JP2014149590A - 画像表示制御装置、画像表示制御方法及び画像表示制御プログラム - Google Patents

画像表示制御装置、画像表示制御方法及び画像表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ドラッグやフリックなどの操作によって表示内容をスクロールさせる際のユーザの操作性を向上させる。
【解決手段】表示領域30には、複数のリスト項目画像41,42,43・・・からなるメニューリスト画像31が表示されている。ユーザは、ドラッグ操作やフリック操作によって、メニューリスト画像31を上下方向にスクロールさせることができる。表示領域30において、ユーザのドラッグ操作やフリック操作を受け付け可能なスクロール可能領域は、複数の小領域36,37,38に分割されている。各小領域36,37,38は、同じドラッグ操作(又はフリック操作)に対するメニューリスト画像31のスクロール量がそれぞれ異なるように設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定方向に配列された複数のオブジェクト画像を表示させる画像表示制御装置、この画像表示制御装置で用いられる画像表示制御方法およびプログラムに関する。
複合機や携帯情報端末などの各種情報処理装置における、複数の機能や設定項目等をユーザに視認させたり選択させたりするためのユーザインタフェース(以下「UI」という)として、タッチパネルを備えた表示部を用いることが広く普及している。
このようなUIにおいては、各種設定項目等を示す複数のオブジェクト画像からなる画像リストが表示部に表示されるケースがある。画像リストを構成するオブジェクト画像の数が多い場合は、表示部には画像リスト全体のうち一部(所定数)のオブジェクト画像が表示される。この場合、ユーザは、表示部に表示されていないオブジェクト画像を表示させたい場合は、例えばドラッグやフリックなどの操作により表示部の表示内容をスクロールさせることで表示させることができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−73771号公報
ドラッグやフリックなどの操作によって画像リストがスクロールされる際のスクロール量は、ドラッグの場合はユーザの指などの指示体の移動距離に依存し、フリックの場合はフリック時の速度(指示体がタッチパネルから離れたときの速度)に依存することが一般的である。
そのため、例えば画像リストを構成するオブジェクト画像の数が多く、ユーザが表示させたい所望のオブジェクト画像が現在表示されているオブジェクト画像から遠く離れている場合、その所望のオブジェクト画像を探して表示させるためにはドラッグやフリックを何度も行う必要があり、ユーザにとって煩わしい。
一定のドラッグ操作等に対してより多くスクロールするようにスクロール量を設定することも可能ではある。しかしその場合、所望のオブジェクト画像が現在表示中のオブジェクト画像から近い位置にある場合、ドラッグ操作をすると所望のオブジェクト画像の表示位置を超えた位置まで進んでしまい、ユーザの操作性を損ねてしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ドラッグやフリックなどの操作によって表示内容をスクロールさせる際のユーザの操作性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の画像表示制御装置は、所定の配列方向に配列された複数のオブジェクト画像からなる画像リストが記憶可能な記憶部と、画像リストを表示可能な表示領域を有する表示部と、表示領域への指示体の接触操作を受け付け可能なタッチパネルと、表示領域への画像リストの表示を制御する制御部とを備えている。
制御部は、画像リストの一部を表示領域に表示させる表示処理と、表示領域内に、接触操作のうち表示領域に表示されている画像リストを配列方向へスクロールさせるためのスクロール指示操作を受け付け可能なスクロール可能領域を、複数の小領域に分割して設定するスクロール可能領域設定処理と、スクロール可能領域に対するスクロール指示操作を検出するスクロール指示操作検出処理と、複数の小領域の各々に対し、画像リストのスクロール量を決定付けるパラメータであって同じスクロール指示操作に対するスクロール量が異なる少なくとも2種類のパラメータのうち何れかを、該各パラメータがそれぞれ少なくとも1つの小領域に設定されるように設定するパラメータ設定処理と、スクロール指示操作検出処理でスクロール指示操作が検出された場合、画像リストの表示内容を、スクロール指示操作が検出された小領域に設定されているパラメータに応じたスクロール量だけスクロールさせるスクロール処理とを実行する。
このように構成された本発明の画像表示制御装置によれば、同じスクロール指示操作であってもそのスクロール指示操作を行う領域次第でスクロール量を少なくとも2種類に変化させることができる。そのため、ユーザは状況に応じてスクロール指示操作を行う領域を選択することで、所望のオブジェクト画像を適切な操作回数で表示させることができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
制御部は、スクロール処理において、スクロール指示操作の操作量及びスクロール指示操作が検出された小領域に設定されているパラメータに基づいてスクロール量を設定するようにするとよい。このように、ユーザの操作量が反映されたスクロール量を実現しつつ、同じ操作量でも操作領域に応じてスクロール量を可変設定できるようにすることで、ユーザの操作性をより向上させることができる。
スクロール指示操作として少なくともドラッグ操作が含まれている場合、制御部は、スクロール処理を次のように実行するとよい。すなわち、制御部は、スクロール指示操作検出処理でドラッグ操作が検出された場合、スクロール処理において、ドラッグ操作が検出された小領域に設定されているパラメータに基づき、ドラッグ操作における指示体の移動距離が大きいほどスクロール量が大きくなるようにスクロール量を設定する。
つまり、ドラッグ操作がなされた場合、指示体の移動距離が反映されたスクロール量を実現しつつ、同じ移動距離でも操作領域に応じてスクロール量を可変設定する。そのため、ドラッグ操作時のユーザの操作性をより向上させることができる。
スクロール指示操作として少なくともフリック操作が含まれている場合、制御部は、スクロール処理を次のように実行するとよい。すなわち、制御部は、スクロール指示操作検出処理でフリック操作が検出された場合、スクロール処理において、フリック操作が検出された小領域に設定されているパラメータに基づき、フリック操作時の指示体の移動速度が大きいほどスクロール量が大きくなるようにスクロール量を設定する。
つまり、フリック操作がなされた場合、指示体の移動速度が反映されたスクロール量を実現しつつ、同じ移動速度でも操作領域に応じてスクロール量を可変設定する。そのため、フリック操作時のユーザの操作性をより向上させることができる。
フリック操作に対しては、制御部は、更に次のように処理するようにしてもよい。すなわち、制御部は、パラメータ設定処理において、各パラメータを、同じフリック操作に対して画像リストをスクロールさせる際のスクロール速度が異なるように設定する。制御部は、スクロール指示操作検出処理でフリック操作が検出された場合、スクロール処理において、フリック操作が検出された小領域に設定されているパラメータに基づき、フリック操作時の指示体の移動速度が大きいほどスクロール速度が大きくなるように画像リストをスクロールさせる。
つまり、フリック操作がなされた場合、指示体の移動速度が反映されたスクロール量及びスクロール速度を実現しつつ、同じ移動速度でも操作領域に応じてスクロール量及びスクロール速度を可変設定する。そのため、フリック操作時のユーザの操作性をさらに向上させることができる。
制御部は、表示処理によって画像リストを表示させる際、その画像リストを構成するオブジェクト画像の数が所定のオブジェクト画像数閾値より少ない場合は、パラメータ設定処理として、スクロール可能領域全体に共通のパラメータを設定するようにしてもよい。
画像リストを構成するオブジェクト画像の数が少ない場合は、領域に応じてスクロール量(あるいはスクロール速度)を可変設定できるようにする必要性は低い。そのため、オブジェクト画像の数が少ない場合(オブジェクト画像数閾値より少ない場合)は領域にかかわらず一律に共通のパラメータを設定することで、ユーザの良好な操作性を維持しつつ制御部の処理負荷を軽減することができる。
制御部は、スクロール指示操作検出処理でスクロール指示操作が検出された場合、そのスクロール指示操作が検出された小領域に設定されているパラメータを示す情報を表示するパラメータ情報表示処理を実行するようにしてもよい。このようにすることで、ユーザは、スクロール指示操作を行うとパラメータを示す情報を視認でき、それにより自身の操作に対してどのようにスクロールが行われるかを認識することができる。そのため、ユーザの操作性・使い勝手をさらに向上させることができる。
本発明の画像表示制御装置において制御部が実行する各処理は、コンピュータにそれら各処理を実行させるためのプログラムを実行させることにより実現することができる。
実施形態の複合機の概略構成を表す構成図である。 液晶ディスプレイの画面例を表す説明図である。 スクロール設定処理のフローチャートである。 タッチ状態検出処理のフローチャートである。 メイン処理のフローチャートである。 図5のS335のタッチ開始処理のフローチャートである。 図5のS345のドラッグ処理のフローチャートである。 図7のS540のスクロール量設定処理のフローチャートである。 図5のS365のリリース処理のフローチャートである。 図9のS725のスクロール初速度設定処理のフローチャートである。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の形態を採り得る。また、下記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。
本実施形態の複合機1は、図1(a)に示すように、CPU11、ROM12、RAM13、画像読取部14、画像形成部15、操作パネル部16、ネットワーク通信部17、及び電話通信部18などを備えている。
制御部としてのCPU11は、ROM12に記憶されている各種プログラムに従って複合機1内の各部の制御を実行する。RAM13は、CPU11から直接アクセスされるメインメモリ等として利用される。RAM13は、後述する各種処理の実行時に設定される各種座標・距離・速度・方向、各種処理状態、スクロール領域の分割パターンやスクロールパラメータ等の各種設定情報、発行される各種イベントなどの一時記憶領域としても利用される。
画像読取部14は、原稿の画像をイメージセンサで読み取ってその画像を表す画像データを生成することができる。画像形成部15は、シート状の被記録媒体(例えば記録用紙)に対して画像を記録することができる。ネットワーク通信部17は、ネットワークインターフェースカード等によって構成される。電話通信部18は、モデム等によって構成され、電話回線(図示略)を介して電話やファクシミリ通信を行う際に利用される。
操作パネル部16は、液晶ディスプレイ21、タッチパネル22、及び内照式表示部23によって構成され、これら三者が図1(b)に示すように配置されている。液晶ディスプレイ21には、複合機1の機能や動作状態等の各種情報が表示されるが、その1つとして、図2に例示するような各種メニューリスト画像31,61がある。これら各種メニューリスト画像31,61は、ROM12又は図示しない他のメモリに記憶されている。
タッチパネル22は、指やタッチペンなどの指示体による接触(押下)操作を検出可能な透明なフィルム状の入力デバイスである。タッチパネル22は、液晶ディスプレイ21及び内照式表示23の表示面に重ねて(一体的に)配置されている。内照式表示部23は、テンキーやその他の操作用ボタンを示す画像が表示される部分である。
タッチパネル22によって指示体の接触が検出されると、接触位置の座標を示す接触検出信号がタッチパネル22からCPU11に出力される。CPU11は、その接触検出信号に基づいて後述する各種処理を行う。例えば図2(a)に示すようにメニューリスト画像31が表示されている状態で、ユーザが液晶ディスプレイ21に対して(直接的にはタッチパネル22に対して)所定の押下操作を行うことで、その押下した部分に表示されているリスト項目画像を選択することができる。また、リストの配列方向へドラッグ操作やフリック操作を行うことでメニューリスト画像31をスクロールさせることもできる。
液晶ディスプレイ21に上述したメニューリスト画像31等が表示される際の表示内容及びユーザ操作の受け付け内容等について、図2の画面例を用いて具体的に説明する。
複合機1では、例えば、機能を選択する際や各種設定項目を設定する際などの様々なシーンで、図2(a)に示すメニューリスト画像31の初期画面や図2(c)に示すメニューリスト画像61の初期画面が、液晶ディスプレイ21の表示領域30に表示される。なお、表示領域30には、x−y座標が設定されている。
図2(a)に示すメニューリスト画像31は、複数のリスト項目画像41,42,43,44,45・・・が所定の配列方向(以下「スクロール方向」ともいう。図2(a)の例では図面縦方向。)に配列されてなるものである。このメニューリスト画像31は、全体として6つ以上のリスト項目画像が配列されて構成されている。ただし、表示領域30に一度に表示可能なリスト項目画像の数は、メニューリスト画像毎に予め決まっており、図2(a)のメニューリスト画像31の場合は5つである。そのため、メニューリスト画像31が表示領域30に表示される際は、複数のリスト項目画像のうち5つが表示される。
図2(c)に示すメニューリスト画像61は、複数のリスト項目画像71,72,73,74・・・が所定の配列方向(スクロール方向。図2(c)の例では図面横方向。)に配列されてなるものである。このメニューリスト画像61は、全体として5つ以上のリスト項目画像が配列されて構成されているが、表示領域30には、その複数のリスト項目画像のうち所定の数(本例では最大4つ。ただし完全に表示されるのは最大3つ。)のリスト項目画像が表示される。
なお、以下の説明では、1つのメニューリスト画像を構成する複数のリスト項目画像の総数を「リスト全体件数」とも称し、表示領域30に一度に表示可能なリスト項目画像の数を「リスト表示件数」とも称する。
図2(a)に示す各リスト項目画像41等はそれぞれ、当該リスト項目画像に対応した設定内容や機能等を示す文字列(テキスト画像)を含んでいる。各リスト項目画像41等にはそれぞれ対応する処理が割り当てられており、ユーザが何れかのリスト項目画像を押下(タップ)すると、そのリスト項目画像に割り当てられている処理が実行される。
図2(a)のような初期画面が表示されている状態で、ユーザが表示領域30内で指示体を上記配列方向にドラッグ操作又はフリック操作すると、そのドラッグ操作又はフリック操作された方向へとメニューリスト画像31がスクロールする。図2(b)は、図2(a)の状態でユーザが上方向へ少しドラッグ操作したことにより、メニューリスト画像31が上方向にスクロールしてその表示内容が1つずつ上にずれた状態を示している。
なお、指示体による押下操作やドラッグ操作、フリック操作等の各種接触操作は、詳しくは、タッチパネル22への接触を介して実現されるものである。そのため、以下の説明で、「押下(操作)」、「ドラッグ(操作)」、「フリック(操作)」というときは、実際にはタッチパネル22に対する操作であることを意味する。
図2(a)〜(c)いずれの例でも、メニューリスト画像31(61)が表示されている状態において、ドラッグ操作やフリック操作などのメニューリスト画像31(61)をスクロールさせる操作を受け付け可能なスクロール可能領域は、予め決められている。ユーザは、メニューリスト画像31(61)毎に決められているスクロール可能領域内でドラッグ操作やフリック操作を行うことで、メニューリスト画像31(61)の表示内容を所定のスクロール方向へスクロールさせることができる。
本実施形態では、スクロール可能領域が複数の小領域(以下「分割領域」ともいう)に分割される。図2(a)は、スクロール可能領域が3つの分割領域36,37,38に分割された例を示している。これら3つの分割領域36,37,38を合わせた領域全体がスクロール可能領域である。
図2(a)の例では、スクロール可能領域が、低速度スクロール領域36,標準速度スクロール領域37,及び高速度スクロール領域38の3つの分割領域に分割されている。本実施形態では、同じドラッグ操作又はフリック操作に対するメニューリスト画像31のスクロール動作量が、分割領域毎に異なる。なお、スクロール動作量とは、本実施形態では、スクロール量及びフリック操作時のスクロール速度の総称である。
スクロール量については、同じドラッグ操作又はフリック操作に対し、低速度スクロール領域36内操作時のスクロール量が最も小さく、高速度スクロール領域38内操作時のスクロール量が最も大きく、標準速度スクロール領域37内操作時のスクロール量は前二者の中間である。フリック操作時のスクロール速度についても、同じフリック操作に対し、低速度スクロール領域36内操作時のスクロール速度が最も小さく、高速度スクロール領域38内操作時のスクロール速度が最も大きく、標準速度スクロール領域37内操作時のスクロール速度は前二者の中間である。
スクロール可能領域の分割パターンは複数用意されていて、ユーザがそのうち所望の分割パターンを選択できる。図2(a)とは異なる分割パターンとして、例えば図2(b)に示す分割パターンがある。図2(b)は、スクロール可能領域が2つの高速度スクロール領域51,55、1つの低速度スクロール領域53、及び2つの標準速度スクロール領域52,54が設定されている。図2(c)は、スクロール可能領域が標準速度スクロール領域81及び高速度スクロール領域82の2つに分割された例を示している。
図2(a)の例において、標準速度スクロール領域37内でドラッグ操作がなされた場合、本実施形態では、そのドラッグ操作時における指示体のスクロール方向の移動距離(タッチパネル22に接触した状態での移動距離)がそのままスクロール量となってメニューリスト画像31がスクロールされる。低速度スクロール領域36内でドラッグ操作がなされた場合、そのドラッグ操作時における指示体のスクロール方向の移動距離の半分(1/2)がスクロール量となってスクロールされる。高速度スクロール領域38内でドラッグ操作がなされた場合、そのドラッグ操作時における指示体のスクロール方向の移動距離の2倍がスクロール量となってスクロールされる。
指示体のスクロール方向の移動距離に対してスクロール量をどのように設定するかについては、分割領域36〜38毎に予めスクロールパラメータとして設定されている。図2(b)の例においても、5つの分割領域51〜55毎に予めスクロールパラメータが設定されており、図2(c)の例においても、2つの分割領域81,82毎に予めスクロールパラメータが設定されている。
図2(a)の例において、標準速度スクロール領域37内でフリック操作がなされた場合、本実施形態では、そのフリック操作時における指示体のスクロール方向のフリック速度(指示体がタッチパネル22からリリースされた時のスクロール方向の速度)がそのままそのリリース後のスクロール初速度に設定されてメニューリスト画像31がスクロールされる。設定されたスクロール初速度でのスクロール開始後は、所定の規定減速度で減速しながらスクロールが行われる。つまり、スクロール初速度に応じてスクロール量も決まる。そのため、スクロール初速度が大きいほどスクロール量も大きくなる。
低速度スクロール領域36内でフリック操作がなされた場合は、そのフリック操作時における指示体のスクロール方向のフリック速度の半分(1/2)がスクロール初速度となってスクロールされる。高速度スクロール領域38内でフリック操作がなされた場合は、そのドラッグ操作時における指示体のスクロール方向のフリック速度の2倍がスクロール初速度となってスクロールされる。
指示体のスクロール方向のフリック速度に対してスクロール初速度をどのように設定するかについても、分割領域36〜38毎に予めスクロールパラメータとして設定されている。図2(b)及び図2(c)の例も同様である。なお、上述したスクロールパラメータ(低速度スクロール領域36では「半分」、高速度スクロール領域38では「2倍」など)は、ドラッグ操作及びフリック操作についてそれぞれ個別に適宜決めることができる。ユーザがスクロールパラメータを可変設定できるようにしてもよい。
ユーザは、必要に応じて分割パターン(各分割領域)を視認できるようにすることができる。すなわち、ユーザは、スクロール動作量の異なる分割領域の識別表示を行わせるか否かを設定できる。識別表示を行わせる設定にすると、スクロール可能領域内の背景色が分割領域毎に異なる色で表示され、これにより各分割領域を視覚的に識別可能となる。図2(b)は、色分けによる識別表示が行われている例を示している。なお、背景色の配色による識別表示方法はあくまでも一例である。
ユーザは、必要に応じて、メニューリスト画像がスクロールしている際にその実行中のスクロールのスクロール動作量(適用中スクロール動作量)を視認できるようにすることができる。すなわち、ユーザは、ドラッグ操作やフリック操作によってメニューリスト画像をスクロールさせている際に適用中スクロール動作量を示すマークをポップアップ表示させるか否かを設定できる。適用中スクロール動作量のマークをポップアップ表示させる設定にすると、例えば図2(a)の例において高速度スクロール領域38内でフリック操作をした場合、指示体のリリース位置近傍に高速マーク33がポップアップ表示される。ドラッグ操作を行った場合は、ドラッグ操作中の指示体の接触位置近傍に高速マーク33がポップアップ表示される。
同様に、低速度スクロール領域36内でフリック操作又はドラッグ操作を行った場合は、低速マーク(図2(a)では図示略)がポップアップ表示される。図2(b)には、低速度スクロール領域53内でドラッグ操作が行われていることにより低速マーク34がポップアップ表示されている例が示されている。標準速度スクロール領域内でドラッグ操作又はフリック操作が行われた場合は、スクロール動作量を示すマークはポップアップ表示されない。ただし、標準速度スクロール領域内でのドラッグ操作やフリック操作に対しても上記マークをポップアップ表示させるようにしてもよい。
次に、メニューリスト画像31(61)が表示される際にCPU11が実行する各種制御処理について、図3〜図10を用いて説明する。複合機1の動作開始後、ユーザが各種操作等を行う過程で、図2(a)や図2(c)に例示した初期画面を表示させるべき旨の所定の操作がなされると、CPU11は、図3のスクロール設定処理、図4のタッチ状態検出処理及び図5のメイン処理を並行して実行する。
まず、図3のスクロール設定処理について説明する。CPU11は、図3のスクロール設定処理を開始すると、S110で、スクロール可能領域の分割パターンを表示する。分割パターンはメニューリスト画像毎(又はスクロール方向毎)に複数種類用意されており、S110では、表示されるメニューリスト画像に対応(又はそのスクロール方向に対応)した複数の分割パターンを表示する。
S115では、表示した複数の分割パターンのうち何れか1つがユーザに選択されたか否か判断する。選択されるまではS115の判断を繰り返し、ユーザにより何れか1つの分割パターンが選択されたらS120に進む。S120では、選択された分割パターンに従ってスクロール可能領域を分割設定し、分割領域毎にスクロールパラメータを設定する。例えば図2(a)に示すような分割パターンが選択された場合、図2(a)に示すような3つの分割領域36〜38を設定し、それぞれにスクロールパラメータを設定する。
S125では、適用中スクロール動作量をポップアップ表示させるか否かをユーザに設定させるためのオン/オフ設定ボタンを表示する。S130では、その表示したオン/オフ設定ボタンに対してユーザによりオン又はオフの何れかが選択されたか否かを判断する。何れかが選択されるまではS130の判断を繰り返し、何れかが選択されたらS135に進む。S135では、選択されたオン又はオフの設定内容を記憶する。
S140では、スクロール動作量の異なる分割領域の識別表示をさせるか否かをユーザに設定させるためのオン/オフ設定ボタンを表示する。S145では、その表示したオン/オフ設定ボタンに対してユーザによりオン又はオフの何れかが選択されたか否かを判断する。何れかが選択されるまではS145の判断を繰り返し、何れかが選択されたらS150に進む。S150では、選択されたオン又はオフの設定内容を記憶する。
次に、図4のタッチ状態検出処理について説明する。CPU11は、このタッチ状態検出処理を所定の時間間隔で繰り返し実行する。CPU11は、このタッチ状態検出処理を開始すると、S210で、タッチパネル22からの接触検出信号の有無を確認する。このとき、タッチパネル22から接触検出信号が入力されていれば、その接触検出信号が示す接触位置の座標を指示座標(x1,y1)として取得する。
S215では、S210の処理結果に基づき、指示体のタッチ(接触)開始を検出したか否か判断する。具体的には、前回のタッチ状態検出処理実行時にはS210で接触検出信号が入力されておらず(即ち指示体が接触しておらず)、今回のS210の処理で接触検出信号が入力された場合は、指示体のタッチ開始と判断して、S220に進む。
S220では、S210で検出した指示座標(x1,y1)を、前回指示座標(x0,y0)としてRAM13に記憶する。S225では、指示座標(x1,y1)をイベント座標(xe,ye)としてRAM13に記憶する。S230では、イベント種別を「タッチ」としてRAM13に記憶することでイベントを発行する。
S215の判断において、前回のタッチ状態検出処理実行時にもS210で接触検出信号が入力され(即ち指示体が既に接触しており)、今回のS210の処理でも接触検出信号が入力された場合は、指示体がタッチパネル22に接触しているもののそれは今回タッチ開始されたものではなく前回から接触状態が継続しているということであるため、S235に進む。また、S210の処理で接触検出信号が入力されていない場合、即ち指示体がタッチパネル22に接触していない場合も、S215からS235に進む。
S235では、S210で検出された指示座標(x1,y1)が前回指示座標(x0,y0)と異なるか否かを判断する。前回指示座標(x0,y0)と異なる指示座標(x1,y1)が検出された場合は、S240で指示座標(x1,y1)をイベント座標(xe,ye)としてRAM13に記憶する。
S245では、指示座標(x1,y1)と前回指示座標(x0,y0)から、この両座標間のx軸方向及びy軸方向の距離を移動距離(Lx,Ly)として算出する。S250では、指示座標(x1,y1)を前回指示座標(x0,y0)としてRAM13に記憶する。S255では、現在時刻を前回時刻T0としてRAM13に記憶する。なお、現在時時刻は、例えばCPU11に内蔵されているリアルタイムクロック(図示略)などの計時手段によって取得することができる。S260では、イベント種別を「ドラッグ」としてRAM13に記憶することでイベントを発行する。
S235で、指示座標(x1,y1)が前回指示座標(x0,y0)と異なる場合は、S265に進む。なお、S210で接触検出信号が入力されなかった場合も、S235からS265に進む。S265では、タッチパネル22から指示体が離れたか否かを判断する。S210で接触検出信号が入力されている場合は、タッチパネル22にはまだ指示体が接触しているということであるため、S285で移動距離(Lx,Ly)を(0,0)にクリアして、このタッチ状態検出処理を終了する。一方、前回のタッチ状態検出処理実行時にはS210で接触検出信号が入力されたものの(即ち指示体が接触していたものの)、今回のS210の処理では接触検出信号が入力されなかった場合は、タッチパネル22から指示体が離れたものと判断して、S270に進む。
S270では、前回指示座標(x0,y0)をイベント座標(xe,ye)としてRAM13に記憶する。S275では、現在時刻と前回時刻T0と移動距離(Lx,Ly)から、指示体が離れた(リリースした)時の指示体の速度(x、y各軸の速度成分)であるリリース速度(Vx,Vy)を算出し、RAM13に記憶する。S280では、イベント種別を「リリース」としてRAM13に記憶することでイベントを発行する。
次に、図5のメイン処理について説明する。CPU11は、このメイン処理を開始すると、S310で、画面表示処理を行う。具体的には、図2に例示したメニューリスト画像31(61)を初期画面として液晶ディスプレイ21の表示領域30に表示させる。なお、メニューリスト画像31(61)が表示された表示領域30に対するスクロール可能領域や分割領域の設定等は、図3で説明したスクロール設定処理で別途行われる。
S315では、イベント待ちを行う。即ち、所定時間(例えば5msec)待機して、その間イベント発行を待ち、イベントが発行されたらそれを取得する。S320では、イベントを取得したか否か判断し、取得しなかった場合はS315に戻るが、取得した場合はS325に進む。S325では、RAM13に記憶されているイベント座標(xe,ye)を指示座標(XN,YN)としてRAM13に記憶する。
S330では、イベント種別が「タッチ」か否か判断し、「タッチ」ならばS335のタッチ開始処理に進む。イベント種別が「タッチ」でない場合は、S340で、イベント種別が「ドラッグ」か否か判断し、「ドラッグ」ならばS345のドラッグ処理に進む。イベント種別が「ドラッグ」でない場合は、S350で、イベント種別が「リリース」か否か判断し、「リリース」でなければS315に戻るが、「リリース」ならばS355に進む。
S355では、リリース速度のx軸成分Vxが所定の速度閾値Vo以上か否か、又はy軸成分Vyが速度閾値Vo以上か否か判断する。Vx及びVyの何れか一方でも速度閾値Vo以上の場合は、フリック操作がなされたものと判断し、S360で、リリース速度(Vx,Vy)をフリック速度(VX,VY)としてRAM13に記憶して、S365のリリース処理に進む。Vx及びVyの何れも速度閾値Voより小さい場合は、フリック操作ではなく単に指示体がリリースされたものと判断して、S365のリリース処理に進む。
S335のタッチ開始処理について、図6を用いて説明する。CPU11は、図6のタッチ開始処理を開始すると、S410で、処理状態として「初期状態」を保持(例えばRAM13に設定・記憶)する。S415では、スクロール動作量の異なる分割領域の識別表示を行う設定になっているか否か(つまり図3のS145でオンが選択されたか否か)を判断する。識別表示を行う設定になっていない場合はS425に進む。識別表示を行う設定になっている場合は、S420で、分割領域の識別表示(例えば図2(b)に示した色分け表示)を実行して、S425に進む。
S425では、タッチ開始位置座標(XN,YN)(即ちタッチ開始検出時の指示座標)が押下領域内であるか否か判断する。押下領域とは、ユーザの押下操作を受け付ける領域である。例えば図2(a)の画面例では、各リスト項目画像41〜45が表示されている領域である。
タッチ開始位置座標(XN,YN)が押下領域内の場合は、S430で、押下対象のリスト項目画像をRAM13に記憶し、S435で、処理状態として「押下またはスクロール待ち状態」を保持して、S450に進む。タッチ開始位置座標(XN,YN)が押下領域内ではない場合は、S440で、タッチ開始位置座標(XN,YN)がスクロール可能領域内であるか否か判断する。スクロール可能領域内でなければそのままS450に進み、スクロール可能領域内の場合は、S445で処理状態として「スクロール待ち状態」を保持して、S450に進む。S450では、タッチ開始位置座標(XN,YN)を前回指示座標(X0,Y0)としてRAM13に記憶する。
次に、図5のS345のドラッグ処理について、図7を用いて説明する。CPU11は、図7のドラッグ処理を開始すると、S510で、前回指示座標(X0,Y0)と移動先の指示座標(即ち図5のS325で記憶した指示座標)(XN,YN)から、指示体の接触位置の移動方向と移動距離(LX,LY)を算出する。S515では、処理状態が「スクロール待ち状態」又は「押下またはスクロール待ち状態」であるか否か判断し、両者の何れかであればS520に進み、両者の何れでもない場合はS530に進む。
S520では、移動先の指示座標(XN,YN)がスクロール可能領域内であるか否か判断する。移動先の指示座標(XN,YN)がスクロール可能領域内の場合は、S525で処理状態として「スクロール状態」を保持してS540に進み、スクロール可能領域内でない場合は、S550で処理状態として「初期状態」を保持してS560に進む。
S530では、処理状態が「スクロール状態」であるか否か判断し、スクロール状態でなければS555で処理状態として「初期状態」を保持してこのドラッグ処理を終了し、スクロール状態の場合はS535に進む。S535では、移動先の指示座標(XN,YN)がスクロール可能領域内であるか否か判断し、スクロール可能領域内の場合はS540に進み、スクロール可能領域内でない場合はS550に進む。
S540では、スクロール量設定処理を行う。S540のスクロール量設定処理の詳細は、図8に示す通りである。CPU11は、図8のスクロール量設定処理を開始すると、S610で、指示座標(XN,YN)が低速度スクロール領域内か否か判断する。指示座標(XN,YN)が低速度スクロール領域内の場合はS615に進み、低速度スクロール領域内でない場合はS630に進む。S630では、指示座標(XN,YN)が高速度スクロール領域内か否か判断する。指示座標(XN,YN)が高速度スクロール領域内の場合はS635に進み、高速度スクロール領域内でない場合はS650に進む。
S615では、低速度スクロール領域内でのドラッグ操作であることから、低速度スクロール領域に設定されているスクロールパラメータに従い、スクロール量をスクロール方向の移動距離LY(又はLX)の半分に設定する。S620では、適用中スクロール動作量の表示設定があるか否かを判断し、表示設定がある場合は、S625で、指示体の接触位置の近傍に低速マークをポップアップ表示する。
S635では、高速度スクロール領域内でのドラッグ操作であることから、高速度スクロール領域に設定されているスクロールパラメータに従い、スクロール量をスクロール方向の移動距離LY(又はLX)の2倍に設定する。S640では、適用中スクロール動作量の表示設定があるか否かを判断し、表示設定がある場合は、S645で、指示体の接触位置の近傍に高速マークをポップアップ表示する。
S650では、標準速度スクロール領域内でのドラッグ操作であることから、標準速度スクロール領域に設定されているスクロールパラメータに従い、スクロール量をスクロール方向の移動距離LY(又はLX)と同じ値に設定する。
図7に戻り、S540のスクロール量設定処理の終了後、S545で、設定したスクロール量と移動方向に従い画像スクロールを描画する。即ち、メニューリスト画像を、移動方向へスクロール量に応じた長さだけスクロールさせる。S560では、移動先の指示座標(XN,YN)を前回指示座標(X0,Y0)としてRAM13に記憶する。
次に、図5のS365のリリース処理について、図9を用いて説明する。CPU11は、図9のリリース処理を開始すると、S710で、処理状態が「押下またはスクロール待ち状態」であるか否か判断する。「押下またはスクロール待ち状態」である場合は、S715で押下対象のリスト項目画像に割り当てられた処理を実行し、S735で処理状態として「初期状態」を保持して、S740に進む。
S710で「押下またはスクロール待ち状態」ではなかった場合は、S720で処理状態が「スクロール状態」か否か判断する。「スクロール状態」でなければS740に進み、「スクロール状態」の場合は、S725でスクロール初速度設定処理を実行する。
S725のスクロール初速度設定処理の詳細は、図10に示す通りである。CPU11は、図10のスクロール量設定処理を開始すると、S810で、リスト全体件数が速度変動実行閾値以上か否か判断する。リスト全体件数が速度変動実行閾値より少ない場合は、S855で、標準速度スクロール領域に設定されているスクロールパラメータに従い、スクロール初速度をスクロール方向のフリック速度VY(又はVX)と同じ値に設定する。つまり、リリースされた領域がどこであっても、スクロール初速度を、標準速度スクロール領域でリリースされた場合と同じスクロール初速度に設定する。
リスト全体件数が速度変動実行閾値以上の場合は、S815で、指示座標(XN,YN)が低速度スクロール領域内か否か判断する。指示座標(XN,YN)が低速度スクロール領域内の場合はS820に進み、低速度スクロール領域内でない場合はS835に進む。S835では、指示座標(XN,YN)が高速度スクロール領域内か否か判断する。指示座標(XN,YN)が高速度スクロール領域内の場合はS840に進み、高速度スクロール領域内でない場合はS855に進む。
S820では、低速度スクロール領域内でのリリースであることから、低速度スクロール領域に設定されているスクロールパラメータに従い、スクロール初速度をスクロール方向のフリック速度VY(又はVX)の半分に設定する。S825では、適用中スクロール動作量の表示設定があるか否かを判断し、表示設定がある場合は、S830で、リリース位置の近傍に低速マークをポップアップ表示する。
S840では、高速度スクロール領域内でのリリースであることから、高速度スクロール領域に設定されているスクロールパラメータに従い、スクロール初速度をスクロール方向のフリック速度VY(又はVX)の2倍に設定する。S845では、適用中スクロール動作量の表示設定があるか否かを判断し、表示設定がある場合は、S850で、指示体のリリース位置の近傍に高速マークをポップアップ表示する。
S855では、標準速度スクロール領域内でのリリースであることから、標準速度スクロール領域に設定されているスクロールパラメータに従い、スクロール初速度をスクロール方向のフリック速度VY(又はVX)と同じ値に設定する。
図9に戻り、S725のスクロール初速度設定処理が終了すると、S730で、設定したスクロール初速度及び規定減速度にて、リリース時の移動方向(スクロール方向成分)へ画像スクロールを描画(メニューリスト画像をスクロール)し、S735に進む。
S740では、スクロール動作量の異なる分割領域の識別表示を行う設定になっているか否かを判断する。識別表示を行う設定になっていない場合はS750に進む。識別表示を行う設定になっている場合は、S745で、分割領域の識別表示を消去して、S750に進む。S750では、適用中スクロール動作量の表示を行う設定になっているか否かを判断する。適用中スクロール動作量の表示を行う設定になっていない場合はリリース処理を終了し、適用中スクロール動作量の表示を行う設定になっている場合は、S755で、適用中スクロール動作量の表示を消去して、リリース処理を終了する。
以上説明した本実施形態の複合機1によれば、同じドラッグ操作またはフリック操作であってもその操作を行う領域次第でスクロール量を変化させることができる。そのため、ユーザは、表示内容をスクロールさせたい場合、状況に応じて操作領域を選択することで、所望のリスト項目画像を適切な操作回数で表示させることができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
例えば、図2(a)に示すようなメニューリスト画像31が表示されている場合に、少しだけスクロールさせたい場合は低速度スクロール領域36又は標準速度スクロール領域37でドラッグ操作又はフリック操作を行うことで、適度な早さで確実に所望のリスト項目画像を表示させることができる。逆に、多くスクロールさせたい場合は、高速度スクロール領域38でドラッグ操作又はフリック操作を行うえばよい。
また例えば、図2(a)に示すようなメニューリスト画像31が表示されている場合に、高速度スクロール領域38の下部から斜め左上方向へドラッグ操作を開始し、標準速度スクロール領域37を左上方向に横切って低速度スクロール領域36の上部に至る経路でドラッグ操作を行うと、指示体の移動距離に対するスクロール量を段階的に(三段階に)減らしていくことができる。つまり、ドラッグ操作しながら指示体の接触領域を変えていくことで、それに応じてスクロール動作量を変化させることができる。
また、複合機1では、ドラッグ操作においては指示体の移動距離に応じて、フリック操作においては指示体がリリースしたときのリリース速度(フリック速度)に応じて、スクロール量が決定される。つまり、ユーザの操作量が反映されたスクロール量を実現しつつ、同じ操作量でも操作領域に応じてスクロール量を可変設定できる。
より具体的には、ドラッグ操作がなされた場合、指示体の移動距離が反映されたスクロール量を実現しつつ、同じ移動距離でも操作領域に応じてスクロール量が可変設定される。また、フリック操作がなされた場合、指示体の移動速度が反映されたスクロール速度を実現しつつ、同じフリック速度でも操作領域に応じてスクロール速度が可変設定される。具体的には、スクロール初速度が可変設定され、これにより結果としてスクロール量も可変設定されることになる。そのため、ドラッグ操作時やフリック操作時のユーザの操作性をより向上させることができる。
また、複合機1では、リスト全体件数が速度変動実行閾値より少ない場合は、領域に応じたスクロール初速度の可変設定は行わない。メニューリスト画像を構成するリスト項目画像の数が少ない場合はスクロール速度に差をつける必要性は低いと考えられるからである。そのため、リスト項目画像の数が少ない場合は、ユーザの良好な操作性を維持しつつ、CPU11の処理負荷を軽減することができる。
また、複合機1では、ドラッグ又はフリック操作によって画像をスクロールさせる際に、適用中スクロール動作量を示すマークのポップアップ表示、及びスクロール動作量の異なる分割領域の識別表示をさせることができる。そのため、ユーザは、ドラッグ又はフリック操作を行うと、適用中スクロール動作量を示す情報を視認でき、それにより自身の操作に対してどのようにスクロールが行われるかを認識することができる。そのため、ユーザの操作性・使い勝手をさらに向上させることができる。
[他の実施形態]
(1)分割領域の数やパターン(種類、範囲、サイズ等)などは適宜決めることができる。これらをユーザが自由に可変設定できるようにしてもよい。
(2)各分割領域に設定されるスクロールパラメータをユーザが変更できるようにしてもよい。例えば図2(c)の例では、画面上側に標準速度スクロール領域81が配置されてその下に高速度スクロール領域82が配置されているが、この2つの領域を上下入れ替えできるようにしてもよい。
(3)スクロール動作量の異なる分割領域の識別表示や適合中スクロール動作量のマークの表示の具体的態様、表示させる期間などは、適宜決めることができる。
(4)フリック操作時のスクロールについて、上記実施形態では、スクロール初速度から規定減速度で(つまり等減速度で)減速していくようにスクロールする構成であったが、このようなスクロールはあくまでも一例である。例えば、設定されたスクロール初速度のまま等速スクロールするようにしてもよいし(その際のトータルのスクロール量も適宜決めて良い)、等減速度スクロールでなくてもよい。つまり、フリック操作時のスクロールについては、スクロール開始から停止までどのようにスクロール速度を変化させるかについては適宜決めることができる。
(5)1画面中に表示できるリスト表示件数はユーザが任意に変更できるようにしてもよい。その場合、リスト表示件数が少ないほどスクロール量やスクロール速度を大きくするようにしてもよい。例えば、図10のS840の処理において、リスト表示件数が特定数以上(例えば4件以上)の場合はスクロール初速度をスクロール方向のフリック速度VY(又はVX)の2倍に設定するが、リスト表示件数が特定数より少ない場合はスクロール初速度をスクロール方向のフリック速度VY(又はVX)の3倍又はそれ以上に設定するようにしてもよい。図8のS635の処理についても同様である。逆に、リスト表示件数が少ないほどスクロール量やスクロール初速度も小さくするようにしてもよい。
つまり、リスト表示件数を変更できる場合は、同じ領域内でのドラッグ操作あるいはフリック操作であっても、その領域内に設定されている規定のスクロール量あるいはスクロール初速度が、リスト表示件数に応じて可変設定されるようにしてもよい。
(6)リスト全体件数が多いほどスクロール量やスクロール初速度を大きくするようにしてもよい。例えば、図10のS840の処理において、リスト全体件数が特定数以上(例えば50件以上)の場合はスクロール初速度をスクロール方向のフリック速度VY(又はVX)の3倍又はそれ以上に設定するが、リスト全体件数が上記特定数より少ない場合はスクロール初速度をスクロール方向のフリック速度VY(又はVX)の2倍に設定するようにしてもよい。図8のS635の処理についても同様である。
(7)上記実施形態では、スクロール初速度設定処理(図10)において、リスト全体件数が速度変動実行閾値以上か否か判断し(S810)、速度変動実行閾値より少ない場合は、リリースされた領域にかかわらずスクロール初速度を一律にスクロール方向のフリック速度VY(又はVX)と同じ値に設定するようにしたが、これは必須ではない。
また、図8に示したスクロール量設定処理においても、処理開始時(S610の前)に、図10のS810と同様にリスト全体件数が速度変動実行閾値以上か否か判断するようにしてもよい。そして、リスト全体件数が速度変動実行閾値以上の場合にS610の処理に進むようにし、リスト全体件数が速度変動実行閾値より少ない場合は、S650に進み、ドラッグ中の指示体の位置にかかわらずスクロール量をスクロール方向の移動距離LY(又はLX)と同じ値に設定するようにしてもよい。
(8)リスト全体件数が速度変動実行閾値より少ないことにより指示体の位置にかかわらずスクロール初速度及びスクロール量を一律に定める場合は、図6のタッチ開始処理において、分割領域の識別表示(S420)を実行しないようにしてもよい。
(9)本発明は、複合機1への適用に限らず、表示部及びタッチパネルを有する各種UIに対して適用することができる。
1…複合機、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…画像読取部、15…画像形成部、16…操作パネル部、17…ネットワーク通信部、18…電話通信部、21…液晶ディスプレイ、22…タッチパネル、23…内照式表示部、30…表示領域、31,61…メニューリスト画像、33…高速マーク、34…低速マーク、36,53…分割領域(低速度スクロール領域)、37,52,54,81…分割領域(標準速度スクロール領域)、38,51,55,82…分割領域(高速度スクロール領域)、41〜46,71〜74…リスト項目画像

Claims (9)

  1. 所定の配列方向に配列された複数のオブジェクト画像からなる画像リストが記憶可能な記憶部と、
    前記画像リストを表示可能な表示領域を有する表示部と、
    前記表示領域への指示体の接触操作を受け付け可能なタッチパネルと、
    前記表示領域への前記画像リストの表示を制御する制御部と、
    を備えた画像表示制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記画像リストの一部を前記表示領域に表示させる表示処理と、
    前記表示領域内に、前記接触操作のうち前記表示領域に表示されている前記画像リストを前記配列方向へスクロールさせるためのスクロール指示操作を受け付け可能なスクロール可能領域を、複数の小領域に分割して設定するスクロール可能領域設定処理と、
    前記スクロール可能領域に対する前記スクロール指示操作を検出するスクロール指示操作検出処理と、
    前記複数の小領域の各々に対し、前記画像リストのスクロール量を決定付けるパラメータであって同じ前記スクロール指示操作に対するスクロール量が異なる少なくとも2種類のパラメータのうち何れかを、該各パラメータがそれぞれ少なくとも1つの前記小領域に設定されるように設定するパラメータ設定処理と、
    前記スクロール指示操作検出処理で前記スクロール指示操作が検出された場合、前記画像リストの表示内容を、前記スクロール指示操作が検出された前記小領域に設定されている前記パラメータに応じたスクロール量だけスクロールさせるスクロール処理と、
    を実行することを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示制御装置であって、
    前記制御部は、前記スクロール処理において、前記スクロール指示操作の操作量及び前記スクロール指示操作が検出された前記小領域に設定されている前記パラメータに基づいて前記スクロール量を設定する
    ことを特徴とする画像表示制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像表示制御装置であって、
    前記スクロール指示操作には少なくともドラッグ操作が含まれており、
    前記制御部は、前記スクロール指示操作検出処理でドラッグ操作が検出された場合、前記スクロール処理において、前記ドラッグ操作が検出された前記小領域に設定されている前記パラメータに基づき、前記ドラッグ操作における前記指示体の移動距離が大きいほど前記スクロール量が大きくなるように前記スクロール量を設定する
    ことを特徴とする画像表示制御装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像表示制御装置であって、
    前記スクロール指示操作には少なくともフリック操作が含まれており、
    前記制御部は、前記スクロール指示操作検出処理でフリック操作が検出された場合、前記スクロール処理において、前記フリック操作が検出された前記小領域に設定されている前記パラメータに基づき、前記フリック操作時の前記指示体の移動速度が大きいほど前記スクロール量が大きくなるように前記スクロール量を設定する
    ことを特徴とする画像表示制御装置。
  5. 請求項4に記載の画像表示制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記パラメータ設定処理において、前記各パラメータを、同じフリック操作に対して前記画像リストをスクロールさせる際のスクロール速度が異なるように設定し、
    前記スクロール指示操作検出処理でフリック操作が検出された場合、前記スクロール処理において、前記フリック操作が検出された前記小領域に設定されている前記パラメータに基づき、前記フリック操作時の前記指示体の移動速度が大きいほど前記スクロール速度が大きくなるように前記画像リストをスクロールさせる
    ことを特徴とする画像表示制御装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の画像表示制御装置であって、
    前記制御部は、前記表示処理によって前記画像リストを表示させる際、その画像リストを構成する前記オブジェクト画像の数が所定のオブジェクト画像数閾値より少ない場合は、前記パラメータ設定処理として、前記スクロール可能領域全体に共通の前記パラメータを設定する
    ことを特徴とする画像表示制御装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の画像表示制御装置であって、
    前記制御部は、前記スクロール指示操作検出処理で前記スクロール指示操作が検出された場合、そのスクロール指示操作が検出された前記小領域に設定されている前記パラメータを示す情報を表示するパラメータ情報表示処理を実行する
    ことを特徴とする画像表示制御装置。
  8. 所定の配列方向に配列された複数のオブジェクト画像からなる画像リストの一部を表示部の表示領域に表示させ、
    前記表示領域内に、指示体による、前記表示領域に表示されている前記画像リストを前記配列方向へスクロールさせるためのスクロール指示操作を受け付け可能なスクロール可能領域を、複数の小領域に分割して設定し、
    前記複数の小領域の各々に対し、前記画像リストのスクロール量を決定付けるパラメータであって同じ前記スクロール指示操作に対するスクロール量が異なる少なくとも2種類のパラメータのうち何れかを、該各パラメータがそれぞれ少なくとも1つの前記小領域に設定されるように設定し、
    前記スクロール可能領域へ前記スクロール指示操作がなされた場合、前記画像リストの表示内容を、前記スクロール指示操作がなされた前記小領域に設定されている前記パラメータに応じたスクロール量だけスクロールさせる
    ことを特徴とする画像表示制御方法。
  9. 所定の配列方向に配列された複数のオブジェクト画像からなる画像リストが記憶可能な記憶部と、
    前記画像リストを表示可能な表示領域を有する表示部と、
    前記表示領域への指示体の接触操作を受け付け可能なタッチパネルと、
    を備えた画像表示制御装置が有するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記画像リストの一部を前記表示領域に表示させる表示処理と、
    前記表示領域内に、前記接触操作のうち前記表示領域に表示されている前記画像リストを前記配列方向へスクロールさせるためのスクロール指示操作を受け付け可能なスクロール可能領域を、複数の小領域に分割して設定するスクロール可能領域設定処理と、
    前記スクロール可能領域に対する前記スクロール指示操作を検出するスクロール指示操作検出処理と、
    前記複数の小領域の各々に対し、前記画像リストのスクロール量を決定付けるパラメータであって同じ前記スクロール指示操作に対するスクロール量が異なる少なくとも2種類のパラメータのうち何れかを、該各パラメータがそれぞれ少なくとも1つの前記小領域に設定されるように設定するパラメータ設定処理と、
    前記スクロール指示操作検出処理で前記スクロール指示操作が検出された場合、前記画像リストの表示内容を、前記スクロール指示操作が検出された前記小領域に設定されている前記パラメータに応じたスクロール量だけスクロールさせるスクロール処理と、
    を実行させるための画像表示制御プログラム。
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