JP2021075202A - インホイールモータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インホイールモータ駆動装置の汎用性を保ちつつも、当該インホイールモータ駆動装置のモータの大型化を低コストに図る。【解決手段】インホイールモータ駆動装置21は、モータ部Aと、減速機部Bと、車輪用軸受部Cと、モータ部A又は減速機部Bに向けてオイルを供給するためのオイルポンプDとを備える。減速機部Bは、モータ部Aによる回転駆動力が入力される入力軸34と、入力軸34に対して平行に配置され回転駆動力が出力される出力軸36と、それぞれ入力軸34と出力軸36とに設けられる入力歯車30と出力歯車33とを有する。出力軸36の出力歯車33よりもアウトボード側に、オイルポンプDが設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、インホイールモータ駆動装置に関する。
インホイールモータには、モータの回転駆動力をダイレクトに車輪に伝達するダイレクト方式と、モータの回転駆動力を減速機で減速して車輪に伝達する減速機併用方式とが知られている。例えば特許文献1には、減速機併用方式を採用した装置の一例として、減速機を備えると共に、出力軸と入力軸が互いに平行となるように配置されているインホイールモータが開示されている。
また、この種のインホイールモータには、モータと、減速機と、車輪用軸受とに加えて、モータ又は減速機に冷却用のオイルを供給するためのオイルポンプをさらに備えたものが知られている。この場合、オイルポンプの配置態様には、例えば減速機の入力軸と出力軸との間に配置される中間軸のインボード側(ここでいうインボード側とは、対象となる車両の車軸方向において車両中央に近い側を意味する)端部にロータが連結され、中間軸の回転に連動して駆動するオイルポンプの配置態様(例えば、特許文献1を参照)や、減速機の各伝達軸(入力軸、出力軸、中間軸)とは別個の駆動軸を設けて、この駆動軸(ポンプ軸)にロータを連結することで、駆動軸の回転に連動して駆動するオイルポンプの配置態様(例えば、特許文献2を参照)などがある。
特開2017−159817号公報 特開2017−159883号公報
ところで、この種のインホイールモータには、例えばモータ出力の増加もしくは減速比の低減化等を目的として、モータを大型化したいといった要望がある。この際、例えば特許文献1に記載のように、比較的スペースを取りやすい中間軸のインボード側端部にオイルポンプを配置する構成だと、オイルポンプとモータとが径方向(インホイールモータの動力伝達軸の軸方向に直交する向きをいう。以下、本明細書において同じ)で重複するため、モータとオイルポンプとの干渉が問題となる。干渉を避けるためにはオイルポンプをさらにモータの径方向外側に移動させる必要があるが、そうするとインホイールモータ自体の外形寸法が許容外に大きくなり、ホイール(ホイールハウジング)内に収容できないといった問題が生じる。あるいは、所定サイズの汎用ホイールに上述のインホイールモータを適用できない(汎用性を失う)といった問題が生じる。
例えば特許文献2に記載のように、減速機の各伝達軸とは別個にポンプ用の駆動軸(ポンプ軸)を設けて、このポンプ軸によりロータが回転駆動するようにオイルポンプを配置する構成の場合であれば、中間軸にオイルポンプのロータを連結する場合と比べてオイルポンプの配置自由度を高めることができる。しかしながら、この場合だと、減速機の各伝達軸とは別個に駆動軸(ポンプ軸)を設ける必要があるため、部品点数の増加に伴うコストアップが避けられない。
以上の事情に鑑み、本明細書では、インホイールモータ駆動装置の汎用性を保ちつつも、当該インホイールモータ駆動装置のモータの大型化を低コストに可能とすることを、解決すべき技術課題とする。
前記課題の解決は、本発明に係るインホイールモータ駆動装置によって達成される。すなわちこの駆動装置は、車輪を駆動するモータ部と、車輪を回転支持する車輪用軸受部と、モータ部による回転を減速して車輪用軸受部に伝達する減速機部と、モータ部又は減速機部に向けてオイルを供給するためのオイルポンプとを備え、減速機部は、モータ部による回転駆動力が入力される入力軸と、入力軸に対して平行に配置され回転駆動力が出力される出力軸と、それぞれ入力軸と出力軸とに設けられ、入力軸から出力軸に至る回転駆動力の伝達経路の少なくとも一部を構成する入力歯車と出力歯車とを有し、出力軸の出力歯車よりもアウトボード側に、オイルポンプが設けられる点をもって特徴付けられる。なお、ここでいうアウトボード側とは、対象となる車両の車軸方向において車両中央から遠い側を意味する。
このように、本発明では、互いに平行な入力軸と出力軸、及びこれら入力軸と出力軸にそれぞれ設けられる入力歯車と出力歯車とを少なくとも有する減速機部をインホイールモータ駆動装置に設けると共に、出力軸の出力歯車よりもアウトボード側に、オイルポンプを設けるようにした。上述の位置にオイルポンプを設けることによって、モータ(の特にステータを収容する大径部)との干渉を避けて、モータから軸方向にずれた位置にオイルポンプを配置することができる。よって、インホイールモータ駆動装置の内部を良好に冷却しつつもモータを必要に応じて大型化することができ、モータ出力の増加もしくは減速比の低減化など設計自由度を高めることができる。また、オイルポンプをモータの大型化に応じて径方向外側に移動させずに済むので、インホイールモータ駆動装置の外形寸法の増大化を回避して、当該駆動装置の汎用性を確保することが可能となる。言い換えると、汎用のホイール(ホイールハウジング)にインホイールモータ駆動装置を適用することが可能となる。
もちろん、本発明によれば、減速機部を構成する既存の伝達軸(出力軸)でオイルポンプを駆動させることができるので、専用の駆動軸(ポンプ軸)を新たに準備することによるコストアップを避けて、比較的安価にモータの大型化とインホイールモータ駆動装置の汎用性を両立することが可能となる。
また、本発明に係るインホイールモータ駆動装置においては、オイルポンプが車輪用軸受部の側に設けられてもよい。
また、この場合、本発明に係るインホイールモータ駆動装置においては、車輪用軸受部が外輪回転型で、オイルポンプのロータが収容されるポンプ室が車輪用軸受部の固定側となる軸受内輪に設けられてもよい。
このようにオイルポンプを車輪用軸受部の側に設けることで、より確実にモータとオイルポンプとの干渉を避けることができる。また、車輪用軸受部を外輪回転型とする場合、軸受内輪は固定側となるので、この内輪にオイルポンプのポンプ室を設けることにより、オイルポンプを先に車輪用軸受部に組み込んでおくことができる。よって、組み込み工数を増やすことなく、オイルポンプを車輪用軸受部の側に設けることが可能となる。
また、上述のようにポンプ室が軸受内輪に設けられる場合、本発明に係るインホイールモータ駆動装置においては、モータ部及び減速機部を収容するケーシングをさらに備え、ポンプ室はインボード側に向けて開口する開口部を有し、開口部はケーシングで閉塞されていてもよい。
上述のようにオイルポンプを構成することによって、例えば従来のようにポンプ室の開口部を閉塞する押さえ板のような部材が不要となるので、部品点数を減らして更なるコストカットを図ることが可能となる。
また、上述のようにポンプ室の開口部がケーシングで閉塞される構成をとる場合、本発明に係るインホイールモータ駆動装置においては、ポンプ室と連通するオイルの吸入ポート及び吐出ポートがケーシングに設けられてもよい。
ポンプ室に吸入されたオイルは、油路を介して、冷却対象となるモータ部又は減速機部に向けて送られる。そのため、上述のように、ポンプ室と連通するオイルの吸入ポートと吐出ポートを、モータ部及び減速機部を収容するケーシングに設けることによって、各吐出ポートと連通しモータ部又は減速機部に至る油路、及び吸入ポートと連通し例えばケーシングの下部に位置するオイル溜りに至る油路の一部又は全部をケーシングで構成することができる。よって、油路を構成するための専用部品を省略又は減らして、低コストにオイル供給構造を構築することが可能となる。
あるいは、本発明に係るインホイールモータ駆動装置においては、モータ部及び減速機部を収容するケーシングをさらに備え、オイルポンプはケーシングの側に設けられてもよい。
このように、モータ部及び減速機部を収容するケーシングの側にオイルポンプを設けるのであれば、ケーシングの形状を変えることにより、比較的自由にオイルポンプを配置することができる。また、ケーシングの形状変更であれば、例えば成形金型の設計変更で対応できるため、比較的低コストに対応することができる。
また、上述のようにオイルポンプがケーシングの側に設けられる場合、本発明に係るインホイールモータ駆動装置においては、オイルポンプのロータが収容されるポンプ室は、ケーシングに設けられてもよい。
また、上述のようにポンプ室がケーシングに設けられる場合、本発明に係るインホイールモータ駆動装置においては、ポンプ室はインボード側に向けて開口する開口部を有し、開口部はインボード側から押さえ部材で閉塞されてもよい。
このようにポンプ室がケーシングに設けられると共に、インボード側に向けて開口する開口部を有する場合、開口部をインボード側から押さえ部材で閉塞することによって、既存のオイルポンプ用部品をそのまま使用することができるので、経済的である。また、上述のようにオイルポンプを構成することによって、ロータや押さえ部材をインボード側からケーシングに組み付けるだけで足りるので、組付け性も良好である。
もちろん、上述のように、ポンプ室の開口部が押さえ部材で閉塞される場合においても、低コストにオイル供給構造を構築する目的で、ポンプ室と連通するオイルの吸入ポート及び吐出ポートをケーシングに設けることが可能である。この場合、吐出ポートからモータ部又は減速機部に至る油路、及び吸入ポートからオイル溜りに至る油路の全部をケーシングに形成することができるので、油路の形成に要するコストの低減化には極めて有効である。
以上のように、本発明によれば、インホイールモータ駆動装置の汎用性を保ちつつも、当該インホイールモータ駆動装置のモータの大型化を低コストに図ることが可能となる。
本発明の第一実施形態に係るインホイールモータ駆動装置の断面図で、図2のP−P線に沿った断面図である。 図1のQ−Q線に沿ったインホイールモータ駆動装置の一部断面図である。 本発明の第二実施形態に係るインホイールモータ駆動装置の断面図である。 本発明の第三実施形態に係るインホイールモータ駆動装置の断面図である。 本発明の第四実施形態に係るインホイールモータ駆動装置の断面図である。 本発明の第五実施形態に係るインホイールモータ駆動装置の断面図で、図7のR−R線に沿った断面図である。 図6に示すインホイールモータ駆動装置の断面図で、図6のS−S線に沿った断面図である。 図7のT−T線に沿ったインホイールモータ駆動装置の断面図で、当該インホイールモータ駆動装置と周辺部品との位置関係を概念的に説明するための断面図である。
以下、本発明の第一実施形態を図1及び図2に基づき説明する。なお、各図面において、実質的に同一の要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにし、一度説明した後ではその詳細な説明を省略する。後述する本発明の第二実施形態以降の説明についても同様の取扱いとする。また、以下の説明では、インホイールモータ駆動装置を車両に搭載した状態で、車両の車軸方向において車両中央から遠い側をアウトボード側、車両中央に近い側をインボード側と称する。
図1は、図2のP−P線で矢視したインホイールモータ駆動装置21の縦断面図で、図2は、図1のQ−Q線で矢視したインホイールモータ駆動装置21の一部断面を含む正面図である。このインホイールモータ駆動装置21は、例えば電気自動車の駆動輪(車輪)を構成するホイールハウジング11(図2を参照)の内部に配設されるもので、当該駆動輪に駆動力を伝達する役割を担うものである。
ここでインホイールモータ駆動装置21は、図1及び図2に示すように、回転駆動力を発生させるモータ部Aと、モータ部Aにより入力された回転駆動力を減速して出力する減速機部Bと、減速機部Bからの出力を駆動輪に伝達する車輪用軸受部Cと、モータ部A又は減速機部Bに向けて冷却用のオイルを供給するためのオイルポンプDと、少なくともモータ部Aを収容するケーシング22とを備えている。
本実施形態では、モータ部Aと、減速機部Bとがケーシング22に収容されている。ケーシング22は、本実施形態では、図1に示すように、部品の組込み性を考慮して、分割(二分割又は図示の三分割以上)構造としている。この場合、各分割ケーシングをインボード側からアウトボード側にかけて順に第一分割ケーシング22a、第二分割ケーシング22b、及び第三分割ケーシング22cと称する。
図1に示すように、モータ部Aは、ケーシング22に固定されたモータステータ24と、モータステータ24の径方向内側に所定の隙間を介して対向するように配置されたモータロータ25と、モータロータ25の径方向内側に配置されてモータロータ25と一体的に回転するモータ回転軸26とを有するラジアルギャップ型のモータ27を具備する。このモータ27は、例えば毎分数千〜数万回転で高速回転可能である。モータステータ24は磁性体コア24aにコイル24bを巻回することによって構成され、モータロータ25は永久磁石等で構成されている。
モータ回転軸26のアウトボード側(図1の左側)は軸受28により、インボード側(図1の右側)は軸受29により、ケーシング22に対してそれぞれ回転自在に支持されている。これら一対の軸受28,29は、モータ27と共にモータ部Aを構成している。また、モータ回転軸26のインボード側端部26bには、モータ27の回転角度を検出するレゾルバ23が設けられている。
減速機部Bは、図1に示すように、入力歯車30と、大径中間歯車31と、小径中間歯車32と、出力歯車33と、入力軸34と、中間軸35と、出力軸36とを有する。このうち、入力歯車30は中空の入力軸34と一体に形成されており、この入力軸34はスプライン嵌合(セレーション嵌合を含む。以下、同じ)によってモータ回転軸26のアウトボード側端部26aと同軸に連結されている。この場合、モータ回転軸26と入力軸34は共通の回転中心O1まわりに回転するようになっている。大径中間歯車31及び小径中間歯車32は、中間軸35と一体に形成されている。この場合、大径中間歯車31と小径中間歯車32は、共通の回転中心O2まわりに回転するようになっている。また、出力歯車33は、出力軸36と一体に形成されており、出力軸36の中心軸線となる回転中心O3まわりに回転するようになっている。
また、何れも歯車軸となる入力軸34、中間軸35、及び出力軸36は互いに平行に配置されている。このうち、入力軸34は一対の軸受37、38によって支持され、中間軸35は一対の軸受39、40によって支持され、出力軸36は一対の軸受41,42によって、それぞれケーシング22に対して回転自在に支持されている。
また、図1に示すように、減速機部Bでは、入力歯車30と大径中間歯車31とが噛み合うと共に、大径中間歯車31と同軸の小径中間歯車32と出力歯車33とが噛み合っている。この際、大径中間歯車31の歯数は、入力歯車30と小径中間歯車32の何れの歯数よりも多く、出力歯車33の歯数は、小径中間歯車32の歯数よりも多くなるよう設定されている。以上の構成より、減速機部Bは、モータ回転軸26から入力された回転運動力を二段階に減速する減速構造をなし、入力歯車30と出力歯車33、大径中間歯車31と小径中間歯車32は、入力軸34から出力軸36に至る動力伝達経路を構成している。
また、図2に示すように、減速機部Bの入力軸34の回転中心O1と車輪用軸受部Cの車軸をなす出力軸36の回転中心O3との間には、中間軸35の回転中心O2が折れ曲がった形状をなすように配置されている。このように各回転中心O1〜O3が互いに近接するように入力軸34と中間軸35、及び出力軸36を配置することにより、インホイールモータ駆動装置21の外周輪郭の小型化を図っている。
また、減速機部Bを構成する入力歯車30、各中間歯車31,32、及び出力歯車33としては、公知の種類の歯車が適用可能であり、例えば本実施形態でははすば歯車を用いている。はすば歯車は、同時に噛合う歯数が増え、歯当たりが分散されるので音が静かで、トルク変動が少ない点で有効である。歯車のかみあい率や限界の回転数などを考慮して、各歯車のモジュールについても任意に設定可能であるが、歯車の噛み合い率や限界の回転数などを考慮した場合、例えば1〜3程度に設定することが可能である。
車輪用軸受部Cは、本実施形態では外輪回転型の車輪用軸受43で構成される(図1を参照)。この車輪用軸受43は、車軸としての出力軸36の外周に配置される一対の軸受内輪44,45と、これら軸受内輪44,45のさらに外周に配置される軸受外輪46と、軸受内輪44,45の外周面に形成された複列のインナレース47と、軸受外輪46の内周面に形成された複列のアウタレース48と、インナレース47とアウタレース48の間に配置された複数の転動体としての玉49と、各玉49を保持する保持器(図示省略)とを備えた複列アンギュラ玉軸受である。
また、一対の軸受内輪44,45のうちインボード側の軸受内輪45には径方向外側に伸びるフランジ部50が設けられており、このフランジ部50が懸架連結部材のハブアタッチメント12にボルト(図示は省略)で連結されている。また、ハブアタッチメント12は、例えばフランジ部50との連結位置とは円周方向で異なる位置あるいは径方向で異なる位置でケーシング22(ここではアウトボード側の第三分割ケーシング22c)にボルト(同じく図示は省略)で連結されている。これにより、ハブアタッチメント12がインホイールモータ駆動装置21に固定される。
一方、軸受外輪46の外周には、ホイール取付け部51が設けられており、このホイール取付け部51には径方向外側に延びるフランジ部52が設けられている。このフランジ部52は車輪取付け用のフランジであり、例えば、図1に示すように、ブレーキディスク13及び駆動輪のホイール14がハブボルト53(何れも図1の二点鎖線で示される)で取り付けられる。また、出力軸36のアウトボード側端部は何れの軸受内輪44,45よりもアウトボード側に突出しており、そのアウトボード側端部に設けられたフランジ部54をボルト55でホイール取付け部51に締付け固定することにより、軸受外輪46がフランジ部54とホイール取付け部51とで挟持固定されると共に、ホイール取付け部51を介してブレーキディスク13及びホイール14が軸受外輪46と一体に回転可能とされる。以上の構成より、モータ部Aからの回転駆動力が、減速機部Bを介して減速された状態で駆動輪に伝達される。
オイルポンプDは、出力軸36の外周であって、出力歯車33よりもアウトボード側(図1でいえば右側)に配設される。ここで、オイルポンプDは、例えば回転容積式のオイルポンプであり、本実施形態では、インナロータ56とアウタロータ57とからなるロータ58を有する。インナロータ56とアウタロータ57はともに筒状をなし、アウタロータ57の内周にインナロータ56が配設される。また、インナロータ56は出力軸36の外周に所定の手段で連結され、これによりインナロータ56が出力軸36と一体に回転可能としている。
インナロータ56とアウタロータ57は例えば内接噛み合いの歯車形状をなし、トロコイド歯形やサイクロイド歯形、あるいはインボリュート歯形など任意の歯形を採用することが可能である。
上記構成のオイルポンプDは、ポンプ室59に収容される。本実施形態では、第三分割ケーシング22cのアウトボード側端部22dの内周にポンプ室59が設けられ、インボード側からオイルポンプDがポンプ室59に収容されると共に、ポンプ室59のインボード側に開口する開口部59aが、第三分割ケーシング22cと別体に製作した押さえ部材62で閉塞される。この場合、オイルポンプDは、出力歯車33のみならず、各動力伝達軸34〜36の何れの軸受37〜42よりもアウトボード側に配設される。一方、オイルポンプDは、ブレーキディスク13及び駆動輪のホイール14が取付けられる車輪取付け用のフランジ(フランジ部52)よりもインボード側に配設される。なお、図示は省略するが、オイルポンプDがロータ58を収容するハウジングをさらに有する場合、ポンプ室59の内側にハウジングが配設され、ハウジングの内側にロータ58(インナロータ56及びアウタロータ57)が配設される。
また、上述したポンプ室59(正確にはインナロータ56とアウタロータ57との間隙などポンプ室59内の容積可変空間)と連通する位置には、オイルの吸入ポート60及び吐出ポート61が設けられる。本実施形態では、第三分割ケーシング22cのアウトボード側端部22dのうち、ポンプ室59とそのアウトボード側で隣接する位置に吸入ポート60及び吐出ポート61が設けられている。
なお、本実施形態では図示は省略しているが、吸入ポート60と連通する吸入側の油路は、例えばケーシング22内部の下方位置(ここでいう下方位置は、インホイールモータ駆動装置21が車両に搭載された状態において、相対的に下方に位置する部分をいうものとする)に形成されるオイル溜りにまで延びており、当該油路のオイル溜り側端部がオイル溜り内に開口している。そのため、上述したオイルポンプDを駆動させて、オイルポンプDの内部空間に吸入力を生じさせることにより、オイル溜り内のオイルが吸入側油路を介してオイルポンプDに吸い上げられる。また、これも本実施形態では図示は省略しているが、吐出ポート61と連通する吐出側の油路は、例えばケーシング22の内部空間のうちモータ部Aを収容する部分にまで延びている。そのため、上述したオイルポンプDを駆動させて、オイルポンプDの内部空間に吸入したオイルに所定の吐出圧を付与することで、当該オイルが吐出ポート61から吐出側油路を介して、モータ部Aの周辺空間に供給される。
上記構成のインホイールモータ駆動装置21は、ホイールハウジング11(図2を参照)の内部に収容され、ばね下荷重に影響するため、小型軽量化が必須である。上述した平行軸歯車式の減速機部Bをモータ部Aと組み合わせることで、低トルクかつ高回転型でありかつ小型のモータ27を使用することが可能となる。これにより、コンパクトなインホイールモータ駆動装置21を実現することができ、ばね下重量を抑えて走行安定性およびNVH特性に優れた電気自動車を得ることができる。
また、本実施形態に係るインホイールモータ駆動装置21においては、上述したように、互いに平行な入力軸34と出力軸36、及びこれら入力軸34と出力軸36にそれぞれ設けられる入力歯車30と出力歯車33とを少なくとも有する減速機部Bをインホイールモータ駆動装置21に設けると共に、出力軸36の出力歯車33よりもアウトボード側に、オイルポンプDを設けるようにした。上述の位置にオイルポンプDを設けることによって、ケーシング22のうちモータ部A、特にモータステータ24を収容する部分との干渉を避けて、モータ部Aから軸方向にずれた位置にオイルポンプDを配置することができる(図1を参照)。よって、インホイールモータ駆動装置21の内部を良好に冷却しつつもモータ27を必要に応じて大型化することができ、モータ27出力の増加もしくは減速比の低減化など設計自由度を高めることができる。また、オイルポンプDをモータ部Aの大型化に応じて径方向に移動させずに済むので、インホイールモータ駆動装置21の外形寸法の増大化を回避して、インホイールモータ駆動装置21の汎用性を確保することが可能となる。
もちろん、本発明に係るインホイールモータ駆動装置21によれば、出力軸36にオイルポンプDのロータ58(インナロータ56)が連結され、出力軸36と共にロータ58が回転可能とされるので、減速機部Bを構成する既存の伝達軸(出力軸36)でオイルポンプDを駆動させることができる。よって、専用の駆動軸(ポンプ軸)を新たに準備することによるコストアップを避けて、比較的安価にモータ27の大型化とインホイールモータ駆動装置21の汎用性を両立することが可能となる。
以下、本発明の第一実施形態を説明したが、このインホイールモータ駆動装置21は上記実施形態には限定されず、本発明の範囲内で任意の形態をとることが可能である。
図3は、本発明の第二実施形態に係るインホイールモータ駆動装置71の断面図を示している。図3に示すように、このインホイールモータ駆動装置71は、オイルポンプDの取付け位置が異なる点で、第一実施形態に係るインホイールモータ駆動装置21と相違している。すなわち、第一実施形態に係るインホイールモータ駆動装置21においては、減速機部Bを収容する第三分割ケーシング22cの側にオイルポンプDが設けられるのに対し、本実施形態に係るインホイールモータ駆動装置71においては、車輪用軸受部Cを構成する軸受内輪45の側にオイルポンプDが設けられている。
詳述すると、一対の軸受内輪44,45のうちインボード側に位置する軸受内輪45のインボード側端部45aにポンプ室59が形成されると共に、このポンプ室59にオイルポンプDが収容されている。本実施形態では、ポンプ室59のインボード側に開口する開口部59aが、第三分割ケーシング22cで閉塞されている。また、ポンプ室59と連通する吸入ポート60と吐出ポート61は何れも第三分割ケーシング22cの側(ポンプ室59のインボード側)に設けられている。なお、本実施形態においては、固定側となるインボード側の軸受内輪45はそのインボード側端部45aの外周に第三分割ケーシング22cのアウトボード側端部22dを嵌合することにより、軸受内輪45が第三分割ケーシング22cに対して位置決め固定される。
このように、本実施形態に係るインホイールモータ駆動装置71においても、上述したように、出力軸36の出力歯車33よりもアウトボード側に、オイルポンプDを設けるようにしたので、ケーシング22のうちモータステータ24を収容する部分との干渉を避けて、モータ部Aから軸方向にずれた位置にオイルポンプDを配置することができる。特に、本実施形態では、車輪用軸受43を構成する軸受内輪45にオイルポンプDを設けるようにしたので(図3を参照)、より確実にモータ部AとオイルポンプDとの干渉を避けることができる。また、本実施形態のように車輪用軸受部Cを外輪回転型とする場合、軸受内輪45は固定側となるので、この軸受内輪45にオイルポンプDのポンプ室59を設けることにより、オイルポンプDを車輪用軸受部Cに先に組み込んでおくことができる。よって、組み込み工数を増やすことなく、オイルポンプDを車輪用軸受部Cの側に設けることが可能となる。
また、本実施形態のように、軸受内輪45の側にオイルポンプDを設けることで、オイルポンプDを収容するポンプ室59の開口部59aを第三分割ケーシング22cで閉塞することができる。よって、押さえ部材62を省略して、部品点数の削減化、ひいては更なるコストダウンを図ることが可能となる。
図4は、本発明の第三実施形態に係るインホイールモータ駆動装置81の断面図を示している。図4に示すように、このインホイールモータ駆動装置81は、吸入ポート60及び吐出ポート61の配設位置が異なる点で、第二実施形態に係るインホイールモータ駆動装置71と相違している。すなわち、第二実施形態に係るインホイールモータ駆動装置71においては、減速機部Bを収容する第三分割ケーシング22cの側に吸入ポート60及び吐出ポート61が設けられるのに対し、本実施形態に係るインホイールモータ駆動装置81においては、車輪用軸受部Cを構成する軸受内輪45の側に吸入ポート60及び吐出ポート61が設けられている。
このように、ポンプ室59を軸受内輪45の側に設けると共に、ポンプ室59の開口部59aを第三分割ケーシング22cで閉塞した構造をとることによって、吸入ポート60と吐出ポート61の形成位置を、ケーシング22の側と軸受内輪45の側とで選択することができる。よって、インホイールモータ駆動装置21とその周辺部品との位置関係に応じて、吸入ポート60と吐出ポート61の位置、ひいては油路の位置及び形状を柔軟に設定することが可能となる。
図5は、本発明の第四実施形態に係るインホイールモータ駆動装置91の断面図を示している。本実施形態に係るインホイールモータ駆動装置91は、内輪回転型の車輪用軸受部Cを有する点で、第一〜第三実施形態に係るインホイールモータ駆動装置21,71,81と相違する。この場合、軸受外輪46が固定側となり、軸受外輪46には径方向外側に延びるフランジ部92が設けられている。そして、このフランジ部92がハブアタッチメント12にボルト(図示は省略)で連結されている。
一方、一対の軸受内輪44,45のうちアウトボード側の軸受内輪44には、径方向外側に延びる車輪取付け用のフランジ部93が設けられている。このフランジ部93は、例えば、図5に示すように、ブレーキディスク13及び駆動輪のホイール14がハブボルト53で取り付けられる。以上の構成より、モータ部Aからの回転駆動力が、減速機部Bを介して減速された状態で駆動輪に伝達される。
このように、本実施形態に係るインホイールモータ駆動装置91においても、上述したように、出力軸36の出力歯車33よりもアウトボード側に、オイルポンプDを設けるようにしたので、車輪用軸受部Cが外輪回転型か内輪回転型かに関わらず、ケーシング22のうちモータステータ24を収容する部分との干渉を避けて、モータ部Aから軸方向にずれた位置にオイルポンプDを配置することができる。
図6は、本発明の第五実施形態に係るインホイールモータ駆動装置101の断面図を示している。また、図7は、図6に示すインホイールモータ駆動装置101のS−S線に沿った断面図を示している。図6及び図7に示すように、本実施形態に係るインホイールモータ駆動装置101は、吸入ポート60と連通し、第三分割ケーシング22c内部の下方位置に形成されるオイル溜り102(図7を参照)にまで延びる吸入側の油路103の少なくとも一部を軸受内輪45に形成している。この場合、油路103の一端部104がオイル溜り102内に開口している。そのため、上述したオイルポンプDを駆動させて、オイルポンプDの内部空間に吸入力を生じさせることにより、オイル溜り102内のオイルが吸入側の油路103、吸入ポート60を介してオイルポンプDに吸い上げられる。
また、吐出ポート61と連通する吐出側の油路105の少なくとも一部は、第三分割ケーシング22c及び軸受内輪45に形成されている。すなわち、油路105は、図6に示すように、一端部104を有し軸受内輪45に形成される第一油路105aと、第一油路105aと連通する第二油路105b、及び第二油路105bと連通し、第三分割ケーシング22cに形成される第三油路105cとを有する。そして、第三油路105cは、ケーシング22の内部空間のうちモータ部Aを収容する部分にまで延びてオイルの供給口106(図7を参照)と連通している。そのため、上述したオイルポンプDを駆動させて、オイルポンプDの内部空間に吸入したオイルに所定の吐出圧を付与することで、当該オイルが吐出ポート61から吐出側の油路105(第一油路105a,第二油路105b,第三油路105c)を介して、供給口106からモータ部Aの周辺空間に供給される。
このように、吸入側の油路103と吐出側の油路105の少なくとも一部を軸受内輪45及びケーシング22(第三分割ケーシング22c)に形成することによって、極力配管のための構造(部品)を追加することなく、オイルポンプDを含むモータ部A又は減速機部Bへの給油構造を構築することができる。
また、上述のように油路103,105を配管し、かつ本発明のようにオイルポンプDを出力軸36上に配設することによって、インホイールモータ駆動装置101と周辺部品との干渉を回避することができるメリットも存在する。すなわち、図8に示すように、仮にオイルポンプDを入力軸34のインボード側に配設したのであれば、オイルポンプD又はオイルポンプDの油路が、タイヤ15の径方向内側に位置するキャリパ16と干渉する事態が懸念されるが、上述のように、オイルポンプDを出力軸36上でかつモータ部Aから軸方向にずれた位置に配設し、かつオイルポンプDの油路103,105(特にモータ部A側に至る油路105)をできる限り軸受内輪45やケーシング22に設けることによって、キャリパ16との干渉を避けて、オイルポンプDの給油構造を構築することが可能となる。
11 ホイールハウジング
12 ハブアタッチメント
13 ブレーキディスク
14 ホイール
15 タイヤ
16 キャリパ
21,71,81,91,101 インホイールモータ駆動装置
22 ケーシング
23 レゾルバ
24 モータステータ
25 モータロータ
26 モータ回転軸
27 モータ
28,29 軸受
30 入力歯車
31,32 中間歯車
33 出力歯車
34 入力軸
35 中間軸
36 出力軸
37,38,39,40,41,42 軸受
43 車輪用軸受
44,45 軸受内輪
46 軸受外輪
47 インナレース
48 アウタレース
50,92 フランジ部
52,93 フランジ部
56 インナロータ
57 アウタロータ
58 ロータ
59 ポンプ室
60 吸入ポート
61 吐出ポート
62 押さえ部材
103,105 油路
106 供給口
A モータ部
B 減速機部
C 車輪用軸受部
D オイルポンプ

Claims (9)

  1. 車輪を駆動するモータ部と、前記車輪を回転支持する車輪用軸受部と、前記モータ部による回転を減速して前記車輪用軸受部に伝達する減速機部と、前記モータ部又は前記減速機部に向けてオイルを供給するためのオイルポンプとを備え、
    前記減速機部は、前記モータ部による回転駆動力が入力される入力軸と、前記入力軸に対して平行に配置され前記回転駆動力が出力される出力軸と、それぞれ前記入力軸と前記出力軸とに設けられ、前記入力軸から前記出力軸に至る前記回転駆動力の伝達経路の少なくとも一部を構成する入力歯車と出力歯車とを有し、
    前記出力軸の前記出力歯車よりもアウトボード側に、前記オイルポンプが設けられることを特徴とするインホイールモータ駆動装置。
  2. 前記オイルポンプは前記車輪用軸受部の側に設けられている請求項1に記載のインホイールモータ駆動装置。
  3. 前記車輪用軸受部は外輪回転型で、
    前記オイルポンプのロータが収容されるポンプ室は前記車輪用軸受部の固定側となる軸受内輪に設けられている請求項2に記載のインホイールモータ駆動装置。
  4. 前記モータ部及び前記減速機部を収容するケーシングをさらに備え、
    前記ポンプ室はインボード側に向けて開口する開口部を有し、前記開口部は前記ケーシングで閉塞されている請求項3に記載のインホイールモータ駆動装置。
  5. 前記ポンプ室と連通する前記オイルの吸入ポート及び吐出ポートが前記ケーシングに設けられる請求項4に記載のインホイールモータ駆動装置。
  6. 前記モータ部及び前記減速機部を収容するケーシングをさらに備え、
    前記オイルポンプは前記ケーシングの側に設けられている請求項1に記載のインホイールモータ駆動装置。
  7. 前記オイルポンプのロータが収容されるポンプ室は、前記ケーシングに設けられている請求項6に記載のインホイールモータ駆動装置。
  8. 前記ポンプ室はインボード側に向けて開口する開口部を有し、前記開口部はインボード側から押さえ部材で閉塞されている請求項7に記載のインホイールモータ駆動装置。
  9. 前記ポンプ室と連通する前記オイルの吸入ポート及び吐出ポートが前記ケーシングに設けられる請求項7又は8に記載のインホイールモータ駆動装置。
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