JP2021047365A - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】光学素子への塵埃の付着を抑制した、光源装置及びプロジェクターを提供する。【解決手段】本発明の光源装置は、光を射出する光源と、光源から射出された光に作用する光学素子と、光源及び光学素子を内部に収容する第1ケースと、第1ケースの内部に空気を送風する送風装置と、送風装置を内部に収容し、第1ケースに接続される第2ケースと、を備え、第1ケースは、送風装置から送風される空気を第1ケース内に流通させる送風口と、第1ケース内の空気を第2ケース内に流通させる循環口と、を有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関する。
従来、プロジェクターにおいて、筐体内部に収容されたレンズ等の光学素子に塵埃が付着すると画像品質の低下を招くおそれがある。そこで、冷却ファンによって外装筐体に設けられた吸気口から外気を取り込むことで外装筐体内を陽圧に維持することで、外装筐体内への塵埃の侵入を防止するプロジェクターがある(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2005−181400号公報
しかしながら、上記プロジェクターは動作中においては外装筐体内を陽圧にすることで外部からの塵埃の侵入を防止できるが、例えば、プロジェクターの駆動停止時に排気口や外装筐体の隙間から内部に侵入した塵埃が光学素子に付着することで信頼性を低下させるおそれがあった。
上記課題を解決するために、本発明の一態様の光源装置は、光を射出する光源と、前記光源から射出された光に作用する光学素子と、前記光源及び前記光学素子を内部に収容する第1ケースと、前記第1ケースの内部に空気を送風する送風装置と、前記送風装置を内部に収容し、前記第1ケースに接続される第2ケースと、を備え、前記第1ケースは、前記送風装置から送風される空気を前記第1ケース内に流通させる送風口と、前記第1ケース内の空気を前記第2ケース内に流通させる循環口と、を有することを特徴とする。
前記送風口を介して前記送風装置により前記第1ケース内に流通される単位時間当たりの第1空気量は、前記循環口を介して前記第1ケース内から前記第2ケース内に流通される単位時間当たりの第2空気量よりも多い構成としてもよい。
前記第2ケースは、前記第2ケースの内部に前記光源装置の外部の空気を流通させる吸気口を有する構成としてもよい。
前記送風口に設けられた第1フィルターと、前記吸気口に設けられた第2フィルターと、を備え、前記第1フィルターは、前記第2フィルターの捕集効率よりも高い捕集効率を有する構成としてもよい。
前記循環口に設けられた第3フィルターを備え、前記第3フィルターは、前記第1フィルターの捕集効率よりも低く前記第2フィルターの捕集効率よりも高い捕集効率を有する構成としてもよい。
前記送風口に設けられた第1フィルターと、前記吸気口に設けられた第2フィルターと、を備え、前記第2フィルターは、前記第1フィルターの捕集効率よりも高い捕集効率を有する構成としてもよい。
前記循環口に設けられた第3フィルターを備え、前記第3フィルターは、前記第1フィルターの捕集効率よりも低い捕集効率を有する構成としてもよい。
本発明のプロジェクターは、上記の光源装置と、前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、を備えることを特徴とする。
一実施形態のプロジェクターの概略構成を示す平面図である。 光源装置の概略構成を示す斜視図である。 変形例に係る光源装置の要部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(プロジェクター)
図1は、本実施形態のプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、スクリーンSCR上にカラー映像(画像)を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの各色光に対応した3つの光変調装置を用いている。プロジェクター1は、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザー(レーザー光源)を用いている。
具体的に、プロジェクター1は、照明装置2Aと、色分離光学系3と、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学装置6と、を備えている。
照明装置2Aは、照明光WLを色分離光学系3に向けて射出する。照明装置2Aは、光源装置2と、均一照明光学系36とを含む。
均一照明光学系36は、インテグレータ光学系31と、偏光変換素子32と、重畳光学系33と、を備える。なお、偏光変換素子32は必須ではない。均一照明光学系36は、光源装置2から射出された照明光WLの強度分布を被照明領域において均一化する。
インテグレータ光学系31は、例えば、レンズアレイ31a,レンズアレイ31bから構成されている。レンズアレイ31a,31bは、複数のレンズがアレイ状に配列されたものからなる。
インテグレータ光学系31を通過した照明光WLは、偏光変換素子32に入射する。偏光変換素子32は、例えば、偏光分離膜と位相差板とから構成され、照明光WLを直線偏光に変換する。
偏光変換素子32を通過した照明光WLは、重畳光学系33に入射する。重畳光学系33は、例えば、凸レンズから構成され、偏光変換素子32から射出された照明光WLを被照明領域に重畳させる。本実施形態では、インテグレータ光学系31と重畳光学系33とによって、被照明領域における照度分布が均一化される。
均一照明光学系36から射出された照明光WLは色分離光学系3へ入射する。
色分離光学系3は、照明光WLを赤色光LRと緑色光LGと青色光LBとに分離するためのものである。色分離光学系3は、第1ダイクロイックミラー7a及び第2ダイクロイックミラー7bと、第1全反射ミラー8a、第2全反射ミラー8b及び第3全反射ミラー8cと、第1リレーレンズ9a及び第2リレーレンズ9bと、を概略備えている。
第1ダイクロイックミラー7aは、光源装置2からの照明光WLを赤色光LRと、その他の光(緑色光LG及び青色光LB)とに分離する。第1ダイクロイックミラー7aは、赤色光LRを透過するとともに、その他の光(緑色光LG及び青色光LB)を反射する。一方、第2ダイクロイックミラー7bは、その他の光を緑色光LGと青色光LBとに分離する。第2ダイクロイックミラー7bは、緑色光LGを反射するとともに、青色光LBを透過する。
第1全反射ミラー8aは、第1ダイクロイックミラー7aを透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。第2全反射ミラー8b及び第3全反射ミラー8cは、第2ダイクロイックミラー7bを透過した青色光LBを光変調装置4Bに向けて反射する。緑色光LGは、第2ダイクロイックミラー7bにより光変調装置4Gに向けて反射される。
第1リレーレンズ9a及び第2リレーレンズ9bは、青色光LBの光路中における第2ダイクロイックミラー7bの光射出側に配置されている。
光変調装置4Rは、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色の画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色の画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色の画像光を形成する。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側及び射出側には、一対の偏光板(図示せず)が配置されている。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bが配置されている。
合成光学系5は、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bからの各画像光を合成し、投射光学装置6に向けて射出する。合成光学系5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられている。
投射光学装置6は、投射レンズ群から構成されている。投射光学装置6は、合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投射する。
(光源装置)
次に、上記照明装置2Aに用いられる本発明の一つの態様を適用した光源装置2について説明する。
図2は、光源装置の概略構成を示す斜視図である。図2では、図面を見易くするため、後述する第1ケース28及び第2ケース30の上板部の図示を省略している。以下に用いる図面においては、適宜XYZ座標系を用いて各部材の位置関係を説明する。図2において、Z軸に沿うZ方向は鉛直方向に相当し、Z軸に直交するX軸に沿うX方向は光源装置2による光射出方向に相当し、Y軸はX軸及びZ軸に直交する。なお、図2では、Z軸に沿うZ方向を鉛直方向として説明するが、鉛直方向はプロジェクター1の設置姿勢に応じて変化する。
光源装置2は、図2に示すように、光源21と、第1冷却部材21bと、アフォーカル光学系(光学素子)22と、第1位相差板23aと、光分離合成素子50と、第2位相差板23bと、第1ピックアップレンズ24と、拡散素子25と、第2冷却部材25bと、第2ピックアップレンズ26と、蛍光発光素子27と、第3冷却部材27bと、第1ケース28と、送風ファン(送風装置)29と、第2ケース30と、送風用集塵フィルター(第1フィルター)55と、循環用集塵フィルター(第3フィルター)56と、吸気用集塵フィルター(第2フィルター)57と、を備えている。
第1冷却部材21bと、光源21と、アフォーカル光学系22と、第1位相差板23aと、光分離合成素子50と、第2位相差板23bと、第1ピックアップレンズ24と、拡散素子25と、第2冷却部材25bとは、光軸ax1上に順次配置されている。また、第3冷却部材27bと、蛍光発光素子27と、第2ピックアップレンズ26と、光分離合成素子50とは、照明光軸ax2上に順次配置されている。光軸ax1と照明光軸ax2とは、同一面内にあり、互いに直交している。
第1ケース28は金属製からなり、光源装置2の外装筐体を構成する。第1ケース28は収容空間Sを有する。収容空間Sには、光源21と、アフォーカル光学系22と、第1位相差板23aと、光分離合成素子50と、第2位相差板23bと、第1ピックアップレンズ24と、拡散素子25と、第2ピックアップレンズ26と、蛍光発光素子27とが収容されている。すなわち、第1ケース28は、光源21と、アフォーカル光学系22、第1位相差板23a、光分離合成素子50、第2位相差板23b、第1ピックアップレンズ24、拡散素子25、第2ピックアップレンズ26、蛍光発光素子27等の光学素子と、を内部に収容している。これらの光学素子は、詳細は後述するが、光源21から射出された光に作用する。
第1ケース28は、第1側板部41と、第2側板部42と、第3側板部43と、第4側板部44と、底板部45と、不図示の上板部と、を有する。第1側板部41の内側には光源21が取り付けられ、第1側板部41の外側には第1冷却部材21bが取り付けられている。
第2側板部42は第1側板部41に対向して設けられ、第2側板部42の内側には拡散素子25が取り付けられ、第2側板部42の外側には第2冷却部材25bが取り付けられる。
第3側板部43は、第1側板部41及び第2側板部42と交差する方向に延在する部材である。第3側板部43の内側には蛍光発光素子27が取り付けられ、第3側板部43の外側には第3冷却部材27bが取り付けられる。
第4側板部44は第3側板部43に対向するとともに、第1側板部41及び第2側板部42と交差する方向に延在する部材である。なお、本実施形態において、第3側板部43及び第4側板部44は、第1側板部41及び第2側板部42と直交する方向にそれぞれ延在している。第4側板部44は光分離合成素子50の左側(+X側)に設けられ、光分離合成素子50で合成されて外部に向けて射出された照明光WLを透過させる光射出部49を有する。光射出部49は、例えば、第4側板部44に設けられた透光性部材からなる窓である。
底板部45は、第1側板部41、第2側板部42、第3側板部43及び第4側板部44と交差する方向に延在する部材であって、第1ケース28の底板をなす。なお、本実施形態において、底板部45は、第1側板部41、第2側板部42、第3側板部43及び第4側板部44と直交する方向に延在している。
送風ファン29は、第1ケース28内の収容空間Sに空気を送風する。本実施形態において、送風ファン29は静音性に優れたシロッコファンである。第2ケース30は送風ファン29を内部に収容する。
第2ケース30は、第1側板部61と、第2側板部62と、第3側板部63と、第4側板部64と、底板部65と、不図示の上板部と、を有する。
第2ケース30は、第1ケース28に接続される。具体的に第2ケース30は、第4側板部64を第1ケース28の第3側板部43に当接させるように、不図示のねじ部材等を介して第1ケース28に固定される。
本実施形態において、第1ケース28及び第2ケース30は、送風口51と、循環口52と、を有する。送風口51及び循環口52は、第1ケース28と第2ケース30との間で共通であり、第1ケース28内部に収容されたアフォーカル光学系22の近傍に設けられている。
具体的に、送風口51はアフォーカル光学系22を構成する凹レンズ22bの近傍に設けられ、循環口52はアフォーカル光学系22を構成する凸レンズ22aの近傍に設けられている。
送風口51は、送風ファン29から送風される空気を第1ケース28内に供給する供給口である。送風口51は、第1ケース28における第3側板部43と第2ケース30における第4側板部64とを貫通する貫通孔51aである。また、送風口51には送風用集塵フィルター(第1フィルター)71が設けられている。送風用集塵フィルター71は、送風口51を通過する空気中に含まれる塵埃を捕捉可能なフィルターである。
送風口51には、送風ファン29の送風口29aが接続されている。これにより、送風口51は、送風ファン29から送風される空気を第1ケース28内の収容空間Sに流通させることができる。収容空間S内に流通された空気は、送風用集塵フィルター71を通過する過程で塵埃が取り除かれる。よって、本実施形態の光源装置2によれば、収容空間S内に塵埃を含まないクリーン度の高い空気を供給できる。ここで、クリーン度が高いとは、空気中に含まれる塵埃の割合が相対的に低いことを意味する。
循環口52は、第1ケース28の収容空間S内の空気を第2ケース30の内部に排出する排出口である。送風ファン29により第1ケース28内の収容空間Sに流通された空気の一部は、循環口52を介して第2ケース30内に循環される。すなわち、本実施形態の光源装置2では、第1ケース28内の収容空間Sと第2ケース30内の空間との間で空気を循環させることができる。
循環口52は、第1ケース28における第3側板部43と第2ケース30における第4側板部64とを貫通する貫通孔52aである。また、循環口52には循環用集塵フィルター(第3フィルター)73が設けられている。循環用集塵フィルター73は、循環口52を通過する空気中に含まれる塵埃を捕捉可能なフィルターである。
本実施形態の光源装置2は、第1ケース28内の収容空間Sを、第1ケース28の外部の雰囲気に対して陽圧状態とするように送風ファン29の送風量を制御する。ここで、第1ケース28の外部の雰囲気とは、第1ケース28の外側の空間に加えて第2ケース30内の空間も含む。具体的に光源装置2において、送風口51を介して送風ファン29により第1ケース28内に流通される単位時間当たりの空気供給量(第1空気量)A1が、循環口52を介して第1ケース28内から第2ケース30内に流通される単位時間当たりの空気排出量(第2空気量)A2よりも多い。これにより、第1ケース28内の収容空間Sは、第1ケース28の外部の雰囲気に対して陽圧状態に維持される。
本実施形態において、送風用集塵フィルター71は、循環用集塵フィルター73の捕集効率よりも高い捕集効率を有している。ここで、捕集効率は、フィルター材における目の大きさによって決まる。目の細かいフィルター材は高い捕集効率を有し、目の粗いフィルター材は低い捕集効率を有する。
このように循環用集塵フィルター73の捕集効率よりも送風用集塵フィルター71の捕集効率を高くすることで、送風用集塵フィルター71を通過する空気中に含まれる塵埃が効率良く除去されるので、収容空間S内の空気のクリーン度をより向上できる。
本実施形態の光源装置2において、第1ケース28内の収容空間Sは比較的高い密閉状態に保持されている。しかしながら、収容空間Sは上述のように複数の部材を組み付けた状態で収容するため、組み立て性や低コスト化に優れるねじ部材やばね部材を用いた固定構造が採用されている。そのため、第1ケース28は2つ以上の部品を組み合わせて構成されており、各部品間には気体が流通可能な隙間が存在した状態となっている。このような隙間をスポンジやテープで塞ぐことも考えられるが、完全な密閉性を得ることは難しい。このように収容空間Sは完全な密閉状態とはなっていないため、上記隙間を介して収容空間Sに塵埃が入り込むおそれがある。
これに対して本実施形態の光源装置2では、上述のように第1ケース28内の収容空間Sは外部の雰囲気に対して陽圧状態に維持するため、上記隙間を介して収容空間S内に塵埃が侵入することを抑制できる。
ところで、例えばプロジェクター1の電源をオフ状態とした場合、光源装置2における送風ファン29の駆動も停止する。このように送風ファン29が停止すると、上記隙間を介して収容空間S内に塵埃を含む外部の空気(外気)が入り込むことがある。すなわち、収容空間S内に塵埃が存在した状態となってしまう。収容空間S内に入り込んだ塵埃が収容空間Sに収容された各部品に付着すると、各部品において光透過率の低下や発熱等の問題を生じるおそれがある。
これに対して本実施形態の光源装置2では、第1ケース28内の収容空間Sから循環口52を介して第2ケース30内に空気を排出することができる。循環口52を介して第2ケース30内に流通された空気は、循環用集塵フィルター73を通過する過程で塵埃が取り除かれる。本実施形態の光源装置2によれば、循環口52を介して第2ケース30内に第1ケース28の収容空間S内の空気を流通させることで、収容空間S内の空気中に含まれた塵埃を排出することができる。よって、本実施形態の光源装置2によれば、第1ケース28の収容空間S内をクリーン度の高い状態に維持することができる。
また、本実施形態の光源装置2において、第2ケース30は吸気口53を有している。吸気口53は、第2ケース30の内部に光源装置2の外部の空気を流通させる供給口である。本実施形態の光源装置2は、吸気口53を介して外気を取り込み可能となるようにプロジェクター1に取り付けられている。
吸気口53は、第2ケース30における第3側板部63を貫通する貫通孔53aである。また、吸気口53には吸気用集塵フィルター(第2フィルター)72が設けられている。吸気用集塵フィルター72は吸気口53を通過する空気中に含まれる塵埃を捕捉可能なフィルターである。
送風ファン29によって第1ケース28内に空気を流通し続けると、第2ケース30の内部空間の圧力が徐々に低下し、送風ファン29の送風量が低下するおそれがある。これに対して本実施形態の光源装置2によれば、吸気口53を介して第2ケース30内に外部から外気A3が供給されるので、送風ファン29は安定的に第1ケース28内に空気を供給し続けることができる。
また、光源装置2の外部の空気は第2ケース30の内部空間に比べて塵埃を多く含んでいる。吸気口53を介して第2ケース30内に流通された外気A3は、吸気用集塵フィルター72を通過する過程で塵埃が取り除かれる。よって、本実施形態の光源装置2によれば、第2ケース30内に外気A3を取り込む際、第2ケース30内への塵埃の入り込みを抑制できる。よって、第2ケース30の内部空間をクリーン度の高い状態に保持できる。
本実施形態の光源装置2では、第2ケース30内の空気を送風ファン29によって第1ケース28内に流通させるので、上述のように第2ケース30の内部空間をクリーン度の高い状態に保持することで、第1ケース28内に流通する空気のクリーン度をより向上できる。
特に本実施形態の光源装置2では、光源21からエネルギー密度の高いレーザー光からなる光線束BLを射出するため、光集塵効果が特に顕著に生じやすい。具体的に、光線束BLが入射するアフォーカル光学系22を構成する凸レンズ22a或いは凹レンズ22bの表面に光集塵効果によって塵埃が付着し易く、各レンズ22a,22bの透過率が低下することで照明光WLが暗くなってプロジェクター1の画質の低下を招くおそれがある。また、各レンズ22a,22bに付着した塵埃が焼き付くことで各レンズ22a,22bが破損するおそれもある。
本実施形態の光源装置2によれば、収容空間Sを陽圧状態に保持することで外部から収容空間S内への塵埃の侵入を抑制することができる。また、本実施形態の光源装置2によれば、例えば、プロジェクター1の電源オフ時に収容空間S内に塵埃が入り込んだ場合でも、光源装置2において送風ファン29が再駆動された際に、収容空間S内に入り込んだ塵埃を循環口52から排出することができる。
このように本実施形態の光源装置2によれば、収容空間S内をクリーン度の高い状態に保持することができる。よって、収容空間S内に収容されたアフォーカル光学系22に対する光集塵効果による塵埃の付着を抑制することができる。また、収容空間S内が塵埃の少ないクリーン度の高い状態に保持されるので、収容空間Sに収容された、第1位相差板23a、光分離合成素子50、第2位相差板23b、第1ピックアップレンズ24、拡散素子25、第2ピックアップレンズ26或いは蛍光発光素子27に対する塵埃の付着も抑制することができる。
本実施形態において、送風用集塵フィルター71は、吸気用集塵フィルター72の捕集効率よりも高い捕集効率を有してもよい。この構成によれば、吸気口53を介して第2ケース30内に外気を取り込み易くすることができる。また、送風用集塵フィルター71が塵埃を効率良く捕捉することで、収容空間S内にクリーン度の高い空気を供給することができる。
さらに本実施形態において、循環用集塵フィルター73は、送風用集塵フィルター71の捕集効率よりも低く吸気用集塵フィルター72の捕集効率よりも高い捕集効率を有してもよい。例えば、送風用集塵フィルター71、循環用集塵フィルター73及び吸気用集塵フィルター72の順に捕集効率を低く設定してもよい。
この構成によれば、吸気口53を介して第2ケース30内に外気を取り込み易くするとともに、上述のように収容空間Sの陽圧状態に保持し易くなる。
あるいは、本実施形態において、吸気用集塵フィルター72は、送風用集塵フィルター71の捕集効率よりも高い捕集効率を有してもよい。この構成によれば、例えば、外気のクリーン度が低く塵埃を多く含む場合、外部からの塵埃の侵入を抑制することができる。
さらに本実施形態において、循環用集塵フィルター73は、送風用集塵フィルター71の捕集効率よりも低い捕集効率を有してもよい。例えば、吸気用集塵フィルター72、送風用集塵フィルター71及び循環用集塵フィルター73の順に捕集効率を低く設定してもよい。
この構成によれば、第1ケース28と第2ケース30との間における空気の循環を増やしつつ、吸気口53からの塵埃の侵入を抑えることができる。
光を射出する光源21は、複数の半導体レーザー21aを有する。光源21は、複数の半導体レーザー21aを光軸ax1と直交する面内においてアレイ状に配置したパッケージ構造を有している。半導体レーザー21aは、例えば、後述の励起光として青色の光線Bを射出する。青色の光線Bは、例えば、ピーク波長が460nmのレーザー光である。各半導体レーザー21aから射出された光線Bはコリメーターレンズ21a1により平行光に変換された状態で射出される。本実施形態において、光源21は、複数の光線Bからなる光線束BLを射出する。なお、半導体レーザー21aの数は限定されない。
第1冷却部材21bは複数のフィン21b1を有するヒートシンクであり、複数の半導体レーザー21aと熱的に接続されている。ここで、二つの部材同士が熱的に接続されているとは、二つの部材間で熱伝達が可能な状態を意味し、二つの部材同士が直接接触している状態に加え、二つの部材同士が熱伝導部材を介して間接的に接触した状態も含む。本実施形態において、第1冷却部材21bは第1側板部41を介して光源21と熱的に接続される。これにより、光源21で発生した熱は第1冷却部材21bから放出される。第1冷却部材21bは放熱性の高い金属部材から構成される。なお、不図示の冷却ファンによって第1冷却部材21bの複数のフィン21b1に送風することで第1冷却部材21bの冷却性能を高めるようにしてもよい。
光源21から射出された光線束BLはアフォーカル光学系22に入射する。アフォーカル光学系22は、例えば凸レンズ22aと凹レンズ22bとを有している。アフォーカル光学系22は、光源21から射出された光線束BLの光束径を縮小させるように作用する。
アフォーカル光学系22により光束径が縮小された光線束BLは第1位相差板23aに入射する。第1位相差板23aは、例えば回転可能とされた1/2波長板である。光源21から射出された光線束BLは直線偏光である。第1位相差板23aの回転角度を適切に設定することにより、第1位相差板23aを透過する光線束BLを、光分離合成素子50に対するS偏光成分とP偏光成分とを所定の比率で含む光線とすることができる。なお、第1位相差板23aを回転させることにより、S偏光成分とP偏光成分との比率を変化させることができる。
第1位相差板23aを通過することで生成されたS偏光成分とP偏光成分とを含む光線束BLは光分離合成素子50に入射する。光分離合成素子50は、光軸ax1,照明光軸ax2に対して45°の角度をなすように配置されている。
光分離合成素子50は、光線束BLを、光分離合成素子50に対するS偏光成分の光線BLsとP偏光成分の光線BLpとに分離する偏光分離機能を有する。また、光分離合成素子50は光線束BLとは波長帯が異なる蛍光YLを、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有する。これにより、光分離合成素子50は、後述のように、光線束BLの一部であるS偏光成分(光線BLs)と蛍光YLとを合成する合成手段として機能する。
具体的に、光分離合成素子50は、S偏光成分の光線BLsを反射させ、P偏光成分の光線BLpを透過させる。光分離合成素子50を透過したP偏光成分の光線BLpは第2位相差板23bに入射する。
第2位相差板23bは、光分離合成素子50と拡散素子25との間の光路中に配置された1/4波長板から構成されている。したがって、光分離合成素子50から射出されたP偏光の光線BLpは、この第2位相差板23bによって、円偏光の青色光BLc1に変換された後、第1ピックアップレンズ24に入射する。第1ピックアップレンズ24は、青色光BLc1を集光させた状態で拡散素子25に入射させる。
拡散素子25は、第1ピックアップレンズ24から射出された青色光BLc1を光分離合成素子50に向けて拡散反射させる。すなわち、本実施形態の拡散素子25は反射型の拡散素子である。第2冷却部材25bは第2側板部42を介して拡散素子25と熱的に接続される。第2冷却部材25bは複数のフィン25b1を有するヒートシンクである。これにより、拡散素子25で発生した熱は第2冷却部材25bから放出される。第2冷却部材25bは放熱性の高い金属部材から構成される。
以下、拡散素子25によって拡散反射された光を青色光BLc2と称する。青色光BLc2は第1ピックアップレンズ24で平行化されて第2位相差板23bに再び入射する。青色光BLc2は、第2位相差板23bによってS偏光の青色光BLs1に変換される。S偏光の青色光BLs1は、光分離合成素子50によって光射出部49に向けて反射される。
一方、光分離合成素子50で反射されたS偏光の光線BLsは、第2ピックアップレンズ26を介して蛍光発光素子27に入射する。第2ピックアップレンズ26は、光線BLsを蛍光発光素子27の蛍光体に向けて集光させる。蛍光発光素子27は、蛍光体34と、蛍光体34を支持する支持基板35とを有している。なお、蛍光体34と支持基板35との間には、蛍光体34で生成された蛍光YLの一部を外部に向けて反射させる不図示の反射ミラーが設けられている。本実施形態の蛍光発光素子27は光線BLsの入射方向と反対方向に蛍光YLを射出する反射型の蛍光発光素子である。
第3冷却部材27bは第3側板部43を介して蛍光発光素子27と熱的に接続される。第3冷却部材27bは複数のフィン27b1を有するヒートシンクである。これにより、蛍光発光素子27で発生した熱は第3冷却部材27bから放出される。第3冷却部材27bは放熱性の高い金属部材で構成される。
本実施形態の蛍光体34は光線BLsを励起光として吸収して黄色の蛍光YLに変換して射出する蛍光体粒子を含む。蛍光体粒子としては、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を用いることができる。
蛍光体34としては、例えば、アルミナ等の無機バインダー中に蛍光体粒子を分散させた蛍光体層、バインダーを用いずに蛍光体粒子を焼結した蛍光体層などを好適に用いることもできる。
蛍光体34から射出された蛍光YLは、第2ピックアップレンズ26で平行化されて光分離合成素子50に入射する。光分離合成素子50に入射した蛍光YLは光分離合成素子50を透過する。光分離合成素子50を透過した蛍光YLは、光分離合成素子50で反射された青色光BLs1と合成されることで、白色の照明光WLを生成する。照明光WLは光射出部49から第1ケース28の外部に射出されて図1に示した均一照明光学系36のインテグレータ光学系31に入射する。
以上のように本実施形態の光源装置2によれば、収容空間Sをクリーン度の高い状態に維持することができるので、収容空間Sに収容されたアフォーカル光学系22や他の光学部品を塵埃から保護することができる。よって、塵埃の付着による光透過率の低下や焼き付きの発生を低減することで、長期に亘って明るい照明光WLを生成できる信頼性の高い光源装置2が提供される。
また、本実施形態のプロジェクター1によれば、上記光源装置2を備えた照明装置2Aを有するため、当該プロジェクター1は高輝度の画像を長期に亘って表示可能な信頼性の高いものとなる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、送風口51及び循環口52が第1ケース28の第3側板部43及び第2ケース30の第4側板部64を貫通するように形成される場合、すなわち、第1ケース28及び第2ケース30が送風口51及び循環口52を有する場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。
図3は変形例に係る光源装置の要部拡大図である。
第2ケース30は箱型形状でなくてもよい。すなわち、図3に示すように、第2ケース30は、第1ケース28の第3側板部43との間で送風ファン29を収容する収容空間を構成してもよい。この場合、送風口51及び循環口52は第1ケース28の第3側板部43に形成されるので、送風口51及び循環口52は第1ケース28のみが有する。また、第2ケース30は、第1ケース28の第3側板部43に取り付けるためのフランジ状の取付板66を有する。
また、上記実施形態では、循環用集塵フィルター73の捕集効率よりも送風用集塵フィルター71の捕集効率を高くする場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、循環用集塵フィルター73は、送風用集塵フィルター71の捕集効率よりも高い捕集効率を有してもよい。このように送風用集塵フィルター71の捕集効率よりも循環用集塵フィルター73の捕集効率を高くすることで、送風口51の圧損よりも循環口52の圧損を大きくできるので、収容空間Sの陽圧をより高くすることができる。また、収容空間Sの陽圧状態を維持し易くすることができる。
また、上記実施形態では、3つの光変調装置4R,4G,4Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに適用することも可能である。また、光変調装置として、デジタルミラーデバイスを用いてもよい。
また、上記実施形態では本発明による光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、2…光源装置、4B,4G,4R…光変調装置、6…投射光学装置、21…光源、22…アフォーカル光学系(光学素子)、28…第1ケース、29…送風ファン(送風装置)、29a,51…送風口、30…第2ケース、52…循環口、53…吸気口、71…送風用集塵フィルター(第1フィルター)、72…吸気用集塵フィルター(第2フィルター)、73…循環用集塵フィルター(第3フィルター)、A1…空気供給量(第1空気量)、A2…空気排出量(第2空気量)。

Claims (8)

  1. 光を射出する光源と、
    前記光源から射出された光に作用する光学素子と、
    前記光源及び前記光学素子を内部に収容する第1ケースと、
    前記第1ケースの内部に空気を送風する送風装置と、
    前記送風装置を内部に収容し、前記第1ケースに接続される第2ケースと、を備え、
    前記第1ケースは、前記送風装置から送風される空気を前記第1ケース内に流通させる送風口と、前記第1ケース内の空気を前記第2ケース内に流通させる循環口と、を有する
    ことを特徴とする光源装置。
  2. 前記送風口を介して前記送風装置により前記第1ケース内に流通される単位時間当たりの第1空気量は、前記循環口を介して前記第1ケース内から前記第2ケース内に流通される単位時間当たりの第2空気量よりも多い
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第2ケースは、前記第2ケースの内部に前記光源装置の外部の空気を流通させる吸気口を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記送風口に設けられた第1フィルターと、
    前記吸気口に設けられた第2フィルターと、を備え、
    前記第1フィルターは、前記第2フィルターの捕集効率よりも高い捕集効率を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記循環口に設けられた第3フィルターを備え、
    前記第3フィルターは、前記第1フィルターの捕集効率よりも低く前記第2フィルターの捕集効率よりも高い捕集効率を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記送風口に設けられた第1フィルターと、
    前記吸気口に設けられた第2フィルターと、を備え、
    前記第2フィルターは、前記第1フィルターの捕集効率よりも高い捕集効率を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  7. 前記循環口に設けられた第3フィルターを備え、
    前記第3フィルターは、前記第1フィルターの捕集効率よりも低い捕集効率を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、を備える
    ことを特徴とするプロジェクター。
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