側に位置し、もう一つがテール部320に対してX’方向側又はZ’方向側に位置していても良い。この場合、複数の第2距離R2は、第2断面視におけるテール部320から二つの第2部120までの距離とすると良い。複数の第2部120が3以上である場合(図1A〜図3C参照)、3以上の第2部120は、第1部110の第1端の周方向に沿って間隔をあけて配置されていると良い。この場合、複数の第2距離R2は、第2断面視におけるテール部320から3以上の第2部120までの距離とすると良い(図2E及び図4B参照)。
テール部320が仮想線α上に位置している場合、複数の第2部120は、第1部110の第1端からY’方向に延びていても良いし、複数の連結部が仮想線α側又はその反対側に折り曲げられ、複数の連結部からY’方向に延びていても良い。このようにして複数の第2距離R2が略同じになっている。また、テール部320が仮想線αから位置ずれしている場合、複数の連結部がテール部320の位置ずれ方向に折り曲げられ、複数の第2部120が複数の連結部からY’方向に延びていると良い。このように複数の連結部が折り曲げられることによって複数の第2距離R2が略同じになっている。
テール部320がボディ200に対してY’方向側に位置している場合、複数の第2部120が、端子300のテール部320の周りに配置されている。この場合、複数の第2部120と端子300のテール部320との間にボディ200は設けられていない。一方、テール部320がボディ200の収容凹部212内に収容されている場合、複数の第2部120が、端子300のテール部320の周りに配置されており且つ複数の第2部120と端子300のテール部320との間には、ボディ200の本体部210の収容凹部212を有するY’方向側の部分が設けられている。
シェル100は、第3部130を更に有していても良い。第3部130は、第1部110の第2端からY方向に延びた筒状(例えば、円筒状又は多角筒状)であって、Y方向に開放されている。第3部130には、切り欠き又は突起が設けられても良いが、設けられていなくても良い。図1A〜図3Cでは、第3部130を切り欠いて複数の弾性アームが設けられている。この弾性アームは、相手方コネクタがシェル100内に挿入されるときに、当該相手方コネクタを弾性的に保持可能な構成である。ボディ200が接続部220を有している場合、第3部130内には、ボディ200の接続部220及び端子300の複数のアーム370が収容されていると良い。ここで、同軸コネクタC1の複数のアーム370及び第3部130を有する部分(第3部分)の第3断面視において、複数のアーム370からシェル100の第3部130までの異なる方向の複数の距離を複数の第3距離とする。この複数の第3距離の方向は、第1距離R1の方向に対応していると良い。この第3距離は略同じであるが、前記第3断面がY方向側に移るにしたがって第3距離は漸次増加する。その第3距離の増加量は略同じである。なお、第3部130は省略可能である。
以下、同軸コネクタC1の製造方法について詳しく説明する。まず、複数のアーム370が設けられた端子300及び保持孔211、221が設けられたボディ200を用意する。ボディ200の保持孔211、221に端子300の複数のアーム370及び筒部310をY’方向側から挿入する。このとき、端子300に第1被押圧部330a及び第2被押圧部330bが設けられている場合、第1被押圧部330a及び第2被押圧部330bのそれぞれが治具等でY’方向側から略均等に押圧されると良い。端子300にストッパ350が設けられている場合、ストッパ350が、保持孔211の縁部211aに当接することによって、筒部310の保持孔211に対する所定以上の挿入が防止される。第1被押圧部330a及び第2被押圧部330bが設けられていない場合、端子300の筒部310よりもY’方向側の任意の部分をY’方向側から押圧すれば良い。このようにして複数のアーム370が保持孔221内に収容され、筒部310が保持孔211、221内又は保持孔211内に収容される。また、ボディ200に収容凹部212が設けられている場合、複数のアーム370及び筒部310の保持孔211、221に対する挿入と共に、端子300の筒部310とテール部320との間の上記した何れかの態様の一又は複数の部位が、収容凹部212内に収容される。この場合、端子300のテール部320が、ボディ200に対してY’方向側に位置する。なお、テール部320も収容凹部212内に収容しても構わない。以上のように端子300がボディ200に保持される。
その後、第1部110、複数の第2部120及び第3部130を有するシェル100を用意する。シェル100の第1部110に対してY’方向側からボディ200を挿入する。以下、これをボディ200の挿入時と称する。
端子300のテール部320がボディ200に対してY’方向側に位置している場合、ボディ200の挿入時に、第3部130内に、ボディ200の接続部220が収容され、第1部110内にボディ200の本体部210が収容保持される。これにより、ボディ200内の端子300の筒部310から第1部110までの複数の第1距離R1が略同じになる。これと共に、端子300のテール部320がシェル100の複数の第2部120の内側に配置される。換言すると、複数の第2部120が、テール部320の周りに配置される。これにより、テール部320から複数の第2部120までの第2距離R2が略同じになる。
端子300のテール部320がボディ200の収容凹部212内に収容されている場合、ボディ200の挿入時に、第3部130内に、ボディ200の接続部220が収容され、第1部110内にボディ200の本体部210のY方向側の部分が収容保持される。これにより、ボディ200内の端子300の筒部310から第1部110までの複数の第1距離R1が略同じになる。これと共に、本体部210のY’方向側の部分及び端子300のテール部320がシェル100の複数の第2部120の内側に配置される。換言すると、複数の第2部120が、本体部210のY’方向側の部分及びテール部320の周りに配置される。これにより、テール部320から複数の第2部120までの第2距離R2が略同じになる。以上のようにして同軸コネクタC1が製造される。
なお、複数のアーム370、接続部220及び第3部130が省略される場合、上記製造方法において、複数のアーム370が接続部220の保持孔221内に挿入される工程及び接続部220が第3部130内に挿入される工程を削除すると良い。
端子300のテール部320がボディ200に対してY’方向側に位置し且つテール部320と複数の第2部120との間にボディ200が設けられていない場合、同軸コネクタC1をY方向側から図示しない基板に実装できる。この場合、同軸コネクタC1のシェル100の複数の第2部120を基板の複数のグランド用のバイアホール電極に各々挿入し、半田等で各々接続する。これと共に、同軸コネクタC1の端子300のテール部320を基板の信号用のバイアホール電極に挿入し、半田等で接続する。このようにして同軸コネクタC1が基板上に実装される。
端子300のテール部320がボディ200の収容凹部212内に収容され且つテール部320と複数の第2部120との間にボディ200のY’方向側の部分が設けられている場合、同軸コネクタC1を図示しない同軸ケーブルに接続できる。この場合、シェル100の複数の第2部120を同軸ケーブルの外側導体に接続し且つテール部320を同軸ケーブルの中心導体に接続する。このようにして同軸コネクタC1が同軸ケーブルに接続される。
以上のような同軸コネクタC1は、以下の技術的特徴及び効果を奏する。
技術的特徴及び効果(1)
複数の第1距離R1が略同じであり且つ複数の第2距離R2が略同じであるからであるため、端子300の筒部310でインピーダンスが変動せず、且つ端子300のテール部320でインピーダンスが変動する可能性を低減できる。特に、シェル100の少なくとも一つの第2部120が複数である場合、複数の第2部120が、端子300のテール部320の周りに配置されることによって、端子300のテール部320で、インピーダンスが変動する可能性を低減できる。
技術的特徴及び効果(2)
端子300が平板部340又はインピーダンス調整部を有している場合、平板部340又はインピーダンス調整部の第1、第2調整部が、端子300の傾斜部360又は直交部の両側に隣接配置されているので、傾斜部360又は直交部のインピーダンスを上昇させることができる。これにより、端子300のテール部320で、端子300のインピーダンスが傾斜部360又は直交部で変動する可能性を低減できる。また、第1、第2調整部がテール部320の近傍に位置する場合、テール部320のインピーダンスも上昇させることができるので、これによっても、端子300のテール部320で、インピーダンスが変動する可能性を低減できる。
技術的特徴及び効果(3)
端子300が平板部340を有している場合、端子300をプレス成形によって作成する過程で、平板部340の第1端部341a及び第2端部341bのY’方向側の端面からキャリアが各々延びていたとしても、第1端部341a、第2端部341bがY’方向側から見てテール部320の両側に位置しているため、キャリアがテール部320に干渉することはない。
技術的特徴及び効果(4)
端子300が第1被押圧部330a及び第2被押圧部330bを有している場合、第1被押圧部330a及び第2被押圧部330bがY’方向側から略均等に押圧されることによって、端子300の筒部310がボディ200の保持孔211内に傾いた状態で収容される可能性が低減される。
以下、本発明の実施例2及びその設計変更例を含む複数の実施例に係る同軸コネクタC2について、図5を参照しつつ説明する。図5には、実施例2の同軸コネクタC2が示されている。同軸コネクタC2は、シェル100の第2部120’が一つである点で、同軸コネクタC1のシェル100の少なくとも一つの第2部120と相違する以外、同軸コネクタC2は、同軸コネクタC1と同様の構成である。以下、その相違点についてのみ詳しく説明し、同軸コネクタC2の説明のうち、同軸コネクタC1の説明と重複する説明については省略する。
第2部120’は、シェル100の第1部110からY’方向に延びた筒状(例えば、円筒状又は多角筒状)であって、端子300のテール部320の周りに配置されている。端子300のテール部320がボディ200に対してY’方向側に位置している場合、第2部120’とテール部320との間にボディ200は設けられていない。一方、端子300のテール部320がボディ200の収容凹部212内に収容されている場合、第2部120’とテール部320との間にボディ200の本体部210の収容凹部212を有するY’方向側の部分が設けられている。
第2距離R2は、同軸コネクタC2のシェル100の第2部120’及び端子300のテール部320を有する部分(第2部分)のZ−Z’方向及びX−X’方向の第2断面視において、テール部320から第2部120’までの互いに異なる方向の複数の距離とすると良い。ここでも、複数の第2距離R2が二つである場合、二つの第2距離R2は、テール部320から相対する方向(例えば、Z方向、Z’方向、又はX方向、X’方向等)の距離とすると良い。複数の第2距離R2が三つ以上である場合、三つ以上の第2距離R2は、テール部320から放射状に延びる方向の距離とすると良い。例えば、第2部120’が円筒状である場合、三つ以上の第2距離R2は、第2部120’の互いに異なる半径方向の距離とすることが可能である(図5参照)。第2部120’が多角筒状である場合、三つ以上の第2距離R2は、テール部320から第2部120’の複数の辺へ延びる方向の距離とすることが可能である。また、複数の第2距離R2の方向は、複数の第1距離R1の方向に一対一で対応していても良いし、相違していても良い。複数の第2距離R2は、略同じである。複数の第2距離R2は、複数の第1距離R1よりも大きいが、これに限定されるものではない。端子300が傾斜部360を有する場合、傾斜部360は、複数の第2距離R2が略同じなる位置にテール部320が位置するように、上記斜め方向に延びている。端子300が直交部を有する、直交部は、複数の第2距離R2が略同じなる位置にテール部320が位置するように、Z−Z’方向に延びている。
上記のような同軸コネクタC2は、同軸コネクタC1と同様に製造できる。同軸コネクタC2は、図示しない基板の表面上に実装できる。この場合、シェル100の第2部120’を基板の表面上のグランド用の電極に接続し、且つ端子300のテール部320を基板の表面上の信号用の電極に接続すると良い。同軸コネクタC2は図示しない同軸ケーブルに接続できる。この場合、シェル100の第2部120’を同軸ケーブルの外側導体に接続し、テール部320を同軸ケーブルの中心導体に接続すると良い。
以上のような同軸コネクタC2は、同軸コネクタC1の技術的特徴及び効果(1)〜(4)と同様の技術的特徴及び効果を奏する。
なお、上記した同軸コネクタは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。例えば、以下の通りである。
本発明のボディの保持孔は省略可能である。この場合、ボディの内部に上記した何れかの態様の端子300の筒部310がインサート成形によって埋め込まれた構成、又はボディの内部に上記した何れかの態様の端子300の筒部310及び当該筒部310とテール部320との間の一又は複数の部位がインサート成形によって埋め込まれた構成とすることが可能である。この場合も、収容凹部212も省略される。
C1、C2:同軸コネクタ
100:シェル
110:第1部
120、120’:第2部
130:第3部
200:ボディ
210:本体部
211:保持孔
211a:縁部
212:収容凹部
220:接続部
221:保持孔
300:端子
310:筒部
320:テール部
330a:第1被押圧部
330b:第2被押圧部
340:平板部
341a:第1端部
341b:第2端部
342:凹部
350:ストッパ
360:傾斜部
370:アーム
380:連結部
α:仮想線
R1:第1距離
R2:第2距離

Claims (10)

  1. 同軸コネクタであって、
    端子と、
    前記端子を保持するボディと、
    前記ボディ及び前記端子を収容するシェルとを備えており、
    前記端子は、第1方向に延びた筒部と、前記筒部に対して前記第1方向の一方側に位置しており且つ前記第1方向に延びたテール部を有しており、
    前記シェルは、前記第1方向に延びた筒状の第1部と、前記第1方向に延びた少なくとも一つの第2部とを有しており、
    前記第1部は、その内部に前記筒部を収容しており且つ前記筒部と略相似形であり、
    前記少なくとも一つ第2部は、前記端子の前記テール部の周りに配置されており、
    前記同軸コネクタの前記筒部及び前記第1部を有する部分の第2方向及び第3方向の第1断面視において、前記筒部から前記第1部までの互いに異なる方向の複数の第1距離が略同じであり、前記第2方向は、前記第1方向に略直交し、前記第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向に略直交しており、
    前記同軸コネクタの前記テール部及び前記少なくとも一つの第2部を有する部分の前記第2方向及び前記第3方向の第2断面視において、前記テール部から前記少なくとも一つの第2部までの互いに異なる方向の複数の第2距離が略同じである同軸コネクタ。
  2. 請求項1記載の同軸コネクタにおいて、
    前記端子の前記テール部は、前記筒部の中心軸に沿って延びる仮想線上に配置されている同軸コネクタ。
  3. 請求項1又は2記載の同軸コネクタにおいて、
    前記シェルの前記少なくとも一つの第2部は、複数であって、前記テール部に対して間隔をあけて配置されており、
    前記複数の第2距離は、前記第2断面視における前記テール部から前記複数の第2部までの距離である同軸コネクタ。
  4. 請求項1又は2記載の同軸コネクタにおいて、
    前記シェルの前記少なくとも一つの第2部は、筒状である同軸コネクタ。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の同軸コネクタにおいて、
    前記端子は、前記筒部と前記テール部との間に位置する傾斜部又は直交部を更に有しており、
    前記傾斜部は、前記複数の第2距離が略同じになる位置に前記テール部が位置するように、傾斜しており、
    前記直交部は、前記複数の第2距離が略同じになる位置に前記テール部が位置するように、前記第2方向に延びている同軸コネクタ。
  6. 請求項5記載の同軸コネクタにおいて、
    前記端子は、前記筒部と前記テール部との間に位置するインピーダンス調整部を更に有しており、
    前記インピーダンス調整部は、前記第1方向の一方に開放されており且つ前記第1方向の他方側の底部を有する凹部と、前記凹部の両側の第1、第2調整部とを有しており、
    前記傾斜部又は前記直交部は、前記凹部の前記底部から前記テール部にかけて延びており、
    前記インピーダンス調整部の前記第1、第2調整部は、前記傾斜部又は前記直交部の両側に隣接配置されている同軸コネクタ。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の同軸コネクタにおいて、
    前記端子は、前記筒部と前記テール部との間に位置する平板部を更に有しており、前記平板部は、第1、第2端部を有しており、前記第1、第2端部は、前記第1方向の一方側から見て前記テール部に対して両側に位置している同軸コネクタ。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の同軸コネクタにおいて、
    前記ボディは、前記第1方向に延びており且つ前記第1方向の一方に開口した保持孔を有しており、
    前記端子の前記筒部は、前記第1方向の一方側から前記保持孔内に収容されており、
    前記端子は、第1、第2被押圧部を更に有しており、前記第1、第2被押圧部は、前記筒部と前記テール部との間で、前記第1方向の一方側から見て、前記テール部に対して両側に位置している同軸コネクタ。
  9. 請求項7記載の同軸コネクタにおいて、
    前記ボディは、前記第1方向に延びており且つ前記第1方向の一方に開口した保持孔を有しており、
    前記端子の前記筒部は、前記第1方向の一方側から前記保持孔内に収容されており、
    前記端子は、第1、第2被押圧部を更に有しており、前記第1、第2被押圧部は、前記筒部と前記テール部との間で、前記第1方向の一方側から見て、前記テール部に対して両側に位置しており、
    前記平板部の前記第1、第2端部は、前記第1、第2端部の前記第1方向の一方側からの投影面積が前記第1、第2被押圧部の前記第1方向の一方側からの投影面積に少なくとも部分的に重ならないように配置されている同軸コネクタ。
  10. 請求項8又は9に記載の同軸コネクタにおいて、
    前記ボディは、前記保持孔の縁部を有しており、
    前記端子は、少なくとも一つのストッパを更に有しており、前記少なくとも一つのストッパは、前記第1、第2被押圧部のうちの少なくとも一方から前記第1方向に略直交する方向に延びており、前記第1方向の一方側から見て前記筒部の外側に位置しており、且つ前記保持孔の前記縁部に前記第1方向の一方側から当接している同軸コネクタ。
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