JP2021057214A - 照明装置 - Google Patents

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Haruka Takano
はるか 高野
則雅 鈴木
Norimasa Suzuki
則雅 鈴木
鈴木 勝也
Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
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Abstract

【課題】光取り出し効率が高く、施工性が良い照明装置を提供する。【解決手段】設置部に配設される長手方向に形成される天板部と、天板部の長手方向に交差する両側に設けられた側板部と、側板部の天板部とは反対方向の端部から側板部とのなす角が鈍角になるように天板部と側板部とによって構成される内部空間の方向に設けられた反射面部と、を備える器具本体を有する。また、透光部を有するカバーを備え、反射面部の下方に透光部が配設されるように器具本体に取り付けられる光源ユニットを有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
従来、透光性を有する筒状のカバーが用いられ、このカバー内に光源モジュールが設けられたシャーシが挿通されるとともに、このカバーの両端にキャップが設けられた光源ユニットが存在している。そして、例えば天井面といった設置面に配設された器具本体に、この光源ユニットを取付けることで構成される照明装置が知られている。
このような照明装置においては、光源モジュールから生じた光がカバーで反射することで器具本体側に照射されてしまい、器具本体側に光を外部に取り出すための光取り出し構造を有していない場合は光取り出し効率が低下してしまうという問題点があった。また器具本体側に光取り出し構造を備えるために器具本体を加工することで、器具本体の強度が低下し、例えば器具本体が変形してしまうことで光源ユニット取付の施工性が悪くなってしまうという問題点があった。
特開2016−58266号公報
本発明が解決しようとする課題は、光取り出し効率が高く、施工性が良い照明装置を提供することである。
実施形態の、照明装置は設置部に配設される長手方向に形成される天板部と、天板部の長手方向に交差する両側に設けられた側板部と、側板部の天板部とは反対方向の端部から側板部とのなす角が鈍角になるように天板部と側板部とによって構成される内部空間の方向に設けられた反射面部と、を備える器具本体を有する。また、透光部を有するカバーを備え、反射面部の下方に透光部が配設されるように器具本体に取り付けられる光源ユニットを有する。
実施形態によれば、光取り出し効率が高く、施工性が良い照明装置を提供することが期待できる。
一実施形態の照明装置を示す斜視図である。 一実施形態の照明装置の器具本体を示す斜視図である。 一実施形態の照明装置の器具本体を示す断面図である。 一実施形態の照明装置の光源ユニットを示す斜視図である。 一実施形態の照明装置の光源ユニットを示す断面図である。 一実施形態の照明装置の光源ユニットの端部の構造を示す斜視図である。 一実施形態の照明装置を示す断面図である。 一実施形態の照明装置のカバーの非透光部と透光部の位置関係を示す断面図である。 1つ目の変形例の照明装置を示す断面図である。 2つ目の変形例の照明装置を示す断面図である。
以下、一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に照明装置10を示す。照明装置10は天井直付形の照明装置である。さらに照明装置10は、防水構造を備えた屋外形照明装置である。なお以下では、照明装置10は、例えば天井面などの設置面に設置されるものとして、光照射方向の前面側を下方、光照射方向に対して反対の背面側を上方として説明する。
照明装置10は、設置面に設置される器具本体11、およびこの器具本体11の下部側に着脱可能に取り付けられる光源ユニット12を備えている。照明装置10は、器具本体11および光源ユニット12ともに長尺に形成されている。
図2、図3を参照して器具本体11を説明する。器具本体11は、長尺な本体部15、この本体部15の長手方向両端に設けられた端板16、およびこれら本体部15と端板16の間に設けられた下方に開口する開口部17を有している。開口部17は長尺な本体部15の長手方向に沿って連続して形成されている。
本体部15は、天板部18、およびこの天板18の長手方向に交差する両側に設けられた側板部19を有し、開口部17によって下方に開口する断面略コ字状(凹形状)に形成されている。よって、開口部17より器具本体11の内側には凹部が形成されている。天板部18は、設置面に取り付けるための図示しない取付孔や、電源ケーブルを引き込むための図示しない配線孔などが設けられている。
本体部15は、側板部19の下部側から開口部17内に向けて斜め下方に折曲された反射面部20、およびこの反射面部20の先端側から側板部19の内面側に向けて上方に折り返された折返し部21を有している。そして、反射面部20と折返し部21の交わる箇所が先端部27である。先端部27は、反射面部20と折返し部21とを曲面で接続し、器具本体11の最も下方側に突出する下方突出部でもある。
側板部19に対する反射面部20の曲げ角度である角度Aは90°よりも小さく、側板部19と反射面部20の内面側のなす角度である角度Bは90°よりも大きい関係にある。つまり角度Aは鋭角になるように、角度Bは鈍角になるように形成される。なお角度Aは、側板部19を下方に仮想的に延長した仮想面と、反射面部20の外面側である表面と、のなす角度に相当する。そして、角度Aと角度Bの和は180度となる。なお本実施形態においては、角度Bが約110度になるように形成されているが、±5度程度の角度ばらつきが存在する。
反射面部20の外面側である表面は、下方であって開口部17側とは反対の斜め外側方に向けて設けられている。また、反射面部20に対する折返し部21の曲げ角度である角度Cは90°よりも大きく、反射面部20と折返し部21の内面側のなすである角度Dは90°よりも小さい関係にある。つまり、角度Cは鈍角になるように、角度Dは鋭角になるように形成される。なお角度Cは、反射面部20斜め下方に仮想的に延長した仮想面と、折返し部21の外面側と、のなす角度に相当する。そして、角度Cと角度Dの和は180度となる。なお本実施形態においては、角度Dが約45度になるように形成されているが、±5度程度の角度ばらつきが存在する。
本体部15の両端側において、反射面部20および折返し部21の両端部から本体部15の両端に向かって、光源ユニット12の一部が入り込む切欠部22が設けられている。
端板16は、本体部15の端面を覆う端板部23、および光源ユニット12を取り付けるための取付部24を有している。端板部23は、本体部15の端部に取り付けられている。取付部24は、端板部23と一体に形成され、端板部23の下部側から本体部15側に向けて折曲され、開口部17の端部側に配置されている。取付部24には、光源ユニット12をねじ止めするための取付孔25、および光源ユニット12を仮吊りするための引掛部26が設けられている。
次に、図4、図5、図6を参照して光源ユニット12を説明する。光源ユニット12は、光源ユニット12単体で成り立つ防水構造を備えている。光源ユニット12は、長手方向に交差する一方側である上部側が器具本体の開口部17に挿入される挿入領域12aと、他方側である下部側が器具本体に11の外部に配置される突出領域12bと、で構成される。また、光源ユニット12は、筒状のカバー30、このカバー30内に挿通配置される支持部材であるシャーシ31、このシャーシ31の両端に取り付けられる連結部材32、シャーシ31に取り付けられる光源モジュール33および電源部34、カバーの両端に取り付けられるパッキング35、およびキャップ36などを備えている。
カバー30は、長尺で、長手方向に同一形状とする筒状に形成されている。カバー30は、挿入領域12aに対応した上部側に光が透過しにくい非透過部である非透光部30aが設けられ、突出領域12bに対応した下部側に光が透過しやすい透過部である透光部30bが設けられている。
非透光部30aは、透過率が低く光が透過しにくい、もしくは透過率が0で光が透過しない材料にて形成されている。言い換えれば、非透光部30aは、反射率や吸収率が高い材料で形成されている。本実施形態の非透光部30aは透過率が低く反射率が高くなるような樹脂材料で形成されている。非透過部30aは、天面部40、この天面部40の両側から下方に突出する側面部41、および側面部41と透光部30bとの間でカバー30の内部側に突出する屈曲部42を有している。屈曲部42は、透光部30bの背面側で透光部30bの両側から屈曲され、シャーシ31の両側に当接される。屈曲部42は、側面部41の下部側からカバー30の内部側に突出する上側段部43、透光部30bからカバー30の内部側に突出する下側段部44、これら上側段部43と下側段部44の間にカバー30の内側に突出する内側突出面部45を有している。この屈曲部42によって、カバー30の両側に凹部46が長手方向に沿って形成されている。そして、非透光部30aの内部にシャーシ31および電源部34が配置される。非透光部30aの内側に配置されたシャーシ31の一部屈曲部42が当接される。
透光部30bは、透過率が高く光が透過しやすい材料にて形成されている。本実施形態の透光部30bは透過率が高い樹脂材料で形成されている。透光部30bは、中央が下方に突出する凸湾曲状に形成され、両側が屈曲部42の下側段部44に連続されている。透光部30bの長手方向に交差する方向の幅は、非透光部30aの長手方向に交差する方向の幅よりも広い関係にある。そして、透光部30bの内側には、光源モジュール33が配置される。
カバー30は、非透光部30aおよび透光部30bの二色成形によって一体に形成されていても良い。すなわち、カバー30は、非透光部30aの溶融樹脂材料と透光部30bの溶融樹脂材料を押し出して成形する押出成形によって一体に形成されている。
なお、非透光部30aと透光部30bの境は、非透光部30aの下側段部44と、この下側段部44の端部側に連続する透光部30bの湾曲部分と、の間に設けられる。そして、非透光部30aと透光部30bの境の部分、もしくは非透光部30aと透光部30bの境の部分から非透光部30aの側に少し入った部分に、器具本体11の反射面部20の先端側(先端部27)が接触する。
シャーシ31は、金属製で、長尺に形成されている。シャーシ31は、上方に開口する断面略コ字形に形成されている。シャーシ31は、取付面部50、この取付面部50の両側から上方に折曲して設けられた側面部51、およびこれら側面部51の上部側から内側に折曲された折曲部52を介して折り返された折返し部53を有している。そして、取付面部50の前面側に光源モジュール33が取り付けられている。
側面部51は、取付面部50の両側から上方に折曲された側面下部51a、両側の側面下部51aから互いに離反するように上方に拡開傾斜された傾斜面部51b、および両側の傾斜面部51bから上方に折曲された側面上部51cを有している。両側の側面部51間に電源部34が配置される。傾斜面部51b電源部34の外形状に沿って傾斜されており、電源部34と接触してもよい。
折返し部53は、側面部51の内側面に所定の間隔をあけて対向されている。折返し部53は、側面部51の傾斜面部51bよりも上部側の側面上部51cに対向されている。
シャーシの両端側に配設される連結部材32は、金属製で、シャーシ31の端面を覆って、シャーシ31の端部に取り付けられている。シャーシ31の端部に対する連結部材32の取付構造は、爪構造による係止や、ねじ止めなどのいずれを用いてもよい。連結部材32は、カバー30の内側に挿通可能な形状および寸法に形成されている。連結部材32には、キャップ36をねじ止めするための複数の取付孔60、および電源部34に接続される引出ケーブルが挿通される配線孔61が設けられている。
光源モジュール33は、長尺な基板70、およびこの基板70に長手方向に沿って実装された複数の発光素子71を備えている。発光素子71は、LEDや有機ELなどのいずれを用いてもよい。光源モジュール33は、シャーシ31の取付面部50の前面側に取り付けられ、同じシャーシ31に取り付けられる電源部34の出力側に図示しない配線接続によって電気的に接続されている。
電源部34は、長尺な電源ケース73、およびこの電源ケース73内に配置された図示しない電源回路を備えている。電源ケース73は、前面部73aの両側角部に傾斜面73bを有する断面略台形状に形成されている。電電回路は、外部から供給される交流電源などの外部電源を直流電源などの所定の店頭電源に変換して光源モジュール33に供給し、発光素子71を点灯させる。
電源部34は、取付部材74によってシャーシ31に取り付けられている。取付部材74は、天面部75、およびこの天面部75の両側に設けられた側面部76を有し、下方に開口する断面略コ字形に形成されている。天面部75の下面側に電源部34がねじ止めなどによって取り付けられ、両側の側面部76がシャーシ31の両側の側面部51(側面上部51c)に取り付けられている。シャーシ31に対する取付部材74の取付構造は、爪構造による係止や、ねじ止めなどのいずれを用いてもよい。取付部材74をシャーシ31に取り付けた状態において、電源部34がシャーシ31の長手方向に沿って両側の側面部51間に配置されるとともに、電源部34(電源ケース73)の傾斜面73bがシャーシ31の傾斜面部51bに接触または対向される。
取付部材74の天面部75には、複数の球面状の突出部77が突出されている。そして、シャーシ31とともに取付部材74などがカバー30内に挿通配置された状態で、取付部材74の突出部77がカバー30の天面部40に接触されるとともに、シャーシ31の傾斜面部51bがカバー30の屈曲部42に接触され、シャーシ31側とカバー30側とが互いに位置決めされる。
また、パッキング35は、例えばシリコーンゴムなどで一体に形成されている。パッキング35は、カバー30の端部形状と相似した形状に形成されている。パッキング35の周辺部には、カバー30の内側に挿入されて密着する環状の挿入部80、およびこの挿入部80の端部側にカバー30の端部に接触して密着するフランジ部81が形成されている。パッキング35の内側には隔壁部82が形成されている。この隔壁部82には、複数のねじ用挿通部83が形成されているとともに、配線用挿通部84が形成されている。これら複数のねじ用挿通部83および配線用挿通部84は、連結部材32の複数の取付孔60および配線孔61の各位置に対応して形成されている。
また、キャップ36は、例えば樹脂材料で形成されている。キャップ36は、カバー30の端部外周にパッキング35を介して取り付けられるキャップ部90、およびこのキャップ部90の端部側に設けられるキャップカバー部91を有している。
キャップ部90は、カバー30の端部形状と相似した形状に形成されている。すなわち、キャップ部90は、上部側がカバー30の上部側の非透光部30aに対応した形状に形成され、下部側がカバー30の下部側の透光部30bに対応した形状に形成され、これら上部側と下部側との間の両側にカバー30の両側の凹部46に対応した凹部92が形成されている。キャップ部90とカバー30の端部との間にパッキング35が介在され、パッキング35によってカバー30の端部開口が密閉される。
キャップ部90には、パッキング35の複数のねじ用挿通部83および配線用挿通部84の位置に対応して図示しないねじ挿通孔および配線孔95が設けられている。
キャップ部90は、カバー30の端部外周に嵌合するため、カバー30の外周に対して突出する段差部である。この段差部によって、キャップ部90(キャップ36)の両側間の間隔は器具本体11の両側の側板部19の下部間の間隔よりも広く形成されている。そして、器具本体11に光源ユニット12が取り付けられた際、キャップ部90の両側の凹部92の下縁側の段差部が器具本体11の切欠部22に入り込むように構成されている。
キャップカバー部91は、突出領域12bにおいて、キャップ部90の端部側から突出され、キャップ部90の表面形状に連続する形状に形成されている。キャップカバー部91の内側には器具本体11に対向するように上方に向けて開口する凹部96が形成されている。キャップカバー部91の下面には、操作孔97が設けられている。操作孔97には、この操作孔97を閉塞するブッシュ98が着脱可能に取り付けられる。キャップカバー部91の端面の下部側には水抜き孔99が形成されている。なお、凹部96は、取付部品などを配置するスペースとして利用される。
また、キャップ36には、光源ユニット取付用の取付部品であるねじ115が回動可能に取り付けられている。ねじ115は、キャップカバー部91の操作孔97から差し込まれる工具によって回動操作可能とする。ねじ115は、器具本体11の取付部24の取付孔25に螺着され、光源ユニット12を器具本体11に固定する。
さらに、キャップ36には、光源ユニット12を器具本体11に仮吊りするための取付部品である吊金具120が取り付けられている。吊金具120は、金属製の線材によって形成されている。吊金具120の両端に円弧状に屈曲した屈曲部121が設けられている。吊金具120の屈曲部121が器具本体11の取付部24の引掛部26に着脱可能に引っ掛けられるように構成されている。
次に、照明装置10の組み立てについて説明する。まず、光源ユニット12を組み立てるには、光源モジュール33、電源部34、連結部材32がそれぞれ取り付けられたシャーシ31をカバー30内(非透光部30a内)に挿入する。このとき、電源部34をシャーシ31に取り付けている取付部材74の突出部77がカバー30の天面部40に接触されるとともに、シャーシ31の傾斜面部51bがカバー30の屈曲部42に接触され、シャーシ31側とカバー30側とが互いに位置決めされる。
次に、パッキング35の挿入部80をカバー30の端部開口に挿入する。キャップ36のキャップ部90を、パッキング35を介してカバー30の端部外周に嵌合する。キャップ部90、パッキング35を通じて連結部材32に螺着し、カバー30とキャップ部90との間にパッキング35を挟み込んで締め付け固定し、カバー30の端部開口をパッキング35で密閉する。なお、電源部34からの引出ケーブルは、連結部材32、パッキング35、キャップ36を組み立てる際に、パッキング35の配線用挿通部84に挿通され、キャップ36のキャップ部90から引き出さる。このようにして、カバー30の両端開口がパッキング35によって密閉され、防水構造が確保された状態で、光源ユニット12の組み立てが完了する。
なお、光源ユニット12を組み立てる場合の順序は、このような順序に限られるものではなく、例えば、シャーシ31をカバー30内に挿入した後に、シャーシ31の端部に連結部材32を連結してもよい。また、シャーシ31の一端側に連結部材32、パッキング35およびキャップ36を予め取り付けておき、シャーシ31の他端側をカバー30に挿入し、一端側のパッキング35をカバー30の一端側に密着させるとともに、シャーシ31の他端側に連結部材32、パッキング35およびキャップ36を取り付けるようにしてもよい。
次に、照明装置10を設置するには、器具本体11を例えば天井面などの設置面に設置する。このとき、電源ケーブルを器具本体11内に引き込んでおく。
光源ユニット12の両端のキャップ36に取り付けられている吊金具120を器具本体11の両端の取付部24に設けられている引掛部26に引っ掛け、光源ユニット12を器具本体11の下方に仮吊りする。
仮吊りされた光源ユニット12と器具本体11との間の間隙を通じ、光源ユニット12から引き出されている引出ケーブルを器具本体11内に引き込まれている電源ケーブルと電気的に接続する。これらケーブルの電気的な接続には、器具本体11内に配置される端子台を用いてもよい。
光源ユニット12の上部側の挿入領域12aを器具本体11の開口部17に挿入し、光源ユニット12のキャップ36の操作孔97から工具を差し込んでねじ115を器具本体11の取付部24に螺着し、光源ユニット12を器具本体11に取り付ける。この状態において、器具本体11の開口部17を光源ユニット12が覆うように取り付けられる。そして操作孔97にブッシュ98を嵌め込み、設置完了となる。
図7に、器具本体11に光源ユニット12を取付けた状態の照明装置10の断面図を示す。図7では照明装置10の短手方向に沿った断面を示しており、断面箇所は照明装置10の光源ユニット12の電源部34が配設されている側の端部近傍である。
図7においては、器具本体11に光源ユニット12に取付けた状態で、器具本体11の最も下方に突出した箇所である器具本体11の先端部27と、光源ユニット12のカバー30の下側段部44と、が接触している。しかし、器具本体11と光源ユニット12のカバー30は接触せず、間に空間が存在する状態で取付けられても良い。
この器具本体11の先端部27の近傍に、カバー30の非透光部30aと透光部30bの境界が位置するように、器具本体11が光源ユニット12に取付けられることが望ましい。図8に本実施形態における、非透光部30aと透光部30bの位置関係を示す。図8において、カバー30の黒塗り部分が非透光部30aで、カバー30の白塗り部分が透光部30bである。非透光部30aは器具本体11の開口部17および開口部17より内側の器具本体11内の凹部に収容されるように配設されている。また、透光部30bは、器具本体11の開口部17より器具本体の11の外側に位置するように配設されている。
なお、器具本体11の先端部27と、カバー30の非透光部30aと透光部30bの境界と、は完全に一致していなくても良く、この境界は先端部27よりも器具本体11の外側方向に位置していても良い。
カバー30は、非透光部30aと透光部30bを有し、非透光部30aが器具本体11の開口部を覆うように、開口部17近傍や器具本体11内側の凹部に位置するように配置され、透光部30bが器具本体11の開口部17や器具本体11よりも外部に配置される。そのため、発光素子71の光の一部がカバー30の透光部30bの内面で反射して非透光部30aの方向に向かっても、非透光部30aで反射もしくは吸収されることで、非透光部30aから器具本体11内に光が漏れることが抑制される。また、このとき非透光部30aを吸収率が高い材料で構成していると、光が非透光部30aの内面で吸収されるため、意図しない光反射が発生しなくなり照明装置10の配光制御が容易になる。なお、非透光部30aが器具本体11の開口部を完全に塞ぐように配設されていても良い。
図7に軌跡Xで非透光部30bに向かう光の動きの一例を示す。軌跡Xは、発光素子71から照射され、カバー30の透光部30bで反射し、カバー30の下側段部44の非透光部30aへと入射する。そして、非透光部30aで光は吸収もしくは反射する。このとき、先端部27よりも開口17側に透光部30bが存在すると、この透光部30bを光が透過して器具本体11の内部に光が入り込んでしまう虞がある。器具本体11の内部へ光が入り込んだ場合、光取り出し効率が低下したり、器具本体11に配設される穴から意図せず光が取り出されることで、器具本体11が不自然に光るといった問題が生じる可能性がある。そのため、器具本体11に光源ユニット12を取付けた状態においては、カバー30の先端部27の位置よりも開口部17側は非透光部30aとなるように構成し、器具本体11の内部へ光が入り込むことを抑制している。
また、図7に軌跡Yで反射面部20に向かう光の動きの一例を示す。軌跡Yは、発光素子71から照射され、カバー30の透光部30bで反射し、カバー30の下側段部44ないし、下側段部44の内側突出面部45とは反対側の端部に連続する湾曲部分に入射する。この光の入射部分は透光部30bで構成されているため、光は透過して反射面部20に入射する。反射面部20は、本実施形態では角度Bが約110度になるように形成されているため、水平面に対して20度傾斜した状態で形成されている。そのため、反射面部20に入射した光を効率的に照明装置10の外部へ取り出すことが可能となる。
なお、器具本体11の反射面部20の先端側に折返し部21を設けているため、器具本体11の取扱い時に、例えば金属板の切断部分となる折返し部21の先端側に作業者の指などが触れにくくできる。金属板の切断部分は鋭利になっている虞があるため、折返し部21によって作業者の指が意図せず切創してしまうことを防ぐことが可能となり、照明装置10の取付作業時などの安全性を向上することができる。
また、折返し部21は角度Dが鋭角になるように形成されることが好ましく、0度より大きくかつ70度以下の角度で形成されることがなお好ましい。角度Dが0度の場合は、器具本体11の開口部17を保持する強度が不足することで開口部17が変形し、光源ユニット12を取付けにくくなる虞がある。また角度Dが70度以上の角度の場合、開口部17の縁である先端部27より、折返し部21が器具本体11の内部方向に突出する構造となる。その場合、下方から光源ユニット12を取付ける際に、折返し部21が光源ユニット12に接触してしまい、光源ユニット12を取付けにくくなる虞がある。本実施形態のように、折返し部21を形成することで、光源ユニット12を取付ける際の施工性を向上することができる。
そして、光源ユニット12を器具本体11に取り付ける際、キャップ36のキャップ部90が光源ユニット12のカバー30の端部外周に嵌り込み、キャップ部90がカバー30の表面か出っ張るように段差があるが、このキャップ部90の段差の部分が器具本体11に設けられている切欠部22に入り込むことにより、光源ユニット12が器具本体11に近付き、光源ユニット12と器具本体11との隙間が低減される。これにより、光が器具本体11の内部に入り込むのが低減される。
また、外部電源が電源部34に供給されると、電源部34によって外部電源を変換した点灯電源が光源モジュール33に供給され、光源モジュール33の発光素子71が点灯し、発光素子71が発する光がカバー30を透過して外部に出射される。
また、カバー30内の限られたスペース内にシャーシ31および電源部34が配置されるため、光源モジュール33および電源部34の配線のための配線スペースなども限られるが、シャーシ31と電源部34との間に設けられる空間部を配線スペースとして有効に利用することができる。
しかも、シャーシ31の前面側に光源モジュール33を取り付けているため、光源モジュール33をカバー30の透光部30bの内側に容易に配置することが可能となり、光源モジュール33の発光素子71の光がカバー30の透光部30bの内側で広がり、カバー30の透光部30bを透過して外部に出射される光が増加し、光の取出効率を向上できる。
そして、本実施形態の照明装置10では、器具本体11に光源ユニット12を仮吊りするのに金属製の線材である吊金具120を用いているため、例えば紐のように劣化して切れたり、燃えるようなおそれが少なく、器具本体11に対する光源ユニット12の仮吊りを確実にできる。なお、吊金具120は、金属製の線材に限らず、金属製の棒材や板材などを用いてもよい。
また、1つ目の変形例として、図9に示すような、カバー部30の非透光部30aと透光部30bの配置であっても良い。図9の変形例では、カバー30の黒塗り部分が非透光部30aで、カバー30の白塗り部分が透光部30bである。そして非透光部30aは、
カバー30の短手方向の一方側の器具本体11の先端部27の近傍から、カバー30の短手方向の一方側のカバー30とシャーシ31の傾斜面部51bとが当接する部分に渡って設けられている。非透光部30aは、器具本体11の内側に光が入り込まないように配設されているが、図9のような構成だと、例えば、カバー30とシャーシ31の隙間から器具本体11側に入り込んだ光は、カバー30とシャーシ31の傾斜面部51bとが当接する部分で止められる。そのため、その部分より器具本体11の内側方向には非透光部30aを設けなくても良い。非透光部30aは反射率や吸収率が高い材料で構成されているため、例えば、金属材料を用いたり樹脂の充填量を多くしたりなど、透光部30bに比べて比重が大きくなる傾向にある。そのため非透光部30aの領域を必要最小限とすることで、カバー30(光源ユニット12)の軽量化が可能となる。1つ目の変形例では、筒状のカバー30は、非透光部30aのラインと、透光部30bのラインと、が周方向に交互に2本ずつ配設された構成となる。
また、2つ目の変形例として、図10に示すような、カバー部30の形状であってもよい。2つ目の変形例のカバー部30は天面部40と、天面部40と側面部41を接続する箇所が除かれた構造をしている。2つ目の変形例では、防水性能は器具本体11と合わせて確保する必要があるが、カバー30(光源ユニット12)の軽量化が可能となる。また、2つ目の変形例においての非透光部30aの位置は、図8に示したように、器具本体11の開口部17や器具本体11の内側に位置するように設けられても良いし、1つ目の変形例のように、カバー30の短手方向の一方側の器具本体11の先端部27の近傍から、カバー30の短手方向の一方側のカバー30とシャーシ31の傾斜面部51bとが当接する部分に渡って設けられても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 照明装置
11 器具本体
12 光源ユニット
15 本体部
20 反射面部
21 折返し部
30 カバー
30a 非透光部
30b 透光部

Claims (2)

  1. 設置部に配設される長手方向に形成される天板部と、前記天板部の長手方向に交差する両側に設けられた側板部と、前記側板部の前記天板部とは反対方向の端部から前記側板部とのなす角が鈍角になるように前記天板部と前記側板部とによって構成される内部空間の方向に設けられた反射面部と、を備える器具本体と;
    透光部を有するカバーを備え、前記反射面部の下方に透光部が配設されるように前記器具本体に取り付けられる光源ユニット;
    を備える照明装置。
  2. 前記器具本体は、
    前記反射面部の前記側板部とは反対方向の端部から、前記反射面部とのなす角が鋭角になるように前記内部空間の方向に設けられた折返し部を備える、請求項1記載の照明装置。
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