JP2020535180A5

JP2020535180A5 -

Info

Publication number: JP2020535180A5
Application number: JP2020517814A
Authority: JP
Filing date: 2018-09-28
Publication date: 2021-11-11

Claims

腫瘍学的疾患または過剰増殖性疾患、好ましくは、がんまたは腫瘍疾患を処置または予防するための医薬組成物を調製するための化合物Ａの使用であって、
化合物Ａが、
配列番号４０（ＨＣＤＲ１）、配列番号４１（ＨＣＤＲ２）および配列番号４２（ＨＣＤＲ３）の重鎖相補性決定領域、ならびに配列番号４３（ＬＣＤＲ１）、配列番号４４（ＬＣＤＲ２）および配列番号４５（ＬＣＤＲ３）の軽鎖決定領域を含む抗ＩＧＦ抗体分子であるか、
配列番号４６の重鎖可変領域および配列番号４７の軽鎖可変領域を含む抗ＩＧＦ抗体分子であるか、又は、
配列番号４８の重鎖および配列番号４９の軽鎖を含む抗ＩＧＦ抗体分子であり、
化合物Ａが、化合物Ｂと組み合わせて使用され、
化合物Ｂが、抗ＰＤ−１抗体である、前記使用。
化合物Ａが、請求項１に記載の化合物Ｂと、同時に、同時的に、順次、連続的に、交互に、または別々に投与される、請求項１に記載の化合物Ａの使用。
抗ＰＤ−１抗体が、ペムブロリズマブ、ニボルマブ、ピディリズマブ、ＰＤＲ−００１、ＢＡＰ０４９−クローン−Ｂ、ＢＡＰ０４９−クローン−Ｅ、ＰＤ１−１、ＰＤ１−２、ＰＤ１−３、ＰＤ１−４およびＰＤ１−５からなる群から選択される、請求項１又は２に記載の化合物Ａの使用。
腫瘍学的疾患または過剰増殖性疾患、好ましくは、がんまたは腫瘍疾患を処置または予防するための医薬組成物を調製するための化合物Ｂの使用であって、
化合物Ｂが、
抗ＰＤ−１抗体であるか、又は
ペムブロリズマブ、ニボルマブ、ピディリズマブ、ＰＤＲ−００１、ＢＡＰ０４９−クローン−Ｂ、ＢＡＰ０４９−クローン−Ｅ、ＰＤ１−１、ＰＤ１−２、ＰＤ１−３、ＰＤ１−４およびＰＤ１−５からなる群から選択され、
化合物Ｂが、化合物Ａと組み合わせて使用され、
化合物Ａが、
配列番号４０（ＨＣＤＲ１）、配列番号４１（ＨＣＤＲ２）および配列番号４２（ＨＣＤＲ３）の重鎖相補性決定領域、ならびに配列番号４３（ＬＣＤＲ１）、配列番号４４（ＬＣＤＲ２）および配列番号４５（ＬＣＤＲ３）の軽鎖決定領域を含む抗ＩＧＦ抗体分子であるか、
配列番号４６の重鎖可変領域および配列番号４７の軽鎖可変領域を含む抗ＩＧＦ抗体分子であるか、又は、
配列番号４８の重鎖および配列番号４９の軽鎖を含む抗ＩＧＦ抗体分子である、
前記使用。
化合物Ｂが、請求項１に記載の化合物Ａと、同時に、同時的に、順次、連続的に、交互に、または別々に投与される、請求項４に記載の化合物Ｂの使用。
ａ）化合物Ａ、および
ｂ）化合物Ｂ
を含む医薬組成物であって、
ここで、
化合物Ａが、配列番号４０（ＨＣＤＲ１）、配列番号４１（ＨＣＤＲ２）および配列番号４２（ＨＣＤＲ３）の重鎖相補性決定領域、ならびに配列番号４３（ＬＣＤＲ１）、配列番号４４（ＬＣＤＲ２）および配列番号４５（ＬＣＤＲ３）の軽鎖決定領域を含む抗ＩＧＦ抗体分子であるか、配列番号４６の重鎖可変領域および配列番号４７の軽鎖可変領域を含む抗ＩＧＦ抗体分子であるか、又は、配列番号４８の重鎖および配列番号４９の軽鎖を含む抗ＩＧＦ抗体分子であり、
化合物Ｂが、抗ＰＤ−１抗体である、
前記医薬組成物。
抗ＰＤ−１抗体が、ペムブロリズマブ、ニボルマブ、ピディリズマブ、ＰＤＲ−００１、ＢＡＰ０４９−クローン−Ｂ、ＢＡＰ０４９−クローン−Ｅ、ＰＤ１−１、ＰＤ１−２、ＰＤ１−３、ＰＤ１−４およびＰＤ１−５からなる群から選択される、請求項６に記載の医薬組成物。
１つまたは複数の薬学的に許容される、担体、賦形剤および／またはビヒクルをさらに含む、請求項６又は７に記載の医薬組成物。
腫瘍学的疾患または過剰増殖性疾患、好ましくは、がんまたは腫瘍疾患を処置および予防する方法における使用のための、請求項６〜８のいずれか１項に記載の医薬組成物。
ａ）化合物Ａを含む第１の医薬組成物または剤形、および
ｂ）化合物Ｂを含む第２の医薬組成物または剤形
を含むキットであって、
ここで、
化合物Ａが、配列番号４０（ＨＣＤＲ１）、配列番号４１（ＨＣＤＲ２）および配列番号４２（ＨＣＤＲ３）の重鎖相補性決定領域、ならびに配列番号４３（ＬＣＤＲ１）、配列番号４４（ＬＣＤＲ２）および配列番号４５（ＬＣＤＲ３）の軽鎖決定領域を含む抗ＩＧＦ抗体分子であるか、配列番号４６の重鎖可変領域および配列番号４７の軽鎖可変領域を含む抗ＩＧＦ抗体分子であるか、又は、配列番号４８の重鎖および配列番号４９の軽鎖を含む抗ＩＧＦ抗体分子であり、
化合物Ｂが、抗ＰＤ−１抗体である、
前記キット。
抗ＰＤ−１抗体が、ペムブロリズマブ、ニボルマブ、ピディリズマブ、ＰＤＲ−００１、ＢＡＰ０４９−クローン−Ｂ、ＢＡＰ０４９−クローン−Ｅ、ＰＤ１−１、ＰＤ１−２、ＰＤ１−３、ＰＤ１−４およびＰＤ１−５からなる群から選択される、請求項１０に記載のキット。
処置または予防を必要とする患者における、腫瘍学的疾患または過剰増殖性疾患、好ましくは、がんまたは腫瘍疾患の処置または予防における、同時の、同時的な、順次の、連続的な、交互の、または別々の、患者への投与のための、読み取り可能な説明書を含む添付文書をさらに含む、請求項１０又は１１に記載のキット。
処置される腫瘍学的疾患が、膵臓がん、前立腺がん、乳がん、結腸直腸がん、肺がん、神経膠芽腫、腎臓がんからなる群から選択されるがん、好ましくは、膵臓がん、前立腺がん、乳がん、結腸直腸がんまたは肺がん、特に、ＮＳＣＬＣである、請求項１〜３のいずれか１項に記載の化合物Ａの使用、請求項４又は５に記載の化合物Ｂの使用、請求項９に記載の医薬組成物、または請求項１２に記載のキット。