JP2021024318A - 車体後部冷却構造 - Google Patents

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晃圭 真田
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【課題】従来に比べてラゲージスペースに配置される電装品を効率よく冷却できる、車体後部冷却構造を提供する。【解決手段】ラゲージスペースSに配置される電装品20と、ロアバック2に形成されており車外Aと連通する吸気口30と、電装品20と吸気口30とをつなぐ吸気通路40と、車体の側部に設けられており車外Aと連通する排気口50と、電装品20から排気口50に向かって延びる排気通路60と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車体後部冷却構造に関する。
特開2014−139057号公報は、リアフロアパネルと該リアフロアパネルの上方にあるパーセルパネルとの間(ラゲージスペース)に電装品を配置し、車室内と連通した吸気口から冷却ファンにより車室内の空気を取り込んで電装品を冷却する技術を開示している。
しかし、上記公報開示の技術には、つぎの問題点がある。
電装品からの熱により、ラゲージスペースとその周辺の温度が上昇している可能性がある。そのため、車室内からの吸気の場合、ラゲージスペースに配置された電装品を効率よく冷却する点において改善の余地がある。
特開2014−139057号公報
本発明の目的は、従来に比べてラゲージスペースに配置される電装品を効率よく冷却できる、車体後部冷却構造を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) ラゲージスペースに配置される電装品と、
ロアバックに形成されており車外と連通する吸気口と、
前記電装品と前記吸気口とをつなぐ吸気通路と、
車体の側部に設けられており車外と連通する排気口と、
前記電装品から前記排気口に向かって延びる排気通路と、
を有する車体後部冷却構造。
(2) 前記吸気通路の少なくとも一部は、ラビリンス形状とされている、(1)記載の車体後部冷却構造。
上記(1)の車体後部冷却構造によれば、つぎの効果を得ることができる。
車外と連通する吸気口と、電装品と吸気口とをつなぐ吸気通路と、を有するため、電装品からの熱などで温まった車室内よりも相対的に気温が低い車外から冷却用の空気を取り入れて電装品を冷却することができる。よって、従来に比べて電装品を効率よく冷却できる。
上記(2)の車体後部冷却構造によれば、つぎの効果を得ることができる。
吸気通路の少なくとも一部がラビリンス形状とされているため、吸気口が車外と連通している場合であっても、車外から水などの異物が吸気通路を通って電装品に達すること(侵入すること)を抑制できる。
本発明実施例の車体後部冷却構造が用いられる車体の部分斜視図である。 本発明実施例の車体用表示装置における電装品を示す斜視図である。
以下に、図面を参照して、本発明実施例の車体後部冷却構造を説明する。なお、図中、FRは車体前後方向(前後方向)の前側を示し、UPは車体上下方向(上下方向)の上側を示し、OUTは車体幅方向の外側を示す。
本発明実施例の車体後部冷却構造(以下、単に冷却構造ともいう)10は、図1に示すように、電装品20と、吸気口30と、吸気通路40と、排気口50と、排気通路60と、を有する。
電装品20は、特に限定されるものではないが、たとえば自動駐車用のPC(Personal Computer)であり、発熱するため空冷される必要がある部品である。電装品20は、車体1の内部のラゲージスペースSに配置されている。ラゲージスペースSは、ロアバック(ロアバックパネルといってもよい)2の車体前側にあるスペースであり、車体1のリアフロアパネル(フロアパンといってもよい。図2参照)7の上方にあるスペースである。
電装品20は、図2に示すように、リアフロアパネル7に直接または別部材を介して載せられており、リアフロアパネル7に直接または別部材を介して固定されている。電装品20は、箱状であり、上壁21と、上壁21から下方に延びる車体前後・左右の四側の側壁22,23,24,25と、下壁26と、を有している。
吸気口30は、図1に示すように、ロアバック2の上下方向中間部に形成されており、車体1の外側である車外Aと連通している。ロアバック2は、複数のパネル部材で構成されており、ラゲージスペースSと車外Aとを車体前後方向に隔てている。
ロアバック2は、ロアバック本体パネル2aと、ロアバック本体パネル2aに車体後側から固定して取付けられるロアバック傘パネル2bと、を有する。ロアバック本体パネル2aは、ラゲージ開口S1の下側で車体幅方向に延びて設けられている。ロアバック傘パネル2bは、ロアバック本体パネル2aよりも上下方向長さと車体幅方向長さが小とされており、ロアバック本体パネル2aの上下方向中間部かつ車体幅方向中間部に取付けられている。
吸気口30は、ロアバック傘パネル2bに形成されている。吸気口30は、1個のみ設けられていてもよく、複数設けられていてもよい。なお、図示例では、吸気口30が1個のみ設けられる場合を示している。
吸気通路40は、電装品20と吸気口30とをつなぐ通路である。吸気通路40は、吸気口30から導入される車外Aの空気を、電装品20に導く通路である。吸気通路40は、ラゲージスペースS内に設けられるラゲージ側吸気通路41と、ロアバック2に設けられるロアバック側吸気通路42と、を有する。
ラゲージ側吸気通路41は、電装品20の後面23の車体幅方向の一端部(たとえば車体左側端部)(その近傍を含む)から車体後側にロアバック2に向って延びて設けられるダクト部材43の内側の通路である。ラゲージ側吸気通路41は、空気流れ方向の上流側端でロアバック側吸気通路42の下流側端に連なっている。そのため、ロアバック側吸気通路42を通って流れてきた空気は、ロアバック側吸気通路42からラゲージ側吸気通路41に流れ、電装品20の内部に流れるようになっている。
ロアバック側吸気通路42は、ロアバック本体パネル2aとロアバック傘パネル2bとの間に形成される通路であり、ロアバック傘パネル2bに形成される吸気口30から、ロアバック本体パネル2aとロアバック傘パネル2bの間を通り、ロアバック本体パネル2aに設けられる開口2cに達するまでの通路である。
ロアバック本体パネル2aの開口2cは、ラゲージ側吸気通路41の上流側端に連なっている。ロアバック本体パネル2aの開口2cは、車体前後方向から見たときに吸気口30とは異なる位置に設けられており車体幅方向に異なる位置に設けられている。そのため、ロアバック側吸気通路42は、「S」字状または「クランク」状に曲がるラビリンス形状となっている。
なお、本発明実施例では、吸気通路40のうちロアバック側吸気通路42のみがラビリンス形状とされておりラゲージ側吸気通路41はラビリンス形状とされていない場合を説明しているが、ロアバック側吸気通路42のみならずラゲージ側吸気通路41もラビリンス形状とされていてもよい。すなわち、吸気通路40の少なくとも一部がラビリンス形状とされていればよい。
排気口50は、車体1の側部のサイメンアウタパネル3に設けられており車外Aと連通している。サイメンアウタパネル3は、車体前後方向に延びて設けられている。サイメンアウタパネル3は車体後側端部で、ロアバック本体パネル2aと溶接等により固定されている。なお、図において、サイメンアウタパネル3とロアバック本体パネル2aとの接合部の上側にある部材は、図示略の光源(ランプ)類が内側に配設されるランプハウジング4である。
排気口50は、サイメンアウタパネル3の車体後側端部またはその近傍に設けられており、サイメンアウタパネル3を車体幅方向に貫通して設けられている。排気口50は、リアホイールハウス5の上下方向中央部またはその近傍でリアホイールハウス5の車体後側に設けられている。排気口50は、図示略の車両ドア(サイドドアでありバックドアを含んでいてもよい)を閉める時に車室内の空気を車外Aに排出して車室内の圧力を逃がすために設けられるベントダクトとしても機能している。換言すると、サイメンアウタパネル3に設けられるベントダクトを排気口50としても利用している。
排気通路60は、電装品20から排気口50に向かって延びる通路である。排気通路60は、電装品20から排出される空気を、排気口50に導く通路である。排気通路60は、電装品20から排気口50に向かって延びる排気ダクト部材62の内側の通路である。排気ダクト部材62は、ラゲージ側吸気通路41から遠い側にある電装品20の側面(図示例では車体右側の側面)25の車体前後方向中間部から、排気口50に向かって車体幅方向外側で車体後側かつ下方に延びて設けられている。
排気通路60が排気口50に達するまで設けられている場合、すなわち、排気ダクト部材62がサイメンアウタパネル3に達するまで設けられている場合、排気ダクト部材62によって排気口50が塞がれてしまい、図示略の車両ドアを閉める時に車室内の空気を排気口50から車外Aに逃がすことが困難になるおそれがある。そこで、排気ダクト部材62の延び方向先端部(排気通路60の下流側端61)は、サイメンアウタパネル3(排気口50)に達しておらずサイメンアウタパネル3(排気口50)との間には隙間Dが存在している。
排気通路60の下流側端61は、排気口50に対向する位置にあり、隙間Dが存在していても排気通路60を流れた空気を排気口50に向かって流して排気口50から車外Aに排出できるようになっている。なお、排気通路60の下流側端61が排気口50に対向する位置からずれることを抑制するために、排気ダクト部材62とサイメンアウタパネル3とは、排気ダクト部材62からサイメンアウタパネル3に向って延びるブラケット6等を用いて互いに固定されていることが望ましい。
車外Aの空気は、まず、吸気口30から吸気通路40に流入する。具体的には、吸気口30から吸気通路40に導入された車外Aの空気は、図1の矢印100にて示すように、ラビリンス形状とされているロアバック側吸気通路42に進入する。そして、ロアバック側吸気通路42を流れ、ロアバック本体パネル2aの開口2cからラゲージ側吸気通路41に進入する。そして、ラゲージ側吸気通路41を流れて電装品20内に流入する。電装品20内に流入した空気は、電装品20内を流れて電装品20との間で熱交換が行われた後、排気通路60に進入する。そして、排気通路60を流れた後、排気口50を通って車外Aに排出される。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
(A) 車外Aと連通する吸気口30と、電装品20と吸気口30とをつなぐ吸気通路40と、を有するため、電装品20からの熱などで温まった車室内よりも相対的に気温が低い車外Aから冷却用の空気を取り入れて電装品20を冷却することができる。よって、従来に比べて電装品20を効率よく冷却できる。
(B) 吸気通路40の少なくとも一部がラビリンス形状とされているため、吸気口30が車外Aと連通している場合であっても、車外Aから水などの異物が吸気通路40を通って電装品20に達すること(侵入すること)を抑制できる。
(C)ロアバッグ側吸気通路42がラビリンス形状とされているため、ラゲージ側吸気通路41がラビリンス形状とされておりロアバッグ側吸気通路42がラビリンス形状とされていない場合に比べて、水などの異物が吸気通路40に侵入することを抑制できる。よって、車外Aから水などの異物が吸気口30から吸気通路40を通って電装品20に達することを効率よく抑制できる。
(D)ロアバック2が、ロアバック本体パネル2aとロアバック傘パネル2bを有しており、ロアバック本体パネル2aに設けられる開口2cとロアバック傘パネル2bに設けられる吸気口30との位置が車体左右方向に異なっているため、ロアバック側吸気通路42を「S」字状または「クランク」状に曲がるラビリンス形状にすることができる。この構造では、開口2cと吸気口30との位置を異ならせるだけであるため、比較的簡易にラビリンス形状にすることができる。
(E) サイメンアウタパネル3に設けられるベントダクトを排気口50に利用しているため、ベントダクトを利用して車外Aに熱交換後の空気を排出できる。よって、ベントダクトとは別に排気口50を設ける場合に比べて、サイメンアウタパネル3への孔開け加工が不要になるためコスト上有利である。
(F)排気通路60の下流側端61と排気口50との間に隙間Dが存在しているため、ベントダクトを排気口50として利用している場合であっても、図示略の車両ドアを閉める時に車室内の空気を排気口50から車外Aに逃がすことが阻害されてしまうことを抑制できる。
(G)ラゲージ側吸気通路41を内部に形成するダクト部材43が、電装品20の後面23の車体幅方向の一端部に設けられており、排気通路60を内部に形成する排気ダクト部材62が、ラゲージ側吸気通路41から遠い側にある電装品20の側面25に設けられている。そのため、吸気通路40からの空気は、電装品20の車体幅方向一端部から電装品20に導入されて、電装品20の車体幅方向他端部から排出される。よって、電装品20の略全域にわたって空気を循環させることができ、電装品20を効率よく冷却できる。
1 車体
2 ロアバック
2a ロアバック本体パネル
2b ロアバック傘パネル
2c 開口
3 サイメンアウタパネル
4 ランプハウジング
5 リアホイールハウス
6 ブラケット
7 リアフロアパネル
10 車体後部冷却構造
20 電装品
21 上壁
22、23,24,25 側壁
26 下壁
30 吸気口
40 吸気通路
41 ラゲージ側吸気通路
42 ロアバック側吸気通路
43 ダクト部材
50 排気口
60 排気通路
61 排気通路の下流側端
62 排気ダクト部材
A 車外
D 隙間
S ラゲージスペース
S1 ラゲージ開口

Claims (1)

  1. ラゲージスペースに配置される電装品と、
    ロアバックに形成されており車外と連通する吸気口と、
    前記電装品と前記吸気口とをつなぐ吸気通路と、
    車体の側部に設けられており車外と連通する排気口と、
    前記電装品から前記排気口に向かって延びる排気通路と、
    を有する車体後部冷却構造。
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