JP2021070369A - 車両のステップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗降用ステップの展開作動を迅速に開始するとともに、展開完了前に乗降用ステップに搭乗した際の衝撃を緩和する縦リンク式の車両のステップ装置を提供する。【解決手段】ステッププレート3を支持し車幅方向に延びるリンクアーム14と、一端部が車体20に固定されたリンクブラケット11に回動可能に支持され、他端部がリンクアーム14に回動可能に支持されたドライブリンク12及びドリブンリンク13と、を有し、駆動モータ10によりドライブリンク12を回転駆動することで、ステッププレート3を展開位置と格納位置との間で車幅方向に移動させる車両のステップ装置1であって、ドライブリンク12とリンクアーム14との回動中心が、リンクブラケット11とドライブリンク12との回動中心から鉛直方向に延びた鉛直線Lv1を挟んで、ステッププレート3の展開位置と格納位置とで互いに車幅方向反対側に位置するように構成する。【選択図】図4
Description
本発明は、車両に備えられたステップ装置に関する。
フロア位置の高い自動車等の車両において、乗員の乗降性を向上させるためにステップ装置が備えられたものがある。例えば、特許文献1には、車両のサイドドアの下部に備えられた可動式のサイドステップ装置が開示されている。特許文献1に記載されたサイドステップ装置は、車体の下部に平行リンクを介して乗降用ステップ(サイドステップ)が連結されており、車体に対して縦方向(上下方向及び車幅方向)に乗降用ステップが揺動可能な構造になっている。当該サイドステップ装置は、アクチュエータを作動させることで、車体下部に格納される格納位置と、車体より側方に突出した展開位置との間を、乗降用ステップが移動可能に構成されている。
上記特許文献1のように、アクチュエータにより格納位置と展開位置との間を移動させる構造のステップ装置では、例えばサイドドアを開いた際に自動的にアクチュエータを作動させて乗降用ステップを格納位置から展開位置に移動させるよう制御する。したがって、サイドドアを開いた際にすぐに乗降できるように、乗降用ステップを格納位置から展開位置に素早く移動させることが望まれる。
また、上記特許文献1のように、縦方向に平行リンクを揺動させて乗降用ステップを移動する縦リンク式のステップ装置において、展開完了前に移動中の乗降用ステップに搭乗した場合に、乗降用ステップの移動速度が高いと、乗降し難くなるといった問題点もある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、乗降用ステップの展開作動を迅速に開始するとともに、展開完了前であっても容易に搭乗することができる縦リンク式の車両のステップ装置を提供することにある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、乗降用ステップの展開作動を迅速に開始するとともに、展開完了前であっても容易に搭乗することができる縦リンク式の車両のステップ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の車両のステップ装置は、乗降用ステップと、車体に固定された車体固定部材と、一端部に前記乗降用ステップが支持され車幅方向に延びるステップ支持部材と、一端部が前記車体固定部材に回動可能に支持され、他端部が前記ステップ支持部材の他端部に回動可能に支持された第1リンクアームと、一端部が前記第1リンクアームと前記車幅方向に離間して前記車体固定部材に回動可能に支持され、他端部が前記ステップ支持部材の他端部に回動可能に支持された第2リンクアームと、前記第1リンクアームを回転駆動するアクチュエータと、を有し、前記アクチュエータにより前記第1リンクアームを回転駆動することで、前記乗降用ステップを前記車体より外方に位置する展開位置と前記車体の下部に位置する格納位置との間で前記車幅方向に移動させる車両のステップ装置であって、前記車体固定部材と前記第1リンクアームとの回動中心である第1の回動中心から鉛直方向に延びた第1の鉛直線を挟んで、前記乗降用ステップの格納位置における前記第1リンクアームと前記ステップ支持部材との回動中心である第2の回動中心と、前記乗降用ステップの展開位置における前記第2の回動中心と、が互いに車幅方向反対側に位置するように構成されたことを特徴とする。
これにより、乗降用ステップが格納位置から展開位置に移動する際に、第1リンクアームとステップ支持部材との第2の回動中心は、車体固定部材と第1リンクアームとの第1の回動中心から鉛直方向に延びた第1の鉛直線に向かって下方に移動し、第1の鉛直線上を通過した後は上方に移動する。
したがって、乗降用ステップの格納位置から第1リンクアームが鉛直になるまでの展開作動前半においては、ステップ支持部材が下方に移動する。これにより、アクチュエータの作動負荷を低減させ、第1リンクアームの回転速度を増加させることができる。
したがって、乗降用ステップの格納位置から第1リンクアームが鉛直になるまでの展開作動前半においては、ステップ支持部材が下方に移動する。これにより、アクチュエータの作動負荷を低減させ、第1リンクアームの回転速度を増加させることができる。
また、第1リンクアームが鉛直になっている状態から展開位置に移動するまでの展開作動後半においては、ステップ支持部材が上方に移動する。これにより、アクチュエータの作動負荷を増加させ、第1リンクアームの回転速度を低下させて、乗降用ステップの移動速度を低下させることができる。
好ましくは、前記第1リンクアームは、前記第2リンクアームより短くかつ前記第2リンクアームの車幅方向内側に配置され、前記第1の回動中心は、前記車体固定部材と前記第2リンクアームとの回動中心である第3の回動中心より上方に位置するとよい。
好ましくは、前記第1リンクアームは、前記第2リンクアームより短くかつ前記第2リンクアームの車幅方向内側に配置され、前記第1の回動中心は、前記車体固定部材と前記第2リンクアームとの回動中心である第3の回動中心より上方に位置するとよい。
これにより、第1リンクアームが第2リンクアームの車幅方向内側に配置されている場合に、第1リンクアームが第2リンクアームより短く設定されていることと、第1の回動中心が第3の回動中心より上方に位置することが組み合わさることで、格納位置から展開位置に移動するまでの間、乗降用ステップの上下移動、特に上方への移動を抑制するように設定することができる。これにより、展開作動中に乗降用ステップに搭乗しても足への衝撃を抑制することができる。
好ましくは、前記乗降用ステップの展開位置において、前記第2の回動中心が、前記第3の回動中心から鉛直方向に延びた第2の鉛直線より車幅方向外側に位置するように設定されているとよい。
これにより、展開位置の直前で、第2の回動中心が第2の鉛直線を超えて車幅方向外側に移動することで、乗降用ステップの先端を下方に移動するように設定することができる。したがって、展開完了直前において乗降用ステップに搭乗した場合に、足への衝撃を更に抑制することができる。
これにより、展開位置の直前で、第2の回動中心が第2の鉛直線を超えて車幅方向外側に移動することで、乗降用ステップの先端を下方に移動するように設定することができる。したがって、展開完了直前において乗降用ステップに搭乗した場合に、足への衝撃を更に抑制することができる。
好ましくは、前記アクチュエータは、前記車体固定部材と前記第1リンクアームとを回動可能に支持する支持軸と同軸または一体に配置された駆動軸を有するモータであることを特徴とする。
これにより、乗降用ステップの格納位置から第1リンクアームが鉛直になるまでの展開作動前半においては、モータの作動負荷を低減させ、第1リンクアームの回転速度を増加させることができる。また、第1リンクアームが鉛直になっている状態から展開位置に移動するまでの展開作動後半においては、モータの作動負荷を増加させ、第1リンクアームの回転速度を低下させて、乗降用ステップの移動速度を低下させることができる。
これにより、乗降用ステップの格納位置から第1リンクアームが鉛直になるまでの展開作動前半においては、モータの作動負荷を低減させ、第1リンクアームの回転速度を増加させることができる。また、第1リンクアームが鉛直になっている状態から展開位置に移動するまでの展開作動後半においては、モータの作動負荷を増加させ、第1リンクアームの回転速度を低下させて、乗降用ステップの移動速度を低下させることができる。
本発明の車両のステップ装置は、乗降用ステップが格納位置から展開位置に移動するまでの展開作動における前半において、第1リンクアームの回転速度を増加させることができるので、乗降用ステップの展開作動を迅速に開始するとことができる。
一方、乗降用ステップの展開作動における後半においては、第1リンクアームの回転速度を低下させて乗降用ステップの上方への移動速度を低下させることができるので、展開完了前に乗降用ステップに搭乗したとしても容易に搭乗することができる。
一方、乗降用ステップの展開作動における後半においては、第1リンクアームの回転速度を低下させて乗降用ステップの上方への移動速度を低下させることができるので、展開完了前に乗降用ステップに搭乗したとしても容易に搭乗することができる。
以下、本発明を具体化した車両のステップ装置の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態のステップ装置1を備えた車両2の外形図である。なお、図1では、車両2の左側(助手席側)のフロントドア及びリヤドアの図示を省略しており、ステップ装置1は展開状態である。図2は、格納状態におけるリヤリンク機構5の概略構成図である。図3は、展開状態におけるリヤリンク機構5の概略構成図である。図4は、ステップ装置1におけるステッププレート3(乗降用ステップ)の作動経路を示す説明図である。なお、図2〜4は、リヤリンク機構5及びその周辺部を車両後方から視た図である。
図1は、本発明の一実施形態のステップ装置1を備えた車両2の外形図である。なお、図1では、車両2の左側(助手席側)のフロントドア及びリヤドアの図示を省略しており、ステップ装置1は展開状態である。図2は、格納状態におけるリヤリンク機構5の概略構成図である。図3は、展開状態におけるリヤリンク機構5の概略構成図である。図4は、ステップ装置1におけるステッププレート3(乗降用ステップ)の作動経路を示す説明図である。なお、図2〜4は、リヤリンク機構5及びその周辺部を車両後方から視た図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態のステップ装置1は、例えば1BOX型の車両2の助手席側の下部に備えられた可動式のステップ装置である。
ステップ装置1は、ステッププレート3と、ステッププレート3を縦方向(車幅方向及び上下方向)に移動可能に支持する2個のリンク機構4、5を備えている。
ステッププレート3は、車両2の助手席側のフロントドアの開口部6及びスライド式のリヤドアの開口部7の下方を車両前後方向に延び、乗員の足を載せることが可能な車幅方向長さに設定されている。
ステップ装置1は、ステッププレート3と、ステッププレート3を縦方向(車幅方向及び上下方向)に移動可能に支持する2個のリンク機構4、5を備えている。
ステッププレート3は、車両2の助手席側のフロントドアの開口部6及びスライド式のリヤドアの開口部7の下方を車両前後方向に延び、乗員の足を載せることが可能な車幅方向長さに設定されている。
ステッププレート3は、2個のリンク機構4、5を介して、車体の下部、詳しくは車両2の助手席側のサイドシル8の下部に支持されている。2個のリンク機構4、5は、車両前後方向に互いに間隔をおいて配置されている。
ステップ装置1は、ステッププレート3が、車両2の下部に格納される格納位置と、サイドシル8より車幅方向外側に突出した展開位置との間で、車幅方向に移動可能に構成されている。
ステップ装置1は、ステッププレート3が、車両2の下部に格納される格納位置と、サイドシル8より車幅方向外側に突出した展開位置との間で、車幅方向に移動可能に構成されている。
2個のリンク機構4、5のうち、車両後方側のリヤリンク機構5は、リンク(後述するドライブリンク12)を駆動させる駆動モータ10(アクチュエータ)を備えている。車両前方側のフロントリンク機構4は、駆動モータを備えておらず、ステッププレート3の移動に追従して作動する。
駆動モータ10は、車両2の助手席側のフロントドア及びリヤドアの開閉に伴って自動的に作動するよう制御される。例えば、フロントドア及びリヤドアが閉状態では、ステッププレート3が格納位置に位置し、フロントドア及びリヤドアの少なく一方が開操作された場合に、ステッププレート3が展開位置に移動するように駆動モータ10が作動制御される。
駆動モータ10は、車両2の助手席側のフロントドア及びリヤドアの開閉に伴って自動的に作動するよう制御される。例えば、フロントドア及びリヤドアが閉状態では、ステッププレート3が格納位置に位置し、フロントドア及びリヤドアの少なく一方が開操作された場合に、ステッププレート3が展開位置に移動するように駆動モータ10が作動制御される。
以下、駆動モータ10を備えたリヤリンク機構5について説明するが、フロントリンク機構4はリヤリンク機構5と駆動モータが備えられていない点が異なり、リンク機構4、5における各リンクの長さ、車両2における車幅方向位置及び上下位置等については、同一の構成になっている。
図2、3に示すように、リヤリンク機構5は、リンクブラケット11(車体固定部材)、ドライブリンク12(第1リンクアーム)、ドリブンリンク13(第2リンクアーム)、及びリンクアーム14(ステップ支持部材)を備えている。
図2、3に示すように、リヤリンク機構5は、リンクブラケット11(車体固定部材)、ドライブリンク12(第1リンクアーム)、ドリブンリンク13(第2リンクアーム)、及びリンクアーム14(ステップ支持部材)を備えている。
リンクブラケット11は、車両前後方向に間隔をおいて配置され車幅方向及び上下方向に延びる2枚の厚板状の縦板部材を有し、下方が開口した箱型に形成されている。リンクブラケット11は、車体20の下部に前後左右4か所でボルトによって固定されている。
リンクアーム14は、車幅方向に延びるように配置されたアーム状の部材であり、車両前後方向に間隔をおいて配置された2枚の厚板状の縦板部材を有し、当該縦板部材が車幅方向外側の部位等で連結されて構成されている。リンクアーム14の車幅方向外側となる端部には、ステッププレート3が固定されている。リンクブラケット11とリンクアーム14とは、同一の車両前後位置に配置されている。詳しくは、リンクブラケット11の前側の縦板部材とリンクアーム14の前側の縦板部材、リンクブラケット11の後側の縦板部材とリンクアーム14の後側の縦板部材は、夫々同一の車両前後位置に配置されている。
リンクアーム14は、車幅方向に延びるように配置されたアーム状の部材であり、車両前後方向に間隔をおいて配置された2枚の厚板状の縦板部材を有し、当該縦板部材が車幅方向外側の部位等で連結されて構成されている。リンクアーム14の車幅方向外側となる端部には、ステッププレート3が固定されている。リンクブラケット11とリンクアーム14とは、同一の車両前後位置に配置されている。詳しくは、リンクブラケット11の前側の縦板部材とリンクアーム14の前側の縦板部材、リンクブラケット11の後側の縦板部材とリンクアーム14の後側の縦板部材は、夫々同一の車両前後位置に配置されている。
ドライブリンク12及びドリブンリンク13は、断面が箱型のアーム状の部材であって、夫々、一端がリンクブラケット11に他端がリンクアーム14に、車両前後方向に軸線が延びるように配置されたリンクピン21、22、23、24によって回動可能に支持されている。したがって、ドライブリンク12及びドリブンリンク13は、車体20に対して車幅方向に揺動可能に配置されている。
ドライブリンク12は、ドリブンリンク13の車幅方向内側(車両右側)に配置されている。また、ドライブリンク12はドリブンリンク13よりも短く形成されている。
リンクブラケット11とドライブリンク12とを支持する第1リンクピン21(支持軸、第1の回動中心)は、駆動モータ10の駆動軸と一体に構成されている。駆動モータ10はリンクブラケット11に固定されている。
リンクブラケット11とドライブリンク12とを支持する第1リンクピン21(支持軸、第1の回動中心)は、駆動モータ10の駆動軸と一体に構成されている。駆動モータ10はリンクブラケット11に固定されている。
リンクブラケット11とドリブンリンク13とを支持する第2リンクピン22(第3の回動中心)は、第1リンクピン21に対して車幅方向外側に離間して配置されるとともに、第1リンクピン21よりも下方にオフセットして配置されている。
一方、車幅方向に延びるリンクアーム14において、リンクアーム14とドライブリンク12とを支持する第3リンクピン23(第2の回動中心)は、リンクアーム14の車幅方向内側端部に配置されている。リンクアーム14とドリブンリンク13とを支持する第4リンクピン24は、リンクアーム14の車幅方向内側端部近傍に配置されるとともに、第3リンクピン23よりも車幅方向外側かつ下方に離間して配置されている。
一方、車幅方向に延びるリンクアーム14において、リンクアーム14とドライブリンク12とを支持する第3リンクピン23(第2の回動中心)は、リンクアーム14の車幅方向内側端部に配置されている。リンクアーム14とドリブンリンク13とを支持する第4リンクピン24は、リンクアーム14の車幅方向内側端部近傍に配置されるとともに、第3リンクピン23よりも車幅方向外側かつ下方に離間して配置されている。
図2に示すように、ステッププレート3が格納位置に位置する格納状態では、ドライブリンク12及びドリブンリンク13は車幅方向内側に回転移動し、第3リンクピン23及び第4リンクピン24が、第1リンクピン21及び第2リンクピン22よりも車幅方向内側に位置する。
図3に示すように、ステッププレート3が展開位置に位置する展開状態では、ドライブリンク12及びドリブンリンク13は車幅方向外側に回転移動し、第3リンクピン23及び第4リンクピン24が、第1リンクピン21及び第2リンクピン22よりも車幅方向外側に位置する。
図3に示すように、ステッププレート3が展開位置に位置する展開状態では、ドライブリンク12及びドリブンリンク13は車幅方向外側に回転移動し、第3リンクピン23及び第4リンクピン24が、第1リンクピン21及び第2リンクピン22よりも車幅方向外側に位置する。
図4に示すように、ステッププレート3の展開位置では、ステッププレート3の上面が略水平(車体20の水平面と平行)となっている。一方、ステッププレート3の格納位置では、ステッププレート3は展開位置よりも車幅方向内側に位置し、かつステッププレート3の上面が展開位置よりもわずかに上方に位置するとともに車幅方向外側に向けて下方にわずかに傾斜している。
駆動モータ10を駆動して、ドライブリンク12を回転させることで、ステッププレート3が格納位置と展開位置との間を移動する。ステッププレート3が格納位置から展開位置に移動すると、ステッププレート3の車幅方向最外側上端部の位置は、図4中の2点鎖線Tlsで示すように、わずかに下方に移動しながら車幅方向外側に移動する。また、ステッププレート3が格納位置であるときに第3リンクピン23は第1リンクピン21よりも車幅方向内側に位置し、ステッププレート3が展開位置であるときに第3リンクピン23は第1リンクピン21よりも車幅方向外側に位置する。
図5は、展開位置におけるリヤリンク機構5の詳細な構成図である。なお、図5は、図3におけるリヤリンク機構5の拡大図である。
図5に示すように、ドライブリンク12には、展開状態においてドライブリンク12の上方への回転を規制するストッパ30が備えられている。
ストッパ30は、弾性体で形成され、第1リンクピン21と第3リンクピン23との間に、ドリブンリンク13側に向けて配置されている。
図5に示すように、ドライブリンク12には、展開状態においてドライブリンク12の上方への回転を規制するストッパ30が備えられている。
ストッパ30は、弾性体で形成され、第1リンクピン21と第3リンクピン23との間に、ドリブンリンク13側に向けて配置されている。
一方、ドリブンリンク13には、第2リンクピン22と第4リンクピン24との間に、展開状態においてストッパ30が当接する受け部31が備えられている。
なお、本実施形態では、ドライブリンク12が、第1リンクピン21から鉛直方向下方に延びる状態(鉛直線Lv1に沿って延びる状態)から車幅方向外側に略35度回転移動した位置が展開状態である一方、第1リンクピン21から鉛直方向下方に延びる状態から車幅方向内側に略75度回転移動した位置が格納状態となるように設定されている。
なお、本実施形態では、ドライブリンク12が、第1リンクピン21から鉛直方向下方に延びる状態(鉛直線Lv1に沿って延びる状態)から車幅方向外側に略35度回転移動した位置が展開状態である一方、第1リンクピン21から鉛直方向下方に延びる状態から車幅方向内側に略75度回転移動した位置が格納状態となるように設定されている。
以上のように、本実施形態のステップ装置1におけるリンク機構4、5は、リンクブラケット11、ドライブリンク12、ドリブンリンク13、及びリンクアーム14を有する4節式のリンク機構であり、ステッププレート3を縦方向(車幅方向及び上下方向)に移動可能に車体に支持する。
そして、ステッププレート3が車体の下部の格納位置であるときに、第3リンクピン23は第1リンクピン21よりも車幅方向内側に位置し、ステッププレート3が車体より車幅外方の展開位置であるときに、第3リンクピン23は第1リンクピン21よりも車幅方向外側に位置する。したがって、図4に示すように、ドライブリンク12において回転移動する側の第3リンクピン23は、ステッププレート3が格納位置から展開位置に移動する際に、格納位置から中間地点P1までの展開作動前半では下方に移動し、中間地点P1から展開位置までの展開作動後半では上方への移動となる。なお、この中間地点P1は、第3リンクピン23が第1リンクピン21から鉛直方向下方に延びる鉛直線Lv1(第1の鉛直線)上の地点である。
そして、ステッププレート3が車体の下部の格納位置であるときに、第3リンクピン23は第1リンクピン21よりも車幅方向内側に位置し、ステッププレート3が車体より車幅外方の展開位置であるときに、第3リンクピン23は第1リンクピン21よりも車幅方向外側に位置する。したがって、図4に示すように、ドライブリンク12において回転移動する側の第3リンクピン23は、ステッププレート3が格納位置から展開位置に移動する際に、格納位置から中間地点P1までの展開作動前半では下方に移動し、中間地点P1から展開位置までの展開作動後半では上方への移動となる。なお、この中間地点P1は、第3リンクピン23が第1リンクピン21から鉛直方向下方に延びる鉛直線Lv1(第1の鉛直線)上の地点である。
これにより、ステッププレート3が格納位置から展開位置に移動する際に、格納位置から中間地点P1までの展開作動前半では、駆動モータ10はステップ装置1の可動部(リンクアーム14等)の自重を利用してドライブリンク12を駆動することができるので、駆動モータ10の作動負荷が低減し、展開作動を迅速に開始させるとともにステッププレート3の移動速度が増加する。
一方、ステッププレート3が格納位置から展開位置に移動する際に、中間地点P1から展開位置までの展開作動後半では、駆動モータ10はステップ装置1の可動部の自重に抗してドライブリンク12を駆動させなければならない。したがって、展開作動前半よりも後半のドライブリンク12の回転速度が低下する。これにより、展開作動後半においては、第3リンクピン23の上昇速度が低下し、ステッププレート3の移動速度が低下する。
また、ステッププレート3が格納位置と展開位置との間を移動する際に、ドライブリンク12が鉛直線Lv1を挟んで車幅方向内側と車幅方向外側との間を大きく回転移動するので、ドライブリンク12の長さが短くてもステッププレート3を車幅方向に大きく移動させることができる。一方、ドライブリンク12の長さが短いことで、ステッププレート3が格納位置と展開位置との間を移動する際に、ステッププレート3の上下方向の移動を抑制することができる。
また、本実施形態では、ステッププレート3が格納位置から展開位置に移動する間、ステッププレート3の車幅方向外側先端部はわずかに下方に移動する。このようなステッププレート3の車幅方向外側先端部の移動経路は、第1リンクピン21が第2リンクピン22よりも上方に位置することと、ドリブンリンク13よりもドライブリンク12が短かく(詳しくは、第2リンクピン22と第4リンクピン24との直線距離よりも、第1リンクピン21と第3リンクピン23との直線距離が短く)設定することで得られる。
これに対し、例えばリンク機構4、5において、ドライブリンク12とドリブンリンク13とが同一の長さであって、第1リンクピン21と第2リンクピン22とが同一の上下位置に位置する平行リンクである場合、ステッププレート3は一定の姿勢を維持したまま車幅方向に移動するとともに上下方向に移動する。
このような平行リンクのリンク機構に対し、車幅方向内側の第1リンクピン21が車幅方向外側の第2リンクピン22よりも上方に位置すると、ドライブリンク12が本実施形態のように大きく車幅方向内側に回転移動可能となる。したがって、格納状態においてステッププレート3が展開状態よりも上方に位置することになる。一方、平行リンクのリンク機構に対し、ドリブンリンク13よりもドライブリンク12を短かく設定すると、格納状態においてリンクアーム14及びステッププレート3が車幅方向外方に向かって下方に大きく傾斜した状態になり、ステッププレート3の車幅方向先端部が展開状態よりも下方に位置することになる。
このような平行リンクのリンク機構に対し、車幅方向内側の第1リンクピン21が車幅方向外側の第2リンクピン22よりも上方に位置すると、ドライブリンク12が本実施形態のように大きく車幅方向内側に回転移動可能となる。したがって、格納状態においてステッププレート3が展開状態よりも上方に位置することになる。一方、平行リンクのリンク機構に対し、ドリブンリンク13よりもドライブリンク12を短かく設定すると、格納状態においてリンクアーム14及びステッププレート3が車幅方向外方に向かって下方に大きく傾斜した状態になり、ステッププレート3の車幅方向先端部が展開状態よりも下方に位置することになる。
そして、本実施形態では、車幅方向内側の第1リンクピン21が車幅方向外側の第2リンクピン22よりも上方に位置することと、ドリブンリンク13よりもドライブリンク12が短かく設定することを組み合わせることで、ステッププレート3が格納位置から展開位置に移動するまでの間、ステッププレート3の車幅方向外側端部がわずかに下方に移動するように設定されている。
このように、ステッププレート3の格納位置から展開位置までの間で、少なくとも展開作動後半においてステッププレート3の車幅方向外側先端部が上方に移動しないので、展開完了前に乗員がステッププレート3に搭乗しても、足への衝撃を緩和することができる。
また、ステッププレート3の展開位置において、第3リンクピン23が、第2リンクピン22から鉛直方向に延びた鉛直線Lv2(第2の鉛直線)より車幅方向外側に位置するように設定されているので、展開完了直前においてステッププレート3の車幅方向外側端部がやや大きく下方に移動する。これにより、展開完了直前においてステッププレート3に搭乗した場合に、足への衝撃を更に緩和することができる。
また、ステッププレート3の展開位置において、第3リンクピン23が、第2リンクピン22から鉛直方向に延びた鉛直線Lv2(第2の鉛直線)より車幅方向外側に位置するように設定されているので、展開完了直前においてステッププレート3の車幅方向外側端部がやや大きく下方に移動する。これにより、展開完了直前においてステッププレート3に搭乗した場合に、足への衝撃を更に緩和することができる。
本実施形態では、ステッププレート3を格納位置から展開位置まで移動させる展開作動において、駆動モータ10の回転速度を可変制御しなくとも、ステッププレート3の移動速度を変化させて、迅速な展開作動を可能にするとともに、展開完了前にステッププレート3に搭乗した際の足への衝撃を緩和することが可能になる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定するものではない。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定するものではない。
例えば、上記実施形態では、ドライブリンク12とドリブンリンク13のうち車幅方向内側に配置されたドライブリンク12を駆動モータ10によって回転駆動する構造であるが、車幅方向外側に駆動モータ10によって回転駆動するドライブリンク12を配置した構造のステップ装置であってもよい。
また、上記実施形態では、駆動モータ10の駆動軸と第1リンクピン21とが一体になっているが、駆動モータ10の駆動軸によって第1リンクピン21を回転駆動する構造であれば、例えば同軸に配置した別体構造であってもよい。また、駆動モータ10の代わりにシリンダ等の他のアクチュエータによってドライブリンク12を駆動させる構造であってもよい。
また、上記実施形態では、駆動モータ10の駆動軸と第1リンクピン21とが一体になっているが、駆動モータ10の駆動軸によって第1リンクピン21を回転駆動する構造であれば、例えば同軸に配置した別体構造であってもよい。また、駆動モータ10の代わりにシリンダ等の他のアクチュエータによってドライブリンク12を駆動させる構造であってもよい。
1 ステップ装置
3 ステッププレート(乗降用ステップ)
5 リヤリンク機構
10 駆動モータ(アクチュエータ)
11 リンクブラケット(車体固定部材)
12 ドライブリンク(第1リンクアーム)
13 ドリブンリンク(第2リンクアーム)
14 リンクアーム(ステップ支持部材)
21 第1リンクピン(第1の回動中心)
22 第2リンクピン(第3の回動中心)
23 第3リンクピン(第2の回動中心)
Lv1 鉛直線(第1の鉛直線)
Lv2 鉛直線(第2の鉛直線)
3 ステッププレート(乗降用ステップ)
5 リヤリンク機構
10 駆動モータ(アクチュエータ)
11 リンクブラケット(車体固定部材)
12 ドライブリンク(第1リンクアーム)
13 ドリブンリンク(第2リンクアーム)
14 リンクアーム(ステップ支持部材)
21 第1リンクピン(第1の回動中心)
22 第2リンクピン(第3の回動中心)
23 第3リンクピン(第2の回動中心)
Lv1 鉛直線(第1の鉛直線)
Lv2 鉛直線(第2の鉛直線)
Claims (4)
- 乗降用ステップと、
車体に固定された車体固定部材と、
一端部に前記乗降用ステップが支持され車幅方向に延びるステップ支持部材と、
一端部が前記車体固定部材に回動可能に支持され、他端部が前記ステップ支持部材の他端部に回動可能に支持された第1リンクアームと、
一端部が前記第1リンクアームと前記車幅方向に離間して前記車体固定部材に回動可能に支持され、他端部が前記ステップ支持部材の他端部に回動可能に支持された第2リンクアームと、
前記第1リンクアームを回転駆動するアクチュエータと、を有し、
前記アクチュエータにより前記第1リンクアームを回転駆動することで、前記乗降用ステップを前記車体より外方に位置する展開位置と前記車体の下部に位置する格納位置との間で前記車幅方向に移動させる車両のステップ装置であって、
前記車体固定部材と前記第1リンクアームとの回動中心である第1の回動中心から鉛直方向に延びた第1の鉛直線を挟んで、前記乗降用ステップの格納位置における前記第1リンクアームと前記ステップ支持部材との回動中心である第2の回動中心と、前記乗降用ステップの展開位置における前記第2の回動中心と、が互いに車幅方向反対側に位置するように構成されたことを特徴とする車両のステップ装置。 - 前記第1リンクアームは、前記第2リンクアームより短くかつ前記第2リンクアームの車幅方向内側に配置され、
前記第1の回動中心は、前記車体固定部材と前記第2リンクアームとの回動中心である第3の回動中心より上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の車両のステップ装置。 - 前記乗降用ステップの展開位置において、前記第2の回動中心が、前記第3の回動中心から鉛直方向に延びた第2の鉛直線より車幅方向外側に位置するように設定されていることを特徴とする請求項2に記載の車両のステップ装置。
- 前記アクチュエータは、前記車体固定部材と前記第1リンクアームとを回動可能に支持する支持軸と同軸または一体に配置された駆動軸を有するモータであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両のステップ装置。
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---|---|---|---|
JP2019196861A JP2021070369A (ja) | 2019-10-30 | 2019-10-30 | 車両のステップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019196861A JP2021070369A (ja) | 2019-10-30 | 2019-10-30 | 車両のステップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021070369A true JP2021070369A (ja) | 2021-05-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019196861A Pending JP2021070369A (ja) | 2019-10-30 | 2019-10-30 | 車両のステップ装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021070369A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2019
- 2019-10-30 JP JP2019196861A patent/JP2021070369A/ja active Pending
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