JP2020530221A - 無線通信ネットワークにおけるネットワークノードおよび方法 - Google Patents

無線通信ネットワークにおけるネットワークノードおよび方法 Download PDF

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Abstract

伝送用無線リソースを計画するための、ネットワークノードによって行われる方法が提供される。ネットワークノードは、無線デバイスが同じひとつ以上のアクセスポイントによって常に担当されることを含む固定であることを確立する(301)。ネットワークノードは、無線デバイスのIDと、ネットワークノードと無線デバイスとの間の伝送のために用いられる関連パラメータと、を含む設定を取得する(302)。パラメータは、無線デバイスを担当するひとつ以上のアクセスポイントのIDを含む。パラメータはさらに、以下のうちの任意のひとつ以上を含む:ネットワークノードと無線デバイスとの間の伝送についての、時刻および周期性。設定に基づいて、ネットワークノードは、ネットワークノードと任意の無線デバイスとの間の後の伝送のために、ネットワークノードで利用可能な無線リソースを計画する(303)。【選択図】図3

Description

典型的な無線通信ネットワークでは、無線通信デバイス、移動局、局(STA)、および/またはユーザ機器(UE)としても知られる無線デバイスはWiFiネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)などのローカルエリアネットワークを介して1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。RANは、ビームまたはビームグループとも呼ばれるサービスエリアまたはセルエリアに分割される地理的エリアをカバーし、各サービスエリアまたはセルエリアは、無線アクセスノード(たとえば、Wi−Fiアクセスポイントまたは無線基地局(RBS)など)などの無線ネットワークノードによって担当され、いくつかのネットワークでは、たとえば、5Gで示されるノードB、eNodeB(eNB)、またはgNBと呼ばれることもある。サービスエリアまたはセルエリアは、無線カバレッジが無線ネットワークノードによって提供される地理的エリアである。無線ネットワークノードは、無線ネットワークノードの範囲内の無線デバイスと、無線周波数で動作するエアインターフェースを介して、通信する。
第4世代(4G)ネットワークとも呼ばれるエバルブドパケットシステム(EPS)の仕様は第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内で完了しており、この作業は例えば、第5世代(5G)ネットワーク(5Gニューラジオ(NR)とも称される)を指定するために、来るべき3GPPリリースにおいて継続する。EPSは、ロングタームエボリューション(LTE)無線アクセスネットワークとしても知られる発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)コアネットワークとしても知られる発展型パケットコア(EPC)と、を含む。E−UTRAN/LTEは、無線ネットワークノードが3Gネットワークで用いられるRNCにではなくEPCコアネットワークに直接接続される3GPP無線アクセスネットワークの変形である。一般に、E−UTRAN/LTEでは、3GのRNCの機能は、無線ネットワークノード、例えば、LTEにおけるeNodeB、とコアネットワークとの間で分散される。したがって、EPSのRANは、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続された、すなわちRNCに接続されていない、無線ネットワークノードを備える本質的に「フラット」なアーキテクチャを有する。これを補償するために、E−UTRAN仕様は無線ネットワークノード間の直接インタフェースを定義し、このインタフェースはX2インタフェースと呼ばれる。
マルチアンテナ技術は、無線通信システムのデータレートおよび信頼性を顕著に増大させうる。送信器および受信器の両方が複数のアンテナを備える場合、すなわち複数入力複数出力(MIMO)通信チャネルが実現する場合、性能が特に改善する。そのようなシステムおよび/または関連技術はMIMOと総称される。
ピークインターネット接続速度の高速化に加えて、5G計画は、現在の4Gよりも高い容量を目指し、それにより、エリア単位当たりのモバイルブロードバンドユーザの数をより多くすることを可能にし、月当たりおよびユーザ当たりのギガバイト単位のより高いまたは無制限のデータ量の消費を可能にすることを目指す。このため、Wi−Fiホットスポットの範囲外にある場合、人口の大部分が、モバイル端末を使って1日何時間も高精細なメディアをストリームすることが可能になる。5Gの研究開発はまた、4G機器よりも低コスト、低バッテリ消費、および低レイテンシを目指して、物のインターネット化としても知られている、機械間通信の改善されたサポートを目指している。
3GPP Release−13は、狭帯域物のインターネット化(NB−IoT)と名付けられた新しい無線アクセス技術を定義する。NB−IoTは主に、メータおよびセンサなどの低スループット、遅延耐性アプリケーションのために定義される。これは、180kHzの帯域幅でちょうど10kbpsのデータレートを可能にし、深いカバレッジを提供することができる。NB−IoTは既存のLTEバンド内、2つの通常のLTEキャリア間のガードバンド内に展開され、または再開拓されたGSM、2:第2世代/ジェネラルパケット無線サービス(2G/GPRS)スペクトルへの容易な移行経路を提供するスタンドアローンモード内に展開されうる。
NB−IoT技術は180kHz帯域幅の周波数帯域を占有し、これは、LTE伝送における1つのリソースブロックに対応する。減少したチャネル帯域幅のために、ほとんどの物理チャネルは、以下のように再設計されている:狭帯域プライマリ同期信号および/または狭帯域セカンダリ同期信号(NPSS/NSSS)、狭帯域物理報知チャネル(NPBCH)、狭帯域基準信号(NRS)、狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル(NPDCCH)。図1のNB−IoT物理リソースブロック(PRB)の例を参照する。x軸は時刻を表し、Y軸はインバンド周波数を表す。
NPDCCH (CCE1)は垂直ストライプによってマークされ、ここで、CC1は制御チャネル要素である。
NPDCCH (CCE2)は右に傾斜した斜めのストライプによってマークされ、ここで、CC2は制御チャネル要素である。
NRSポート0は正方形によってマークされ、
NRSポート1は左傾斜対角ストライプによってマークされ、
LTEセル固有基準信号(CRS)は水平ストライプによってマークされ、
LTE物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)はドットによってマークされる。
異なる無線状態に対処するために、異なるカバレッジ拡張レベルが定義されている。典型的には、3つのカバレッジエンハンスメント(CE)レベル、CEレベル0からCEレベル2、がある。CEレベル0は通常のカバレッジに対応し、CEレベル1および2は拡張カバレッジ領域に対応する。CEレベル2は、カバレッジが非常に悪いと仮定される場合の、最も遠い拡張カバレッジである。さまざまなCEレベルの主な影響は、特にCE2についてはメッセージを数回繰り返す必要があることである。RP−170732、「New WI on Dransh NB−IoT enhancements」(RAN #75)を参照。
NB−IoTが目指すユースケースのいくつかは:
・スマートメータリング(電気・ガス・水道)
・住宅・商業施設の侵入警報器・火災警報器
・街灯、ゴミ箱などのスマートシティインフラ
・溶接機、エアコンプレッサ等の工業用機器接続。
本明細書の実施の形態を発展させる一部として、まず、課題が特定され、議論される。
上記のユースケースから、ほとんどのユースケースにおいて、UEの大部分は静止している、例えば、壁に取り付けられる、または半静止している(例えば、窓の開閉時を判定するための窓上のセンサ)ことが明らかである。NB−IoTのRelease−15拡張作業項目は、固定の地理的静止位置を有する静止または半静止UEの電力消費を節約することを主に試みる緩和的監視を導入した。このように、3gppの標準化作業は、固定され、移動しないUEのためのNB−IoTの性能を最適化するために進行中である。
NB−IoTキャリアの帯域幅が限られている、すなわち180kHzのため、リソースの利用可能性は限られている。さらに、無線信号が地下室等の深部に位置するメータ/センサに到達しなければならないという要件は、データを数回繰り返す必要があるので、リソースにさらなる制約を課す。
そのような場合、限られた利用可能なリソースの効率的な利用を管理するために、スマートソリューションが必要とされる。通信ネットワーク(NW)、例えば、アクセスポイント又はモビリティ管理エンティティ(MME)のようなネットワークノードが、必要とされるリソースの量、及び、例えば、トラフィックタイプの優先度を特定することができる場合、よく準備し、明確な無線リソース管理スキームを提示することができる。さらに、ネットワークノードなどのNWは、要件に基づいて、そのようなデバイスのデータスケジューリングを調整することができる。
したがって、現在の解決策に伴う課題は、NWがどれだけのリソースが必要であるかを事前に認識しておらず、したがって、NWは事前にリソース計画を実行することができないことである。
したがって、本明細書の実施の形態の目的はたとえば、NB IoT、拡張マシンタイプ通信(eMTC)、キャリア、またはロングタームエボリューションカテゴリM1(Cat−M)などの無線通信ネットワークの性能を改善することである。
本明細書の実施の形態の第1の態様によると、伝送用無線リソースを計画するための、ネットワークノードによって行われる方法によって目的が達せられる。
ネットワークノードは、無線デバイスが同じひとつ以上のアクセスポイントによって常に担当されることを含む固定であることを確立する。
ネットワークノードは、無線デバイスのIDと、ネットワークノードと無線デバイスとの間の伝送のために用いられる関連パラメータと、を含む設定を取得する。パラメータは、無線デバイスを担当するひとつ以上のアクセスポイントのIDを含む。パラメータはさらに、以下のうちの任意のひとつ以上を含む:ネットワークノードと無線デバイスとの間の伝送についての、時刻および周期性。
設定における利用可能な情報などの設定に基づいて、ネットワークノードは、ネットワークノードと任意の無線デバイスとの間の後の伝送のために、ネットワークノードで利用可能な無線リソースを計画する。
本明細書の実施の形態の第2の態様によると、伝送用無線リソースを計画するためのネットワークノードによって目的が達せられる。ネットワークノードは以下を行うよう構成される:
−無線デバイスが同じひとつ以上のアクセスポイントによって常に担当されることを含む固定であることを確立すること。
−無線デバイスのIDと、ネットワークノードと無線デバイスとの間の伝送のために用いられる関連パラメータと、を含む設定を取得すること。パラメータは、無線デバイスを担当するひとつ以上のアクセスポイントのIDを含む。パラメータはさらに、以下のうちの任意のひとつ以上を含む:ネットワークノードと無線デバイスとの間の伝送についての、時刻および周期性。
−設定における利用可能な情報などの設定に基づいて、ネットワークノードと任意の無線デバイスとの間の後の伝送のために、ネットワークノードで利用可能な無線リソースを計画すること。
本明細書の実施の形態の例は、添付の図面を参照してより詳細に説明される。
従来技術を示す概略図である。 無線通信ネットワークの実施の形態を示す概略ブロック図である。 ネットワークノードにおける方法の実施の形態を示すフローチャートである。 ネットワークノードの実施の形態を示す概略ブロック図である。 本明細書の実施の形態を示すシグナリング図である。 本明細書の実施の形態を示すシグナリング図である。 実施の形態を示す概略ブロック図である。 中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークを概略的に示す。 基地局を介して部分的に無線の接続を介してユーザ装置と通信するホストコンピュータの一般化されたブロック図である。 図10〜図13は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 図10〜図13は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 図10〜図13は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 図10〜図13は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。
本明細書の実施の形態は、一般に無線通信ネットワークに関する。図2は、本明細書の実施の形態が実装されうる無線通信ネットワーク100を示す概略図である。無線通信ネットワーク100は、1つまたは複数のRANおよび1つまたは複数のCNを備える。無線通信ネットワーク100は、いくつかの可能な実装を挙げると、NB−IoT、CAT−M、Wi−Fi、eMTC、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE−Advanced、5G、ニューラジオ(NR)、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、(グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション/エンハンストデータレートフォーGSMエボリューション(GSM/EDGE)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMax)、またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)などの多数の異なる技術を用いてもよい。
無線通信ネットワーク100では無線デバイス、たとえば、第1のUE120とも呼ばれる無線デバイス120は固定され、第2の無線デバイス122とも呼ばれるいくつかの他の無線デバイス122も含む固定無線デバイスのグループに含まれ得る。本明細書で使用されるとき、固定無線デバイスという用語は、無線デバイス120、122が常に、例えば、同じ1つまたは複数のセルなどの同じ1つまたは複数のアクセスポイントによって担当されることを意味し、これは例えば、壁に取り付けられた「静的(Stationary)」とも呼ばれ、または例えば、窓の開閉時を決定するための窓に設けられたセンサなどの「準静的(Semi−Stationary)」デバイスとも呼ばれる。
「同じ1つまたは複数のアクセスポイントによって担当される」という表現は、本明細書で使用される場合、たとえば、「同じ位置にある少なくとも1つまたは複数のアクセスポイントによって担当される」ことを意味することがある。
無線デバイス120、122はそれぞれ、例えば、移動局、非アクセスポイント(非AP)STA、STA、ユーザ機器および/または無線端末、NB−IoTデバイス、eMTCデバイスおよびCAT−Mデバイス、WiFiデバイス、LTEデバイス、およびNRデバイスであってもよく、1つまたは複数のアクセスネットワーク(AN)、例えばRANを介して1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。「無線デバイス」は任意の端末、無線通信端末、ユーザ機器、デバイスツーデバイス(D2D)端末、またはノード、たとえば、スマートフォン、ラップトップ、携帯電話、センサ、リレー、モバイルタブレット、またはセル内で通信する小型基地局さえをも意味する非限定的な用語であることを当業者は理解されたい。
第1のネットワークノード110とも呼ばれるネットワークノード110などのネットワークノードは無線通信ネットワーク100内で動作し、サービスエリア11、サービスエリア12、サービスエリア13、およびサービスエリア14などの1つまたは複数の地理的エリアにわたって無線カバレッジを提供する。これらのサービスエリアは拡張カバレッジ領域に対応する、例えば、上述のCEレベル0、CEレベル1、および/または2のような差分CEレベルを有する可能性がある。これらは、5G、LTE、Wi−Fi、NB−IoT、CAT−M、Wi−Fi、eMTCまたはその類似物などの無線アクセス技術(RAT)のビームまたはビームグループとも呼ばれる。ネットワークノード110は送受信ポイント、例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイントまたはアクセスポイントステーション(AP STA)のような無線アクセスネットワークノード、アクセスコントローラ、基地局、例えば、ノードBのような無線基地局、エバルブドノードB(eNB、eNode B)、gNB、基地送受信局、無線リモートユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信構成、スタンドアロンアクセスポイント、または、例えば、使用される無線アクセス技術および用語に応じて、ネットワークノード110によって担当されるサービスエリア内の無線デバイスと通信することができる任意の他のネットワークユニットであってもよい。ネットワークノード110は、サービング無線ネットワークノードと呼ばれてもよく、無線デバイス120、122へのダウンリンク(DL)送信と、無線デバイス120、122からのアップリンク(UL)送信とを用いて、無線デバイス120、122と通信する。
第2のネットワークノード130とも呼ばれるネットワークノード130などのさらなるネットワークノードは、無線通信ネットワーク100内で動作する。ネットワークノード130は、LTEアクセスネットワークのための制御ノードであるMME、サービングゲートウェイ(SGW)、およびパケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)であってもよい。MMEは、とりわけ、再送信を含む追跡およびページング手順を担当する。
本明細書の実施の形態による方法は例えば、eNBのようなネットワークノード110のいずれかによって、または、例えば、MMEのようなネットワークノード130によって実行されてもよい。したがって、本明細書の実施の形態による方法は、ネットワークノード110、130と呼ばれるネットワークノードによって実行することができる。
例えば、無線通信ネットワーク110における送信のための無線リソースを計画するための方法は、ネットワークノード110、130によって実行される。代替として、例えば、図2に示されるようなクラウド140に含まれる分散ノード(DN)および機能性は、方法を実行するために、または方法を部分的に実行するために使用されてもよい。
本明細書における実施の形態は例えば、NB−IoT、無線リソース管理、スケジューリング、ランダムアクセス、ページング、および固定UEを参照することができる。
本明細書の実施の形態によれば、無線デバイスは例えば、以下の2つの特性によって特徴付けることができる。
a) 無線デバイス120は例えば静的または準静的のように固定されている。例えば、無線デバイス120は1つの固定セルによって担当されてもよく、無線デバイス120は同じセル内に残ることができ、または無線デバイス120は、同じ場所にある少なくとも1つまたは複数のアクセスポイントによって担当されてもよい。
b) 無線デバイス120は例えば、毎時1回、毎日1回、または毎月1回、周期的なデータ生成を使用する。
上記のプロパティは、無線リソース管理(RRM)アルゴリズムへの入力として使用することができる。RRMアルゴリズムは本明細書で使用される場合、主に、サービス品質(QoS)、UE差分を考慮し、スケジューラに入力を提供するリソースプランナである。静的構成は、ネットワークノード110、130、例えばeNBなどのアクセスポイントやMME、に存在し、静的構成は例えば、固定無線デバイス、その場所、データ生成間隔、および優先度などを定義する。この構成はRAN、例えば、eNBなどのネットワークノード110、におけるRRMアルゴリズムに対するガイドとして、リソースを計画するために使用され得る。MMEなどのネットワークノード130において構成が行われる場合、必要なパラメータは、MMEなどのネットワークノード130からeNBなどのネットワークノード110にページングメッセージを介して送信され得る。
本明細書のいくつかの例は、一日の異なる時間にわたって、ランダムアクセスプリアンブル、NB−IoT物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)、およびスケジューリングリソースを暫定的に変更し、予約することができる機能を提供する。あるいは、オペレータは、利用可能なリソースが効率的に利用され得るように、そのような無線デバイス120の挙動を調整するために、サービスプロバイダと協力してもよい。
本明細書の実施の形態の利点は、以下を含みうる:
・無線デバイス120は固定されているので、MMEなどのネットワークノード130は、本明細書の実施の形態による構成を使用して、セルアイデンティティ(Cell Id)に基づいて無線デバイス120を追跡することができる。したがって、将来のページングをセルIdに向けることによって、ページング容量を最小化することができる。
・NB−IoTセルによってサポートされている特定の産業/工場/病院が保証された性能及びカスタマイズされたサービスを得たいと望む場合には、このような要求を満たすために、本実施の形態に従った構成を使用することができる。
・特定のプリアンブル(NPRACHリソース)は、本明細書の実施の形態による構成から、高優先順位の無線デバイス、例えば、無線デバイス120がシステムにアクセスしようとしていることが分かると、予約されるか、または事前に割り当てられることができる。
・タイミングアドバンス(TA)は、ランダムアクセス応答メッセージにおけるネットワークノード110、130から無線デバイス120への、本明細書の実施の形態による構成におけるパラメータのうちの1つとすることができる(3gpp,36.321v30「Medium Access Control (MAC) protocol specification」、2017−06を参照されたい)。静的無線デバイスまたは準静的無線デバイスなどの固定無線デバイス(たとえば無線デバイス120)の場合、eNBなどのネットワークノード110、130は事前にTAを構成することができ、したがって、各ランダムアクセス手順の値を計算するためにeNBで必要とされる処理労力を低減する。
・スケジューリングリソース(UL/DL)は優先順位付けされたユーザ(工業バルブ/センサ)、例えば、無線デバイス120、に予め割り当てられてもよく、そのデータ生成周期は既知であり、ネットワークノード110、例えば、本明細書の実施の形態によるeNBにおいて構成されている。
・本明細書の実施の形態による構成は、それが無線通信ネットワーク100のようなNWにアクセスしようとしている高優先度ユーザ(例えば無線デバイス120)を知っている場合、低優先度ユーザをブロックするためにさらに使用されてもよい。
本明細書の実施の形態は、主としてNB−IoTデバイスで例示されるが、CAT−M、LTE、WiFiまたはNRキャリアのような他の無線アクセス技術によってサービスが提供される他の無線デバイスにも適用可能である。
以下において、本明細書の実施の形態は、例示的な実施の形態によって例示される。これらの実施の形態が相互に排他的でないことは留意されるべきである。1つの実施の形態からのコンポーネントは別の実施の形態に存在すると暗に仮定することができ、これらのコンポーネントを他の例示的な実施の形態でどのように使用することができるかは、当業者には明らかであろう。
さらに、当業者は、主に同等の機能を有する以下の実施の形態のいくつかの実現があることに留意されたい。
さらに、メッセージ名、パラメータ、情報要素、およびフィールド名は本明細書のなかで変化することがあり、これは、本明細書で説明される実施の形態が主な機能および/または使用が同じである限り、依然として適用されることを暗示することに留意されたい。
ここで、いくつかの例示的な実施の形態をより詳細に説明する。
本明細書のいくつかの実施の形態の動作
ネットワークノード110,130によって実行される方法、例えば、NB−IoT、eMTC、LTE、WiFi、またはNRキャリアなどを介した伝送用の無線リソースを計画するための方法、の実施の形態を示すフローチャートの例示的な実施の形態が図3に示され、さらに以下に詳しく説明される。この方法は以下の動作のうちの1つまたは複数を含むことができ、これらの動作は、任意の適切な順序で行うことができる。
まず、動作について簡単に説明する:
動作301では、ネットワークノード110、130は、無線デバイス120が固定であることを確立する。固定である、とは同じひとつ以上のアクセスポイント(例えば、同じひとつ以上のセル)によって常に担当されることを意味する。
動作302では、ネットワークノード110、130は設定を取得する。設定は、無線デバイス120のIDと、ネットワークノード110と無線デバイス120との間の伝送のために用いられる関連パラメータと、を含む。該パラメータは:無線デバイス120を担当するひとつ以上のアクセスポイントおよび/またはセルのIDと、ネットワーク110と無線デバイス120との間の伝送のための時刻および周期性のうちの任意のひとつ以上と、を含む。
動作303では、設定に基づいて、ネットワークノード110、130は、ネットワークノード110と任意の無線デバイス120、122との間の例えばNB−IoTキャリアやeMTCキャリアやCat−MキャリアやLTEやWiFiやNRキャリアを介した後の伝送のために、ネットワークノード110で利用可能な無線リソースを計画してもよい。
動作301
ネットワークノード110、130は、無線デバイス120が同じひとつ以上のアクセスポイント(例えば、同じひとつ以上のセル)によって、または同じ位置にある少なくともひとつ以上のアクセスポイントによって、常に担当されることを含む固定であることを確立する。
ある実施の形態では、無線デバイス120が固定であることを確立することが、さらに、無線デバイス120が、NB−IoTデバイス、eMTCデバイス、CAT−Mデバイス、WiFiデバイス、LTEデバイス、およびNRデバイスのうちの任意のひとつ以上であることを確立すること含む。
動作302
ネットワークノード110、130は設定を取得する。設定は、無線デバイス120のIDと、ネットワークノード110、130と無線デバイス120との間の伝送のために用いられる関連パラメータと、を含む。パラメータは、無線デバイス120を担当するひとつ以上のアクセスポイントのIDを含む。パラメータはさらに、以下のうちの任意のひとつ以上を含む:ネットワークノード110、130と無線デバイス120との間の伝送についての、時刻および周期性。
パラメータはさらに、以下のうちの任意のひとつ以上を含んでもよい:タイミングアドバンス、TA、値、サービス品質、優先度、および専用リソース必要性。
ある実施の形態では、無線デバイス120が固定無線デバイス120、122のグループに含まれており、パラメータがさらに、固定無線デバイス120、122のグループのIDを含む。
これらの実施の形態のいくつかでは、固定無線デバイス120、122のグループ内の無線デバイス120のUL伝送を測定することによってTA値が取得されてもよい。さらに、TA値が固定無線デバイス120、122のグループ内の全ての無線デバイスに、例えば固定無線デバイス120、122のグループ内の個々別々の無線デバイスについて測定を繰り返すことなしに、適用されてもよい。
これらの実施の形態の代替として、固定無線デバイス120、122のグループ内の無線デバイスのいずれかからTA値が取得されてもよい。これらの実施の形態では、TA値は、無線デバイス120の正確な地理的位置が、システム情報、SI、で報知されるTA値にマッピングされることに基づいてもよい。
動作303
設定のなかの利用可能な情報などの設定に基づいて、ネットワークノード110、130は、ネットワークノード110、130と任意の無線デバイス120、122との間の例えばNB−IoTキャリアやeMTCキャリアやCat−MキャリアやLTEやWiFiやNRキャリアを介した後の伝送のために、ネットワークノード110で利用可能な無線リソースを計画する。
ある実施の形態では、ネットワークノード110、130において利用可能な無線リソースを計画することが、ランダムアクセス、ユーザデータのスケジューリング、およびページングメッセージのうちの任意のひとつ以上についてリソース消費を最適化することを含んでもよい。例えば、ランダムアクセス、ユーザデータのスケジューリング、およびページングメッセージオーバヘッドのさらなる最小化のうちの任意の1つまたは複数のために無線リソース消費を事前に割り当てることなどである。
動作304
ある実施の形態では、ネットワークノード110、130は、固定無線デバイス120、122のグループ内の他の無線デバイス120、122に対して、固定無線デバイス120、122の同じグループ内の他の無線デバイス120、122について用いられるべき取得されたTA値を、示す。
動作305
ある実施の形態では、ネットワークノード110、130は、無線デバイス120、122によって用いられるべきプリアンブルランダムアクセス(NPRACHプリアンブル)などのアップリンクリソースを、無線デバイス120、122に対して、示す。
動作306
ある実施の形態では、ネットワークノード110、130は、アプリケーションレイヤに、無線デバイス120が固定無線デバイスであることを示す。アプリケーションレイヤはアプリケーションにおけるものであってもよく、当該アプリケーションがクラウド140およびオペレータの専用サーバのうちのいずれかで実行されており、当該アプリケーションは、クラウド140および専用サーバのうちのいずれかのオペレータが、無線デバイス120にセンサをインストールすることおよび/または無線デバイス120から測定を取得することを可能とする。
例えば、送信用の無線リソースを計画するための方法動作を実行するために、ネットワークノード110、130は図4に示される構成を備えることができる。ネットワークノード110、130は例えば、確立モジュールと、取得モジュールと、計画モジュールと、を備えることができる。ネットワークノード110、130は、第1提示モジュール440および第2提示モジュール450をさらに備えることができる。
また、当業者であれば、上述のネットワークノード110、130内のモジュールはアナログ回路とデジタル回路との組み合わせ、および/または、上述のプロセッサなどの対応する1つまたは複数のプロセッサによって実行される場合の、例えばネットワークノード110、130内に格納されたソフトウェアおよび/またはファームウェアで構成された1つまたは複数のプロセッサ、を指すことができることを理解するのであろう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含めることができ、または、個々にパッケージされているか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされているかにかかわらず、いくつかのプロセッサおよび各種デジタルハードウェアをいくつかの別個のコンポーネントの間で分散させることができる。
ネットワークノード110、130は、無線デバイス120、122と通信するように構成された入出力インタフェースを備えることができる。入出力インタフェースは、無線受信器(図示せず)および無線送信器(図示せず)を備えることができる。
本明細書の実施の形態は、本明細書の実施の形態の機能および動作を実行するための対応するコンピュータプログラムコードとともに、図4に示されるネットワークノード110、130内の処理回路のプロセッサなど、対応するプロセッサまたは1つまたは複数のプロセッサを介して実装され得る。上述のプログラムコードは例えば、ネットワークノード110、130にロードされたときに本明細書の実施の形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態で、コンピュータプログラム製品として提供されてもよい。そのようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形であってもよい。しかしながら、メモリスティックのような他のデータキャリアでも実現可能である。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、ネットワークノード110、130にダウンロードされてもよい。
ネットワークノード110、130は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリをさらに備えることができる。メモリは、ネットワークノード110、130内のプロセッサによって実行可能なインストラクションを含む。
メモリは、ネットワークノード110、130において実行されるときに本明細書の方法を実行するための、データや設定やアプリケーションなどを格納するために使用されるよう構成される。
いくつかの実施の形態では、対応するコンピュータプログラムは、対応する少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときにネットワークノード110、130の少なくとも1つのプロセッサに上記の動作を実行させるインストラクションを含む。
ある実施の形態では、対応するキャリアは対応するコンピュータプログラムを含み、キャリアは電気信号、光学信号、電磁気信号、磁気信号、電場信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読ストレージ媒体のうちのひとつである。
例えば、1時間毎、1日毎、1週間毎など周期的にデータを送信する、例えば、静的及び/又は準静的NB−IoTデバイスなどの固定無線デバイス120の場合、無線デバイス120が一旦アクティブになると、例えば、eNBのようなネットワークノード110、130内のリソース消費を最適化するために利用され得るパラメータの集合を事前に設定することが可能である。
以下の表は、固定無線デバイス120用に設定され得るいくつかのパラメータを列挙する。それはまた、パラメータがどのように設定され得るかのいくつかの例を提供する。
Figure 2020530221
これは、同じ地理的位置を有するUEのグループであり得ることに留意されたい。UEのグループは例えば、無線デバイス120を備えることができる。
本明細書の実施の形態による設定は、無線デバイス120などの無線デバイスごとに、たとえばMME内および/または無線デバイス120を担当するeNB内などのネットワークノード110、130内に保持され得る。例えば、固定無線デバイス120を定義する静的構成、その位置、データ生成間隔、および優先順位などを保持することができ、あるいは、構成内のデータを、機械学習アルゴリズムまたは他の入力を使用して無線デバイス120の挙動に基づいて動的に更新することができる。
情報がMMEなどのネットワークノード130に格納されている場合、関連パラメータは、S1−APページングメッセージ[4]で、またはS1−AP初期コンテキスト設定要求メッセージでネットワークノード110 eNBに送信されてもよい。3GPP,36.413v30「S1 Application Protocol 」,2017−06を参照されたい。この目的のために、S1−APメッセージは、新しいIE、例えば無線デバイス120のTA、や無線デバイス120が属する静的/準静的グループや無線デバイス120の優先度などで拡張されてもよい。
情報が例えばeNBのようなネットワークノード110に保持される場合、情報は、好ましくは例えばIMSIのような無線デバイス120のIDに関連付けられる。IMSIを含むS1−APページングメッセージを受信すると、ネットワークノード110は、このIMSIに関連する無線デバイス120固有の設定を取り出すことができる。
上記の設定データは、以下でより詳細に説明するように、様々な目的のために、ランダムアクセス(A)、ユーザデータのスケジューリング(B)、ページング(C)、およびNB−IoT固定デバイスの使用(D)のためのリソース消費を最適化するために、例えばeNBまたはMMEなどの第1のネットワークノード110および第2のネットワークノード130によって使用され得る。
A) ランダムアクセス手順
本明細書の実施の形態による設定におけるTA値は、固定無線デバイス120、122のグループ内の1つの無線デバイス、たとえば無線デバイス120のUL送信を測定することから取得され得る。次に、TA値は、個々の無線デバイスごとに測定を繰り返すことなく、このグループ内のすべての無線デバイスに適用され得る。
実施の形態のうちの1つでは、TAがUL送信なしで推定され得る。この実施の形態では、これは例えば、全地球測位システム(GPS)、観測到着時間差(OTDOA)などを使用した正確な測位を使用することによって実行される。無線デバイス120は、SI(システム情報)で報知されたTAへの地理的位置のマッピングを使用して、その位置をTA値Raにマッピングし、したがって、UL送信なしにそのTAを推定することができる。次に、無線デバイス120は、この推定されたTAをネットワークノード110、130に送信することができる。
実施の形態のうちの1つでは、eNBなどのネットワークノード110、130は設定されたTAを使用して、ランダムアクセス(RA)手順中のTAの推定を改善することができ、設定された更新値は特定の持続時間/カウントまで、後続のランダムアクセス手順のために再使用され得る:
○機械学習ベースの推定技術は、設定されたTAの更新値を保持するために、ネットワークノード110、130によって使用され得る。新しい設定された値は、古い設定された値およびRA手順から導出された値を考慮に入れることができる。
○新しい設定された値=(古い設定された値、RA手順からの推定値)。
○同期の問題がある場合、またはある時間および/またはカウントが経過した後にのみ、eNBなどのネットワークノード110、130はTAを評価することができ、そうでない限りは設定された値に依存することとなり、これにより、eNB処理容量などのネットワークノード110、130の節約が実現される。
一例では、eNBなどのネットワークノード110、130は、静的または準静的無線デバイス120、122の同じグループ内の任意の無線デバイスから、上記のような本明細書の実施の形態によるTA値を取得し、たとえばページング、SI、または専用シグナリングを介して、同じグループ内の他の無線デバイス120、122のために使用されるべき推定TA値を示すことができる。これは、ネットワークノード110、130が各無線デバイス120、122のTAを計算する必要がないので、有利である。しかしながら、ネットワークノード110、130はTAをさらに微調整するために、近似アルゴリズムおよび推定技法を適用することができる。
実施の形態の1つでは、eNBなどのネットワークノード110、130は例えば、ページングまたは同様のメカニズムを使用し、TA値と、ランダムアクセス手順に使用するプリアンブルなどのランダムアクセスリソースとを指定することによって、静的または準静的無線デバイス120、122のグループに情報を送出する。これは、いかなる競合もないことが保証されたサービスを可能にし、ULパケットが同期するためのメカニズムを提供するので、有利である。
実施の形態のうちの1つでは、eNBなどのネットワークノード110、130は、本明細書の実施の形態による設定または以前の推定から取得されたTA値と、ランダムアクセス手順のために使用するランダムアクセスリソースとを指定する情報を、静的または準静的無線デバイス120、122のグループに送出することができる。以前のTAまたは設定されたTAを適用することは、複雑なTA計算の実行を回避する。さらに、どのランダムアクセスプリアンブルを使用するかに関する知識は、競合のないランダムアクセス手順を提供する。
実施の形態のうちの1つでは、eNBなどのネットワークノード110、130は、本明細書の実施の形態による以前に使用されたTA値が依然として有効であることを、ページング、SI、または専用シグナリングのいずれかを介して無線デバイス120、122に示すことができる。これは、TA値の計算を回避することができるので有益である。
実施の形態のうちの1つでは、eNBなどのネットワークノード110、130は、以前のランダムアクセスリソース(NPRACHプリアンブル)が依然として有効であり使用可能であることを、ページング、SI、または専用シグナリングのいずれかを介して無線デバイス120、122に示すことができる。これは、いかなる競合もないことを保証されたサービスを可能にするので、有用である
実施の形態のうちの1つでは、MMEなどのネットワークノード110、130はULデータによってトリガされるランダムアクセスを開始することが予想される直前に、無線デバイス120をページングする。これは、ULランダムアクセス手順が競合なしになることができるように、無線デバイス120をページングすることである。RRCページングメッセージでは、eNBなどのネットワークノード110、130は本明細書の実施の形態によるNPRACHリソースにおいて、無線デバイス120がたとえば、新しいDCIフォーマットの使用を介して使用することができることを示すことができる。NPRACHリソースは図5に示されるように、予め割り当てられ、無線デバイス120にシグナリングされてもよい。3GPP、36.331v30 「Radio Resource Control」、2017−06から下のRRCページングメッセージを参照されたい。
実施の形態のうちの1つでは、eNBなどのネットワークノード110は、MMEなどのネットワークノード130に、ULデータによってトリガされるランダムアクセスを開始することが予想される直前に、無線デバイス120をページングするよう要求する。RRCページングメッセージでは、eNBなどのネットワークノード110、130は、NPRACHリソースにおいて、無線デバイス120が新しいDCIフォーマットの使用を介して使用することができることを示すことができる。NPRACHリソースは図6に示されるように、予め割り当てられ、無線デバイス120にシグナリングされてもよい。3GPP、36.331v30 「Radio Resource Control」、2017−06から下のRRCページングメッセージを参照されたい。
3GPP、36.331v30 「Radio Resource Control」、2017−06より:
5.1.1.1 Paging
ページングメッセージは、1つ以上のUEの通知のために使用される。
シグナリング無線ベアラ:N/A
RLC−SAP:TM
論理チャネル:PCCH
方向:E UTRANからUEへ
Paging message
-- ASN1START

Paging ::= SEQUENCE {
pagingRecordList PagingRecordList OPTIONAL, -- Need ON
systemInfoModification ENUMERATED {true} OPTIONAL, -- Need ON
etws-Indication ENUMERATED {true} OPTIONAL, -- Need ON
nonCriticalExtension Paging-v890-IEs OPTIONAL
}

Paging-v890-IEs ::= SEQUENCE {
lateNonCriticalExtension OCTET STRING OPTIONAL,
nonCriticalExtension Paging-v920-IEs OPTIONAL
}

Paging-v920-IEs ::= SEQUENCE {
cmas-Indication-r9 ENUMERATED {true} OPTIONAL, -- Need ON
nonCriticalExtension Paging-v1130-IEs OPTIONAL
}

Paging-v1130-IEs ::= SEQUENCE {
eab-ParamModification-r11 ENUMERATED {true} OPTIONAL, -- Need ON
nonCriticalExtension Paging-v1310-IEs OPTIONAL
}

Paging-v1310-IEs ::= SEQUENCE {
redistributionIndication-r13 ENUMERATED {true} OPTIONAL, --Need ON
systemInfoModification-eDRX-r13 ENUMERATED {true} OPTIONAL, -- Need ON
nonCriticalExtension SEQUENCE {} OPTIONAL
}

Paging-vxy-IEs ::= SEQUENCE {
allocatePreamble ENUMERATED {true} OPTIONAL, -- Need ON
nonCriticalExtension SEQUENCE {} OPTIONAL
}


PagingRecordList ::= SEQUENCE (SIZE (1..maxPageRec)) OF PagingRecord

PagingRecord ::= SEQUENCE {
ue-Identity PagingUE-Identity,
cn-Domain ENUMERATED {ps, cs},
...
}

PagingUE-Identity ::= CHOICE {
s-TMSI S-TMSI,
imsi IMSI,
...
}

IMSI ::= SEQUENCE (SIZE (6..21)) OF IMSI-Digit
B) リソースのスケジューリング:
上記の場合のeNBなどのネットワークノード110、130は、TAと、必要とされる反復の数と、設定において言及された専用リソースの必要性と、に基づいて、必要とされるDLリソースを推定し、したがって、無線デバイス120 122のためのリソースを事前に割り振ることができる。ULにおいても同様のリソース割り当てを行うことができる。図7を参照。ネットワークノード110、130は無線デバイス120、122のためのリソースを事前に割り振るために、本明細書の実施の形態による設定からの入力とともに、通常のモバイルトラフィックに基づく入力を使用することができる。
例えば、ネットワークノード110、130はNB−IoTデバイスなどの無線デバイス120、122のUL/DLデータスケジューリングを調整し、優先度、TA、データの周期性、およびリソースの必要性を有するeNBなどのネットワークノード110、130内でそれを設定する。
ネットワークノード110、130は、設定されたパラメータを、NPRACHリソース割り当て、許可(低優先度ユーザのブロック)、およびスケジューリングリソースなどのRRMアルゴリズムへの入力として使用することができる。
C) ページングの改善
実施の形態のうちの1つでは、MMEなどのネットワークノード130は、ページング負荷を低減するために、無線デバイス120などの静的UEをその最後の既知のセルにページングすることができる。その場合、完全なトラッキングエリアにページングする必要はない。
D) 異なる目的のためのNB−IoT固定デバイスの使用
いくつかの実施の形態では、ネットワークノード110、130は無線デバイス120がクラウド140または専用サーバで実行されるeヘルス、スマートシティなどのアプリケーションにおけるアプリケーションレイヤに対して、静的または準静的デバイスであることを示すことができる。アプリケーションは、無線デバイス120が静止しているというこの情報の利益を得ることができる。無線デバイス120などの固定無線デバイスがインストールされ、オペレータからの同意が利用可能である場合、ネットワークノード110は、無線デバイス120が静止していることに関するそのような情報を、各種クラウドアプリケーション、たとえばスマートシティサーバに報知することができる。スマートシティサーバは、本明細書で使用される場合、資産および資源を効率的に管理するために使用され得る電子データセンサ測定値を収集することによって情報を含むサーバを意味する。したがって、スマートシティサーバの所有者は、オペレータからの同意に基づいて、例えば周期的な大気汚染および日々の温度を報告することができるセンサをそのような固定無線デバイスにインストールすることができる。
多くのNB−IoTユースケースは無線デバイス120、122などの地理的に固定されたUEを含み、同じセル(1つまたは複数)によって担当されるものとする。本明細書の実施の形態によれば、これらの特性は資本化され、その結果、複雑なUE/RAN手順が簡略化される。
無線デバイス120などの特定の設定されたNB−IoTデバイス、特に、NB−IoTセルなどのネットワークノード110によってサービスされる産業または工場、に優先順位を付けることを可能とするフィーチャによって、産業や工場により良いサービスを提供し、eNBなどのネットワークノード110のための効率的なリソース計画を実現することができる。eNBは一日の異なる時間にわたってNPRACHおよびスケジューリングリソースを暫定的に変更し、予約することができる。あるいは、オペレータがサービスプロバイダと調整して、そのようなデバイスの挙動を調整することができる。これは、非ピーク時間とも呼ばれる、比較的忙しくない期間中にのみトラフィックの一部を処理することによって、負荷分散が行われ得るので、有利である。
番号1〜14のいくつかの例示的な実施の形態を以下に説明する。以下の実施の形態は、とりわけ、図2、図3および図4を参照する。
実施の形態1。 例えば狭帯域−物のインターネット化、NB−IoT、キャリアやエンハンストマシンタイプ通信、eMTC、キャリアやロングタームエボリューションカテゴリM1、Cat−M、キャリアを介した、伝送用無線リソースを計画するための、ネットワークノード110、130によって行われる方法であって、前記方法は以下を含む:
無線デバイス120が同じひとつ以上のアクセスポイント(例えば、同じひとつ以上のセル)によって常に担当されることを含む固定であることを確立すること301と、
前記無線デバイス120のIDと、前記ネットワークノード110と前記無線デバイス120との間の伝送のために用いられる関連パラメータと、を含む設定を取得することであって、当該パラメータが前記無線デバイス120を担当する前記ひとつ以上のアクセスポイントおよび/またはセルのIDと、前記ネットワーク110と前記無線デバイス120との間の伝送のための時刻および周期性のうちの任意のひとつ以上と、を含む、取得すること302と、
前記設定に基づいて、前記ネットワークノード110と任意の無線デバイス120、122との間の例えばNB−IoTキャリアやeMTCキャリアやCat−Mキャリアを介した後の伝送のために、前記ネットワークノード110で利用可能な無線リソースを計画すること303。
実施の形態2。 前記パラメータがさらに、前記無線デバイス120の位置、TA値などのTA、サービス品質、優先度、および専用リソース必要性のうちの任意のひとつ以上を含む実施の形態1に記載の方法。
実施の形態3。 前記無線デバイスが固定無線デバイス120、122のグループに含まれており、前記パラメータがさらに、固定無線デバイス120、122の前記グループのIDを含む実施の形態1または2に記載の方法。
実施の形態4。 固定無線デバイス120、122の前記グループ内の前記無線デバイス120のUL伝送を測定することによって前記TA値が得られ、前記TA値が固定無線デバイス120、122の前記グループ内の全ての前記無線デバイスに、例えば固定無線デバイス120、122の前記グループ内の個々別々の無線デバイスについて前記測定を繰り返すことなしに、適用される実施の形態3に記載の方法。
実施の形態5。 前記ネットワークノード110において利用可能な無線リソースを計画すること303が、ランダムアクセス、ユーザデータのスケジューリング、およびページングメッセージのうちの任意のひとつ以上についてリソース消費を最適化することを含む実施の形態1から4のいずれか一項に記載の方法。
実施の形態6。 前記無線デバイス120が固定であることを確立すること301が、さらに、前記無線デバイス120が、NB−IoTデバイス、eMTCデバイス、CAT−Mデバイス、WiFiデバイス、LTEデバイス、およびNRデバイスのうちの任意のひとつ以上であることを確立すること含む実施の形態1から5のいずれか一項に記載の方法。
実施の形態7。 コンピュータプログラムであって、インストラクションを備え、該インストラクションはプロセッサによって実行された場合、前記プロセッサに請求項1から6のいずれか一項に記載の動作を実行させるコンピュータプログラム。
実施の形態8。 実施の形態7に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、前記キャリアは電気信号、光学信号、電磁気信号、磁気信号、電場信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読ストレージ媒体のうちのひとつであるキャリア。
実施の形態9。 例えば狭帯域−物のインターネット化、NB−IoT、キャリアやエンハンストマシンタイプ通信、eMTC、キャリアやロングタームエボリューションカテゴリM1、Cat−M、キャリアを介した、伝送用無線リソースを計画するためのネットワークノード110、130であって、前記ネットワークノード110、130は以下を行うよう構成される:
例えば前記ネットワークノード110、130の確立モジュール410によって、無線デバイス120が同じひとつ以上のアクセスポイント(例えば、同じひとつ以上のセル)によって常に担当されることを含む固定であることを確立することと、
例えば前記ネットワークノード110、130の取得モジュール420によって、前記無線デバイス120のIDと、前記ネットワークノード110と前記無線デバイス120との間の伝送のために用いられる関連パラメータと、を含む設定を取得することであって、当該パラメータが前記無線デバイス120を担当する前記ひとつ以上のアクセスポイントおよび/またはセルのIDと、前記ネットワーク110と前記無線デバイス120との間の伝送のための時刻および周期性のうちの任意のひとつ以上と、を含む、取得することと、
例えば、前記ネットワークノード110、130の計画モジュール430によって、前記設定に基づいて、前記ネットワークノード110と任意の無線デバイス120、122との間の例えばNB−IoTキャリアやeMTCキャリアやCat−Mキャリアを介した後の伝送のために、前記ネットワークノード110で利用可能な無線リソースを計画すること。
実施の形態10。 前記パラメータがさらに以下のうちの任意のひとつ以上を含むよう適合される実施の形態9に記載のネットワークノード110、130:
タイミングアドバンス、TA、値、サービス品質、優先度、および専用リソース必要性。
実施の形態11。 前記無線デバイス120が固定無線デバイス120、122のグループに含まれるよう適合されており、前記パラメータがさらに、固定無線デバイス120、122の前記グループのIDを含む実施の形態9または10に記載のネットワークノード110、130。
実施の形態12。 固定無線デバイス120、122の前記グループ内の前記無線デバイス120のUL伝送を測定することによって前記TA値が得られるよう適合され、前記TA値が固定無線デバイス120、122の前記グループ内の全ての前記無線デバイスに、例えば固定無線デバイス120、122の前記グループ内の個々別々の無線デバイスについて前記測定を繰り返すことなしに、適用されるよう適合される実施の形態11に記載のネットワークノード110、130。
実施の形態13。 前記ネットワークノード110、130がさらに、例えば前記ネットワークノード110、130の前記計画モジュールによって、前記ネットワークノード110において利用可能な無線リソースを計画する203よう構成され、これが、ランダムアクセス、ユーザデータのスケジューリング、およびページングメッセージのうちの任意のひとつ以上についてリソース消費を最適化することを含む実施の形態9から12のいずれか一項に記載のネットワークノード(110、130)。
実施の形態14。 前記ネットワークノード110、130がさらに、前記無線デバイス120が、NB−IoTデバイス、eMTCデバイス、CAT−Mデバイス、WiFiデバイス、LTEデバイス、およびNRデバイスのうちの任意のひとつ以上であることを確立するよう構成される実施の形態9から13のいずれか一項に記載のネットワークノード(110、130)。
5. 前記無線デバイス120から前記TA値が得られるよう適合され、当該TA値は、前記無線デバイス120の正確な地理的位置が、システム情報、SI、で報知されるTA値にマッピングされることに基づく請求項14に記載のネットワークノード110、130。 [page 11, lines 13−17 in provisional]
6. 以下を行うようさらに構成される請求項16に記載のネットワークノード110、130:
例えば、第1提示モジュール440によって、固定無線デバイス120、122の前記グループ内の他の無線デバイス120、122に対して、固定無線デバイス120、122の同じグループ内の他の無線デバイス120、122について用いられるべき前記取得されたTA値を、示すこと。
9. 以下を行うようさらに構成される請求項12から19のいずれか一項に記載のネットワークノード110、130:
例えば、第2提示モジュール450によって、アプリケーションにおけるアプリケーションレイヤに、前記無線デバイス120が固定無線デバイスであることを示すことであって、当該アプリケーションがクラウド140および専用サーバのうちのいずれかで実行されており、当該アプリケーションは、前記クラウド140および前記専用サーバのうちのいずれかのオペレータが、前記無線デバイス120にセンサをインストールすることおよび/または前記無線デバイス120から測定を取得することを可能とする、示すこと。
さらなる拡張および変形例
図8を参照すると、ある実施の形態によれば、通信システムは、3GPPタイプのセルラネットワークなどの無線通信ネットワーク100、例えばWLAN、などの電気通信ネットワーク3210を含み、それは無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク3211と、コアネットワーク3214と、を備える。アクセスネットワーク3211は、ネットワークノード110、130、アクセスノード、AP STA NB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイントなどの複数の基地局3212a、3212b、3212cを備え、それぞれは対応するカバレッジエリア3213a、3213b、3213cを定義する。各基地局3212a、3212b、3212cは、有線または無線接続3215を介してコアネットワーク3214に接続可能である。カバレッジ領域3213cに位置する第1ユーザ装置(UE)3291、例えば非AP STA3291などの無線デバイス120、は、対応する基地局3212cに無線接続するか、またはそれによってページングされるように構成される。カバレッジ領域3213aにある非AP STAなどの無線デバイス122などの第2UE3292は、対応する基地局3212aに無線接続可能である。この例では複数のUE3291、3292が示されているが、開示された実施形態は単一のUEがカバレッジエリア内にある状況、または単一のUEが対応する基地局3212に接続している状況にも等しく適用可能である。
通信ネットワーク3210はそれ自体がホストコンピュータ3230に接続され、それはスタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェア、またはサーバファーム内の処理資源として具体化され得る。ホストコンピュータ3230は、サービスプロバイダの所有権または制御下にあってもよく、またはサービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダを代理して操作されてもよい。電気通信ネットワーク3210とホストコンピュータ3230との間の接続3221、3222は、コアネットワーク3214からホストコンピュータ3230に直接延在することができ、または任意選択の中間ネットワーク3220を介して進むことができる。中間ネットワーク3220は公衆ネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストネットワークのうちの1つ、または2つ以上の組み合わせとすることができ、中間ネットワーク3220はもしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットとすることができ、特に、中間ネットワーク3220は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含むことができる。
図8の通信システム全体は、接続されたUE3291、3292のうちの1つとホストコンピュータ3230との間の接続を可能にする。接続は、オーバザトップ(OTT)接続3250として説明することができる。ホストコンピュータ3230および接続されたUE3291、3292は、アクセスネットワーク3211、コアネットワーク3214、いずれかの中間ネットワーク3220、および可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続3250を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTT接続3250は、OTT接続3250が通過する参加通信デバイスがアップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングを知らないという意味で、トランスペアレントであり得る。例えば、基地局3212は、接続されたUE3291に転送される(例えば、ハンドオーバされる)、ホストコンピュータ3230から発信されるデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されなくてもよく、または通知される必要がなくてもよい。同様に、基地局3212は、UE3291からホストコンピュータ3230に向けて発せられる発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
先の段落で論じたUE、基地局、およびホストコンピュータの、一実施形態による、例示的な実装形態を、図9を参照して次に説明する。通信システム3300では、ホストコンピュータ3310は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するように構成された通信インタフェース3316を含むハードウェア3315を備える。ホストコンピュータ3310は、ストレージおよび/または処理能力を有することができる処理回路3318をさらに備える。特に、処理回路3318は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはインストラクションを実行するように適合されたこれらの組合せ(図示せず)を備えることができる。ホストコンピュータ3310は、ホストコンピュータ3310に格納されるか、またはホストコンピュータ2010によってアクセス可能であり、処理回路3318によって実行可能なソフトウェア3311をさらに備える。ソフトウェア3311は、ホストアプリケーション3312を含む。ホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310で終端するOTT接続3350を介して接続するUE3330などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション3312は、OTT接続3350を使用して送信されるユーザデータを提供することができる。
通信システム3300は、通信システム内に設けられ、ホストコンピュータ3310およびUE3330と通信することを可能にするハードウェア3325を備える基地局3320をさらに含む。ハードウェア3325は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インタフェース3326と、基地局3320によって担当されるカバレッジエリア(図9には示されていない)内に位置するUE3330との少なくとも無線接続3370をセットアップおよび維持するための無線インタフェース3327とを含み得る。通信インタフェース3326は、ホストコンピュータ3310への接続3360を容易にするように構成することができる。接続3360は、直接的であってもよく、電気通信システムのコアネットワーク(図9には示されていない)を通過してもよく、および/または電気通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過してもよい。図示の実施形態では、基地局3320のハードウェア3325はさらに、インストラクションを実行するように構成された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい処理回路3328をさらに含む。基地局3320はさらに、内部に格納された、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア3321を有する。
通信システム3300は、既に参照したUE3330をさらに含む。そのハードウェア3335は、UE3330が現在位置するカバレッジエリアを担当する基地局との無線接続3370をセットアップし、維持するように構成された無線インタフェース3337を含み得る。UE3330のハードウェア3335はさらに、インストラクションを実行するように構成された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい処理回路3338をさらに含む。UE3330は、UE3330に格納されるか、またはUE3330によってアクセス可能であり、処理回路3338によって実行可能なソフトウェア3331をさらに備える。ソフトウェア3331は、クライアントアプリケーション3332を含む。クライアントアプリケーション3332は、ホストコンピュータ3310の支援により、UE3330を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホストコンピュータ3310では、実行中のホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310で終端するOTT接続3350を介して実行中のクライアントアプリケーション3332と通信することができる。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション3332はホストアプリケーション3312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供することができる。OTT接続3350は、要求データとユーザデータの両方を転送することができる。クライアントアプリケーション3332は、ユーザと対話して、それが提供するユーザデータを生成することができる。
図9に示されるホストコンピュータ3310、基地局3320、およびUE3330は、それぞれ、図8の、ホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、およびUE3291、3292のうちの1つと同一であり得ることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部動作は図9に示されるようなものであってもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは図8のものであってもよい。
図9ではOTT接続3350を抽象的に描くことで、ホストコンピュータ3310とユーザ装置3330との間の基地局3320を介した通信を説明しており、これはいかなる中間デバイスも明示的に参照しておりおらず、これらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングも示していない。ネットワークインフラストラクチャはUE3330から、またはホストコンピュータ3310を操作するサービスプロバイダから、またはその両方から隠すように構成され得るルーティングを決定し得る。OTT接続3350がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは(例えば、負荷分散の考慮またはネットワークの再構成に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる。
UE3330と基地局3320との間の無線接続3370は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続3370が最後のセグメントを形成するOTT接続3350を使用して、UE3330に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施の形態の教示は、データレート、レイテンシ、電力消費を改善し、それにより、ユーザ待機時間の低減、ファイルサイズに対する制限の緩和、応答性の向上、電池のもちの延長などのOTTサービスにおける利点を提供することができる。
1つまたは複数の実施形態が改善するデータレート、待ち時間、および他の要因を監視する目的で、測定手順を提供することができる。さらに、測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ3310とUE3330との間のOTT接続3350を再構成するためのオプションのネットワーク機能があってもよい。測定手順および/またはOTT接続3350を再構成するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ3310のソフトウェア3311、またはUE3330のソフトウェア3331、またはその両方において実装され得る。実施形態では、センサ(図示せず)は、OTT接続3350が通過する通信デバイスに配備されるか、またはそれに関連して配備されてもよく、センサは上で例示された監視量の値を供給することによって、または他の物理量の値を供給することによって、測定手順に参加することができ、ソフトウェア3311、3331は他の物理量から監視量を計算または推定することができる。OTT接続3350の再構成はメッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含むことができ、再構成は、基地局3320に影響を及ぼす必要はなく、基地局3320には知られていないか、または知覚できないことがある。このような手順および機能は当技術分野で公知であり、実装可能である。ある実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、待ち時間などのホストコンピュータ3310の測定を容易にする独自のUEシグナリングを含むことができる。測定は、ソフトウェア3311、3331が伝搬時間、エラーなどを監視しながら、OTT接続3350を使用して、メッセージ、特に空または「ダミー」メッセージ、が送信されるようにすることによって実施することができる。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、AP STAなどの基地局、および非AP STAなどのUEを含み、これらは図8および図9を参照して説明したものであってもよい。本開示を簡単にするために、図10に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法の第1の動作3410において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。第1の動作3410の任意選択のサブ動作3411において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第2の動作3420において、ホストコンピュータは、UEに対するユーザデータを搬送する送信を開始する。任意選択の第3の動作3430において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。任意選択の第4の動作3440において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、AP STAなどの基地局、および非AP STAなどのUEを含み、これらは図8および図9を参照して説明したものであってもよい。本開示を簡単にするために、図11に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法の第1の動作3510において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。任意選択のサブ動作(図示せず)では、ホストコンピュータがホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第2の動作3520において、ホストコンピュータは、UEに対するユーザデータを搬送する送信を開始する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して渡され得る。任意選択の第3の動作3530において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、AP STAなどの基地局、および非AP STAなどのUEを含み、これらは図8および図9を参照して説明したものであってもよい。本開示を簡単にするために、図12に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法の任意選択の第1の動作3610において、UEは、ホストコンピュータによって提供される入力データを受信する。追加的にまたは代替的に、オプションの第2の動作3620において、UEは、ユーザデータを提供する。第2の動作3620の任意選択のサブ動作3621において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第1の動作3610のさらなる任意選択のサブ動作3611において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮することができる。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、任意の第3のサブ動作3630において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。本方法の第4の動作3640において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、AP STAなどの基地局、および非AP STAなどのUEを含み、これらは図8および図9を参照して説明したものであってもよい。本開示を簡単にするために、図13に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法の任意選択の第1の動作3710では、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局はUEからユーザデータを受信する。任意選択の第2の動作3720では、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。第3の動作3730において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
語「comprise」や「comprising」を用いる場合、それは非限定的なものとして、すなわち「consist at least of」を意味するものとして解釈されるべきである。
本明細書の実施の形態は上述の好適な実施の形態に限られない。種々の代替、変更および等価物が用いられてもよい。
略記 説明
TA タイミングアドバンス
CE カバレッジエンハンスメント
IoT 物のインターネット化
DL/UL ダウンリンク/アップリンク

Claims (20)

  1. 伝送用無線リソースを計画するための、ネットワークノード(110、130)によって行われる方法であって、前記方法は、
    無線デバイス(120)が同じひとつ以上のアクセスポイントによって常に担当されることを含む固定であることを確立すること(301)と、
    前記無線デバイス(120)のIDと、前記ネットワークノード(110)と前記無線デバイス(120)との間の伝送のために用いられる関連パラメータと、を含む設定を取得すること(302)であって、当該パラメータが前記無線デバイス(120)を担当する前記ひとつ以上のアクセスポイントのIDと、前記ネットワーク(110)と前記無線デバイス(120)との間の伝送のための時刻および周期性のうちの任意のひとつ以上と、を含む、取得することと、
    前記設定に基づいて、前記ネットワークノード(110)と任意の無線デバイス(120、122)との間の後の伝送のために、前記ネットワークノード(110)で利用可能な無線リソースを計画すること(303)と、を含む方法。
  2. 前記パラメータがさらに以下のうちの任意のひとつ以上を含む請求項1に記載の方法:
    タイミングアドバンス、TA、値、
    サービス品質、
    優先度、および
    専用リソース必要性。
  3. 前記無線デバイス(120)が固定無線デバイス(120、122)のグループに含まれており、前記パラメータがさらに、固定無線デバイス(120、122)の前記グループのIDを含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 固定無線デバイス(120、122)の前記グループ内の前記無線デバイス(120)のUL伝送を測定することによって前記TA値が得られ、前記TA値が固定無線デバイス(120、122)の前記グループ内の全ての前記無線デバイスに適用される請求項3に記載の方法。
  5. 固定無線デバイス(120、122)の前記グループ内の任意のひとつの無線デバイスから前記TA値が得られ、当該TA値は、前記無線デバイス(120)の正確な地理的位置が、システム情報、SI、で報知されるTA値にマッピングされることに基づく請求項3に記載の方法。
  6. 固定無線デバイス(120、122)の前記グループ内の他の無線デバイス(120、122)に対して、固定無線デバイス(120、122)の同じグループ内の他の無線デバイス120、122について用いられるべき前記取得されたTA値を、示すこと(304)をさらに含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記ネットワークノード(110)において利用可能な無線リソースを計画すること(303)が、ランダムアクセス、ユーザデータのスケジューリング、およびページングメッセージのうちの任意のひとつ以上についてリソース消費を最適化することを含む請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記無線デバイス(120)が固定であることを確立すること(301)が、さらに、前記無線デバイス(120)が、NB−IoTデバイス、eMTCデバイス、CAT−Mデバイス、WiFiデバイス、LTEデバイス、およびNRデバイスのうちの任意のひとつ以上であることを確立すること含む請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. アプリケーションにおけるアプリケーションレイヤに、前記無線デバイス(120)が固定無線デバイスであることを示すこと(306)であって、当該アプリケーションがクラウド(140)およびオペレータの専用サーバのうちのいずれかで実行されており、当該アプリケーションは、前記クラウド(140)および前記専用サーバのうちのいずれかのオペレータが、前記無線デバイス(120)にセンサをインストールすることおよび/または前記無線デバイス(120)から測定を取得することを可能とする、示すことをさらに含む請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. コンピュータプログラムであって、インストラクションを備え、該インストラクションはプロセッサによって実行された場合、前記プロセッサに請求項1から9のいずれか一項に記載の動作を実行させるコンピュータプログラム。
  11. 請求項10に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、前記キャリアは電気信号、光学信号、電磁気信号、磁気信号、電場信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読ストレージ媒体のうちのひとつであるキャリア。
  12. 伝送用無線リソースを計画するためのネットワークノード(110、130)であって、前記ネットワークノード(110、130)は、
    無線デバイス(120)が同じひとつ以上のアクセスポイントによって常に担当されることを含む固定であることを確立することと、
    前記無線デバイス(120)のIDと、前記ネットワークノード(110)と前記無線デバイス(120)との間の伝送のために用いられる関連パラメータと、を含む設定を取得することであって、当該パラメータが前記無線デバイス(120)を担当する前記ひとつ以上のアクセスポイントのIDと、前記ネットワーク(110)と前記無線デバイス(120)との間の伝送のための時刻および周期性のうちの任意のひとつ以上と、を含む、取得することと、
    前記設定に基づいて、前記ネットワークノード(110)と任意の無線デバイス(120、122)との間の後の伝送のために、前記ネットワークノード(110)で利用可能な無線リソースを計画することと、を行うよう構成されるネットワークノード(110、130)。
  13. 前記パラメータがさらに以下のうちの任意のひとつ以上を含むよう適合される請求項12に記載のネットワークノード(110、130):
    タイミングアドバンス、TA、値、
    サービス品質、
    優先度、および
    専用リソース必要性。
  14. 前記無線デバイス(120)が固定無線デバイス(120、122)のグループに含まれるよう適合されており、前記パラメータがさらに、固定無線デバイス(120、122)の前記グループのIDを含む請求項12または13に記載のネットワークノード(110、130)。
  15. 固定無線デバイス(120、122)の前記グループ内の前記無線デバイス(120)のUL伝送を測定することによって前記TA値が得られるよう適合され、前記TA値が固定無線デバイス(120、122)の前記グループ内の全ての前記無線デバイスに適用されるよう適合される請求項14に記載のネットワークノード(110、130)。
  16. 前記無線デバイス(120)から前記TA値が得られるよう適合され、当該TA値は、前記無線デバイス(120)の正確な地理的位置が、システム情報、SI、で報知されるTA値にマッピングされることに基づく請求項14に記載のネットワークノード(110、130)。
  17. 固定無線デバイス(120、122)の前記グループ内の他の無線デバイス(120、122)に対して、固定無線デバイス(120、122)の同じグループ内の他の無線デバイス120、122について用いられるべき前記取得されたTA値を、示すことを行うようさらに構成される請求項16に記載のネットワークノード(110、130)。
  18. 前記ネットワークノード(110、130)がさらに、前記ネットワークノード(110)において利用可能な無線リソースを計画するよう構成され、これが、ランダムアクセス、ユーザデータのスケジューリング、およびページングメッセージのうちの任意のひとつ以上についてリソース消費を最適化することを含む請求項12から17のいずれか一項に記載のネットワークノード(110、130)。
  19. 前記ネットワークノード(110、130)がさらに、前記無線デバイス(120)が、NB−IoTデバイス、eMTCデバイス、CAT−Mデバイス、WiFiデバイス、LTEデバイス、およびNRデバイスのうちの任意のひとつ以上であることを確立するよう構成される請求項12から18のいずれか一項に記載のネットワークノード(110、130)。
  20. アプリケーションにおけるアプリケーションレイヤに、前記無線デバイス(120)が固定無線デバイスであることを示すようさらに構成され、当該アプリケーションがクラウド(140)および専用サーバのうちのいずれかで実行されており、当該アプリケーションは、前記クラウド(140)および前記専用サーバのうちのいずれかのオペレータが、前記無線デバイス(120)にセンサをインストールすることおよび/または前記無線デバイス(120)から測定を取得することを可能とする請求項12から19のいずれか一項に記載のネットワークノード(110、130)。
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