JP2021040197A - 振動子の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な伝搬効率で耳軟骨に振動を伝搬させることが可能な振動子の取付構造を提供する。【解決手段】聴取機器の筐体21と振動子20との間には、弾性材料から形成された弾性部材22が配置され、振動子20は聴取機器を耳に装着した状態でその下面が耳軟骨に対向する位置に配置され、振動子20と筐体21との間における弾性部材22の第1機械インピーダンスが振動子20から見た耳軟骨の第2機械インピーダンスの2倍よりも小さく設定される。【選択図】図5

Description

本発明は、聴取機器に振動子を取り付ける場合の取付構造に関するものである。
近年、電気信号を機械振動に変換する電気機械変換器をハウジングに収容した構造を有する振動子として、小型で質量が小さい構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような小型化、軽量化を実現した振動子は、例えば、耳に装着可能な機器に取り付ける用途に適している。この種の機器の例として、例えば、ワイヤレスイヤホンや、携帯電話に接続可能なヘッドセットなどの聴取機器を挙げることができる。そして、前述の振動子を取り付けた聴取機器を耳に装着し、振動子を耳軟骨の近傍に皮膚に接触するように配置することで、軟骨伝導経路を介して音を伝搬することができる。
特許第5653543号公報
近年のように振動子の小型化、軽量化が図られるようになると、振動子を収容するハウジング自体や振動子を取り付けた機器(聴取機器等)の質量の影響が問題となる。すなわち、仮に振動子の質量が機器よりも相対的に大きければ、その機器の影響は受けにくいのに対し、軽量化により振動子の質量が相対的に小さくなるほど機器の影響を強く受けるようになる。具体的には、振動子を単純に機器に接合した状態で、質量が小さい振動子が生み出す加振力は機器を振動させるのに用いられ、例えば、耳軟骨などに伝搬させるべき振動を効率的に伝搬させることが難しくなる。その結果、相対的に質量が小さい振動子を機器に取り付けた状態で駆動する場合には、振動子単体で駆動するのに比べ、音量や振動レベルが低下する懸念がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、質量の小さい振動子を聴取機器に取り付けた場合であっても、良好な伝搬効率で耳軟骨に振動を伝搬させることが可能な振動子の取付構造を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の振動子の取付構造は、電気信号を機械振動に変換する電気機械変換器を収容した振動子(20)を聴取機器に取り付ける振動子の取付構造において、前記聴取機器の筐体(21)と前記振動子との間には、弾性材料から形成された弾性部材(22)が配置され、前記振動子は、前記聴取機器を耳に装着した状態で前記振動子の下面が耳軟骨に対向する位置に配置され、前記振動子と前記筐体との間における前記弾性部材の第1機械インピーダンス(r2−js2/ω)が、周波数200Hzから1000Hzにおいて前記振動子から見た前記耳軟骨の第2機械インピーダンス(zc)の2倍よりも小さく設定されることを特徴としている。
本発明の振動子の取付構造によれば、聴取機器を耳に装着した状態で、耳軟骨に対向する位置関係にある振動子から耳軟骨に振動が伝搬するが、この際に振動子の質量が聴取機器より小さい場合であっても、聴取機器の筐体と振動子との間の弾性部材の第1機械インピーダンスが十分に小さいため、振動のエネルギーが聴取機器へ伝搬することを抑制して、振動子からの振動を効率的に耳軟骨に伝搬することが可能となる。
本発明において、前記弾性部材は、振動子の下面と対向する上面に配置されて振動子に押圧力を付与する弾性部材(23)を含む1対の弾性部材(22、23)であり、この1対の弾性部材が振動子を挟み込んで保持する構造を採用することができる。これにより、1対の弾性部材の押圧力により、聴取機器の筐体側から振動子が耳軟骨の側に若干突出するので、振動子の振動を耳軟骨に伝搬しやすくなる。
本発明において、振動子の下面に耳軟骨の側に向けて突出する凸部(24)を設け、かつ、弾性部材に凸部の形状に合致する凹部(22c)を設け、振動子は凸部が凹部に篏合した状態で弾性部材に保持される構造を採用することができる。これにより、弾性部材の凹部を介して振動子を安定に保持できるとともに、振動子の凸部を必然的に耳軟骨の側に突出させることができる。この場合、弾性部材の凹部は、凸部としての円柱部材と中心軸を同一として円柱部材と略同一の直径に形成することができる。
本発明において、振動子の下面と対向する上面に柔軟な多孔質体(25)を配置し、筐体に多孔質体を保持する保持部(21d)を設ける構造を採用することができる。この場合、第1機械インピーダンスは弾性部材と多孔質体との合成機械インピーダンスである。柔軟な多孔質体としては、例えば、スポンジが用いられる。これにより、保持部を介して多孔質体に押圧力を付与して振動子を安定に保持できるとともに、振動子に付加される質量を抑えることができる。
本発明において、弾性部材に振動子の側面を覆う内周部(22f)を設け、振動子を内周部に接触した状態で保持する構造を採用することができる。これにより、振動子は、側面が弾性部材の内周部により安定に保持されるとともに、全体の部材数が少なくて済み、構造の簡素化が可能である。
以上述べたように、本発明によれば、質量の小さい振動子を聴取機器に取り付ける場合であっても、振動子と聴取機器の筐体との間の第1機械インピーダンスが、振動子から見た耳軟骨の第2機械インピ―ダンスの2倍よりも小さく設定されるので、振動子から耳軟骨への振動の伝搬効率を高めることが可能となる。また、振動子が聴取機器の筐体と直接固定されない構造であるため、聴取機器の筐体に与える不要な振動を抑制することができる。
本発明の機械モデルを示す図である。 図1の機械モデルに対応する等価回路を示す図である 図1のデバイス11を人間の耳に装着した状態の一例を模式的に示す図である。 第1実施形態の取付構造の斜視図である。 第1実施形態の取付構造の部分断面図である。 第2実施形態の取付構造の部分断面図である。 第2実施形態の取付構造の上面図である。 第2実施形態の変形例に関して図6と同様の部分断面図である。 第3実施形態の取付構造の部分断面図である。 第3実施形態の取付構造の上面図である。 第4実施形態の取付構造の斜視図である。 第4実施形態の取付構造の部分断面図である。 第4実施形態の変形例に関して図12と同様の部分断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。ただし、以下に述べる実施形態は本発明を適用した形態の一例であって、本発明が本実施形態の内容により限定されることはない。以下では、聴取機器に取り付けられ、軟骨伝導を用いて振動(音)を伝搬する振動子に対して本発明を適用した形態について説明する。
図1は、本発明の振動子に求められる特性を検討するための機械モデルを示す図である。図1においては、振動子10と、この振動子10を取り付けた聴取機器等のデバイス11が示される。振動子10は、内部の振動子本体10aと、振動子本体10aを覆う振動子ケース10bからなる。図1の下方には耳軟骨があり、耳軟骨(皮膚は省略)と振動子10の一端とが接触部Caで接触している。また、図1の上方には人間の頭部があり、頭部とデバイス11の一端とが接触部Cbで接触している。
図1の機械モデルでは、振動子本体10a、振動子ケース10b、デバイス11は、この順に質量m1、m2、m3を有している。振動子本体10aと振動子ケース10bとの間には、力Fが印加される。上述の接触部Ca、Cbと、振動子本体10aと振動子ケース10bとの間と、振動子ケース10bとデバイス11との間は、いずれもバネ及びダンパでモデル化可能である。ここで、接触部Ca、振動子本体10aと振動子ケース10bとの間、振動子ケース10bとデバイス11との間、接触部Cbの順に、バネのスティフネスs0、s1、s2、s3を有し、かつ、ダンパの機械抵抗r0、r1、r2、r3を有するものとする。
ここで、質量m1、m2、m3の振動変位をそれぞれx1、x2、x3とし、耳軟骨の振動変位をx0とし、振動子10から見た耳軟骨の機械インピーダンスをzcとすると、図1の機械モデルに対して次の(1)〜(4)式の運動方程式が成り立つ。ここで’(ダッシュ)は時間微分を表し、例えばx1’は速度、x1’’は加速度を表す。
Figure 2021040197
上記(1)〜(4)式から、機械モデルと等価の電気回路を導くことできる。図2は、図1の機械モデルに対応する等価回路を示す図である。なお、(1)〜(4)式の速度x0’、x1’、x2’、x3’は、それぞれ等価回路の電流に対応する。また、図1と図2を対比すると、力Fは等価回路の起電力に対応し、質量m1〜m3は等価回路のインダクタンスに対応し、スティフネスs0〜s3は等価回路の容量(値はスティフネス値の逆数)に対応し、機械抵抗r0〜r3は等価回路の抵抗に対応し、機械インピーダンスzcは等価回路のインピーダンスに対応する。
図1の機械モデルにおける目標は、耳軟骨にできるだけ大きな振動を与えることである。よって、振動子10と耳軟骨とは接触部Ca(r0、s0)で接触しているので、図2でzc・x0’を極力大きくすることにより、耳軟骨に与える振動が大きくなる。一方、デバイス11の質量m3は大きいため、図2において、振動子10とデバイス11との間の機械インピーダンスr2−js2/ωを小さくする必要がある。仮に機械インピーダンスr2−js2/ωが大きいと、振動x2’が非常に小さくなる。一方、前述の接触部Ca(r0、s0)の機械インピーダンスr0−js0/ωは大きくする必要がある。
ここで、耳軟骨の機械インピーダンスを検証したところ、周波数範囲200〜1000Hzにおいては、概ね5(Ns/m)程度であることが確認された。なお、耳軟骨の機械インピーダンスについては、個人差等に起因して実際の値は変化することも想定される。本発明の振動子10の取付構造においては、上記の作用効果を達成するために、デバイス11との間に、機械インピーダンスzcに対応する耳軟骨の機械インピーダンスよりも小さい機械インピーダンス(図2のr2−js2/ωに相当)を有する弾性部材を介在させることで、耳軟骨を効率的に振動させるための構造を実現した。上記弾性部材のスティフネスの機械インピーダンス値が、周波数100Hzで10Ns/mであったとしても、周波数に反比例して機械インピーダンス値は小さくなるので、弾性部材の機械インピーダンスは概ね10Ns/m程度以下であればよい。
図3は、図1のデバイス11を実際に人間の耳に装着した状態の一例を模式的に示す図である。図3に示すように、デバイス11は耳の形状に適合する形状を有し、デバイス11を耳にかけると耳介と頭部の間に挟まれた状態で保持される。このとき、デバイス11に取り付けた振動子10は、耳の皮膚を介して耳軟骨と対向する位置に配置される。これにより、振動子10を駆動すると、振動子10の振動が耳軟骨を経由して伝搬される。なお、図3に示す耳への装着状態は、以下で具体的に説明する第1〜第4実施形態の取付構造に関しても適用可能である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図4及び図5を用いて説明する。第1実施形態は、振動子20と、振動子20を取り付けた聴取機器の筐体21と、振動子20と筐体21との間に配置された弾性部材22と、振動子20の上部に配置された弾性部材23とを備えた構造を有する。第1実施形態の取付構造に関し、図4は斜視図であり、図5は、図4の振動子20についての側面及び他の部材についての図4のY方向の略中央位置における断面構造を含む部分断面図である。図4及び図5では、説明の便宜のため、互いに直交するX方向、Y方向、Z方向をそれぞれ矢印にて示している。なお、図6以降の各図面においても、X方向、Y方向、Z方向の意味は共通である。
振動子20は内部に、電気信号を振動に変換する電気機械変換器を収容した構造を有する。振動子20のZ方向の上方の面を上面、下方の面を下面とする。振動子20の本体を構成する電気機械変換器は、例えば、図示しないヨーク、コイル、磁石、アーマチュア、電気端子などにより構成され、筐体21は、例えば、振動子20を取り付けたイヤホン等の聴取機器の筐体である。筐体21を含む聴取機器の全体は、実際には図3に示すようにZ方向の上部に拡がる構造を具備するが、図4及び図5では、聴取機器の筐体全体のうちの底面部分のみを筐体21として示すものとし、それ以外の構造の図示を省略している。
弾性部材22は、所定の弾性力を有する弾性材料から構成された矩形板状の形状を有し、X方向の中央の中央部22aが振動子20の下面に配置され、X方向の両側の両端部22bが筐体21の上面に固定される。弾性部材22の中央部22aは図1の接触部Caに相当し、この箇所が人間の耳軟骨の近傍の皮膚に当接する。すなわち、振動子20の振動は弾性部材22を介して耳軟骨に伝搬される。筐体21には、開口部21aが形成され、X方向の両側にZ方向に若干突出する1対の突出部21bが形成されるとともに、X方向に沿って1対の突出部21bの両側に隣接する1対のスリット部21cが形成されている。開口部21aは、Z方向から見て振動子20を取り囲む領域に形成される。そして、弾性部材22は、中央部22aが開口部21aの領域に重なり、中央部22aから両端部22bに至るまで前述の1対のスリット部21cを通って上方に屈曲する構造となっている。
弾性部材23は、所定の弾性力を有する弾性材料から構成された矩形板状の形状を有し、X方向の中央の中央部23aが振動子20の上面に配置され、X方向の両側の両端部23bが弾性部材22の両端部22bの上面に固定される。よって、弾性部材22及び弾性部材23(1対の弾性部材)は、Z方向に沿って上下から振動子20を挟み込む構造となっている。弾性部材23は、中央部23aから両端部23bに至るまで断面が傾斜して延伸されており、その張力により振動子20をZ方向の下方に押圧している。よって、弾性部材23の押圧力により、振動子20の下側及び弾性部材22の中央部22aが、筐体21のZ方向の下方(聴取機器の外側)に若干突出するよう作用するため(図5では不図示)、振動子20の振動が耳軟骨に伝搬しやすくなる。
第1実施形態においては、機械モデル及び等価回路(図1及び図2)を用いて説明したように、振動子20と筐体21との間の弾性部材22及び振動子20の上面に配置される弾性部材23の合成機械インピーダンス(以下、「第1機械インピーダンス」と呼ぶ)を、振動子20から見た耳軟骨の機械インピーダンス(以下、「第2機械インピーダンス」と呼ぶ)の2倍よりも小さく設定することが特徴的である。第1機械インピーダンスは、弾性部材22、23のサイズ、厚さ、弾性率などのパラメータに依存するので、これらのパラメータを適切に設定して適切な機械インピーダンスの値に調整する必要がある。なお、第1機械インピーダンスの調整とその効果について詳しくは後述する。
筐体21への弾性部材22の両端部22b及び弾性部材23の両端部23bの固定方法は多様であり、例えば、接着や融着などの方法や、筐体21に設けたピンを弾性部材22及び弾性部材23に開口した穴に通す方法などを採用することができる。なお、筐体21への固定に際して弾性部材23にある程度の張力を与える必要があるが、弾性部材22に不要な張力を与えることは望ましくない。
ここで、弾性部材22及び弾性部材23に関して前述の第1機械インピーダンスの調整手法について説明する。まず、弾性部材22のサイズに関連して、面積(長さ)が大きく、かつZ方向の厚さが薄いほど、第1機械インピーダンスが小さくなる。また、弾性部材22の弾性率が大きいほど、第1機械インピーダンスが大きくなる。従って、第1機械インピーダンスを小さくするには、弾性部材22の面積(長さ)を大きくし、厚さを薄くし、弾性率を小さくすればよい。なお、図4及び図5の例では、弾性部材22の厚さは強度等の制約を受ける。そのため、第1機械インピーダンスを小さくするには、弾性部材22に重なる開口部21aのX方向の長さをある程度確保する必要がある。弾性部材23についても同様であり、第1実施形態において弾性部材22と弾性部材23の合成機械インピーダンスが第1機械インピーダンスとなる。弾性部材22及び弾性部材23を構成する弾性材料の例としては、ショアA硬度が40〜50以下の低硬度のゴム、熱可塑性エラストマー、ゲルなどを挙げることができる。
以上説明したように、第1実施形態の取付構造を採用することにより、振動子20の質量が相対的に聴取機器の質量よりも小さいとしても、振動子20から耳軟骨への振動の伝搬効率を高める効果を得ることができる。すなわち、振動子20と聴取機器の筐体21との間に介在する弾性部材22及び振動子20の上面に配置される弾性部材23とで合成される第1機械インピーダンスが、振動子20から見た耳軟骨の第2機械インピーダンスの2倍より小さく設定されるため、図1及び図2を用いて説明したように、聴取機器に伝搬する振動エネルギーを抑制し、耳軟骨に伝搬される振動エネルギーを十分に高めることができる。また、振動子20が聴取機器の筐体21と直接固定されない構造であるため、聴取機器の筐体21に与える不要な振動を小さくする効果を得ることができる。さらに、振動子20を耳軟骨の近傍の皮膚に確実に当接させるとともに、弾性部材22及び聴取機器の筐体21による防水効果も付与することができる。なお、以上の基本的な効果については、第1実施形態に加えて、以下で説明する第2〜第4実施形態においても共通である。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図6及び図7を用いて説明する。第2実施形態は、振動子20と、筐体21と、弾性部材22とに加えて、振動子20の下面に接続された円柱部材24を備えた構造を有する。第2実施形態の取付構造に関し、図6は図5と同様の部分断面図であり、図7はZ方向の上方から見た上面図である。第2実施形態において、振動子20の構造については第1実施形態と共通であるが、筐体21及び弾性部材22の構造が第1実施形態とは異なるとともに、弾性部材23を設けずに、円柱部材24を設けた点において第1実施形態とは異なる。なお、振動子20に接続される円柱部材24は、振動子20と別体で作成して接合してもよいが、振動子20と一体的に形成してもよい。
図7に示すように、Z方向から見た平面視で、筐体21と弾性部材22の外形はともに円形状であり、同一の中心点に対して筐体21の直径よりも弾性部材22の直径が小さくなっている。また、筐体21には平面視で円形状の開口部21a(図6)が形成されており、開口部21aの上部は弾性部材22の直径に一致し、開口部21の下部は弾性部材22より若干小さい直径を有する。また、図6に示すように、弾性部材22は、中央に円筒部22cが形成され、その周囲がドーナツ状の外周部22dとなっている。円筒部22cは、円柱部材24と中心軸を同一として円柱部材24と略同一の直径を有する。よって、弾性部材22の外周部22dの外縁近傍が筐体21の開口部21aの段差に保持される構造となっている。第2実施形態においても、弾性部材22を筐体21に固定する場合の固定方法は、第1実施形態と同様、接着や融着あるいはピンを用いる方法などを適用することができる。
一方、図7において、振動子20に重ねる破線で示す円柱部材24は、Z方向から見た平面視で、同一の中心点に対して弾性部材22の全体の直径より更に小さい直径の円筒状に形成される。円柱部材24の内部は、軽量化のために空洞になっている。そして、弾性部材22の円筒部22cの内周面は、円柱部材24と篏合する形状を有し、円柱部材24が弾性部材22の円筒部22cで覆われる構造となっている。第2実施形態の取付構造では、振動子20に接続される円柱部材24が弾性部材22の円筒部22cを介して耳軟骨の近傍に皮膚に当接するので、第1実施形態に比べると、より狭い領域が耳軟骨に対向するように位置決めが可能である。また、第1実施形態のように、弾性部材23により振動子20を押圧しなくても、弾性部材22の円筒部22cの側面により、振動子20とともに円柱部材24を外周側から保持することができる。
第2実施形態においても、弾性部材22に関する第1機械インピーダンスを耳軟骨に関する第2機械インピーダンスの2倍よりも小さく設定する点は第1実施形態と共通する。ただし、第2実施形態の弾性部材22は、第1実施形態の弾性部材22と構造が異なるため、面積や厚さなどのパラメータに関して第1実施形態とは異なる調整が求められる。なお、第2実施形態において、第1機械インピーダンスを第2機械インピーダンスの2倍よりも小さく設定することにより得られる基本的な効果については、第1実施形態と共通であるため、説明を省略する。また、第2実施形態においては、円柱部材24及び弾性部材22の円筒部22cが接触部Ca(図1)に向かってピンポイント的に突出する構造であるため、その際の押圧力により耳の皮膚に痛みを及ぼす懸念もある。よって、第2実施形態では、聴取機器を耳に装着した際、耳の皮膚に及ぶ力も考慮した構造設計が求められる。
なお、第2実施形態において、円柱部材24と弾性部材22の円筒部22cとは円柱形状や円筒形状には限られない。すなわち、振動子20の下面に接続される凸部と、弾性部材22の凹部とが互いに篏合可能であれば、多様な断面形状で形成することできる。
次に図8は、第2実施形態の変形例に関し、図6と同様の部分断面図を示す。本変形例は、主に図6における弾性部材22の構造を変更したものである。すなわち、図8に示すように、本変形例の弾性部材22は、略S字状の断面形状を有している。弾性部材22の外縁近傍と筐体21の開口部21aの近傍とは互いに形状が合致し、この部分で弾性部材22が直下の筐体21に保持される構造となっている。また、弾性部材22の内縁近傍は円柱部材24の側面を取り囲んで保持する構造となっている。
図8の変形例の構造を採用することにより、振動子20から筐体21に至る弾性部材22の断面視の経路長を大きくし、実質的な面積を拡大して、全体のサイズを拡大することなく第1機械インピーダンスを低下させるために有利な構造を実現することができる。この場合、図6と比べ、同一の第1機械インピーダンスを設定する際、弾性部材22の断面視の経路長が長くなった分、例えば、弾性部材22の厚さを大きく設定でき、より丈夫な構造を実現可能となる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について、図9及び図10を用いて説明する。第3実施形態は、振動子20と、筐体21と、弾性部材22とに加えて、筐体21に、振動子20の上部に配置される保持部21dを設けるとともに、振動子20と保持部21dとの間に多孔質体であるスポンジ25を配置した構造を有する。第3実施形態の取付構造に関し、図9は図5と同様の部分断面図であり、図10はZ方向の上方から見た上面図である。第3実施形態において、振動子20の構造については第1及び第2実施形態と共通であるが、筐体21及び弾性部材22の構造は第1及び第2実施形態とは異なる。
筐体21には、開口部21aを取り囲む範囲で若干上方に突出した段差部21eが形成され、この段差部21eには、Z方向の所定の高さでX方向に対向する1対の保持部21dが形成されている。1対の保持部21dは、開口部21aのX方向の両端に隣接する1対のYZ面の側壁部を形成するとともに、その側壁の最上部が曲げられて下方の振動子20と部分的に対向する1対のXY面の上壁部を形成する。そして、保持部21dの直下の空間にはスポンジ25が配置されている。スポンジ25は、弾性を有する多孔質体として全方向にある程度の押圧力が付与されて若干変形した状態で配置されるので、直下の振動子20を安定に保持することができる。また、スポンジ25は軽量であるため、振動子20に付加される質量を小さくすることができる。なお本実施形態ではスポンジを用いたが、軽量でかつ振動子を安定的に保持することができる部材であればスポンジに限らない。
図9に示すように、弾性部材22は、開口部21aの範囲内で平坦な板状であり、X方向の両端では上方に曲げられ、筐体21の段差部21eの直下の溝部分に篏合した状態で筐体21に固定される。弾性部材22の筐体21への固定方法は、第1及び第2実施形態と同様、接着や融着あるいはピンを用いる方法の他、溝部分一周の形に対応した枠26を溝部分全体に嵌め込むことで固定する方法などを適用することができる。第3実施形態においても、弾性部材22及びスポンジ25とで合成される第1機械インピーダンスを耳軟骨に関する第2機械インピーダンスの2倍よりも小さく設定する点は第1実施形態と共通するが、全体的な構造上の相違があるため、面積や厚さなどのパラメータに関して第1及び第2実施形態とは異なる調整が求められる。なお、第3実施形態において、第1機械インピーダンスを第2機械インピーダンスの2倍よりも小さく設定することにより得られる基本的な効果については、第1実施形態と共通であるため、説明を省略する。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態について、図11及び図12を用いて説明する。第4実施形態は、振動子20と、筐体21と、弾性部材22から構成され、それ以外の部材は不要である。第4実施形態では、特に弾性部材22の構造が特徴的であるが、部材数は少なくて済む。第4実施形態の取付構造に関し、図11は図4と同様の斜視図であり、図10は図5と同様の部分断面図である。第4実施形態において、振動子20の構造については第1〜第3実施形態と共通であるが、その上面20a及び下面20bの両方とも露出している点で、他の実施形態とは異なっている。
弾性部材22は、Z方向から見た平面視で振動子20の配置領域が開口され、振動子20の側面を全体的に覆う内周部22fが形成されている。すなわち、図12に示すように、弾性部材22は断面T字状に形成され、XZ面及びYZ面に拡がる前述の内周部22fと、XY面内に拡がる外周部22gとにより構成される。振動子20は、四方の側面が弾性部材22の内周部22fに接触した状態で安定に保持される。また、弾性部材22の外周部22gは、筐体21の中央の開口部21aより大きいサイズに形成され、外縁部が筐体21の上面に固定される。弾性部材22の筐体21への固定方法は、第1〜第3実施形態と同様、接着や融着あるいはピンを用いる方法などを適用することができる。
第4実施形態においても、弾性部材22に関する第1機械インピーダンスを耳軟骨に関する第2機械インピーダンスの2倍よりも小さく設定する点は第1〜第3実施形態と共通する。ただし、第4実施形態の場合、振動子20の下面20bが耳軟骨の近傍の皮膚に直接当接する構造となるので、その影響を踏まえて第1機械インピーダンスを調整する必要がある。なお、第4実施形態において、第1機械インピーダンスを第2機械インピーダンスの2倍よりも小さく設定することにより得られる基本的な効果については、第1実施形態と共通であるため、説明を省略する。また、断面T字状の弾性部材22を形成するには、同様の断面形状を有する金型等を用いればよい。
次に図13は、第4実施形態の取付構造の変形例に関し、図12と同様の部分断面図を示す。本変形例は、主に図12における弾性部材22の構造を変更したものである。すなわち、図13に示すように、本変形例の弾性部材22は、図12における内周部22fが上部に延伸し、振動子20の上面20aの全体を覆う構造となっている。図13の変形例の構造を採用することにより、図12に比べ、振動子20が弾性部材22と接触する面積が増加するので、振動子20を一層安定に保持することができる。
以上、上記各実施形態に基づき本発明の内容を具体的に説明したが、本発明に係る振動子20の取付構造は上述の実施形態で開示した構造には限られず、その要旨を逸脱しない範囲で多様な変更を施すことができる。また、弾性部材22の材料、形状、固定方法についても、上記各実施形態で説明した基本的特徴を有し、かつ同様の効果を得られる限り、多様な形態に対し広く適用可能である。また、弾性部材22または振動子20が接触する部位は図3のように耳介の外側に限らず耳介の内側など他の部位で接触してもよい。
10、20…振動子
11…デバイス
21…聴取機器の筐体
22、23…弾性部材
24…円柱部材
25…スポンジ
26…枠

Claims (6)

  1. 電気信号を機械振動に変換する電気機械変換器を収容した振動子を聴取機器に取り付ける振動子の取付構造において、
    前記聴取機器の筐体と前記振動子との間には、弾性材料から形成された弾性部材が配置され、
    前記振動子は、前記聴取機器を耳に装着した状態で前記振動子の下面が耳軟骨に対向する位置に配置され、
    前記振動子と前記筐体との間における前記弾性部材の第1機械インピーダンスが、周波数200Hzから1000Hzにおいて前記振動子から見た前記耳軟骨の第2機械インピーダンスの2倍よりも小さく設定される、
    ことを特徴とする振動子の取付構造。
  2. 前記弾性部材は、前記振動子の前記下面と対向する上面に配置されて前記振動子に押圧力を付与する弾性部材を含む1対の弾性部材であり、前記1対の弾性部材が前記振動子を挟み込んで保持することを特徴とする請求項1に記載の振動子の取付構造。
  3. 前記振動子の前記下面には前記耳軟骨の側に向けて突出する凸部が設けられ、かつ、前記弾性部材には前記凸部の形状に合致する凹部が設けられ、前記振動子は前記凸部が前記凹部に篏合した状態で前記弾性部材に保持されることを特徴とする請求項1に記載の振動子の取付構造。
  4. 前記凸部は前記振動子に接続された円柱部材であり、前記凹部は前記円柱部材と中心軸を同一として前記円柱部材と略同一の直径に形成されることを特徴とする請求項3に記載の振動子の取付構造。
  5. 前記振動子の前記上面には柔軟な多孔質体が配置され、前記筐体には前記多孔質体を保持する保持部が設けられ、
    前記第1機械インピーダンスは前記弾性部材と前記多孔質体との合成機械インピーダンスであることを特徴とする請求項1に記載の振動子の取付構造。
  6. 前記弾性部材には前記振動子の側面を覆う内周部が設けられ、前記振動子は前記内周部に接触した状態で保持されることを特徴とする請求項1に記載の振動子の取付構造。
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