JP2021061001A - 表示装置 - Google Patents

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JP2021061001A
JP2021061001A JP2020194891A JP2020194891A JP2021061001A JP 2021061001 A JP2021061001 A JP 2021061001A JP 2020194891 A JP2020194891 A JP 2020194891A JP 2020194891 A JP2020194891 A JP 2020194891A JP 2021061001 A JP2021061001 A JP 2021061001A
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加藤 丈晴
Takeharu Kato
丈晴 加藤
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】表示部に、多数のコマを送る際に好適な表示をすることができる表示装置を提供する。【解決手段】カメラの表示装置は、第1領域と第2領域とが備えられた表示面と、第1領域に第1画像が表示されている場合に、第1領域における操作者が触れている位置が第1方向に第1距離移動したとき第1画像が表示された状態から第2画像が表示された状態に変化するように第1操作領域の表示制御を行い、第1領域に第1画像が表示されている場合に、第2領域における操作者が触れている位置が、第1方向に第1距離移動したとき第1画像が表示された状態から第2画像が表示された状態に変化した後、第2画像が表示された状態から第3画像が表示された状態に変化するように第1領域の表示制御を行う表示制御部とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に関する。
モニタの画面領域にタッチセンサ106が実装されている表示制御装置が知られている
(特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1には、多数のコマを送る際に好適な操作
が記載されていない。
特開2010−176575号公報
本発明の第1の態様による表示装置は、第1領域と第2領域とが備えられた表示面と、
前記第1領域に第1画像が表示されている場合に前記第1領域における操作者が触れてい
る位置が第1方向に第1距離移動したとき前記第1画像が表示された状態から第2画像が
表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行い、前記第1領域に前記第
2画像が表示されている場合に前記第1領域における前記操作者が触れている位置が前記
第1方向に前記第1距離移動したとき前記第2画像が表示された状態から第3画像が表示
された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行い、前記第1領域に前記第1画
像が表示されている場合に、前記第2領域における前記操作者が触れている位置が第1位
置から前記第1方向に前記第1距離移動したとき前記第1画像が表示された状態から前記
第2画像が表示された状態に変化した後、前記第2画像が表示された状態から前記第3画
像が表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行い、前記第1領域に前
記第1画像が表示されている場合に、前記第2領域における前記操作者が触れている位置
が前記第1位置よりも前記第1方向側に離れた第2位置から前記第1方向に前記第1距離
移動したとき前記第1画像が表示された状態から前記第2画像が表示された状態に変化し
た後、前記第2画像が表示された状態から前記第3画像が表示された状態に変化するよう
に前記第1領域の表示制御を行う表示制御部とを有する。
カメラの要部構成を説明する図である。 カメラの背面を例示する図である。 図3(a)は、表示部に表示された再生画像を例示する図である。図3(b)は、第1操作領域および第2操作領域を説明する図である。図3(c)は、一コマ戻し中の表示画面を例示する図である。図3(d)は、一コマ戻し終了後の表示画面を例示する図である。 図4は、記録媒体に記録されている画像ファイルの画像を説明する図である。 図5(a)〜図5(d)は、早送り/早戻しを説明する図である。
<撮像装置の概要>
図1は、一実施の形態による表示装置を搭載するカメラ100の要部構成を説明する図
である。図1において、撮像レンズ201は交換可能に構成されており、カメラ100の
ボディに装着して使用される。
なお、撮像レンズ201をカメラ100のボディ内に組み込んで一体構成にしてもよい
撮像レンズ201は、被写体からの光を撮像素子202へ導く。撮像素子202は、入
射された被写体光を光電変換する。制御部203は、例えばCPUによって構成され、カ
メラ100の撮像動作を制御する。具体的には、撮像素子202に対する光電変換時の駆
動制御や、撮像素子202から光電変換後の画素信号を読み出す等の制御を行う。
また、制御部203は、撮影された画像(画像ファイル)を解析することにより撮影さ
れた画像に含まれる顔を検出する顔検出制御を行うことができる。また、制御部203は
、撮影された画像を解析することにより撮影された画像に含まれる主要被写体を検出する
主要被写体検出制御を行うことができる。主要被写体とは、例えば、撮影された画像に含
まれる被写体のうち、顔に対応する被写体、最も大きな被写体、撮影画面の中央に最も近
い被写体、ピントが合っている被写体等とすることができる。
また、制御部203は、撮影された画像を解析することにより撮影された画像の構図を
検出する構図検出制御を行うことができる。また、制御部203は、画像ファイルの所定
のデータ位置に記録されている撮影情報に基づきレタッチなどの加工が施されているか否
かを解析し、画像ファイルの所定のデータ位置に記録されているファイルフォーマットに
基づきファイルフォーマットの違いを解析するデータ解析制御をすることができる。また
、制御部203は、記録媒体209に対するデータの書き込みや、記録媒体209からの
データの読み出し、後述する表示部208に対する表示制御も行う。
撮像素子202から読み出された画素信号は、画像処理部207へ送られる。画像処理
部207は、画素信号に対して所定の画像処理を施す。画像処理後の画像データは、制御
部203によってメモリカードなどの記録媒体209に画像ファイルとして記録される。
なお、記録媒体209に記録するデータは、画像処理部207による画像処理後のデー
タに限らず、画像処理前のいわゆるRAWデータであってもよい。
メモリ204は、例えば、制御部203によるワークメモリとして用いられる他に、画
像処理部207による画像処理前や後の画像データなどを一時的に記録するメモリとして
用いられる。レリーズボタン205は、半押し操作や全押し操作に対応する操作信号を制
御部203へ送出する。操作部材206は、再生ボタンやメニューボタン等の種々の操作
部材によって構成される。操作部材206は、各操作に対応する操作信号を制御部203
へ送出する。操作部材206には、表示部208のパネル面に設けられたタッチ操作部材
も含まれる。
表示部208は、例えば液晶表示パネルによって構成される。表示部208は、画像デ
ータに基づいて再生された再生画像を表示したり、操作メニュー画面などを表示したりす
る。
図2は、カメラ100の背面を例示する図である。図2において、表示部208の周り
に、操作部材206を構成する再生ボタン206a、メニューボタン206b、拡大ボタ
ン206c、実行ボタン206d、削除ボタン206e、および十字ボタン206fが設
けられている。
なお、図2は操作部材206を構成するボタン等の一部を例示したものである。
制御部203は、再生ボタン206aが押下操作された場合に、記録媒体209に記録
されている画像ファイルから表示用の画像データを読み出し、この画像データに基づく再
生画像を表示部208に表示させる。表示用の画像データとは、主画像データよりもピク
セル数が少ない画像データである。表示用の画像データは、例えば、表示部208の表示
解像度に合わせてピクセル数を減少させたリサイズデータであってもよい。表示用の画像
データは、撮影時に主画像データと同時、又は、次の主画像データが生成される前に作成
されることが好ましい。画像ファイルに予め格納されている表示用の画像データを用いて
表示部208に表示するので、表示の際に画像ファイルから読み出した主画像データにリ
サイズ処理を行った上で表示する場合に比べて、制御部203による処理負担を軽減する
ことができ、表示を素早く行うことができる。
制御部203は、主画像データよりもピクセル数が少ないリサイズデータを複数生成し
、複数のリサイズデータのそれぞれを表示用に用いてもよいし、表示以外の用途に用いて
もよい。制御部203は、主画像データと、少なくとも1つのリサイズデータとを関連付
けて(例えば、1つのファイルにまとめて)記録媒体209に記録することが好ましい(
以下、主画像データと少なくとも1つのリサイズデータとを関連付けて記録媒体209に
記録することをマルチピクチャーフォーマットと称する)。
図3(a)は、表示部208に表示された再生画像を例示する図である。制御部203は
、拡大ボタン206cが押下操作された場合に、表示部208に表示中の再生画像の表示
倍率を高めた再生画像(拡大画像と呼ぶ)を表示部208に表示させる。制御部203は
、削除ボタン206eが押下操作された場合に、表示部208に表示中の再生画像に対応
する画像ファイルを記録媒体209から削除する。
制御部203は、メニューボタン206bが押下操作された場合に、不図示の設定メニ
ュー画面を表示部208に表示させる。制御部203は、実行ボタン206dが押下操作
された場合に、表示部208に表示中の設定メニューのうち、選択されている項目に対応
する処理を実行する。
制御部203は、十字ボタン206fが押下操作された場合に、操作方向に応じて表示
内容を切り替える。例えば、表示部208に再生画像を表示している場合において、十字
ボタン206fの操作方向が左であれば、表示部208に表示中の再生画像を一コマ前の
再生画像に切り替える。具体的には、表示部208に表示中の再生画像に対応する画像フ
ァイルの一つ前に記録された画像ファイルから表示用の画像データを読み出し、この画像
データに基づく再生画像を表示部208に表示させる。
また、制御部203は、表示部208に再生画像を表示している場合において、十字ボ
タン206fの操作方向が右であれば、表示部208に表示中の再生画像を一コマ後の再
生画像に切り替える。具体的には、表示部208に表示中の再生画像に対応する画像ファ
イルの一つ後に記録された画像ファイルから表示用の画像データを読み出し、この画像デ
ータに基づく再生画像を表示部208に表示させる。
制御部203は、例えば、表示部208に設定メニュー画面を表示している場合におい
て、十字ボタン206fの操作方向が上であれば、設定メニューにおける選択項目を、現
選択項目より上に表示されている項目へ切り替える。また、制御部203は、表示部20
8に設定メニュー画面を表示している場合において、十字ボタン206fの操作方向が下
であれば、設定メニューにおける選択項目を、現選択項目より下に表示されている項目へ
切り替える。
<撮像>
上述したカメラ100は、撮像レンズ201によって撮像素子202に投射された被写
体像を撮像する。レリーズボタン205の全押し操作に応じて1コマを撮像する単コマ撮
像や、レリーズボタン205が全押し操作されている間に複数コマを連続して撮像する連
写が可能に構成されている。
なお、所定のフレーム周期で被写体像を撮像する動画撮像を行うように構成してもよい
<露出制御>
制御部203は、例えば、被写体の明るさに応じて撮像素子202の露光時間(電荷蓄
積時間)を調節したり、撮像素子202の感度を調節したりするなどして、撮像素子20
2で取得される画像の画素信号レベルを適正レベルにする露出制御を行う。
<記録>
制御部203は、記録媒体209に記録する画像ファイルを生成する。制御部203は
、撮像素子202から読み出した画素信号に基づく画像のデータ(主画像データおよび表
示用の画像データ)を画像ファイルに含める。画像ファイルは、記録媒体209において
設けられたフォルダの中に記録される。本実施の形態では、一つのフォルダに記録する画
像ファイルの数に上限が定められており、フォルダ内の画像ファイル数が上限(例えば1
00コマ)に達すると、自動的に、または、操作部材206からの操作信号に応じて、制
御部203が新たなフォルダを生成する。そして、制御部203は、生成したフォルダに
画像ファイルを記録する。
制御部203は、連写を行って画像を記録する連写モードの場合、撮像素子202から
読み出した画素信号に基づく画像のデータを記録媒体209に記録する動作を繰り返す。
<表示部への表示>
制御部203は、上述したように再生ボタン206aが押下操作された場合において、
記録媒体209に記録されている画像ファイルのうち、例えば直近に記録された画像ファ
イルから表示用の画像データを読み出す。そして、読み出した画像データに基づく再生画
像を表示部208に表示させる。
図3(a)において、制御部203は、再生画像31を表示部208の画面上部に表示さ
せるとともに、画像情報を表示部208の画面下部に表示させる。画像情報には、例えば
フォルダ名称33と、ファイル名称34と、撮影日時35と、画像サイズ36とが含まれ
る。
画像情報には、上記4種以外の他の項目を含めてもよいし、上記4種の項目についての
表示を省略してもよい。
フォルダ名称33は、再生画像31に対応する画像ファイルが記録されているフォルダ
名を示す。ファイル名称34は、再生画像31に対応する画像ファイル名を示す。撮影日
時35は、当該画像ファイルの撮影日時を示す。画像サイズ36は、対応する主画像デー
タの画像サイズを示す。
制御部203はさらに、再生画像31の右上にコマ番号32を表示させる。
<表示部に触れる操作>
本実施の形態によるカメラ100では、表示部208のパネル面に設けられたタッチ操
作部材206に対して接触操作を行うことによっても、表示部208に表示する再生画像
31の切り替えが可能に構成される。
図4は、記録媒体209に記録されている画像ファイルの画像を説明する図である。例
えば、コマ1〜コマ7までの7コマの画像ファイルが記録されている。図4において、コ
マ1の撮像時刻が一番早く、コマ7の撮像時刻が一番遅い。本例の場合、コマ7の画像フ
ァイルが直近に記録された画像ファイルである。
なお、コマ1〜コマ7の画像は、単写画像でもよいし、連写された一連の画像でもよい
が、ここでは連写された画像の例を説明する。
(領域の違い)
図3(b)は、第1操作領域206Uおよび第2操作領域206Dを説明する図である。
本実施の形態では、図3(b)に示すように、表示部208のパネル面(タッチ操作部材2
06の操作面)を第1操作領域206Uと第2操作領域206Dとに分ける。第1操作領
域206Uは、例えば、再生画像31の表示範囲に対応し、第2操作領域206Dは、上
述した画像情報(フォルダ名称33、撮影日時35、画像サイズ36)の表示範囲に対応
する。
(一コマ送り/一コマ戻し)
制御部203は、再生画像31が表示部208に表示された状態(図3(a))で、第1
操作領域206Uがフリック操作されると、再生画像31を表示するコマを前後に切り替
える。具体的には、表示部208のパネル面において図3(b)に例示するように第1操作
領域206Uに触れた指などを右方向に第1の距離ずらすフリック操作がなされた場合、
制御部203は、再生画像31を表示するコマを一コマ前に切り替える(一コマ戻し)。
一コマ戻しのためのフリック操作の方向は、厳密に右方向でなくてもよく、表示部208
のパネル面において右斜め上または右斜め下に向かう方向でも構わない。
例えば、フリック操作前に図4のコマ5に対応する再生画像31が表示されていた場合
、コマ5に対応する再生画像31を画面右端に向けて右方向へスライドさせるとともに、
コマ4に対応する再生画像を画面左端から右方向へスライドさせる。図3(c)は、一コマ
戻し中の表示部208による表示画面を例示する図である。スライド中のコマ5に対応す
る再生画像31とコマ4に対応する再生画像31との間には、コマ4とコマ5との境界を
示す疑似的なフレーム枠37が表示される。図3(d)は、一コマ戻し終了後の表示部20
8による表示画面を例示する図である。コマ4に対応する再生画像31が表示部208に
表示される。
制御部203は、同様に、表示部208のパネル面において第1操作領域206Uに触
れた指などを左方向に第1の距離ずらすフリック操作がなされた場合には、再生画像31
を表示するコマを一コマ後に切り替える(一コマ送り)。一コマ送りのためのフリック操
作の方向は、厳密に左方向でなくてもよく、表示部208のパネル面において左斜め上ま
たは左斜め下に向かう方向でも構わない。
(表示が制限されている場合)
本実施の形態では、フォルダごとに、表示部208に表示を許可する/許可しないを設
定することが可能に構成される。制御部203は、表示を許可するフォルダ(許可しない
設定が行われていないフォルダ)に記録されている画像ファイルを、表示部208による
表示の対象とし、表示を許可しない設定が行われたフォルダに記録されている画像ファイ
ルについては表示部208に表示しない。
フォルダに対する表示部208に表示を許可する/許可しない設定は、例えば、設定メ
ニュー画面において行われる。本願明細書において、表示が許可されているフォルダを閲
覧可能フォルダと呼び、表示が許可されていないフォルダを閲覧制限フォルダと呼ぶこと
にする。
本実施の形態では、一コマ送り/一コマ戻しにおける閲覧制限フォルダを以下のように
取り扱う。すなわち、制御部203は、表示を許可しない設定が何も行われていない場合
において、閲覧可能フォルダを対象にフォルダ名称の順番で昇順にコマ送りを行うととも
に、閲覧可能フォルダを対象にフォルダ名称の順番で降順にコマ戻しを行う。また、フォ
ルダ内の画像ファイルについては、画像ファイルの名称の順番で昇順にコマ送りを行うと
ともに、画像ファイルの名称の順番で降順にコマ戻しを行う。
そして、制御部203は、一コマ送り/一コマ戻しによって現フォルダ内の最終コマ、
または現フォルダ内の先頭コマに達した場合において、次のフォルダが閲覧制限フォルダ
である場合は、その閲覧制限フォルダを跨いで次の閲覧可能フォルダへ進み、その閲覧可
能フォルダの先頭コマまたは最終コマの画像ファイルに基づく再生画像を表示する。
(フリック操作中の指の位置)
制御部203は、フリック操作中の指の位置が第1操作領域206Uから外れて第2操
作量域206Dへ入った場合であっても、指などが表示部208のパネル面に継続して触
れていれば一コマ送り/一コマ戻しを行い、後述する早送り/早戻しバー38を表示させ
ない。
(早送り/早戻し)
図5(a)〜図5(d)は、早送り/早戻しを説明する図である。制御部203は、再生画像
31が表示部208に表示された状態(図5(a))で、第2操作領域206Dがタッチさ
れると、図5(b)に示すように、第2操作領域206Dに表示する画像情報(フォルダ名
称33、撮影日時35、画像サイズ36)に代えて、早送り/早戻しバー38を第2操作
領域206Dに表示して、早送り/早戻しモードに切り替わったことを知らせる。
制御部203は、表示部208のパネル面が指などで継続してタッチされている間は、
早送り/早戻しバー38の表示を維持し、早送り/早戻しモードを継続する。制御部20
3は、指などが表示部208のパネル面から離れた場合は、早送り/早戻しバー38の表
示を終了し、早送り/早戻しモードを解除する。制御部203は、第2操作領域206D
の早送り/早戻しバー38の表示を終了させた場合は、第2操作領域206Dの表示を画
像情報(フォルダ名称33、撮影日時35、画像サイズ36)の表示に戻す。
ユーザーは、早送り/早戻しモードの状態で、早送りしたい方向へ早送り/早戻しバー
38に触れる指などをずらす。本実施の形態では、指などを右方向に第1の距離ずらすス
ワイプ操作を検出すると、制御部203は早送りを行う。例えば、スワイプ操作前に図4
のコマ5に対応する再生画像31が表示されていた場合、制御部203は、図5(c)に示
すように、コマ5に対応する再生画像31に代えてコマ6に対応する再生画像31を表示
させる。再生画像31の表示の切り替えは、一コマ送り/一コマ戻しの場合のように再生
画像を左右方向にスライドさせる表示とは異なり、第1操作領域206Uにおける表示を
一度に切り替える。なお、早送りのためのスワイプ操作の方向は、厳密に右方向でなくて
もよく、表示部208のパネル面において右斜め上または右斜め下に向かう方向でも構わ
ない。
制御部203は、スワイプ操作量(すなわち、第2操作領域206Dにおいて指などで
始めにタッチした位置(基準位置)から移動した量)に対応させて、送り量(早送り/早
戻しするコマ数)を決定する。すなわち、スワイプ操作量が大きいほど(第2操作領域2
06Dに触れた指などをずらす距離が大きいほど)送り量を多くし、スワイプ操作量が小
さいほど(第2操作領域206Dに触れた指などをずらす距離が小さいほど)送り量を少
なくする。スワイプ操作前に図4のコマ5に対応する再生画像31が表示されていた場合
において、図5(d)は図5(c)の場合よりスワイプ操作量が大きい。このため、制御部20
3は、コマ5に対応する再生画像31からコマ6に対応する再生画像に切り替え、さらに
コマ6に対応する再生画像31からコマ7に対応する再生画像31に切り替えて表示させ
る。
本実施の形態においては、スワイプ操作量の目安を示すための指標を表示している。図
5(b)によれば、早送り/早戻しバー38の左右方向の長さの1/4ごとに指標38mを
設けている。例えば、スワイプ操作量が左右方向の1/4(指標38mひとつ分)である
場合に送り量を4コマにすると予め決めておくと、ユーザーにとって、スワイプ操作量を
決定しやすくなる。
なお、スワイプ操作量とコマ送り量との関係は一例であって適宜変更してよい。例えば
、設定メニュー画面において変更してもよい。
また、制御部203は、スワイプ操作の速度(第2操作領域206Dを移動する指など
の速度)が速いほど、第1操作領域206Uにおける再生画像31の表示の切り替え速度
を速く(1コマ当たりの表示時間を短く)し、スワイプ操作の速度が遅いほど、第1操作
領域206Uにおける再生画像31の表示の切り替え速度を遅く(1コマ当たりの表示時
間を長く)する。
なお、制御部203は、第1操作領域206Uにおける再生画像31の表示の切り替え
速度を速く(1コマ当たりの表示時間を短く)する場合において、早送りする全てのコマ
についての再生画像31を表示させる。コマを間引くことなく全コマを表示することによ
り、ユーザーにとって、コマ間の被写体像の変化を確認しやすくなる。
制御部203は、同様に、表示部208のパネル面において第2操作領域206Dに触
れた指などを左方向に第1の距離ずらすスワイプ操作を検出した場合には、早戻しを行う
。例えば、スワイプ操作前に図4のコマ5に対応する再生画像31が表示されていた場合
、制御部203は、コマ5に対応する再生画像31に代えて、コマ4に対応する再生画像
31を表示させる。制御部203はさらに、コマ4に対応する再生画像31からコマ3に
対応する再生画像に切り替える。
なお、スワイプ操作量に対応させてコマ送り量を決定する点や、スワイプ操作の速度に
よって再生画像31の表示の切り替え速度を決定する点は、上述した早送りの場合と同様
である。また、早戻しのためのスワイプ操作の方向は、厳密に左方向でなくてもよく、表
示部208のパネル面において左斜め上または左斜め下に向かう方向でも構わない。
例えば、上述した一コマ送り/一コマ戻しにおいて、制御部203は、第1操作領域2
06Uに触れた指を所定方向に第1の距離ずらす操作をした後に指を第1操作領域206
Uから離す操作をしたときも、第1操作領域206Uに触れた指を所定方向に第1の距離
よりも長い第2の距離ずらす操作をした後に指を第1操作領域206Uから離す操作をし
たときも一コマ送り又は一コマ戻しをするように制御する。
一方で、上述した早送り/早戻しにおいて、制御部203は、第2操作領域206Dに
触れた指を所定方向に第1の距離ずらす操作をした後に指を第2操作領域206Dから離
す操作をしたとき、第2操作領域206Dに触れた指を所定方向に第1の距離よりも長い
第2の距離ずらす操作をした後に指を第2操作領域206Dから離す操作をしたときより
も少ないコマの早送り又は早戻しをするように制御する。
例えば、表示部208に図4に示すコマ1が表示された状態で第2操作領域206Dに
触れた指を所定方向に第1の距離ずらす操作をした後に指を第2操作領域206Dから離
す操作をした場合、制御部203は表示部208に表示させるコマをコマ1からコマ2に
変化させた後、コマ2からコマ3に変化させる。一方、表示部208に図4に示すコマ1
が表示された状態で第2操作領域206Dに触れた指を所定方向に第1の距離の2倍の距
離を有する第2の距離ずらす操作をした後に指を第2操作領域206Dから離す操作をし
た場合、制御部203は表示部208に表示させるコマを2倍の数変化させる。すなわち
、制御部203は表示部208に表示させるコマをコマ1からコマ2に変化させ、コマ2
からコマ3に変化させ、コマ3からコマ4に変化させた後、コマ4からコマ5に変化させ
る。同様に、第2操作領域206Dに触れた指をずらす距離が3倍になれば、表示部20
8に表示させるコマを3倍の数変化させ、第2操作領域206Dに触れた指をずらす距離
が4倍になれば、表示部208に表示させるコマを4倍の数変化させる。
(スワイプ操作中の指の位置)
制御部203は、スワイプ操作中の指の位置が第2操作領域206Dから外れて第1操
作量域206Uへ入っても、指などが表示部208のパネル面に継続して触れていれば早
送り/早戻しバー38の表示を維持し、早送り/早戻しモードを継続する。
(スワイプ操作中の操作方向の変化)
制御部203は、スワイプ操作の方向(指などの移動方向)がスワイプ操作途中に変更
された場合、変更された位置を、新たな基準位置(指などによる接触操作の開始位置)と
認識してスワイプ操作量を検出し直す。
(画像ファイルが1つの場合)
制御部203は、記録媒体209に記録されている画像ファイルが1つのみの場合、第
2操作領域206Dがタッチされても、早送り/早戻しバー38を第2操作領域206D
に表示せず、早送り/早戻しモードにも切り替えない。早送り/早戻しするメリットがな
いからである。
(表示が制限されている場合)
本実施の形態では、早送り/早戻しモードにおける閲覧制限フォルダを以下のように取
り扱う。すわなち、制御部203は、閲覧可能フォルダについてはフォルダ名称の順番で
昇順に早送りを行うとともに、閲覧可能フォルダについてフォルダ名称の順番で降順に早
戻しを行う。そして、制御部203は、早送りまたは早戻しによって閲覧制限フォルダ内
の最終コマまたは先頭コマに基づく再生画像を表示した場合において、次のフォルダが閲
覧制限フォルダである場合は、その閲覧制限フォルダを跨ぐことなく早送り/早戻しを一
時停止する。
(早送り/早戻しの一時停止)
本実施の形態では、上述したように、スワイプ操作量に対応させて、送り量(早送り/
早戻しするコマ数)を決定する。そして、制御部203は、決定した送り量に対応するコ
マ数に達するまで、再生画像を順次切り換えて表示部208に表示させる。しかしながら
、早送り/早戻しの途中に、例えばプロテクト設定された画像ファイルやレーティングが
付された画像ファイルが存在する場合には、早送り/早戻しを一時停止する。具体的には
、制御部203は、プロテクト設定された画像ファイル、またはレーティングが付された
画像ファイルに基づく再生画像を表示部208に表示させたところで、一旦早送り/早戻
しを停止させる。
なお、レーティングとは、画像の重要度やお気に入り度を示したものである。例えば、
制御部203は、撮影者により入力された重要度やお気に入り度をそれぞれの画像に関連
付けて記録媒体209に記録することで画像にレーティングを付すことができる。画像の
重要度やお気に入り度は、例えば、星の数、数字(1〜5)等で示すことができ、星の数
、数字が多いほど重要であるとすることができる。また、制御部203は、重要度やお気
に入り度が高い画像に所定のタグ、プロテクト設定等を付すことにより、画像の重要度や
お気に入り度を示すこともできる。
ユーザーは、早送り/早戻しの一時停止が行われた場合、スワイプ操作を中止して指な
どを表示部208のパネル面から一旦離す。そして、早送り/早戻しを再開させたい場合
は、再度第2操作領域206Dにおいて早送り/早戻ししたい方向へ指などをずらすスワ
イプ操作を行う。
制御部203は、再度のスワイプ操作のスワイプ操作量に対応させて、送り量(早送り
/早戻しするコマ数)を決定し、決定した送り量に対応するコマ数に達するまで、再生画
像を順次切り換えて表示部208に表示させる。制御部203は、さらにプロテクト設定
された画像ファイル、またはレーティングが付された画像ファイルが存在する場合は、当
該画像ファイルに基づく再生画像を表示部208に表示させたところで、再び早送り/早
戻しを停止させる。以降の処理は、上述した場合と同様である。
なお、レーティングが付されている場合において、星3つ以上の画像ファイルが存在す
る場合に早送り/早戻しを一時停止したり、星5つの画像ファイルが存在する場合に早送
り/早戻しを一時停止したりするなど、一時停止の条件を星の数に応じて決定してもよい

また、レーティングの他に、所定のタグを付した画像ファイルが存在する場合にも、早
送り/早戻しを一時停止するように構成してもよい。
(一時停止の他の例)
制御部203は、一時停止する条件を以下のように設定することもできる。
1.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの撮影日と異なる撮影日に撮像された画像フ
ァイルに基づく再生画像を表示部208に表示したとき。
2.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの撮影時間帯(例えば午前中)と異なる時間
帯(例えば午後)に撮像された画像ファイルに基づく再生画像を表示部208に表示した
とき。
3.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの画像に含まれる主要被写体とは異なる主要
被写体が含まれる画像の再生画像を表示部208に表示したとき。
4.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの画像の構図とは異なる構図の画像の再生画
像を表示部208に表示したとき。
5.早送り/早戻し中に、顔が写っている画像の再生画像を表示部208に表示したとき

6.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの画像に含まれる顔とは異なる顔が含まれる
画像の再生画像を表示部208に表示したとき。
7.早送り/早戻し中に、レタッチなどの加工を行った画像の再生画像を表示部208に
表示したとき。
8.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルのファイルフォーマットとは異なるファイル
フォーマットの画像の再生画像を表示部208に表示したとき。異なるファイルフォーマ
ットとは、例えば、静止画と動画との違い、RAW、TIFF、jpeg等のファイルの拡張子の違
いであってもよい。
例えば、制御部203は、上記1.および2.については、画像ファイルの所定のデー
タ位置に記録されている撮影情報に基づき検知することができる。また、上記3.上記4
.上記5.上記6.および上記7.については、上述した制御部203による顔検出制御
、主要被写体検出制御、構図検出制御、データ解析制御を行うことにより検知することが
できる。
なお、早送り/早戻し中において一時停止する条件の設定は、例えば、設定メニュー画
面において行われる。
ユーザーは、早送り/早戻しの一時停止が行われた場合において、スワイプ操作を中止
して指などを表示部208のパネル面から一旦離した後、第1操作領域206Uにおいて
フリック操作をしてもよい。この場合には、制御部203は、一時停止した再生画像に対
応するコマを起点に一コマ送り/一コマ戻しを行う。
<撮像直後の確認>
撮影直後の画像確認が有効に設定されている場合において、2コマ以上の連続した撮像
を行った後にレリーズボタン205の半押し操作が解除されると、制御部203は、レリ
ーズボタン205の全押し操作継続中に行われた一連の撮像で取得された複数コマの画像
ファイルに基づき、これら複数コマの画像ファイルに対応する再生画像31を所定の時間
間隔(例えば0.5秒)で順送りして表示部208に表示させる。
表示部208における表示態様は、図3(a)の場合と同様である。制御部203は、レ
リーズボタン205の半押し操作中に行われた一連の複数コマの画像のうちの先頭コマか
ら最終コマまで、それぞれの表示用の画像データに基づく再生画像31を表示部208に
表示させる。これにより、ユーザーは、表示部208に表示される一連の複数コマの再生
画像を撮影順に確認することができる。
制御部203は、順送りによって一連の複数コマのうちの最終コマの画像ファイルに到
達した場合は、最終コマの画像ファイルによる再生画像31を表示部208に表示させた
ままで、撮影直後の画像確認のための順送りを終了させる。
なお、撮影直後の画像確認の有効/無効の設定は、例えば、設定メニュー画面において
行われる。
(撮影直後の確認における一時停止)
制御部203は、一連の撮像で得られた複数コマの画像ファイルに対応する再生画像3
1を順送りしながら表示部208に表示させている状態で、表示部208のパネル面(タ
ッチ操作部材206の操作面)がタッチされると、その時点で表示中のコマの再生画像3
1を表示させたたまで、再生画像31の順送りを一時停止させる。これにより、ユーザー
は、一連の画像のうちの任意のコマの再生画像31の確認を続けることができる。
制御部203は、一時停止中に上述した第1操作領域206Uにおいてフリック操作が
なされた場合は、一時停止した再生画像に対応するコマを起点に、フリック操作の方向に
応じて一コマ送り/一コマ戻しを行う。
また、制御部203は、一時停止中に上述した第2操作領域206Dにおいてスワイプ
操作がなされた場合は、一時停止した再生画像に対応するコマを起点に、スワイプ操作の
方向、操作量に応じて早送り/早戻しを行う。
なお、制御部203は、表示部208のパネル面(タッチ操作部材206の操作面)が
タッチでなく、例えば十字ボタン206fが操作された場合にも、撮影直後の確認におけ
る一時停止を行うようにしてもよい。すなわち、制御部203は、一連の撮像で得られた
複数コマの画像ファイルに対応する再生画像31を順送りしながら表示部208に表示さ
せている状態で、十字ボタン206fが操作されると、その時点で表示中のコマの再生画
像31を表示させたたまで、再生画像31の順送りを一時停止させる。
撮影直後の画像確認が無効に設定されている場合、制御部203は、レリーズボタン2
05の全押し操作中に行われた一連の複数コマの画像のうちの先頭コマの表示用の画像デ
ータに基づく再生画像31を表示部208に表示させる。これにより、ユーザーは、先頭
コマまでコマを戻す操作を行うことなしに、上述した一コマ送り操作を行うことによって
、表示部208に表示される一連の複数コマの再生画像を確認することができる。
例えば、1回目の全押しによる連写を行った後、半押し解除を行い、その後、2回目の
全押しによる連写を行った後に再生ボタンを操作した場合は、2回目の全押しによる連写
で得られた一連の複数コマの画像のうちの先頭コマの表示用の画像データに基づく再生画
像31が表示部208に表示されることになる。
なお、撮影直後の画像確認が無効に設定されている場合において、レリーズボタン20
5の全押し操作中に行われた一連の複数コマの画像のうちの先頭コマの表示用の画像デー
タに基づく再生画像31を表示部208に表示させるか、あるいは、レリーズボタン20
5の半押し操作中に行われた一連の複数コマの画像のうちの最終コマの表示用の画像デー
タに基づく再生画像31を表示部208に表示させるかの設定を、例えば、設定メニュー
画面において切り替え可能に構成してもよい。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)表示装置を搭載するカメラ100は、画像31を表示する第1操作領域206Uと
表示中の画像31に関する情報(ファイル名称34、撮影日時35等)を表示する第2操
作領域206Dとを有する表示部208と、表示部208に表示される画像31のコマ送
り(コマ戻しを含む)または早送り(早戻しを含む)を行う制御部203と、表示部20
8の表示面に対する接触操作を検知するタッチ操作部材206と、タッチ操作部材206
によって検知された接触操作の開始位置が第1操作領域206Uの中にある場合に制御部
203へコマ送りを指示するとともに、タッチ操作部材206によって検知された接触操
作の開始位置が第2操作領域206Dの中にある場合に制御部203へ早送りを指示する
制御部203とを備える。表示部208の表示面に対する接触操作の開始位置によって画
像31のコマ送り(コマ戻しを含む)または早送り(早戻しを含む)を行うようにしたの
で、多数のコマを送るために何度も接触操作を繰り返さなくてすみ、使い勝手をよくする
ことができる。
(2)カメラ100の制御部203は、タッチ操作部材206によって接触操作の終了が
検知されるまで早送り(早戻し)の指示を継続するようにした。これにより、ユーザーの
意思を反映した早送り(早戻し)を実現することができる。
(3)カメラ100の制御部203は、タッチ操作部材206によって検知される接触操
作の位置が第2操作領域206Dから第1操作領域206Uへ移動しても早送り(早戻し
)の指示を継続するようにした。これにより、ユーザーの意思を反映した早送り(早戻し
)を実現することができる。
(4)カメラ100の制御部203は、早送り(早戻し)が指示されている場合、表示部
208に表示される画像31のコマ数を、接触操作の開始位置から現在の接触位量までの
変位量に基づいて決定するようにした。ユーザーは、例えばXコマ分早送りする場合に指
標38mのY目盛だけ指を移動させればよいので、ユーザーの意思を反映した早送り(早
戻し)を実現することができる。
(5)カメラ100の制御部203は、早送り(早戻し)が指示されている場合、表示部
208の第2操作領域206Dに早送り(早戻し)を示す早送り/早戻しバー38を表示
させるようにした。これにより、ユーザーに対して早送り(早戻し)モードであることを
視覚的に知らせることができる。
(6)表示装置を搭載するカメラ100は、少なくとも画像31を表示する表示部208
と、表示部208に表示される画像31の早送り(早戻しを含む)を行う制御部203と
、早送り(早戻し)中に表示部208で所定の情報を有する画像31が表示された場合に
制御部203に早送り(早戻し)を停止させる制御部203とを備える。これにより、ユ
ーザーが興味を持つ画像を早送り(早戻し)によって通り過ぎてしまうことを防止できる
(7)カメラ100の制御部203は、所定の情報としてプロテクト設定情報が付された
画像31が表示された場合に早送り(早戻し)を停止させるようにした。これにより、ユ
ーザーが大切にする画像を早送り(早戻し)によって通り過ぎてしまうことを防止できる
(8)カメラ100の制御部203は、所定の情報としてレーティングが付された画像3
1が表示された場合に早送り(早戻し)を停止させるようにした。これにより、ユーザー
のお気に入り画像を早送り(早戻し)によって通り過ぎてしまうことを防止できる。
(9)カメラ100の制御部203は、レーティングの星の数が所定の閾値を超えた場合
に早送り(早戻し)を停止させ、レーティングの星の数が閾値を超えない場合は早送り(
早戻し)を継続させるようにした。これにより、ユーザーのお気に入りの程度によって、
早送り(早戻し)を止める/止めないの基準を変更することができる。
(10)カメラ100は、早送り(早戻し)される画像31に対する被写体認識処理を行
って被写体の情報を検出する制御部203を備え、制御部203は、検出された被写体の
情報(例えば、主要被写体、顔、構図等)が変化した画像31が表示された場合に早送り
(早戻し)を停止させるようにした。これにより、撮影対象等が変わるところで、一旦早
送り(早戻し)を止めることができる。
(11)カメラ100の制御部203は、撮影日または撮影時刻が変化した(異なる)画
像31が表示された場合に画像31の早送り(早送り)を停止させるようにした。これに
より、撮影対象等が変わるところで、一旦早送り(早戻し)を止めることができる。
(12)カメラ100は、被写体像を撮像する撮像素子202と、撮像素子202によっ
て撮像された画像31を表示する表示部208と、表示部208に表示される画像31の
自動送りを行う制御部203と、表示部208の表示面に対する接触操作を検知するタッ
チ操作部材206と、撮像素子202による複数コマの撮像の終了を検知すると、制御部
203へ複数コマの画像31に対する自動送りを指示する制御部203と、自動送り中に
タッチ操作部材206によって接触操作が検知された場合に制御部203に自動送りを停
止させる制御部203とを備える。これにより、ユーザーは、一連の画像のうちの任意の
コマの画像31の確認を続けることができる。
(13)カメラ100は、被写体像を撮像する撮像素子202と、撮像素子202によっ
て撮像された画像31を表示する表示部208と、撮像素子202による複数コマの撮像
の終了を検知すると、複数コマのうちの先頭の画像31を表示部208へ表示させる制御
部203とを備える。これにより、ユーザーは、先頭コマまでコマを戻す操作を行うこと
なしに、上述した一コマ送り操作を行うことによって、一連の複数コマの画像を確認する
ことができる。
(14)カメラ100の制御部203は、複数コマの撮像を連続して行う連写が行われて
いる間は表示部208へ画像31を表示させず、連写の終了が検知されると連写された複
数コマのうちの先頭の画像31を表示部208へ表示させる。これにより、ユーザーは、
先頭コマまでコマを戻す操作を行うことなしに、上述した一コマ送り操作を行うことによ
って、連写で得られた複数コマの画像を確認することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形
態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
カメラ100に姿勢検出センサを備え、カメラ100が横位置に保持されているか、縦
位置に保持されているかを検知し、検知結果を用いて表示部208における早送り/早戻
しバー38の表示位置を決定してもよい。例えば、表示部208における4つの辺のうち
重力方向に位置する辺に沿って早送り/早戻しバー38を表示させる。
また、カメラ100の姿勢にかかわらず、早送り/早戻しバー38の表示位置を固定し
ておいてもよい。
(変形例2)
早送り/早戻しモードにおいて、表示部208に表示中のコマ以外にも前後所定数のコ
マの表示用の画像データを記録媒体209から先読みしてメモリ204に格納しておき、
メモリ204に格納した画像データを用いて再生画像を表示部208に表示させるように
構成してもよい。
カメラ100内のメモリ204に格納しておいた先読み画像データを用いて再生画像の
表示を行うことにより、記録媒体209からその都度画像データを読み出して再生画像の
表示を行う場合に比べて、早送り/早戻しモードにおける再生画像の表示の切り替えを早
く行うことができる。
(変形例3)
上述した説明では、右方向へのスワイプ操作を検出した場合に早送りを行い、左方向へ
のスワイプ操作を検出した場合に早戻しを行う例を説明したが、スワイプ方向と早送り/
早戻しの関係を反対向きにしてもよい。
また、スワイプ方向と早送り/早戻しの関係をメニュー設定で選べるように構成しても
よい。
(変形例4)
タッチ操作部材206として、タッチ位置に加えてタッチ圧力の大きさを示す信号を出
力するものを採用してもよい。変形例4において、制御部203は、スワイプ操作による
圧力の大きさに対応させて、送り量(早送り/早戻しするコマ数)を決定する。すなわち
、検出圧力が大きいほど送り量を多くし、検出圧力が小さいほど送り量を少なくする。
上述したタッチ圧力の大小を検出する場合、タッチしている指の面積の大小に基づいて
検出するようにしてもよい。
(変形例5)
以上の説明では、表示部208の中に再生画像31と早送り/早戻しバー38とを表示
させるようにした。この代わりに、表示部208と別に設けられた表示部に早送り/早戻
しバー38を表示させてもよい。
なお、表示部208と別の表示部は、表示部208の近傍に設けられていることが好ま
しい。
(変形例6)
カメラ100を例に説明したが、スマートフォンやタブレットパソコン等の電子機器に
も適用することができる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定
されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の
範囲内に含まれる。
31…再生画像、32…コマ番号、33…フォルダ名称、34…ファイル名称、35…撮
影日時、38…早送り/早戻しバー、100…カメラ、201…撮像レンズ、202…撮
像素子、203…制御部、204…メモリ、205…レリーズボタン、206…操作部材
、206U…第1操作領域、206D…第2操作領域、207…画像処理部、208…表
示部、209…記録媒体

Claims (1)

  1. 第1領域と第2領域とを有する表示部と、
    前記表示部に対する操作を検出する操作部と、
    前記表示部の表示を制御する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記第1領域に再生画像が表示された状態で前記操作部により前記表示部に対する操作を検出すると、前記第2領域に前記第1領域に表示させる画像を変化させることを示す情報を表示し、
    前記操作部による再生画像が表示された状態の前記第1領域に対する操作の検出と、前記操作画像が表示された状態の前記第2領域に対する操作の検出とで、前記第1領域に表示する再生画像の切り替え動作を異ならせる表示装置。
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