JP5404822B2 - 認証システム - Google Patents

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Description

この発明は、例えば集合住宅やビルの出入り口の開閉など、認証を必要とする場所での認証システムに関する。
従来から、電気錠を設けた出入り口において出入りを許可された人を判別するなどの、認証システムとして、特定の電気錠の解錠を許可された利用者の認証用IDを予め認証装置に記憶させ、専用の入力装置を介して認証用IDを記憶したカードIDを読み取らせたとき、それが予め記憶しているIDかどうかを判定するものが知られている。
このようなシステムは、認証用IDを記憶したカードが必要であり、その発行に手間や費用がかかるうえ、利用者がカードを携帯し忘れると認証できないというものである。
これに対し、上記利用者の認証用IDの代わりに、携帯電話などの利用者端末を利用するものも知られている。
具体的には、解錠を許可された利用者の携帯電話番号を、認証用のサーバーに予め登録しておき、利用者が電話によって上記サーバーにアクセスしたとき、アクセスに使用された携帯電話の電話番号を特定して、この電話番号を予め登録されている電話番号と対比して認証するというものである。
このように、利用者の携帯電話番号をIDとして利用すれば、利用者は認証用IDを記録した認証用の専用のカードなどを携帯する必要がないし、カードからIDを読みとる装置を出入り口周辺に個別に設ける必要もなくなる。
特開2009−263892号公報 特開2011−094468号公報
上記した携帯電話を利用した認証システムでは、認証用のサーバーに携帯電話で電話をかけるだけで、利用者が認証され電気錠を解錠することができる。
しかし、認証用サーバーにはどこからでも電話をかけることができるため、予め登録された利用者であれば、どこにいても上記サーバーに電話をかけて電気錠を解錠させることができる。そのため、登録された利用者は、電気錠を設けた出入り口付近にいなくても、いたずらに何度でも電気錠を解錠させてしまうことができる。これでは、登録利用者以外の者が出入りすることも可能になる。
また、予め登録された正規の利用者以外の不正利用者でも、認証用のサーバーの電話番号を知っていれば、そこに電話をかけることができる。もちろん、不正利用者が自分の携帯電話で認証用のサーバーへ電話をかけても認証されないので、例えば電気錠が解錠されるようなことはない。
しかし、不正利用者がいたずらに上記電話番号に電話をかけ続ければ、認証用のサーバーにアクセスするための電話回線が利用中になって、正規の利用者が認証用のサーバーに電話をかけられないという問題もあった。
しかも、上記利用者の認証は利用者端末の電話番号と登録された番号との一致のみを条件としているので、不正利用者の成りすましに対する安全性も低い。
この発明は、電話番号などの利用者端末のIDを利用し、利用者の利便性を高めながら、いたずらや成りすましがしにくく、セキュリティ性も高めた認証システムを提供することである。
第1の発明は、データ処理部と、このデータ処理部に連係するとともに、データ処理部にアクセスするための複数の電話番号あるいはメールアドレスからなるアクセスID群を記憶した記憶部と、上記データ処理部から送信されたアクセスIDを出力するアクセスID出力手段と、上記アクセスID出力手段と一体もしくは近接させて設けた電気的開閉機構と、上記データ処理部と接続され、上記電気的開閉機構を制御するための制御部とを備えた認証システムである。
そして、上記データ処理部は、特定のアクセスIDを要求する要求信号が入力されたことを条件にして、上記アクセスID群の中から任意のアクセスIDを特定して上記アクセスID出力手段に送信する機能と、上記特定のアクセスIDと上記アクセスID出力手段とを対応付けて上記記憶部に記憶させる機能と、特定の利用者端末から上記アクセスID群の中の一つのアクセスIDを用いて当該データ処理部へ通信があったとき、その通信があった利用者端末IDを取得し、上記一つのアクセスIDが上記選択されたアクセスIDであって、かつ上記取得した利用者端末IDが予め登録された利用者端末IDである登録端末IDか否かを判定する機能と、その判定結果を出力する機能と、上記選択された一つのアクセスIDを上記アクセスID出力手段に対して出力した後、予め設定されたタイミングで、上記記憶部が記憶している上記アクセスID出力手段と上記特定のアクセスIDとの対応関係を解消する機能とを備え、上記制御部は上記データ処理部の判定結果に基づいて上記電気的開閉機構を制御する機能を備えたことを特徴とする。
なお、上記データ処理部が、アクセスID群から任意のアクセスIDを特定する手順は、どのようなものでもかまわない。例えば、ランダムに一つのアクセスIDを選択したり、予め決められた手順に従って一つのアクセスIDを特定したりすることができる。
また、アクセスIDの出力は要求信号の入力が条件となるが、アクセスIDの特定は上記要求信号が入力されたときに限らない。例えば一定時間ごとに新たなアクセスIDを特定し、要求信号が入力されたとき、その時点で特定されているアクセスIDを出力するようにしてもよい。
第2の発明は、データ処理部と、このデータ処理部に連係するとともに、データ処理部にアクセスするための複数の電話番号あるいはメールアドレスからなるアクセスID群を記憶した記憶部と、上記データ処理部に接続され、上記データ処理部から送信されたアクセスIDを出力する一または複数のアクセスID出力手段と、一または複数のコンテンツを記憶したコンテンツ記憶部を備えたコンテンツサーバーと、上記データ処理部に接続され、上記コンテンツサーバーを制御するための制御部とを備え、上記記憶部が上記アクセスID出力手段を識別する出力手段IDを記憶している。
そして上記データ処理部は、特定のアクセスIDを要求する要求信号が入力されたことを条件にして、上記アクセスID群の中から任意のアクセスIDを選択して特定のアクセスID出力手段に送信する機能と、上記特定のアクセスIDと上記アクセスID出力手段とを対応付けて上記記憶部に記憶させる機能と、特定の利用者端末から上記アクセスID群の中の一つのアクセスIDを用いて当該データ処理部へ通信があったとき、その通信があった利用者端末IDを取得し、上記一つのアクセスIDが上記選択されたアクセスIDであって、かつ上記取得した利用者端末IDが予め登録された利用者端末IDである登録端末IDと一致するか否かを判定する機能と、上記利用者端末IDと登録端末IDとが一致すると判定したとき、この判定結果とともに上記利用者端末IDあるいは利用者端末IDに対応した出力手段IDのいずれか一方もしくは双方を上記制御部に出力する機能と、上記選択された一つのアクセスIDを上記アクセスID出力手段に対して出力した後、予め設定されたタイミングで、上記記憶部が記憶している上記アクセスID出力手段と上記特定のアクセスIDとの対応関係を解消する機能とを備え、上記制御部は、上記判定結果に基づいて、上記コンテンツサーバーを動作させるための制御信号とともに、上記利用者端末IDあるいは利用者端末IDに対応した出力手段IDのいずれか一方もしくは双方を上記コンテンツサーバーに出力する機能を備え、上記コンテンツサーバーは、上記データ処理部から出力された出力手段ID及び利用者端末IDのいずれか一方あるいは双方に基づいて上記コンテンツ記憶部からコンテンツを選択し、この選択したコンテンツを出力する機能を備えたことを特徴とする。
第1の発明では、利用者の認証を、利用者端末の利用者端末IDと登録端末IDとの一致だけでなく、利用者が通信に用いたアクセスIDとアクセスID出力手段に出力した特定のアクセスIDが一致し、かつ利用者端末IDと登録端末IDとが一致したことを条件にしているため、利用者端末IDだけを用いる場合よりもセキュリティ性が高くなる。
しかも、利用者端末の利用者端末IDに対応付けるアクセスIDは、アクセスIDの要求があるたびに新たに出力されるもので、その有効性には期限がある。
つまり、認証を求める利用者がデータ処理部と通信する際には、アクセスID出力手段に出力されたアクセスIDを有効期間内に使用しなければならず、登録された利用者であっても、一度知り得たアクセスIDを用いて何度も認証を求めることはできない。
このように、認証に用いられるキーのうちアクセスIDが毎回変わるので、さらにセキュリティ性が上がることになる。
また、上記データ処理部に通信するための有効なアクセスIDが固定的なものではないため、不正利用者がいたずらにアクセスを集中させ、正規の利用者の邪魔をすることもできない。
そのうえで、電気的開閉機構を制御できるが、この電気的開閉機構と一体的あるいは近傍にアクセスID出力手段を設けている。そのため、データ処理部にアクセスするためには、利用者が電気的開閉機構の近傍にいなければならない。つまり、電気的開閉機構を設けた出入り口などから離れた場所で電気的開閉機構だけを開閉させることができなくなる。
従って、電気的開閉機構を設けた出入り口などを、登録されていない利用者が不正に出入りすることを確実に防止できるし、登録利用者がいたずらに電気的開閉機器を開閉させることも防止できる。
の発明によれば、上記第1の発明と同様にして認証された利用者に対してコンテンツを提供することができる。特に、コンテンツサーバーは、出力手段IDに基づいてアクセスID出力手段の設置場所に関連したコンテンツを提供したり、利用者端末IDに基づいて特定の利用者のためのコンテンツを提供したりすることもできる。
図1は第1実施形態の認証システムのブロック図である。 図2は第1実施形態の登録端末IDとアクセスID要求手段とを対応付け、記憶手段が予め記憶しているデータの一例である。 図3は図2示すデータに、データ処理部が選択したアクセスIDを対応付けたデータの一例である。 図4は第2実施形態の認証システムのブロック図である。 図5は第2実施形態の記憶部が記憶するデータの一例である。 図6は図5に示すデータに、データ処理部が選択したアクセスIDを対応付けたデータの一例である。 図7は第3実施形態の認証システムのブロック図である。 図8は第3実施形態のボックス制御装置が記憶するデータの一例である。
図1〜図3に示す第1実施形態は、この発明の認証システムを利用し、ドア1に設けられた電気錠2を制御するものである。そして、上記電気錠2が、この発明の制御対象である電気的開閉手段である。
図1に示すように、このシステムは、センターサーバー3を備え、このセンターサーバー3には、上記電気錠2を制御する制御部4と、この制御部4に接続したデータ処理部5と、記憶部6とを備えている。上記センターサーバー3は、例えば、この実施形態の認証システムの管理者側など、上記ドア1とは別の場所に設置されている。
一方、上記ドア1の近傍には、この発明のアクセスID要求信号を出力するID要求ボタン7及びアクセスID出力手段であるID表示ディスプレイ8を設けている。これらID要求ボタン7及びID表示ディスプレイ8は、上記センターサーバー3のデータ処理部5に接続されている。
また、この第1実施形態において上記ID要求ボタン7とID表示ディスプレイ8とは、それぞれ電気錠2に1対1に対応付けられ、その対応関係は予めセンターサーバー3の記憶部6に登録されているものとする。従って、これらID要求ボタン7、ID表示ディスプレイ8、電気錠2のいずれからも、三者の対応関係が特定できる。
そして、この認証システムは、予め登録された利用者が自分の利用者端末9を用いて上記データ処理部5に通信したとき、データ処理部5がこの利用者端末9の利用者端末IDに基づいて利用者の認証を行ない、上記制御部4が、その認証結果に基づいて上記電気錠2を解錠するものである。
以下に、この第1実施形態の認証システムについて詳細に説明する。
上記センターサーバー3の記憶部6は、センターサーバー3のデータ処理部5にアクセス可能なアクセスID群を記憶している。
なお、上記アクセスIDとは、利用者が利用する携帯電話機などの利用者端末9がセンターサーバー3と通信する際に必要なIDのことで、電話番号やメールアドレスなどである。この第1実施形態では、利用者端末9が携帯電話機であり、上記アクセスIDはデータ処理部5の電話番号である。
但し、利用者端末9は携帯電話機に限らず、メール機能を備えた携帯端末などでもよい。そして、利用者端末9から上記データ処理部5への通信が電子メールによって行われる場合には、上記データ処理部5のメールアドレスがこの発明のアクセスIDとなる。
また、上記記憶部6は、上記電気錠2の解錠を許可された利用者が使用する利用者端末9の利用者端末IDである電話番号を登録端末IDとし、この登録端末IDと解錠許可される電気錠2の近傍に設置されたID要求ボタン7のボタン番号とを対応付けて記憶している。
なお、上記したように、上記記憶部6は、上記ID要求ボタン7とID表示ディスプレイ8との対応関係のほか、これらID要求ボタン7及びID表示ディスプレイ8と制御対象である電気錠2との対応関係も予め記憶している。そこで、図2に示すように登録端末IDとID要求ボタン7とを対応付ける代わりに、上記記憶部6において、上記登録端末IDとID表示ディスプレイ8あるいは電気錠2とを対応付けてもよい。
また、上記記憶部6に記憶する上記ボタン番号と登録端末IDとの対応は、1対1対応に限らず、一つのボタン番号に複数の登録端末IDを対応付けておくこともできる。つまり、一つのドア1の出入りを複数の利用者に許可することができるということである。例えば、記憶部6は図2に示すように、ID要求ボタン7のボタン番号であるa1,a2,a3,・・・に、これらID要求ボタン7に対応した電気錠2の解錠を許可された利用者の登録端末IDであるy1,y2,y3,・・・を対応付けて記憶しているが、ここでは、一つのボタン番号であるa1に二つの登録端末IDであるy1,y2を対応付けている。
また、図1では、上記センターサーバー3の制御部4には、一つの電気錠2のみを接続しているが、制御部4が制御する電気錠2の数はいくつでもよい。この第1実施形態でも、センターサーバー3には、図示しない複数の電気錠2と各電気錠2に対向付けたID要求ボタン7及びID表示ディスプレイ8を接続しているものとする。
さらに、特定の利用者が、異なる複数のドア1の電気錠2を解錠できるようにする場合には、上記記憶部6には、一つの登録端末IDに複数のボタン番号を対応付けて記憶させておくようにする。
上記ID要求ボタン7は、それが押されたとき、データ処理部5に対し、アクセスID要求信号を送信する機能を備えている。
また、上記ID表示ディスプレイ8は、上記アクセスID要求信号に応じて上記データ処理部5から送信されたアクセスIDを表示する機能を備えている。
次に、特定の利用者の認証に基づいて電気錠2が制御される手順を、上記データ処理部5の機能を中心に説明する。
まず、利用者がドア1の近傍においてID要求ボタン7を押すと、ID要求ボタン7からアクセスID要求信号が上記データ処理部5に送信される。データ処理部5は、アクセスID要求信号が入力されたら、それをトリガーとして、上記記憶部6が記憶しているアクセスID群からランダムに一つのアクセスID、例えばアクセスIDであるs1を選択する。
データ処理部5は、上記選択した特定のアクセスIDであるs1を上記ID要求ボタン7に対応したID表示ディスプレイ8に対して送信し、ID表示ディスプレイ8は受信したアクセスIDであるs1を表示させる。
さらに、上記データ処理部5は、上記特定のアクセスIDであるs1を、上記ID要求ボタン7に対応付けるとともに、このID要求ボタン7に対応付けられた登録端末IDと、上記ID要求ボタン7、アクセスIDであるs1との三者の対応関係を上記記憶部6に記憶させる。
上記ID要求ボタン7がボタン番号a1の場合には、図3に示すように、登録端末IDを対応付けられたID要求ボタン7のボタン番号a1にアクセスIDであるs1を対応付けたテーブルが記憶される。ここで、ID要求ボタン7のボタン番号a1には、二つの登録端末IDであるy1,y2が対応付けられている。図3のテーブルでは、ボタン番号a1に対応するデータが一列に記載されているが、上記記憶部6は、ボタン番号a1、登録端末IDであるy1、アクセスIDであるs1の三者の対応関係と、ボタン番号a1、登録端末IDであるy2、アクセスIDであるs1の三者の対応関係とを記憶することになる。
一方、先にID要求ボタン7を押した利用者は、上記ID表示ディスプレイ8に表示された上記特定のアクセスIDであるs1に利用者端末9を使用して電話をかける。
なお、ここで、上記利用者端末9の電話番号である利用者端末IDはy1であり、このIDは登録端末IDとして上記記憶部6に記憶されているものとする。
このように上記利用者端末9からアクセスIDであるs1に電話がかかると、データ処理部5は、かけてきた利用者端末9の利用者端末IDであるy1を特定するとともに、上記アクセスIDであるs1と利用者端末IDであるy1との対応が、上記記憶部6に登録されている選択されたアクセスIDと登録端末IDとの対応関係と一致するか否かを判定する。
具体的には、図3に示すテーブルに、登録端末IDであるy1に上記特定のアクセスIDであるs1が対応付けられたデータがあるか否かを判定することになる。
データ処理部5は、上記対応関係が一致したと判定した場合、判定結果として、上記IDに対応したボタン番号a1に対応した電気錠2を解錠制御させるための指令信号を制御部4に対して出力する。
このように、図3のテーブルに、登録端末IDであるy1に特定のアクセスIDであるs1が対応付けられたデータがあるということは、利用者がデータ処理部5に通信する際に用いたアクセスIDが上記特定のアクセスIDであるs1であり、かつ通信に用いられた利用者端末IDが登録端末IDであるということである。つまり、利用者を認証することになる。
そして、上記制御部4はデータ処理部5から入力された指令信号に基づいて、電気錠2を解錠制御する。
また、上記データ処理部5は、上記対応関係の判定後、上記アクセスIDであるs1を対応付けたデータを上記記憶部6から削除する。つまり、この第1実施形態では、利用者端末IDと上記アクセスIDとの対応関係を判定した時点が、この発明における上記選択された一つのアクセスIDとアクセス要求手段あるいはアクセス出力手段との対応関係を解消する予め設定されたタイミングであり、その後、この選択された一つのアクセスIDを使用しても認証されることはなくなる。これにより、一度取得したアクセスIDを何度も使用することはできなくなる。
但し、上記対応関係を解消するタイミングは上記判定時点に限らない。
例えば、データ処理部5が上記選択した一つのアクセスIDをID表示ディスプレイ8などのアクセスID出力手段に送信後、一定の時間が経過した時点で上記対応関係を解消するようにしてもよい。このようにすれば、利用者がアクセスIDを要求しておきながら、利用者端末9を用いた通信をしない場合にも、いつまでも上記選択された一つのアクセスIDが有効に機能することがないようにできる。
このように、上記第1実施形態の認証システムでは、利用者がセンターサーバー3のデータ処理部5にアクセスするためのアクセスIDを毎回変更することによって、認証の精度を上げてセキュリティ性を高くすることができる。
特に、上記IDボタン7及びID表示ディスプレイ8をドア1の近傍に設けているので、ドア1から離れた場所から、電気錠2をいたずらに施解錠することも防止できる。
なお、上記第1実施形態では、アクセスID要求手段であるID要求ボタン7とアクセスID出力手段であるID表示ディスプレイ8とを個別に設けているが、これらを一体化してもよい。例えば、アクセスID要求手段とアクセスID出力手段とを兼ねるタッチパネルモニターなどの装置を用いることもできる。
また、この第1実施形態では上記電気錠2がこの発明の電気的開閉機構を構成しているが、電気錠2の代わりに自動ドアを電気的開閉機構として上記制御部4で制御することもできる。
さらに、上記第1実施形態のように、携帯電話機をドアの鍵として利用する場合には、携帯電話機能を停止するだけで、鍵としての機能を停止させることができる。例えば、携帯電話を落としてしまった場合にも、電話機能を停止させれば、それを拾った者が不正使用することができない。ドアに設けた錠を直接開錠する鍵を紛失した場合には、それが不正使用されることがないようにするためには、ドアの錠とともにすべての鍵を交換しなければならないが、上記第1実施形態のシステムでは、その必要がない。
図4〜6に示す第2実施形態は、制御対象がコンテンツサーバー10である認証システムである。
このコンテンツサーバー10は、コンテンツデータ処理部11とコンテンツ記憶部12とを備えたサーバーで、センターサーバー3の制御部4の指令信号に基づいて、上記コンテンツ記憶部12から選択したコンテンツをディスプレイ13に表示させる機能を有する。
そして、この第2実施形態のシステムは、予め登録された利用者に対して特定のディスプレイ13を介してコンテンツを提供するものである。
なお、上記第1実施形態と同じ構成要素には、図1と同じ符号を用いている。
この第2実施形態のシステムも、センターサーバー3が、データ処理部5、制御部4及び記憶部6を備えるとともに、データ処理部5には、アクセスID要求手段であるID要求ボタン7とディスプレイ13とを接続している。そして、上記センターサーバー3の各構成要素及びID要求ボタン7は、上記第1実施形態と同様に機能するため、個々の詳細な説明は省略する。
但し、上記ディスプレイ13は、上記コンテンツサーバー10から送信されるコンテンツを表示する機能とともに、この発明のアクセスID出力手段としての機能も兼ね備え、対応するID要求ボタン7の近傍に設けるとともに、その対応関係を上記記憶部6に記憶させている。
また、図4には、上記ID要求ボタン7及びディスプレイ13を1台ずつしか表示していないが、図示しない複数のID要求ボタン7及びディスプレイ13を設けているものとする。
そして、上記記憶部6には、上記第1実施形態と同様に、アクセスID群を記憶するとともに、各要求ボタン7を識別する要求手段IDであるボタン番号と、各ボタン番号とディスプレイ13との対応関係も記憶している。
さらに、上記記憶部6には、予め登録された利用者端末9の電話番号などからなる登録端末IDを、上記ディスプレイ番号に対応付けて記憶している(図5参照)。
このように、第2実施形態ではアクセスID出力手段であるディスプレイ13のディスプレイ番号に上記登録端末IDを対応付けているが、上記第1実施形態のようにID要求ボタン7に登録端末IDを対応付けるようにしてもよい。
この第2実施形態の上記データ処理部5は、第1実施形態のデータ処理部5と同様に機能して利用者を認証する。そして、その判定結果に基づいてコンテンツサーバー10を制御して特定のディスプレイ13にコンテンツを送信するが、その手順を以下に説明する。
まず、特定のディスプレイ13にコンテンツを表示させたい利用者が、このディスプレイ13に隣接して設けられたID要求ボタン7を押すと、アクセスID要求信号がデータ処理部5へ送信される。
上記データ処理部5は、上記アクセスID要求信号の入力をトリガーとして上記記憶部6が記憶しているアクセスID群からランダムに一つのアクセスIDを特定し、それをアクセスID出力手段である上記ディスプレイ13に対して送信する。ディスプレイ13は受信した上記特定のアクセスID、例えば、アクセスIDであるs1を表示させる。
なお、上記データ処理部5は、上記アクセス要求信号が入力されたとき、このアクセスID要求信号の発信元であるID要求ボタン7がどれなのかを特定する機能を備え、この特定したID要求ボタン7に対応するディスプレイ13に対して上記選択されたアクセスIDを送信するようにしている。
また、データ処理部5は、上記ディスプレイ13に対して送信した上記特定のアクセスIDを、対応するディスプレイ番号、例えばb1と、登録端末ID例えばy1とに対応付けた、図6に示すデータを記憶部6に記憶させる。
一方、先にID要求ボタン7を押した利用者は、上記ID表示ディスプレイ13に表示された上記特定のアクセスIDであるs1に利用者端末9を使用してセンターサーバー3へ電話をかける。
なお、ここで、上記利用者端末9の電話番号である利用者端末IDをy1とし、この利用者端末IDは登録端末IDとして上記記憶部6に登録されているものとする。
このように上記利用者端末9からアクセスIDであるs1に電話がかかると、データ処理部5は、かけてきた利用者端末9の利用者端末IDであるy1を特定するとともに、上記アクセスIDであるs1と利用者端末IDであるy1との対応が、上記記憶部6に登録されている選択されたアクセスIDと登録端末IDとの対応関係と一致するか否かを判定する。
上記判定手順は、上記第1実施形態と同じであり、データ処理部5は、上記対応関係が一致したと判定した場合、すなわち利用者がデータ処理部5に通信する際に用いたアクセスIDが上記特定のアクセスIDであり、かつ通信に用いられた利用者端末IDが登録端末IDである場合、上記アクセスIDに対応したディスプレイ番号b1に、コンテンツを表示させるための指令信号とともに、上記ディスプレイ番号b1を制御部4に対して出力する。
そして、上記制御部4はデータ処理部5から入力された指令信号に基づいた制御信号をコンテンツサーバー10のコンテンツデータ処理部11に対して出力する。この制御信号には、上記ディスプレイ13を特定するディスプレイ番号b1が含まれている。
この制御信号を受信したコンテンツサーバー10のコンテンツデータ処理部11は、入力されたディスプレイ番号b1で特定されるディスプレイ13に対してコンテンツを送信する。このとき、コンテンツデータ処理部11は、上記特定のディスプレイ13の設置場所に対応したコンテンツをコンテンツ記憶部12から選択して送信することができる。但し、このようにディスプレイ13の設置場所に応じたコンテンツを送信する場合には、コンテンツサーバー10のコンテンツ記憶部12が、各ディスプレイ13の設置場所に対応づけたコンテンツを記憶しておく必要がある。
また、上記データ処理部5が利用者の認証を行なった後、上記制御信号とともに利用者の登録端末IDを、上記制御部4を介してコンテンツサーバー10に対して出力するようにしてもよい。コンテンツサーバー10に、予め登録端末IDに対応付けて登録利用者の属性情報を記憶させておけば、コンテンツデータ処理部11は上記登録利用者の属性情報に応じたコンテンツを選択して送信することもできる。
さらに、上記コンテンツサーバー10に対し、上記ディスプレイ番号及び登録端末IDの双方を送信し、コンテンツデータ処理部11が、上記ディスプレイ番号及び登録端末IDの双方に応じたコンテンツを選択して出力するようにすることもできる。
このように、第2実施形態のシステムでは、上記ディスプレイ13の設置場所や利用者に応じたコンテンツを提供することができる。
さらにまた、上記データ処理部5は、上記選択された一つのアクセスIDであるs1を上記ディスプレイ13に対して送信した後、いずれかの設定タイミングにおいて、上記アクセスIDであるs1を対応付けたデータを上記記憶部6から削除する。
これにより、この第2実施形態においても、一度取得したアクセスIDを何度も使用することはできなくなり、認証の精度を高くすることができる。
なお、上記第2実施形態では、コンテンツを表示するディスプレイ13が、この発明のアクセスID出力手段を兼ねているが、ディスプレイ13とは別のアクセスID出力手段を設けてもよい。
また、上記ディスプレイ13上に、アクセスID要求信号を発信するためのボタンなどを表示させて、このディスプレイ13がアクセスID要求手段及びアクセスID出力手段を兼ねるようにしてもよい。
さらに、上記コンテンツを表示させるディスプレイ13とは別に、アクセスID要求手段とアクセスID出力手段とを兼ねるタッチパネルモニターなどの装置を用いるようにしてもよい。
上記第1、第2実施形態では、一つのセンターサーバー3が、データ処理部5、記憶部6及び制御部4を備えているが、上記データ処理部5、記憶部6及び制御部4はそれぞれ個別の装置であってもよいし、これらを、通信手段を介して接続してもかまわない。
図7に示す第3実施形態は、マンションなどの集合住宅の出入り口に設置し、配達された荷物を一時的に預ける宅配ボックス14の解錠のために認証を行なうシステムである。
なお、この第3実施形態において、上記第1実施形態と同じ構成要素には図1と同じ符号を用い、その詳細な説明は省略するものとする。
上記宅配ボックス14は、複数のユニットに仕切られており、各ユニットには扉と電気錠が設けられている。これら電気錠の施解錠を制御するボックス制御装置15を宅配ボックス14に接続している。
そして、この第3実施形態も、データ処理部5、記憶部6及び制御部4を備えたセンターサーバー3が利用者の認証を行なうシステムであるが、その判定結果に基づいた制御部4からの制御信号によって制御される制御対象は、上記ボックス制御装置15及び上記電気錠である。
上記宅配ボックス14には、上記ボックス制御装置15に接続したモニター16を設けている。
このモニター16は、上記ボックス制御装置15のデータ入出力手段の機能を備えたタッチパネルモニターで、このモニター16を介して上記ボックス制御装置15に必要な情報を入力することができるようにしている。
そして、上記ボックス制御装置15は、宅配ボックス14の各ユニットの電気錠を施解錠する機能のほか、上記モニター16を介して入力されるデータを記憶する機能を備えている。
また、上記モニター16は、アクセスID要求手段及びアクセスID出力手段を兼ねるモニターで、上記ボックス制御装置15を介して上記データ処理部5にも接続されている。従って、上記モニター16に表示されたアクセスID要求ボタンにタッチすると、アクセスID要求信号がデータ処理部5へ入力され、データ処理部5から出力される特定のアクセスIDがこのモニター16に表示されることになる。
以下に、この第3実施形態のシステムで、宅配ボックス14を利用する手順を説明する。
ここでは、101室の住人あての荷物を、ユニット番号c1の宅配ボックスユニットに入れる場合を例に説明する。
配達業者は、荷物を配達してきたら、ユニット番号c1に荷物を入れるとともに、モニター16を介して、ユニット番号c1と部屋番号101との対応関係を入力する。このデータは、図8に示すテーブルとしてボックス制御装置15に記憶される。
データ入力が終わった配達業者は、宅配ボックスに荷物を入れた旨を記載した伝票を、101室の郵便受けに入れる。あるいは、101室の住人へ、電話や電子メールによって荷物を配達したことを知らせる。以上で、配達業者の作業は終わる。
帰宅した、101室の住人であるこの発明の利用者は、上記モニター16を用いてアクセスID要求信号をセンターサーバー3のデータ処理部5に対して送信する。
データ処理部5は、上記他の実施形態と同様にして、記憶部が記憶しているアクセスID群から一つのアクセスIDを特定してモニター16へ表示させるとともに、この特定のアクセスIDをモニター16あるいはボックス制御装置15に対応付けて記憶する。
利用者は、自分の利用者端末9を用いてモニター16に記憶された特定のアクセスIDである電話番号でセンターサーバー3へ電話をかける。
なお、上記利用者の利用者端末IDは、登録端末IDとして上記モニター16に対応付けて予め上記記憶部6に登録されているものとする。但し、この第3実施形態において、上記モニター16はボックス制御装置15と対応しているので、上記登録端末IDをボックス制御装置15と対応付けて登録することもできる。
このように上記利用者端末9から電話がかかると、データ処理部5はかけてきた利用者端末9の利用者端末IDを特定するとともに、この通信に利用されたアクセスIDが先に上記モニター16に対応付けて記憶部6に記憶させた特定のアクセスIDであり、かつ上記利用者端末IDが上記モニター16に対応付けられた登録端末IDと一致するか否かを判定する。この判定手順は、上記第1実施形態と同様であり、データ処理部5は、上記アクセスIDと利用者端末IDとの対応関係が、上記特定のアクセスIDと登録端末IDと一致した場合、上記制御部4に判定結果を出力する。
但し、上記データ制御部5は、上記電話をかけてきた利用者端末9の利用者端末IDを認証したという判定結果だけでなく、この利用者端末IDの利用者の部屋番号や、上記登録端末IDに対応するモニター16の特定情報も制御部4へ出力する。
なお、上記記憶部に、上記モニター16に対応付けて利用者端末の端末IDを登録端末IDとして登録する際に、その利用者の部屋番号も対応付けて記憶させておくものとする。
そこで、上記制御部4は、ボックス制御装置15に、上記データ処理部5から入力された部屋番号に対応するユニットを解錠させるため、部屋番号を指定した解錠指令を送信する。
上記解錠信号を受信したボックス制御装置15は、上記配達業者によって登録された図8に示すテーブルから、上記解錠信号で指定された部屋番号に対応するユニット番号を特定し、そのユニットを解錠する。これで、利用者は自分あての荷物を受け取ることができる。
なお、上記センターサーバー3のデータ記憶部5は、認証条件が満たされたことを判定したら、所定時間経過後、例えば制御部4への判定結果の出力後に、上記特定のアクセスIDと登録端末IDとの対応関係を解消する。
また、上記ボックス制御装置16も、特定のユニットの解錠を行なったら、そのユニット番号と部屋番号との対応データを削除するようにする。
この第3実施形態の認証システムも、宅配ボックス14の各ユニットを解除するためのカードなどを必要とせず、利用者端末9を利用して認証を行なうことができる。しかも、データ処理部5に通信するためのアクセスIDがその都度変更されるので、いたずらされ難くいうえ、特定のアクセスIDが認証キーとして利用されるので、その分セキュリティ性も上がる。
なお、上記記憶部に登録する登録端末IDを同一家族でも個別に登録すれば、個人あての荷物の受け私ができ、家族間で秘密を維持することもできる。
この第3実施形態では、配達業者が宅配ボックス14に荷物を入れたときにそのユニット番号を指定したデータを、宅配ボックス14側に設けたボックス制御装置15に登録するようにしているが、このデータをセンターサーバー3の記憶部6で記憶するようにしてもよいし、上記記憶部をセンターサーバー3外に設けてもよい。
また、上記宅配ボックス14を制御するシステムは、例えば、コインロッカーの管理システムや、ホテルの貸室管理システム、集合住宅のゲストルームの管理などに適用することができる。
そして、上記認証システムを利用して開閉するドアを設けた部屋の出入りを一時的に禁止したいときには、データ処理部5が特定のアクセスIDをアクセスID出力手段へ出力する処理を一定期間停止すればよい。データ処理部5は、アクセスID要求信号が入力されたとしても、特定のアクセスIDを出力しないようにするだけで、その間ドアなどを簡単に締め切ることができる。
上記第1〜第3実施形態は、利用者を認証した判定結果を制御部4に対して出力し、その結果に応じて特定の制御対象を制御する認証システムであるが、上記センターサーバー3の制御部4の機能をデータ処理部5が備え、データ処理部5が判定結果に応じた制御信号を制御対象に対して直接出力するようにしてもよい。
さらに、この発明の認証システムを利用して制御する制御対象は、上記実施形態に限られるものではない
また、上記データ処理部5が判定結果を出力する出力先は、制御部4や制御対象に限らず、どこでもよい。例えば、ディスプレイやプリンタへ出力し、データ処理部5の判定結果を表示させたりプリントしたりするだけで、特定の制御対象を制御しないシステムも、この発明の認証システムに含まれる。
この発明の認証システムは、認証が必要な様々な場面で利用可能である。
2 電気錠
3 センターサーバー
4 制御部
5 データ処理部
6 記憶部
7 ID要求ボタン
8 ID表示ディスプレイ
9 利用者端末
10 コンテンツサーバー
11 コンテンツデータ処理部
12 コンテンツ記憶部
13 ディスプレイ
15 ボックス制御装置
16 モニター

Claims (2)

  1. データ処理部と、このデータ処理部に連係するとともに、データ処理部にアクセスするための複数の電話番号あるいはメールアドレスからなるアクセスID群を記憶した記憶部と、上記データ処理部から送信されたアクセスIDを出力するアクセスID出力手段と、上記アクセスID出力手段と一体もしくは近接させて設けた電気的開閉機構と、上記データ処理部と接続され、上記電気的開閉機構を制御するための制御部とを備え、
    上記データ処理部は、特定のアクセスIDを要求する要求信号が入力されたことを条件にして、上記アクセスID群の中から任意のアクセスIDを選択して上記アクセスID出力手段に送信する機能と、上記特定のアクセスIDと上記アクセスID出力手段とを対応付けて上記記憶部に記憶させる機能と、特定の利用者端末から上記アクセスID群の中の一つのアクセスIDを用いて当該データ処理部へ通信があったとき、その通信があった利用者端末IDを取得し、上記一つのアクセスIDが上記選択されたアクセスIDであって、かつ上記取得した利用者端末IDが予め登録された利用者端末IDである登録端末IDか否かを判定する機能と、その判定結果を出力する機能と、上記選択された一つのアクセスIDを上記アクセスID出力手段に対して出力した後、予め設定されたタイミングで、上記記憶部が記憶している上記アクセスID出力手段と上記特定のアクセスIDとの対応関係を解消する機能とを備え
    上記制御部は上記データ処理部の判定結果に基づいて上記電気的開閉機構を制御する機能を備えた認証システム。
  2. データ処理部と、このデータ処理部に連係するとともに、データ処理部にアクセスするための複数の電話番号あるいはメールアドレスからなるアクセスID群を記憶した記憶部と、上記データ処理部に接続され、上記データ処理部から送信されたアクセスIDを出力する一または複数のアクセスID出力手段と、一または複数のコンテンツを記憶したコンテンツ記憶部を備えたコンテンツサーバーと、上記データ処理部に接続され、上記コンテンツサーバーを制御するための制御部とを備え、
    上記記憶部は、上記アクセスID出力手段を識別する出力手段IDを記憶し、
    上記データ処理部は、特定のアクセスIDを要求する要求信号が入力されたことを条件にして、上記アクセスID群の中から任意のアクセスIDを選択して特定のアクセスID出力手段に送信する機能と、上記特定のアクセスIDと上記アクセスID出力手段とを対応付けて上記記憶部に記憶させる機能と、特定の利用者端末から上記アクセスID群の中の一つのアクセスIDを用いて当該データ処理部へ通信があったとき、その通信があった利用者端末IDを取得し、上記一つのアクセスIDが上記選択されたアクセスIDであって、かつ上記取得した利用者端末IDが予め登録された利用者端末IDである登録端末IDと一致するか否かを判定する機能と、上記利用者端末IDと登録端末IDとが一致すると判定したとき、この判定結果とともに上記利用者端末IDあるいは利用者端末IDに対応した出力手段IDのいずれか一方もしくは双方を上記制御部に出力する機能と、上記選択された一つのアクセスIDを上記アクセスID出力手段に対して出力した後、予め設定されたタイミングで、上記記憶部が記憶している上記アクセスID出力手段と上記特定のアクセスIDとの対応関係を解消する機能とを備え、
    上記制御部は、上記判定結果に基づいて、上記コンテンツサーバーを動作させるための制御信号とともに、上記利用者端末IDあるいは利用者端末IDに対応した出力手段IDのいずれか一方もしくは双方を上記コンテンツサーバーに出力する機能を備え、
    上記コンテンツサーバーは、上記データ処理部から出力された出力手段ID及び利用者端末IDのいずれか一方あるいは双方に基づいて上記コンテンツ記憶部からコンテンツを選択し、この選択したコンテンツを出力する機能を備えた認証システム。
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