JP2021056625A - 電力管理サーバ装置、及び電力管理システム - Google Patents

電力管理サーバ装置、及び電力管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】節電を促進する電力管理サーバ装置及び電力管理システムを提供する。【解決手段】住宅仕様決定システム1において、電力管理サーバ装置100は、住宅で消費される電力量を管理する。電力管理サーバ装置の第一制御部110は、住宅の仕様を含む住宅情報を記憶する住宅情報記憶部118と、住宅で消費される消費電力量の基準値を示し、住宅が購入される前に予め決定された基準消費電力量を記憶する基準記憶部119と、住宅で消費された消費電力量の実績値を示す実績消費電力量を取得する実績取得部112と、実績消費電力量が基準消費電力量を超過している場合に、基準消費電力量に対する実績消費電力量の超過量に応じて課金する課金部114と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、建物で消費される電力量を管理する電力管理サーバ装置、及び電力管理システムに関する。
住宅等の建物で消費される電力量を管理するための種々の技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のエネルギー料金設定支援装置は、受信部において、顧客情報および申込情報が受信された場合、取得部により、電力会社サーバから当該顧客の過去の使用電力量を取得する。判定部により、申込情報に含まれている使用電力量が妥当な使用電力量であるか否かを判定する。妥当な使用電力量であると判定された場合、申込情報に含まれている固定単価が、現在の変動単価以下になったか否かを判定する。申込情報に含まれている固定単価が、現在の変動単価以下になった場合、成約と判定する。
特開2006−221359号公報
特許文献1に記載のエネルギー料金設定支援装置では、住宅等の建物で消費された消費電力量の実績値が変動する場合であっても、電力料金が一定値になるため、電力供給会社、及び消費者の各々の利便性が向上する。
しかしながら、電力料金が一定値になるため、住宅等の建物の居住者の節電に関する関心が低下し、消費電力量が増加する可能性がある。また、消費電力量が増加する場合には、電力供給会社の利益が減少する可能性がある。
本発明は、住宅等の建物での節電を促進することが可能な電力管理サーバ装置、及び電力管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る実施形態は、建物で消費される電力量を管理する電力管理サーバ装置であって、前記建物の仕様を含む建物情報を記憶する建物情報記憶部と、前記建物で消費される消費電力量の基準値を示し、予め決定された基準消費電力量を記憶する基準記憶部と、前記建物で消費された消費電力量の実績値を示す実績消費電力量を取得する実績取得部と、前記実績消費電力量が前記基準消費電力量を超過している場合に、前記基準消費電力量に対する前記実績消費電力量の超過量に応じて課金する課金部と、を備える。
また、上記電力管理サーバ装置において、前記実績消費電力量が前記基準消費電力量未満である場合に、前記基準消費電力量と前記実績消費電力量との差分を示す差分電力量に応じた特典を付与する特典付与部、を備えてもよい。
また、上記電力管理サーバ装置において、前記課金部による前記超過量に応じた課金、及び、前記特典付与部による前記差分電力量に応じた特典の付与は、前記建物の購入に係る契約に含められていてもよい。
また、上記電力管理サーバ装置において、前記建物は、発電設備、蓄電設備、及びEMS(Energy Management System)を備えてもよい。
また、上記電力管理サーバ装置において、前記HEMSは、ディスプレイと制御部とを備え、前記制御部は、前記ディスプレイに、前記消費電力量に応じて、節電するための方策を示す画像を表示してもよい。
また、上記電力管理サーバ装置において、前記HEMSは、端末装置と通信可能に接続され、前記制御部は、前記節電するための方策を示す情報を前記端末装置に送信してもよい。
また、上記電力管理サーバ装置において、前記建物情報は、前記発電設備の仕様を示す情報、前記蓄電設備の仕様を示す情報、前記建物の断熱性能を示す情報、及び前記建物の間取りを示す情報を含んでもよい。
また、上記電力管理サーバ装置において、前記発電設備の発電電力が前記建物での消費電力を超える場合に、余剰電力を売却する処理を実行する電力売却部を備えてもよい。
本発明に係る別の実施形態は、第1サーバ装置と、前記第1サーバ装置と通信可能に接続された第2サーバ装置とを備え、建物で消費される電力量を管理する電力管理システムであって、前記第1サーバ装置は、前記建物の仕様を含む建物情報を記憶する建物情報記憶部と、前記建物で消費される消費電力量の基準値を示し、予め決定された基準消費電力量を記憶する基準記憶部と、を備え、前記第2サーバ装置は、前記建物で消費された消費電力量の実績値を示す実績消費電力量を取得する実績取得部と、前記実績消費電力量が前記基準消費電力量を超過している場合に、前記基準消費電力量に対する前記実績消費電力量の超過量に応じて課金する課金部と、を備える。
本発明によれば、住宅等の建物での節電を促進することができる。
本発明の第1実施形態に係る電力管理システムの構成の一例を示す図である。 HEMSが制御する機器の構成の一例を示す図である。 電力管理サーバ装置、及びスマートフォンの構成の一例を示す図である。 (A)は、課金部の具体的な構成の一例を示すグラフである。(B)は、特典付与部の具体的な構成の一例を示すグラフである。 第1制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電力管理システムの構成の一例を示す図である。 第1サーバ装置、第2サーバ装置、HEMS、及びスマートフォンの構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.第1実施形態の電力管理システムの全体構成]
図1〜図5を参照して、第1実施形態に係る電力管理システム1について説明する。
図1は、第1実施形態に係る電力管理システム1の構成の一例を示す図である。
電力管理システム1は、電力管理サーバ装置100と、HEMS200と、スマートフォン300と、を備える。
電力管理サーバ装置100は、ネットワークNWを介して、HEMS200と通信可能に構成される。また、電力管理サーバ装置100は、ネットワークNWを介して、スマートフォン300と通信可能に構成される。また、HEMS200は、ネットワークNWを介して、スマートフォン300と通信可能に構成される。
第1実施形態では、ネットワークNWは、例えば、インターネットである。ネットワークNWは、インターネットに限定されない。ネットワークNWは、電力管理サーバ装置100とスマートフォン300とを通信可能に接続し、電力管理サーバ装置100とHEMS200とを通信可能に接続すればよい。ネットワークNWは、例えば、LAN(Local Area Network)でもよいし、WAN(Wide Area Network)でもよい。
電力管理サーバ装置100は、住宅Hで消費される電力量を管理する。具体的には、電力管理サーバ装置100は、基準消費電力量ESと実績消費電力量EAとに基づいて、住宅Hの居住者に対して、課金するか、又は特典を付与する。基準消費電力量ESは、住宅Hで消費される消費電力量の基準値を示す。実績消費電力量EAは、住宅Hで消費された消費電力量の実績値を示す。
第1実施形態では、電力管理サーバ装置100が、住宅Hの居住者に対して課金する場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。電力管理サーバ装置100が、住宅Hの購入契約者に対して課金してもよいし、住宅Hの所有者に課金してもよい。
電力管理サーバ装置100の具体的な構成については、後述にて図3を参照して詳細に説明する。
HEMS(Home Energy Management System)200は、住宅Hに配置された家電機器、発電機器、及び蓄電機器等と通信可能に接続され、電力の使用状況、及び居住者に対するメッセージを表示し、電力の使用状況に応じて各機器を制御する。
HEMS200の具体的な構成については、後述にて図2を参照して詳細に説明する。
スマートフォン300は、住宅Hの居住者によって携帯される。スマートフォン300は、居住者からの操作を受け付けて、操作入力を示す情報を、ネットワークNWを介して、電力管理サーバ装置100又はHEMS200に送信する。また、スマートフォン300は、電力管理サーバ装置100又はHEMS200からの情報を、ネットワークNWを介して、受信して表示する。
スマートフォン300は、「端末装置」の一例に対応する。
スマートフォン300の具体的な構成については、後述にて図3を参照して詳細に説明する。
本実施形態では、スマートフォン300が1台である場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば、居住者が複数人である場合には、スマートフォン300は、各居住者が保有するスマートフォンに対応する。この場合には、スマートフォン300の台数は、居住者の人数に対応する台数である。
[1−2.HEMSの構成]
図2は、HEMS200が制御する機器の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、住宅Hには、HEMS200、スマートメータSM、発電設備GN、蓄電設備BT及び家電機器LDが配置される。発電設備GNは、第1発電設備GN1及び第2発電設備G2を含む。家電機器LDは、第1家電機器LD1及び第2家電機器LD2を含む。第1実施形態では、住宅Hは、一戸建て住宅である。
住宅Hは、「建物」の一例に対応する。
HEMS200は、スマートメータSM、第1発電設備GN1、第2発電設備G2、蓄電設備BT、第1家電機器LD1及び第2家電機器LD2の各々と通信可能に接続される。
HEMS200は、「EMS(Energy Management System)」の一例に対応する。
スマートメータSMは、消費電力をデジタル処理で計測する。具体的には、スマートメータSMは、入力変換部、乗算回路、積分回路、分周回路、表示部、及び通信部を備える。入力変換部は、商用電源からの電力を電子回路の電圧レベル及び電流レベルに変換する。積分回路は、電力に比例したパルスを発生する。表示部は、パルスをカウントして表示する。スマートメータSMは、計測した電力から実績消費電力量EAを算出し、HEMS200を介して、電力管理サーバ装置100に送信する。
実績消費電力量EAは、住宅Hで消費された消費電力量の実績値を示す。
第1発電設備GN1は、都市ガス、LPガス、灯油等から、改質器を用いて燃料となる水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電する。第1発電設備GN1は、住宅Hの屋外に配置される。第1発電設備GN1が発電した電力は、蓄電設備BTに送電され、蓄電設備BTに蓄電される。第1発電設備GN1は、HEMS200からの指示に従って発電処理を制御する。
第2発電設備G2は、住宅Hの屋根に配置されたソーラーパネルを備える。ソーラーパネルによって発電された電力は、蓄電設備BTに送電され、蓄電設備BTに蓄電される。第2発電設備G2は、ソーラーパネルが発生した電力を示す情報をHEMS200に送信する。
蓄電設備BTは、蓄電池を備える。蓄電設備BTは、HEMS200からの指示に従って、蓄電池の充電動作及び放電動作を制御する。蓄電設備BTが放電動作を実行する場合には、蓄電設備BTは、第1家電機器LD1及び第2家電機器LD2の少なくとも一方へ送電するか、又は、商用電力網へ送電する。蓄電設備BTが商用電力網へ送電する場合には、図略の売電用メータによって、蓄電設備BTが商用電力網へ送電した電力量が測定され、HEMS200を介して、電力量を示す情報が電力管理サーバ装置100に送信される。
第1家電機器LD1は、例えば、空気調和機、すなわち、エアーコンディショナである。第1家電機器LD1には、商用電源、第1発電設備GN1、第2発電設備G2及び蓄電設備BTの少なくともいずれか1つから電力が供給される。第1家電機器LD1は、HEMS200からの指示に従って動作する。
第2家電機器LD2は、例えば、LED(Light Emitting Diode)等の光源を備える天井灯である。第2家電機器LD2は、商用電源、第1発電設備GN1、第2発電設備G2及び蓄電設備BTの少なくともいずれか1つから電力が供給される。第2家電機器LD2は、HEMS200からの指示に従って動作する。
HEMS200は、ディスプレイ210と、第2制御部220とを備える。
ディスプレイ210は、LCD(Liquid Crystal Display)等を備え、種々の画像を表示する。
第2制御部220は、「制御部」の一例に対応する。
第2制御部220は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やマイコン等の第2プロセッサー220Aと、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の第2メモリー220Bとを有する。第2メモリー220Bには、第2制御プログラム等のデータが格納されている。また、第2メモリー220Bは、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)のような記憶装置を備えてもよい。
第2制御部220の第2プロセッサー220Aは、第2制御プログラムを実行することによって、HEMS200の各部の動作を制御する。
第2制御部220は、消費電力量に応じて、節電するための方策を示す画像をディスプレイ210に表示する。具体的には、第2制御部220は、スマートメータSMが検出した消費電力量に応じて、第1家電機器LD1及び第2家電機器LD2の少なくとも一方の消費電力を削減する方策をディスプレイ210に表示する。
例えば、第1家電機器LD1が冷房動作中であり、第1家電機器LD1が所定時間以上、所定温度以下の設定温度に設定されている場合には、第2制御部220は、設定温度を上げることを促すメッセージをディスプレイ210に表示する。所定時間は、例えば1時間であり、所定温度は、例えば25℃である。メッセージは、例えば、「節電のために、エアコンの設定温度を2℃上げましょう。」との文字を示す。
また、HEMS200が、ディスプレイ210にメッセージを表示するときに、HEMS200が、図略のスピーカから音声を出力してもよい。音声は、例えば、ディスプレイ210に表示されるメッセージと同じ内容を示す。
第1実施形態では、第2制御部220は、住宅Hにおいて節電するための方策を示す画像をディスプレイ210に表示するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。第2制御部220は、節電するための方策を示す画像をディスプレイ210に表示すればよい。例えば、第2制御部220は、クールシェアに関する情報をディスプレイ210に表示してもよい。また、例えば、第2制御部220は、節電に関するアドバイスを示す情報をディスプレイ210に表示してもよい。
また、第2制御部220は、消費電力量に応じて、節電するための方策を示す情報を、図1に示すスマートフォン300に送信する。第2制御部220は、例えば、電子メールで、節電するための方策を示す情報をスマートフォン300に送信する。スマートフォン300は、受信した情報に対応するメッセージをディスプレイ310に表示する。
例えば、居住者が外出中に、第2家電機器LD2がオン状態である場合には、第2制御部220は、第2家電機器LD2をオフ状態にすることを促す情報をスマートフォン300に送信する。
[1−3.電力管理サーバ装置、及びスマートフォンの構成]
図3は、電力管理サーバ装置100及びスマートフォン300の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、電力管理サーバ装置100は、第1制御部110を備える。第1制御部110は、電力管理サーバ装置100の各部の動作を制御する。
第1制御部110は、例えば、CPUやマイコン等の第1プロセッサー110Aと、RAM、ROM等の第1メモリー110Bとを有する。第1メモリー110Bには、第1制御プログラム等のデータが格納されている。また、第1メモリー110Bは、HDDやSSDのような記憶装置を備える。
スマートフォン300は、ディスプレイ310、タッチセンサ320、及び第3制御部330を備える。
ディスプレイ310は、第3制御部330の制御に基づき各種画像を表示する。ディスプレイ310は、例えばLCDで構成される。ディスプレイ310は、矩形状に構成される。本実施形態では、ディスプレイ210は、長方形状である。
タッチセンサ320は、ユーザのタッチ操作を検出し、検出した操作を示すデータを第3制御部330に出力する。
タッチセンサ320は、ディスプレイ310と一体に形成される。具体的には、タッチセンサ320は、ディスプレイ310の画像表示面に形成される。本実施形態では、タッチセンサ320は、長方形状である。
ディスプレイ310とタッチセンサ320とは、いわゆるタッチパネルを構成する。
第3制御部330は、スマートフォン300の各部の動作を制御する。
第3制御部330は、例えば、CPUやマイコン等の第3プロセッサー330Aと、RAM、ROM等の第3メモリー330Bとを有する。第3メモリー330Bには、第3制御プログラム等のデータが格納されている。第3メモリー330Bが、HDDやSSDのような記憶装置を備えてもよい。
第3制御部330の第3プロセッサー330Aが第3制御プログラムを実行することによって、スマートフォン300の各部の動作を制御する。
第3制御部330は、電力管理サーバ装置100から送信された画像情報を受信して、画像情報に対応する画像をディスプレイ310に表示する。
また、第3制御部330は、タッチセンサ320によってユーザからの操作を受け付けて、受け付けた操作を示す情報を電力管理サーバ装置100に送信する。
[1−4.第1制御部の機能構成]
図3に示すように、第1制御部110は、基準算出部111と、実績取得部112と、第1判定部113と、課金部114と、第2判定部115と、特典付与部116と、電力売却部117と、住宅情報記憶部118と、基準記憶部119とを備える。具体的には、第1制御部110の第1プロセッサー110Aが第1制御プログラムを実行することによって、基準算出部111、実績取得部112、第1判定部113、課金部114、第2判定部115、特典付与部116、電力売却部117、住宅情報記憶部118及び基準記憶部119として機能する。
住宅情報記憶部118は、住宅Hの仕様を含む住宅情報を記憶する。具体的には、住宅情報は、発電設備GNの仕様を示す情報、蓄電設備BTの仕様を示す情報、住宅Hの断熱性能を示す情報、及び住宅Hの間取りを示す情報を含む。
住宅情報記憶部118は、「建物情報記憶部」の一例に対応する。また、住宅情報は、「建物情報」の一例に対応する。
発電設備GNの仕様を示す情報は、例えば、発電設備GNの有無を示す情報、及び発電設備GNの発電能力を示す情報を含む。蓄電設備BTの仕様を示す情報は、例えば、蓄電設備BTの有無を示す情報、及び蓄電設備BTの蓄電能力を示す情報を含む。
基準記憶部119は、住宅Hで消費される消費電力量の所定使用期間ごとの基準値を示す基準消費電力量ESを記憶する。所定使用期間は、例えば、1箇月間である。基準消費電力量ESは、例えば、住宅Hが購入される前に、予め決定される。具体的には、基準消費電力量ESは、例えば、少なくとも住宅Hの購入契約者との間で住宅Hの売買契約が締結される前までに、基準算出部111によって算出されることによって、決定される。基準消費電力量ESは、住宅Hにおいて、居住者が標準的に電力を使用する場合に、所定使用期間において消費される電力量を示す。
基準消費電力量ESについては、後述にて図4を参照して詳細に説明する。
第1実施形態では、基準消費電力量ESは、住宅Hが購入される前に、予め決定され、基準記憶部119に記憶されるが、本発明の実施形態はこれに限定されない。基準消費電力量ESは、住宅Hの居住者が住宅Hに入居するまでに、予め決定され、基準記憶部119に記憶されればよい。例えば、基準消費電力量ESが、住宅Hが購入されてから住宅Hの居住者が住宅Hに入居するまでの間に、予め決定され、基準記憶部119に記憶されてもよい。
基準算出部111は、例えば住宅Hが購入される前に、住宅情報記憶部118に記憶された住宅情報に基づき、基準消費電力量ESを算出する。具体的には、基準算出部111は、例えば少なくとも住宅購入契約者との間で住宅Hの売買契約が締結される前までに、基準消費電力量ESを算出することによって、決定する。基準算出部111によって決定された基準消費電力量ESは、基準記憶部119に記憶される。
実績取得部112は、住宅Hで消費された消費電力量の実績値を示す実績消費電力量EAを取得する。具体的には、実績取得部112は、所定使用期間ごとに、図2に示すスマートメータSMから、HEMS200及びネットワークNWを介して、実績消費電力量EAを取得する。
第1判定部113は、実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上であるか否かを判定する。第1消費電力量EA1は、基準消費電力量ESに基いて設定される。第1消費電力量EA1は、基準消費電力量ESより大である。
第1消費電力量EA1については、後述にて図4を参照して詳細に説明する。
課金部114は、実績消費電力量EAが基準消費電力量ESに対して超過している場合に、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金する。具体的には、実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上であると第1判定部113が判定した場合に、課金部114は、住宅Hの居住者に対して、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金する。
超過量ΔES1は、実績消費電力量EAから基準消費電力量ESを引いた差を示す。
課金部114の処理については、後述にて図4を参照して詳細に説明する。
第2判定部115は、実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満であるか否かを判定する。第2消費電力量EA2は、基準消費電力量ESに基いて設定される。第2消費電力量EA2は、基準消費電力量ES未満である。
第2消費電力量EA2については、後述にて図4を参照して詳細に説明する。
特典付与部116は、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES未満である場合に、基準消費電力量ESと実績消費電力量EAとの差分を示す差分電力量ΔES2に応じた特典を付与する。具体的には、実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満であると第2判定部115が判定した場合に、特典付与部116は、差分電力量ΔES2に応じた特典を付与する。
差分電力量ΔES2は、基準消費電力量ESから実績消費電力量EAを引いた差を示す。
特典付与部116の処理については、後述にて図4を参照して詳細に説明する。
電力売却部117は、発電設備GNの発電電力が住宅Hでの消費電力を超える場合に、余剰電力を売却する処理を実行する。具体的には、図2に示す第1発電設備GN1の発電電力と第2発電設備G2の発電電力との和が、住宅Hでの消費電力を超え、且つ、蓄電設備BTの蓄電電力が所定値以上である場合に、電力売却部117は、余剰電力を売却する処理を実行する。余剰電力は、第1発電設備GN1の発電電力と第2発電設備G2の発電電力との和から、住宅Hでの消費電力を引いた差を示す。
所定値は、例えば、住宅Hでの消費電力の推移に基づいて決定される。所定時間後に住宅Hでの消費電力が増加し、住宅Hでの消費電力が第1発電設備GN1の発電電力と第2発電設備G2の発電電力との和を超過すると推定される場合には、所定値を第1所定値に決定する。所定時間後にも住宅Hでの消費電力が増加せず、住宅Hでの消費電力が第1発電設備GN1の発電電力と第2発電設備G2の発電電力との和以下であると推定される場合には、所定値を第2所定値に決定する。所定時間は、例えば3時間であり、第1所定値は第2所定値よりも大きい。第1所定値は、例えば蓄電設備BTの満充電電力の80%であり、第2所定値は、例えば蓄電設備BTの満充電電力の20%である。
住宅Hの購入者は、余剰電力を買い取るサービスを提供する買取事業者との間で、例えば、住宅Hの購入契約締結時に、余剰電力の売買契約を締結する。なお、以下では、住宅Hの購入者は、住宅Hの居住者と同一である場合について説明する。
余剰電力を売却する処理は、例えば、以下のような処理である。すなわち、電力売却部117は、ネットワークNWを介して、HEMS200に対して、余剰電力を商用電力網に送電することを指示する。HEMS200は、電力売却部117からの指示に従って、余剰電力を商用電力網に送電する。
売電用メータは、商用電力網に送電された電力量を測定する。売電用メータの測定した電力量は、ネットワークNWを介して、所定期間ごとに買取事業者に送信される。所定期間は、例えば1箇月間である。
買取事業者は、売電用メータの測定した電力量に対応する特典を、住宅Hの居住者に付与する。例えば、買取事業者は、電力量に対応するポイントを、住宅Hの居住者に付与する。住宅Hの居住者は、ポイントを用いて、デパート、コンビニエンスストア等で、商品又はサービスを購入できる。
第1実施形態では、買取事業者は、電力量に対応するポイントを、住宅Hの居住者に付与するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。買取事業者は、売電用メータの測定した電力量に対応する特典を、住宅Hの居住者に付与すればよい。例えば、買取事業者は、売電用メータの測定した電力量に対応する金銭を、住宅Hの居住者に付与してもよい。
[2.課金部及び特典付与部の処理の具体例]
図4(A)は、課金部114の具体的な構成の一例を示すグラフである。
図4(A)に示すグラフの横軸は、実績消費電力量EAを示し、縦軸は、課金金額BYを示す。グラフG1は、課金部114が課金する課金金額BYと実績消費電力量EAとの関係を示す。
実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上であると第1判定部113が判定した場合に、課金部114は、住宅Hの居住者に対して、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金する。
図4(A)に示すように、第1消費電力量EA1は、基準消費電力量ESと第1差分消費電力量ΔE1との和を示す。すなわち、第1消費電力量EA1は、次の式(1)で規定される。
EA1=ES+ΔE1 (1)
第1差分消費電力量ΔE1は、正の値に予め設定される。具体的には、第1差分消費電力量ΔE1の値は、住宅Hの購入契約者との間で住宅Hの売買契約が締結される際に設定される。第1消費電力量EA1の値は、基準消費電力量ESの値より大きい。
実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上であると第1判定部113が判定した場合に、課金部114は、住宅Hの居住者に対して、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金する。
具体的には、課金部114は、超過量ΔES1が大きい程、課金金額BYを増加する。超過量ΔES1が、次の式(2)を満たす場合には、課金部114は、第1課金金額BY1を課金する。
ΔE1≦ΔES1<ΔET1 (2)
第1超過量ΔET1は、第1課金金額BY1を課金する実績消費電力量EAの上限値を規定する。第1超過量ΔET1の値は、第1差分消費電力量ΔE1の値より大きい。
超過量ΔES1が、次の式(3)を満たす場合には、課金部114は、第2課金金額BY2を課金する。
ΔET1≦ΔES1<ΔET2 (3)
第1超過量ΔET1は、第2課金金額BY2を課金する実績消費電力量EAの下限値を規定する。第2超過量ΔET2は、第2課金金額BY2を課金する実績消費電力量EAの上限値を規定する。第2超過量ΔET2の値は、第1超過量ΔET1の値より大きい。
超過量ΔES1が、次の式(4)を満たす場合には、課金部114は、第3課金金額BY3を課金する。
ΔET2≦ΔES1 (4)
第2超過量ΔET2は、第3課金金額BY3を課金する実績消費電力量EAの下限値を規定する。
第1実施形態では、課金部114は、超過量ΔES1に応じて、段階的に課金金額BYを増加する。換言すれば、グラフG1は、階段状のグラフである。
第1実施形態では、課金部114は、超過量ΔES1に応じて、段階的に課金金額BYを増加するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。課金部114は、超過量ΔES1が大きい程、課金金額BYを増加すればよい。例えば、課金部114は、超過量ΔES1に比例して課金金額BYを増加してもよい。
図4(A)を参照して説明したように、実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上である場合に、課金部114は、住宅Hの居住者に対して、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金する。換言すれば、実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1未満である場合には、課金部114は、住宅Hの居住者に対して、実績消費電力量EAに対して課金されない。
すなわち、住宅Hの販売会社と住宅Hの購入契約者との間で住宅Hの売買契約が締結される際に、例えば、住宅Hの建設が完了し、居住者が住宅Hに入居したときから契約期間PSにおいて、第1消費電力量EA1未満の消費電力量を無料で使用することのできるサービスが住宅Hの購入契約者に付与される。換言すれば、住宅Hの販売会社は、契約期間PSにおいて第1消費電力量EA1未満の消費電力量を無料で使用することのできるサービスが付与された、付加価値の高い住宅Hを販売することができる。
契約期間PSは、例えば、5年間又は10年間である。
図4(B)は、特典付与部116の具体的な構成の一例を示す図である。
図4(B)に示すグラフの横軸は、実績消費電力量EAを示し、縦軸は、特典付与部116が、住宅Hの居住者に対して付与するポイントGPを示す。グラフG2は、特典付与部116が付与するポイントGPと実績消費電力量EAとの関係を示す。
実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満であると第2判定部115が判定した場合に、特典付与部116は、差分電力量ΔES2に応じたポイントGPを付与する。
ポイントGPは、「特典」の一例に対応する。
図4(B)に示すように、第2消費電力量EA2は、基準消費電力量ESから第2差分消費電力量ΔE2を引いた差を示す。すなわち、第2消費電力量EA2は、次の式(5)で規定される。
EA2=ES−ΔE2 (5)
第2差分消費電力量ΔE2は、正の値に予め設定される。具体的には、第2差分消費電力量ΔE2の値は、住宅Hの購入契約者との間で住宅Hの売買契約が締結される際に設定される。第2消費電力量EA2の値は、基準消費電力量ESの値より小さい。
実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満であると第2判定部115が判定した場合に、特典付与部116は、住宅Hの居住者に対して、基準消費電力量ESと実績消費電力量EAとの差分を示す差分電力量ΔES2に応じたポイントGPを付与する。
具体的には、差分電力量ΔES2が大きい程、ポイントGPを増加する。
グラフG2に示すように、ポイントGPの値は、差分電力量ΔES2の値に比例して増加する。すなわち、ポイントGPは、次の式(6)で規定される。
GP=KG×ΔES2 (6)
係数KGは、比例係数を示す。
住宅Hの居住者は、ポイントGPを用いて、デパート、コンビニエンスストア等で、商品又はサービスを購入できる。
第1実施形態では、特典付与部116は、差分電力量ΔES2の値に比例して、ポイントGPを増加するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。特典付与部116は、差分電力量ΔES2が大きい程、ポイントGPを増加すればよい。例えば、特典付与部116は、差分電力量ΔES2に応じて、段階的にポイントGPを増加してもよい。
図4(B)を参照して説明したように、実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満である場合に、特典付与部116は、住宅Hの居住者に対して、基準消費電力量ESと実績消費電力量EAとの差分を示す差分電力量ΔES2に応じたポイントGPを付与する。
すなわち、住宅Hの販売会社と住宅Hの購入契約者との間で住宅Hの売買契約が締結される際に、居住者が住宅Hに入居したときから契約期間PSにおいて、実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満である場合に、ポイントGPが付与されるサービスが住宅Hの購入契約者に提供される。換言すれば、住宅Hの販売会社は、契約期間PSにおいて実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満である場合に、ポイントGPを取得することができるサービスが付与された、付加価値の高い住宅Hを販売することができる。
第1実施形態では、実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満である場合に、特典付与部116は、住宅Hの居住者に対して、差分電力量ΔES2に応じたポイントGPを付与するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。特典付与部116は、住宅Hの居住者に対して、差分電力量ΔES2に応じた特典を付与すればよい。例えば、特典付与部116は、住宅Hの居住者に対して、差分電力量ΔES2に応じた金銭を、住宅Hの居住者に付与してもよい。
[3.第1制御部の処理]
図5は、第1制御部110の処理の一例を示すフローチャートである。
なお、本実施形態では、図5に示す処理を実行する前に、基準算出部111によって決定された基準消費電力量ESが、基準記憶部119に記憶されている。
図5に示すように、まず、ステップS101において、第1制御部110は、居住者が住宅に入居してからの経過期間Pを算出する。
次に、ステップS103において、第1制御部110は、経過期間Pが契約期間PS以下であるか否かを判定する。契約期間PSは、例えば5年間である。
経過期間Pが契約期間PS以下ではないと第1制御部110が判定した場合(ステップS103;NO)には、処理がステップS105に進む。
そして、ステップS105において、第1制御部110は、契約期間PSが終了したことをHEMS200に通知し、処理が終了する。なお、HEMS200は、契約期間PSが終了したことを受信した場合には、ディスプレイ210に、契約期間PSが終了したことを示すメッセージを表示する。
経過期間Pが契約期間PS以下であると第1制御部110が判定した場合(ステップS103;YES)には、処理がステップS107に進む。
そして、ステップS107において、第1制御部110は、所定使用期間が経過したか否かを判定する。所定使用期間は、例えば、1箇月間である。
所定使用期間が経過していないと第1制御部110が判定した場合(ステップS107;NO)には、処理が待機状態になる。所定使用期間が経過したと第1制御部110が判定した場合(ステップS107;YES)には、処理がステップS109に進む。
そして、ステップS109において、実績取得部112は、図2に示すスマートメータSMから実績消費電力量EAを取得する。
次に、ステップS111において、第1判定部113は、基準記憶部119から基準消費電力量ESを読み出す。
次に、ステップS113において、第1判定部113は、基準消費電力量ESに第1差分消費電力量ΔE1を加算することによって、第1消費電力量EA1を算出する。
次に、ステップS115において、第1判定部113は、実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上であるか否かを判定する。
実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上ではないと第1判定部113が判定した場合(ステップS115;NO)には、処理がステップS121に進む。実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上であると第1判定部113が判定した場合(ステップS115;YES)には、処理がステップS117に進む。
そして、ステップS117において、課金部114は、実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて、課金金額BYを算出する。
次に、ステップS119において、課金部114は、住宅Hの居住者に対して、課金金額BYを課金する課金処理を実行し、その後、処理がステップS101に戻る。課金処理は、例えば、予め設定された期日に、課金金額BYを住宅Hの居住者の指定する口座から引き落とす処理を示す。
実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上ではないと第1判定部113が判定した場合(ステップS115;NO)には、ステップS121において、第2判定部115は、基準消費電力量ESから第2差分消費電力量ΔE2を減算することによって、第2消費電力量EA2を算出する。
次に、ステップS123において、第2判定部115は、実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満であるか否かを判定する。
実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満ではないと第2判定部115が判定した場合(ステップS123;NO)には、処理がステップS101に戻る。実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満であると第2判定部115が判定した場合(ステップS123;YES)には、処理がステップS125に進む。
そして、ステップS125において、特典付与部116は、基準消費電力量ESと実績消費電力量EAとの差分を示す差分電力量ΔES2に応じたポイントGPを算出する。
次に、ステップS127において、特典付与部116は、住宅Hの居住者に対して、ポイントGPを付与する処理を実行し、その後、処理がステップS101に戻る。ポイントGPを付与する処理は、例えば、予め設定された期日に、住宅Hの居住者が所有するポイントカード、又はクレジットカードにポイントGPを付与する処理を示す。
[4.第2実施形態]
図6及び図7を参照して、第2実施形態に係る電力管理システム2について説明する。なお、以下では、電力管理システム2が、図1〜図5を参照して説明した電力管理システム1と相違する構成について説明し、電力管理システム1と同一の構成についてはその説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る電力管理システム2の構成の一例を示す図である。
電力管理システム2は、電力管理システム1の電力管理サーバ装置100に換えて、第1サーバ装置400と、第2サーバ装置500とを備える点で相違している。
電力管理システム2は、第1サーバ装置400と、第2サーバ装置500と、スマートフォン300と、HEMS200と、を備える。
第1サーバ装置400は、ネットワークNWを介して、スマートフォン300及びHEMS200の各々と通信可能に構成される。第2サーバ装置500は、ネットワークNWを介して、スマートフォン300及びHEMS200の各々と通信可能に構成される。
また、第1サーバ装置400と第2サーバ装置500とは、ネットワークNWを介して、通信可能に構成される。
図7は、第1サーバ装置400、第2サーバ装置500、スマートフォン300及びHEMS200の構成の一例を示す図である。
第1サーバ装置400は、第4制御部410を備える。
第2サーバ装置500は、第5制御部510を備える。
電力管理システム2は、電力管理システム2における電力管理サーバ装置100の第1制御部110の機能部が、第1サーバ装置400の第4制御部410の機能部と、第2サーバ装置500の第5制御部510の機能部とによって構成される点で相違している。
第4制御部410は、例えば、CPUやマイコン等の第4プロセッサー410Aと、RAM、ROM等の第4メモリー410Bとを有する。第4メモリー410Bには、第4制御プログラム等のデータが格納されている。第4メモリー410Bが、HDDやSSDのような記憶装置を備える。
第4制御部410は、基準算出部111と、住宅情報記憶部118と、基準記憶部119とを備える。具体的には、第4制御部410の第4プロセッサー410Aが第4制御プログラムを実行することによって、基準算出部111、住宅情報記憶部118及び基準記憶部119として機能する。
基準算出部111、住宅情報記憶部118及び基準記憶部119の各々は、図3を参照して説明した構成を有する。
第5制御部510は、例えば、CPUやマイコン等の第5プロセッサー510Aと、RAM、ROM等の第5メモリー510Bとを有する。第5メモリー510Bには、第5制御プログラム等のデータが格納されている。第5メモリー510Bは、HDDやSSDのような記憶装置を備える。
第5制御部510は、実績取得部112と、第1判定部113と、課金部114と、第2判定部115と、特典付与部116と、電力売却部117とを備える。具体的には、第5制御部510の第5プロセッサー510Aが第5制御プログラムを実行することによって、実績取得部112、第1判定部113、課金部114、第2判定部115、特典付与部116及び電力売却部117として機能する。
実績取得部112、第1判定部113、課金部114、第2判定部115、特典付与部116及び電力売却部117の各々は、図3及び図4を参照して説明した構成を有する。
第2実施形態では、第4制御部410が、基準算出部111と、住宅情報記憶部118と、基準記憶部119とを備え、第5制御部510は、実績取得部112と、第1判定部113と、課金部114と、第2判定部115と、特典付与部116と、電力売却部117とを備えるが、本発明の実施形態はこれに限定されない。基準算出部111、実績取得部112、第1判定部113、課金部114、第2判定部115、特典付与部116、電力売却部117、住宅情報記憶部118及び基準記憶部119の各々が、第4制御部410又は第5制御部510に含まれていればよい。
[5.本実施形態の効果]
以上説明したように、第1実施形態に係る電力管理サーバ装置100は、住宅Hで消費される電力量を管理する電力管理サーバ装置100であって、住宅Hの仕様を含む住宅情報を記憶する住宅情報記憶部118と、住宅Hで消費される消費電力量の基準値を示し、住宅Hが購入される前に予め決定された基準消費電力量ESを記憶する基準記憶部119と、住宅Hで消費された消費電力量の実績値を示す実績消費電力量EAを取得する実績取得部112と、実績消費電力量EAが基準消費電力量ESを超過している場合に、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金する課金部114と、を備える。
よって、実績消費電力量EAが基準消費電力量ESを超過している場合に、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金されるため、住宅Hの居住者等のユーザに対して、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES以下になるように節電を促すことができる。したがって、住宅Hでの節電を促進することができる。
また、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES以下である場合には、住宅Hの居住者等の消費者に課金されないため、ユーザは電力料金を支払う必要がない。したがって、電力料金を支払う手間が削減されるため、ユーザの利便性を向上できる。
また、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES未満である場合に、基準消費電力量ESと実績消費電力量EAとの差分を示す差分電力量ΔES2に応じた特典を付与する特典付与部116を備える。
したがって、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES未満である場合に、基準消費電力量ESと実績消費電力量EAとの差分を示す差分電力量ΔES2に応じた特典が付与されるため、住宅Hでの節電を促進することができる。
また、課金部114による超過量ΔES1に応じた課金、及び、特典付与部116による差分電力量ΔES2に応じた特典の付与は、住宅Hの購入に係る契約に含められている。
よって、住宅Hの購入者は、基準消費電力量ES以下の消費電力量を無料で使用することのできるサービスが付与され、差分電力量ΔES2に応じて特典が付与される住宅Hの購入に係る契約を締結できる。したがって、住宅Hの購入者は、付加価値の高い住宅Hを購入できる。
また、住宅Hは、発電設備GN、蓄電設備BT、及びHEMS200を備える。
よって、HEMS200が、住宅Hでの消費電力を低減するように、発電設備、及び蓄電設備を制御する。したがって、住宅Hでの消費電力を低減できる。
また、HEMS200は、ディスプレイ210と第2制御部220とを備え、第2制御部220は、消費電力量に応じて、ディスプレイ210に、節電するための方策を示す画像を表示する。
したがって、消費電力量に応じて、ディスプレイ210に、節電するための方策を示す画像が表示されるため、住宅Hでの節電を効果的に促進できる。
また、HEMS200は、スマートフォン300と通信可能に接続され、第2制御部220は、節電するための方策を示す情報をスマートフォン300に送信する。
よって、ユーザが外出中であっても、スマートフォン300で節電するための方策を確認できる。したがって、住宅Hでの節電を効果的に促進できる。
また、住宅情報は、発電設備GNの仕様を示す情報、蓄電設備BTの仕様を示す情報、住宅Hの断熱性能を示す情報、及び住宅Hの間取りを示す情報を含む。
よって、住宅情報が、発電設備GNの仕様を示す情報、蓄電設備BTの仕様を示す情報、住宅Hの断熱性能を示す情報、及び住宅Hの間取りを示す情報を含むため、基準消費電力量ESを適正に算出できる。したがって、住宅Hでの節電を効果的に促進できる。
また、発電設備GNの発電電力が住宅Hでの消費電力を超える場合に、余剰電力を売却する処理を実行する電力売却部117を備える。
したがって、発電設備GNの発電電力が住宅Hでの消費電力を超える場合に、余剰電力を売却する処理が実行されるため、ユーザの利便性を向上できる。
第2実施形態に係る電力管理システム2は、第1サーバ装置400と、第1サーバ装置400と通信可能に接続された第2サーバ装置500とを備え、住宅Hで消費される電力量を管理する電力管理システム2であって、第1サーバ装置400は、住宅Hの仕様を含む住宅情報を記憶する住宅情報記憶部118と、住宅Hで消費される消費電力量の基準値を示し、住宅Hが購入される前に予め決定された基準消費電力量ESを記憶する基準記憶部119と、を備え、第2サーバ装置500は、住宅Hで消費された消費電力量の実績値を示す実績消費電力量EAを取得する実績取得部112と、実績消費電力量EAが基準消費電力量ESを超過している場合に、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金する課金部114と、を備える。
よって、実績消費電力量EAが基準消費電力量ESを超過している場合に、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金されるため、住宅Hの居住者等のユーザに対して、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES以下になるように節電を促すことができる。したがって、住宅Hでの節電を促進することができる。
また、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES以下である場合には、住宅Hの居住者等の消費者に課金されないため、ユーザは電力料金を支払う必要がない。したがって、電力料金を支払う手間が削減されるため、ユーザの利便性を向上できる。
[5.他の実施形態]
本発明は第1実施形態及び第2実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態では、「端末装置」がスマートフォン300である場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。「端末装置」は、電力管理サーバ装置100と通信可能に接続され、表示部と制御部とを備えればよい。例えば、「端末装置」は、タブレット端末でもよいし、パーソナルコンピュータでもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、住宅Hが、発電設備GN、蓄電設備BT、及びHEMS200を備えるについて説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば、住宅Hが、発電設備GN、蓄電設備BT及びHEMS200を備えなくてもよい。また、例えば、住宅Hが、発電設備GN及びHEMS200を備え、蓄電設備BTを備えなくてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、住宅Hは、一戸建て住宅であるが、本発明の実施形態はこれに限定されない。住宅Hが、マンションのような集合住宅の各区分所有者が所有する住宅でもよい。
住宅Hは、「建物」の一例に対応する。「建物」は、マンションのような集合住宅であってもよいし、ショッピングモールのような商業施設に配置される建築物であってもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、実績消費電力量EAが第1消費電力量EA1以上である場合に、課金部114は、超過量ΔES1に応じて課金するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。課金部114は、実績消費電力量EAが基準消費電力量ESを超過している場合に、基準消費電力量ESに対する実績消費電力量EAの超過量ΔES1に応じて課金すればよい。例えば、超過量ΔES1が正の場合に、課金部114が、超過量ΔES1に応じて課金してもよい。この場合には、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES以下である場合には、課金部114は、実績消費電力量EAに対して課金しない。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、特典付与部116がポイントGPを付与する場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。特典付与部116が特典を付与すればよい。例えば、特典付与部116がカタログギフトや金銭等を付与してもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、実績消費電力量EAが第2消費電力量EA2未満である場合に、特典付与部116は、差分電力量ΔES2に応じてポイントGPを付与するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。特典付与部116は、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES未満である場合に、基準消費電力量ESと実績消費電力量EAとの差分を示す差分電力量ΔES2に応じた特典を付与すればよい。例えば、差分電力量ΔES2が正の場合に、特典付与部116が、差分電力量ΔES2に応じてポイントGPを付与してもよい。この場合には、実績消費電力量EAが基準消費電力量ES以上である場合には、特典付与部116は、ポイントGPを付与しない。
また、図3及び図7の各々に示した各機能ブロックのうち少なくとも一部は、ハードウェアで実現してもよいし、ハードウェアとソフトウェアの協働により実現される構成としてもよく、図に示した通りに独立したハードウェア資源を配置する構成に限定されない。
また、第1制御部110が実行する第1制御プログラム、第4制御部410が実行する第4制御プログラム、及び第5制御部510が実行する第5制御プログラムの各々は、メモリー内の他の記憶部に記憶されてもよい。また、外部の装置に記憶された制御プログラムを、通信部等を介して取得して実行する構成としてもよい。
また、図5に示すフローチャートの処理単位は、第1制御部110の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図5の各々に示すフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって実施形態が制限されることはない。また、第1制御部110の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
1、2 住宅仕様決定システム
100 電力管理サーバ装置
110 第1制御部
110A 第1プロセッサー
110B 第1メモリー
111 基準算出部
112 実績取得部
113 第1判定部
114 課金部
115 第2判定部
116 特典付与部
117 電力売却部
118 住宅情報記憶部(建物情報記憶部)
119 基準記憶部
200 HEMS(EMS)
210 ディスプレイ
220 第2制御部(制御部)
220A 第2プロセッサー
220B 第2メモリー
300 スマートフォン
310 ディスプレイ
320 タッチセンサ
330 第3制御部
330A 第3プロセッサー
330B 第3メモリー
400 第1サーバ装置
410 第4制御部
410A 第4プロセッサー
410B 第4メモリー
500 第5サーバ装置
510 第5制御部
510A 第5プロセッサー
510B 第5メモリー
BT 蓄電設備
BY 課金金額
EA 実績消費電力量
ES 基準消費電力量
GN 発電設備
GP ポイント
H 住宅(建物)
NW ネットワーク
P 経過期間
PS 契約期間
SM スマートメータ
ΔES1 超過量
ΔES2 差分電力量

Claims (9)

  1. 建物で消費される電力量を管理する電力管理サーバ装置であって、
    前記建物の仕様を含む建物情報を記憶する建物情報記憶部と、
    前記建物で消費される消費電力量の基準値を示し、予め決定された基準消費電力量を記憶する基準記憶部と、
    前記建物で消費された消費電力量の実績値を示す実績消費電力量を取得する実績取得部と、
    前記実績消費電力量が前記基準消費電力量を超過している場合に、前記基準消費電力量に対する前記実績消費電力量の超過量に応じて課金する課金部と、
    を備える、電力管理サーバ装置。
  2. 前記実績消費電力量が前記基準消費電力量未満である場合に、前記基準消費電力量と前記実績消費電力量との差分を示す差分電力量に応じた特典を付与する特典付与部を備える、請求項1に記載の電力管理サーバ装置。
  3. 前記課金部による前記超過量に応じた課金、及び、前記特典付与部による前記差分電力量に応じた特典の付与は、前記建物の購入に係る契約に含められている、請求項2に記載の電力管理サーバ装置。
  4. 前記建物は、発電設備、蓄電設備、及びEMS(Energy Management System)を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力管理サーバ装置。
  5. 前記HEMSは、ディスプレイと制御部とを備え、
    前記制御部は、前記消費電力量に応じて、前記ディスプレイに、節電するための方策を示す画像を表示する、請求項4に記載の電力管理サーバ装置。
  6. 前記HEMSは、端末装置と通信可能に接続され、
    前記制御部は、前記節電するための方策を示す情報を前記端末装置に送信する、請求項5に記載の電力管理サーバ装置。
  7. 前記建物情報は、前記発電設備の仕様を示す情報、前記蓄電設備の仕様を示す情報、前記建物の断熱性能を示す情報、及び前記建物の間取りを示す情報を含む、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の電力管理サーバ装置。
  8. 前記発電設備の発電電力が前記建物での消費電力を超える場合に、余剰電力を売却する処理を実行する電力売却部を備える、請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の電力管理サーバ装置。
  9. 第1サーバ装置と、前記第1サーバ装置と通信可能に接続された第2サーバ装置とを備え、建物で消費される電力量を管理する電力管理システムであって、
    前記第1サーバ装置は、
    前記建物の仕様を含む建物情報を記憶する建物情報記憶部と、
    前記建物で消費される消費電力量の基準値を示し、予め決定された基準消費電力量を記憶する基準記憶部と、
    を備え、
    前記第2サーバ装置は、
    前記建物で消費された消費電力量の実績値を示す実績消費電力量を取得する実績取得部と、
    前記実績消費電力量が前記基準消費電力量を超過している場合に、前記基準消費電力量に対する前記実績消費電力量の超過量に応じて課金する課金部と、
    を備える、電力管理システム。
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