JP7006249B2 - 乾燥装置、印刷装置、処理液塗布装置 - Google Patents

乾燥装置、印刷装置、処理液塗布装置 Download PDF

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Description

本発明は乾燥装置、印刷装置、処理液塗布装置に関する。
連帳紙などに液体を付与して印刷を行う印刷装置として、連帳紙などに液体を付与した後に乾燥装置を使用して乾燥させるものがある。
例えば、搬送される記録媒体に温風を吹き付ける手段と記録媒体に吹き付けられた温風を吹き付ける手段に戻す手段とを備えた定着手段と、記録媒体の搬送方向において、定着手段において温風が流れる範囲より上流側で記録媒体を加熱するためのプレヒート手段とを有し、温風の温度を検知して露点温度を算出し、露点温度とプレヒート手段の温度に基づいてプレヒート手段をオンオフ制御するものが知られている(特許文献1)。
特開2011-230494号公報
ところで、温風の発生を開始しても、温風の温度が所定温度に上昇するまでには時間を要するため、温風の発生開始当初は加熱対象に吹き付ける温風の温度が低く、十分に乾燥できないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、温風の発生開始直後から十分な乾燥を行うことができるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る乾燥装置は、
液体が付与されて搬送される乾燥対象を乾燥する乾燥装置であって、
前記乾燥対象に吹き付ける温風を発生する温風発生手段と、
前記乾燥対象と接触して前記乾燥対象を加熱する接触加熱手段と、を備え、
前記温風発生手段が前記温風の発生を開始してから前記温風が所定温度になるまでの間に、前記温風発生手段が前記乾燥対象に前記温風を吹き付けるとともに、前記接触加熱手段の加熱温度を、前記温風が前記所定温度になった後前記接触加熱手段の加熱温度よりも高くする
構成とした。
本発明によれば、温風の発生開始直後から十分な熱量を付与して乾燥することができる。
本発明の第1実施形態に係る印刷装置の概略説明図である。 同第1実施形態における乾燥装置の拡大説明図である。 同じく加熱ローラ及び加熱ドラムへの巻き付け角の説明に供する説明図である。 加熱ローラ径とコックリングの関係の説明に供する説明図である。 非接触加熱手段の正面説明図である。 同非接触加熱手段の斜視説明図である。 同装置の加熱制御に係わる部分の説明に供するブロック説明図である。 加熱制御部による加熱ローラの加熱制御の説明に供するフロー図である。 同説明に供する加熱ローラの加熱温度の一例の説明図である。 本発明の第2実施形態における加熱制御部による加熱ローラの加熱制御の説明に供するフロー図である。 本発明の第3実施形態に係る乾燥装置の非接触加熱手段の説明図である。 本発明の第4実施形態に係る乾燥装置の非接触加熱手段の説明図である。 本発明の第5実施形態に係る乾燥装置の非接触加熱手段の説明図である。 本発明の第6実施形態に係る乾燥装置の非接触加熱手段の説明図である。 本発明の第7実施形態に係る乾燥装置の説明図である。 本発明の第8実施形態に係る乾燥装置の説明図である。 本発明の第9実施形態に係る乾燥装置の要部説明図である。 本発明の第10実施形態に係る乾燥装置の要部説明図である。 本発明の第11実施形態に係る処理液塗布装置の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る印刷装置について図1を参照して説明する。図1は同装置の概略説明図である。
この印刷装置は、インクジェット記録装置であり、液体が付与されて搬送される乾燥対象となる部材である連帳紙110に対して所要の色の液体であるインクを吐出付与する液体付与手段である液体吐出ヘッドを含む液体付与部101を有している。
液体付与部101は、例えば、連帳紙110の搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッド111A、111B、111C、111Dが配置されている。各ヘッド111は、それぞれ、連帳紙110に対してブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体を付与する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
連帳紙110は、元巻きローラ102から繰り出され、搬送部103の搬送ローラ112によって、液体付与部101に対向して配置された搬送ガイド部材113上に送り出され、搬送ガイド部材113で案内されて搬送(移動)される。
液体付与部101によって液体が付与された連帳紙110は、本発明に係る乾燥装置としての乾燥装置104を経て、排出ローラ114によって送られて、巻取りローラ105に巻き取られる。
次に、第1実施形態における乾燥装置について図2及び図3も参照して説明する。図2は同乾燥装置の拡大説明図、図3は加熱ローラ及び加熱ドラムへの巻き付け角の説明に供する説明図である。
乾燥装置104は、乾燥対象である連帳紙110の液体が付与された面と反対側の面に接触して連帳紙110を加熱する接触加熱手段10と、連帳紙110の液体が付与された面に非接触で温風と輻射熱を与える非接触加熱手段31とを備えている。
また、連帳紙110を接触加熱手段10に案内する案内ローラ17A、17Bと、接触加熱手段10を通過した連帳紙110を案内する案内ローラ17C~17Hを備えている。
接触加熱手段10は、連帳紙110と接触する曲面形状の接触面11aを有する第1加熱部材である複数の加熱ローラ11A~11Eと、同じく連帳紙110と接触する曲面形状の接触面12aを有する第2加熱部材である加熱ドラム12を含んでいる。なお、加熱ローラ11A~11Eの直径は異なっていてもよい。加熱ローラ11A~11E、加熱ドラム12は、いずれもローラ状部材である。
複数の加熱ローラ11A~11E(以下、区別しないときは「加熱ローラ11」という。他の部材も同様とする。)及び加熱ドラム12は、連帳紙110の搬送方向に沿って弧状(あるいは円弧状)に配置されている。
これらの複数の加熱ローラ11、加熱ドラム12及び複数の案内ローラ17によって構成される連帳紙110の搬送経路(搬送パス)20は、図3に示すように、加熱ドラム12の接触面12aと連帳紙110との接触距離L2が、加熱ローラ11A~11Eの各接触面11aと連帳紙110との接触距離L1よりも長くなるように構成している。「接触距離」は、連帳紙110が加熱ドラム12、加熱ローラ11の周方向に沿った方向(搬送方向)で周面と接触している距離である。なお、加熱部材が接触面として曲面を有する曲面部材(例えば曲面ヒータ21)であるときには、当該曲面の周方向に沿った方向(搬送方向)で曲面と接触している距離である。
ここでは、加熱ドラム12の接触面12aに対する連帳紙110の巻き付け角θ2を、加熱ローラ11の接触面11aに対する連帳紙110の巻き付け角θ1よりも大きく(θ2>θ1)している。
なお、巻き付け角θ2、θ1(これを「巻き付け角θ」と総称する。)は、図3に示すように、連帳紙110が接触面12a、11aに接触を開始する点Psと接触を終了する点Peとが中心Oに対してなす角度の意味である。
したがって、巻き付け角θが大きくなると、回転体の直径が同じであれば、接触距離も長くなり、また、巻き付け角θが同じでも、回転体の直径が大きくなるほど、接触距離は長くなる。
本実施形態では、加熱ドラム12の直径を加熱ローラ11より大きくし、かつ、巻き付け角θ2をθ1より大きくしているので、いずれにしても、加熱ドラム12の接触面12aと連帳紙110との接触距離L2が加熱ローラ11の接触面11aと連帳紙110との接触距離L1よりも長くなる。
なお、上記のとおり、巻き付け角θが同じでも、回転体の直径が大きくなるほど、接触距離は長くなる。したがって、加熱ドラム12と加熱ローラ11とを同じ直径として、巻き付け角θ2をθ1より大きくするだけでも、加熱ドラム12の接触面12aと連帳紙110との接触距離L2が、加熱ローラ11の接触面11aと連帳紙110との接触距離L1よりも長くなる。
このように、加熱ドラム12の接触面12aと連帳紙110との接触距離L2が、加熱ローラ11の各接触面11aと連帳紙110との接触距離L1よりも長くなるように搬送経路20を構成することで、コックリングを低減し、乾燥効率を向上することができる。
つまり、液体付与から時間が経過していない状態では、連帳紙110の強度が低下している状態であるので、連帳紙110の裏面側を広い範囲(長い接触距離)で回転体の周面(接触面)に密着させることが難しい。
そこで、付与された液体の乾燥が進んでいない初期状態では、連帳紙110の加熱ローラ11への巻き付け角θを小さくして接触距離を短くしている。
ここで、加熱ローラ11の曲率を大きくすることで、連帳紙110の搬送時に発生する張力が加熱ローラ11との接触部にて押付け力と変わるために加熱ローラ11への接触状態が均一になる。この状態において、連帳紙110はコックリングやシワの発生が無くなり、加熱ローラ11を通過するときには、連帳紙110上の液体に対して均一に乾燥に必要な熱供給が可能となる。
これにより、コックリングが抑制されて乾燥が進んでいる連帳紙110は回転体との接触距離を長くしても接触面に密着させることができる。
ここで、加熱ローラ11のローラ径と連帳紙110のコックリングの関係の一例について図4を参照して説明する。
図4は加熱ローラ11の直径を変化させ、連帳紙110に生じるコックリングの高さ、コックリングのピッチを測定するとともに、目視で視認できるコックリングの有無を確認した結果を示している。
この結果から、この例では、加熱ローラ11の直径を200mmにすることで、加熱ローラ11の直径が250mmであるときに比べてコックリング高さがほぼ半減し、加熱ローラ11の直径を100mm以下にすることで、コックリングがなくなっていることが分かる。
したがって、加熱ローラ11の直径は200mm以下にすることが好ましく、より好ましくは100mm以下である。
そして、加熱ローラ11の下流側に配置した加熱ドラム12では、連帳紙110の接触距離を長くすることで、短時間で連帳紙110に対して熱供給を行うことができ、乾燥効率が向上して短時間で乾燥を行うことができる。
なお、接触させる加熱ローラ11の数を増やして乾燥熱量を増やすことで、厚さの厚い連続体でも乾燥速度を上げて高い生産性へ確保することができる。
次に、非接触加熱手段31について図5及び図6を参照して説明する。図5は同非接触加熱手段31の正面説明図、図6は同非接触加熱手段31の斜視説明図である。
非接触加熱手段31は、温風発生手段40と、温風発生手段40の一部を兼ねる輻射加熱手段である赤外線ヒータ42(42A、42B)とを備えている。
温風発生手段40は、連帳紙110に向けて温風44を吹き出す吹き出し口(ノズル)43を有するチャンバ41と、チャンバ41に空気を送風する送風ファン(送風装置)48と、チャンバ41内の空気を輻射熱で温める輻射加熱手段である赤外線ヒータ42とで構成される。
チャンバ41のノズル43による吹付け位置は加熱ローラ11と連帳紙110との接触位置を含む領域としている。加熱ローラ11と連帳紙110との接触位置に空気を吹き付けることで、気化した水分を含む空気を吹き飛ばすことができ、気化した水分が連帳紙110に再付着して乾燥効率の低下を招くことを抑制できる。
赤外線ヒータ42A、42Bは、チャンバ41の上流側及び下流側の側方にそれぞれ配置されている。そして、チャンバ41には赤外線ヒータ42の背面側(連帳紙110と反対側)に反射板46A、46Bを取り付けている。
チャンバ41には吹き付ける温風44の温度を検出する温度検知手段である温度センサ45を設けている。また、加熱ローラ11の温度を検出する温度センサ51を設けている。
このように構成したので、非接触加熱手段31においては、温風吹付け手段40の送風装置48をON状態にしてチャンバ41に送風することでチャンバ41に空気が送り込まれてノズル43から吹き出される。このとき、赤外線ヒータ42をON状態にしていると、赤外線ヒータ42の輻射熱によってチャンバ41の側面41a、41bが加熱されて内部の空気が温められる。これにより、チャンバ41のノズル43から温められた空気である温風44が連帳紙110に向けて吹付けられる。
また、連帳紙110は、赤外線ヒータ42による輻射熱が直接与えられることによっても加熱される。
本実施形態の非接触加熱手段31は、赤外線ヒータ42がチャンバ41の外側であって、連帳紙110と対面する位置に、かつ、チャンバ41の側面に近接して配置されているので、赤外線ヒータ42の輻射熱を連帳紙110に照射するとともに、チャンバ41の側面を輻射熱で加熱して、チャンバ41の内部の空気を温めることができる。これにより、連帳紙110の赤外線加熱と温風加熱を共通の赤外線ヒータ42により行うことができるので、高効率な非接触加熱が実現できる。
次に、加熱ローラの温度制御に係る部分について図7のブロック説明図を参照して説明する。
加熱制御部50は、温風44の温度を検知する各温度センサ45(45A~45E)の検知信号を入力して温風44の温度を検知し、加熱ローラ11(11A~11E)の温度を検知する温度検知手段である温度センサ51の検知温度に基づいて、加熱ローラ11を目標温度になるように制御する。
また、加熱制御部50は、送風装置48のON/OFF制御(風量制御を含む)、赤外線ヒータ42の温度を検知する温度検知手段である温度センサ52の検知温度に応じた赤外線ヒータ42の加熱制御も行っている。
次に、加熱制御部による加熱ローラの加熱制御について図8及び図9も参照して説明する。図8は同加熱制御の説明に供するフロー図、図9は同説明に供する目標温度の一例の説明図である。
乾燥装置104を含む印刷装置が起動されると、加熱制御部50は、赤外線ヒータ42をオン状態にして赤外線の放射を開始させる。そして、送風装置48をON状態にしてチャンバ41に対する送風を開始する。これにより、チャンバ41のノズル43から温風44が吹き出され、温風44の温度は赤外線ヒータ42による輻射熱によってチャンバ41内の温度が高くなるに従って高くなる。
また、加熱ローラ11もON状態にして加熱を開始させる。なお、赤外線ヒータ42、送風装置48、加熱ローラ11のONの順序は上記の説明に限られない。例えば、加熱ローラ11をON状態にした後の送風装置48をON状態にして温風44の吹き出しを開始するようにすることもできる。
ここで、温風発生手段40で発生される温風44の温度Twが所定温度Ta(例えば60℃)になるまでの間は、加熱ローラ11の加熱温度Tbを、温風44の温度Twが所定温度Taになった後の加熱温度Tc(Tb>Tc)よりも高くする。ここで、加熱ローラ11の加熱温度とは、例えば加熱ローラ11の表面の温度、もしくは加熱ローラ11の内部のヒータの温度である。
そして、温風44の温度Twが所定温度Taになった後は、温度センサ45による検知温度に応じて、加熱温度Tcになるように加熱ローラ11に対する給電などを制御する。この加熱温度Tcは、温風44の温度Twに応じて複数設定することができる。
例えば、図8に示すように、温風44の温度Tw(温度センサ45による検知温度)が60℃(所定温度Ta)に達するまでは、加熱ローラ11による加熱温度が160℃(加熱温度Tb)になるように加熱ローラ11による加熱を制御する。
そして、温風44の温度Twが60℃になった後は、温風44の温度Twに応じて、温風44の温度Twが60℃以上80℃未満のときには加熱温度が140℃になるように、温度Twが80℃以上100℃未満のときには加熱温度が120℃になるように、温度Twが100℃以上のときには加熱温度が100℃になるようにする。
すなわち、温風発生手段40を構成している赤外線ヒータ42をオン状態にしてもチャンバ41内の空気は直ちに温まらないので、温風44は所要温度にならない。そこで、温風発生手段40で発生される温風44が所定温度に達するまでの間は、加熱ローラ11の加熱温度を高くすることによって、連帳紙110に十分な熱量を与える。
これによって、温風の発生開始直後から十分な乾燥を行うことができて、装置の立ち上げ時間を短縮することができ、連帳紙(乾燥対象)の搬送開始までのリードタイムを短縮することができる。
なお、上記の制御は複数の非接触加熱手段と複数の兼ねる接触加熱手段の組合せのすべてについて行う必要はない。例えば、上流側の加熱ローラ11A~11Cについてのみ目標温度を高くする制御を行うようにすることもできる。
次に、本発明の第2実施形態における加熱制御部による加熱ローラの加熱制御について図10も参照して説明する。図10は同加熱制御の説明に供するフロー図である。
本実施形態では、温風発生手段40が温風の発生を開始してからの所定時間が経過するまでの間、すなわち、温風の発生を開始してからの経過時間tが所定時間t0(t>t0)になるまでの間は、加熱ローラ11の加熱温度Tbを、所定時間t0が経過した後の加熱温度Tc(Tb>Tc)よりも高くする。
この場合、温風44の温度Twが予め定めた所定温度Taになるまでの時間(所定時間t0)は予め計測することができるので、温度センサ45で温風44の温度を検知しないでも温風44の温度Twが所定温度Taになったことを判別することができる。
このようにしても、温風の発生開始直後から十分な乾燥を行うことができて、装置の立ち上げ時間を短縮することができ、連帳紙(乾燥対象)の搬送開始までのリードタイムを短縮することができる。
温風発生手段40が温風の発生を開始したときは、例えば、乾燥装置104がON状態になったとき、乾燥装置104を含む印刷装置が起動されたとき、赤外線ヒータ42への給電が開始されたとき、連帳紙110の搬送が開始されたとき、印刷装置が外部から印刷ジョブを受領したとき、などがある。
次に、本発明の第3実施形態に係る乾燥装置について図11を参照して説明する。図11は同乾燥装置における非接触加熱手段の正面説明図である。
本実施形態では、前記第1実施形態の送風装置48に代えて、温風を発生する温風発生装置49を備えている。このとき、チャンバ41には温風発生装置49からの温風が送り込まれ、この温風が更にチャンバ41内で赤外線ヒータ42によっても更に温められ、温風44として吹き出されて、連帳紙110に吹き付けられる。
温風発生装置49には、発熱手段であるヒータ及び送風手段である送風ファンが含まれている。たとえば、ヒータは、電源に接続されたニクロム線などの電圧が印加されると発熱するものである。送風ファンで発生される風(空気流)がヒータにより温められる。さらに、ヒータにより温められた温風は、チャンバ41内で更に温められて、温風44が吹き出される。
次に、本発明の第4実施形態に係る乾燥装置について図12を参照して説明する。図12は同乾燥装置における非接触加熱手段の正面説明図である。
本実施形態では、前記第1実施形態の送風装置48に代えて、上記第3実施形態の温風を発生する温風発生装置49を備え、温風発生装置49で発生した温風をそのまま温風44として吹出し部47のノズル43から吹き出す構成としている。
この場合、赤外線ヒータ42によってチャンバ41内の空気を積極的に温めることは行っていない。
このような構成にあっても、温風発生装置49のヒータが所定温度になるまで所定時間を要するので、前述した実施形態と同様に、温風発生装置49から発生する温風が所定温度になるまでは、高い加熱温度となるように接触加熱手段(加熱ローラ11)を制御する。
次に、本発明の第5実施形態に係る乾燥装置ついて図13を参照して説明する。図13は同乾燥装置の説明図である。
本実施形態は、非接触加熱手段31を構成する赤外線ヒータ42,ノズル43を有するチャンバ41と接触加熱手段(加熱ローラ11)の組を複数備えている。そして、隣接する組間において、連帳紙110が加熱ローラ11に接触していない非接触領域に対面した位置に、赤外線ヒータ42が位置している。
加熱ローラ11が接触しない加熱ローラ11,11間の部分においては、2つの赤外線ヒータ42、42からの赤外線を照射することができるので、より効率的に乾燥対象(ここでは連帳紙)の乾燥を行うことができる。
次に、本発明の第6実施形態に係る乾燥装置ついて図14を参照して説明する。図14は同乾燥装置の説明図である。
本実施形態は、隣り合う非接触加熱手段31、31をユニット化している。つまり、上流側のチャンバ41Aと下流側のチャンバ41Bとの間に、共通の赤外線ヒータ42Cを配置し、赤外線ヒータ42Cは2つのチャンバ41A、41Bの側壁41b。41aと反射板46Cで囲まれている。
これにより、1つの赤外線ヒータ42Cで2つのチャンバ41A、41B内の空気を加熱できるので、放射状に照射される赤外線をより効率的に温風発生に用いることができる。
次に、本発明の第7実施形態に係る乾燥装置ついて図15を参照して説明する。図15は同乾燥装置の説明図である。
複数の加熱ローラ11(11A~11E)は、加熱ドラム12の周りに配置している。そして、各加熱ローラ11に対向して非接触加熱手段31(31A~31E)を配置している。
次に、本発明の第8実施形態に係る乾燥装置ついて図16を参照して説明する。図16は同乾燥装置の説明図である。
複数の加熱ローラ11(11A~11E)は、加熱ドラム12の周りに配置している。そして、各加熱ローラ11、11の間、加熱ローラ11と加熱ドラム12との間に、非接触加熱手段31(31A~31E)を配置している。
ここでは、非接触加熱手段31と上流側の加熱ローラ11との組み合わせで温度制御を行っている。
次に、本発明の第9実施形態に係る乾燥装置ついて図17を参照して説明する。図17は同乾燥装置の要部説明図である。
本実施形態では、乾燥対象である連帳紙110を巻き付けて搬送する搬送ドラムを兼ねる接触加熱手段としての加熱ドラム72を備えている。加熱ドラム72は、例えば内部にハロゲンヒータなどの発熱手段73を有し、周囲に設けた吸引孔72aからエアー吸引を行って周面に連帳紙110を吸着保持し、回転することで連帳紙110を搬送する。
そして、連帳紙110が加熱ドラム72に接触している領域に対向して1又は複数の非接触加熱手段31を配置している。
なお、ここでは、接触加熱手段としての加熱ドラム72がエアー吸引を行う吸引ドラムの例で説明しているが、エアー吸引を行わない加熱ドラムであってもよい。
次に、本発明の第10実施形態に係る乾燥装置ついて図18を参照して説明する。図18は同乾燥装置の要部説明図である。
本実施形態では、乾燥対象である連帳紙110の搬送を案内する接触加熱手段であるプラテン82を備えている。プラテン82は内部にプラテンヒータ83を有し、プラテン82上を搬送される連帳紙110を加熱する。
次に本発明の第11実施形態に係る処理液塗布装置について図19を参照して説明する。図19は同処理液塗布装置の説明図である。
本実施形態の処理液塗布装置600は、連帳紙110に対して処理液を塗布する塗布装置602(602A、602B)と、処理液が塗布された連帳紙110を乾燥する本発明に係る乾燥装置604とを備えている。また、連帳紙110を案内する搬送ローラ605~607などを備えている。なお、乾燥装置604としては第1実施形態に係る構成と同様であるが、他の実施形態に係る構成とすることもできる。
ここで、処理液としては、例えば、連帳紙110の表面に塗布することで連帳紙110の表面を改質する改質材が挙げられる。
処理液は、組成的には、例えば界面活性剤(アニオン系、カチオン系、ノニオン系のい
ずれか、若しくはこれらを2種類以上混合させたもの)に対して、水分の浸透を促進する
セルロース類(ヒドロキシプロピルセルロース等)とタルク微粉体のような基剤を加えた
溶液等を用いることができる。 更に微粒子を含有することもできる。
上記各実施形態においては、乾燥対象が連帳紙である例で説明しているがこれに限るものではなく、本発明に係る乾燥装置によって乾燥される部材であれば特に限定されない。例えば、連続用紙、ロール紙、ウェブなどの連続体、長尺なシート材のような記録媒体(被印刷物)以外にも、壁紙、プリプレグ等の電子回路基板用シートのような被印刷物でも良い。
また、印刷装置によって、乾燥対象には、インク等の液体で文字や図形等の画像を記録する以外にも、加飾・装飾などを目的として、パターン等の意味を持たない画像をインク等の液体で付与してよい。
本願において、乾燥対象に付与される液体は、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体付与手段として液体吐出ヘッドを使用するとき、液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
なお、本願における印刷は、画像形成、記録、印字、印写等とも同じ意味である。
10 接触加熱手段
11A~11E 加熱ローラ(接触加熱手段)
12 加熱ドラム
17A~17H 案内ローラ
31A~31E 非接触加熱手段
40 温風発生手段
41、41A、41B チャンバ
42、42A、42B 赤外線ヒータ(輻射加熱手段)
43 ノズル
45、45A~45E 温度センサ
49 温風発生装置
50 加熱制御部
51、52 温度センサ
72 加熱ドラム
82 プラテン
83 プラテンヒータ
101 液体付与部
103 搬送部
104 乾燥装置
110 連帳紙(乾燥対象)

Claims (11)

  1. 液体が付与されて搬送される乾燥対象を乾燥する乾燥装置であって、
    前記乾燥対象に吹き付ける温風を発生する温風発生手段と、
    前記乾燥対象と接触して前記乾燥対象を加熱する接触加熱手段と、を備え、
    前記温風発生手段が前記温風の発生を開始してから前記温風が所定温度になるまでの間に、前記温風発生手段が前記乾燥対象に前記温風を吹き付けるとともに、前記接触加熱手段の加熱温度を、前記温風が前記所定温度になった後前記接触加熱手段の加熱温度よりも高くする
    ことを特徴とする乾燥装置。
  2. 液体が付与された乾燥対象を乾燥する乾燥装置であって、
    前記乾燥対象に吹き付ける温風を発生する温風発生手段と、
    前記乾燥対象と接触して前記乾燥対象を加熱する接触加熱手段と、を備え、
    前記温風発生手段が前記温風の発生を開始してから所定時間が経過するまでの間に、前記温風発生手段が前記乾燥対象に前記温風を吹き付けるとともに、前記接触加熱手段の加熱温度を、前記所定時間が経過した後前記接触加熱手段の加熱温度よりも高くする
    ことを特徴とする乾燥装置。
  3. 前記温風発生手段は、
    空気を送る送風ファンと、
    前記空気を温める輻射加熱手段と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  4. 前記温風発生手段は、前記送風ファンから空気が送られ、該空気を吹出すノズルが設けられたチャンバを有し、
    前記輻射加熱手段は、前記チャンバの外側であって、該チャンバに隣接して配置され、
    前記輻射加熱手段による熱で前記チャンバ内の空気を温める
    ことを特徴とする請求項3に記載の乾燥装置。
  5. 前記チャンバを複数備え、
    隣り合う2つの前記チャンバ間に、前記輻射加熱手段が配置され、
    前記輻射加熱手段による輻射熱で前記2つのチャンバ内の空気を温める
    ことを特徴とする請求項4に記載の乾燥装置。
  6. 前記輻射加熱手段は、前記乾燥対象と対面する位置に配置され、前記乾燥対象に輻射熱を付与する
    ことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の乾燥装置。
  7. 前記温風発生手段は、
    前記送風ファンを含み、前記温風を発生する温風発生装置と、
    前記温風発生装置から前記温風が送られ、前記温風を吹き出すノズルが設けられたチャンバと、を備え、
    前記輻射加熱手段は、前記チャンバの外側であって、該チャンバに隣接して配置され、
    前記輻射加熱手段による熱で前記チャンバに送られた前記温風を更に温める
    ことを特徴とする請求項3に記載の乾燥装置。
  8. 前記輻射加熱手段は、赤外線ヒータである
    ことを特徴とする請求項3ないし7のいずれかに記載の乾燥装置。
  9. 前記接触加熱手段は、
    前記乾燥対象に液体を付与した面と反対側の面に接触するとともに、前記乾燥対象を挟んで前記温風発生手段の反対側に配置される第1の加熱回転体と、
    前記第1の加熱回転体よりも前記乾燥対象の搬送経路下流に配置され、前記第1の加熱回転体よりも大きな径を持つ第2の加熱回転体と、を含み、
    前記第1の加熱回転体の前記乾燥対象を挟んで反対側に配置される前記温風発生手段が前記温風の発生を開始してから前記温風が所定温度になるまでの間に、前記温風発生手段が前記乾燥対象に前記温風を吹き付けるとともに、前記第1の加熱回転体の加熱温度を、前記温風が前記所定温度になった後の前記第1の加熱回転体の加熱温度よりも高くする
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の乾燥装置。
  10. 乾燥対象に液体を付与する液体付与手段と、
    請求項1ないし9のいずれかに記載の乾燥装置と、を備えている
    ことを特徴とする印刷装置。
  11. 前記乾燥対象に処理液を塗布する処理液塗布手段と、
    請求項1ないし9のいずれかに記載の乾燥装置と、を備えている
    ことを特徴とする処理液塗布装置。
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