JP2021017015A - インクジェット記録装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置本体と記録ヘッドの間の接続状態の判断を適切に行うインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】記録ヘッド101は、コントローラと記録ヘッドの間で用いられる複数の信号に基づいて、記録ヘッドとコントローラの間の接続状態を示す状態信号をコントローラに送信する。コントローラは、複数の信号に基づいて、状態信号の期待値705を生成し、記録ヘッドから送信された状態信号706の値と、状態信号の期待値と、に基づいて、記録ヘッドとコントローラの間の接続状態を判断する。【選択図】図7
Description
本発明は、記録ヘッドにより記録を行うインクジェット記録装置および方法に関する。
インクジェット記録装置において、記録ヘッドを装着して往復運動させるキャリッジには、記録ヘッドを電気的に接続する構成が設けられている。特許文献1には、電気的接続状態を監視する構成として、監視用端子を設けた記録ヘッド及びインクジェット記録装置が記載されている。特許文献1には、インクジェット記録装置本体から記録ヘッドの入力端子へ入力される記録信号と、記録信号を転送するためのクロック信号と、記録信号に応じた記録動作をさせるための制御信号とを論理演算する構成が記載されている。そして、その論理演算した結果についてロジック電源Vdd(例えば3.3V等)を介して出力した状態出力端子により、記録装置本体で検知する構成が記載されている。特許文献1では、そのような構成により、ヒータ駆動用電源VH(例えば24V等)の印加前にロジック電源Vdd(例えば3.3V等)とロジック入力端子の電気的接続状態を確認することができると記載されている。
一方、記録ヘッドからの吐出と連動して移動するキャリッジの移動量が大きいインクジェット記録装置では、キャリッジの位置によってインクジェット記録装置本体と記録ヘッドの電気的接続部に対する物理的負荷が変化する。そのため、電気的接続状態がキャリッジ位置に応じて変化することがあり得る。そのような変化を検知するためには、吐出制御中にも電気的接続状態を監視することが望まれる。
特許文献1では、ヒータ駆動用電源VHの印加前に、状態出力端子の出力を用いてVdd端子と記録装置本体との電気的接続が確認された後、各ロジック入力端子が個別に接続されているかが確認される。しかしながら、特許文献1では、記録ヘッドへの入力信号間の論理演算を用いるため、入力信号が変化すると、状態出力端子の出力も変化してしまう。そのため、特許文献1の構成を、吐出制御中に使用しようとしても、吐出制御に必要な入力信号の変化があるため、ヒータ駆動用電源VHの印加前と同様に、各ロジック入力端子が個別に接続されているかの確認が難しい。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。上記の点に鑑み、本発明は、装置本体と記録ヘッドの間の接続状態の判断を適切に行うインクジェット記録装置および方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るインクジェット記録装置は、記録ヘッドを制御するコントローラと、前記記録ヘッドと、を含むインクジェット記録装置であって、前記記録ヘッドは、前記コントローラと前記記録ヘッドの間で用いられる複数の信号に基づいて、前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態を示す状態信号を前記コントローラに送信する送信手段と、を備え、前記コントローラは、前記複数の信号に基づいて、前記状態信号の期待値を生成する生成手段と、前記送信手段により送信された前記状態信号の値と、前記生成手段により生成された前記状態信号の期待値と、に基づいて、前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態を判断する判断手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体と記録ヘッドの間の電気的接続状態の判断を適切に行うことができる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態において、「記録」(以下、「プリント」とも称する)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合を含むものとする。また、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものを含むものとする。
また、「インク」とは、上記「記録」の定義と同様、広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成又は記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を含むものとする。インクの処理としては、例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固又は不溶化させることが挙げられる。なお、説明に用いる「素子基板」とは、シリコン半導体からなる単なる基体を指し示すものではなく、各素子や配線等が設けられた基体を示すものである。「素子基板上」とは、単に素子基板の表面上を示すだけでなく、素子基板の表面上、表面近傍の素子基体内部側をも示すものである。
<インクジェット記録装置>
図1は、本実施形態におけるインクジェット記録装置100の概略構成を示す図である。インクジェット記録装置100は、カートリッジタイプの記録ヘッドを搭載可能な記録装置である。
図1は、本実施形態におけるインクジェット記録装置100の概略構成を示す図である。インクジェット記録装置100は、カートリッジタイプの記録ヘッドを搭載可能な記録装置である。
図1に示すように、インクジェット記録装置100は、記録ヘッド101が交換可能(着脱可能)に搭載されるキャリッジ102を有する。キャリッジ102には、記録ヘッド101上の外部信号入力端子を介して各吐出部に駆動信号等を伝達するための電気接続部が設けられている。この電気接続部として、後述の素子基板のロジック電源入力端子及び接続状態出力端子等の各端子と接続する、ロジック電源出力端子及び接続状態入力端子等の各端子が構成されている。
キャリッジ102は、走査方向に延在してインクジェット記録装置本体(以下、装置本体という)に設置されたガイドシャフト103に沿って往復移動可能に支持されている。キャリッジ102は、走査モータ104により、モータプーリ105、従動プーリ106及びタイミングベルト107等の駆動機構を介して駆動されるとともに、その位置及び移動が制御される。また、キャリッジ102には、ホームポジションセンサ110が設けられており、キャリッジ102上のホームポジションセンサ110が遮蔽板116の位置を通過すると、ホームポジションとなる位置が検出される。
印刷用紙やプラスチック薄板等の記録媒体108は、給紙モータ115がギアを介してピックアップローラ111を回転させることにより、オートシートフィーダ(AutoSheetFeeder:自動給紙装置)112から一枚ずつ分離されて給紙される。さらに、記録媒体108は、搬送ローラ109の回転により、記録ヘッド101の吐出口面と対向する位置(プリント部)を通って搬送される。LFモータ114による駆動は、ギアを介して搬送ローラ109に伝達される。給紙されたか否かの判定と給紙時の頭出し位置の確定は、記録媒体108がシートエンドセンサ113を通過した時点で行われる。シートエンドセンサ113は、例えば、記録媒体108の後端の位置の検知と、検知された後端の位置から現在の記録位置を特定するために用いられる。
図1は、プリンタ機能の構成に着目した図として示されているが、他の機能、例えば、スキャン機能やファクス機能等が一体化されたMFP(MutotiFunctionPrinter)として構成されても良い。また、図1では不図示であるが、タッチパネル等の表示部や操作指示部、携帯型無線端末等の他のデバイスとの無線通信インタフェース部等が構成されても良い。
次に、インクジェット記録装置100で搭載される記録ヘッド101(ヘッドカートリッジ)について説明する。
記録ヘッド101は、インクを内包するインクタンクと一体型に構成されている。図2(a)及び(b)に示すように、記録ヘッド101は、例えばブラックインクを収容した記録ヘッドである。本実施形態では、記録ヘッド101として一色に対応した記録ヘッドについて説明するが、他の色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー)に対応した記録ヘッドについても同様である。記録ヘッド101は、インクジェット記録装置本体に搭載されているキャリッジ上に、位置決め構成及び電気的接点によって固定支持されるとともに、キャリッジに対して着脱可能なように構成されている。インクタンクに充填されているインクが消費されてなくなった場合には、ユーザは、記録ヘッドを交換することができる。
以下、記録ヘッド101を構成している構成要素を詳細に説明する。
<記録ヘッド>
記録ヘッド101は、例えば、電気信号に応じてインクに膜沸騰を生じさせるための熱エネルギーを生成する電気熱変換体を用いた方式の記録ヘッドである。
記録ヘッド101は、例えば、電気信号に応じてインクに膜沸騰を生じさせるための熱エネルギーを生成する電気熱変換体を用いた方式の記録ヘッドである。
図3は、記録ヘッド101の分解斜視図である。記録ヘッド101は、記録素子基板302、電気配線テープ303、インク供給保持部材306、フィルタ308、インク吸収体307、蓋部材312、及びシール部材309を含んで構成されている。
図4は、記録素子基板302の構成を説明するための図である。記録素子基板302は、例えば、厚さ0.5mm〜1mmのSi基板408に、インク流路である長溝状の貫通口のインク供給口401を、Siの結晶方位を利用した異方性エッチングやサンドブラストなどの方法で形成したものである。Si基板408には、インク供給口401を挟んでその両側に、記録素子である電気熱変換素子402及びそれらを駆動する不図示の駆動素子が1列ずつ並べて配置されている。また、さらに電気熱変換素子402に電力を供給するアルミニウム(Al)などからなる不図示の電気配線が形成されている。電気熱変換素子402と電気配線は、成膜技術を用いて形成される。各列の電気熱変換素子402は、互いに千鳥状になるように配列されている。例えば、各列の吐出口の位置が、その列方向に直交する方向に並ばないよう少しずれて配置されている。
Si基板408には、電気配線に電力を供給したり、電気熱変換素子402を駆動するための電気信号を供給したりするための電極部403が、電気熱変換素子402の列の両端に位置する側の辺部に沿って配列されている。それぞれの電極部403上には金(Au)などからなるバンプ404が形成されている。
Si基板408上の、配線及び抵抗素子などの記録素子のパターンが形成された面上には、電気熱変換素子402ごとにインク流路を備える、樹脂材料からなる構造体がフォトリソグラフィ技術によって形成されている。この構造体は、各インク流路を区切るインク流路壁405とその上方を覆う天井部とを有し、天井部には、吐出口406が開口されている。吐出口406は、電気熱変換素子402のそれぞれに対向して設けられており、これにより吐出口群407を形成している。
上記のように構成された記録素子基板302では、インク供給口401から供給されたインクは、各電気熱変換素子402の発熱によって発生した気泡の圧力により、各電気熱変換素子402に対向する吐出口406から吐出される。
<電気配線テープ303>
電気配線テープ303は、記録素子基板302に対してインクを吐出するための電気信号を印加する電気信号経路を形成するものである。また、電気配線テープ303には、記録素子基板302を組み込むための開口部305が形成されており、この開口部305の縁付近には、記録素子基板302の電極部403に接続される電極端子304が形成されている。さらに、電気配線テープ303には、装置本体からの電気信号を受け取るための外部信号入力端子201が形成されており、外部信号入力端子201と電極端子304が連続した銅箔の配線パターンで接続されている。電気配線テープ303と記録素子基板302の電気的接続は、例えば、記録素子基板302のバンプ404と電気配線テープ303の電極端子304とが熱超音波圧着法により、電気接合される。
電気配線テープ303は、記録素子基板302に対してインクを吐出するための電気信号を印加する電気信号経路を形成するものである。また、電気配線テープ303には、記録素子基板302を組み込むための開口部305が形成されており、この開口部305の縁付近には、記録素子基板302の電極部403に接続される電極端子304が形成されている。さらに、電気配線テープ303には、装置本体からの電気信号を受け取るための外部信号入力端子201が形成されており、外部信号入力端子201と電極端子304が連続した銅箔の配線パターンで接続されている。電気配線テープ303と記録素子基板302の電気的接続は、例えば、記録素子基板302のバンプ404と電気配線テープ303の電極端子304とが熱超音波圧着法により、電気接合される。
<インク供給保持部材306>
図3に示すように、インク供給保持部材306は、内部にインクを保持し負圧を発生するためのインク吸収体307を有することでインクタンクとして機能する。また、インク供給保持部材306は、記録素子基板302にインクを導くためのインク流路が形成されることでインク供給の機能を有している。インク流路の下流部には、記録素子基板302に例えばブラックインクを供給するためのインク供給口301が形成されている。そして、記録素子基板302のインク供給口401がインク供給保持部材306のインク供給口301に連通するよう、記録素子基板302がインク供給保持部材306に対しての位置が精度良いように接着、固定される。
図3に示すように、インク供給保持部材306は、内部にインクを保持し負圧を発生するためのインク吸収体307を有することでインクタンクとして機能する。また、インク供給保持部材306は、記録素子基板302にインクを導くためのインク流路が形成されることでインク供給の機能を有している。インク流路の下流部には、記録素子基板302に例えばブラックインクを供給するためのインク供給口301が形成されている。そして、記録素子基板302のインク供給口401がインク供給保持部材306のインク供給口301に連通するよう、記録素子基板302がインク供給保持部材306に対しての位置が精度良いように接着、固定される。
また、記録素子基板302の接着面周囲の平面と、電気配線テープ303の裏面の一部とが、第2の接着剤により接着、固定される。記録素子基板302と電気配線テープ303との電気接続部分は、図5に示すように、第1の封止剤203及び第2の封止剤204により封止され、これにより電気接続部分をインクによる腐食や外的衝撃から保護している。第1の封止剤203は、主に電気配線テープ303の外部信号入力端子201と記録素子基板302のバンプ404との接続部の裏側と、記録素子基板302の外周部分とを封止している。
図2に示すように、記録ヘッド101は、インクジェット記録装置本体のキャリッジの装着位置に案内するための装着ガイド202を備えている。また、ヘッドセットレバーによりキャリッジに装着固定するための係合部208を備えている。さらに、キャリッジの所定の装着位置に位置決めするためのキャリッジの走査方向の突き当て部205、記録媒体の搬送方向の突き当て部207、インク吐出方向の突き当て部206を備えている。記録ヘッド101は、これらの突き当て部によって位置決めされることで、電気配線テープ303及び外部信号入力端子201とキャリッジ内に設けられた電気接続部のコンタクトピンとの正確な電気的接触が可能となる。
<制御構成>
次に、インクジェット記録装置100の記録制御を実行するための制御構成について説明する。
次に、インクジェット記録装置100の記録制御を実行するための制御構成について説明する。
図6は、インクジェット記録装置100の制御回路の構成を示すブロック図である。インタフェース600は、制御コントローラ601へ記録信号を入力するためのインタフェース部である。インタフェース600は、例えば、インクジェット記録装置100内の画像処理を行うチップから記録信号を受信する。制御コントローラ601は、CPU602を含み、インクジェット記録装置100を統括的に制御する。ROM603は、不揮発性メモリであり、CPU602が実行する制御プログラムなどを記憶する。RAM604は、例えばDRAMであり、記録ヘッド101に送信する記録信号等、を記憶する。メモリコントローラ606は、ROM603やRAM604のメモリアクセスフォーマットに従ってデータアクセスを行う。
制御ロジック部605は、記録ヘッド101に対する記録信号の送信制御や、インタフェース600、CPU602、ROM603、RAM604間等のデータ転送制御を行う。LFモータ607は、記録媒体108を搬送するためのモータであり、CRモータ608は、記録ヘッド101及びキャリッジ102を搬送するためのモータである。
図6の制御構成において、インタフェース600が記録信号を受信すると、CPU602は、制御ロジック部605において記録信号をプリント用の記録信号に変換するよう制御する。そして、CPU602は、LFモータ607、CRモータ608を駆動すると共に、記録信号に従って記録ヘッド101を駆動し、その結果、記録が行われる。
図7は、制御ロジック部605の構成を示すブロック図である。記録情報生成部701は、インタフェース600で受信された記録信号に基づいて、記録ヘッド101に送信する記録信号704を生成する。記録信号704には、図8で後述する記録信号(DATA)、クロック信号(CLK)、ラッチ信号(LT)、ヒートイネーブル信号(HE)が含まれる。記録信号704は、同時に接続状態期待値生成部702にも入力され、記録ヘッド101の接続状態を確認するための接続状態期待値705が生成される。期待値の生成については、後述する記録ヘッド101内の接続状態信号回路807で実行される演算と同じ演算が行われる。
接続状態比較部703は、記録ヘッド101内で記録信号704を用いて生成された接続状態信号706を受信すると、接続状態信号706を接続状態期待値705と比較する。CPU602は、その比較の結果、接続状態信号706と接続状態期待値705とが同じであるか否かに基づいて、記録素子基板302と制御コントローラ601とが正常に接続されているか否かを判断する。さらに、CPU602は、記録信号704と判断結果とを関連付けて管理するために、記録ヘッド101へ記録信号704を送信する際、その記録信号704の値を内部の記憶領域に一旦保持する。そして、期待値不一致で接続不良と判断された記録信号704の値がRAM604へ接続管理情報707として蓄積されていく。CPU602は、蓄積された接続管理情報707に基づいて、どの信号線が接続不良になっているかを識別する。なお、CPU602により接続不良と判断された場合、該当するページについて記録を完了するまで記録を継続してから停止するようにしても良いし、直ちに記録を停止するようにしても良い。
図8は、本実施形態における記録ヘッド101の記録素子基板302の回路構成を示す図である。なお、記録素子基板302は、Si基板408の上に半導体素子と配線を半導体プロセスで形成している。本実施形態では、一例として、記録ヘッド101には一列あたり16個のノズルが備えられている。それらのノズルそれぞれに対応してノズル中のインクを加熱し得る分の、電気熱変換素子と、電気熱変換素子を駆動するヒータドライバ814が構成されている。ここで、電気熱変換素子と駆動素子とインク吐出ノズルとを総称して記録要素と呼ぶ。
記録ヘッド101は、記録装置本体との電気的接点(接続端子)として、記録信号(DATA)を入力する記録信号入力端子801と、記録信号と同期させるクロック信号(CLK)を入力するクロック信号入力端子802を有する。また、記録ヘッド101は、ラッチ回路808及び809にラッチ信号(LT)を入力するラッチ信号入力端子800と、ヒータドライバ814をイネーブル状態にするヒートイネーブル信号(HE)を入力するヒートイネーブル信号入力端子804とを有する。また、記録信号入力端子801、クロック信号入力端子802、ラッチ信号入力端子800及びヒートイネーブル信号入力端子804の近傍には、不図示であるが、保護素子としてのダイオードが配置されている。また、図8の記録ヘッド101には、16個の記録要素を複数のブロック数4に分割して駆動する分割駆動方式が採用されている。
記録ヘッド101の駆動は、以下の手順で行われる。記録信号入力端子801に入力される記録信号を順次、クロック信号入力端子802に入力されるクロック信号に同期して、シフトレジスタ805及び806に保持する。所定ビットの記録信号がシフトレジスタ805及び806に保持されると、ラッチ信号入力端子800に入力されたラッチ信号により、シフトレジスタ805及び806の次段にあるラッチ回路808及び809が記録信号をラッチする。ここで、ラッチ回路808から、記録信号の一部が16個のヒータドライバ814を4分割して4個駆動するためのブロック選択信号(BLE)がデコーダ811に入力される。また、ラッチ回路809は、選択されたヒータドライバ4個のそれぞれに対してヒートするか否かを示す1ビットずつのヒート信号を出力する。ヒート信号とヒートイネーブル信号との論理積を演算するAND回路812及びAND回路813からの出力によってヒータドライバ814が駆動する。以上の構成により、記録要素に対応したノズルからインクが吐出され、記録が行われる。ここで、記録要素が駆動している間、次の記録を行うための記録信号、クロック信号、ラッチ信号及び駆動信号が記録ヘッドに入力される。
次に、記録ヘッド101とインクジェット記録装置本体との電気的接続状態を確認するための構成について説明する。記録ヘッド101は、図1のキャリッジ102に装着されている。キャリッジ102と記録ヘッド101の間には、互いの電気的接点の接続をするためのコンタクト部(不図示)が設けられている。従って、記録ヘッド101がキャリッジ102に装着されると、記録ヘッド101に設けられている種々の電気信号を授受する外部信号入力端子201に接触し、電気的に接続される。記録ヘッド101は、記録装置本体との電気的接続状態を確認する構成として、接続状態信号回路807と、接続状態信号回路807の論理演算の演算結果を記録装置本体に出力する接続状態出力端子803(CNO)を有している。
図9は、接続状態信号回路807の構成を示す図である。接続状態信号回路807は、第1のXOR回路901と第2のXOR回路902を含む。第1のXOR回路901は、ブロック選択信号(BLE)の複数ビット間の排他的論理和を演算する。第2のXOR回路902は、第1のXOR回路901での演算結果とヒートイネーブル信号の排他的論理和を演算する。第2のXOR回路902での演算結果は、フリップフロップ903に入力される。また、ラッチ信号は、インバータ904を介してフリップフロップ903に入力される。そのような構成により、ラッチ信号の立ち下がりタイミングで値がホールドし、CNO端子803へ1ビットに縮退して出力される。
図10は、接続状態信号回路807からCNO端子803への出力される動作を示すタイミングチャートである。データの転送は、ラッチ信号(LT)の立ち上がりを起点として行われ、図10では、期間T0/T1/T2/T3での転送例を示している。期間T0では、記録信号(DATA)として、クロック信号(CLK)の両エッジに同期してヒート信号(d0/d1/d2/d3)とブロック選択信号(b0/b1)の計6ビットが送信される。本例では、例えば、b0の値として「0」、b1の値として「1」が転送されるとする。これらの転送信号は、期間T1でのラッチ信号(LT)の立ち上がりタイミングでラッチ回路808及び809にラッチされる。これにより、ブロック選択信号(BLE)の出力値がblk0として確定する。例えば、blk0は、b0/b1の値により、「1」(2進数での「01」)と確定される。さらに、期間T1において、ラッチ信号(LT)の立ち下がりタイミングで接続状態信号回路807により、接続状態出力信号(CNO)は、cno0として確定する。例えば、ブロック選択信号blk0の値「1」(2進数での「01」)とラッチ信号立ち下がりタイミングのおけるヒートイネーブル信号(HE)の値「1」からcno0の値は「0」となる。
期間T2に生成される接続状態出力信号(CNO)についても同様である。即ち、期間T1に転送されたクロック信号(CLK)と、記録信号(DATA)と、期間T2のラッチ信号(LT)の立ち下がりタイミングでのヒートイネーブル信号(HE)により、cno1の値として「0」が出力されることになる。本例では、例えば、b2の値として「1」、b3の値として「1」が転送されるとする。これらの転送信号は、期間T2でのラッチ信号(LT)の立ち上がりタイミングでラッチ回路808及び809にラッチされる。これにより、ブロック選択信号(BLE)の出力値がblk1として確定する。例えば、blk1は、b2/b3の値により、「3」(2進数での「11」)と確定される。さらに、期間T2において、ラッチ信号(LT)の立ち下がりタイミングで接続状態信号回路807により、接続状態出力信号(CNO)は、cno1として確定する。例えば、ブロック選択信号blk1の値「3」(「11」)とラッチ信号立ち下がりタイミングのおけるヒートイネーブル信号(HE)の値「0」からcno1の値は「0」となる。
期間T3に生成される接続状態出力信号(CNO)についても同様である。即ち、期間T2に転送されたクロック信号(CLK)と、記録信号(DATA)と、期間T2のラッチ信号(LT)の立ち下がりタイミングでのヒートイネーブル信号(HE)により、cno2の値として「1」が出力されることになる。本例では、例えば、b3の値として「1」、b4の値として「0」が転送されるとする。これらの転送信号は、期間T3でのラッチ信号(LT)の立ち上がりタイミングでラッチ回路808及び809にラッチされる。これにより、ブロック選択信号(BLE)の出力値がblk2として確定する。例えば、blk2は、b3/b4の値により、「2」(2進数での「10」)と確定される。さらに、期間T3において、ラッチ信号(LT)の立ち下がりタイミングで接続状態信号回路807により、接続状態出力信号(CNO)は、cno2として確定する。例えば、ブロック選択信号blk2の値「2」(「10」)とラッチ信号立ち下がりタイミングのおけるヒートイネーブル信号(HE)の値「0」からcno0の値は「1」となる。
次に、接続状態が異常と判断された場合の一例として、記録装置本体との電気的接点のうち、ヒートイネーブル信号の入力端子804に接触不良が発生した場合を説明する。図11は、その場合のタイミングチャートを示す図である。本例では、ヒートイネーブル信号(HE)は、記録ヘッド101内部では常にゼロとなるので、cno0の値は「1」となる。その場合、記録装置本体のCPU602は、図10のcno0の値「0」(期待値)とは異なることから、接続不良と判断する。図11のcno1、cno2の値については、そもそもヒートイネーブル信号の値(図10での値)が「0」であるので、CPU602は、期待値と同じになり、接続正常と判定する。
以上のように、記録装置本体のCPU602は、期間T0〜T3における期待値との比較結果に基づいて、記録ヘッド101で接触不良が発生していることを検出することができる。
次に、接続状態が異常と判断された他の例として、クロック信号端子802に接触不良が発生し、クロック信号(CLK)に遅延が発生している場合を説明する。図12は、その場合のタイミングチャートを示す図である。本例では、期間T1でのラッチ信号立ち上がりタイミングで値の確定するブロック選択信号(BLE)は、接続正常の場合と異なり、d3/b0から生成される。その結果、blk0の値が「0」(2進数での「00」)となり、それに伴い、cno0の値は「1」となる。その場合、記録装置本体のCPU602は、図10のcno0の値「0」(期待値)とは異なることから、接続不良と判断する。
また、期間T2でのラッチ信号立ち上がりタイミングで値の確定するブロック選択信号(BLE)は、接続正常の場合と異なり、d7/b2から生成される。その結果、blk1の値が「1」(2進数での「01」)となり、それに伴い、cno1の値は「1」となる。その場合、記録装置本体のCPU602は、図10のcno1の値「0」(期待値)とは異なることから、接続不良と判断する。
また、期間T3でのラッチ信号立ち上がりタイミングで値の確定するブロック選択信号(BLE)は、接続正常の場合と異なり、d11/b3から生成される。その結果、blk2の値が「1」(2進数での「01」)となり、それに伴い、cno2の値は「1」となる。但し、その場合、記録装置本体のCPU602は、図10のcno2の値「1」(期待値)と同じであることから接続正常と判断する。
以上のように、記録装置本体のCPU602は、期間T0〜T3における期待値との比較結果に基づいて、記録ヘッド101で接触不良が発生していることを検出することができる。上述のように、制御コントローラ601側で、時間T0〜T3それぞれにおいて期待値と記録ヘッド101から送信された値との比較を行うので、吐出制御中であっても記録ヘッド101と制御コントローラ601の間の接続状態を適切に監視することができる。また、RAM604に蓄積された履歴に基づいて、どのタイミングで期待値との不一致が発生したかを検出し、どの信号線で異常が発生しているかについて推定することが可能となる。
図13は、信号線で発生している異常を通知する処理を示すフローチャートである。図13の処理は、例えば、CPU602がROM603に記憶されたプログラムをRAM604にロードして実行することにより実現される。図13の処理は、記録ヘッド101による記録が終了したタイミングで開始される。例えば、インクジェット記録装置100の電源が投入されたときにテスト画像印刷(記録ヘッドのノズルのテスト駆動)のためのテストジョブを実行し、そのジョブの実行が終了したタイミングで開始されても良い。
S1301において、CPU602は、RAM604に記憶されている履歴データを読み出して取得し、S1302において、履歴データを解析する。
ここでの解析とは、例えば、接続状態比較回路703での比較の結果、接続状態信号706と接続状態期待値705とが等しくない(不一致)と判定された数もしくは割合の取得である。本実施形態では、信号異常には、CLK信号、DATA信号、HE信号、LT信号の各信号による異常(遅れ、接触不良)があり得る。そして、図9に示す演算回路によるcno信号の不一致の発生度合いは、各信号によって異なる。例えば、図11、図12において示したように、HE信号の異常によるcno信号の不一致の発生度合いよりも、CLK信号の異常によるcno信号の不一致の発生度合いの方が大きい。従って、例えば、テストジョブの実行について「CLK信号>DATA信号>HE信号>LT信号」のように、テストジョブの実行におけるcno信号の不一致の発生度合いの割合の順序を発生個数と対応づけて予め定めておくようにしても良い。そして、不一致の数もしくは割合に応じて、いずれの信号線に異常が認められるかを判定しても良い。
S1303において、CPU602は、不一致を検出したか否かを判定する。ここで、不一致を検出していないと判定された場合には、図13の処理を終了する。一方、不一致を検出したと判定された場合には、S1304において、CPU602は、S1302の解析結果から、異常が認められる信号線を推定し、その信号線の異常の旨を通知する。なお、その通知は、インタフェース600を介してインクジェット記録装置100の操作部への表示により行われても良い。S1303の後、図13の処理を終了する。
なお、本実施形態では、記録信号入力端子801や、ヒートイネーブル信号入力端子804を各1本として説明したが、複数本であっても良い。その場合、ブロック選択信号810も複数本となる。また、本実施形態では、接続状態信号回路807は、入力3ビットの排他的論理和演算を行う構成を説明した。ここで、ブロック選択信号810やヒートイネーブル信号入力端子804が上記のように複数本であれば入力ビット数も増えるので、その増加に伴い、XOR回路の数も増えることになる。
また、本実施形態では、接続状態信号回路807は、排他的論理和の演算結果を用いて接続状態出力端子803にcnoとして出力する構成を説明した。しかしながら、排他的論理和の演算構成に限られず、論理和や論理積を用いた演算構成であっても良い。
また、本実施形態では、記録素子基板302から出力する接続状態出力端子803は1本として説明したが、複数本として制御コントローラ601と通信するようにしても良い。その場合、制御コントローラ601の接続状態期待値生成回路702で生成される接続状態の期待値も複数生成されることになる。
また、本実施形態では、記録素子基板302は1つとして説明したが、複数構成するようにしても良い。その場合、制御コントローラ601と接続される接続状態出力端子803は複数本となり、制御コントローラ601で生成される接続状態の期待値も複数生成されることになる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100 インクジェット記録装置: 101 記録ヘッド: 102 キャリッジ: 601 制御コントローラ: 602 CPU: 605 制御ロジック部
Claims (16)
- 記録ヘッドを制御するコントローラと、前記記録ヘッドと、を含むインクジェット記録装置であって、
前記記録ヘッドは、
前記コントローラと前記記録ヘッドの間で用いられる複数の信号に基づいて、前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態を示す状態信号を前記コントローラに送信する送信手段と、を備え、
前記コントローラは、
前記複数の信号に基づいて、前記状態信号の期待値を生成する生成手段と、
前記送信手段により送信された前記状態信号の値と、前記生成手段により生成された前記状態信号の期待値と、に基づいて、前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態を判断する判断手段と、を備える、
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記送信手段は、前記複数の信号を用いて論理演算を行い、該論理演算の結果を前記状態信号として前記コントローラに送信することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記生成手段は、前記複数の信号を用いて前記論理演算を行うことにより、前記状態信号の期待値を生成することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記コントローラは、
前記送信手段により送信された前記状態信号の値と、前記生成手段により生成された前記状態信号の期待値とを比較する比較手段、をさらに備え、
前記判断手段は、前記比較手段による比較の結果に基づいて、前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態を判断する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記比較手段による比較の結果を記憶する記憶手段、をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
- 前記判断手段は、前記記憶手段に記憶された複数の比較の結果を用いて、前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態を判断することを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記判断手段は、前記複数の比較の結果のうち、前記送信手段により送信された前記状態信号の値と、前記生成手段により生成された前記状態信号の期待値とが不一致となる割合に基づいて、前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態を判断することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 前記送信手段により送信された前記状態信号の値と、前記生成手段により生成された前記状態信号の期待値とが不一致となる割合は、前記複数の信号の間で異なることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
- 前記判断手段は、前記接続状態として、前記記録ヘッドの接続端子のうち、前記複数の信号の少なくともいずれかの信号に対応する接続端子の接触不良を判断することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記複数の信号は、ラッチ信号、記録信号、ヒートイネーブル信号を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記状態信号は、前記記録信号の一部に基づいて得られることを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録信号の一部は、ブロック選択信号であることを特徴とする請求項11に記載のインクジェット記録装置。
- 前記状態信号のビット数は、前記複数の信号のビット数よりも少ないことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記コントローラは、
前記判断手段による判断の結果に基づいて、ジョブの実行を制御する制御手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態の判断は、インクの吐出制御中に行われることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 記録ヘッドを制御するコントローラと、前記記録ヘッドと、を含むインクジェット記録装置において実行される方法であって、
前記記録ヘッドが、
前記コントローラと前記記録ヘッドの間で用いられる複数の信号に基づいて、前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態を示す状態信号を前記コントローラに送信する送信工程と、
前記コントローラが、
前記複数の信号に基づいて、前記状態信号の期待値を生成する生成工程と、
前記送信工程において送信された前記状態信号の値と、前記生成工程において生成された前記状態信号の期待値と、に基づいて、前記記録ヘッドと前記コントローラの間の接続状態を判断する判断工程と、
を有することを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019134793A JP2021017015A (ja) | 2019-07-22 | 2019-07-22 | インクジェット記録装置および方法 |
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JP2019134793A JP2021017015A (ja) | 2019-07-22 | 2019-07-22 | インクジェット記録装置および方法 |
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JP2021017015A true JP2021017015A (ja) | 2021-02-15 |
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2019
- 2019-07-22 JP JP2019134793A patent/JP2021017015A/ja active Pending
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