JP2021043799A - 金銭処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】入金貨幣として正貨でない貨幣や媒体が貨幣識別部によってリジェクトされずに混入した場合であっても、精査などの異常発生時の復旧処理を行わず、入金処理を迅速に再開することができるともに、機内の在高を確定状態に維持できる金銭処理機を提供すること。【解決手段】入金された貨幣の真贋及び金種が識別された貨幣を一時保留した後に収納庫に収納する一時保留部12を有し、貨幣の入出金処理を行う金銭処理機としての硬貨処理装置1であって、一時保留部12に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれている場合、一時保留部12に保留された貨幣を硬貨収納庫14に収納せずに自動返却する。【選択図】図3

Description

本発明は、入金貨幣として正貨でない貨幣や媒体が貨幣識別部によってリジェクトされずに混入した場合であっても、精査などの異常発生時の復旧処理を行わず、入金処理を迅速に再開することができるともに、機内の在高を確定状態に維持できる金銭処理機に関するものである。
従来、コンビニエンスストアなどでは自動釣銭機である金銭処理機が設置されている。金銭処理機が硬貨処理装置である場合、硬貨処理装置は、投入口に投入されることで入金された硬貨を識別し、正貨と識別された硬貨を硬貨振分部にて金種毎に振り分け、金種毎に設けられた硬貨収納庫に振り分けた硬貨を金種別に収納するものである。この硬貨処理装置は、外部の装置等から釣銭払出要求である出金指令が与えられた場合に、要求金額に相当する硬貨を該当する硬貨収納庫から繰り出させ、出金搬送部により出金口まで搬送して払い出すものである(例えば、特許文献1参照)。
なお、金銭処理機は、貨幣の真贋及び金種を識別する貨幣識別部を備え、識別結果が正貨でない場合、この貨幣を機外にリジェクトする処理を行う。
一方、金銭処理機では、決済取引に際し、現金決済からカード決済に変更する等の決済区分の変更や、貨幣投入時における人の認識金額と上位装置であるPOSレジスタ装置への計上金額とに不一致がある場合の入金のやり直しなどへの対応(現物貨幣の返却)を可能にするために、貨幣を収納庫に収納する前段に貨幣を一時保留する一時保留部が設けられている。
特開2016−71662号公報
ところで、近年、レジ人員の合理化や調理商品作業時の衛生面の関係で、顧客に金銭授受を行ってもらうセミセルフレジやフルセルフレジが運用されはじめている。これに伴い、預り金の投入時に、紙屑等の異物や、多種外国貨幣での異材質かつ極小径の貨幣の混入等が現れるようになった。
このため、貨幣識別部で正貨でない貨幣(媒体)は機外にリジェクトされるが、貨幣識別検知のタイミングや貨幣搬送の乱れによっては、正貨でない貨幣がリジェクトされず、後段の一時保留部に搬送されてしまう場合がある。
この場合、金銭処理機を異常にして復旧動作を行う必要があるが、異常にすると、機内の在高が不確定になり、復旧に時間がかかってしまうという課題がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、入金貨幣として正貨でない貨幣や媒体が貨幣識別部によってリジェクトされずに混入した場合であっても、精査などの異常発生時の復旧処理を行わず、入金処理を迅速に再開することができるともに、機内の在高を確定状態に維持できる金銭処理機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、入金された貨幣の真贋及び金種が識別された貨幣を一時保留した後に収納庫に収納する一時保留部を有し、貨幣の入出金処理を行う金銭処理機であって、前記一時保留部に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれている場合、前記一時保留部に保留された貨幣を自動返却することを特徴とする。
また、本発明は、入金された貨幣の真贋及び金種が識別された貨幣を一時保留した後に収納庫に収納する一時保留部を有し、貨幣の入出金処理を行う金銭処理機であって、前記一時保留部に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれているか否かを示す確定不確定通知を上位装置に通知し、前記上位装置からの指示を待ち受けることを特徴とする。
また、本発明は、入金された貨幣の真贋及び金種が識別された貨幣を一時保留した後に収納庫に収納する一時保留部を有し、貨幣の入出金処理を行う金銭処理機であって、前記一時保留部に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれている場合、前記一時保留部に保留された貨幣を自動返却する自動返却動作と、前記一時保留部に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれているか否かを示す確定不確定通知を上位装置に通知し、前記上位装置からの指示を待ち受ける通知動作とのいずれかの動作が可能であり、前記自動返却動作又は前記通知動作のいずれかの動作を設定する不確定対処設定部を備えたことを特長とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記不確定貨幣が含まれる場合の前記上位装置からの指示は、前記一時保留部に保留された貨幣の返却であることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記貨幣は、硬貨であることを特徴とする。
本発明によれば、入金貨幣として正貨でない貨幣や媒体が貨幣識別部によってリジェクトされずに混入した場合であっても、精査などの異常発生時の復旧処理を行わず、入金処理を迅速に再開することができるともに、機内の在高を確定状態に維持できる。
図1は、本発明の実施の形態である硬貨処理装置の構成を示す平面図である。 図2は、本発明の実施の形態である硬貨処理装置の構成を示す正面図である。 図3は、図1及び図2に示した硬貨処理装置の内部構成を模式的に示す模式図である。 図4は、本発明の実施の形態である硬貨処理装置の特徴的な制御系を示すブロック図である。 図5は、図4に示した入出金制御部が実施する自動返却動作処理手順を示すフローチャートである。 図6は、図4に示した入出金制御部が実施する通知動作処理手順を示すシーケンス図である。 図7は、変形例にかかる硬貨処理装置の内部構成を模式的に示す模式図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る金銭処理機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態に係る金銭処理機の一例である硬貨処理装置の構成を示すものであり、図1は平面図、図2は正面図である。ここで例示する硬貨処理装置1は、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗においてPOSレジスタ装置に接続される自動釣銭機として適用されるものであり、装置本体2を備えている。
装置本体2は、略直方状を成す筐体であり、投入口3、操作表示部4、出金口7及び返却口8を備えている。
投入口3は、装置本体2の前端上面の右側に設けてあり、投入された硬貨を装置本体2の内部に受け入れるための開口である。この投入口3は、例えば顧客等の利用者からの預り金を一時保持する一時保持部として機能する。
操作表示部4は、装置本体2の前端上面の左側に設けてあり、表示部5及び操作部6を有している。表示部5は各種情報を表示するものであり、操作部6は例えばテンキー等で構成されて各種の操作入力を行う入力手段である。
出金口7は、装置本体2の前面左側に設けてある。この出金口7は、装置本体2の内部に収納された硬貨を払い出すための開口であり、装置本体2に取り付けられた出金トレイ9に硬貨を払い出すものである。返却口8は、装置本体2の前面右側に設けてある。この返却口8は、硬貨を返却するための開口である。
図3は、図1及び図2に示した硬貨処理装置1の内部構成を模式的に示す模式図である。この図3を用いて硬貨処理装置1の内部構成を機能別に説明する。装置本体2の内部には、硬貨搬送機構10(図4参照)が設けてある。この硬貨搬送機構10は、入金搬送部11、一時保留部12、硬貨振分部13、硬貨収納庫14、出金搬送部15及び切換ゲート群16を有している。
入金搬送部11は、投入口3より投入されるとともに図示せぬ投入検出センサによって検出された硬貨を搬送するものであり、検銭部17が設けてある。検銭部17は、硬貨の真贋及び金種を識別する貨幣識別部である。
一時保留部12は、検銭部17で正貨と識別された硬貨を一時的に保留するものである。硬貨振分部13は、一時保留部12で保留されてから搬送された硬貨を金種毎に振り分けるものである。
硬貨収納庫14は、金種毎に設けてあり、硬貨振分部13により振り分けられた硬貨を収納するものである。より具体的には、硬貨収納庫14として、1円硬貨収納庫14a、50円硬貨収納庫14b、5円硬貨収納庫14c、100円硬貨収納庫14d、10円硬貨収納庫14e、500円硬貨収納庫14fの6つが前方側から順に設けてある。各硬貨収納庫14は、投入された硬貨を金種別に個別に収納するようにしている。また各硬貨収納庫14は、収納する商品を繰り出す機能を有している。
出金搬送部15は、硬貨収納庫14から繰り出された硬貨を前方に向けて搬送するものである。つまり、出金搬送部15は、硬貨収納庫14から繰り出された硬貨を、出金口7に連通する出金シュート18に向けて前方に搬送するものである。
ところで、各硬貨収納庫14と出金搬送部15との配置関係について説明する。出金搬送部15は、硬貨を前方に向けて搬送するものであり、硬貨収納庫14は、1円硬貨収納庫14a、50円硬貨収納庫14b、5円硬貨収納庫14c、100円硬貨収納庫14d、10円硬貨収納庫14e、500円硬貨収納庫14fの順に前方側から設けてある。よって、500円硬貨収納庫14fが出金搬送部15による搬送経路の最も上流側に配置してあり、10円硬貨収納庫14e、100円硬貨収納庫14d、5円硬貨収納庫14c、50円硬貨収納庫14b、1円硬貨収納庫14aの順に搬送経路の下流側に配置してある。
切換ゲート群16は、第1切換ゲート16a、第2切換ゲート16b及び第3切換ゲート16cを備えている。第1切換ゲート16aは、入金搬送部11の搬送方向下流側に設けてある。この第1切換ゲート16aは、入金搬送部11で搬送された硬貨を一時保留部12に搬送させる状態と、該硬貨を出金口7に搬送させる状態との間で択一的に切換可能なものである。なお、出金口7には、第1切換ゲート16aを介して返却された正貨でない貨幣や媒体の数を検出する出金センサ7aが配置される。
第2切換ゲート16bは、一時保留部12の搬送方向下流側に設けてある。この第2切換ゲート16bは、一時保留部12で保留された硬貨を硬貨振分部13に送出させる状態と、該硬貨を返却口8に送出させる状態との間で択一的に切換可能なものである。かかる第2切換ゲート16bは、常態においては、一時保留部12で保留された硬貨を硬貨振分部13に送出させる状態となっている。
第3切換ゲート16cは、出金搬送部15の搬送方向下流側に設けてある。この第3切換ゲート16cは、出金搬送部15で搬送された硬貨を、出金シュート18を経由して出金口7に搬送させる搬送状態と、該硬貨を一時保留部12に搬送させる循環状態との間で択一的に切換可能なものである。かかる第3切換ゲート16cは、常態においては、搬送状態となっている。
つまり、第3切換ゲート16cは、第2切換ゲート16bとともに本発明の切換部を構成しており、出金搬送部15により搬送された硬貨を出金口7まで搬送させる第1状態と、出金搬送部15により搬送された硬貨を硬貨振分部13まで搬送させる第2状態との間で択一的に切換可能である。
このような硬貨処理装置1の概要動作について説明する。投入口3に投入された硬貨は、上位装置であるPOSレジスタ装置100(図4参照)からの入金許可指令を受け、投入検出センサによって検出された後、入金搬送部11によって搬送され、検銭部17により真贋及び金種が識別される。搬送された硬貨が正貨である場合、一時保留部12に保留される。一方、搬送された硬貨が正貨でない場合、第1切換ゲート16aを介して出金口7に搬送され、出金トレイ9に返却される。なお、POSレジスタ装置100からの返却指示があった場合、一時保留部12に保留された硬貨は、第2切換ゲート16bを介して返却口8に返却される。
一時保留部12に保留された硬貨は、硬貨振分部13に搬送され、後方に向けて搬送されながら金種毎に振り分けられる。硬貨振分部13によって振り分けられた硬貨は、金種に応じて硬貨収納庫14に収納される。
POSレジスタ装置100からの出金指令が与えられた場合に、該出金指令に応じた金種の硬貨が任意の硬貨収納庫14から繰り出されて出金搬送部15により前方に向けて搬送され、第3切換ゲート16cを介して出金口7から装置本体2の外部に払い出される。
図4は、本発明の実施の形態である硬貨処理装置1の特徴的な制御系を示すブロック図である。この図4に示すように、硬貨処理装置1は、上記構成の他、操作部6に不確定対処設定部6aを備えている。
制御部30には、表示部5、操作部6、硬貨搬送機構10、検銭部17が接続してあるとともに、POSレジスタ装置100が接続される。この制御部30は、操作部6を通じて指令が与えられた場合、あるいは検銭部17から検出信号が与えられた場合、更にはPOSレジスタ装置100から各種指令が与えられた場合、記憶部40に格納したプログラムやデータに基づいて表示部5の表示制御、硬貨搬送機構10の駆動制御を行うものである。制御部30は、入出金制御部31を有している。
入出金制御部31は、POSレジスタ装置100から入力許可指令が与えられた後に硬貨が投入された場合に、入金許可指令に従って硬貨の入金処理を行い、かつPOSレジスタ装置100から出金指令が与えられた場合に、出金指令に従って硬貨の出金処理を行うものである。また入出金制御部31は、これらの入金処理及び出金処理を実行している間、実施した入金処理及び出金処理の内容を入出金情報として逐次、記憶部40に格納する処理も行う。
また、入出金制御部31は、一時保留部12に搬送された硬貨内に正貨でない不確定硬貨や媒体が含まれている場合、一時保留部12に保留された硬貨や媒体を自動返却する自動返却動作と、一時保留部12に搬送された硬貨内に正貨でない不確定硬貨や媒体が含まれているか否かを示す確定不確定通知をPOSレジスタ装置100に通知し、POSレジスタ装置100からの指示を待ち受ける通知動作とのいずれかの動作を択一的に行う。なお、POSレジスタ装置100からの指示には、一時保留部12に保留された硬貨や媒体を返却口8への返却するものが含まれる。
なお、入出金制御部31は、検銭部17が識別した正貨でない硬貨の数と、出金センサ7aが検出した硬貨の数とを比較し、一致しない場合、一時保留部12に搬送された硬貨内に正貨でない不確定硬貨や媒体が含まれていると判定する。
不確定対処設定部6aは、入出金制御部31に対し、自動返却動作と通知動作とのいずれかを実行させるかを択一的に設定する入力インタフェースである。
<自動返却動作>
図5は、図4に示した入出金制御部31が実施する自動返却動作処理手順を示すフローチャートである。
まず、入出金制御部31は、POSレジスタ装置100から入金許可が通知されているか否かを判定する(ステップS100)。入金許可が通知されていない場合(ステップS100,No)には、本処理を終了する。一方、入金許可が通知されている場合(ステップS100,Yes)には、一時保留部12に不確定硬貨があるか否かを判定する(ステップS110)。
不確定硬貨があるか否かは、上記したように検銭部17が正貨でないと判定した枚数と、出金センサ7aが顕出した硬貨の枚数とを比較し、一致しない場合に、不確定硬貨があると判定する。この不確定硬貨の発生は、第1切換ゲート16aによる正貨でない硬貨のリジェクトが正常に行われない場合に生じ、具体的には、不確定硬貨が極小径であった場合、異材質であった場合、リジェクトタイミングがずれた場合などに発生する。
一時保留部12に不確定硬貨がない場合(ステップS110,No)には、本処理を終了する。一方、一時保留部12に不確定硬貨がある場合(ステップS110,Yes)には、一時保留部12に一時保留されている硬貨を返却口8から返還し(ステップS120)、本処理を終了する。なお、一時保留部12に一時保留されている硬貨を返却口8から返還する場合、第2切換ゲート16bを返却口8側に切り替える。
<通知動作>
図6は、図4に示した入出金制御部31が実施する通知動作処理手順を示すシーケンス図である。
まず、POSレジスタ装置100は、硬貨処理装置1に入金許可通知を発する(ステップS200)。その後、硬貨処理装置1は、一時保留部12に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれているか否かを示す確定/不確定通知をPOSレジスタ装置100に送信する(ステップS210)。具体的には、POSレジスタ装置100が、硬貨処理装置1の収納庫内の硬貨枚数を検出するためのポーリング処理を行っており、その応答コマンド内に確定/不確定通知を含ませる。
確定/不確定通知を受け取ったPOSレジスタ装置100は、確定/不確定通知を参照して、不確定硬貨があるか否か判定する(ステップS220)。不確定硬貨がない場合(ステップS220,No)には、本処理を正常終了し、在高更新を行う。
一方、不確定硬貨がある場合(ステップS220,Yes)には、硬貨処理装置1に対して、硬貨返却指示を送信する(ステップS230)。硬貨返却指示を受けた硬貨処理装置1は、一時保留部12に一時保留された硬貨を返却口8から返却し(ステップS240)、異常終了せずに、現在の在高を維持し、本処理を修了する。
本実施の形態では、入金貨幣として正貨でない貨幣や媒体が貨幣識別部によってリジェクトされずに混入した場合であっても、精査などの異常発生時の復旧処理を行わず、入金処理を迅速に再開することができるともに、機内の在高を確定状態に維持できる。
なお、通知動作では、硬貨処理装置1が不確定硬貨があるとする通知を行った後、POSレジスタ装置100からの指示待ちとなり、上記のように、一時保留部12内の硬貨を返却する指示が送られてくるが、返却ではなく、在高に関与しない特定の収納庫や回収庫への収納、あるいは一時待機(保留状態維持)の指示であってもよい。
<変形例>
図7は、変形例にかかる硬貨処理装置1の内部構成を模式的に示す模式図である。本変形例では、一時保留部12に、第4切換ゲート16dを設け、一時保留部12内に不確定硬貨がある場合における硬貨の返却を返却口8でなく、出金口7から排出するようにしている。この場合、出金口7には、一時保留部12から排出される硬貨の枚数を検出する出金センサ7sが設けられる。
したがって、入出金制御部31は、検銭部17が不確定硬貨である判定した硬貨の枚数と、出金センサ7aが顕出した硬貨の枚数とを比較し、一致しない場合、一時保留部12内の硬貨に、不確定硬貨が含まれていると判定する。
なお、上記の実施の形態及び変形例では、金銭処理機の一例として、硬貨の入出金処理を行う硬貨処理装置1について説明したが、これに限らず、紙幣処理装置などにも適用することができる。紙幣処理装置でも同様に一時保留部があり、正貨でない紙幣のリジェクト失敗により、正貨でない紙幣が不確定紙幣として一時保留部に一時保留されるからである。したがって、紙幣処理装置であっても、一時保留部に不確定紙幣が混在する場合には、一時保留部に一時保留されている紙幣を返却口あるいは出金口から返却する。
上述した実施の形態及び変形例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 硬貨処理装置
2 装置本体
3 投入口
4 操作表示部
5 表示部
6 操作部
7 出金口
7a 出金センサ
8 返却口
9 出金トレイ
10 硬貨搬送機構
11 入金搬送部
12 一時保留部
14 硬貨収納庫
15 出金搬送部
16 切換ゲート群
17 検銭部
30 制御部
31 入出金制御部
40 記憶部

Claims (5)

  1. 入金された貨幣の真贋及び金種が識別された貨幣を一時保留した後に収納庫に収納する一時保留部を有し、貨幣の入出金処理を行う金銭処理機であって、
    前記一時保留部に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれている場合、前記一時保留部に保留された貨幣を自動返却することを特徴とする金銭処理機。
  2. 入金された貨幣の真贋及び金種が識別された貨幣を一時保留した後に収納庫に収納する一時保留部を有し、貨幣の入出金処理を行う金銭処理機であって、
    前記一時保留部に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれているか否かを示す確定不確定通知を上位装置に通知し、前記上位装置からの指示を待ち受けることを特徴とする金銭処理機。
  3. 入金された貨幣の真贋及び金種が識別された貨幣を一時保留した後に収納庫に収納する一時保留部を有し、貨幣の入出金処理を行う金銭処理機であって、
    前記一時保留部に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれている場合、前記一時保留部に保留された貨幣を自動返却する自動返却動作と、前記一時保留部に搬送された貨幣内に正貨でない不確定貨幣が含まれているか否かを示す確定不確定通知を上位装置に通知し、前記上位装置からの指示を待ち受ける通知動作とのいずれかの動作が可能であり、
    前記自動返却動作又は前記通知動作のいずれかの動作を設定する不確定対処設定部を備えたことを特徴とする金銭処理機。
  4. 前記不確定貨幣が含まれる場合の前記上位装置からの指示は、前記一時保留部に保留された貨幣の返却であることを特徴とする請求項2又は3に記載の金銭処理機。
  5. 前記貨幣は、硬貨であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の金銭処理機。
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