JP2021037896A - 助手席用エアバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】膨張完了時に、所定箇所を広い面積で安定して凹ませることが可能な助手席用エアバッグを提供すること。
【解決手段】バッグ本体16内に、左壁部20と右壁部21とを連結して、左壁部若しくは右壁部との連結部位の左右の外方への突出を抑制する左右テザー45を、配置させる構成の助手席用エアバッグ15。左右テザーの連結部位46L,46Rが、帯状の可撓性を有したシート体のテザー本体48L,48Rから構成されるとともに、一対の帯部49UL,49DL,49UR,49DRと、帯部間において左壁部若しくは右壁部に縫着させて連結される中間部50L,50Rと、を備える。中間部を左壁部若しくは右壁部に縫着させる縫合部52L,52Rが、一対の帯部側の帯側辺と、帯側辺の両端相互を連結する一対の非帯側辺と、を有した略矩形状として構成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、助手席に着座した乗員の前方に配置されたインストルメントパネルに設けられる収納部位内に折り畳まれて収納され、内部に膨張用ガスを流入させて、膨張しつつ車両後方に向かって展開膨張する構成の助手席用エアバッグに関する。
従来、助手席用エアバッグとしては、インストルメントパネルから部分的に突出するカーナビゲーションシステムのモニタ等との干渉を抑制するために、膨張完了時に、左右方向側で対向する左壁部若しくは右壁部の一方の領域を凹ませるように、構成したものがあった(例えば、特許文献1参照)。この助手席用エアバッグでは、バッグ本体の内部に、左壁部と右壁部とを連結するように左右テザーを配置させることにより、左壁部側を凹ませるように構成されるもので、詳細には、帯状の可撓性を有したシート体からなる左右テザーを、幅方向を上下方向に沿わせるようにして配置させるとともに、端部の左壁部との結合位置を前後でずらすようにして、2つ配設させることにより、左壁部との結合部位周縁の領域を、前後に広く凹ませて、モニタ等との干渉を抑制する構成であった。
特開2018−94933公報
しかし、従来の助手席用エアバッグでは、2本の左右テザーを、前後にずらすようにして、それぞれ、端部を左壁部に結合させる構成であることから、膨張完了時に、左右テザーの端部を結合させた領域を、広い面積で安定して凹ませる点に、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、膨張完了時に、所定箇所を広い面積で安定して凹ませることが可能な助手席用エアバッグを提供することを目的とする。
本発明に係る助手席用エアバッグは、助手席に着座した乗員の前方に配置されたインストルメントパネルに設けられる収納部位内に折り畳まれて収納され、内部に膨張用ガスを流入させて、膨張しつつ車両後方に向かって展開膨張する構成とされて、
可撓性を有したシート体から構成されて、膨張完了時に乗員側に配置される乗員側壁部と、乗員側壁部の周縁から延びて収納部位側に取り付けられる前端側にかけて収束する周壁部と、を有するバッグ本体と、
バッグ本体内に配置されて、周壁部における左右方向側で対向する左壁部と右壁部とを連結するように配置されて、左壁部若しくは右壁部との連結部位の左右の外方への突出を抑制する左右テザーと、
を備える構成の助手席用エアバッグであって、
左右テザーの連結部位が、帯状の可撓性を有したシート体のテザー本体から構成されるとともに、一対の帯部と、帯部間において左壁部若しくは右壁部に縫着させて連結される中間部と、を備え、
中間部を左壁部若しくは右壁部に縫着させる縫合部が、一対の帯部側の帯側辺と、一対の帯側辺の両端相互を連結する一対の非帯側辺と、を有した略矩形状として構成されていることを特徴とする。
本発明の助手席用エアバッグでは、左右テザーにおいて、左壁部若しくは右壁部の少なくとも一方側に連結される連結部位が、テザー本体からなる中間部を、略矩形状の縫合部によって、左壁部若しくは右壁部に縫着される構成であり、この縫合部の対向する両側から、一対の帯部が延びる構成である。そのため、本発明の助手席用エアバッグでは、バッグ本体の膨張完了時に、各帯部に作用する張力が、縫合部における各帯側辺を内側に牽引するように、作用することとなり、縫合部は、略矩形状とされていることから、テザー本体の両帯側辺の側だけでなく、両非帯側辺の側にも、テザー本体の張力を作用させることができて、左壁部若しくは右壁部における縫合部の配置領域全体(略矩形状の領域全体)が、左右の内方に向かって引っ張られるように、牽引されることとなる。そのため、本発明の助手席用エアバッグでは、左右テザーにより、左壁部若しくは右壁部の左右の外方への突出を、広い面積で、安定して規制できることから、インストルメントパネルから部分的に突出しているモニタ等との干渉を安定して抑制することができる。
したがって、本発明の助手席用エアバッグでは、膨張完了時に、所定箇所を広い面積で安定して凹ませることができる。
また、本発明の助手席用エアバッグにおいて、テザー本体を、左壁部側と右壁部側とに、配設させ、
左右テザーを、各連結部位から延びた一対の帯部の端末相互を連結させることにより、構成することが、好ましい。
助手席用エアバッグをこのような構成とすれば、エアバッグの左壁部側と右壁部側とを、ともに、左右の外方への突出を広い面積で安定して規制できることから、右ハンドル車用と左ハンドル車用とのモニター等との干渉防止に、共用することができる。
さらに、上記構成の助手席用エアバッグにおいて、バッグ本体内に、膨張完了時の前端側と乗員側壁部とを前後方向に略沿うように連結する前後テザーを、左右テザーの上方若しくは下方に、配設させ、
テザー本体を、バッグ本体の膨張完了時に、前後テザーに近い側の一方の帯部を、幅方向を前後方向に略沿わせて、前後テザーにおける左右テザーに接近した側の上下方向側の縁に接近させるようにして、配設させる構成とすることが、好ましい。
助手席用エアバッグを上記構成とすれば、展開膨張時に、仮に、左右テザーが前後テザーと接触することとなっても、左右テザーのテザー本体は、接近した側の帯部の幅方向の広い面で前後テザーに接触されることから、引掛りが少なく、前後テザーに対して、円滑に滑らせることが可能となって、バッグ本体を迅速に膨張完了させることが可能となる。
本発明の一実施形態である助手席用エアバッグを使用した助手席用エアバッグ装置を車両に搭載させた状態の概略平面図である。 助手席用エアバッグ装置を車両に搭載させた状態を示す概略縦断面図である。 実施形態のエアバッグを単体で膨張させた状態を示す概略斜視図である。 図3のエアバッグの車両前後方向に沿った概略縦断面図である。 図3のエアバッグの車両前後方向に沿った概略横断面図である 図3のエアバッグの車両左右方向に沿った概略縦断面図である 図3のエアバッグにおいて、左右テザーの配置領域を示す部分拡大平面図と断面図である。 図3のエアバッグにおいて、補助左右テザーの配置領域を示す部分拡大平面図と断面図である。 図3のエアバッグを構成する基布を示す平面図である。 実施形態のエアバッグが、車両搭載状態において、膨張を完了させた状態を示す概略側面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の助手席用エアバッグ(以下「エアバッグ」と省略する)15は、図1,2に示すように、車両Vにおける助手席PSに着座した乗員の前方において、インストルメントパネル(以下「インパネ」と省略する)1の上面2の内部に配置されるトップマウントタイプの助手席用エアバッグ装置Mに、使用されている。助手席用エアバッグ装置Mを搭載させる車両Vのインパネ1には、図1,10に示すように、車両Vの車幅方向の中央側であって、運転席DSと助手席PSとの間の部位の前方の領域である中央側部位1aの後端近傍に、カーナビゲーションシステムのモニタ3が、上面2から上方に突出するように、配設されている。すなわち、実施形態のインパネ1には、車幅方向の中央側の領域に、部分的に突出するようにモニタ3が、配設されている。実施形態において、前後・上下・左右の方向は、特に断らない限り、車両Vの前後・上下・左右の方向と一致するものである。
実施形態の助手席用エアバッグ装置Mは、図2に示すように、折り畳まれたエアバッグ15と、エアバッグ15に膨張用ガスを供給するインフレーター8と、エアバッグ15及びインフレーター8を収納保持する収納部位としてのケース12と、エアバッグ15及びインフレーター8をケース12に取り付けるためのリテーナ9と、折り畳まれたエアバッグ15を覆うエアバッグカバー6と、を備えて構成されている。
エアバッグカバー6は、合成樹脂製のインパネ1と一体的に形成されて、エアバッグ15の展開膨張時に、前後二枚の扉部6a,6bを、エアバッグ15に押されて開くように、構成されている。また、エアバッグカバー6における扉部6a,6bの周囲には、ケース12に連結される連結壁部6cが、形成されている。
インフレーター8は、図2に示すように、複数のガス吐出口8bを有した略円柱状の本体部8aと、インフレーター8をケース12に取り付けるためのフランジ部8cと、を備えて構成されている。
収納部位としてのケース12は、上端側に長方形状の開口を有した板金製の略直方体形状に形成され、図2に示すように、インフレーター8を下方から挿入させて取り付ける略長方形板状の底壁部12aと、底壁部12aの外周縁から上方に延びてエアバッグカバー6の連結壁部6cを係止する周壁部12bと、を備えて構成されている。実施形態の場合、エアバッグ15とインフレーター8とは、エアバッグ15内に配置させたリテーナ9の各ボルト9aを取付手段として、エアバッグ15における流入用開口24の周縁、ケース12の底壁部12a、及び、インフレーター8のフランジ部8cを、貫通させて、ナット10止めすることにより、ケース12の底壁部12aに取り付けられている。また、ケース12の底壁部12aには、車両Vのボディ側に連結される図示しないブラケットが、配設されている。
エアバッグ15は、図3〜6に示すように、内部に膨張用ガスを流入させて膨張するバッグ本体16と、バッグ本体16内への膨張用ガスの流れを規制する整流布32と、バッグ本体16内に配置されてバッグ本体16の膨張完了形状を規制するテザー36,45,55と、を備えている。
バッグ本体16は、図2の二点鎖線及び図10に示すように、膨張完了時に、インパネ1の上面2とインパネ1上方のウィンドシールド4との間を塞ぐように配置可能な構成とされている。具体的には、バッグ本体16は、図3〜5に示すように、膨張完了時の形状を、頂部を前端側に配置させた略四角錐形状とされるもので、膨張完了時に乗員側に配置されて乗員を受け止める乗員側壁部30と、乗員側壁部30の周縁から延びてケース12側に取り付けられる前端側にかけて収束する周壁部17と、を備えている。
周壁部17は、エアバッグ15の膨張完了時に、主に、インパネ1の上面2とインパネ1上方のウィンドシールド4との間を塞ぐように配置される部位であり、上下両側で略左右方向に沿って配置される上壁部18,下壁部19と、左右両側で略前後方向に沿って配置される左壁部20,右壁部21と、を備えている。周壁部17における下壁部19の前端近傍において、左右の略中央となる位置には、内部に膨張用ガスを流入可能に略円形に開口して、周縁をケース12の底壁部12aに取り付けられる流入用開口24が、形成されている。流入用開口24の周縁には、リテーナ9のボルト9aを挿通させて、流入用開口24の周縁をケース12の底壁部12aに取り付けるための複数(実施形態の場合、4個)の取付孔25が、形成されている。周壁部17における左壁部20と右壁部21とには、バッグ本体16内に流入した余剰の膨張用ガスを排気するためのベントホール27が、略円形に開口して、形成されている。
乗員側壁部30は、バッグ本体16の膨張完了時に、助手席に着座した乗員と対向するように、バッグ本体16の後端側において、略鉛直方向に沿って配設される。実施形態の場合、乗員側壁部30は、バッグ本体16の膨張完了時に、左右の中央を、上下方向に沿って僅かに前方に凹ませるように、形成されている(図4,5参照)。
整流布32は、流入用開口24の上方を覆うとともに、左右両側を開口させた略筒状として、流入用開口24からバッグ本体16内に内部に流入する膨張用ガスを一旦左右方向側に向けて流すように構成されている。また、整流布32には、補助用の開口32aが、形成されている(図4,5参照)。整流布32は、図9に示す整流布用素材34から、構成されている。
バッグ本体16の膨張完了形状を規制するテザーとしては、バッグ本体16の内部に、前後テザー36と、左右テザー45と、補助左右テザー55と、が、配置されている。
前後テザー36は、乗員側壁部30の左右の略中央と、バッグ本体16の前端16a側と、を前後方向に略沿うように連結するもので、実施形態の場合、流入用開口24の周縁から延びる前側部位37と、乗員側壁部30側から延びる後側部位38と、を連結させるようにして、構成されている(図4,5参照)。前側部位37は、実施形態の場合、図9に示す帯状の前側部位用素材40を折って構成されるもので、左右対称形として、バッグ本体16の膨張完了時における外形形状を、前端側を左右方向に略沿わせ、後端側を上下方向に略沿わせるような略三角錐形状に近似した立体形状とされている。後側部位38は、外形形状を、前側部位37に連結される前端38a側にかけて狭幅とした略台形状として、構成されている。実施形態の場合、後側部位38は、後縁38bを、後述する乗員側パネル部72の左側部位73,右側部位74の内縁73b,74bに縫着されて、乗員側壁部30の上下の略中央となる位置に、連結されている(図4,5参照)。この前後テザー36は、エアバッグ15の展開膨張時における後方への過度の突出を抑制して、かつ、エアバッグ15の膨張完了時に、乗員側壁部30のバッグ本体16の前端16aからの離隔距離を規制するために、配設されている。実施形態の場合、前後テザー36を内部に配置させることにより、エアバッグ15の膨張完了時に、乗員側壁部30は、左右の略中央を、上下方向に沿って僅かに前方に向かって凹ませる構成とされている。
左右テザー45は、バッグ本体16内において、周壁部17における左右方向側で対向する左壁部20と右壁部21とを連結するように左右方向に略沿って配置されて、実施形態の場合、左壁部20及び右壁部21との連結部位46L,46Rの左右の外方への突出を抑制するように、構成されている。なお、実施形態では、左右テザー45は、後述する左右一対のテザー本体48L,48Rを、左壁部20側と右壁部21側とに、配設させて、構成されている。
具体的には、実施形態の場合、左右テザー45は、図6に示すように、左壁部20側と右壁部21側とに配設される左右一対のテザー本体48L,48Rを、それぞれ、左壁部20,右壁部21に縫着させることにより、構成されている。具体的には、左右テザー45を、それぞれ、左壁部20,右壁部21に連結させる連結部位46L,46Rは、帯状の可撓性を有したシート体のテザー本体48L,48Rから構成されるもので、各テザー本体48L,48Rは、それぞれ、一対の帯部49UL,49DL,49UR,49DRと、帯部49UL,49DL,49UR,49DR間において左壁部20,右壁部21に縫着させて連結される中間部50L,50Rと、を備える構成とされている。実施形態の場合、各テザー本体48L,48Rは、幅方向を前後方向側に略沿わせるようにして、中間部50L,50Rを、左壁部20,右壁部21に縫着させる構成とされている。すなわち、実施形態では、各帯部49UL,49DL,49UR,49DRは、図6,7に示すように、中間部50L,50Rの上縁側と下縁側とから延びるように構成されている。そして、左右テザー45は、各連結部位46L,46Rの先端となる帯部49UL,49DL,49UR,49DRの端末49a相互を、4枚重ねで一度に縫着させることにより、左壁部20と右壁部21とを連結する構成とされている。
中間部50L,50Rを左壁部20,右壁部21に縫着させる縫合部52L,52Rは、対向する辺相互を略平行とした矩形状(長方形状)とされている。実施形態の場合、詳細には、縫合部52L,52Rは、矩形状の四隅(隅部52e)を略円弧状として構成されている。すなわち、各隅部52eは、略1/4円弧状(R10程度)とされている。実施形態の場合、縫合部52L,52Rは、図7に詳細に示すように、前後方向側の幅寸法を上下方向側の幅寸法より大きく設定されて、テザー本体48L,48Rの幅方向側となる前後方向側を幅広とした略矩形状に、構成されている。具体的には、縫合部52L,52Rは、前後方向側の幅寸法W1を、テザー本体48L,48Rの幅寸法W2の7/8程度に設定され、上下方向側の幅寸法W3を、前後方向側の幅寸法W1の5/7程度に設定されている(図7参照)。また、隅部52eの半径は、実施形態の場合、幅寸法W1の1/8程度に、設定されている。そして、実施形態では、各縫合部52L,52Rにおいて、上下方向側で対向する上辺52a,下辺52bが、一対の帯部49UL,49DL,49UR,49DR側の帯側辺を構成し、前後方向側で対向する前辺52c,後辺52dが、帯側辺(上辺52a,下辺52b)の両端相互を連結する一対の非帯側辺を構成している。
この左右テザー45は、膨張完了時のバッグ本体16内において、前後テザー36の上方に配置されるもので、配置位置を詳細に説明すれば、膨張完了時のエアバッグ15を左右方向側から見た状態において、前後の中央よりやや後方であって、かつ、上下の中央よりも上方となる位置に、配置されている。この左右テザー45は、図10に示すように、インパネ1における中央側部位1aにおいて、上面2から部分的に突出しているモニタ3に対応した位置に、配設されている。また、左右テザー45は、帯部49UL,49DL,49UR,49DRの幅方向を、前後方向に略沿わせるようにして、配設される構成とされている。そして、実施形態の場合、テザー本体48L,48Rは、前後テザー36に近い側の帯部49DL,49DRを、前後テザー36における左右テザー45に接近した側の上下方向側の縁(実施形態の場合、前後テザー36における前側部位37の上面37aと後側部位38の上縁38c)に接近させるようにして、配設されている(図4,6参照)。具体的には、左右テザー45において、帯部49UL,49DL,49UR,49DRの端末49a相互を4枚重ねで一度に縫着させている端末連結部54の部位が、前後テザー36における前側部位37の上面37aと後側部位38の上縁38cに接近して、配設されることとなる(図4,6参照)。この左右テザー45は、エアバッグ15の展開膨張時における左壁部20と右壁部21との過度の離隔を抑制して、かつ、エアバッグ15の膨張完了時に、左壁部20と右壁部21との離隔距離を規制するために、配設されている。左右テザー45の実質的な長さ寸法は、エアバッグ15の膨張完了時に、各左壁部20,右壁部21において、左右テザー45との連結部位46L,46Rに、左右の内方に向かうような凹み20a,21aを生じさせ、左壁部20の左方に近接して配置されるモニタ3との干渉を抑制可能な寸法に、設定されている(図6参照)。
補助左右テザー55は、バッグ本体16の内部において、前後テザー36の下方となる位置において、左壁部20と右壁部21とを連結するように、左右方向に略沿って配置される。詳細には、補助左右テザー55は、エアバッグ15の膨張完了時に、前後テザー36を間に挟んで、左右テザー45の略直下となる位置に配置される。補助左右テザー55は、2枚の帯状のテザー用基材58L,58Rから構成されるもので、幅方向を上下方向に略沿わせるように(幅方向を、左右テザー45における帯部49UL,49DL,49UR,49DRの幅方向と略直交させるように)、配置されている。また、補助左右テザー55を構成するテザー用基材58L,58Rは、幅寸法を、左右テザー45を構成するテザー本体48L,48Rと略同一に、設定されている(図9参照)。補助左右テザー55は、端部55a,55bを、長軸を上下方向に略沿わせた楕円形状の縫合部56L,56Rにより、それぞれ、左壁部20,右壁部21に、縫着される構成である(図4,8参照)。この補助左右テザー55の端部55a,55bを縫着させる縫合部56L,56Rは、左右テザー45の中間部50L,50Rを左壁部20,右壁部21に縫着させる縫合部52L,52Rよりも、狭幅とされている。この補助左右テザー55も、エアバッグ15の展開膨張時における左壁部20と右壁部21との過度の離隔を抑制して、かつ、エアバッグ15の膨張完了時に、左壁部20と右壁部21との離隔距離を規制するために、配設されている。補助左右テザー55の長さ寸法は、実施形態の場合、左右テザー45の実質的な長さ寸法と略同一に、設定されている。すなわち、補助左右テザー55の配置領域においても、左壁部20と右壁部21とには、左右テザー45の配置領域と同様に、左右の内方に向かうような凹み20b,21bが生じることとなる(図6参照)。
バッグ本体16は、所定形状の基布の周縁相互を結合させて袋状に構成されるもので、実施形態の場合、図9に示すように、主に周壁部17側を構成する周壁パネル部65と、主に乗員側壁部30側を構成する乗員側パネル部72と、を備えている。周壁パネル部65は、周壁部17を左右方向側で略2分割するようにして、左側の領域を構成する左側パネル66と、右側の領域を構成する右側パネル68と、を備えている。左側パネル66は、周壁部17における上壁部18の左半分の領域から、左壁部20を経て、下壁部19の左半分の領域にかけてを構成するもので、右側パネル68は、周壁部17における上壁部18の右半分の領域から、右壁部21を経て、下壁部19の右半分の領域にかけてを構成している。左側パネル66,右側パネル68は、それぞれ、流入用開口24の周縁の領域を構成する突出部67,69を、備えている。乗員側パネル部72は、主に乗員側壁部30を左右方向側で略2分割するようにして、左側の領域を構成する左側部位73と、右側の領域を構成する右側部位74と、を備えている。
実施形態では、バッグ本体16を構成する周壁パネル部65(左側パネル66,右側パネル68),乗員側パネル部72(左側パネル66,右側パネル68)、整流布32を構成する整流布用素材34、前後テザー36を構成する前側部位用素材40,後側部位38、左右テザー45を構成するテザー本体48L,48R、及び、補助左右テザー55を構成するテザー用基材58L,58Rは、それぞれ、ポリエステル糸やポリアミド糸等からなる可撓性を有した織布から形成されている。
次に、実施形態のエアバッグ15の製造について説明をする。乗員側パネル部72における左側部位73と右側部位74とは、予め、内縁73b,74b相互を縫着させておく。このとき、前後テザー36の後側部位38の後縁38bも、共縫いしておく。また、左側パネル66,右側パネル68の内周面側には、予め、左右テザー45を構成するテザー本体48L,48Rにおける中間部50L,50Rを、縫合部52L,52Rを形成するように縫着させ、また、同様に、補助左右テザー55を構成するテザー用基材58L,58Rの端部を、縫合部56L,56Rを形成するように縫着させておく。そして、まず、左側パネル66と右側パネル68とを重ねて、下縁66c,68c相互を縫着させる。次いで、左側パネル66と右側パネル68とを上縁66b,68bを相互に離隔させるように開いて、突出部67,69を相互に重ね、突出部67,69の内周面側に、前後テザー36の前側部位用素材40と整流布用素材34とを重ねる。そして、流入用開口24の周縁となる部位を、縫合糸を用いて縫着させて、突出部67,69相互と、前側部位用素材40,整流布用素材34と、を縫着させる。次いで、流入用開口24と取付孔25とを開口させる。その後、左側パネル66と右側パネル68との上縁66b,68b相互を、縫合糸を用いて縫着させる。次いで、左側パネル66の後縁66dと、乗員側パネル部72における左側部位73の外縁73aと、を縫着させ、同様に、右側パネル68の後縁68dと右側部位74の外縁74aと、を縫着させる。帯部49UL,49DL,49UR,49DRの端末49a相互を、端末連結部54を形成するように、4枚重ねで一度に縫着させて、左右テザー45を形成し、テザー用基材58L,58Rの端部相互を縫着させて、補助左右テザー55を形成する。また、前側部位用素材40の後端40aと後側部位38の前端38aとを縫着させて、前後テザー36を形成する。整流布用素材34の対応する縁部相互を縫着させて、整流布32を形成する。その後、未縫合とされている左側パネル66,右側パネル68における前上縁66a,68aの領域を利用して、バッグ本体16を、反転させる。その後、左側パネル66における前上縁66aと、右側パネル68における前上縁68aと、を、それぞれ、二つ折りするようにして、縫合糸を用いて縫着させれば、バッグ本体16を製造できると同時に、エアバッグ15を製造することができる。
次に、エアバッグ装置Mの車両への搭載について説明をする。まず、エアバッグ15を、リテーナ9を内部に収納させた状態で、ケース12内に収納可能に折り畳み、折り畳んだエアバッグ15の周囲を、折り崩れしないように、破断可能な図示しないラッピングシートによりくるんでおく。その後、折り畳まれたエアバッグ15を、ボルト9aを底壁部12aから突出させるようにして、ケース12内に収納させる。そして、インフレーター8の本体部8aを、底壁部12aの下方からケース12内に挿入させるとともに、底壁部12aから下方に突出しているリテーナ9のボルト9aを、インフレーター8のフランジ部8cに挿通させ、フランジ部8cから突出した各ボルト9aにナット10を締結させれば、折り畳まれたエアバッグ15とインフレーター8とを、ケース12に取り付けることができる。
その後、車両Vに搭載されたインパネ1におけるエアバッグカバー6の連結壁部6cに、ケース12の周壁部12bを係止させ、ケース12に設けられた図示しないブラケットを車両Vのボディ側に固定させ、インフレーター8を図示しない制御装置に電気的に接続させれば、エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。
エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載後、インフレーター8のガス吐出口8bから膨張用ガスが吐出されれば、エアバッグ15が、内部に膨張用ガスを流入させて膨張し、エアバッグカバー6の扉部6a,6bを押し開かせることとなる。そして、エアバッグ15は、エアバッグカバー6の扉部6a,6bを押し開いて形成される開口を経て、ケース12から上方へ突出するとともに、車両後方側に向かって突出しつつ展開膨張して、図1,2の二点鎖線及び図10に示すように、インパネ1の上面2とインパネ1上方のウィンドシールド4との間を塞ぐように、膨張を完了させることとなる。
そして、実施形態のエアバッグ15では、左右テザー45において、左壁部20,右壁部21に連結される連結部位46L,46Rが、テザー本体48L,48Rからなる中間部50L,50Rを、略矩形状の縫合部52L,52Rによって、左壁部20,右壁部21に縫着される構成であり、この縫合部52L,52Rの対向する両側から、一対の帯部49UL,49DL,49UR,49DRが延びる構成である。そのため、実施形態のエアバッグ15では、バッグ本体16の膨張完了時に、図7に詳細に示すごとく、各帯部49UL,49DL(49UR,49DR)に作用する張力T1が、縫合部52L(52R)における各帯側辺(上辺52a,下辺52b)を左右方向の内側に牽引するように、作用することとなり、縫合部52L(52R)は、略矩形状とされていることから、テザー本体48L(48R)の両帯側辺(上辺52a,下辺52b)の側だけでなく、両非帯側辺(前辺52c,後辺52d)の側にも、テザー本体48L(48R)の張力T1を作用させることができて、左壁部20(右壁部21)における縫合部52L(52R)の配置領域全体(略矩形状の領域全体)が、左右の内方に向かって引っ張られるように、牽引されることとなる。また、実施形態では、縫合部52L,52Rは、略矩形状の四隅(隅部52e)を略円弧状として構成されていることから、応力集中が生じ難く、各帯部49UL,49DL,49UR,49DRに作用する張力T1を、一層、円滑に、縫合部52L,52R周縁(帯側辺52a,52bだけではなく、非帯側辺52c,52dにおける帯側辺52a,52bから離れた非帯側辺52c,52dの全域)に作用させることができる。そのため、実施形態のエアバッグ15では、左右テザー45により、左壁部20,右壁部21の左右の外方への突出を、広い面積で、安定して規制できることから、左壁部20の左方に近接して配置されて、インパネ1から部分的に突出しているモニタ3等との干渉を安定して抑制することができる。
したがって、実施形態のエアバッグ15では、膨張完了時に、所定箇所を広い面積で安定して凹ませることができる。
また、実施形態のエアバッグ15では、テザー本体48L,48Rを、左壁部20側と右壁部21側とに、配設させ、左右テザー45を、各連結部位46L,46Rから延びた一対の帯部49UL,49DL,49UR,49DRの端末49a相互を連結させることにより、構成している。そのため、エアバッグ15の左壁部20側と右壁部21側とを、ともに、左右の外方への突出を広い面積で安定して規制できることから、右ハンドル車用と左ハンドル車用とのモニター等との干渉防止に、共用することができる。実施形態では、左右テザー45は、帯部49UL,49DL,49UR,49DRの端末49a相互を、端末連結部54を形成するように4枚重ねで一度に縫着させることにより、形成されているが、上側の帯部の端末相互と、下側の帯部の端末相互と、を、それぞれ、別々に縫着させることにより、テザーを構成してもよい。なお、このような点を考慮しなければ、左右テザーとして、左壁部側若しくは右壁部側のどちらか一方側に、連結部位を配設させ、他方側には、単なる帯状のテザー用基材(補助左右テザー55と同様の構成のもの)を配設させた構成のものを、使用してもよい。
さらに、実施形態のエアバッグ15では、バッグ本体16内に、膨張完了時の前端16a側と乗員側壁部30とを連結する前後テザー36が、左右テザー45の下方に配設される構成であるが、テザー本体48L,48Rが、バッグ本体16の膨張完了時に、前後テザー36に近い側の帯部49DL,49DRを、幅方向を前後方向に略沿わせて、前後テザーにおける左右テザーに接近した側の上下方向側の縁(前後テザー36における左右テザー45に接近した側の上下方向側の縁(実施形態の場合、前側部位37の上面37aと後側部位38の上縁38c)に接近させるようにして、配設される構成である。そのため、実施形態のエアバッグ15では、展開膨張時に、仮に、左右テザー45が前後テザー36と接触することとなっても、左右テザー45のテザー本体48L,48Rは、接近した側の帯部49DL,49DRの幅方向の広い面で前後テザー36に接触されることから、引掛りが少なく、前後テザー36に対して、円滑に滑らせることが可能となって、バッグ本体16を迅速に膨張完了させることが可能となる。具体的には、実施形態の場合、左右テザー45において、帯部49UL,49DL,49UR,49DRの端末49a相互を、4枚重ねで一度に縫着させている端末連結部54の部位が、前後テザー36に近接して配置されることとなり、また、前後テザー36における後側部位38の上縁38cは、前後方向に対して傾斜して配置されることから、端末連結部54に対しても傾斜して配置される構成であるが、左右テザーを、このような端末連結部を90°回転させた状態で配置させるような構成とする場合と比較して、前後テザーへの引掛りを抑制することができる。なお、このような点を考慮しなければ、左右テザーのテザー本体(帯部)を、幅方向を前後テザーの上縁に対して略直交するように、上下方向に略沿わせて配置させる構成としてもよい。
なお、実施形態のエアバッグ15では、前後テザー36の下方に、補助左右テザー55を配設させていることから、左壁部20,右壁部21は、上下に広い範囲で、相互の離隔距離を規制されることとなり、また、左壁部20,右壁部21には、下端側の部位にも、補助左右テザー55による左右の内方に向かうような凹み20b,21bが生じることとなる。そのため、この領域においても、モニタ3との干渉を抑制することができる。ちなみに、この補助左右テザー55は、単に、端部55a,55bを、縫合部56L,56Rによって、左壁部20,右壁部21に、縫着させる構成であることから、補助左右テザー55に張力T2が作用すると、縫合部56L(56R)において、テザー用基材58L側の後縁56b側の部位は、は、大きく凹むこととなるが、縫合部56L(56R)の配置領域全体を安定して凹ませるものではない(図8参照)。
また、実施形態のエアバッグ15では、テザー本体48L,48Rを左壁部20,右壁部21に縫着させる縫合部52L,52Rは、帯側辺(上辺52a,下辺52b)相互、非帯側辺(前辺52c,後辺52d)相互を略平行とした矩形状(長方形状)とされているが、帯側辺側に作用する張力を、安定して縫合部全体に作用させることが可能であれば、帯側辺相互、若しくは、非帯側辺相互を、平行としない台形に近似した形状としてもよい。また、実施形態では、テザー本体48L,48Rは、幅寸法を一定とした帯状とされているが、テザー本体として、帯部を、連結部から端末にかけて幅寸法を増大あるいは減少させるように、構成したものを使用してもよい。
1…インストルメントパネル(インパネ)、2…上面、3…モニタ、8…インフレーター、12…ケース(収納部位)、15…エアバッグ、16…バッグ本体、16a…前端、17…周壁部、20…左壁部、21…右壁部、30…乗員側壁部、36…前後テザー、45…左右テザー、46L,46R…連結部位、48L,48R…テザー本体、48UL,49DL,49UR,49DR…帯部、49a…端末、50L,50R…中間部、52L,52R…縫合部、52a…上辺(帯側辺)、52b…下辺(帯側辺)、52c…前辺(非帯側辺)、52d…後辺(非帯側辺)、52e…隅部、M…助手席用エアバッグ装置。

Claims (3)

  1. 助手席に着座した乗員の前方に配置されたインストルメントパネルに設けられる収納部位内に折り畳まれて収納され、内部に膨張用ガスを流入させて、膨張しつつ車両後方に向かって展開膨張する構成とされて、
    可撓性を有したシート体から構成されて、膨張完了時に前記乗員側に配置される乗員側壁部と、該乗員側壁部の周縁から延びて前記収納部位側に取り付けられる前端側にかけて収束する周壁部と、を有するバッグ本体と、
    該バッグ本体内に配置されて、前記周壁部における左右方向側で対向する左壁部と右壁部とを連結するように配置されて、前記左壁部若しくは前記右壁部との連結部位の左右の外方への突出を抑制する左右テザーと、
    を備える構成の助手席用エアバッグであって、
    前記左右テザーの前記連結部位が、帯状の可撓性を有したシート体のテザー本体から構成されるとともに、一対の帯部と、該帯部間において前記左壁部若しくは前記右壁部に縫着させて連結される中間部と、を備え、
    該中間部を前記左壁部若しくは前記右壁部に縫着させる縫合部が、一対の前記帯部側の帯側辺と、一対の前記帯側辺の両端相互を連結する一対の非帯側辺と、を有した略矩形状として構成されていることを特徴とする助手席用エアバッグ。
  2. 前記テザー本体が、前記左壁部側と前記右壁部側とに、配設され、
    前記左右テザーが、前記各連結部位から延びた一対の前記帯部の端末相互を、連結させることにより、構成されていることを特徴とする請求項1に記載の助手席用エアバッグ。
  3. 前記バッグ本体内に、膨張完了時の前端側と前記乗員側壁部とを前後方向に略沿うように連結する前後テザーが、前記左右テザーの上方若しくは下方に、配設され、
    前記テザー本体が、前記バッグ本体の膨張完了時に、前記前後テザーに近い側の一方の前記帯部を、幅方向を前後方向に略沿わせて、前記前後テザーにおける前記左右テザーに接近した側の上下方向側の縁に接近させるようにして、配設されることを特徴とする請求項2に記載の助手席用エアバッグ。
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