JP2021069844A - 処理システム、処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】機械式の宅配ボックスにおいて生じ得る不都合を軽減する。【解決手段】本発明は、荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶部15が記憶する入庫情報に記録する入庫処理部11と、ユーザ入力に基づき、ユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得部12と、取得されたユーザ特定情報が入庫情報に記録されている場合、取得されたユーザ特定情報に紐付けられたボックス識別情報及びロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する出庫処理部13と、を有する処理システム10を提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、処理システム、処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1及び2は、電子式の宅配ボックスの制御方法を開示している。
特開2017−64025号公報 特開2003−276849号公報
機械式の宅配ボックスの場合の処理の流れは、例えば以下のようになる。まず、宅配業者は、開いているボックス内に荷物を入庫した後、機器を操作してロック解除パスワードを設定する。そして、宅配業者は、不在連絡票等の用紙に、荷物を入庫したボックスのボックス識別情報と、設定したロック解除パスワードとを記載し、届け先の郵便ボックスに当該用紙を投函する。
受取人は、当該用紙に基づき荷物が宅配ボックスに収容されていることを認識すると、当該用紙に記載されたボックス識別情報で識別されるボックスのロックを、当該用紙に記載されたロック解除パスワードで解除し、中から荷物を取り出す。
このような処理の場合、郵便ボックスに投函された上記用紙を他人が不正に取得し、宅配ボックスから不正に荷物を取り出す恐れがある。本発明は、機械式の宅配ボックスにおいて生じ得る上述のような不都合を軽減することを課題とする。
本発明によれば、
荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、前記ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で前記荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶手段が記憶する入庫情報に記録する入庫処理手段と、
ユーザ入力に基づき、前記ユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得手段と、
取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、取得された前記ユーザ特定情報に紐付けられた前記ボックス識別情報及び前記ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する出庫処理手段と、
を有する処理システムが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、前記ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で前記荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶手段が記憶する入庫情報に記録し、
ユーザ入力に基づき、前記ユーザ特定情報を取得し、
取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、取得された前記ユーザ特定情報に紐付けられた前記ボックス識別情報及び前記ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、前記ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で前記荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶手段が記憶する入庫情報に記録する入庫処理手段、
ユーザ入力に基づき、前記ユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得手段、
取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、取得された前記ユーザ特定情報に紐付けられた前記ボックス識別情報及び前記ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する出庫処理手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、機械式の宅配ボックスにおいて生じ得る不都合を軽減することができる。
本実施形態の処理システムの設置例を示す図である。 本実施形態の処理システムのハードウエア構成の一例を示す図である。 本実施形態の処理システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理システムが出力するUI画面の一例である。 本実施形態の処理システムが出力するUI画面の一例である。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理システムが出力するUI画面の一例である。 本実施形態の処理システムが出力するUI画面の一例である。 本実施形態の処理システムが出力するUI画面の一例である。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理システムの設置例を示す図である。 本実施形態の処理システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
「処理システム10の全体像及び概要」
まず、図1を用いて、本実施形態の処理システム10の全体像及び概要を説明する。処理システム10は、機械式の宅配ボックス20の近くに設置される。宅配ボックス20は、集合住宅に設置され、複数の住人に使用されるものであり、荷物が収容されるボックスを複数有する。図示する例では宅配ボックス20は4つのボックスを有するが、これに限定されない。宅配ボックス20の設置位置は設計的事項であるが、例えば、集合住宅のドアの前やエントランス等に設置される。機械式の宅配ボックス20の構成は特段制限されず、あらゆる構成を採用することができる。
処理システム10は、宅配ボックス20を利用する住人や宅配業者等から各種入力を受付け、入力された情報に基づき宅配ボックス20を管理する。
まず、処理システム10は、宅配ボックス20に荷物を入庫する宅配業者から認証情報の入力を受付け、ユーザ認証を行う。認証に成功した場合、宅配ボックス20に荷物を入庫するための案内情報を出力するとともに、各種入力を受付ける。そして、処理システム10は、当該入力に基づき、荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、部屋番号等で荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、入庫情報に記録する。
また、処理システム10は、集合住宅の住人から認証情報の入力を受付け、ユーザ認証を行う。住人は、例えば帰宅時等の任意のタイミングで、処理システム10に認証情報を入力する。認証に成功した場合、処理システム10は、上記入庫情報を参照し、当該住人宛ての荷物が宅配ボックス20に収容されているか確認する。そして、収容されている場合、処理システム10は、入庫情報からボックス識別情報とロック解除パスワードを取得し、通知する。住人は、当該通知に基づき荷物が宅配ボックス20に収容されていることを認識すると、通知されたボックス識別情報で識別されるボックスのロックを、通知されたロック解除パスワードで解除し、中から荷物を取り出す。
このような処理システム10によれば、宅配業者と住人との間でのボックス識別情報及びロック解除パスワードの受渡しのセキュリティを高めることができる。結果、当該情報を他人に不正に取得され、荷物を不正に取り出される不都合の発生を軽減することができる。
また、当該処理システム10によれば、利用者からの通知に基づき各ボックスの使用状況を把握、管理できる。このため、処理システム10への通知なしに無断で利用されているボックスを検出することが可能となる。このような無断利用の検出により、住人によるロッカーや物置としての利用や、荷物を収容していないときにもロックをかけて他人が利用できないようにする占有行為や、認証に成功しない正当権限を有さない者による利用等の不正利用を検出することが可能となる。また、届いた荷物を取り出さず、入れっぱなしにして長期滞留するような不適切利用も検出することが可能となる。
「処理システム10のハードウエア構成」
次に、処理システム10のハードウエア構成の一例を説明する。本実施形態の処理システム10が備える機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図2は、本実施形態の処理システム10のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2に示すように、処理システム10は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。なお、周辺回路4Aは有さなくてもよい。なお、処理システム10は物理的及び/又は論理的に一体となった1つの装置で構成されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成されてもよい。物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成される場合、複数の装置各々が上記ハードウエア構成を備えることができる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置、外部装置、外部サーバ、外部センサ、カメラ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイス等を含む。入力装置は、例えばキーボード、マウス、マイク、タッチパネル、物理ボタン、カメラ等である。出力装置は、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等である。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
「処理システム10の機能構成」
次に、処理システム10の機能構成を説明する。図3に、処理システム10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理システム10は、入庫処理部11と、ユーザ特定情報取得部12と、出庫処理部13と、管理人対応部14と、記憶部15とを有する。なお、処理システム10は記憶部15を有さなくてもよい。この場合、処理システム10と通信可能に構成された外部装置が記憶部15を有する。
ユーザ特定情報取得部12は、ユーザ入力に基づきユーザ認証を行い、認証に成功したユーザのユーザ特定情報を取得する。例えば、ユーザ特定情報取得部12は、ユーザから認証情報の入力を受付けると、認証情報とユーザ特定情報とを紐付けて記録したユーザ情報を参照し、入力された認証情報がユーザ情報に記録されているか否かを判断する。そして、記録されている場合(認証成功)、ユーザ特定情報取得部12は、入力された認証情報に紐付けられているユーザ特定情報を取得する。一方、記録されていない場合(認証失敗)、ユーザ特定情報取得部12は、認証に失敗した旨を通知する等のエラー処理を行う。
ユーザ情報は、記憶部15に記憶される。図4にユーザ情報の一例を模式的に示す。図示する例の場合、氏名と、認証情報と、ユーザ特定情報と、属性とが互いに紐付けられている。
ユーザ特定情報は、集合住宅の部屋番号、宅配業者の識別情報、集合住宅における役割(管理人)等で処理システム10のユーザを特定する情報である。
認証情報は、ユーザ認証するための情報であり、生体情報であってもよいし、パスワードやID(identifier)等のように数字、文字、記号等を並べた情報であってもよいし、その他であってもよい。生体情報は、顔画像、指紋、声紋、虹彩等が例示されるが、これらに限定されない。
このような認証情報の入力は、カメラ、センサ、ICチップと無線通信するリーダ、1次元コードや2次元コード等のコードから情報を読み取るコードリーダ、タッチパネル等の入力装置を用いて実現される。処理システム10は、このような入力装置を備えてもよいし、このような入力装置と接続する手段を備えてもよい。
属性は、各ユーザの属性を示す情報である。属性は、住人、宅配業者、管理人等が例示されるが、これらに限定されない。
なお、ユーザ情報は、ここで例示した情報の一部を含まなくてもよいし、その他の情報を含んでもよい。その他の情報としては、電話番号、Eメールアドレス等の連絡先などが例示されるが、これに限定されない。
図3に戻り、入庫処理部11は、宅配ボックス20への荷物の入庫に関する各種処理を実行する。例えば、入庫処理部11は、荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶部15が記憶する入庫情報に記録する。
図5に入庫情報の一例を模式的に示す。図示する例の場合、ボックス識別情報と、使用状況と、ロック解除パスワードと、入庫者情報と、受取人情報と、入庫日時とが互いに紐付けられている。
ボックス識別情報は、宅配ボックス20が備える複数のボックスを互いに識別する情報である。図示する例の場合、ボックス識別情報は番号であるが、これに限定されない。
使用状況は、各ボックスが使用中か否かを示す情報である。
ロック解除パスワードは、各ボックスに設定されているロックを解除するためのパスワードである。
入庫者情報は、各ボックスに収容されている荷物を入庫した者を示す情報であり、例えば上述したユーザ特定情報で示される。
受取人情報は、各ボックスに収容されている荷物の受取人を示す情報であり、例えば上述したユーザ特定情報で示される。
入庫日時は、各ボックスに荷物が入庫された日時である。
なお、入庫情報は、ここで例示した情報の一部を含まなくてもよいし、その他の情報を含んでもよい。例えば、その宅配ボックス20を設置した集合住宅を特定する情報(名称や住所など)を含んでもよい。
入庫処理部11がこれらの情報を取得して入庫情報を更新する処理や、入庫処理部11が実行するその他の処理の具体例は、以下でフローチャートを用いて詳細に説明する。
図3に戻り、出庫処理部13は、宅配ボックス20からの荷物の出庫に関する各種処理を実行する。例えば、出庫処理部13は、ユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報が受取人情報として入庫情報(図5参照)に記録されているか確認し、記録されている場合、そのユーザ特定情報に紐付けられたボックス識別情報及びロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する。情報の出力は、ディスプレイ、スピーカ、投影装置等のあらゆる出力装置を介して実現される。
出庫処理部13が実行する当該処理や、出庫処理部13が実行するその他の処理の具体例は、以下でフローチャートを用いて詳細に説明する。
管理人対応部14は、管理人に対する各種処理を実行する。管理人対応部14が実行する処理の具体例は、以下でフローチャートを用いて詳細に説明する。
次に、フローチャートを用いて、処理システム10の処理の流れの一例を説明する。
まず、処理システム10は、ユーザを認証するための認証情報の入力待ちとなっている。そして、認証情報の入力を受付けると、図6のフローチャートに示す処理を実行する。
最初に、ユーザ特定情報取得部12は、入力された認証情報を用いた認証処理を実行する(S10)。具体的には、ユーザ特定情報取得部12は、認証情報とユーザ特定情報とを紐付けて記録したユーザ情報(図4参照)を参照し、入力された認証情報がユーザ情報に記録されているか否かを判断する。
そして、記録されている場合、すなわち認証に成功した場合(S11のYes)、ユーザ特定情報取得部12は、入力された認証情報に紐付けられているユーザ特定情報を取得する。そして、そのユーザ特定情報で特定されるユーザの属性に応じた処理を実行する(S12)。なお、ユーザの属性は、ユーザ情報(図4参照)に基づき特定される。
一方、入力された認証情報がユーザ情報に記録されていない場合、すなわち認証に失敗した場合(S11のNo)、ユーザ特定情報取得部12は、エラー処理を実行する(S13)。例えば、ユーザ特定情報取得部12は、出力装置を介して、認証に失敗した旨の情報を出力する。
−宅配業者が認証された場合−
次に、図7のフローチャートを用いて、宅配業者が認証された場合(図6のS12の宅配業者)に実行される処理の一例を説明する。
最初に、入庫処理部11は、記憶部15に記憶されている入庫情報(図5参照)に基づき空いているボックスを特定する(S20)。そして、特定したボックス、すなわち空いているボックスがあった場合(S21のYes)、入庫処理部11は、出力装置を介して、特定した全てのボックスのボックス識別情報を含む入庫案内情報を出力する(S22)。例えば、入庫処理部11は、「ボックス番号1、2、4が空いています。いずれかに荷物を入庫して下さい。」等のメッセージを出力してもよい。
そして、入庫案内情報を出力した後、入庫処理部11は、入庫作業の結果の入力を受付ける(S23)。当該例では、ここで入力される入庫作業の結果は、「入庫できた」、「入庫できない」の何れかである。
入力は、タッチパネル、物理ボタン、マイク等のあらゆる入力装置を介して実現される。なお、入庫処理部11は、入庫案内情報を出力した後の所定のタイミングから、入庫作業の結果の入力を受付けるまで、所定の通知音(例:ピ、ピ、ピ)を出力し続けてもよい。これにより、入庫作業の結果の入力を促すことができる。
入力された入庫作業の結果が「入庫できた」である場合(S24の入庫できた)、入庫処理部11は、入庫作業の結果として、さらに、荷物を入庫したボックスのボックス識別情報、そのボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報でその荷物の受取人を指定した受取人情報の入力を受付ける(S25)。そして、入庫処理部11は、そのボックス識別情報、ロック解除パスワード及び受取人情報を、入庫情報(図5参照)に記録する(S26)。なお、入庫処理部11は、入庫情報におけるそのボックスの使用状況を「使用中」に変更してもよい。また、入庫処理部11は、図6の処理でユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報を、入庫者情報として記録してもよい。また、入庫処理部11は、「入庫できた」旨の入庫作業の結果が入力された後の任意のタイミングにおける日時情報を、入庫情報として記録してもよい。
一方、入力された入庫作業の結果が「入庫できない」である場合(S24の入庫できない)、入庫処理部11は、S20で特定したボックス識別情報(入庫案内情報で示されるボックス識別情報)を、報告対象として記録する(S27)。これにより、処理システム10が把握している各ボックスの使用状況と異なる状況となっているボックスのボックス識別情報を、報告対象として記録することができる。この場合、入庫処理部11は、S20で特定したボックス識別情報の使用状況を「使用中」に変更してもよい。
また、S20で特定されたボックスがない場合、すなわち空いているボックスがない場合(S21のNo)、入庫処理部11は、エラー情報を出力する(S28)。例えば、入庫処理部11は、「現在空いているボックスはありません。申し訳ありません。」等のメッセージを出力してもよい。
ここで、変形例を説明する。上記例では、入庫処理部11は、S23で入庫作業の結果として、「入庫できた」、「入庫できない」の何れかの入力を受付けた。変形例として、入庫処理部11は、S23で入庫作業の結果として、荷物を入庫したボックスのボックス識別情報の入力、又は、「入庫できない」旨の入力を受付けてもよい。そして、荷物を入庫したボックスのボックス識別情報の入力を受付けた場合、入庫処理部11は、S25で、受取人情報及びロック解除パスワードの入力を受付けてもよい。
また、上記例では、入庫処理部11は、S25でロック解除パスワード等と同じタイミングで受取人情報の入力を受付けたが、これに限定されず、案内情報を出力した後の任意のタイミングで受取人情報の入力を受付けることができる。
−住人が認証された場合−
次に、図8のフローチャートを用いて、住人が認証された場合(図6のS12の住人)に実行される処理の一例を説明する。
最初に、出庫処理部13は、図6の処理でユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報が受取人情報として入庫情報(図5参照)に記録されているか確認する(S30)。
記録されている場合(S30のYes)、出庫処理部13は、出力装置を介して、宅配ボックス20に荷物が収容されている旨を示す出庫案内情報を出力する(S31)。そして、出庫処理部13は、今取り出すか否かを問い合わせ、その回答の入力を受付ける(S32)。
入力内容が「今取り出す」である場合(S33の今取り出す)、出庫処理部13は、図6の処理でユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報に紐付けられているボックス識別情報及びロック解除パスワードを入庫情報から取得し、取得したボックス識別情報及びロック解除パスワードを含む出庫案内情報を、出力装置を介して出力する(S34)。
そして、出庫案内情報を出力した後、出庫処理部13は、出庫作業の結果の入力を受付ける(S35)。当該例では、ここで入力される出庫作業の結果は、「取り出せた」、「取り出せない」の何れかである。
入力は、タッチパネル、物理ボタン、マイク等のあらゆる入力装置を介して実現される。なお、出庫処理部13は、ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力した後の所定のタイミングから、出庫作業の結果の入力を受付けるまで、所定の通知音(例:ピ、ピ、ピ)を出力し続けてもよい。これにより、出庫作業の結果の入力を促すことができる。
入力された出庫作業の結果が「取り出せた」である場合(S36の取り出せた)、出庫処理部13は、入庫情報(図5参照)を更新する(S37)。具体的には、出庫処理部13は、荷物が取り出されたボックスの使用状況を「空」に変更し、ロック解除パスワード、入庫者情報、受取人情報、入庫日時等をリセットする。
一方、出庫作業の結果が「取り出せない」である場合(S36の取り出せない)、出庫処理部13は、入庫情報(図5参照)を更新せず、エラー情報を出力する(S38)。例えば、出庫処理部13は、「管理人に連絡し、ロックを解除してもらって下さい。電話番号は090−××××−××××」等のメッセージを出力してもよい。
なお、図6の処理でユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報が受取人情報として入庫情報(図5参照)に記録されていない場合(S30のNo)、出庫処理部13は処理を終了する。この場合、出庫処理部13は、「宅配ボックス20に収容されている荷物はありません」等のメッセージを出力してもよい。
また、S32の入力内容が「後で取り出す」である場合(S33の後で取り出す)、出庫処理部13は処理を終了する。
ここで、変形例を説明する。上記例では、出庫処理部13は、「今取り出す」旨の入力がなされた後にボックス識別情報を通知しているが、S31の荷物が収容されている旨の通知と共にボックス識別情報を通知してもよい。
また、今取り出すか否かの入力を受付ける処理(S32、S33の処理)を省略し、S30でYesの場合、荷物が収容されている旨と共に、ボックス識別情報及びロック解除パスワードが通知されてもよい。
−管理人が認証された場合−
次に、図9のフローチャートを用いて、管理人が認証された場合(図6のS12の管理人)に実行される処理の一例を説明する。
この場合、管理人対応部14は、報告対象として記録されているボックス識別情報を、出力装置を介して出力する(S40)。なお、管理人対応部14は、メニュー画面を表示し、そのメニュー画面から所定の入力を受付けたことに応じて、S40の処理を行ってもよい。
管理人は、鍵等で報告対象のボックスのロックを解除し、収容物を取り出す。これにより、無断使用の状態を解消できる。なお、S27において、S20で特定したボックス識別情報の使用状況を「使用中」に変更した場合、管理人対応部14は、報告対象の通知に応じて、又は、当該通知後における管理人からの所定の入力の受付けに応じて、そのボックス識別情報の使用状況を「空」に変更してもよい。
次に、図10のフローチャートを用いて、管理人が認証された場合(図6のS12の管理人)に実行される処理の他の一例を説明する。
この場合、管理人対応部14は、記憶部15に記憶されている入庫情報(図5参照)に基づき空いているボックスを特定する(S50)。そして、特定したボックス、すなわち空いているボックスがあった場合(S51のYes)、管理人対応部14は、出力装置を介して、特定した全てのボックスの使用状況を確認する確認依頼を出力する(S52)。
管理人は、当該確認依頼に応じて、特定されたボックスが空いている状態か否かを確認する。そして、使用中のボックス、すなわち、処理システム10が把握している使用状況と異なる状況となっているボックスがある場合、管理人は鍵等でそのボックスのロックを解除し、収容物を取り出す。これにより、無断使用の状態を解消できる。また、処理システム10が把握している使用状況と異なる状況となっているボックスの存在を解消できる。
一方、特定したボックス、すなわち空いているボックスがない場合(S51のNo)管理人対応部14は、処理を終了する。
なお、管理人対応部14は、メニュー画面を表示し、そのメニュー画面から所定の入力を受付けたことに応じて、S50乃至S52の処理を行ってもよい。
ここで、管理人対応部14が実行するその他の処理を説明する。管理人対応部14は、記憶部15に記憶されている入庫情報(図5参照)を取得し、出力してもよい。例えば、管理人対応部14は、メニュー画面を表示し、そのメニュー画面から所定の入力を受付けたことに応じて、入庫情報(図5参照)を出力してもよい。
上述の通り、宅配ボックス20のロックを解除できなかった場合、住人は管理人に連絡し、ロックを解除してもらう。管理人は、住人からロック解除の依頼があった場合、処理システム10を操作して入庫情報を閲覧し、ロック解除を依頼されたボックスに当該依頼を行った住人の荷物が収容されているか否かを確認できる。
次に、処理システム10が出力するUI(user interface)画面の一例を説明する。なお、あくまで一例であり、これに限定されない。
図11は、宅配業者が認証された場合のUI画面の一例を示す。
図11(1)は、認証情報の入力待ちとなっている時のUI画面である。宅配業者は、当該UI画面において認証方法を選択した後、認証情報を入力する。
図11(2)は、宅配業者が認証に成功した後に表示されるUI画面である。宅配業者は、当該UI画面から所望のメニューを選択する。なお、当該UI画面では「預け入れ」のみが選択可能に表示されているが、その他のメニューが表示されてもよい。
図11(3)は、図11(2)のUI画面で「預け入れ」が選択された後に表示されるUI画面である。当該UI画面において、宅配業者は、荷物の届け先の部屋番号(ユーザ特定情報)を入力する。
図11(4)は、図11(3)のUI画面でユーザ特定情報が入力された後に表示されるUI画面である。当該UI画面では、宅配ボックス20の利用方法、及び、空いているボックスのボックス識別情報を示す入庫案内情報が表示されている。
図11(5)は、図11(4)のUI画面で「OK」が選択された後に表示されるUI画面である。宅配業者は、当該該UI画面において入庫作業の結果を入力する。
図11(6)は、図11(5)のUI画面で入庫したボックスのボックス識別情報が入力された後に表示されるUI画面である。宅配業者は、当該該UI画面において設定したロック解除パスワードを入力する。
図11(7)は、図11(5)のUI画面で「入庫不可」が選択された後に表示されるUI画面である。宅配業者は、当該該UI画面において入庫できなかった理由を入力する。なお、入庫処理部11は、ここで入力された理由が「鍵がかかっていた」である場合に、入庫案内情報で示したボックス識別情報を報告対象として記録してもよい。そして、入力された理由が「サイズが合わなかった」である場合、入庫処理部11は、入庫案内情報で示したボックス識別情報を報告対象として記録しなくてもよい。
図12は、住人が認証された場合のUI画面の一例を示す。
図12(1)は、認証情報の入力待ちとなっている時のUI画面である。住人は、当該UI画面において認証方法を選択した後、認証情報を入力する。
図12(2)は、住人が認証に成功し、かつ、その住人宛ての荷物が宅配ボックス20に収容されている場合に表示されるUI画面である。当該UI画面では、その住人宛ての荷物が宅配ボックス20に収容されている旨、及び、収容されているボックスのボックス識別情報を示す出庫案内情報が表示されている。そして、住人は、当該UI画面において、今取り出すか否かを選択する。
図12(3)は、図12(2)のUI画面で「今取り出す」が選択された後に表示されるUI画面である。住人は、当該UI画面において、認証(二段階認証)方法を選択する。
図12(4)は、図12(3)のUI画面で「PWの方」が選択された後に表示されるUI画面である。住人は、当該UI画面において、パスワードを入力する。
図12(5)は、図12(4)のUI画面でパスワードが入力され、認証に成功した場合に表示されるUI画面である。当該UI画面では、ロック解除パスワードを示す出庫案内情報が表示されている。そして、住人は、当該UI画面において、出庫作業の結果を入力する。
図12(6)は、図12(5)のUI画面で「出庫不可」が選択された後に表示されるUI画面である。当該UI画面では、管理人への連絡及びその連絡先の案内情報が表示されている。
「処理システム10の作用効果」
本実施形態の処理システム10によれば、宅配業者と住人との間でのボックス識別情報及びロック解除パスワードの受渡しのセキュリティを高めることができる。結果、当該情報を他人に不正に取得され、荷物を不正に取り出される不都合の発生を軽減することができる。
また、本実施形態の処理システム10によれば、利用者からの通知に基づき各ボックスの使用状況を把握、管理できるので、処理システム10への通知なしに無断で利用されているボックスを検出することが可能となる。このような無断利用の検出により、住人によるロッカーや物置としての利用や、荷物を収容していないときにもロックをかけて他人が利用できないようにする占有行為や、認証に成功しない正当権限を有さない者による利用等の不正利用を検出することが可能となる。
また、本実施形態の処理システム10によれば、宅配業者から入庫作業の結果の入力を受付けることができる。そして、処理システム10は、当該入力に基づき、把握している各ボックスの使用状況と異なる状況となっているボックス、すなわち処理システム10に無断で使用されているボックスを検出することができる。無断使用されているボックスを検出できるので、その無断使用の状態を解消する対応をとることができる。
また、本実施形態の処理システム10によれば、空いていると把握しているボックスの使用状況を確認する依頼を管理人に対して出力することができる。この確認作業により、無断使用されているボックスを検出できるので、その無断使用の状態を解消する対応をとることができる。また、管理人は、空いていると把握されているボックスの使用状況のみを確認すればいいので、作業負担が軽減される。
<第2の実施形態>
本実施形態の処理システム10は、入庫処理部11の構成が第1の実施形態と異なる。具体的には、入庫処理部11は、入庫情報(図5参照)に基づき空いているボックスを特定した後、特定したボックスの中から1つを選択し、選択したボックスのボックス識別情報を含む入庫案内情報を出力する点で、第1の実施形態と異なる。
ここで、図13のフローチャートを用いて、宅配業者が認証された場合(図6のS12の宅配業者)に実行される処理の一例を説明する。
最初に、入庫処理部11は、記憶部15に記憶されている入庫情報(図5参照)に基づき空いているボックスを特定する(S60)。そして、特定したボックス、すなわち空いているボックスがあった場合(S61のYes)、入庫処理部11は、特定したボックスの中から1つを選択する(S62)。選択ルールは設計的事項であり、特段制限されない。
次いで、入庫処理部11は、出力装置を介して、選択した1つのボックスのボックス識別情報を含む入庫案内情報を出力する(S63)。例えば、入庫処理部11は、「ボックス番号1に荷物を入庫して下さい。」等のメッセージを出力してもよい。
そして、入庫案内情報を出力した後、入庫処理部11は、入庫作業の結果の入力を受付ける(S64)。当該例では、ここで入力される入庫作業の結果は、「入庫できた」、「入庫できない」の何れかである。
入力は、タッチパネル、物理ボタン、マイク等のあらゆる出力装置を介して実現される。なお、入庫処理部11は、入庫案内情報を出力した後の所定のタイミングから、入庫作業の結果の入力を受付けるまで、所定の通知音(例:ピ、ピ、ピ)を出力し続けてもよい。これにより、入庫作業の結果の入力を促すことができる。
入力された入庫作業の結果が「入庫できた」である場合(S65の入庫できた)、入庫処理部11は、入庫作業の結果として、さらに、ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報でその荷物の受取人を指定した受取人情報の入力を受付ける(S66)。そして、入庫処理部11は、S63で選択したボックス識別情報、S66で入力されたロック解除パスワード及び受取人情報を、入庫情報(図5参照)に記録する(S67)。なお、入庫処理部11は、入庫情報におけるそのボックスの使用状況を「使用中」に変更してもよい。また、入庫処理部11は、図6の処理でユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報を、入庫者情報として記録してもよい。また、入庫処理部11は、「入庫できた」旨の入庫作業の結果が入力された後の任意のタイミングにおける日時情報を、入庫情報として記録してもよい。
一方、入力された入庫作業の結果が「入庫できない」である場合(S68の入庫できない)、入庫処理部11は、S63で選択したボックス識別情報(入庫案内情報で示されるボックス識別情報)を、報告対象として記録する(S68)。これにより、処理システム10が把握している各ボックスの使用状況と異なる状況となっているボックスのボックス識別情報を、報告対象として記録することができる。この場合、入庫処理部11は、S63で選択したボックス識別情報の使用状況を「使用中」に変更してもよい。
そして、S60で特定したボックスの中に、S62で選択されていないボックスがある場合(S69のYes)、入庫処理部11は、S62に戻って1つのボックスを選択し、上記と同様の処理を行う。
一方、S60で特定したボックスの中に、S62で選択されていないボックスがない場合(S69のNo)、入庫処理部11は、処理を終了する。この場合、入庫処理部11は、「現在空いているボックスはありません。申し訳ありません。」等のメッセージを出力してもよい。
また、S60で特定されたボックスがない場合、すなわち空いているボックスがない場合(S61のNo)、入庫処理部11は、エラー情報を出力する(S70)。例えば、入庫処理部11は、「現在空いているボックスはありません。申し訳ありません。」等のメッセージを出力してもよい。
ここで、変形例を説明する。上記例では、入庫処理部11は、S25でロック解除パスワード等と同じタイミングで受取人情報の入力を受付けたが、これに限定されず、案内情報を出力した後の任意のタイミングで受取人情報の入力を受付けることができる。
次に、処理システム10が出力するUI(user interface)画面の一例を説明する。なお、あくまで一例であり、これに限定されない。
図14は、宅配業者が認証された場合のUI画面の一例を示す。
図14(1)は、認証情報の入力待ちとなっている時のUI画面である。宅配業者は、当該UI画面において認証方法を選択した後、認証情報を入力する。
図14(2)は、宅配業者が認証に成功した後に表示されるUI画面である。宅配業者は、当該UI画面から所望のメニューを選択する。なお、当該UI画面では「預け入れ」のみが選択可能に表示されているが、その他のメニューが表示されてもよい。
図14(3)は、図14(2)のUI画面で「預け入れ」が選択された後に表示されるUI画面である。当該UI画面において、宅配業者は、荷物の届け先の部屋番号(ユーザ特定情報)を入力する。
図14(4)は、図14(3)のUI画面でユーザ特定情報が入力された後に表示されるUI画面である。当該UI画面では、宅配ボックス20の利用方法、及び、空いているボックスの中から選択された1つのボックスのボックス識別情報を示す入庫案内情報が表示されている。
図14(5)は、図14(4)のUI画面で「OK」が選択された後に表示されるUI画面である。当該UI画面では、空いているボックスの中から選択された1つのボックスのボックス識別情報が表示されている。そして、宅配業者は、当該該UI画面において入庫作業の結果を入力する。
図14(6)は、図14(5)のUI画面で「入庫OK」が選択された後に表示されるUI画面である。宅配業者は、当該該UI画面において設定したロック解除パスワードを入力する。
図14(7)は、図14(5)のUI画面で「入庫不可」が選択された後に表示されるUI画面である。宅配業者は、当該該UI画面において入庫できなかった理由を入力する。なお、入庫処理部11は、ここで入力された理由が「鍵がかかっていた」である場合に、入庫案内情報で示したボックス識別情報を報告対象として記録してもよい。そして、入力された理由が「サイズが合わなかった」である場合、入庫処理部11は、入庫案内情報で示したボックス識別情報を報告対象として記録しなくてもよい。
そして、空いているボックスの中に選択されていないボックスがある場合、入庫処理部11は、その中から1つを選択し、図14(5)のUI画面を再度表示してもよい。
なお、入庫処理部11は、図14(5)のUI画面に表示されている図14(7)のUI画面を呼び出すためのボタンの表示内容(図示する例では「入庫不可」)を、空いているボックスの中に選択されていないボックスがあるかないかに応じて切り替えてもよい。例えば、空いているボックスの中に選択されていないボックスがない場合は図示するように「入庫不可」と表示し、空いているボックスの中に選択されていないボックスがある場合は「変更」と表示してもよい。
処理システム10のその他の構成は、第1の実施形態の処理システム10の構成と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システム10によれば、第1の実施形態の処理システム10と同様の作用効果が実現される。
また、空いているボックスを1つずつ提示し、その都度入庫作業の結果の入力を受付ける本実施形態の処理システム10によれば、把握している各ボックスの使用状況と異なる状況となっているボックス、すなわち処理システム10に無断で使用されているボックスをより効率的に検出することができる。
<第3の実施形態>
本実施形態の処理システム10は、入庫処理部11の構成が第1及び第2の実施形態と異なる。具体的には、入庫処理部11は、ボックスに設定するロック解除パスワードを決定し、空いているボックスのボックス識別情報とともに、そのロック解除パスワードを入庫案内情報として通知する点で、第1及び第2の実施形態と異なる。ロック解除パスワードの決定手段は設計的事項であり、特段制限されない。
図15は、宅配業者が認証された場合のUI画面の一例を示す。図11のUI画面と比較すると、図15(4)のUI画面(図11(4)のUI画面に対応)において、入庫処理部11が決定したロック解除パスワードが表示されている点、及び、ロック解除パスワードの入力を受付けるUI画面(図11(6))を表示しない点、で異なる。その他のUI画面の構成は、図11のUI画面の構成と同様である。
図16は、宅配業者が認証された場合のUI画面の他の一例を示す。図14のUI画面と比較すると、図16(4)のUI画面(図14(4)のUI画面に対応)において、入庫処理部11が決定したロック解除パスワードが表示されている点、及び、ロック解除パスワードの入力を受付けるUI画面(図14(6))を表示しない点、で異なる。その他のUI画面の構成は、図14のUI画面の構成と同様である。
処理システム10のその他の構成は、第1及び第2の実施形態の処理システム10の構成と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システム10によれば、第1及び第2の実施形態の処理システム10と同様の作用効果が実現される。
また、処理システム10がロック解除パスワードを決定する本実施形態の処理システム10によれば、ロック解除パスワードを決定するユーザ負担を軽減できる。
<第4の実施形態>
第1乃至第3の実施形態は、宅配業者による荷物の配達時に宅配ボックス20を利用するケースにおける処理システム10の処理を説明したが、本実施形態では、宅配業者による荷物の集荷時に宅配ボックス20を利用するケースにおける処理システム10の処理を説明する。
処理システム10は、宅配業者及び住人の認証に成功した場合、「荷物の預け入れ」及び「荷物の取り出し」を選択できるメニュー画面を出力する。そして、選択されたメニューに応じた処理を実行する。
次に、フローチャートを用いて、処理システム10の処理の流れの一例を説明する。
まず、処理システム10は、ユーザを認証するための認証情報の入力待ちとなっている。そして、認証情報の入力を受付けると、図17のフローチャートに示す処理を実行する。
最初に、ユーザ特定情報取得部12は、入力された認証情報を用いた認証処理を実行する(S80)。具体的には、ユーザ特定情報取得部12は、認証情報とユーザ特定情報とを紐付けて記録したユーザ情報(図4参照)を参照し、入力された認証情報がユーザ情報に記録されているか否かを判断する。
そして、記録されている場合、すなわち認証に成功した場合(S81のYes)、ユーザ特定情報取得部12は、入力された認証情報に紐付けられているユーザ特定情報を取得する。そして、そのユーザ特定情報で特定されるユーザの属性に応じた処理を実行する(S82)。なお、ユーザの属性は、ユーザ情報(図4参照)に基づき特定される。
特定された属性が「住人」又は「宅配業者」である場合(S82の住人/宅配業者)、処理システム10は、「荷物の預け入れ」及び「荷物の取り出し」を選択できるメニュー画面を表示し、選択を受付ける(S83)。
「荷物の預け入れ」が選択された場合(S84の預け入れ)、入庫処理部11が、例えば、図7又は図13に示す処理を実行する。「荷物の取り出し」が選択された場合(S84の取り出し)、入庫処理部11が、例えば、図8に示す処理を実行する。
一方、特定された属性が「管理人」である場合(S82の管理人)、管理人対応部14は、例えば図9又は図10に示す処理を実行する。
そして、入力された認証情報がユーザ情報に記録されていない場合、すなわち認証に失敗した場合(S81のNo)、ユーザ特定情報取得部12は、エラー処理を実行する(S85)。例えば、ユーザ特定情報取得部12は、出力装置を介して、認証に失敗した旨の情報を出力する。
図18に、本実施形態の入庫情報の一例を模式的に示す。図示するように、本実施形態の入庫情報では、入庫者情報として住人のユーザ特定情報が記録可能であり、また、受取人情報として宅配業者のユーザ特定情報が記録可能である。
処理システム10のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態の処理システム10の構成と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システム10によれば、第1乃至第3の実施形態の処理システム10と同様の作用効果が実現される。
また、本実施形態の処理システム10によれば、宅配業者による荷物の配達時だけでなく、宅配業者による荷物の集荷時にも宅配ボックス20を利用する可能となるので、宅配ボックス20の利便性が向上する。
<第5の実施形態>
図19に示すように、本実施形態の処理システム10は、集合住宅(建物)の出入りに利用されるドア30の近くに設置され、ドア30の開閉を制御する。具体的には、処理システム10は、住人の認証に成功した場合、ドア30を開く。そして、処理システム10は、住人の認証に成功した場合、認証に成功したその住人宛ての荷物が宅配ボックス20に収容されているか否かに応じて、ドア30を開くタイミングを調整する。以下、詳細に説明する。
図20に、本実施形態の処理システム10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理システム10は、入庫処理部11と、ユーザ特定情報取得部12と、出庫処理部13と、管理人対応部14と、記憶部15と、ドア制御部16と、を有する。なお、処理システム10は記憶部15を有さなくてもよい。この場合、処理システム10と通信可能に構成された外部装置が記憶部15を有する。
ドア制御部16は、処理システム10に入力された認証情報がユーザ情報(図4参照)に記録されており、かつ、そのユーザの属性が住人である場合、すなわち、住人の認証に成功した場合、建物に人が出入りするためのドア30の動作を制御する動作制御部にドア30を開く制御信号を出力し、ドア30を開かせる。
なお、ドア制御部16は、ユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報が入庫情報(図5、18参照)に記録されていない場合、すなわちその住人宛ての荷物が宅配ボックス20に収容されていない場合、そのユーザ特定情報が入庫情報(図5、18参照)に記録されていないことの確認に応じてドア30を開かせる。
一方、ドア制御部16は、ユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報が入庫情報(図5、18参照)に記録されている場合、すなわちその住人宛ての荷物が宅配ボックス20に収容されている場合、出庫案内情報を出力した後、所定のユーザ入力を受付けたことに応じてドア30を開かせる。所定のユーザ入力の内容は設計的事項であるが、以下一例を説明する。
次に、処理システム10の処理の流れの一例を説明する。処理システム10は、図6に示す処理を実行する。そして、住人の認証に成功した場合(S12の住人)、図21の処理を実行する。
最初に、出庫処理部13は、図6の処理でユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報が受取人情報として入庫情報(図5参照)に記録されているか確認する(S90)。
記録されている場合(S90のYes)、出庫処理部13は、出力装置を介して、宅配ボックス20に荷物が収容されている旨を示す出庫案内情報を出力する(S91)。そして、出庫処理部13は、今取り出すか否かを問い合わせ、その回答の入力を受付ける(S92)。
入力内容が「今取り出す」である場合(S93の今取り出す)、出庫処理部13は、図6の処理でユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報に紐付けられているボックス識別情報及びロック解除パスワードを入庫情報から取得し、取得したボックス識別情報及びロック解除パスワードを含む出庫案内情報を、出力装置を介して出力する(S94)。
そして、出庫案内情報を出力した後、出庫処理部13は、出庫作業の結果の入力を受付ける(S95)。当該例では、ここで入力される出庫作業の結果は、「取り出せた」、「取り出せない」の何れかである。
入力は、タッチパネル、物理ボタン、マイク等のあらゆる入力装置を介して実現される。なお、出庫処理部13は、ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力した後の所定のタイミングから、出庫作業の結果の入力を受付けるまで、所定の通知音(例:ピ、ピ、ピ)を出力し続けてもよい。これにより、出庫作業の結果の入力を促すことができる。
入力された出庫作業の結果が「取り出せた」である場合(S96の取り出せた)、出庫処理部13は、入庫情報(図5参照)を更新する(S97)。具体的には、出庫処理部13は、荷物が取り出されたボックスの使用状況を「空」に変更し、ロック解除パスワード、入庫者情報、受取人情報、入庫日時等をリセットする。
そして、ドア制御部16は、「取り出せた」旨のユーザ入力に応じて、ドア30の動作を制御する動作制御部にドア30を開く制御信号を出力し、ドア30を開かせる(S100)。なお、S97及びS100の処理順は図示する例に限定されない。
一方、出庫作業の結果が「取り出せない」である場合(S96の取り出せない)、出庫処理部13は、入庫情報(図5参照)を更新せず、エラー情報を出力する(S98)。例えば、出庫処理部13は、「管理人に連絡し、ロックを解除してもらって下さい。電話番号は090−××××−××××」等のメッセージを出力してもよい。そして、出庫処理部13は、エラー情報を出力した後、内容を確認した旨のユーザ入力を受付ける(S99)。
ドア制御部16は、エラー情報の内容を確認した旨のユーザ入力に応じて、ドア30の動作を制御する動作制御部にドア30を開く制御信号を出力し、ドア30を開かせる(S100)。
また、図6の処理でユーザ特定情報取得部12により取得されたユーザ特定情報が受取人情報として入庫情報(図5参照)に記録されていない場合(S90のNo)、ドア制御部16は、記録されていないことの確認に応じて、ドア30の動作を制御する動作制御部にドア30を開く制御信号を出力し、ドア30を開かせる(S100)。
また、S32の入力内容が「後で取り出す」である場合(S93の後で取り出す)、ドア制御部16は、「後で取り出す」旨のユーザ入力に応じて、ドア30の動作を制御する動作制御部にドア30を開く制御信号を出力し、ドア30を開かせる(S100)。
ここで、変形例を説明する。上記例では、出庫処理部13は、「今取り出す」旨の入力がなされた後にボックス識別情報を通知しているが、S91の荷物が収容されている旨の通知と共にボックス識別情報を通知してもよい。
また、今取り出すか否かの入力を受付ける処理(S92、S93の処理)を省略し、S90でYesの場合、荷物が収容されている旨と共に、ボックス識別情報及びロック解除パスワードが通知されてもよい。
次に、処理システム10が図17に示す処理を実行した場合の処理の流れの一例を説明する。
この例においては、住人の認証に成功した場合、処理システム10は、S83において、「荷物の預け入れ」、「荷物の取り出し」及び「ドアを開ける」を選択できるメニュー画面を表示し、選択を受付ける。そして、「ドアを開ける」が選択された場合、ドア制御部16は、ドア30の動作を制御する動作制御部にドア30を開く制御信号を出力し、ドア30を開かせる。
一方、「荷物の預け入れ」が選択された場合、入庫処理部11が、例えば、図7又は図13に示す処理を実行する。また、「荷物の取り出し」が選択された場合(S84の取り出し)、入庫処理部11が、例えば、図8に示す処理を実行する。そして、それらの処理が終了した後、再び、処理システム10は、「荷物の預け入れ」、「荷物の取り出し」及び「ドアを開ける」を選択できるメニュー画面を表示し、選択を受付ける。そして、「ドアを開ける」が選択された場合、ドア制御部16は、ドア30の動作を制御する動作制御部にドア30を開く制御信号を出力し、ドア30を開かせる。
なお、宅配業者の認証に成功した場合、及び、管理人の認証に成功した場合の処理は、第4の実施形態と同様である。
処理システム10のその他の構成は、第1乃至第4の実施形態の処理システム10の構成と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システム10によれば、第1乃至第4の実施形態の処理システム10と同様の作用効果が実現される。
また、本実施形態の処理システム10は、ユーザ認証の結果に応じて集合住宅(建物)の出入りに利用されるドア30の開閉を制御し、住人の認証に成功した場合、認証に成功したその住人宛ての荷物が宅配ボックス20に収容されているか否かに応じて、ドア30を開くタイミングを調整することができる。このような処理システム10によれば、適切なタイミングでドア30を開くことができるので、不適切なタイミングでドア30を開き、その集合住宅に関係ない人間かその集合住宅の中に侵入する不都合を抑制することができる。
<変形例>
ここで、すべての実施形態に適用可能な変形例を説明する。第1乃至第5の実施形態では、集合住宅で処理システム10及び宅配ボックス20が利用されることを前提としていた。変形例として、オフィスビルや施設等で処理システム10及び宅配ボックス20が利用されてもよい。この場合、ユーザ特定情報として、そのオフィスビルに入っている会社の会社名や、その会社が有する部署の部署名等を採用してもよい。変形例においても、第1乃至第5の実施形態と同様の作用効果が実現される。
なお、本明細書において、「取得」とは、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータを取りに行くこと(能動的な取得)」、たとえば、他の装置にリクエストまたは問い合わせして受信すること、他の装置や記憶媒体にアクセスして読み出すこと等を含んでもよい。また、「取得」とは、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置に他の装置から出力されるデータを入力すること(受動的な取得)」、たとえば、配信(または、送信、プッシュ通知等)されるデータを受信すること等を含んでもよい。また、「取得」とは、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、及び、「データを編集(テキスト化、データの並び替え、一部データの抽出、ファイル形式の変更等)などして新たなデータを生成し、当該新たなデータを取得すること」を含んでもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
1. 荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、前記ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で前記荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶手段が記憶する入庫情報に記録する入庫処理手段と、
ユーザ入力に基づき、前記ユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得手段と、
取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、取得された前記ユーザ特定情報に紐付けられた前記ボックス識別情報及び前記ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する出庫処理手段と、
を有する処理システム。
2. 前記ユーザ特定情報取得手段は、
認証情報の入力を受付けると、前記認証情報と前記ユーザ特定情報とを紐付けて記録したユーザ情報を参照し、入力された前記認証情報に紐付けられた前記ユーザ特定情報を取得する、1に記載の処理システム。
3. 前記入庫処理手段は、
前記入庫情報に基づき空いている前記ボックスを特定し、特定した前記ボックスの前記ボックス識別情報を含む入庫案内情報を出力し、
前記入庫案内情報を出力した後、入庫作業の結果の入力を受付ける、1又は2に記載の処理システム。
4. 前記入庫処理手段は、
前記入庫作業の結果として、荷物を入庫した前記ボックスを識別する前記ボックス識別情報の入力を受付ける、3に記載の処理システム。
5. 前記入庫処理手段は、
特定した前記ボックスの中から1つを選択し、選択した前記ボックスの前記ボックス識別情報を含む前記入庫案内情報を出力する、3に記載の処理システム。
6. 前記入庫処理手段は、
前記入庫作業の結果として、荷物を入庫した前記ボックスに設定した前記ロック解除パスワードの入力を受付ける、3から5のいずれかに記載の処理システム。
7. 前記入庫処理手段は、
荷物を入庫する前記ボックスに設定する前記ロック解除パスワードを決定し、決定した前記ロック解除パスワードを含む前記入庫案内情報を出力する、3から5のいずれかに記載の処理システム。
8. 前記入庫処理手段は、
前記入庫作業の結果として、前記入庫案内情報で示される前記ボックス識別情報で識別される前記ボックスは使用できない旨の入力を受付けるとともに、前記入庫案内情報で示される前記ボックス識別情報を報告対象として記録する、3から7のいずれかに記載の処理システム。
9. 前記出庫処理手段は、取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、前記ボックス内に荷物が届いている旨を示す前記出庫案内情報を出力し、その後に荷物を出庫する旨の入力を受付けると、前記ロック解除パスワードを含む前記出庫案内情報を出力する、1から8のいずれかに記載の処理システム。
10. 前記出庫処理手段は、前記出庫案内情報を出力した後、荷物を出庫できたか否かを示す出庫作業の結果の入力を受付け、前記出庫作業の結果に基づき、前記入庫情報を更新する、1から9のいずれかに記載の処理システム。
11. 前記ユーザ特定情報取得手段は、
認証情報の入力を受付けると、前記認証情報と前記ユーザ特定情報とを紐付けて記録したユーザ情報を参照し、入力された前記認証情報が前記ユーザ情報に記録されているか確認し、
入力された前記認証情報が前記ユーザ情報に記録されている場合、建物に人が出入りするためのドアを開かせるドア制御手段をさらに有し、
前記ドア制御手段は、
取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されていない場合、取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されていないことの確認に応じて前記ドアを開かせ、
取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、前記出庫案内情報を出力した後、所定のユーザ入力を受付けたことに応じて前記ドアを開かせる、1から10のいずれかに記載の処理システム。
12. 取得された前記ユーザ特定情報が、管理人の前記ユーザ特定情報である場合、前記入庫情報に基づき空いている前記ボックスを特定し、特定した前記ボックスの使用状況を確認する確認依頼を出力する管理人対応手段をさらに有する、1から11のいずれかに記載の処理システム。
13. 取得された前記ユーザ特定情報が、管理人の前記ユーザ特定情報である場合、前記報告対象として記録されている前記ボックス識別情報を出力する管理人対応手段をさらに有する、8に記載の処理システム。
14. コンピュータが、
荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、前記ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で前記荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶手段が記憶する入庫情報に記録し、
ユーザ入力に基づき、前記ユーザ特定情報を取得し、
取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、取得された前記ユーザ特定情報に紐付けられた前記ボックス識別情報及び前記ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する処理方法。
15. コンピュータを、
荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、前記ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で前記荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶手段が記憶する入庫情報に記録する入庫処理手段、
ユーザ入力に基づき、前記ユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得手段、
取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、取得された前記ユーザ特定情報に紐付けられた前記ボックス識別情報及び前記ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する出庫処理手段、
として機能させるプログラム。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 処理システム
11 入庫処理部
12 ユーザ特定情報取得部
13 出庫処理部
14 管理人対応部
15 記憶部
16 ドア制御部
20 宅配ボックス
30 ドア

Claims (15)

  1. 荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、前記ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で前記荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶手段が記憶する入庫情報に記録する入庫処理手段と、
    ユーザ入力に基づき、前記ユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得手段と、
    取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、取得された前記ユーザ特定情報に紐付けられた前記ボックス識別情報及び前記ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する出庫処理手段と、
    を有する処理システム。
  2. 前記ユーザ特定情報取得手段は、
    認証情報の入力を受付けると、前記認証情報と前記ユーザ特定情報とを紐付けて記録したユーザ情報を参照し、入力された前記認証情報に紐付けられた前記ユーザ特定情報を取得する、請求項1に記載の処理システム。
  3. 前記入庫処理手段は、
    前記入庫情報に基づき空いている前記ボックスを特定し、特定した前記ボックスの前記ボックス識別情報を含む入庫案内情報を出力し、
    前記入庫案内情報を出力した後、入庫作業の結果の入力を受付ける、請求項1又は2に記載の処理システム。
  4. 前記入庫処理手段は、
    前記入庫作業の結果として、荷物を入庫した前記ボックスを識別する前記ボックス識別情報の入力を受付ける、請求項3に記載の処理システム。
  5. 前記入庫処理手段は、
    特定した前記ボックスの中から1つを選択し、選択した前記ボックスの前記ボックス識別情報を含む前記入庫案内情報を出力する、請求項3に記載の処理システム。
  6. 前記入庫処理手段は、
    前記入庫作業の結果として、荷物を入庫した前記ボックスに設定した前記ロック解除パスワードの入力を受付ける、請求項3から5のいずれか1項に記載の処理システム。
  7. 前記入庫処理手段は、
    荷物を入庫する前記ボックスに設定する前記ロック解除パスワードを決定し、決定した前記ロック解除パスワードを含む前記入庫案内情報を出力する、請求項3から5のいずれか1項に記載の処理システム。
  8. 前記入庫処理手段は、
    前記入庫作業の結果として、前記入庫案内情報で示される前記ボックス識別情報で識別される前記ボックスは使用できない旨の入力を受付けるとともに、前記入庫案内情報で示される前記ボックス識別情報を報告対象として記録する、請求項3から7のいずれか1項に記載の処理システム。
  9. 前記出庫処理手段は、取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、前記ボックス内に荷物が届いている旨を示す前記出庫案内情報を出力し、その後に荷物を出庫する旨の入力を受付けると、前記ロック解除パスワードを含む前記出庫案内情報を出力する、請求項1から8のいずれか1項に記載の処理システム。
  10. 前記出庫処理手段は、前記出庫案内情報を出力した後、荷物を出庫できたか否かを示す出庫作業の結果の入力を受付け、前記出庫作業の結果に基づき、前記入庫情報を更新する、請求項1から9のいずれか1項に記載の処理システム。
  11. 前記ユーザ特定情報取得手段は、
    認証情報の入力を受付けると、前記認証情報と前記ユーザ特定情報とを紐付けて記録したユーザ情報を参照し、入力された前記認証情報が前記ユーザ情報に記録されているか確認し、
    入力された前記認証情報が前記ユーザ情報に記録されている場合、建物に人が出入りするためのドアを開かせるドア制御手段をさらに有し、
    前記ドア制御手段は、
    取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されていない場合、取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されていないことの確認に応じて前記ドアを開かせ、
    取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、前記出庫案内情報を出力した後、所定のユーザ入力を受付けたことに応じて前記ドアを開かせる、請求項1から10のいずれか1項に記載の処理システム。
  12. 取得された前記ユーザ特定情報が、管理人の前記ユーザ特定情報である場合、前記入庫情報に基づき空いている前記ボックスを特定し、特定した前記ボックスの使用状況を確認する確認依頼を出力する管理人対応手段をさらに有する、請求項1から11のいずれか1項に記載の処理システム。
  13. 取得された前記ユーザ特定情報が、管理人の前記ユーザ特定情報である場合、前記報告対象として記録されている前記ボックス識別情報を出力する管理人対応手段をさらに有する、請求項8に記載の処理システム。
  14. コンピュータが、
    荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、前記ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で前記荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶手段が記憶する入庫情報に記録し、
    ユーザ入力に基づき、前記ユーザ特定情報を取得し、
    取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、取得された前記ユーザ特定情報に紐付けられた前記ボックス識別情報及び前記ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する処理方法。
  15. コンピュータを、
    荷物を入庫したボックスを識別するボックス識別情報、前記ボックスに設定したロック解除パスワード、及び、ユーザ特定情報で前記荷物の受取人を指定した受取人情報を取得し、記憶手段が記憶する入庫情報に記録する入庫処理手段、
    ユーザ入力に基づき、前記ユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得手段、
    取得された前記ユーザ特定情報が前記入庫情報に記録されている場合、取得された前記ユーザ特定情報に紐付けられた前記ボックス識別情報及び前記ロック解除パスワードを含む出庫案内情報を出力する出庫処理手段、
    として機能させるプログラム。
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