JP2021051358A - 投票システム、投票プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】期間内の再投票が可能かつ投票確定後には改ざんが難しい投票システムを提供する。【解決手段】ネットワーク9を介し投票用アカウントから被投票アカウントに対して投票トークン50の移転を行うことで投票を行う分散台帳(ブロックチェーン10)を用いた投票システム100は、アカウント生成手段によって生成された投票用アカウントに対して投票トークン50を発行するトークン発行手段21と、投票用アカウントから被投票アカウントへと投票トークン50を移転させるためのトランザクション情報を所定の期間内保持するトランザクション情報保持手段22と、トランザクション情報保持手段22に記録されたトランザクション情報を所定の期間の終了時に、分散台帳10に記録する記録手段(期限管理手段23)と、を備えるサーバー20を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、投票システム及び投票プログラムに関する。
PCや携帯端末等を用いて、インターネット等のネットワークを介してアンケートや意思表示を行うための投票システムが知られている。このような投票システムにおいてさらに分散台帳方式を用いて改ざんを防止したり、電子署名による本人確認を行う方式が考えられている(例えば特許文献1〜4等参照)。
さて、こうした応用例の1つとして、例えば株主投票のように、一度投票を行った後、期限内であれば複数回やり直し投票が可能な投票方式が求められている。
しかしながら、単に投票のやり直しを可能にするだけでは、改ざんや本人確認等の機能も同時に達成することが難しいという問題が生じていた。
特許第6511201号公報 特表2018−517208号公報 特許第6325152号公報 特開2019−95884号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、期間内の再投票が可能かつ投票確定後には改ざんが難しい投票システムの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の投票システムは、ネットワークを介し投票用アカウントから被投票アカウントに対して投票トークンの移転を行うことで投票を行う分散台帳を用いた投票システムであって、アカウント生成手段によって生成された前記投票用アカウントに対して投票トークンを発行するトークン発行手段と、前記投票用アカウントから前記被投票アカウントへと前記投票トークンを移転させるためのトランザクション情報を所定の期間内保持するトランザクション情報保持手段と、前記トランザクション情報保持手段に記録された前記トランザクション情報を前記所定の期間の終了時に、前記分散台帳に記録する記録手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、期間内の再投票が可能かつ投票確定後には改ざんが難しい投票システムの提供を可能とする。
本発明の実施形態に係る投票システムの全体構成の一例を示す図である。 図1に示した投票用アプリの機能構成の一例を示す図である。 図1に示したサーバーの機能構成の一例を示す図である。 図1に示した投票システムの動作の一例を示す図である。 図1に示した投票システムの動作の一例を示すフロー図である。 図1に示した投票システムの期限終了時の動作の一例を示す図である。 図1に示した投票システムの投票確定動作の一例を示す図である。 本発明にかかる投票システムの他の実施形態の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態として図1に、インターネット等のネットワーク9を介して投票を行う投票システム100の全体構成の一例を示す。
投票システム100は、本実施形態においては、株主であるユーザーPが、株主総会等における複数の議題それぞれについてYes/Noを回答する株主投票のシステムとして説明するが、かかる構成に限定されるものではない。
投票用システム100は、投票用アプリ31を用いるための携帯端末30と、投票システム100の管理者が管理するサーバー20と、同じく投票システム100の管理者に管理され、株主情報を保管するデータベース40と、投票結果を分散台帳として記録するブロックチェーン10と、を有している。
携帯端末30は、投票用アプリ31を用いることが可能なスマートフォンやタブレット等のユーザーP所有の携帯端末であり、個々の携帯端末30からサーバー20へとネットワーク9を介して接続することができる通信機能を有している。
投票用アプリ31は、図2(a)に示すように、秘密鍵34を生成して投票用アカウントを生成するアカウント生成手段32と、生成された秘密鍵34を用いて後述する投票トークン50に対して署名を行うことでトランザクション情報Txを作成する署名手段33と、を有している。
投票用アプリ31は、例えば図2(b)に示すように、複数の議題それぞれについてYes/Noをラジオボタン等で選択した後、かかる選択を図2(c)に示す投票ボタンを押すことで確定すると、署名手段33によって投票トークン50が署名されて、それぞれの回答に対応する被投票用アカウントに向けて移転される。なお、携帯端末30は、ユーザーPの使用する端末であればPC等であっても良い。
また、投票用アプリ31はサーバー20側にあってWebブラウザ上で動作する所謂Webアプリであっても良いし、携帯端末30にインストールされるアプリケーションプログラムとしても良い。「投票用アプリ31を用いる」とは携帯端末30とサーバー20との間で使用可能なアプリケーションプログラムであることを示している。また、投票用アプリ31がサーバー20上にあって携帯端末30を用いてこれを操作するような場合には、携帯端末30は投票用アプリ31のアプリ操作部としての機能を有する。
サーバー20は、図3に示すように、投票トークン50を発行するトークン発行手段21と、投票用アプリ31から送信された署名済のトランザクション情報Txを一時的に保存するトランザクション情報保持手段22と、を有している。
サーバー20はまた、所定の期間の終了時にトランザクション情報保持手段22が保持していた署名済みのトランザクション情報Txをブロックチェーン10上にまとめてブロードキャストするための期限管理手段23を有している。
サーバー20には、本実施形態においては被投票用アカウントとして機能する、複数の議題Q1〜Q5を記憶するための議題記憶部24が設けられている。
議題記憶部24には、例えば株主投票の議題である議題Q1〜Q5のそれぞれについて、賛成の場合に投票トークン50が投票される被投票用アカウントであるアカウントQy(Q1y、Q2y、Q3y、Q4y、Q5y)と、反対の場合に投票トークン50が投票される被投票用アカウントであるアカウントQn(Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5n)とがアドレスとして保存されている。
データベース40は、ユーザーPが所有する持ち株数等の株式情報を保存するデータベースであって、投票用アカウントと所有者であるユーザーPの株主情報とを関連付けるための株主情報付与手段41を有している。
なお、かかるデータベース40は、株主情報を有する信託銀行等が管理するデータベースであっても良いし、信託銀行から株主情報を提供された任意のデータベースであっても良い。
株主情報付与手段41は、例えばユーザーPがサーバー20にログインする際のログインIDによってユーザーPを特定し、該当するユーザーPの持ち株数をサーバー20へと返す。
ブロックチェーン10は、本実施形態においては限られた参加者によって形成されるプライベートチェーンであって、複数のユーザーPの投票アカウントに対応する秘密鍵34によって署名されたトランザクション情報Txを記録する分散台帳システムである。
なお、本実施形態に限定されるものではなく、ブロックチェーン10はプライベートチェーン以外にもパブリックチェーンやコンソーシアムチェーン等、その他の分散台帳システムであっても良い。
また、ブロックチェーン10は、アカウントベースでコインのカウントを行うことが可能なイーサリアム以外にも、NEMやその他UTXO型のブロックチェーンを用いることもできる。
さて、かかる構成の投票システム100についての具体的な動作について説明する。
前提として、本実施形態においては、まず各ユーザーPに対して株主情報を管理している信託銀行等から郵便による通知が届けられる。
かかる通知には携帯端末30を用いた投票用アプリ31の入手方法や、各ユーザーPそれぞれのIDやパスワード等のログイン情報が記載されている。
なお、かかる通知の方法に限定されるものではなく、さらに信託銀行以外からの通知であっても良いし、投票システム100を運営する運営者からの通知であっても良い。
ユーザーPは、まず事前に投票システム100を利用するための投票用アプリ31を各自の携帯端末30にインストールすることとする。
なお、本実施形態においては、1つの株主投票を行う場合についてのみ述べるが、投票用アプリ31は、複数年あるいは複数社の株主投票についてそれぞれのアカウントを生成し、各株主投票について同様の処理を行うことで複数の株主投票を行うこととしても良い。
ユーザーPは図4に示すように投票用アプリ31において予め通知されたログイン情報たるIDとパスワードを用いてログインを行う(ステップS100)。
ログインが適正に行われると、投票用アプリ31のアカウント生成手段32によってアカウント即ち公開鍵と秘密鍵34との生成を行う(ステップS101)。
次に投票用アプリ31は、サーバー20のトークン発行手段21に対して投票トークン50の取得依頼を行う(ステップS102)。
サーバー20は、投票用アプリ31にログインした際のIDとパスワード等のログイン情報から、ユーザーPの株主情報についてデータベース40に問い合わせを行うとともに、未投票かどうかと、持ち株数の確認を行う(ステップS103)。また同時に、アカウント生成手段32によって生成された投票用アカウントについてアドレスを保存する。
データベース40は、株主情報付与手段41により、ステップS103において確認された投票用アカウントと所有者であるユーザーPの株主情報とを関連付ける。また、データベース40は、サーバー20に対して問い合わせのあった投票用アカウントの持ち株数を通知する(ステップS104)。
トークン発行手段21は、ステップS104において通知された持ち株数に基づいて、投票用アカウントに対して投票トークン50を発行する(ステップS105)。
このとき、投票トークン50は、複数の議題Q1〜Q5のそれぞれに対応して、例えば5つの議題に対して5種類の異なるコインとして発行される。
本実施形態においては、投票トークン50は、例えばイーサリアム(Ethereum)のERC20等の規格によるトークンとして実装しても良いし、その他新規のトークン、あるいは仮想通貨を作ることで生成しても良い。
トークン発行手段21は、ステップS105において、それぞれの種類の投票トークン50を、データベース40から得られた持ち株数に応じて投票用アカウントへと移転される。
図5に示すように、投票トークン50は投票用アプリ31上にて各投票用アカウントの秘密鍵34によって署名されて、投票トランザクションTx1が作成される(ステップS106)。
このような投票トランザクションTx1は、投票用アカウントから、サーバー20上の議題記憶部24に議題Q1〜Q5それぞれに対応して予め設けられた被投票用アカウントQy、Qnへと移転するためのトランザクションであって、かかる投票トランザクションTx1を一時的に保持しておくことで仮投票を完了させる(ステップS107)。
本発明においては、かかる投票トークン50が移転したことによって、例えば議題Q1にYesを選択した場合には、被投票用アカウントQyに議題Q1用の投票トークン50が1つユーザーPから『投票』されることとなる。同様に、議題Q2にYesを選択した場合には、被投票用アカウントQyに議題Q2用の投票トークン50が1つユーザーPから『投票』されることとなる。なお、被投票用アカウントQy、Qnは議題によらず共通のアカウントであって、投票トークン50の種類を変化させることでどの議題に対する投票かを区別するとしても良いし、被投票用アカウントQy、Qnを各議題ごとに分けても良い。
このような投票トークン50は、ユーザーPの株主情報と関連付けられた上で、投票用アプリ31の投票アカウントへ発行されているため、複製は難しく、また投票トークン50の個数は議題の数と投票権の数とによって決められている。
かかる構成により、被投票用アカウントQy、Qnのそれぞれが有する各議題に対応した投票トークン50を数え上げることにより、ユーザーPによる投票数を確認することができる。
なお、ここではまだ投票トークン50の被投票用アカウントへの移転についてはブロックチェーン10上にはブロードキャストされておらず、従ってユーザーPの投票アカウントから議題記憶部24の被投票用アカウントQy、Qnのそれぞれに移転させるための投票トランザクションTx1はあるものの、かかる投票トランザクションTx1は消去あるいは訂正等が可能な仮投票状態であるといえる。
トランザクション情報保持手段22は、かかる投票トランザクションTx1を一時的に保存する(ステップS108)。
さて、トランザクション情報保持手段22に保存された投票トランザクションTx1は、既に述べたように消去あるいは訂正等が可能な仮投票状態である。
投票用アプリ31は、ユーザーPの新たな投票指示があるかどうかを判断する(ステップS109)。
投票用アプリ31は、ユーザーPが自身の投票についてやり直したいと考えたときには、ステップS107の投票を再び行うことで、かかる投票トランザクションTx1を上書きする。
具体的には、トランザクション情報保持手段22は、同一の投票用アカウントすなわち同一の秘密鍵34によって署名された投票トランザクションTx1について、最も新しいものを上書きするように保存する。
他方、ステップS109において新たな投票指示がない場合には、投票用アプリ31は、所定の期限がくるまで待機状態を維持する(ステップS110)。
ユーザーPがステップS106〜S108の投票を終えて、まだ所定の期間が終了していない仮投票状態において、サーバー20は、トランザクション情報保持手段22に保存された署名済み投票トランザクションTx1と、ユーザーPの持ち株数を突き合わせることで、仮投票状態における投票結果を表示することができる。
従って、投票用アプリ31は、かかる仮投票状態における投票トークン50のカウント結果を表示できるとしても良い。
さて、投票用アプリ31を用いて投票を行ったあと、所定の期限になったときの投票用アプリ31、サーバー20、ブロックチェーン10のそれぞれの動作について説明する。
期限管理手段23は、所定の期間、例えば投票日が終了した時点でトランザクション情報保持手段22に保存されている投票トランザクションTx1を読み出し(ステップS201)、ブロックチェーン10へと署名済みの投票トランザクションTx1を送信する(ステップS202)。
ブロックチェーン10は、かかる投票トランザクションTx1が書き込まれることで、かかる投票トランザクションTx1が確定される。
従って期限管理手段23は、『トランザクション情報保持手段22に記録されたトランザクション情報Txを所定の期間の終了時に、ブロックチェーン10に記録する記録手段』として機能する。
なお、ここで期限管理手段23は、所定の投票日の終了時にブロックチェーン10へとトランザクション情報Txを記録するものの他、例えばクローラーボットのように予め定められた所定の期間ごとにトランザクション情報保持手段22に保存された投票トランザクションTx1をブロードキャストするものであっても良い。
トランザクション情報Txのブロードキャストのタイミングは、設計時に定められたものであっても良いし、サーバー20の運用者が任意に定めたタイミングであっても良い。
投票用アプリ31は、期限管理手段23によって定められた所定の期間の終了後には、仮投票状態における投票トランザクションTx1のカウント結果のみならず、ブロックチェーン10に記録された投票トランザクションTx1を元に、かかる確定した投票結果について表示できるとしても良い。このとき携帯端末30とサーバー20とは投票結果を表示するための投票結果表示手段としての機能を有している。
このようにブロックチェーン10から投票結果を読み出すとすれば、単に一時的に保存された投票トークン50の数量から投票結果を表示するよりもさらに正確性が向上する。
かかる構成により、投票結果の透明性・信頼性の向上に寄与する。
あるいは、議題記憶部24内の被投票用アカウントQy(Q1y、Q2y、Q3y、Q4y、Q5y)、Qn(Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5n)にそれぞれ保有される投票トークン50をカウントすることでも、投票結果を表示することが可能である。
本実施形態では、投票システム100は、ネットワークを介し投票用アカウントから被投票アカウントに対して投票トークンの移転を行うことで投票を行う分散台帳を用いた投票システムであって、アカウント生成手段32によって生成された投票用アカウントに対して投票トークン50を発行するトークン発行手段21と、投票用アカウントから被投票アカウントへと投票トークン50を移転させるためのトランザクション情報Txを所定の期間内保持するトランザクション情報保持手段22と、トランザクション情報保持手段22に記録されたトランザクション情報Txを所定の期間の終了時に、ブロックチェーン10に記録する期限管理手段23と、を有している。
かかる構成により、投票トランザクションTx1は、トランザクション情報保持手段22に保存されている『所定の期間内』すなわち投票日の前までにおいては投票のやり直しが可能になるとともに、『所定の期間』が終了したときにはブロックチェーン10に投票トランザクションTx1がブロードキャストされるので投票結果が確定する。
また本実施形態では、投票システム100は、所定の期間内においてトランザクション情報保持手段22に保持された投票トランザクションTx1は上書き可能に保持される。
かかる構成により、投票トランザクションTx1は、トランザクション情報保持手段22に保存されている『所定の期間内』すなわち投票日の前までにおいては投票のやり直しが可能になる。
また本実施形態では、株主情報付与手段41を有し、トークン発行手段21は、株主情報付与手段41によって取得されたユーザーPの株主情報に基づいて、発行される投票トークン50の数量を決定する。
かかる構成によれば、投票トークン50がユーザーPの株主情報と関連付けられた上で、投票用アプリ31の投票アカウントへ発行されているため、複製は難しく、また投票トークン50の個数は議題の数と投票権の数とによってきめられているから被投票用アカウントQy、Qnのそれぞれが有する投票トークン50を数え上げることにより、各ユーザーからの投票数を確認することができる。
また、本実施形態においては、投票トランザクションTx1は、投票用アカウントである秘密鍵34のそれぞれによって署名されて、トランザクション情報保持手段22に保持される。
かかる構成によれば、投票トランザクションTx1は、トランザクション情報保持手段22に保存されている『所定の期間内』すなわち投票日の前までにおいては投票のやり直しが可能になる。
本実施形態における投票システム100に用いられるプログラムは、ネットワーク9を介して被投票用アカウントQy、Qnに対して投票を行うためのブロックチェーン10を用いた投票プログラムである。
本実施形態における投票システム100は、投票を行うための投票用アカウントを生成する生成ステップS101と、投票用アカウントに対して投票トークン50を発行するトークン発行ステップS105と、投票用アカウントによって署名された投票トークン50の投票トランザクションTx1を一時記憶する一時記憶ステップS108と、所定の期間の終了時に、投票トランザクションTx1をブロードキャストし、ブロックチェーン10に記録する記録ステップS202と、を有している。
かかる構成により、投票システム100は、期間内の再投票が可能かつ投票確定後には改ざんが難しい。
さて、かかる投票システム100を用いて投票を行ったとき、ブロックチェーン10には、秘密鍵34による署名が施されたブロックのみが判別可能な状態で見えることとなる。
秘密鍵34は、最初にユーザーPが投票用アプリ31にログインした際に生成される投票用アカウントであって、ユーザーPと秘密鍵34との組み合わせはブロックチェーン10からは判り得ない。例えば通常の1人1票の選挙やアンケートに用いる場合には、このようにユーザーPの匿名性が確保される。
しかしながら、株主投票という特殊な投票形態に限っては、例えば上場企業等で持ち株数を含む株主情報が公表されている場合が有り得る。
すなわち、ある秘密鍵34を用いた投票が、ブロックチェーン10上に何票あるかを数え上げることができるとすれば、ユーザーPが推定されてしまう場合が有り得る。
そのため、本発明の第2の実施形態として、投票システム100においてアカウント生成手段32は、株主情報付与手段41によって取得された株主情報に基づいて、ユーザーPの投票用アカウントを複数生成することとしても良い。
具体的には、第1の実施形態のステップS101において、投票用アプリ31が投票用アカウントである秘密鍵34と公開鍵とのペアを複数、単一のユーザーPに対して作成するとしても良い。
かかる構成によれば、ユーザーPの株主情報によらず、1つの投票用アカウント(秘密鍵34)に対して1種類1つの投票トークン50が配布されることとなる。
従って、同じ秘密鍵34を用いて投票トークン50に署名することがなくなるから、ブロックチェーン10において公表される情報のみを用いたユーザーPの特定が困難となる。
なお、かかる第2の実施形態においても、秘密鍵34の管理は投票用アプリ31上のみで行われるため、ユーザーPは特に投票権の使い分けを気にすることなく投票を行うことができる。
また、このように複数の投票用アカウントを用いた投票では、一般的には1票1票が異なる秘密鍵34によって署名されることとなるため、投票用アプリ31の計算処理にかかる時間が増大するというリスクがあるが、第2の実施形態においては、投票トランザクションTx1は、実際にはすぐにブロックチェーン10に記録されることはなく、トランザクション情報保持手段22に一時的に保存されるにすぎない。従って本実施形態においては、投票用アプリ31がまずユーザーPへの表示上では投票完了の旨通知を出して、バックグラウンド処理によってかかる複数のアカウントでの署名を行うとしても良い。このような処理方法とすることによれば、ユーザビリティの低下を招くことなく、ユーザーPの匿名性の向上に寄与する。
また、本発明の第3の実施形態として、株主情報付与手段41およびデータベース40を省略するとしても良い。
このように株主情報付与手段41を省略する場合とは、例えばアンケートや選挙等の投票に用いるための投票システム100’が考えられる。
特に選挙の場合には、投票所入場券として各有権者に自治体から配布される通知に、携帯端末30を用いた投票用アプリ31の入手方法や、各ユーザーPそれぞれのIDやパスワード等のログイン情報を記載すればよい。
図8には、ネットワーク9を介して投票を行う投票システム100’の全体構成の一例を示す。
投票システム100’は、本実施形態においては、有権者あるいはアンケートの回答者であるユーザーPが、複数の議題それぞれについてYes/Noを回答する投票システムとして説明する。
投票用システム100は、投票用アプリ31がインストールされた携帯端末30と、サーバー20’と、投票結果を分散台帳として記録するブロックチェーン10と、を有している。
携帯端末30は、投票用アプリ31がインストールされたユーザーP所有の携帯端末であり、個々の携帯端末30からサーバー20へとネットワーク9を介して接続することができる通信機能を有している。
なお、機能構成については、第1の実施形態として示されたものと同一の構成である部分については説明を適宜省略する。
サーバー20’は、図8に示すように、投票トークン50を発行するトークン発行手段21’と、投票用アプリ31から送信された署名済のトランザクション情報Txを一時的に保存するトランザクション情報保持手段22’と、を有している。
サーバー20’はまた、所定の期間の終了時にトランザクション情報保持手段22が保持していた署名済みのトランザクション情報Txをブロックチェーン10上にまとめてブロードキャストするための期限管理手段23’を有している。
サーバー20’には、本実施形態において被投票用アカウントとして機能する、複数の議題Q1〜Q5を記憶するための議題記憶部24’が設けられている。
議題記憶部24には、例えば株主投票の議題である議題Q1〜Q5のそれぞれについて、賛成の場合に投票トークン50が投票される被投票用アカウントであるQ1y、Q2y、Q3y、Q4y、Q5yと、反対の場合に投票トークン50が投票される被投票用アカウントであるQ1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5nとがアドレスとして保存されている。
第3の実施形態においては、トークン発行手段21’は、投票トークン50をそれぞれのユーザーPに対して議題Q1〜Q5の数に応じて1種類1つのみ発行する。
すなわち、議題が5つあったとすれば、5種類の投票トークン50が1つずつ投票用アプリ31に作られた投票アカウントに対して配布される。
かかる構成により、ユーザーPはそれぞれの議題Q1〜Q5に対して、1人1票の投票を行うことができる。
このように1人に対して1票の投票ができて、期限までの変更が容易であるとともに期限後の変更が不可能であるため、国政選挙における期日前投票の実施が容易になる等の効果がある。
また、選挙においては、例えば議題Q1〜Q5のYes/Noに対応する被投票用アカウントQ1y、Q1n・・・ではなく、それぞれの候補者について、ある選挙区における複数の候補者のそれぞれの被投票用アカウントを生成しても良い。その場合には議題記憶部24’は、各候補者に対応した複数の被投票用アカウントを生成する。
なお、投票システム100の動作、構成については、第1〜第2の実施形態において説明した内容と重複するため、説明を省略する。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、期限管理手段23は投票の期限について例えばクローラーボットのように予め定められた所定の期間ごとにトランザクション情報保持手段22に保存された投票トランザクションTx1をブロードキャストするものであっても良い。
トランザクション情報Txのブロードキャストのタイミングは、設計時に定められたものであっても良いし、サーバー20の運用者が任意に定めたタイミングであっても良い。
ブロックチェーン10は、プライベートチェーンであってもいいし、パブリックチェーンであっても良い。
ブロックチェーン10としてパブリックチェーンを用いた場合には、改ざん耐性が更に向上するとともに、投票結果の透明性、信頼性が担保される。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 ブロックチェーン(分散台帳)
20 サーバー
21 トークン発行手段
22 トランザクション情報保持手段
23 期限管理手段(記録手段)
24 議題記憶部
30 携帯端末
31 投票用アプリ
32 アカウント生成手段
33 署名手段
34 秘密鍵(投票用アカウント)
40 データベース
41 株主情報付与手段
50 投票トークン
100 投票システム
Qy(Q1y、Q2y、Q3y、Q4y、Q5y) 被投票アカウント、Qn(Q1n、Q2n、Q3n、Q4n、Q5n) 被投票アカウント
Tx、Tx1 トランザクション情報、投票トランザクション
上述した課題を解決するため、本発明の投票システムは、ネットワークを介しクライアント側に設けられた投票用アカウントからサーバー側に設けられた被投票アカウントに対して投票トークンの移転を行うことで投票を行う分散台帳を用いた投票システムであって、アカウント生成手段によって生成された前記投票用アカウントに対して投票トークンを発行するトークン発行手段と、前記投票用アカウントから前記被投票アカウントへと前記投票トークンを移転させるためのトランザクション情報を所定の期間内保持するトランザクション情報保持手段と、前記トランザクション情報保持手段に記録された前記トランザクション情報を前記所定の期間の終了時に、前記分散台帳に記録する記録手段と、を有し、前記アカウント生成手段は前記クライアント側に設けられ、前記トランザクション情報は、前記投票用アカウントによって複数回署名可能であることを特徴とする。
上述した課題を解決するため、本発明の投票システムは、ネットワークを介しクライアント側に設けられた投票用アカウントからサーバー側に設けられた被投票アカウントに対して投票トークンの移転を行うことで投票を行う分散台帳を用いた投票システムであって、アカウント生成手段によって生成された前記投票用アカウントに対して投票トークンを発行するトークン発行手段と、前記投票用アカウントから前記被投票アカウントへと前記投票トークンを移転させるためのトランザクション情報を所定の期間内保持するトランザクション情報保持手段と、前記トランザクション情報保持手段に記録された前記トランザクション情報を前記所定の期間の終了時に、前記分散台帳に記録する記録手段と、前記投票用アカウントと当該投票用アカウントの所有者の株主情報であって当該所有者が所有する持ち株数を含む株主情報とを関連付けるための株主情報付与手段と、を有し、前記アカウント生成手段は前記クライアント側に設けられるとともに、前記株主情報付与手段によって取得された前記株主情報に基づいた数だけ、単一の前記所有者に対して前記投票用アカウントの署名に用いられる複数対の秘密鍵と公開鍵とを作成し、前記トランザクション情報は、前記投票用アカウントによって複数回署名可能であることを特徴とする。

Claims (6)

  1. ネットワークを介し投票用アカウントから被投票アカウントに対して投票トークンの移転を行うことで投票を行う分散台帳を用いた投票システムであって、
    アカウント生成手段によって生成された前記投票用アカウントに対して投票トークンを発行するトークン発行手段と、
    前記投票用アカウントから前記被投票アカウントへと前記投票トークンを移転させるためのトランザクション情報を所定の期間内保持するトランザクション情報保持手段と、
    前記トランザクション情報保持手段に記録された前記トランザクション情報を前記所定の期間の終了時に、前記分散台帳に記録する記録手段と、
    を有することを特徴とする投票システム。
  2. 請求項1に記載の投票システムであって、
    前記所定の期間内において前記トランザクション情報保持手段に保持された前記トランザクション情報は上書き可能に保持されることを特徴とする投票システム。
  3. 請求項1または2に記載の投票システムであって、
    前記投票用アカウントと当該投票用アカウントの所有者の株主情報とを関連付けるための株主情報付与手段を有し、
    前記トークン発行手段は、前記株主情報付与手段によって取得された前記株主情報に基づいて、発行される前記投票トークンの数量を決定することを特徴とする投票システム。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載の投票システムであって、
    前記トランザクション情報は、前記投票用アカウントのそれぞれによって署名されて前記トランザクション情報保持手段に保持されることを特徴とする投票システム。
  5. 請求項1乃至4の何れか1つに記載の投票システムであって、
    前記投票用アカウントと当該投票用アカウントの所有者の株主情報とを関連付けるための株主情報付与手段を有し、
    前記アカウント生成手段は、前記株主情報付与手段によって取得された前記株主情報に基づいて、前記所有者の前記投票用アカウントを複数生成することを特徴とする投票システム。
  6. ネットワークを介して被投票用アカウントに対して投票を行うための分散台帳を用いた投票プログラムであって、
    前記投票を行うための投票用アカウントを生成する生成ステップと、
    前記投票用アカウントに対して投票トークンを発行するトークン発行ステップと、
    前記投票用アカウントによって署名された前記投票トークンのトランザクション情報を一時記憶する一時記憶ステップと、
    所定の期間の終了時に、前記トランザクション情報をブロードキャストし、分散台帳に記録する記録ステップと、を有することを特徴とする投票プログラム。
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