JP2021011304A - ガス含有食品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波溶着しつつも、ガスが溶解した食品が得られる製造方法を提供する。【解決手段】外部容器13内に、ガス透過性の内部容器14を収容した容器本体16と、容器本体16と同一素材で構成され、容器本体16の開口を閉じる、バルブを有しない蓋体15と、ガスの溶解量が0.05以下である食品Cと、食品溶解用のガスPとを備え、内部容器14又は外部容器13と内部容器14との間のいずれか一方に食品Cを充填し、他方にガスPを充填した後、蓋体15を容器本体16に超音波溶着して外部容器13と内部容器14とを密閉し、前記ガスPを透過させて前記食品Cに含有させる。【選択図】図5

Description

本発明は、ガス含有食品の製造方法に関し、特に超音波溶着により封をする場合のガス含有食品の製造方法に関する。
外ボトル内に内ボトルを収容した容器の開口を塞ぐにあたり、蓋体を容器に超音波溶着することは、例えば特許文献1に記載されているように従来から行われている。
特開2019−006457号公報
近年、環境負荷を減らすために、リサイクルしやすい包装容器が求められている。その1つの方法として包装容器を単一素材にすることが考えられるが、特許文献1の吐出容器はバルブを備えているため、シール材を省略することができない。そこで、開封可能な蓋体を同じ材質の容器本体に溶着して密封し、バルブ付きの吐出部材を取り付けることが考えられるが、低温状態にしてガスを飽和溶解させた食品(炭酸飲料等)を容器内に充填した状態で蓋体を超音波溶着しようとすると、超音波振動によって食品内に溶解していたガスが急激に気化して発泡し抜けてしまう。そのため、発泡した食品により溶着部分が冷やされて容器に蓋体を溶着させることが困難となる。また、仮に溶着できたとしても食品中のガス含有量が少なくなってしまうといった問題がある。
そこで本発明は、超音波溶着しつつも、ガスが溶解した食品が得られる製造方法の提供を目的とする。
本発明のガス含有食品の製造方法は、外部容器13内に、ガス透過性の内部容器14を収容した容器本体16と、前記容器本体16と同一素材で構成され、容器本体16の開口を閉じる、バルブを有しない蓋体15と、ガスの溶解量が0.05以下である食品Cと、食品溶解用のガスPとを備え、前記内部容器14又は前記外部容器13と前記内部容器14との間のいずれか一方に前記食品Cを充填し、他方に前記ガスPを充填した後、前記蓋体15を前記容器本体16に超音波溶着して前記外部容器13と前記内部容器14とを密閉し、前記ガスPを透過させて前記食品Cに含有させることを特徴としている。
上記製造方法において、前記内部容器14に前記食品Cを充填し、前記外部容器13と前記内部容器14との間に前記ガスPを充填することが好ましい。また、前記内部容器14に前記食品Cを充填した後、前記内部容器14内の気体と前記ガスPとを入れ替えることが好ましい。また、前記ガスPが25℃での水への溶解度が0.05以上の圧縮ガスであることが好ましい。
本発明のガス含有食品の製造方法は、ガスの溶解量が0.05以下である食品を充填するため、蓋体を容器本体に超音波溶着するときに食品からガスが気化することがほとんどなく、確実に溶着することができる。また、ガスは内部容器を透過して食品に溶解するため、ガスが溶解した食品が得られる。容器本体と蓋体が同一素材で構成されているため、食品を吐出した後はリサイクルしやすい。
内部容器に食品を充填し、外部容器と内部容器との間にガスを充填する場合、内部容器内の食品に外部からの熱が伝わりにくく、予め冷却した食品を内部容器内に充填すると、外部容器と内部容器との間のガスが速く溶解しやすい。内部容器内の気体とガスとを入れ替えれば、食品にガスを溶解させやすくなる。外部容器と内部容器との間に充填されるガスが25℃での水への溶解度が0.05以上の圧縮ガスであれば、食品へのガスの溶解量が多く、摂食時に溶解したガスの効果が得られやすい。また、原液を充填した直後に内部容器内に空間(ヘッドスペース)があっても、ガスが内部容器を透過して原液に多く溶解し、内部容器が収縮してヘッドスペースをなくすことができる。そのため蓋体を開封した時の原液の飛び散りを防止することができる。また、ガスの溶解により圧力が大きく低下するため、容器本体を薄くすることができる。
図1Aは本発明の製造方法で得られたガス含有食品を用いた吐出装置の一実施形態を示す断面図、図1Bは加圧容器の組み立て前の断面図である。 図2Aは本発明に関わる蓋体の溶着工程の一実施形態を示す要部断面図、図2Bは溶着後の断面図である。 図3は図1Aの吐出部材の拡大断面図である。 本発明の製造方法に用いる加圧剤充填装置の一部断面正面図である。 本発明のガス含有食品の製造方法の一実施形態を示す概略工程図である。
図1Aに示す吐出装置10は、加圧容器(二重加圧容器)11と、その加圧容器11に装着される吐出部材12と、加圧容器11に充填された原液(食品)Cおよび加圧剤(食品溶解用のガス)Pとからなる。加圧容器11に原液Cと加圧剤Pを充填したものがガス含有食品11aである。ガス含有食品11aと吐出部材12は組み立て前のセット品として、あるいは吐出部材12をガス含有食品11aの上端にいくらかねじ込んだ、しかも未開封の半結合状態で販売される。ガス含有食品11aは吐出部材12と共に販売されるほか、交換用として単独でも販売される。その場合は、吐出部材12は繰り返し使用するので、省資源に資する。吐出部材12も単独で販売されることがある。
図1Bに示す加圧容器11は、外部容器13と、その内部に収容されている可撓性を有する内部容器14と、外部容器13と内部容器14を封止するための蓋体(封盤)15とからなる。バルブやポンプは備えていない。また、外部容器13と、内部容器14と、蓋体15は同一素材からなる。従って、加圧容器11は単一素材からなる。外部容器13と内部容器14を組み合わせたものは容器本体16である。内部容器14の内部は原液Cを充填する原液収容室Scであり、外部容器13と内部容器14の隙間の空間は加圧剤Pを充填する加圧剤収容室Spである(図1A参照)。それらは蓋体15によって封止されるが、図1Bの状態では原液Cも加圧剤Pも充填されておらず、蓋体15も溶着されていない。この実施形態では、内部容器14で原液Cと加圧剤Pを分離して収容し、吐出部材12を装着することにより原液Cを吐出させることができるようにしている。
図1Bは蓋体15を容器本体16に被せる前の状態で示している。外部容器13は底部13aと、円筒状の胴部13bと、肩部13cと、円筒状の首部13dとからなる。首部13dの外周には雄ねじ13eが形成されている。首部13dは上端で開口しており、首部13dの上端面13fは蓋体15を安定して支持し、溶着できるように略平坦にしている。
内部容器14も外部容器13と同様に、底部14a、胴部14b、肩部14cおよび首部14dからなる。首部14dの上端近辺が口部である。内部容器14の首部14dの外面は外部容器13の首部13dの内面との間にわずかな隙間を有するように嵌合されている。内部容器14の底部14aは外部容器13の底部13aと当接しており、加圧剤Pを充填するときや蓋体15を固着するときなど、内部容器14が下がらないように支持される。
図2Aは容器本体16に蓋体15を被せた状態である。蓋体15の天面17cには超音波溶着用のホーンHが当接されている。蓋体15の溶着はまだ行われていない。このとき原液収容室Scに原液Cは充填されているが、加圧剤収容室Spに加圧剤Pは充填されていない。外部容器13の首部13dの上端面13fには、超音波溶着のときに蓋体15との当接圧を高くして溶解しやすくし、蓋体15と一体にするための溶着部(図2BのY2)をつくる環状突起13gが形成されている。環状突起13gは断面略三角形で、とくに二等辺三角形ないし正三角形である。
この実施形態では環状突起13gは首部13dの厚みの範囲の略中央に設けている。蓋体15側に環状突起を設け、首部13dの上端面13fは平坦とすることもできる。上端面13fの内部側には傾斜部13hが複数個設けられており、超音波溶着のときに溶けた樹脂が冷やされてできた樹脂片(溶着くず)がはみ出ないように収容するための空間としている。
図2Aに示すように、内部容器14の首部14dの上部は外部容器13の上端面13fより突出しており、その突出している部位に外部容器13の上端面13fと係合するフランジ14fが形成されている。フランジ14fの厚さ(半径方向の寸法)は、外部容器13の首部13dの厚さの1/3〜1/2程度である。そのため、フランジ14fを外部容器13の首部13dの上端面13fに係止させたとき、外部容器13の首部13dの上端面13fは外側の部分が覆われずに残る。前記外部容器13の上端の環状突起13gは、その外側の部分に設けられている。内部容器14の首部14dの上端面14eにも、超音波溶着のときに蓋体15との当接圧を高くして蓋体15との溶着部(図2BのY1)をつくるための環状突起14gが形成されている。この実施形態ではこの環状突起14gも断面略三角形、とくに二等辺三角形ないし正三角形としている。
内部容器14のフランジ14fの下面には、半径方向に延びる加圧剤充填用の横溝14hが等間隔で4カ所に形成されている。さらに内部容器14の首部14dの外周面には、その横溝14hと連通する縦溝14iが形成されている。縦溝14iは横溝14hから肩部14cの上端まで延びており、それにより加圧剤Pを加圧剤収容室Sp内に充填しやすい。
外部容器13および内部容器14はいずれも合成樹脂製、とくにポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂製である。これらは、たとえば外部容器用のプリフォームの中に内部容器用のプリフォームを入れ、首部13d、14dの下端より下側を同時にブロー成形することにより製造することができる。とくに所定形状のプリフォームをインジェクション成形し、ついでブロー成形するインジェクション・ブロー成形法が好ましい。
内部容器14はブロー成形により胴部14bの肉厚を0.05〜0.3mmと薄くすることで加圧剤Pが透過しやすくなる。一方、外部容器13はブロー成形により胴部13bの肉厚を0.35mm以上と厚くすることで充填直後の圧力(加圧剤Pが原液Cに溶解する前の状態)でも大きく変形しない強度が得られる。このように外部容器13の胴部13bの肉厚を、内部容器14の胴部14bの肉厚よりも厚くすることが好ましい。
前記蓋体15は、内部容器14の首部14d内に挿入される有底筒状の封止部15aと、その上端に連続する環状のフランジ15bとからなる。封止部15aの上部は内部容器14の首部14dの内面と隙間をもって嵌合する内筒部15a1であり、下部は吐出部材12のバルブ21を着脱自在に収容し、シール材(図1の符号28)を介して嵌合するバルブ収容部(嵌合筒部)15a2である。バルブ収容部15a2は内筒部15a1より小径である。
蓋体15のフランジ15bは、封止部15aの上端から半径方向外向きに拡がる平板部17と、その平板部17の外縁から下向きに延びる外筒部17aとからなる。平板部17の下面17bは内部容器14の首部14dの上端面14e、とくに環状突起14gと当接して溶着部(図2Bの符号Y1)を形成しシールする部位で、外筒部17aの下面17a1は外部容器13の首部13dの上端面13f、とくに環状突起13gと当接して溶着部(図2Bの符号Y2)を形成しシールする部位である。内部容器14の溶着部Y1は、原液収容室Scと加圧剤収容室Spの間をシールする。外部容器13の溶着部Y2は、加圧剤収容部Spと外部の間をシールする。平板部17の天面17c(フランジ15bの天面)は超音波溶着機の超音波振動を発振するホーンHとの当接面である。ホーンHは円柱状で、下面H1は平坦である。この下面H1の直径Dは、環状突起13gの直径と等しい。
蓋体15の超音波溶着は、内部容器14内の原液収容室Scに原液Cを充填し、容器本体16の開口に蓋体15を被せた後、溶着用のホーンHを組み込んだ加圧剤充填装置(図4の符号30参照)によって行うことができる。超音波溶着は、図2Aの外部容器13と内部容器14の間の加圧剤収容室Spに加圧剤Pをアンダーカップ充填した後に行う。
溶着した後は、図2Bに示すように、外筒部17aの下面17a1が外部容器13の上端面13fと溶着され、平板部17の下面17bが内部容器14の上端面14eと溶着され、加圧剤Pが内部容器14を透過し、原液Cに加圧剤Pが溶け込むことによりガス含有食品11aとなる。原液Cに加圧剤Pを必要量溶け込ませるには、例えば5℃の雰囲気中において(冷蔵庫、倉庫、輸送コンテナなど)、3時間以上保存(冷蔵)しておけばよい。ただ、必ずしも冷蔵する必要はない。そして前述のように、溶融した樹脂が両者の隙間から外部にはみ出すことがない。また、2つの溶着部Y1、Y2は連続的に充分に溶着形成されるので、長期間にわたり加圧剤Pが加圧剤収容室Spから漏れ出すことがなく、また原液Cが原液収容室Scから漏れ出すことがない。溶着時に内側へはみ出した樹脂は、傾斜部(傾斜溝)13hに蓄えられ、加圧剤収容室Spに流れ込むことはない。
なお、前記封止部15aの底部、すなわちバルブ収容部15a2の底部15cには、周囲に比して厚肉にされた受圧部15d1を備えた被開封部15dが設けられている。被開封部15dの周囲は、一部(連続部)15eを除き、環状溝などの弱め線15fで囲まれている。前記受圧部15d1は被開封部15dの上面全体に設けられ、弱め線15fは受圧部15d1の周囲を囲むように、底部15cの上面に形成されている。弱め線15fはたとえばV溝からなる。被開封部15dの連続部15eには、補強部(補強リブ)15gが半径方向外向きに延びるように設けられている。
蓋体15の材料は外部容器13や内部容器14との熱接合性が高い熱可塑性樹脂が用いられ、外部容器13や内部容器14と同じ材料を用いる。図2Bに示すように、蓋体15で原液収容室Scと加圧剤収容室Spを封止すると共に、内部容器14および外部容器13の両方に固着することにより、内容物(原液C、加圧剤P)を長期間安全に、漏れないように保管しておくことができる。原液を吐出した後の加圧容器は単一素材であるためリサイクルしやすい。
内部容器14内の気体(特に後述するヘッドスペースHsの気体)Gを別の気体に置換する場合、この置換気体Rとしては原液Cと以下の関係が成り立つものを選択する。25℃、1気圧における原液1mlに対する溶解度が空気よりも高いもの、たとえば、溶解性圧縮ガス(炭酸ガス、亜酸化窒素)または溶解性圧縮ガスと低溶解性ガス(圧縮空気、酸素、窒素、水素)の混合ガスがあげられ、0.02ml以上となるもの、特に0.05ml以上となるものが好ましい。溶解度が高ければ、内部容器14内の気体Gである置換気体Rが速く原液Cに溶解して気相部がなくなりやすく、ガス含有食品11aの圧力を短時間で安定させることができる。
原液Cとしては、清涼飲料、アルコール飲料、デザート、調味料、栄養補助食品、ホィップクリームなどの液状、ゼリー状、ゲル状の食品などがあげられる。但し、これらの用途に限られるわけではない。原液Cに予め空気やガスが溶解されていてもよい。ただしガスの溶解量は0.05以下とする。ガスの溶解量が0.05を超えると、超音波溶着の際、ガスが大量に抜け出て超音波溶着に支障をきたす。なお、ガスの溶解量とは、原液1mlあたりに溶解しているガスの体積(ml)である。
原液Cは被開封部15dの内面側と接触させるのが好ましい。それにより蓋体15と容器本体16との溶着時に被開封部15dが原液Cで冷やされ、被開封部15dが熱で溶ける問題を解消できる。
加圧剤Pとしては炭酸ガス(0.76)、亜酸化窒素(0.059)などの溶解性圧縮ガスや、溶解性圧縮ガスと低溶解性ガス(空気(0.017)、酸素(0.028)、窒素(0.014)、水素(0.018))の混合ガスであり、内部容器14内の気体G、特に空気よりも溶解度が高いものを用いることが好ましい。なお、カッコ内は25℃での水への溶解度を示す。具体的には、25℃、1気圧における原液1mlに対する溶解度が0.02ml以上、好ましくは0.05ml以上となるものを用いる。また、加圧剤Pは飽和溶解状態での圧力が0.2〜0.6MPa(25℃、ゲージ圧)、好ましくは炭酸飲料と同程度の圧力0.3〜0.5MPa(25℃、ゲージ圧)となるように充填する。
外部容器13の容量は30〜500mlであることが好ましい。内部容器(原液収容室Sc)14の容量は20〜300ml程度が好ましい。加圧剤収容室Spの容量は10〜200ml程度が好ましい。
上記のように、加圧容器11を用いたガス含有食品11aは部品数が少なく、バルブを備えていないので、安価に製造することができ、加圧容器11を単一素材にすることができリサイクルしやすい。また、消費者が持ち運んだり、流通業者が配送したりするときに、万一、外部容器13にひびが入っても、加圧剤Pが漏れるだけで内部容器14内の原液Cは漏れないため、安全である。また、消費者が家庭の冷蔵庫で冷やしてから持ち運ぶ際には、外部容器13と内部容器14との間にある空間が保冷剤の役割をして外気温が食品Cに伝わりにくいため、長く冷えた状態で摂取することができる。
つぎに図3を参照して、図1Aの吐出部材12を説明する。前記吐出部材12は、外部容器13の首部13dの雄ねじ13eと螺合するキャップ(装着部)20と、そのキャップ20によって保持されるバルブ21と、バルブ21のステム22に装着される操作ボタン(操作部、アクチュエータ)23とからなる。キャップ20は有底筒状で、内周面に雌ねじが形成されている。そして上底20aの下側に、バルブ21のハウジング24の上部を保持する筒状のバルブ保持部18aを備えたバルブホルダ18が取り付けられている。
バルブ21は、有底筒状のハウジング24と、その内部に上下移動自在に収容される前述のステム22と、そのステム22を上向きに付勢するバネ25と、ハウジング24の上端とバルブホルダ18のラバー押さえ18bの間に介在されるステムラバー26とからなる公知の基本構造を有する。さらにこの実施形態では、ハウジング24の下端に下向きに突出する略円柱状の開封部27が設けられている。開封部27は蓋体15の下部に設けられる被開封部15d(図2B参照)を破断して開封する部分である。ハウジング24の下部外周にOリングなどのシール部材28が装着されている。
シール部材28は、開封時および開封後に蓋体15のバルブ収容部15a2の内周面とハウジング24の間をシールするものである。ハウジング24の内部と内部容器14内の原液収容室Scとを連通する通路は、ハウジング24を上下に貫通する縦孔24aとしている。
開封部27の底面27aの高さ方向の位置は、キャップ20を外部容器13の雄ねじに1〜2回程度螺合させたときに受圧部15d1(図2B参照)と当接する位置である。したがって出荷時および流通時にはキャップ20を緩く螺合させて被開封部15dを破断せず、シール状態のまま吐出部材12と加圧容器11とを仮結合させておくことができる。そのため、購入した消費者はキャップ20を数回回してねじ込むだけで容易に開封することができる。
使用者が購入した吐出装置10を使用する場合、まずキャップ20を外部容器13の雄ねじ13eにねじ込む。それによりキャップ20全体およびバルブ21が下降し、開封部27の底面27aが被開封部15dを押し下げる。それにより被開封部15dは弱め線15fで破断され、バルブ収容部15a2の底部15cを突き破り、ハウジング24内と原液収容室Scとを連通する。その後は操作ボタン23を押し下げることにより、加圧剤Pの圧力によって原液Cを吐出することができる。
原液Cがなくなると、キャップ20を逆に回してガス含有食品11aから吐出部材12を外す。原液Cが空になった加圧容器11は単一素材で構成されているためリサイクルしやすい。また、内部容器13は薄肉であるため、原液Cがなくなったことで加圧剤Pが透過しやすくなり、加圧剤Pは開封された被開封部15dから徐々に外部に放出される。さらに、吐出部材12は原液Cと接触するバルブ21や操作ボタン23を交換することで衛生的に繰り返し使用することができる。
つぎに図4を参照して前述の加圧剤Pの充填と溶着に用いられる加圧剤充填装置の一例を説明する。図4の加圧剤充填装置30は、ベース31と、そのベース31に設けられる昇降台32と、その昇降台32の上方に配置される筒状の充填具33と、その充填具33の上部開口を閉じ、充填具33内に昇降自在に設けられる超音波溶着用のホーンHとからなる。充填具33はベース31から立ち上がる2本の支柱35によって高さ調節自在に支持されている。充填具33の下端にはシール材36が設けられ、外部容器13の肩部13cに気密に当接する。ホーンHは流体シリンダまたはモータなどの駆動源を備えた昇降機構を介して超音波発振器に取り付けられている。昇降台32についても昇降装置37によって高さ調整自在に支持されている。
ホーンHは、前述のように充填具33内をシールしながら上下に摺動できるように中部Hmが充填具33の内径に合わせられている。また、ホーンHは超音波発振器から振動エネルギーを下側に向けて増幅できるように、上部Huから中部Hmにかけて縮径し、さらに中部Hmから下部Hbにかけて縮径している。従って、下端近辺38が最も小径とされている。
図5に示すガス含有食品11aの製造方法は、原液充填工程S1と、内部容器14内の気体Gを置換気体Rにする置換工程S2と、蓋体15を装着して置換気体Rを閉じ込める蓋体装着工程S3と、加圧剤充填・蓋体溶着工程S4と、内部容器収縮工程S5を備える。ただし、置換工程S2は必ずしも行う必要はない。この製造方法では、始めに外部容器13に内部容器14を装着した容器本体16を準備しておく。二重の容器本体16は二重ブロー成形などによって製造することができる。そして内部容器14内に、ガスを意図的に溶解させていない原液(ガス未溶解の食品)Cを充填する。原液Cは予め減圧して飽和溶解している空気を脱気して溶解量を減らしてもよい。また、原液Cは予め5℃以下に冷やしておくことが好ましい。この原液充填工程S1のとき、内部容器14の上部に原液Cを充填しない空所(ヘッドスペース)Hsを残しておく。
次の置換工程S2では、原液収容室Scへのガスの出入りが可能な状態で蓋体15を保持し、内部容器14の開口と蓋体15との隙間から原液Cへの溶解度の高い置換気体Rを充填し、内部容器14内のヘッドスペースHsの空気を外部に排出して、内部容器14内の気体Gを置換気体Rにする(置換工程)。とくに、原液Cに溶解させたい気体に入れ変えることが好ましい。
ついで蓋体装着工程S3において蓋体15を容器本体16の開口に被せ、置換した気体をヘッドスペースHs内に閉じ込める。密度(分子量)が空気よりも大きい気体を用いることでヘッドスペースHs内に閉じ込めやすい。
蓋体装着工程S3についで、内部容器14と外部容器13との間の加圧剤収容室Spに加圧剤Pを充填する加圧剤充填・蓋体15を内部容器14の開口および外部容器13の開口に溶着固定する蓋体溶着工程S4を行う。この工程では蓋体15と外部容器13の隙間を通して加圧剤収容室Spに加圧剤Pを充填する(アンダーカップ充填)。その後、蓋体15を外部容器13と内部容器14に溶着して密封する。この工程では、たとえば図4の加圧剤充填装置30などを使用することができ、図2Aの溶着方法を採用することができる。それにより溶着くずが外部に出にくく、蓋体15と外部容器13の密着性が高くなり、漏れが少なく、外観に優れたガス含有食品11aを得ることができる。
なお、ヘッドスペースHs内の空気よりも加圧剤Pのほうが原液Cへの溶解度が高い場合は、加圧剤Pが内部容器14を透過して原液Cに溶解しやすいため、置換工程S2は不要である。
また、加圧剤Pを充填する際にヘッドスペースHs内にも加圧剤Pを充填してもよい。すなわち、この工程でもヘッドスペースHs内の空気と加圧剤Pとを入れ換えることができる(置換工程S4a)。この場合、置換気体Rは加圧剤Pであって、内部容器14内の気体Gは加圧剤Pとなる。
なお、原液充填工程S1にて加温した原液Cを充填して内部容器14を熱収縮させたり、原液充填工程S1の前に内部容器14に熱風を吹き付けて熱収縮させてから原液Cを充填することもできる。また、内部容器14内の空気をバキュームして内部容器14を収縮させてもよく、外部容器13と内部容器14の間の加圧剤収容室Spに加圧剤や圧縮空気を充填して内部容器14を外部から加圧し収縮させてもよい。内部容器14と外部容器13を二重ブロー成形などによって製造したときは、内部容器14と外部容器13が密着しており、加圧剤収容室Spが小さく充填しにくい。このように加圧剤Pを充填する前に、内部容器14を収縮させて加圧剤収容室Spを形成することにより、加圧剤Pを充填しやすくなる。また、後述する気体の溶解により内部容器14が収縮しやすくなる。
蓋体溶着工程S4が完了すると、容器本体16内の圧力が高くなるためヘッドスペースHs内の気体Gは圧縮され、さらに原液Cに溶解していく。もしくは、加圧剤収容室Spの加圧剤Pが内部容器14内に透過し原液Cに溶解することで、溶解しきれなかったヘッドスペースHs内の空気(気体)Gが内部容器14外に押し出され、気相部が小さくなる、もしくは消滅する。そのため、内部容器14は徐々に収縮していくことになる。これが内部容器収縮工程S5である。この内部容器収縮工程S5は、冷蔵状態で行われることが好ましい。
このように、本発明のガス含有食品11aの製造方法によれば、内部容器14内の気体Gを原液Cに溶解させる、もしくは内部容器14外へ押し出すことができるため、内部容器14内での気相部の形成を抑制することができる。とくに、蓋体15を超音波溶着する場合、溶着部付近に原液Cがあると、原液Cが超音波振動により霧化して溶着部の溶解を阻害し、溶着が不十分になることがある。そのため、内部容器14内に気相部を設け、溶着部から原液Cの液面を離す必要があり、どうしても内部容器14に気相部が生じてしまうが、内部容器収縮工程S5を備えることで、気相部を小さく、もしくは消滅させることができ、原液Cの安定した吐出を実現できる。
また、加圧剤Pとして炭酸ガスを用いれば、原液Cに炭酸ガスを溶解させることができ、炭酸ガスを含有した食品(炭酸水、炭酸飲料等)を製造することができる。
(実施例1)
外部容器、内部容器共にポリエチレンテレフタレート製の加圧容器11(外部容器の満注量250ml)を用い、内部容器内に原液Cとして、25℃に調整し、空気が飽和溶解している水(溶解量0.017)を150g充填した。次いで容器本体にポリエチレンテレフタレート製の蓋体を被せた。さらに、外部容器と蓋体の間から加圧剤収容室Spに加圧剤Pとして炭酸ガス(水への溶解度:0.76(25℃,1atm))を充填し、蓋体を容器本体に超音波溶着により固定した。内部容器内のヘッドスペースHsの気体Gは空気である。製造直後の圧力は0.55MPaであった。その後、5℃の冷蔵庫にて保管したところ、6時間後には内部容器が収縮して気相部はほとんど消滅し、圧力は0.4MPaに低下した。そのため、実施例1では置換工程S2、S4aは不要である。出来上がったガス含有食品11aを、吐出部材12を用いて開封して原液Cを吐出させると、ペットボトルに充填されている市販の炭酸飲料と同程度の刺激が得られ、原液Cに十分な量の加圧剤Pが溶解していることが分かった。また、原液Cをほとんど全量吐出した後で吐出部材を外し、室温で3日間静置したところ、加圧剤収容室Sp内の加圧剤が内部容器を透過し、さらに被開封部を通じて外部に放出され、容器本体を握ると容易に変形させることができた。
(比較例1)
外部容器、内部容器共にポリエチレンテレフタレート製の加圧容器11(外部容器の満注量250ml)を用い、内部容器内に原液Cとして、25℃に調整し、炭酸ガスが飽和溶解している炭酸水(溶解量0.76)を150g充填した。次いで容器本体にポリエチレンテレフタレート製の蓋体を被せた。さらに、外部容器と蓋体の間から加圧剤収容室Spに加圧剤Pとして炭酸ガスを充填し、蓋体を容器本体に超音波溶着したところ、炭酸水があふれ出し、溶着できなかった。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内で種々の変形を行うことができる。たとえば、大気中ではなく、炭酸ガス等の原液Cに溶解させたい雰囲気中でガス含有食品11aを製造してもよい。この場合、置換工程S2、S4aは不要である。また、内部容器14に加圧剤Pを充填し、外部容器13と内部容器14との間に原液Cを充填してもよい。この場合であっても、内部容器14を透過した加圧剤Pが原液Cに溶解するため、ガス含有食品が得られる。また、吐出部材12によって蓋体15を開封する以外にも、被開封部15dと連続するつまみ部を設け、プルトップのように、つまみ部を摘まんで引っ張るなどして被開封部15dをちぎり取るようにしてもよい。
10 吐出装置
11 加圧容器
11a ガス含有食品
12 吐出部材
C 原液
P 加圧剤
13 外部容器
13a 底部
13b 胴部
13c 肩部
13d 首部
13e 雄ねじ
13f 首部の上端面
13g 環状突起
13h 傾斜部
14 内部容器
Sc 原液収容室
Sp 加圧剤収容室
14a 底部
14b 胴部
14c 肩部
14d 首部
14e 上端面
14f フランジ
14g 環状突起
14h 横溝
14i 縦溝
15 蓋体
15a 封止部
15a1 内筒部
15a2 バルブ収容部(嵌合筒部)
15b フランジ
15c 底部
15d 被開封部
15d1 受圧部
15e 連続部
15f 弱め線
15g 補強部(補強リブ)
16 容器本体
17 平板部
17a 外筒部
17a1 外筒部の下面
17b 平板部の下面
17c 平板部の天面
18 バルブホルダ
18a バルブ保持部
18b ラバー押さえ
20 キャップ(装着部)
20a 上底
21 バルブ
22 ステム
23 操作ボタン
24 ハウジング
25 バネ
26 ステムラバー
27 開封部
27a (開封部の)底面
27b 深穴
27c 横孔
28 シール部材
H ホーン
H1 ホーンの下面
30 加圧剤充填装置
31 ベース
32 昇降台
33 充填具
35 支柱
36 シール材
37 昇降装置
38 ホーンの下端近辺
Hu ホーンの上部
Hm ホーンの中部
Hb ホーンの下部
S1 原液充填工程
S2 置換工程
S3 蓋体装着工程
S4 加圧剤充填・蓋体溶着工程
S4a 置換工程
S5 内部容器収縮工程
Hs ヘッドスペース
G 内部容器内の気体
R 置換気体

Claims (4)

  1. 外部容器内に、ガス透過性の内部容器を収容した容器本体と、
    前記容器本体と同一素材で構成され、容器本体の開口を閉じる、バルブを有しない蓋体と、
    ガスの溶解量が0.05以下である食品と、
    食品溶解用のガスとを準備し、
    前記内部容器又は前記外部容器と前記内部容器との間のいずれか一方に前記食品を充填し、他方に前記ガスを充填した後、前記蓋体を前記容器本体に超音波溶着して前記外部容器と前記内部容器とを密閉し、前記ガスを透過させて前記食品に含有させる、ガス含有食品の製造方法。
  2. 前記内部容器に前記食品を充填し、前記外部容器と前記内部容器との間に前記ガスを充填する、請求項1記載のガス含有食品の製造方法。
  3. 前記内部容器に前記食品を充填した後、前記内部容器内の気体と前記ガスとを入れ替える、請求項2記載のガス含有食品の製造方法。
  4. 前記ガスが、25℃での水への溶解度が0.05以上の圧縮ガスである、請求項1〜3のいずれか記載のガス含有食品の製造方法。


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