JP2020533815A - 端末及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

CBG毎の再送制御を適切に行うこと。端末200において、HARQ-ACK生成部208は、複数の下り制御信号にそれぞれ含まれるパラメータであって、複数の下り制御信号によって割り当てられる複数のトランスポートブロックの各々を構成するコードブロックグループの個数に関するパラメータに基づいて、コードブロックグループ毎の応答信号を生成する。送信部211は、コードブロックグループ毎の応答信号をまとめて送信する。ここで、パラメータの値は、少なくとも、コードブロックグループ単位の第2の粒度よりも粗い第1の粒度を用いて設定される。

Description

本開示は、端末及び通信方法に関する。
第5世代移動通信システム(5G)と呼ばれる通信システムが検討されている。5Gでは、通信トラフィックの増大、接続する端末数の増大、高信頼性、低遅延が必要とされるそれぞれのユースケース毎に機能を柔軟に提供することが検討されている。代表的なユースケースとして、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced Mobile Broadband)、大規模コミュニケーション/多数接続(mMTC:massive Machin Type Communications)、超信頼性・低遅延 コミュニケーション(URLLC:Ultra Reliable and Low Latency Communicant)の3つがある。国際標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、LTEシステムの高度化と、New RAT(Radio Access Technology)(例えば、非特許文献1を参照)の両面から、通信システムの高度化を検討している。
LTEでは、下りリンク(DL:Downlink)データに対するHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)において、トランスポートブロック(TB:Transport Block)毎に再送制御が行われる。すなわち、基地局(eNBと呼ぶこともある)が端末(UE(User Equipment)と呼ぶこともある)に対してDLデータを送信した場合、端末は1TBにつき1bitのHARQ-ACK bit(応答信号)を生成し、基地局に送信する。TDD(Time Division Duplex)等では、端末は、複数のTB毎に1 bitのHARQ-ACK bitを生成することもある。
RP-161596, "Revision of SI: Study on New Radio Access Technology", NTT DOCOMO, September 2016 3GPP TS 36.213 V14.2.0, "Physical layer procedures (Release 14)", 2017-03
New RATでは、コードブロックグループ(CBG:Code Block Group)毎の再送制御が検討されている。CBGは1つ以上のコードブロック(CB:Code Block)をグループ化したものであり、TBは1つ以上のCBGから構成される。しかしながら、New RATにおけるCBG毎の再送制御方法については十分に検討がなされていない。
本開示の一態様は、CBG毎の再送制御を適切に行うことができる端末及び通信方法の提供に資する。
本開示の一態様に係る端末は、複数の下り制御信号にそれぞれ含まれるパラメータであって、前記複数の下り制御信号によって割り当てられる複数のトランスポートブロックの各々を構成するコードブロックグループの個数に関する前記パラメータに基づいて、前記コードブロックグループ毎の応答信号を生成する回路と、前記コードブロックグループ毎の応答信号をまとめて送信する送信器と、を具備し、前記パラメータの値は、少なくとも、前記コードブロックグループ単位の粒度よりも粗い粒度を用いて設定される。
本開示の一態様に係る通信方法は、複数の下り制御信号にそれぞれ含まれるパラメータであって、前記複数の下り制御信号によって割り当てられる複数のトランスポートブロックの各々を構成するコードブロックグループの個数に関する前記パラメータに基づいて、前記コードブロックグループ毎の応答信号を生成し、前記コードブロックグループ毎の応答信号をまとめて送信し、前記パラメータの値は、少なくとも、前記コードブロックグループ単位の粒度よりも粗い粒度を用いて設定される。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一態様によれば、CBG毎の再送制御を適切に行うことができる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
CA適用時のHARQ-ACK送信処理の一例を示す図 実施の形態1に係る端末の一部の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る基地局の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る端末の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る基地局及び端末の動作例を示すシーケンス図 実施の形態1に係る粒度1のDAIの一例を示す図 実施の形態1に係る粒度4のDAIの一例を示す図 実施の形態1に係るHARQ-ACK bitの生成例を示す図 実施の形態1に係るHARQ-ACK送信処理の一例を示す図 実施の形態2に係るHARQ-ACK送信処理の一例を示す図 実施の形態3に係るDAIの一例を示す図 実施の形態3に係るHARQ-ACK送信処理の比較例を示す図 他の実施の形態に係るHARQ-ACK送信処理の比較例を示す図
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
基地局がDLデータの送信に併せてDCI(Downlink Control Information)を送信したものの、端末が復号誤りによりDCIを受信できなかった場合(以降、「DCI復号誤り」と呼ぶ)、端末は自機宛てのDLデータの存在を認識しない。このような場合、端末が1回のDCI受信につき1回のHARQ-ACK送信を行う場合には、端末はHARQ-ACKを送信しない。基地局は、端末がHARQ-ACKを送信していないことを認識することで、端末でDCI復号誤りが発生したことを認識できる。
一方で、端末が複数回のDCI受信につき1回のHARQ-ACK送信を行う場合には、端末は、或るDLデータに対してDCI復号誤りが発生したとしても、当該DLデータ以外のDLデータの受信結果に基づいて生成したHARQ-ACK bit系列を基地局に送信する。この場合、DCI復号誤りに起因して、生成されるHARQ-ACK bit系列のbit数の認識が基地局と端末との間で異なったり、本来はDTX又はNACKと通知すべきところをACKと通知したりして、端末の受信状態が基地局に正しく伝わらない可能性がある。
そこで、LTEでは、DCI復号誤りが発生したことを端末が判別できるようにするための制御情報(パラメータ)として、DAI(Downlink Assignment Index)が用いられている。DAIが使用されるのは、端末が複数のHARQ-ACKをまとめて送信する場合である。端末が複数のHARQ-ACKをまとめて送信するケースとしては、TDD時又はCA(Carrier Aggregation)適用時等がある。
以下、一例として、CA適用時のHARQ-ACK送信処理について説明する。
Release 13のeCA(enhanced CA)では、「counter DAI」及び「total DAI」によってHARQ-ACK bit系列の配置及びHARQ-ACKコードブックサイズが決定される方式が採用されている。ここでは、HARQ-ACKをまとめて送信する範囲を「bundling window」と表す。
上記counter DAI及びtotal DAIはそれぞれ以下の内容を示す。
counter DAI:bundling windowにおけるPDSCH送信(DL assignment送信)の累積数
total DAI :bundling windowにおけるPDSCH送信(DL assignment送信)の総数
LTEでは、counter DAI及びtotal DAIの各々は2 bitで表されるが、4以上の数もカウント可能である。これは、端末においてDCI受信に4回連続で失敗する可能性が十分に低いことに基づいている。
図1は、Release 13 eCAにおけるDAIの使用例を示す。図1では、一例として、端末に対して3つのセル(Cell 0,1,2)によるCAが適用されている。
図1に示すように、端末は、基地局(serving cell)からDCI及びDLデータを受信する際(DL受信時)、各subframeにおいて各セルで(counter DAI、total DAI)を受信する。
端末は、counter DAI、total DAIに基づいて、HARQ-ACK bitを決定する。例えば、図1では、subframe #0のCell 1、及び、subframe #1のCell 2においてDCI復号誤りが発生している。一方、端末は、bundling windowにおいて、他のリソース(subframe #0のCell 0,2及びsubframe #1のCell 0)においてDAIを正常に受信しているので、bundling windowにおけるPDSCH送信(DL assignment送信)の総数が5であり、自機で1,3,4番目のPDSCH送信を受信していることを認識することができる。すなわち、端末は、subframe #0、及び、subframe #1において1回ずつDCI復号誤りが発生していることを判別し、NACKを、2,5番目のPDSCH送信に対するHARQ-ACKとして生成する。これにより、端末は、自機の受信状態を基地局に正しく伝えることができる。
なお、counter DAI/total DAIは、非特許文献2では2 bitの値(FDDではVDL C-DAI,c,k、VDL C-DAI,c。TDDではVDL C-DAI,c,k、VDL T-DAI,k)を指すが、説明の便宜上、ここでは、DL assignment送信の累積数及び総数をそれぞれ指すものとする。また、counter DAI/total DAIに関して実際にシグナリングする値は、modulo 4した値となるが、以下では、説明が煩雑になるので、modulo 4しない値のまま記載する。
以上、LTEのCA適用時におけるHARQ-ACK送信の一例について説明した。
New RATでは、上述したように、端末がCBG毎にHARQ-ACKを送信することが検討されている。このため、DAIについてもCBGの送信単位(例えば、CBG送信の累積数及び総数)で設定されることが想定される(CBGレベルのDAI)。しかしながら、CBGレベルのDAIを使用する場合には、DAIの情報量が増加し、DCIのオーバーヘッドが増加してしまう。
そこで、以下では、DCIのオーバーヘッドの増加を抑えつつ、CBG毎の再送制御を行うことができる方法について説明する。
[通信システムの概要]
本開示の各実施の形態に係る通信システムは、基地局100(gNB)及び端末200(UE)を備える。
図2は本開示の一態様に係る端末200の一部の構成を示すブロック図である。図2に示す端末200において、HARQ-ACK生成部208は、複数の下り制御信号(DCI)にそれぞれ含まれるパラメータであって、複数の下り制御信号によって割り当てられる複数のトランスポートブロック(TB)の各々を構成するコードブロックグループ(CBG)の個数に関するパラメータ(DAI)に基づいて、コードブロックグループ毎の応答信号(HARQ-ACK)を生成する。送信部211は、コードブロックグループ毎の応答信号をまとめて送信する。ここで、パラメータ(DAI)の値は、少なくとも、コードブロックグループ単位の粒度よりも粗い粒度を用いて設定される。
[基地局の構成]
図3は、本実施の形態に係る基地局100の構成を示すブロック図である。図3において、基地局100は、スケジューリング部101と、DAI生成部102と、DCI生成部103と、DCI符号化・変調部104と、データ符号化・変調部105と、信号割当部106と、送信部107と、受信部108と、信号分離部109と、UCI復調・復号部110と、HARQ-ACK判定部111と、を有する。
スケジューリング部101は、HARQ-ACK判定部111から入力される判定結果を用いて、端末200に対するスケジューリングを行い、スケジューリング結果を示すスケジューリング情報をDAI生成部102及びDCI生成部103に出力する。スケジューリング情報には、DLデータの送信先の端末に関する情報、送信するデータのCBGに関する情報(CBG番号、CBG数等)が含まれる。
DAI生成部102は、スケジューリング部101から入力されるスケジューリング情報に基づいて、DAI(例えば、counter DAI又はtotal DAI)を生成する。例えば、DAI生成部102は、bundling windowにおける過去のDLデータ数からcounter DAI又はtotal DAIをそれぞれ計算してもよい。DAI生成部102は、生成したDAIを示すDAI情報をDCI生成部103に出力する。なお、counter DAI/total DAIの定義は、非特許文献2に記載された定義に基づいてもよい。
DCI生成部103は、スケジューリング部101から入力されるスケジューリング情報、及び、DAI生成部102から入力されるDAI情報に基づいて、DLデータを割り当てるリソースを示す制御信号(例えば、DL assignment)のビット系列(DCIビット系列)を生成する。DCIには、例えば、CBG番号及びCBG数に関する情報も含まれる。DCI生成部103は、DCIビット系列をDCI符号化・変調部104に出力する。
DCI符号化・変調部104は、DCI生成部103から入力されるDCIビット系列を誤り訂正符号化し、符号化後の信号を変調し、変調後の信号(シンボル系列)を信号割当部106へ出力する。
データ符号化・変調部105は、入力される送信データのビット系列(DLデータ)を誤り訂正符号化し、符号化後の信号を変調し、変調後の信号(シンボル系列)を信号割当部106へ出力する。なお、送信データには、上位レイヤのシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control))シグナリングが含まれてもよい。
信号割当部106は、DCI符号化・変調部104から入力されるシンボル系列(DCI)、及び、データ符号化・変調部105から入力されるシンボル系列(DLデータ)を、下りリンクリソース(例えば、時間・周波数リソース)に割り当てる。なお、送信信号には、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等の送信波形生成が施される(図示せず)。これにより、DCI又はDLデータを含む送信信号が形成される。形成された送信信号は、送信部107へ出力される。
送信部107は、信号割当部106から入力される送信信号に対してアップコンバート等の無線送信処理を施し、アンテナを介して端末200へ送信する。
受信部108は、端末200から送信された信号をアンテナを介して受信し、受信信号に対してダウンコンバート等の無線受信処理を施し、信号分離部109へ出力する。
信号分離部109は、受信部108から受け取る受信信号からUCI(Uplink Control Information)を分離してUCI復調・復号部110へ出力する。
UCI復調・復号部110は、信号分離部109から入力されるUCIを復調、復号し、復号後のUCIをHARQ-ACK判定部111へ出力する。
HARQ-ACK判定部111は、UCI復調・復号部110から入力されるUCIに含まれる、DLデータに対するHARQ-ACKを判定し、判定結果をスケジューリング部101に出力する。
[端末の構成]
図4は、本実施の形態に係る端末200の構成を示すブロック図である。図4において、端末200は、受信部201と、信号分離部202と、データ復調・復号部203と、データ誤り検出部204と、DCI復調・復号部205と、DCI誤り検出部206と、DAI判定部207と、HARQ-ACK生成部208と、符号化・変調部209と、信号割当部210と、送信部211と、を有する。
受信部201は、受信信号をアンテナを介して受信し、受信信号に対してダウンコンバート等の受信処理を施した後に信号分離部202へ出力する。
信号分離部202は、受信部201から受け取る受信信号から、DCIを分離して、DCI復調・復号部205へ出力する。また、信号分離部202は、DCI復調・復号部205から入力されるDL割当情報(DL assignment)に基づいて、受信信号からDLデータを分離して、DLデータをデータ復調・復号部203へ出力する。
データ復調・復号部203は、信号分離部202から入力されるDLデータを復調、復号し、復号後のDLデータをデータ誤り検出部204に出力する。
データ誤り検出部204は、データ復調・復号部203から入力されるDLデータに対して誤り検出を行い、誤り検出結果をHARQ-ACK生成部208に出力する。なお、データ誤り検出部204は、DLデータが複数のCBGから構成される場合には、CBG毎の誤り検出結果をHARQ-ACK生成部208に出力する。
DCI復調・復号部205は、信号分離部203から入力されるDCIを復調、復号し、復号後のDCIを信号分離部202及びDCI誤り検出部206に出力する。
DCI誤り検出部206は、DCI復調・復号部205から入力されるDCI、及び、DAI判定部207から入力されるDAIに基づいて、DCIに対して誤り検出(例えば、DCI復号誤りの有無の判定等)を行い、誤り検出結果をHARQ-ACK生成部208に出力する。DCI誤り検出部206は、DCIの誤りが無い場合、当該DCIをDAI判定部207に出力する。
DAI判定部207は、DCI誤り検出部206から入力されるDCIから、DAIの値(例えば、counter DAI又はtotal DAI)を判定し、判定したDAIをDCI誤り検出部206及びHARQ-ACK生成部208に出力する。DAI判定部207は、例えば、非特許文献2の記載に基づいてcounter DAI、total DAIの値を判定してもよい。
HARQ-ACK生成部208は、データ誤り検出部204から入力される誤り検出結果、DCI誤り検出部206から入力される誤り検出結果、及び、DAI判定部207から入力されるDAIに基づいてHARQ-ACKを生成する。HARQ-ACK生成部208は、生成したHARQ-ACK(ビット系列)を符号化・変調部209に出力する。なお、HARQ-ACK生成部208におけるHARQ-ACK bit系列の生成方法の詳細については後述する。
符号化・変調部209は、HARQ-ACK生成部208から入力されるHARQ-ACKを誤り訂正符号化、変調する。符号化・変調部209は、変調後のHARQ-ACK(シンボル系列)を信号割当部210に出力する。
信号割当部210は、符号化・変調部209から入力されるHARQ-ACKを含むUCIを、上りリンクリソース(例えば、時間・周波数リソース)に割り当て、送信部211へ出力する。なお、送信信号には、OFDM等の送信波形生成が施される(図示せず)。これにより、UCIを含む送信信号が形成される。形成された送信信号は、送信部211へ出力される。
送信部211は、信号割当部210から入力される信号に対してアップコンバート等の送信処理を施し、アンテナを介して送信する。
[基地局100及び端末200の動作]
以上の構成を有する基地局100及び端末200における動作について詳細に説明する。
図5は基地局100及び端末200の動作を示すシーケンス図である。
基地局100は、端末200に対するDAI(例えば、counter DAI、total DAI)を含むDCIを生成する(ST101)。そして、基地局100は、生成したDCI及び当該DCI(すなわち、DL assignment)によって割り当てられるDLデータを端末200へ送信する(ST102)。このように、基地局100は、DAIを用いて、端末200に対するDLデータが割り当てられたCBGの累積数(counter DAI)、及び、HARQ-ACK bit系列に含まれるCBGの総数(total DAI)を端末200へ通知する。ただし、本実施の形態では、基地局100から端末200へ通知されるDAI(つまり、CBGの個数に関するパラメータ)は、少なくとも、CBG単位の粒度よりも粗い粒度を用いて設定される。
端末200は、ST102でDCI及びDLデータを受信すると、基地局100から通知される複数のDCIにそれぞれ含まれるDAIに基づいて、DLデータに対するHARQ-ACKをCBG毎に生成し(ST103)、生成したHARQ-ACKをまとめて基地局100へ送信する(ST104)。
[DAIの定義]
次に、本実施の形態に係るDAIの定義について説明する。
本実施の形態では、DAIにおけるインデックス(DAIインデックス)のbit数及びDAI値は、1つのDL assignmentによって割り当てられる最大CBG数(以下、「X」と表すこともある)と、DCI復号誤りの連続回数(連続してDCI復号誤りが発生することを許容する回数)(以下、「Y」と表すこともある)と、DAI値の粒度(以下、「Z」と表すこともある)とを用いて設定される。
なお、上記最大CBG数における「最大」は、仕様上の最大CBG数を指すのではなく、端末200毎に基地局100が設定した最大CBG数を指す。
例えば、DAIを構成するcounter DAI及びtotal DAIは、以下のように定義される。
counter DAI: CBGの累積数
total DAI: CBGの総数
また、DAIのbit数は以下のように決定される。なお、以下のように決定されるbit数よりも少ないbit数が設定される場合には端末200がDAI値を誤って解釈する可能性がある。
ceiling( log2((X * (Y+1)) / Z) )
上記DAIのbit数に基づいて、DAIインデックスと、DAI値(CBGの累積数、総数として解釈した値)との紐づけが行われる。具体的には、DAIインデックスが1増加すると、DAI値は粒度Z分増加する。また、LTEにおけるDAIの定義と同様に、本実施の形態でも、各DAIインデックスには複数のDAI値が紐づけられる。具体的には、各DAIインデックスiに紐付けられるDAI値(候補値)は、以下のように決定される。
((i+1) mod Nindex) * Z + X * (Y+1) * j
ここで、
i = 0, 1, …, Nindex - 1
Nindex: DAIインデックスの個数(2^{ ceiling( log2((X * (Y+1)) / Z) )})
j = 0, 1, 2, …
すなわち、DAIの複数の候補値には、当該複数の候補値の数より少ないNindex個のDAIインデックスiが巡回的(つまり、j=0, 1, 2, …)に付されている。
以下、一例として、最大CBG数X=8、DCI復号誤り連続回数Y=3の場合のDAIについて説明する。
図6は、粒度Z=1の場合のDAI(DAIインデックスとDAI値との関係)を示し、図7は、粒度Z=4の場合のDAI(DAIインデックスとDAI値との関係)を示す。
図6に示す粒度Z=1の場合、DAIインデックスiが1増加すると、DAI値は1(つまり粒度Z分)増加する。よって、最大CBG数X=8であり、Y=3回連続のDCI復号誤りを許容する場合には、DAI値は、5bit(8*4=32 ⇒5 bit)で定義される。
一方、図7に示す粒度Z=4の場合、DAIインデックスiが1増加すると、DAI値は4(つまり粒度Z分)増加する。よって、最大CBG数X=8であり、Y=3回連続のDCI復号誤りを許容する場合には、DAI値は、3bit(8*4/4=8 ⇒3 bit)で定義される。
よって、図7(粒度Z=4)に示すように、図6に示す粒度Z=1の場合(つまり、CBG単位の粒度)よりも粗い粒度を用いてDAIを設定することにより、図6と比較して、DAIのビット数を2bit削減し、DCIのオーバーヘッドを低減できる。
基地局100のDAI生成部102は、最大CBG数X、DCI復号誤り連続回数Y(受信失敗を許容する回数)、DAIの粒度Z、bundling windowにおける過去のDLデータ送信履歴、及び、現在のDLデータのスケジューリング情報に基づいて、上記定義に従ってcounter DAI(CBGの累積数)及びtotal DAI(CBGの総数)を計算し、counter DAI及びtotal DAIを含むDAIを生成する。
なお、CBG単位の粒度(つまり、粒度Z=1)よりも粗い粒度ZのDAI(例えば、図7のZ=4)が使用される場合、CBG累積数(又はCBG総数)と、DAI値とが一致しない場合が生じる。この場合、DAI値として、「CBG累積数(又は総数)<DAI値」となるDAI値のうち、CBG累積数に最も近いDAI値が選択されればよい。例えば、図7に示すDAIの定義において、CBG累積数が10の場合、DAI値としては12が選択される。なお、CBG累積数は、基地局100と端末200との間で認識があっていれば、現在の受信データのCBG数を含む値でもよく、含まない値でもよい。ここでは、現在の受信データのCBG数を含む値として記載する。
[DAIの判定方法]
次に、端末200のDAI判定部207におけるDAIの判定方法について説明する。
端末200のDAI判定部207は、基地局100から通知されたcounter DAIのインデックスに基づいてCBG累積数を判定する。具体的には、端末200は、bundling window内において過去に通知された最新のcounter DAI値を保持している。端末200は、通知されたDAIインデックスと、保持している最新のcounter DAI値を用いて、「DAIインデックスに紐づけられたDAI値>保持するcounter DAI値」を満たす、最も近いDAI値を、CBG累積数(HARQ-ACK bit数)として判定する。
例えば、図7に示すDAIにおいて、端末200が保持するcounter DAI値が“48”であり、基地局100から通知されたDAIインデックスが“101”である場合、端末200は、
DAIインデックス“101”に紐付けられたDAI値(24 or 56 or …)のうち、DAI値“48”より大きく、最も近いDAI値“56”を、CBG累積数(HARQ-ACK bit数)として判定する。なお、端末200が保持するcounter DAI値が無い場合には、通知されたDAIインデックスにおける最初のDAI値(最小値。上記インデックス“101”の場合“24”)をCBG累積数として選択する。
また、端末200のDAI判定部207は、基地局100から通知されたtotal DAIのインデックスに基づいてCBG総数を判定する。具体的には、端末200は、「total DAIのインデックスに紐づけられたDAI値≧保持するcounter DAI値」を満たす、最も近いDAI値を、CBG総数(HARQ-ACKコードブックサイズ)として判定する。
例えば、図7に示すDAIにおいて、端末200が保持するcounter DAI値が“48”であり、基地局100から通知されたtotal DAIのインデックスが“101”である場合、端末200は、DAIインデックス“101”に紐付けられたDAI値(24 or 56 or …)のうち、DAI値“48”以上の最も近いDAI値“56”を、CBG総数(HARQ-ACKコードブックサイズ)として判定する。
なお、端末200は、CBG総数の判定において、SPS(Semi-Persistent Scheduling)のようなDAIの通知がないデータ受信等によるCBG数を含めて判定してもよい。
[HARQ-ACKの生成方法]
次に、端末200のHARQ-ACK生成部208におけるHARQ-ACKの生成方法について説明する。
端末200のHARQ-ACK生成部208は、受信データ(誤り検出結果)、CBG累積数、及び、CBG総数に基づいてHARQ-ACK bitを生成する。
具体的には、端末200は、生成済みHARQ-ACK bit列(bundling windowにおいて過去に生成したHARQ-ACK bit列)と、現受信データ(今回受信したデータ)のHARQ-ACK bit列とを結合したbit数が、CBG累積数と一致するようにHARQ-ACK bit列を生成する。
図8は、生成済みHARQ-ACK bit数が12bitであり、現受信データのHARQ-ACK bit数が7bitであり、CBG累積数が24である場合のHARQ-ACKの生成例を示す。また、図7に示すDAIが定義されている。
端末200は、まず、CBG累積数(図8では24)から、現受信データのHARQ-ACK bit数(図8では7bit)を減算し、減算結果(24-7=17)であるbit数を、DAI値としてとり得る値(図7を参照)に合わせて切り下げる(図7,図8の場合、16bit)。
そして、端末200は、得られたbit数(16 bit)が、生成済みHARQ-ACK bit数(図8では12 bit)よりも多い場合(DCI復号誤り発生時等)には、生成済みHARQ-ACK bit に対して、不足しているbit数分(図8では16 bit - 12 bit = 4 bit)のNACKを、生成済みHARQ-ACK bit列の後に追加する(合計16 bit)。これにより、端末200は、DCI復号誤りが発生したスロットに対するHARQ-ACK bitを生成することができる。
その後、端末200は、現受信データのHARQ-ACK bit(図8では7bit)を追加する(合計23 bit)。また、端末200は、現受信データのHARQ-ACK bitを追加した後のbit数(図8では23 bit)がCBG累積数(24)に達していない場合、不足しているbit数(図8では1 bit)のNACKを追加する。
端末200は、bundling windowにおいて、全ての受信データのHARQ-ACK bitを追加後(図示せず)、CBG総数のbit数に達しない場合には、不足分に対してNACK bitを追加する。
次に、本実施の形態に係るDAI通知及びHARQ-ACK生成の具体的な動作例について説明する。
図9は、図7に示すような粒度Z=4の3 bitのDAIを用いた場合のHARQ-ACKの生成例を示す。
図9では、slot 1〜4の各々において端末200に割り当てられるDLデータのCBG数を、それぞれ、1CBG、2CBG、4CBG、2CBGとする。すなわち、端末200では、9CBGに対するHARQ-ACKが生成される。
基地局100(DAI生成部102)は、各スロットのCBG数が1CBG、2CBG、4CBG、2CBGであるので、上述したDAIの判定方法と同様にして、各スロットのcounter DAIのDAI値をそれぞれ4、8、12、16に設定する。また、基地局100は、4つのslot 1〜4で送信されるCBG数が1CBG、2CBG、4CBG、2CBGであるので、図7に示すDAIの粒度Z=4に基づいて、slot 1〜4のtotal DAIのDAI値を“16”に設定する。これにより、slot 1〜4で送信されるDAI(counter DAI, total DAI)は、それぞれ、(4, 16)、(8, 16)、(12, 16)、(16, 16)となる。
端末200(HARQ-ACK生成部208)は、図8を用いて説明したように、受信したDAIの値に基づいて、各スロットのDLデータ(1CBG、2CBG、4CBG、2CBG)の受信結果であるHARQ-ACK bit系列をCBG(図9では9CBG)毎に生成する。
ただし、図9に示すように、slot 1のcounter DAI=4であるので、端末200は、slot 1の1CBGのデータに対する1 bitのHARQ-ACK bit系列に、不足分の3 bitのpadding bit(例えば、NACK bit)を付加する。同様に、図9に示すように、slot 2のcounter DAI=8であるので、端末200は、slot 1〜2に対する6bitのHARQ-ACK bit系列に、不足分の2 bitのpadding bit(例えば、NACK bit)を付加する。また、図9に示すように、端末200は、slot 3の4CBGのデータに対する4bitのHARQ-ACK bit系列を生成する。ただし、slot 3のcounter DAI=12であり、slot 1〜3のHARQ-ACK bit系列の合計は12ビットであるので、padding bitは付加されない。また、図9に示すように、slot 4のcounter DAI=16であるので、端末200は、slot 1〜4に対する14bitのHARQ-ACK bit系列に、不足分の2 bitのpadding bit(例えば、NACK bit)を付加する。
このようにして、図9では、端末200は、bundling window内の9個のCBGに対して16bitのHARQ-ACK bit系列を生成する。端末200は、16bitのHARQ-ACK bit系列を基地局100へまとめて送信する。
基地局100(HARQ-ACK判定部111)は、端末200と同様のHARQ-ACKの上記定義に従って、UCIに含まれるHARQ-ACK bit系列に基づいて、端末200における各CBGの受信結果を判定する。
このようにして、本実施の形態では、少なくともCBG単位の粒度より粗い粒度を用いて設定されたDAI(counter DAI、total DAI)が基地局100から端末200へ通知される。これにより、DAIがCBG毎に通知される場合と比較して、DAIの通知に必要なbit数を低減できる。すなわち、本実施の形態によれば、DCIのオーバーヘッドの増加を抑えつつ、CBG毎の再送制御を行うことができる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る基地局及び端末は、実施の形態1に係る基地局100及び端末200と基本構成が共通するので、図3及び図4を援用して説明する。
実施の形態1で説明したDAIの設定方法では、DCIのオーバーヘッド(DAIのbit数)を低減できる一方で、粒度(Z)を粗くすることにより、UCI(HARQ-ACK bit)のオーバーヘッドが増加し得る。
一例として、図10は、実施の形態1で説明した図9に示すDAI設定(粒度Z=4)よりも粒度が細かいZ=1の5 bitのDAI(例えば、図6を参照)を用いた場合のHARQ-ACKの生成例を示す。すなわち、図10では、CBG単位の粒度でDAIが設定される。
図10では、図9と同様、slot 1〜4の各々において端末200に割り当てられるDLデータのCBG数を、それぞれ、1CBG、2CBG、4CBG、2CBGとする。すなわち、端末200では、9CBGに対するHARQ-ACKが生成される。
基地局100は、各スロットのCBG数が1CBG、2CBG、4CBG、2CBGであるので、各スロットのcounter DAIのDAI値をそれぞれ1、3、7、9に設定する。また、基地局100は、4つのslot 1〜4で送信されるCBG数が1CBG、2CBG、4CBG、2CBGであるので、slot 1〜4のtotal DAIのDAI値を“9”に設定する。これにより、slot 1〜4で送信されるDAI(counter DAI, total DAI)は、それぞれ、(1, 9)、(3, 9)、(7, 9)、(9, 9)となる。
また、図10の場合、端末200は、受信したDAIの値に基づいて、各スロットのDLデータ(1CBG、2CBG、4CBG、2CBG)の受信結果であるHARQ-ACK bit系列をCBG(図9では9CBG)毎に生成する。これにより、図10では、端末200は、bundling window内の9個のCBGに対する9bitのHARQ-ACK bit系列を基地局100へまとめて送信する。
ここで、図9(粒度Z=4)と図10(粒度Z=1)とを比較する。
図9では、DAIのbit数が3 bitであり、HARQ-ACK bit系列のbit数が16 bitである。一方、図10では、DAIのbit数が5 bitであり、HARQ-ACK bit系列のbit数が9 bitである。すなわち、DAIの粒度を粗くした場合には、DCIオーバーヘッドを低減できる一方、UCIオーバーヘッドが増加する。すなわち、DAIの粒度に関して、DCIオーバーヘッドとUCIオーバーヘッドとの間にはトレードオフの関係がある。
そこで、本実施の形態では、DAIの粒度の設定を変更可能とする場合について説明する。例えば、基地局100は、スケジューリング情報等に基づいて、RRCシグナリングを用いてDAIの粒度(Z)を端末200に設定(通知)する。
基地局100のスケジューリング部101は、端末200に対するスケジューリング情報に基づいてDAIの粒度Zを設定する。そして、スケジューリング部101は、設定したDAIの粒度を示す情報をDAI生成部102に出力する。
例えば、端末200に対して、UCI用のリソースが十分に割り当てられているケース、又は、端末200に対して広いカバレッジが必要ないケース(UCIのオーバーヘッドが増加すると、符号化率が高くなりカバレッジが低下するが、セル配置又はユーザ位置等からカバレッジの低下が問題ないケース)では、UCIのオーバーヘッドの増加による影響が小さい。よって、上記ケースでは、基地局100は、端末200に対して粗い粒度のDAI(例えば、図7に示す粒度Z=4のDAI)を設定してもよい。
一方、端末200に対して、UCI用のリソースが十分に割り当てられていないケース、又は、端末200に対して広いカバレッジが必要であるケースでは、UCIのオーバーヘッドの増加による影響が大きい。よって、上記ケースでは、基地局100は、端末200に対して細かい粒度のDAI(例えば、図6に示す粒度Z=1のDAI)を設定してもよい。
設定されたDAIの粒度は、基地局100から端末200へ通知される。
基地局100のDAI生成部102は、スケジューリング部101において設定された粒度Zに基づいてDAIを生成する。
一方、端末200のDAI判定部207は、基地局100から通知された粒度に基づいてDAIの判定を行う。すなわち、DAI判定部207は、通知された粒度の設定に基づいて、通知されるDAIインデックスに対応するDAI値(counter DAI又はtotal DAI)を特定し、特定したDAIに基づいて、HARQ-ACK bit系列を生成する。
このように、本実施の形態によれば、例えば、UCIのオーバーヘッドが増加しても影響が小さい条件であるか否かに基づいてDAIの粒度が設定可能であるため、DAIの粒度を粗くすることによるUCIオーバーヘッドの増加の影響を低減しつつ、DCIのオーバーヘッドを低減できる。
なお、DAIの粒度は、基地局100から端末200へのRRCシグナリング等(明示的なシグナリング)によって設定される場合に限定されず、他のパラメータに応じて暗黙的に通知されてもよい。以下、端末200におけるDAIの粒度の設定例(変更例)について説明する。
<設定例1:接続セル数>
端末200が接続するセルの数(接続セル数)が多い場合には、HARQ-ACKコードブックサイズが多くなり、UCIオーバーヘッド増加の影響が大きくなる。そこで、端末200の接続セル数が閾値以上の場合には細かい粒度のDAI(例えば、図6に示すZ=1)が設定され、接続セル数が閾値未満の場合には粗い粒度のDAI(例えば、図7に示すZ=4)が設定されてもよい。これにより、端末200の接続セル数が多い場合には、UCIオーバーヘッドの増加を抑えることができる。
<設定例2:最大CBG数>
端末200に割り当てられるCBG数が多い場合には、DAIのbit数が増加する。そこで、CBG数が閾値以上の場合には粗い粒度のDAI(例えば、図7に示すZ=4)が設定され、CBG数が閾値未満の場合には細かい粒度のDAI(例えば、図6に示すZ=1)が設定されてもよい。これにより、端末200に割り当てられるCBG数が多い場合でも、粗い粒度のDAIを用いることによりDAIのオーバーヘッド(bit数)を低減できる。
<設定例3:TDD設定>
TDD設定において、ULのリソースが多い場合にはUCIのオーバーヘッド増加の影響は小さい。そこで、TDD設定時のULリソース量が閾値以上の場合には粗い粒度のDAI(例えば、図7に示すZ=4)が設定され、TDD設定時のULリソース量が閾値未満の場合には細かい粒度のDAI(例えば、図6に示すZ=1)が設定されてもよい。これにより、TDD設定において、ULのリソースが多い場合には、UCIのオーバーヘッド増加の影響を抑えつつ、DCIのオーバーヘッドを低減できる。
<設定例4:サービスタイプ>
例えば、サービスタイプとしてURLLCでは信頼性を高める必要があり、UCIの符号化率の低下は好ましくない。そこで、端末200に対するサービスタイプがURLLCである場合には、細かい粒度のDAI(例えば、図6に示すZ=1)が設定され、端末200に対するサービスタイプがURLLC以外のタイプ(例えば、eMBB)である場合には粗い粒度のDAI(例えば、図7に示すZ=4)が設定されてもよい。これにより、例えば、URLLCの場合には、UCIの信頼性を維持し、URLLC以外のサービスタイプではDCIのオーバーヘッドを低減できる。
以上、設定例1〜4についてそれぞれ説明した。このように、DAIの粒度は、端末200の接続セル数、端末200に割り当てられるCBG数、TDD設定、又は、端末200のサービスタイプに応じて変更される。
基地局100のDAI生成部102は、上記設定例に従って、DAIの粒度を暗黙的に決定し、DAIを生成する。また、端末200のDAI判定部207は、上記設定例に従って、DAIの粒度を暗黙的に決定し、DAIの判定を行う。
このように、基地局100及び端末200は、端末200に対して設定されたパラメータに基づいてDAIの粒度を設定することにより、DAIの粒度を通知するためのシグナリングが不要となる。
なお、DAIの粒度を変更する基準は、上記ケースに限定されない。例えば、上述したように、UCIのカバレッジ、ULリソース、UCIの符号化率等に影響を与えるパラメータに基づいて、DAIの粒度が適応的に設定されればよい。
(実施の形態3)
本実施の形態に係る基地局及び端末は、実施の形態1に係る基地局100及び端末200と基本構成が共通するので、図3及び図4を援用して説明する。
本実施の形態では、DAI値の粒度Zを、DAIインデックス間、又は、同一DAIインデックスの異なる周期(実施の形態1のDAI値を計算する式における“j”に対応)によって変わる場合について説明する。
ただし、DAI値は、以下の条件を満たすように設定する必要がある。以下の条件を満たさない場合、端末200がDAI値を誤って解釈する可能性がある。
周期間のDAI値の差 ≧X*(Y+1)
ここで、
X: 最大CBG数
Y: DCI復号誤り連続回数
図11は、本実施の形態に係るDAI(DAIインデックスとDAI値との関係)を示す。図11では、最大CBG数X=8、DCI復号誤り連続回数Y=3とする。
図11において、1周期目(j=0に対応)のDAI値(=0,2,4,6,8,12,20,28)では粒度Z=2,4,8が存在し、2周期目(j=1に対応)のDAI(=32,36,40,44,48,52,56,60)では固定の粒度Z=4となる。
すなわち、図11に示す1周期目において、連続するDAIインデックスの異なる組み合わせ(例えば、“000”及び“001”の組み合わせ(Z=2)と、“011”及び“100”の組み合わせ(Z=4)と、“101”及び“110”の組み合わせ(Z=8))においてDAI値(候補値)の粒度Zは異なる。
また、連続するDAIインデックスにおいて、DAI値(候補値)の1周期目における粒度と、DAI値の2周期目における粒度とは異なる。例えば、DAIインデックス“000”及び“001”の組み合わせにおいて、1周期目のDAI値の粒度は2であり、2周期目のDAI値の粒度は4である。
また、上述したように、同一DAIインデックスにおける周期間(図11では、1周期目と2周期目)のDAI値の差は、32(=8 * (3+1))以上であり、上記条件を満たしている。
図11に示すDAIのパターンは、例えば、HARQ-ACK bit数が少ないケースにおいてUCIオーバーヘッドを低減する用途を想定する。すなわち、図11に示すDAIは、例えば、図7に示すDAI(粒度Z=4で固定)と比較して、DAI値の粒度が細かい範囲を含む分、HARQ-ACK bit系列のbit数を低減し、UCIオーバーヘッドを低減できる。
なお、基地局100及び端末200は、実施の形態1と同様の処理を行う。すなわち、基地局100のDAI生成部102は、例えば、図11のように定義された粒度Zに基づいてDAIを生成する。また、端末200のDAI判定部207は、例えば、図11のように定義された粒度Zに基づいてDAIを判定し、HARQ-ACK生成部208は、例えば、図11のように定義された粒度Zに基づいてHARQ-ACK bit系列を生成する。
次に、本実施の形態に係るDAI通知及びHARQ-ACK生成の具体的な動作例について説明する。
図12は、一例として、実施の形態1の図7に示す粒度Z=4の3 bitのDAIを用いた場合(Config. 1)、及び、本実施の形態の図11に示すDAIを用いた場合(Config. 2)のHARQ-ACKの生成例を示す。
図12では、slot 1〜4の各々において端末200に割り当てられるDLデータのCBG数を、それぞれ、1CBG、2CBG、4CBG、2CBGとする。すなわち、端末200では、9CBGに対するHARQ-ACKが生成される。
Config. 1では、実施の形態1で説明したように、slot 1〜4で送信されるDAI(counter DAI, total DAI)は、それぞれ、(4, 16)、(8, 16)、(12, 16)、(16, 16)となる。また、端末200は、bundling window内の9個のCBGに対して16bitのHARQ-ACK bit系列を基地局100へまとめて送信する。
一方、Config. 2では、基地局100(DAI生成部102)は、各スロットのCBG数が1CBG、2CBG、4CBG、2CBGであるので、図11に示すDAIの粒度に基づいて、各スロットのcounter DAIのDAI値をそれぞれ2、4、8、12に設定する。また、基地局100は、4つのslot 1〜4で送信されるCBG数が1CBG、2CBG、4CBG、2CBGであるので、図11に示すDAIの粒度に基づいて、slot 1〜4のtotal DAIのDAI値を“12”に設定する。これにより、slot 1〜4で送信されるDAI(counter DAI, total DAI)は、それぞれ、(2, 12)、(4, 12)、(8, 12)、(12, 12)となる。
また、Config. 2では、端末200(HARQ-ACK生成部208)は、受信したDAIの値に基づいて、各スロットのDLデータ(1CBG、2CBG、4CBG、2CBG)の受信結果であるHARQ-ACK bit系列をCBG(図12では9CBG)毎に生成する。
ただし、図12に示すように、slot 1のcounter DAI=2であるので、端末200は、slot 1の1CBGのデータに対する1 bitのHARQ-ACK bit系列に、不足分の1 bitのpadding bit(例えば、NACK bit)を付加する。また、図12に示すように、端末200は、slot 2の2CBGのデータに対する2 bitのHARQ-ACK bit系列を生成する。ただし、slot 2のcounter DAI=4であり、slot 1〜2のHARQ-ACK bit系列の合計は4ビットであるので、padding bitは付加されない。同様に、図12に示すように、端末200は、slot 3の2CBGのデータに対する4 bitのHARQ-ACK bit系列を生成する(padding bitは付加されない)。また、図12に示すように、slot 4のcounter DAI=12であるので、端末200は、slot 1〜4に対する10 bitのHARQ-ACK bit系列に、不足分の2 bitのpadding bit(例えば、NACK bit)を付加する。
このようにして、図12では、端末200は、bundling window内の9個のCBGに対して12 bitのHARQ-ACK bit系列を、基地局100へまとめて送信する。
図12において、本実施の形態に係るConfig. 2では、Config. 1(粒度が4に固定の場合)と比較して、DAIのbit数は同一(3bit)であるのに対して、HARQ-ACK bit数が4bit少なくなる。すなわち、UCIのオーバーヘッドを4bit削減できる。
なお、図11では、1周期目のDAI値の粒度を異ならせる場合について説明したが、これに限定されず、2周期目以降のDAI値の粒度を異ならせてもよい。
このように、本実施の形態によれば、DAIの粒度をDAIインデックス又は周期によって変えることにより、DCIのオーバーヘッドを低減しつつ、UCIのオーバーヘッド増加を低減できる。
以上、本開示の実施の形態について説明した。
(他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、counter DAI及びtotal DAIの双方のDAI値の粒度が同一である場合について説明したが、counter DAI及びtotal DAIのDAI値の粒度(又はDAIの生成方法)は互いに異なってもよい。この場合、基地局100及び端末200において、counter DAIの粒度及びtotal DAIの粒度(もしくは生成方法)は個別に設定され、DAI値の生成及び判定は個別に行われる。ただし、counter DAIとtotal DAIとで粒度が異なる値となっても、HARQ-ACK bitの成方法は実施の形態1で説明した方法と同様である。
例えば、total DAIによるpadding bit(生成されたHARQ-ACK bit数がDAI値に合わないために追加するNACK bit)は、bundling windwo内において最後の1回発生する。そこで、counter DAIの粒度に対して、total DAIの粒度を粗く設定することより、追加するpadding bit数の増加を抑え、UCIのオーバーヘッド低減を図ることができる。
図13は、一例として、counter DAI及びtotal DAIの双方の粒度Z=4の各々が3 bitのDAIを用いた場合(Config. 3)、及び、counter DAIの粒度を2(4 bit)とし、total DAIの粒度を4(3 bit)のDAIを用いた場合(Config. 4)のHARQ-ACK bit生成動作例を示す。
Config. 3では、slot 1〜4の各々で送信されるDAIを構成するcounter DAI及びtotal DAIのbit数は合計6 bitであり、bundling window内の9個のCBGに対して生成されるHARQ-ACK bit系列のbit数は16 bitである。
一方、Config. 4では、slot 1〜4の各々で送信されるDAIを構成するcounter DAI及びtotal DAIのbit数は合計7 bitであり、bundling window内の9個のCBGに対して生成されるHARQ-ACK bit系列のbit数は12 bitである。
すなわち、Config. 4では、Config. 3と比較して、DCIのオーバーヘッドが1 bit増加するものの、UCIのオーバーヘッドを4 bit削減できる。すなわち、DCIのオーバーヘッドの増加を抑えつつ、UCIのオーバーヘッドを低減できる。
(2)total DAIは、SPSによるDLデータ受信結果のHARQ-ACK数を含んでもよい。
(3)上記実施の形態では、基地局100から端末200へcounter DAI及びtotal DAIの双方を通知する場合について説明した。しかし、total DAIは通知されなくてもよい。例えば、HARQ-ACKコードブックサイズは、total DAI以外の他の方法によって通知されてもよく、端末200が既知であってもよい。
(4)上記実施の形態において説明した粒度Zの値(例えば、Z=1,2,4,6,8)は一例であって、粒度Zの値は他の値でもよい。例えば、粒度Zの値として、CBG単位の粒度1からTB単位の粒度までの間の何れかの値を設定してもよい。
(5)上位レイヤのシグナリングは、MACのシグナリングに置き換えてもよい。MACのシグナリングの場合、RRCのシグナリングと比較して、端末200への通知頻度を上げることができる。
(6)上記実施の形態1〜3は、単独で適用されてもよく、複数の実施の形態が組み合わせて適用されてもよい。
(7)本開示はソフトウェア、ハードウェア、又は、ハードウェアと連携したソフトウェアで実現することが可能である。上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、部分的に又は全体的に、集積回路であるLSIとして実現され、上記実施の形態で説明した各プロセスは、部分的に又は全体的に、一つのLSI又はLSIの組み合わせによって制御されてもよい。LSIは個々のチップから構成されてもよいし、機能ブロックの一部または全てを含むように一つのチップから構成されてもよい。LSIはデータの入力と出力を備えてもよい。LSIは、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路、汎用プロセッサ又は専用プロセッサで実現してもよい。また、LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。本開示は、デジタル処理又はアナログ処理として実現されてもよい。さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示の端末は、複数の下り制御信号にそれぞれ含まれるパラメータであって、前記複数の下り制御信号によって割り当てられる複数のトランスポートブロックの各々を構成するコードブロックグループの個数に関する前記パラメータに基づいて、前記コードブロックグループ毎の応答信号を生成する回路と、前記コードブロックグループ毎の応答信号をまとめて送信する送信器と、を具備し、前記パラメータの値は、少なくとも、前記コードブロックグループ単位の粒度よりも粗い粒度を用いて設定される。
本開示の端末において、前記パラメータの値は、前記粒度と、前記トランスポートブロック内の前記コードブロックグループ数と、前記下り制御信号に対する復調誤りの発生を許容する回数と、を用いて設定される。
本開示の端末において、前記粒度は変更可能である。
本開示の端末において、前記粒度は、基地局から前記端末へ通知される。
本開示の端末において、前記粒度は、前記端末が接続するセル数、前記端末に割り当てられる前記コードブロックグループ数、TDD(Time Division Duplex)の設定、及び、前記端末のサービスタイプの少なくとも1つに応じて変更される。
本開示の端末において、前記パラメータの複数の候補値には、インデックスが付され、連続する前記インデックスの異なる組み合わせにおいて、前記粒度は異なる。
本開示の端末において、前記パラメータの複数の候補値には、前記複数の候補値の数より少ない個数のインデックスが巡回的に付され、連続する前記インデックスの組み合わせにおいて、前記候補値の第1の周期における前記粒度と、前記候補値の第2の周期における前記粒度とは異なる。
本開示の端末において、前記パラメータは、前記コードブロックグループの累積数及び総数を示し、前記累積数に対する前記粒度と、前記総数に対する前記粒度とは異なる。
本開示の通信方法は、複数の下り制御信号にそれぞれ含まれるパラメータであって、前記複数の下り制御信号によって割り当てられる複数のトランスポートブロックの各々を構成するコードブロックグループの個数に関する前記パラメータに基づいて、前記コードブロックグループ毎の応答信号を生成し、前記コードブロックグループ毎の応答信号をまとめて送信し、前記パラメータの値は、少なくとも、前記コードブロックグループ単位の粒度よりも粗い粒度を用いて設定される。
本開示の一態様は、移動通信システムに有用である。
100 基地局
101 スケジューリング部
102 DAI生成部
103 DCI生成部
104 DCI符号化・変調部
105 データ符号化・変調部
106,210 信号割当部
107,211 送信部
108,201 受信部
109,202 信号分離部
110 UCI復調・復号部
111 HARQ-ACK判定部
200 端末
203 データ復調・復号部
204 データ誤り検出部
205 DCI復調・復号部
206 DCI誤り検出部
207 DAI判定部
208 HARQ-ACK生成部
209 符号化・変調部

Claims (9)

  1. 複数の下り制御信号にそれぞれ含まれるパラメータであって、前記複数の下り制御信号によって割り当てられる複数のトランスポートブロックの各々を構成するコードブロックグループの個数に関する前記パラメータに基づいて、前記コードブロックグループ毎の応答信号を生成する回路と、
    前記コードブロックグループ毎の応答信号をまとめて送信する送信器と、
    を具備し、
    前記パラメータの値は、少なくとも、前記コードブロックグループ単位の第2の粒度よりも粗い第1の粒度を用いて設定される、
    端末。
  2. 前記パラメータの値は、前記第1の粒度と、前記トランスポートブロック内の前記コードブロックグループ数と、前記下り制御信号に対する復調誤りの発生を許容する回数と、を用いて設定される、
    請求項1に記載の端末。
  3. 前記第1の粒度は変更可能である、
    請求項1に記載の端末。
  4. 前記第1の粒度は、基地局から前記端末へ通知される、
    請求項3に記載の端末。
  5. 前記第1の粒度は、前記端末が接続するセル数、前記端末に割り当てられる前記コードブロックグループ数、TDD(Time Division Duplex)の設定、及び、前記端末のサービスタイプの少なくとも1つに応じて変更される、
    請求項3に記載の端末。
  6. 前記パラメータの複数の候補値には、インデックスが付され、
    連続する前記インデックスの異なる組み合わせにおいて、前記第1の粒度は異なる、
    請求項1に記載の端末。
  7. 前記パラメータの複数の候補値には、前記複数の候補値の数より少ない個数のインデックスが巡回的に付され、
    連続する前記インデックスの組み合わせにおいて、前記候補値の第1の周期における前記第1の粒度と、前記候補値の第2の周期における前記第1の粒度とは異なる、
    請求項1に記載の端末。
  8. 前記パラメータは、前記コードブロックグループの累積数及び総数を示し、
    前記累積数に対する前記第1の粒度と、前記総数に対する前記第1の粒度とは異なる、
    請求項1に記載の端末。
  9. 複数の下り制御信号にそれぞれ含まれるパラメータであって、前記複数の下り制御信号によって割り当てられる複数のトランスポートブロックの各々を構成するコードブロックグループの個数に関する前記パラメータに基づいて、前記コードブロックグループ毎の応答信号を生成し、
    前記コードブロックグループ毎の応答信号をまとめて送信し、
    前記パラメータの値は、少なくとも、前記コードブロックグループ単位の第2の粒度よりも粗い第1の粒度を用いて設定される、
    通信方法。
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