JP2021021552A - 乾燥装置、印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱乾燥による乾燥性の低下を抑制する。【課題を解決するための手段】液体が付与されたウェブ110を巻き付ける加熱ローラ11を備え、加熱ローラ11は、加熱ローラ11の表面を表面粗さRa12.5〜100μmにサンドブラストなどの手法で均一に粗面化して、表面に複数の凹凸53が設けられるとともに、表面に開口する複数の吸引孔54を有し、加熱ローラ11の中空状部材51の内部をブロア60で吸引して吸引孔54に吸い込み気流を発生させて蒸気を加熱ローラ11の内部に吸引して排出する。【選択図】図4

Description

本発明は乾燥装置、印刷装置に関する。
連帳紙などのウェブに液体を付与して印刷を行う印刷装置として、ウェブに液体を付与した後に、加熱ローラなどの加熱回転体を使用して乾燥させるものがある。
従来、記録媒体に接する部分を平均粗さRaで1μm以上の粗面にした乾燥ローラを備えるものが知られている(特許文献1)。
特開2004−255688号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、乾燥ローラの表面の凹部とウェブとの間に蒸気層が形成されるため、ウェブの乾燥性が低下するという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、乾燥性の低下を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る乾燥装置は、
液体が付与されたウェブを巻き付ける加熱回転体を備え、
前記加熱回転体は、表面に複数の凹凸が設けられるとともに、前記表面に開口する複数の吸引孔を有している
構成とした。
本発明によれば、乾燥性の低下を抑制する。
本発明の第1実施形態に係る印刷装置の概略説明図である。 第1実施形態における乾燥装置の拡大説明図である。 加熱ローラの軸方向に沿う断面説明図である。 同加熱ローラの軸方向と直交する方向の要部断面説明図である。 同加熱ローラの要部明図である。 同加熱ローラの加熱制御の説明に供する説明図である。 同加熱ローラからの吸引機構の説明に供する説明図である。 同本実施形態の作用効果の説明に供する加熱ローラの要部拡大断面説明図である。 加熱ローラの表面粗さ、吸引孔の個数と乾燥性の関係の一例の説明に供する説明図である。 加熱ローラの表面粗さ、吸引孔の個数と乾燥性の関係の一例の説明に供する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る印刷装置について図1を参照して説明する。図1は同印刷装置の概略説明図である。
この印刷装置100は、インクジェット記録装置であり、ウェブ110に対して所要の色の液体であるインクを吐出付与する液体付与手段である液体吐出ヘッドを含む液体付与部101を有している。
液体付与部101は、例えば、ウェブ110の搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッド111A、111B、111C、111Dが配置されている。各ヘッド111は、それぞれ、ウェブ110に対してブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体を付与する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
ウェブ110は、元巻きローラ102から繰り出され、搬送手段である搬送部103の搬送ローラ112によって、液体付与部101に対向して配置された搬送ガイド部材113上に送り出され、搬送ガイド部材113で案内されて搬送される。
液体付与部101によって液体が付与されたウェブ110は、本発明に係る乾燥装置104を経て、排出ローラ114によって送られて、巻取りローラ105に巻き取られる。
次に、第1実施形態における乾燥装置について図2も参照して説明する。図2は同乾燥装置の拡大説明図である。
乾燥装置104は、ウェブ110の液体が付与された面と反対側の面に接触してウェブ110を加熱する接触加熱手段として複数の加熱回転体である加熱ローラ11(11A〜11E)と、加熱回転体である加熱ドラム12とを備えている。加熱ローラ11には、ウェブ110が異なる方向から2回接触する。複数の加熱ローラ11は、弧状に配置されている。
また、加熱ローラ11A〜11Eにウェブ110が押し付けられるように案内する複数の押し付けローラである案内ローラ13(13A〜13D)を備えている。さらに、加熱ドラム12を出たウェブ110を折り返して案内ローラ13Aに案内する案内ローラ14と、案内ローラ13Dを出たウェブ110を外部に案内する案内ローラ17A、17Bを備えている。
次に、加熱ローラについて図3ないし図5を参照して説明する。図3は同加熱ローラの軸方向に沿う断面説明図、図4は同加熱ローラの軸方向と直交する方向の要部断面説明図、図5は同加熱ローラの展開説明図である。
加熱ローラ11は、中空状部材51の内部にヒータランプ52が配置されている。
この加熱ローラ11は、中空状部材51の表面に凹凸53(凸部53a、凹部53b)が設けられ、中空状部材51の表面に開口する複数の吸引孔54が設けられている。本実施形態では、凹凸53は、加熱ローラ11の表面を表面粗さRa12.5〜100μmにサンドブラストなどの手法で均一に粗面化することで形成している。
複数の吸引孔54は、加熱ローラ11の周方向(ウェブ110の搬送方向)に対して利鳥状に配置している。また、吸引孔54の開口の外周は必ず凹部53bと連続している部分がある。
吸引孔54は直径φ0.1〜φ0.5[μm]とすることが好ましい。φ0.5より大きいと、孔部(吸引孔54)にあるウェブ110への伝導する熱量が低下し乾燥性が低下する。また、吸引孔54は1cm当たり2個以上が好ましいが、個数の上限値についてはウェブ110と凸部53aとの接触総面積との関係で設定すればよい。
次に、加熱ローラの加熱制御について図6を参照して説明する。図6は同説明に供する説明図である。
加熱ローラ11のヒータランプ52に対してはAC電源300の出力を、スイッチング回路301を介して与えている。制御部302には、加熱ローラ11の温度を検知する温度センサ303の検知出力を入力し、検知温度に基づいて、ヒータランプ52の発熱温度を目標温度に制御する。
次に、加熱ローラからの吸引機構について図7を参照して説明する。図7は同吸引機構の説明に供する説明図である。
加熱ローラ11は、中空状部材51の端部に、ベアリング57を介して、装置の側板などに加熱ローラ11を取り付ける中空の取付け部56を取り付けている。取付け部56にはヒータランプ52の端部を保持するヒータ保持板58を取り付けている。
そして、取り付け部56に設けた接続口59とブロワ60の吸引側とをチューブ61を介して接続している。ブロワ60の排気側はチューブ62を介して装置外部に通じている。ブロワ60は、前述した制御部302によって駆動制御される。
これにより、ブロワ60を駆動することで、加熱ローラ12の中空状部材51内が吸引され、吸引孔54から空気が吸入される。
次に、本実施形態の作用効果について図8も参照して説明する。図8は同作用説明に供する加熱ローラの要部拡大断面説明図である。
加熱ローラ11の周面にウェブ110が巻き付くことで、ウェブ110が凸部53aと接触して加熱され、ウェブ110上の未乾燥液体が乾燥する。この乾燥過程では、ウェブ110内部の水分や液体の水分や溶剤等が蒸発する。
この場合、ウェブ110が透気度値や平滑度値の高いコート紙などである場合、ウェブ110と加熱ローラ11間に蒸気層が形成されると、伝熱効率が著しく低下する。
そこで、本実施形態では、加熱ローラ11の表面に凹凸53を設けるとともに、吸引孔54を設けている。そして、ブロワ60を駆動することで、吸引孔54から吸引流が生じる。
したがって、加熱ローラ11でウェブ110を加熱しているときに発生する蒸気は、凹部53bを経由して吸引孔54に吸い込まれる。
これにより、凹部53b内で蒸気が滞留することが抑制され、乾燥性が向上する。
また、吸引孔54を千鳥状に配置することで、ウェブ110の搬送方向に沿って吸引孔54がある位置と無い位置が交互に発生するため、より凹部53bから蒸気を吸引孔54に流れ込ませやすくなる。
次に、加熱ローラの表面粗さ、吸引孔の個数と乾燥性の関係の一例について図9及び図10を参照して説明する。
図9は、吸引孔を1cm当たり2個にした例の乾燥性の評価結果を示している。図10は、吸引孔を1cm当たり1個にした例の乾燥性の評価結果を示している。図9及び図10において、「◎」は凹凸及び吸引孔がない比較例に比べて乾燥性の向上が明らかであること、「〇」は比較例と比べて乾燥性の向上が認められる結果と現状と変わらない結果とが混在していること、「△」は比較例と差異がないこと、「×」は比較例よりも低下していることをそれぞれ示している。
これらの図9及び図10の結果から、吸引孔を1cm当たり1個にした場合よりも2個にした場合の方が相対的に乾燥性が向上することが分かる。また、凹凸(表面粗さRa)は12.5μm〜100μmの範囲内が好ましいことが分かる。
なお、上記実施形態では加熱ローラ11を加熱回転体として説明しているが、加熱ドラムにも適用することができる。また、ウェブが連帳紙である例で説明しているが、ウェブには、連帳紙、連続用紙、ロール紙などの連続体を含み、シートにはウェブのほかにも、壁紙、プリプレグ等の電子回路基板用シートのような被印刷物などを含む。
本願において、搬送される部材に付与される液体は、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体付与手段として液体吐出ヘッドを使用するとき、液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
なお、本願における印刷は、画像形成、記録、印字、印写等とも同じ意味である。
11、11A〜11D 加熱ローラ(加熱回転体)
12 加熱ドラム(加熱回転体)
53 凹凸
54 吸引孔
101 液体付与部
103 搬送部
104 乾燥装置
110 ウェブ

Claims (5)

  1. 液体が付与されたウェブを巻き付ける加熱回転体を備え、
    前記加熱回転体は、表面に複数の凹凸が設けられるとともに、前記表面に開口する複数の吸引孔を有している
    ことを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記複数の吸引孔は、前記加熱回転体の周方向に対して千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記加熱回転体の平均表面粗さRaは、5μm〜100μmである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  4. 前記複数の吸引孔は、1cm当たり2個以上である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の乾燥装置。
  5. 前記ウェブを搬送する搬送手段と、
    前記ウェブに液体を付与する液体付与手段と、
    前記液体が付与された前記ウェブを乾燥する請求項1ないし4のいずれかに記載の乾燥装置と、を備えている
    ことを特徴とする印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116989542A (zh) * 2023-09-27 2023-11-03 岷县颐和中药材有限责任公司 一种中药材烘干装置
WO2024117092A1 (ja) * 2022-11-28 2024-06-06 富士フイルム株式会社 インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置

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