JP2021063480A - 推定装置、推定方法及び、推定プログラム - Google Patents

推定装置、推定方法及び、推定プログラム Download PDF

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【課題】筒内流入空気量の推定精度を効果的に向上する。【解決手段】吸気を流通させる吸気通路22,23に、吸気を圧送するコンプレッサ42が設けられたエンジン10の気筒17に流入する筒内流入空気量の推定装置であって、吸気通路22,23のコンプレッサ42よりも上流側の吸入空気流量を取得する吸入空気流量取得部と、コンプレッサ42により圧送される吸気の圧力を取得する吸気圧取得部と、吸入空気流量取得部により取得される吸入空気流量と、コンプレッサ42と気筒17との間の吸気通路容積と、吸気圧取得部により取得される吸気の圧力の所定期間における変化量とに基づいて、筒内流入空気量を演算する演算部と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、推定装置、推定方法及び、推定プログラムに関し、特に、吸気を流通させる吸気通路に、吸気を圧送するコンプレッサが設けられたエンジンの筒内流入空気量の推定装置、推定方法及び、推定プログラムに関する。
例えば、特許文献1には、吸入空気量センサ(Mass flow sensor:以下、MAFセンサ)により取得される吸入空気量及び、現在の過給圧と予測された過給圧との差に基づいて、エンジンの筒内流入空気量を推定する技術が開示されている。
特開2008−69707号公報
一般に、MAFセンサは、コンプレッサよりも上流側(例えば、エアクリーナの直下流側)に設けられており、エンジンの気筒から離間して配置されている。このため、エンジンの過渡運転時等においては、コンプレッサで圧送される吸気の状態変移の影響等により、MAFセンサにて取得される吸入空気量と、実際の筒内流入空気量との間に乖離が生じることになる。上記文献1記載の技術では、MAFセンサにて取得される吸入空気量に対して、コンプレッサから気筒までの通路容積等を考慮していないため、筒内流入空気量の推定精度を担保できない可能性がある。
本開示の技術は、上記事情に鑑みてなされたものであり、筒内流入空気量の推定精度を効果的に向上することを目的とする。
本開示の装置は、吸気を流通させる吸気通路に、吸気を圧送するコンプレッサが設けられたエンジンの気筒に流入する筒内流入空気量の推定装置であって、前記吸気通路の前記コンプレッサよりも上流側の吸入空気流量を取得する吸入空気流量取得部と、前記コンプレッサにより圧送される吸気の圧力を取得する吸気圧取得部と、前記吸入空気流量取得部により取得される前記吸入空気流量と、前記コンプレッサから前記気筒までの吸気通路容積と、前記吸気圧取得部により取得される前記吸気の圧力の所定期間における変化量とに基づいて、前記筒内流入空気量を演算する演算部と、を備えることを特徴とする。
また、前記吸気通路の前記コンプレッサよりも下流側の吸気の温度を取得する吸入空気温度取得部をさらに備え、前記演算部は、前記吸入空気温度取得部により取得される前記吸気の温度に基づいて演算される定数と、前記吸気通路容積と、前記変化量とを乗算した値を前記吸入空気流量から減算することにより、前記筒内流入空気量を演算することが好ましい。
本開示の方法は、吸気を流通させる吸気通路に、吸気を圧送するコンプレッサが設けられたエンジンの気筒に流入する筒内流入空気量の推定方法であって、前記吸気通路の前記コンプレッサよりも上流側の吸入空気流量を取得し、前記コンプレッサにより圧送される吸気の圧力を取得し、取得した前記吸入空気流量と、前記コンプレッサと前記気筒との間の吸気通路容積と、取得した前記吸気の圧力の所定期間における変化量とに基づいて、前記筒内流入空気量を演算することを特徴とする。
本開示のプログラムは、吸気を流通させる吸気通路に、吸気を圧送するコンプレッサが設けられたエンジンのコンピュータを、前記吸気通路の前記コンプレッサよりも上流側の吸入空気流量を取得する吸入空気流量取得部、前記コンプレッサにより圧送される吸気の圧力を取得する吸気圧取得部、前記吸入空気流量取得部により取得される前記吸入空気流量と、前記コンプレッサと前記気筒との間の吸気通路容積と、前記吸気圧取得部により取得される前記吸気の圧力の所定期間における変化量とに基づいて、前記筒内流入空気量を演算する演算部、として機能させることを特徴とする。
本開示の技術によれば、筒内流入空気量の推定精度を効果的に向上することができる。
本実施形態に係る推定装置を備えるエンジンの吸排気系を示す模式的な全体構成図である。 本実施形態に係る制御装置及び関連する周辺構成を示す模式的な機能ブロック図である。 (A)は、本実施形態に係る推定装置、推定方法及び、推定プログラムに基づいて燃料噴射制御を行った場合の作用を、(B)は、比較例の作用を説明する模式図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係る推定装置、推定方法及び、推定プログラムを説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係る推定装置を備えるエンジンの吸排気系を示す模式的な全体構成図である。
エンジン10は、主としてシリンダヘッド11及び、シリンダブロック16を含むエンジン本体部を有する。
シリンダブロック16には、ピストンPを往復移動自在に収容する気筒17が設けられている。ピストンPには、コネクティングロッドCRやクランクアームCA等を介してクランクシャフトCSが連結されており、ピストンPの往復運動が回転運動に変換されてクランクシャフトCSに伝達されるようになっている。なお、図示の関係上、図1にはエンジン10の複数気筒のうち1気筒のみを示し、他の気筒については図示を省略している。エンジン10は、複数気筒又は単気筒の何れであってもよい。
シリンダヘッド11には、気筒17内に吸気を導入する吸気ポート11A及び、気筒17内から排気を導出する排気ポート11Bが設けられている。また、シリンダヘッド11には、図示しない動弁機構により開閉作動する吸気バルブ12及び、排気バルブ14が設けられている。さらに、シリンダヘッド11には、気筒17内に燃料を直噴するインジェクタ15が設けられている。インジェクタ15の燃料噴射量や噴射タイミングは、制御装置100から入力される指示信号に応じて制御される。なお、エンジン10は、直噴式エンジンに限定されず、予混合式エンジンであってもよい。
シリンダヘッド11の吸気側の側部には、吸気ポート11Aと連通する吸気マニホールド20が設けられている。吸気マニホールド20には、吸気上流側から順に、エアクリーナ21、上流側吸気通路22、過給機40のコンプレッサハウジング45、下流側吸気通路23等が接続されている。下流側吸気通路23には、過給機40から圧送される吸気を冷却するインタークーラ24等が設けられている。
シリンダヘッド11の排気側の側部には、排気ポート11Bと連通する排気マニホールド30が設けられている。排気マニホールド30には、排気上流側から順に、上流側排気通路31、過給機40のタービンハウジング44、下流側排気通路32等が設けられている。下流側排気通路32には、排気浄化装置33等が設けられている。
過給機40は、排気により駆動するタービン41と、タービン41と回転軸43で連結されて吸気を圧送するコンプレッサ42と、回転軸43を軸支する不図示の軸受とを備えている。タービン41はタービンハウジング44内に収容されている。コンプレッサ42はコンプレッサハウジング45内に収容されている。これらタービンハウジング44とコンプレッサハウジング45との間には、軸受を収容する軸受ハウジング46が設けられている。なお、過給機40は、図示例のコンベンショナルタイプに限定されず、可変翼を備える可変容量型タイプであってもよい。
コンプレッサハウジング45には、コンプレッサ42の周囲を周方向に延びる吸気スクロール通路47が設けられている。また、コンプレッサハウジング45には、吸気を吸入する吸入通路部48が設けられている。さらに、コンプレッサハウジング45には、吸気スクロール通路47から吸気を吐出する吐出通路部49が設けられている。吸入通路部48には上流側吸気通路22が接続され、吐出通路部49には下流側吸気通路23が接続されている。
エンジン10には、各種センサ類が設けられている。エンジン回転数センサ90は、エンジン10のクランクシャフトCSからエンジン回転数Neを検出する。アクセル開度センサ91は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量に応じたアクセル開度Acを検出する。MAFセンサ92は、コンプレッサ42よりも上流側の吸気系(例えば、エアクリーナ21直下流の上流側吸気通路22)に設けられており、エアクリーナ21から上流側吸気通路22に導入される吸入空気流量Mmafを検出する。ブースト圧センサ93は、コンプレッサ42よりも下流側の吸気系(例えば、吸気マニホールド20)に設けられており、コンプレッサ42により圧送される空気の圧力(以下、ブースト圧)Pinを検出する。吸入空気温度センサ94は、例えば、インタークーラ24より下流側の下流側吸気通路23に設けられており、インタークーラ24を通過した吸気の温度(以下、吸気温度)Tinを検出する。これらセンサ90〜94の検出信号は、電気的に接続された制御装置100に送信される。
[制御装置]
図2は、本実施形態に係る制御装置100及び、関連する周辺構成を示す模式的な機能ブロック図である。
制御装置100は、例えば、コンピュータ等の演算を行う装置であり、互いにバス等で接続されたCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入力ポート、出力ポート等を備え、推定プログラムを実行する。
また、制御装置100は、推定プログラムの実行により、吸入空気流量取得部110、吸入空気温度取得部120、ブースト圧取得部130、筒内流入空気量推定部140及び、燃料噴射制御部150を備える装置として機能する。これら各機能要素は、本実施形態では一体のハードウェアである制御装置100に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
吸入空気流量取得部110は、MAFセンサ92から送信される吸入空気流量Mmafを取得する。吸入空気流量取得部110により取得される吸入空気流量Mmafは、筒内流入空気量推定部140に送信される。
吸入空気温度取得部120は、吸入空気温度センサ94から送信される吸気温度Tinを取得する。吸入空気温度取得部120により取得される吸気温度Tinは、筒内流入空気量推定部140に送信される。
ブースト圧取得部130(本開示の吸気圧取得部の一例)は、例えば、不揮発性メモリであって、ブースト圧センサ93から送信されるブースト圧Pinを取得して格納する。ブースト圧取得部130により取得又は格納されるブースト圧Pinは、筒内流入空気量推定部140に送信される。
筒内流入空気量推定部140(本開示の演算部の一例)は、吸入空気流量取得部110から送信される吸入空気流量Mmafと、吸入空気温度取得部120から送信される吸気温度Tinと、コンプレッサ42の出口から気筒17の入口までの通路総容積Vと、ブースト圧取得部130から送信されるブースト圧Pinとに基づいて、エンジン10の気筒17内に流入する筒内流入空気量Mcylを推定する。
具体的には、筒内流入空気量推定部140は、MAFセンサ92により取得される吸入空気流量Mmafから、コンプレッサ42により加圧される圧縮性流体である吸気の状態変移ΔMの影響を差し引く修正を行うことにより、筒内流入空気量Mcylを推定する。ここで、吸気の状態変移ΔMは、以下の数式(1)により表わされる。
ΔM=Pin_n×C×V×(Pin_n−Pin_n−1)/Pin_n
=C×V×(Pin_n−Pin_n−1) ・・・(1)
数式(1)において、Cは定数である。定数Cは、空気モル質量を、ガス定数に吸入空気温度センサ94にて取得される吸気温度Tinを乗算して得た値で除算することより求めればよい(C=空気モル質量/(ガス定数×吸気温度Tin))。
また、数式(1)において、Pin_nは制御周期n番目におけるブースト圧を、Pin_n−1は制御周期n−1番目におけるブースト圧をそれぞれ示している。制御周期は、例えば、エンジン10の燃料噴射制御の周期でもよく、或いは、ブースト圧センサ93のサンプリング周期等であってもよい。周期をどの程度とするかは、エンジン10の具体的な仕様等に応じて適宜に設定すればよい。
通路総容積Vについては、コンプレッサ42の出口から気筒17の入口までを構成する各通路要素の容積を積算した値を、予め制御装置100のメモリに格納しておけばよい。通路総容積Vは、例えば、吸気スクロール通路47の出口に相当する吐出通路部49の通路容積、下流側吸気通路23の通路容積、インタークーラ24の通路容積、吸気マニホールド20の通路容積及び、吸気ポート11Aの通路容積を加算することにより求めればよい。
筒内流入空気量推定部140は、数式(1)により得られる吸気の状態変移ΔMを、MAFセンサ92により取得される吸入空気流量Mmafから減算する以下の数式(2)に基づいて、筒内流入空気量Mcylを推定演算する。
Mcyl=Mmaf−ΔM
=Mmaf−C×V×(Pin_n−Pin_n−1) ・・・(2)
このように、コンプレッサ42の出口から気筒17の入口までの通路総容積Vと、所定の制御周期におけるブースト圧Pinの変化量(Pin_n−Pin_n−1)とに基づいて、コンプレッサ42により加圧される吸気の状態変移ΔMを求め、当該状態変移ΔMの影響をMAFセンサ92により取得される吸入空気流量Mmafから差し引く修正(Mmaf−ΔM)を行うことにより、例えばエンジン10の過渡運転時等、MAFセンサ92で取得される吸入空気流量Mmafに対して、実際の気筒17内に流れ込む吸入空気流量が減少する運転状態においても、筒内流入空気量Mcylを高精度に推定することが可能になる。筒内流入空気量推定部140により推定演算される筒内流入空気量Mcylは、燃料噴射制御部150にリアルタイムで送信される。
燃料噴射制御部150は、エンジン回転数センサ90から送信されるエンジン回転数Ne、アクセル開度センサ91から送信されるアクセル開度Ac、筒内流入空気量推定部140から送信される筒内流入空気量Mcyl等のエンジン10の運転状態に基づいて、インジェクタ15の燃料噴射量や燃料噴射タイミング、噴射回数等を制御する燃料噴射制御を実施する。
次に、図3(A),(B)に基づいて、本実施形態に係る推定装置、推定方法及び、推定プログラムに基づいて燃料噴射制御を行った場合の作用効果を、比較例を用いて説明する。
図3(B)は、比較例の作用を説明する模式図である。比較例は、例えばエンジン10の過渡運転状態において、MAFセンサ92により取得される吸入空気流量Mmafに基づいて、筒内空燃比が所望のラムダリミット値となるようにエンジン10の燃料噴射量を制御した一例である。
過渡運転状態においては、MAFセンサ92で取得される吸入空気流量Mmafに対して、実際に気筒17内に流れ込む実筒内流入空気量Mcyl_Actは遅れて上昇することになる。このため、これら吸入空気流量Mmafと実筒内流入空気量Mcyl_Actとの間には、遅れに伴う乖離が生じるようになる。
その結果、吸入空気流量Mmafに基づいて燃料噴射量を制御すると、実筒内流入空気量Mcyl_Actに対する燃料噴射量が過多になり、筒内空燃比がラムダリミット値を大きく下回るリッチ状態となる。筒内空燃比が過剰なリッチになると、燃料の燃焼状態が悪化し、スパイク状のスモーク排出や燃料消費量の増加を招くといった課題がある。
これに対し、図3(A)に示す本実施形態では、MAFセンサ92で取得される吸入空気流量Mmafから、コンプレッサ42により加圧される吸気の状態変移ΔMの影響を差し引く修正式により求めた筒内流入空気量Mcylに基づいて、筒内空燃比が所望のラムダリミット値となるようにエンジン10の燃料噴射量を制御する。
ここで、図3(A)から明らかなように、吸気の状態変移ΔMに基づいて修正された筒内流入空気量Mcylは、実際に気筒17内に流れ込む実筒内流入空気量Mcyl_Actと概ね一致する。このような精度の高い筒内流入空気量Mcylに基づいて、燃料噴射量を制御すると、実筒内流入空気量Mcyl_Actに対する燃料噴射量の最適化が図られるようになる。すなわち、筒内空燃比がラムダリミット値を大きく下回るリッチ状態を効果的に防止できるようになる。これにより、燃料の燃焼状態を改善することができるようになり、スモークの排出を効果的に抑制しつつ、燃費性能の向上を図ることが可能になる。
[その他]
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態において、過給機40は、コンプレッサ42及び、タービン41を備え、排気エネルギを用いて駆動するものとして説明したが、電動モータによりコンプレッサ42を駆動させる電動過給機等を備えるエンジンにも広く適用することが可能である。
10 エンジン
20 吸気マニホールド
22 上流側吸気通路
23 下流側吸気通路
24 インタークーラ
30 排気マニホールド
40 過給機
41 タービン
42 コンプレッサ
100 制御装置
110 吸入空気流量取得部
120 吸入空気温度取得部
130 過給圧取得部(吸気圧取得部)
140 筒内流入空気量推定部(演算部)
150 燃料噴射制御部

Claims (4)

  1. 吸気を流通させる吸気通路に、吸気を圧送するコンプレッサが設けられたエンジンの気筒に流入する筒内流入空気量の推定装置であって、
    前記吸気通路の前記コンプレッサよりも上流側の吸入空気流量を取得する吸入空気流量取得部と、
    前記コンプレッサにより圧送される吸気の圧力を取得する吸気圧取得部と、
    前記吸入空気流量取得部により取得される前記吸入空気流量と、前記コンプレッサから前記気筒までの吸気通路容積と、前記吸気圧取得部により取得される前記吸気の圧力の所定期間における変化量とに基づいて、前記筒内流入空気量を演算する演算部と、を備える
    ことを特徴とする推定装置。
  2. 前記吸気通路の前記コンプレッサよりも下流側の吸気の温度を取得する吸入空気温度取得部をさらに備え、
    前記演算部は、前記吸入空気温度取得部により取得される前記吸気の温度に基づいて演算される定数と、前記吸気通路容積と、前記変化量とを乗算した値を前記吸入空気流量から減算することにより、前記筒内流入空気量を演算する
    請求項1に記載の推定装置。
  3. 吸気を流通させる吸気通路に、吸気を圧送するコンプレッサが設けられたエンジンの気筒に流入する筒内流入空気量の推定方法であって、
    前記吸気通路の前記コンプレッサよりも上流側の吸入空気流量を取得し、
    前記コンプレッサにより圧送される吸気の圧力を取得し、
    取得した前記吸入空気流量と、前記コンプレッサと前記気筒との間の吸気通路容積と、取得した前記吸気の圧力の所定期間における変化量とに基づいて、前記筒内流入空気量を演算する
    ことを特徴とする推定方法。
  4. 吸気を流通させる吸気通路に、吸気を圧送するコンプレッサが設けられたエンジンのコンピュータを、
    前記吸気通路の前記コンプレッサよりも上流側の吸入空気流量を取得する吸入空気流量取得部、
    前記コンプレッサにより圧送される吸気の圧力を取得する吸気圧取得部、
    前記吸入空気流量取得部により取得される前記吸入空気流量と、前記コンプレッサと前記気筒との間の吸気通路容積と、前記吸気圧取得部により取得される前記吸気の圧力の所定期間における変化量とに基づいて、前記筒内流入空気量を演算する演算部、として機能させる
    ことを特徴とする推定プログラム。
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