JP2020506625A - 持続可能なサービスの選択 - Google Patents

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ホフマン クラウス
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Abstract

【課題】持続可能なサービスの選択。【解決手段】ネットワークからサービスのリソースを要求することを含む方法が提供され、この要求は、リソースがサービスに対して満たされるべき要件を示す要件指標を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、サービス選択に関する装置、方法およびコンピュータプログラム製品に関する。より詳細には、本発明は、要件に基づくサービス選択の装置、方法、およびコンピュータプログラム製品に関する。
略語
3GPP:第三世代パートナーシッププロジェクト
4G:第4世代
5G:第5世代
AF:アプリケーション機能
AN:アクセスノード
APN:アクセスポイント名
BGW:ボーダーゲートウェイ
BS:基地局
CDMA:符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access)
CP:コントロールプレーン
CriC:クリティカル通信
CSCF:コールセッション制御機能(IMS)
CUPS:コントロールおよびユーザープレーンの分離
DGQ:ダイナミックジェネリックQoS/SLA
DL:ダウンリンク
DN:データネットワーク
e2e:エンドツーエンド
EDGE:GSM進化型拡張データレート
eMBB:拡張モバイルブロードバンド
eNB:進化型NodeB
ES:ETSI仕様
ETSI:欧州電気通信標準協会
FMC:固定モバイルコンバージェンス
FTEID:完全条件TEID
GBR:保証ビットレート
GGSN:ゲートウェイGPRSサポートノード
GPRS:一般的パケット無線システム
GTP:GPRSトンネルプロトコル
HPLMN:ホームPLMN
IBCF:相互接続境界制御機能
ID:識別子
IMS:IPマルチメディアサブシステム
KPI:重要業績評価インジケータ
LTE:長期的進化
LTE−A:LTE−アドバンスト
MME:モビリティ管理エンティティ
mMTC:大規模MTC
MTC:マシン型通信
NFV:ネットワーク機能仮想化
PGW:パケットゲートウェイ
PLMN:公衆携帯電話ネットワーク(Public Land Mobile Network)
ProcD:処理遅延
PropD:伝播遅延
QoS:サービス品質
RAN:無線アクセスネットワーク
RTT:往復時間
SGSN:サービングGPRSサポートノード
SGW:サービングゲートウェイ
SLA:サービスレベル契約
TEID:トンネルエンドポイント識別子
TranD:伝送遅延
TrGW:移行ゲートウェイ
TR:テクニカルレポート
TTI:送信時間間隔
UE:ユーザー機器
UP:ユーザープレーン
UTRAN:UMTS地上無線アクセスネットワーク
VPLMN:訪問PLMN
WiFi:ワイファイ
従来技術によれば、スライス選択(すなわち、どのスライスがどのサービスまたはサービスの一部を実行するか)は、アプリケーションIDおよびサービス記述子に基づいて実行される。
以下は、3GPP TR 23.799の抜粋である。
抽出開始――――――――――
ネットワーク選択を実行するためには、特定のユースケース用に設計された機能のクラス内であっても、選択原理が、特定のサービスを提供する適切な機能を選択できるようにする必要がある。
要約すると、選択基準は、特定のアプリケーションに対して、適切なネットワークスライスの選択を可能にし、また、いつでもUEが要求する特定のサービスに対するネットワークスライス内の適切な機能コンポーネントを選択できるようにする必要がある。次の図は、UEで実行されているアプリケーションが多次元記述子を提供できることを示す。多次元記述子には、少なくとも、
− アプリケーションID、
− サービス記述子(eMBBサービス、CriC、mmTCなど)、
が含まれる。ネットワークは、ネットワークで利用可能な他の情報(サブスクリプションなど)とともに多次元記述子を使用して、適切なネットワークスライスとネットワーク機能を選択できる。これは、多次元選択メカニズムと呼ばれる。
以下は、ネットワークスライスおよび機能選択の可能なオプションである。
1. 2段階選択メカニズム:ネットワークで利用可能な情報(サブスクリプションなど)とともに、RANの選択機能はアプリケーションID(多次元記述子の一部)を使用して、適切なコアネットワークスライスを選択し、コアネットワーク内の選択機能は、サービス記述子(部分多次元記述子の)を使用し、ネットワークスライス内の適切なネットワーク機能を選択する。
2. ワンステップ選択メカニズム:ネットワークで利用可能な情報(サブスクリプションなど)とともに、RAN内の選択機能またはコアネットワーク内の選択機能は、アプリケーションIDとサービス記述子(多次元記述子)を使用して、適切なネットワークスライス、ネットワーク機能を選択し、それに応じてUEに(再)指示する。
――――――――――抽出終了
この抽出によると、3GPPは、アプリケーションID、および、mmTCやCrICなどのサービス記述子と呼ばれる2つのパラメーターに基づいてスライスを選択することを意図している。
これは、UEは、これらのアプリケーションIDとサービス記述子を明示的にセットアップすることが期待され、ネットワークはそれらを評価することが期待されていることを意味する。
これは、ネットワーク(RANまたはコア)が、アプリケーションIDとサービス記述子との各組み合わせに対応するスライスを計算/選択/決定できるように、すべての新しいアプリケーションIDと新しいサービス記述子を評価および認識する必要があるという問題につながる。したがって、新しいアプリケーションIDやサービス記述子はそれぞれ認識される必要があるため、新しいアプリケーションIDやサービス記述子はすべてネットワーク(RANやCORE)に影響を与える。ローミングの場合、HPLMNだけでなくVPLMNも、アプリケーションIDとサービス記述子の各組み合わせを理解して、要求されたサービスをサポートする適切なタイプのスライスを選択する必要がある。この問題を解決するために、標準化された専用のアプリケーションIDと専用のサービス記述子のセットを合意して、スライスのタイプに任意の組み合わせを関連付け/マッピングすることができる。
本発明の目的は、従来技術を改善することである。
本発明の第1の態様によれば、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのプロセッサとを備えた装置が提供される。少なくとも1つのメモリとコンピュータプログラムコードとは、少なくともネットワークに対してサービスのリソースを要求することを装置に少なくとも実行させるように構成され、その要求は、サービスに対して満たされるべきリソースに対する要件を示す要件指標を含む。
本発明の第2の態様によれば、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備えた装置であって、該少なくとも1つのプロセッサは、該少なくとも1つのメモリと該コンピュータプログラムコードとを用いて、該装置に、サービスのための第1のリソースに対する受信された要求から要求を抽出させるステップであって、要求は要求指標を含み、要求指標はサービスのために満たされるべき要件を示す、ステップと、サービスの第1の部分が第1のリソースで実行される場合の要件に対する第1のリソースの寄与を決定するステップと、サービスの第2の部分を実行するための第2のリソースを請求するステップであって、ここで、この請求は寄与指標を含み、寄与指標は要件に対する許容可能な寄与を示し、許容可能な寄与は要件および第1のリソースの寄与に基づく、ステップと、を少なくとも行わせるように構成される、装置が提供される。
少なくとも1つのメモリとコンピュータープログラムコードは、装置に、さらに、サービスの複数の第1リソースのそれぞれについて、サービスの第1の部分がそれぞれの第1のリソースで実行される場合、要件へのそれぞれの第1のリソースのそれぞれの寄与を決定するステップであって、ここで、第2のリソースの請求には、1つ以上の寄与インジケーターのペアが含まれ、それぞれが複数の第1のリソースのそれぞれの第1のリソースの識別情報を含み、それぞれの寄与指標、および、各寄与指標は、それぞれの第1のリソースの要件と寄与に基づくものである、ステップを実行させるように構成することができる。
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、装置に、さらに、複数の第1のリソースのそれぞれについて、それぞれの寄与に基づいて、サービスの要件がそれぞれの第1のリソースによって満たされることができるかどうかをチェックするステップと、複数の第1のリソースのそれぞれについて、サービスの要件が各第1のリソースによって満たされない場合、第2のリソースの請求が各第1のリソースの識別を含む寄与インジケータペアを含むことを禁止するステップとを実行させるように構成することができる。
少なくとも1つのメモリとコンピュータープログラムコードは、装置に、さらに、第2のリソースの請求に対する受信応答が第1のリソースの選択されたものの識別であるかどうかを監視するステップと、前記応答が、第1のリソースのうちの選択されたものの識別を含む場合、第1のリソースの選択された1つをサービスに割り当てるステップとを実行させるように構成することができる。
この装置において、許容可能な寄与のうちの少なくとも1つは、第1のリソースの要件および寄与によって、寄与指標に示され得る。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、装置に、第1のリソースの要件および寄与に基づいて許容寄与の計算をさらに実行させるように構成され得、寄与指標は、計算された許容寄与を含み得る。
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、装置に、第1のリソースの寄与が要件を満たすことを許可するかどうかをチェックするステップと、第1のリソースの寄与により要件を満たすことができる場合、第1のリソースをサービスに割り当てるステップと、をさらに実行させるように構成され得る。
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、装置に、第1のリソースの寄与が要件を満たすことを許可しない場合、第1のリソースの要求に応じて発信不可能性指標を提供するステップをさらに実行させるように構成され得る。
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、装置に、第2のリソースの請求に応じて、着信不可能性指標が受信されたか否かを監視することであって、着信不可能指標は、第2のリソースが許容可能な寄与を超えていることを示すものである、監視することと、サービスの第2の部分が、第3のリソースで実行される場合の要件に対する第3のリソースの寄与を決定することと、第3のリソースの寄与が許容可能な寄与を超えているかどうかをチェックすることと、第3のリソースの寄与が許容可能な寄与を超えておらず、着信不可能性指標を受信した場合、第3のリソースをサービスに割り当てることと、をさらに実行させるように構成され得る。
本発明の第3の態様によれば、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えた装置が提供される。ここで、この少なくとも1つのプロセッサは、該少なくとも1つのメモリと該コンピュータプログラムコードを用いて、該装置に、少なくとも、少なくともサービスのための第1のリソースに対する受信された要求から要求を少なくとも抽出するステップであって、要求は要件指標を含み、要件指標はサービスのために満たされる要求を示す、ステップと、複数の第1のリソースのそれぞれについて、サービスの少なくとも第1の部分がそれぞれの第1のリソースで実行される場合の要件に対するそれぞれの第1の寄与を決定するステップと、要件とそれぞれの第1の寄与との間の不一致が所定の制限内にあるように、複数の第1のリソースの1つを選択するステップと、選択した第1のリソースをサービスに割り当てるステップと、を実行させるように構成されている。
要件指標は、全体的な要件指標と寄与指標を含むことができ、全体的な要件指標は、サービスに対する全体的な要件を示すことができ、寄与指標は、第2のリソースが、サービスの第2の部分を実行される場合、第2のリソースによって引き起こされる全体的な要件に対する第2の寄与を示すことができ、そして、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、装置に、さらに、要件指標から全体的な要件を抽出するステップと、要件指標から第2の寄与するステップと、を実行させるように構成することができる。ここで、複数の第1のリソースのうちの1つは、全体の要件と、第2の寄与と、それぞれの第1の寄与の合計との間の不一致が、所定の制限内にあるように選択される。
要件には、サービスの全体的な要件と複数の第2寄与インジケータを含めることができる。第2寄与インジケータのそれぞれは、それぞれの第2リソースの識別と、第2のリソースがサービスの第2の部分を実行する場合、それぞれの第2のリソースによって引き起こされる全体要件へのそれぞれの第2寄与を示すそれぞれの第2寄与指標とを含むことができ、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、装置に、寄与インジケータペアのそれぞれについて、それぞれの識別およびそれぞれの第2の寄与を抽出するステップと、第1の寄与のそれぞれ1つと、第2の寄与のそれぞれ1つとの1つ以上の寄与ペアのそれぞれの合計寄与を決定するステップと、全体の寄与とそれぞれの合計の寄与との間の不一致が所定の制限内にあるように、寄与するペアの1つを選択するステップと、第1のリソースの選択された第1のリソースを決定するステップであって、選択された第1のリソースは、選択された寄与ペアのそれぞれの第1の寄与に寄与する、ステップと、選択された第2のリソースの識別を決定するステップであって、それぞれの第2の寄与インジケータにしたがって、選択された第2のリソースは、選択された寄与ペアのそれぞれの第2の寄与に寄与する、ステップと、選択した第1のリソースをサービスに割り当てるステップと、選択された第1のリソースおよび選択された第2のリソースの識別についてデバイスに通知するステップであって、要求はデバイスから受信される、ステップと、をさらに実行させるように構成され得る。
本発明の第4の態様によれば、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えた装置であって、該少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリとコンピュータプログラムコードとを用いて、装置に、少なくとも、少なくとも、サービスのための第1のリソースに対する受信された要求から、要件を抽出するステップであって、要求は要件指標を含み、要件指標はサービスに対して満たされる要件を示す、ステップと、サービスの第2の部分を実行するためにサービスに第2のリソースを割り当てるように選択装置を招待するステップであって、該招待は該要件指標を含む、ステップと、前記招待に対する応答から第2の寄与指標を抽出するステップであって、前記サービスの前記第2の部分が前記第2のリソースの上で実行される場合、該第2の寄与指標は、前記第2のリソースの寄与を示す、ステップと、第1のリソースの各々について、前記サービスの少なくとも第1の部分が前記それぞれの第1のリソースの上で実行される場合の要件に対するそれぞれの第1の寄与を決定するステップと、前記要件と、前記それぞれの第1の寄与および前記第2の寄与の合計との間の不一致が、所定の制限内にあるように、前記複数の第1のリソースのうちの1つを選択するステップと、前記選択した第1のリソースを前記サービスに割り当てるステップと、を行わせるように構成される、装置が提供される。
第3および第4の態様のいずれかにしたがう装置のそれぞれにおいて、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、装置がさらに、前記受信された要求に応答して、前記選択された第1のリソースの識別および前記選択された第1のリソースの第1の寄与を提供するステップを実行するように構成することができる。
第3および第4の態様のいずれかにしたがう装置のそれぞれにおいて、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、装置に、前記選択された第1のリソースの前記第1の寄与に関する情報を、前記サービスの処理に関連する課金記録に追加するステップをさらに実行させるように構成され得る。
第1から第4の態様のいずれかによる装置のそれぞれにおいて、要件は、レイテンシ、ジッタ、帯域幅、パケット損失率、エラー率、リソースタイプ、優先度、信頼性、および、該レイテンシ、該ジッタ、該帯域幅、該パケット損失率、該エラー率、該リソースタイプ、該優先度、該信頼性の少なくとも2つに基づくパラメータのうちの少なくとも1つであることができる。
本発明の第5の態様によれば、ネットワークからサービスのリソースを要求するステップを含む方法が提供され、この要求は、サービスに対するリソースの要件を示す要件指標を含む。
本発明の第6の態様によれば、サービスのための第1のリソースに対する受信された要求から、要件を抽出するステップであって、該要求は要件指標を含み、該要件指標はサービスのために満たされるべき要件を示す、ステップと、前記サービスの第1の部分が前記第1のリソースの上で実行される場合の前記要件に対する第1のリソースの寄与を決定するステップと、前記サービスの第2の部分を実行するための第2のリソースを請求するステップであって、この請求は寄与指標を含み、該寄与指標は要件に対する許容可能な寄与を示し、許容可能な寄与は要件および第1のリソースの寄与に基づく、ステップと、を含む方法が提供される。
この方法は、更に、前記サービスの複数の第1のリソースのそれぞれについて、前記サービスの前記第1の部分が前記それぞれの第1のリソースの上で実行される場合の、要件へのそれぞれの第1のリソースのそれぞれの寄与を決定するステップを含む。ここで、第2のリソースを請求するステップは、各々が、複数の第1のリソースのそれぞれの第1のリソースの識別、および、それぞれの寄与指標を含む1つ以上の寄与インジケータのペアを含めることができ、そして、寄与指標の各々は、それぞれの第1のリソースの要件と寄与に基づくことができる。
この方法は、更に、それぞれの寄与に基づいて、前記サービスの前記要件が、前記それぞれの第1のリソースによって満たされることができるかどうか前記複数の第1のリソースの各々についてチェックするステップと、前記第1のリソースの各々に対して、前記サービスの前記要件をそれぞれの前記第1のリソースにより満たすことができない場合、前記第2のリソースの請求が、それぞれの前記第1のリソースの識別を含む寄与インジケータペアを含むことを禁止するステップとを含むことができる。
この方法は、更に、前記第2のリソースを請求する受信応答が前記リソースのうちの選択された1つの前記識別を含むかどうかを監視するステップと、前記応答が、第1のリソースのうちの選択されたものの識別を含む場合、前記第1のリソースのうちの前記選択された1つを前記サービスに割り当てるステップとを含むことができる。
許容可能な寄与は、第1のリソースの要件と寄与によって、寄与指標において示されることができる。 そして、この方法は、さらに、要件に基づいて許容される寄与および、第1のリソースの寄与を計算するステップを含むことができ、寄与指標は、計算された許容可能な寄与を含み得る。
この方法は、さらに、前記第1のリソースの前記寄与により前記要件を満たすことができるか否かをチェックするステップと、第1のリソースの寄与により要件を満たすことができる場合、第1のリソースをサービスに割り当てるステップと、含むことができる。
この方法は、第1のリソースの寄与が要件を満たすことを許可しない場合、第1のリソースの要求に応じて発信不可能性指標を提供することをさらに含むことができる。
この方法は、第2のリソースの請求に応じて、着信不可能性指標が受信されるかどうかを監視するステップであって、着信不可能性指標は、第2のリソースが許容寄与を超えることを示す、ステップと、サービスの第2の部分が第3のリソースの上で実行される場合、要件に対する第3のリソースの寄与を決定するステップと、第3のリソースの寄与が許容可能な寄与を超えているかどうかをチェックするステップと、第3のリソースの寄与が許容可能な寄与を超えておらず、前記着信不可能性指標が受信された場合、第3のリソースをサービスに割り当てるステップと、をさらに含むことができる。
本願発明の第7の態様によれば、サービスのための第1のリソースに対する受信された要求から、要件を抽出するステップであって、前記要求は要件指標を含み、該要件指標はサービスのために満たされるべき要件を示す、ステップと、第1のリソースの各々について、前記サービスの少なくとも第1の部分が前記それぞれの第1のリソースの上で実行される場合の前記要件に対するそれぞれの第1の寄与を決定するステップと、前記要求と前記それぞれの第1の寄与との間の不一致が、所定の制限内にあるように複数の第1のリソースの1つを選択するステップと、選択した第1のリソースをサービスに割り当てるステップと、を含む方法が提供される。
要件指標は、全体的な要件指標と寄与指標を含むことができ、全体的な要件指標は、サービスに対する全体的な要件を示すことができ、第2のリソースが、サービスの第2の部分を実行する場合、寄与指標は、第2のリソースによって引き起こされる全体的な要件に対する第2の寄与を示すことができる。そして、この方法は、要件指標から全体的な要件を抽出するステップと、前記要件指標から前記第2の寄与を抽出するステップとをさらに含むことができる。そして、複数の第1のリソースのうちの1つを、全体の要件と第2の寄与およびそれぞれの第1の寄与の合計との間の不一致が、所定の制限内にあるように選択することができる。
この要件には、サービスの全体的な要件と複数の第2の寄与インジケータを含めることができる。第2の寄与インジケータの各々は、それぞれの第2リソースの識別と、第2のリソースがサービスの第2の部分を実行する場合、それぞれの第2のリソースによって引き起こされる全体要件へのそれぞれの第2の寄与を示すそれぞれの第2の寄与指標とを含むことができる。そして、この方法は、さらに、寄与インジケータペアのそれぞれについて、それぞれの識別およびそれぞれの第2の寄与を抽出するステップと、第1の寄与のそれぞれ1つと、第2の寄与のそれぞれ1つとの1つ以上の寄与ペアのそれぞれの合計寄与を決定するステップと、全体の寄与とそれぞれの合計の寄与の間の不一致が所定の制限内にあるように、寄与するペアの1つを選択するステップと、第1のリソースの選択された第1のリソースを決定するステップであって、選択された第1のリソースは、選択された寄与ペアのそれぞれの第1の寄与に寄与する、ステップと、選択された第2のリソースの識別を決定するステップであって、それぞれの第2の寄与インジケータにしたがって、該選択された第2のリソースは、前記選択された寄与ペアの前記それぞれの第2の寄与に寄与する、ステップと、選択した第1のリソースをサービスに割り当てるステップと、選択された第1のリソースおよび選択された第2のリソースの識別についてデバイスに通知するステップであって、前記要求は前記デバイスから受信される、ステップと、を含む。
本発明の第8の態様によれば、サービスのための第1のリソースに対する受信された要求から、要件を抽出するステップであって、該要求は要件指標を含み、該要件指標はサービスのために満たされるべき要件を示す、ステップと、サービスの第2の部分を実行するためにサービスに第2のリソースを割り当てるように選択装置を招待するステップであって、該招待は該要件指標を含む、ステップと、前記招待に対する応答から第2の寄与指標を抽出するステップであって、前記サービスの前記第2の部分が前記第2のリソースの上で実行される場合、該第2の寄与指標は、前記第2のリソースの寄与を示す、ステップと、第1のリソースの各々について、前記サービスの少なくとも第1の部分が前記それぞれの第1のリソースの上で実行される場合の要件に対するそれぞれの第1の寄与を決定するステップと、前記要件と、前記それぞれの第1の寄与および前記第2の寄与の合計との間の不一致が、所定の制限内にあるように、複数の第1のリソースの1つを選択するステップと、選択した第1のリソースをサービスに割り当てるステップと、を含む方法が提供される。
第7および第8の態様のいずれかによる方法の各々は、さらに、前記受信された要求に応答して、前記選択された第1のリソースの識別および前記選択された第1のリソースの第1の寄与を提供するステップを含むことができる。
第7および第8の態様のいずれかによる方法の各々は、さらに、前記選択された第1のリソースの前記第1の寄与に関する情報を、前記サービスの処理に関連する課金記録に追加するステップを含むことができる。
第5ないし第8の態様のいずれかによる方法の各々において、要件は、レイテンシ、ジッタ、帯域幅、パケット損失率、エラー率、リソースタイプ、優先度、信頼性、該レイテンシ、該ジッタ、該帯域幅、該パケット損失率、該エラー率、該リソースタイプ、該優先度、該信頼性の少なくとも2つに基づくパラメータのうちの少なくとも1つであることができる。
第5ないし第8の態様のいずれかによる方法の各々は、サービス選択の方法であり得る。
本発明の第9の態様によれば、装置で実行されると、装置に、第5ないし第8の態様のいずれかによる方法を実行させるように構成される命令セットを含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読媒体として具現化されるか、またはコンピュータに直接ロード可能である。
本発明のいくつかの実施形態によれば、以下の利点のうちの少なくとも1つが達成され得る。
● サービスへのリソースの割り当てに関する非常に静的な現在のアプローチが、克服される。
● ローミングの場合でも、リソース使用率を最適化できる。
上記の修正のいずれも、代替を除外するものとして明示的に述べられていない限り、それらが言及するそれぞれの態様に単独でまたは組み合わせて適用できることを理解すべきである。
さらなる詳細、特徴、目的、および、利点は、添付の図面と併せて解釈される本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明から明らかである。
本発明のいくつかの実施形態による非ローミングの場合のメッセージフローを示す図である。 本発明のいくつかの実施形態によるローミングの場合のメッセージフローを示す図である。 本発明の一実施形態による装置を示す図である。 本発明の一実施形態による方法を示す図である。 本発明の一実施形態による装置を示す図である。 本発明の一実施形態による方法を示す図である。 本発明の一実施形態による装置を示す図である。 本発明の一実施形態による方法を示す図である。 本発明の一実施形態による装置を示す図である。 本発明の一実施形態による方法を示す図である。 本発明の一実施形態による装置を示す図である。
以下、本発明の特定の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明するが、これらの実施形態の特徴は、特に記載がない限り、互いに自由に組み合わせることができる。しかしながら、特定の実施形態の説明は例としてのみ与えられるものであり、本発明を開示された詳細な説明に限定するものとして考えられることを決して意図するものではないことは明確に理解されるべきである。
さらに、場合によって、装置のみまたは方法のみが説明されているけれども、装置は、対応する方法を実行するように構成されていることが理解されるべきである。
ネットワーク選択のための従来技術のアプローチは、一般的ではなく、ひどく特異的であり、持続可能ではない。UEによって設定されるべきアプリケーションIDを指定する必要があることには疑問がある。
さらに、特に、遅延とジッタは、これまで、3GPP内の対応するネットワーク機能の選択プロセスにおいて適切に考慮されていないことは認識されていた。たとえば、[1]:https://tools.ietf.org/html/draft−natarajan−nfvrg−containers−for−nfv−03によると、異なる種類の仮想化の遅延により、まったく異なる遅延が発生する(たとえば、表1において、遅延は4ミリ秒から34ミリ秒まで変化する)。
低遅延および超低遅延のユースケースでは、最適なノードを見つけて選択するために、各ノードの寄与を無視することはできない。したがって、好適には、ローミングパートナーは、レイテンシとジッターの要件をすべてにおいて満たすことができるように、レイテンシとジッターに関する知識を少なくとも共有する必要がある。
従来技術では、選択手順が遅延に34msを寄与するノードを選択した場合、選択プロセスは5msの遅延要件を満たすことができない。従来の選択プロセスでは、単に、各候補ノードの個々の遅延寄与について知らないために、そのようなノードが選択されることがあり得る。
UEまたはUE内のアプリケーション(スマートフォンなど)が、何らかのアプリケーションIDを知っている場合、そのアプリケーションのQoS/SLAパラメーターも知っている可能性がある。したがって、本発明のいくつかの実施形態によれば、UEは、(ミニ)アプリケーションごとに新しいアプリケーションIDを作成する代わりに、最初に、QoS/SLAパラメータの情報をネットワークに提供する。
次に、ローミングの場合においても、QoS/SLA要件に最適な「スライス」を割り当て/選択するのはネットワーク次第である。つまり、ネットワークはサービス要件(QoS/SLA)を、「スライス」の独自の展開に、マップしなければならない。したがって、各ネットワークは、異なるオペレータのスライス間の相互運用性を確保するために、ある種の「標準化されたスライス/ネットワーク」に制限されることなく、独自のニーズに応じてスライスを設定することができる。
より一般的には、スライスはサービスを実行するために割り当てられるリソースである。本発明は、仮想化(すなわち、スライス上で機能を実装すること)に依存せず、サービスを実行するための任意のリソースが上記の原理に基づいて選択され得る。リソースの別の例は、ネットワークノードまたはネットワーク機能である。
最後に、エンドユーザーはサービスの相互運用性を求めている。彼らは、実際に、1人のオペレーターがそのスライスをどのように配置するかを気にしておらず、エンドユーザーは、どのように、異なるオペレーターが異なるタイプ(フレーバー)のスライスの相互運用性を確保するかを知ることには興味がない。そこには、エンドユーザー、オペレーター、ベンダーにとっても付加価値はない。
3GPP TR 23.799に記載されているアプローチの代わりに、本発明のいくつかの実施形態によれば、UEがサービスのためのリソースを要求する場合、UEは、対応する要件を記述するQoS/SLAパラメータを提供する。QoS / SLAパラメーターは、3GPP TR 23.799によるアプリケーションIDよりも動的で汎用的であると考えられるため、以降、「動的汎用QoS/SLAパラメーター」(DGQ)と名付ける。これは一種の要件指標である。
例えば、UEは、接続を希望する/必要とする各アプリケーションに対して、RANおよびコアへのアタッチメントにおけるDGQを送信することができる。特に、アプリケーション開発者は、要件を最もよく知っているため、アプリケーションに必要なコンテンツを配置/設定する必要がある。つまり、DGQはアプリケーションごとに事前定義されている。いくつかの実施形態では、いくつかの条件に応じてアプリケーションによって選択され得る1つのアプリケーションに対して複数のDGQが事前定義され得る。
たとえば、アプリケーションは、
− 最小レイテンシ/最大レイテンシ
− 最大ジッター/最小ジッター
− 帯域幅−パケットエラー率
− パケット損失率−リソースタイプ(GBRまたは非GBR)
− 優先度
− 信頼性
− ベンダー固有の拡張
のうち少なくとも1つに関する要件を提出するものとする。このリストは完全ではない。たとえば、他の要件は、これらのパラメーターの2つ以上の組み合わせに基づくことができる。
たとえば、UE内のアプリケーションが20Mbpsの帯域幅を必要とする場合、この番号はアタッチ要求(Attach request)で信号伝達される(アタッチは単なる例であり、LTE環境で現在使用されている名前と同じであるが、5Gなどの他のテクノロジーでは異なることがあり得る)。加えて、UEは、例えば、6msのサービスの遅延要件を示すことができる。両方の要件は、新しいパラメータUE DGQのそれぞれの情報要素において信号伝達される。
UEによって特定のパラメーターが設定されていない場合(つまり、特定のQoS/SLA要件が示されていない場合)、UEとネットワークは、UE仕様の以前のバージョンのように動作し、動作することができる。
本発明のいくつかの実施形態によれば、ネットワークは、サービス要求の要件を満たすリソースを選択および割り当てるために、この新しい情報要素を評価する。
すなわち、UEは、この新しいパラメータを、アタッチ要求において、RAN(例えば、eNBまたはWiFi AN)に送信する。本発明のいくつかの実施形態では、RANは、アタッチ要求/セッション作成要求(ここでも、アタッチ要求とセッション作成要求は、LTE環境で既に知られているリソースを要求するための単なる例である)をコアネットワークの転送するときと同様の方法で、非ローミングの場合およびローミングの場合も潜在的に、その利用可能なリソースおよび能力(すなわち、UEから受信したQoS/SLA要件への寄与)を示す別の新しいパラメータを設定する。RANの能力(寄与)を有するこの新しいパラメータは、本発明のいくつかの実施形態による手順がサポートされることを示すために、リソースの要求に、常に含まれることができる。
すなわち、本発明のいくつかの実施形態によれば、RANは、サービスのためのリソースを要求するとき、UEから受信し、サービスの全体的な要件を示すUE DQG、および、全体的な要件に対するRANの寄与を示す別のパラメーター(例えば、RAN DGQ)の2つのDGQパラメータを転送する。いくつかの実施形態では、2つのDGQパラメータの代わりに、またはそれに加えて、RANは、コアが追加することを許可される寄与を示す別のDQGパラメータを転送する。たとえば、UEによって示される許容可能な全体の遅延が100ミリ秒であり、RANが30ミリ秒の遅延に寄与する場合、コアは70ミリ秒の遅延を追加することができる。これは、リソースの要求の対応するパラメーターで示されることがあり得る。
DGQパラメータを信号伝達することにより、リソースは、先行技術と比較して、より最適な方法で割り当てられ、リソース選択のために最良の推測のみが実行され得る。
新しいDGQパラメータが信号伝達された場合、どのように進めるかには、一般に少なくとも、
● 要求の発信元、および、さらにリソースが要求されるネットワークの部分が、互いに独立してリソースを割り当てる、または、代替的に、
● それらが、リソースを共同で、および協働して(/ネゴシエートして)割り当てる、
の2つの可能性がある。
独立した選択は次善の割り当てにつながる可能性があるが、協働的な選択は、リソースの利用率とユーザーへのサービス提供を改善し、オペレーターのコストを削減する。一方、協働的選択には、独立した選択には必要ではないネゴシエーションが必要であり、ローミングパートナーオペレーターへの潜在的に重要な情報の開示が必要である。
例として、1つのネットワーク内で、異なるRANスライスと異なるコアネットワークスライスの選択は、独立してまたは協働して実行される。同様に、ローミングの場合、サービスに割り当てられたVPLMNおよびHPLMNのリソースは、ネットワークごとに独立して、または、ネットワーク間で協調して選択できる。
以下では、本発明のいくつかの実施形態によるローミングの場合の協調的選択がより詳細に概説される。
このシナリオでは、VPLMN(RANの直接またはコアの潜在的に分離されたCPのいずれか)は、セッション作成要求(Create Session request)の信号伝達を介して、候補CPおよび/またはUPアドレスをHPLMNと共有する。好ましくは、さらなる相乗効果を得るために、RANとコアのCPの間、および、VPLMNのCPとHPLMNのCPの間の上位層プロトコルは、同じでなければならない。これにより、たとえば、VPLMNのRANが、HPLMNのCPに直接接続されることが許容される。ただし、上記の要件は必須ではない。例えば、VPLMNのRANは、VPLMNのCPを介して、HPLMNのCPと通信することができる。
UEのDGQを分析した後、例えば、VPLMNは、DGQ内のVPLMNの候補リソースのCPおよびUPのうちの少なくとも1つに対するアドレスおよび/または位置のリストを、HPLMNに、提供/信号伝達することができる。これらのアドレスのリソースは一致し、および/または、少なくともUEの要件に違反しない。VPLMNが要件を満たせない場合、VPLMNはUEの要求を拒否するか、または、VPLMNが、要件を緩和するように請求することができないことを、UEに通知する。
UE DGQとVPLMNのDGQの両方を受信すると、HPLMNはVPLMNのUE DGQとDGQを評価し、UE要件が満たされるようにHPLMN内でリソースを選択するために、UEの要件をVPLMNの「消費された」および/または提案された寄与と比較する。さらに、HPLMNは、ビジネスニーズまたは選択におけるその他の制約を考慮することができる。
例の要件は、UEの(ユーザープレーン)レイテンシ要件である。たとえば、UEが、a)11ms、または、b)4msの最大レイテンシを必要とすると仮定すると、a)すでに6ミリ秒、b)すでに2ミリ秒が消費された場合のVPLMNの指標に応じて、HPLMNは、a)の場合、例えば5msが使用され、b)の場合、2msのみが使用されるようなそのリソースを選択する。
これは、a)の場合、リソースは、UEから最大2.5*66km=165km離れている可能性がある(この計算では、ファイバーが使用され、平均して「視界」距離の3倍の光学距離と、200000km/sの速度を持つと想定している)ことを意味する。ただし、ケースb)では、HPLMNは、UEから約66km離れた最大物理距離のリソースと、VPLMNの割り当てられたリソースを選択する必要がある。HPLMNがそのような場所に対応するリソースを持っている場合、HPLMNは、生成セッション(Create Session)応答において対応する自身のリソースのアドレスを返し、VPLMNによって以前に提供されたリソースの1つをコミットすることを提案される。VPLMNで応答を受信すると、ネゴシエーションが完了する。
ただし、HPLMNの周辺にリソースがない場合もある(例えば、b)のケースで要求されるような場合)。本発明のいくつかの実施形態では、何らかの最後の手段として、HPLMNは、この場合でもUEのサービス要求を満たすことができるように、リソースの選択をVPLMNに委任する。したがって、VPLMNは、HPLMNの周辺でも再利用できるように独自のリソースを提供する。委任できるようにするには、どのリソースがHPLMNに割り当てられていないか、しかし、どのリソースが代わりにVPLMNに割り当てられるべきか、に応じて、HPLMNが、生成セッション(Create Session)応答における新しい情報要素(たとえば、名前付き不可能指標(named impossibility indication))でその不可能性を示すことが提案される。
一般に、どのようにレイテンシを推定および計算するか、どのように対応するリソースの選択を実行するか、について、
1. ネットワークノードは、推定レイテンシを収集または計算し、対応する累積レイテンシ値をピアに信号伝達する/または、
2. ピアは、対応するノードの関連する場所を交換し、地理的距離および/またはネットワークトポロジに基づいてピア間の遅延を計算することができる、
の少なくとも2つのやり方がある。この位置情報の交換を可能にするために、ネットワークスライスを実行している各クラウドセンターに、それぞれのグローバルクラウドIDを割り当てることができる。この2つのアプローチを組み合わせることができる。
遅延と同様にジッタを推定または計算できる。ただし、帯域幅やパケット損失などの他のKPIのリソースは、要件に違反するリソースを単に選択しないことで、選択することができる。たとえば、10−5以上のパケット損失率が必要な場合、たとえば、10−4のレートのリソースは、リソースを選択するときに考慮されない。
図1および図2は、本発明のいくつかの実施形態による、非ローミング(図1)およびローミングの場合(図2)における持続可能なサービス選択の例を示している。IPアドレスを含むGTPトンネルIDを典型的に示すFTEIDは、コントロールプレーンとユーザープレーンの終端ポイントを説明するための単なる例である。コントロールプレーンとユーザープレーンのトラフィックを交換するための、ピア間の他のエンドポイントもカバーするプレースホルダーとして理解されるべきである。
図1に示すように、UEはアタッチ要求とともに、UE DGQなどの要件指標をRANに提供する。受信したアタッチ要求により、RANはUE DGQ、AN cap DQG(つまり、アクセスネットワーク機能DGQ)を含むコアのCPにセッション作成要求を発行する。これは、UE DGQによって示される要件に対するRANの機能/寄与、および、潜在的な候補リソースのID(IPまたはイーサネット(登録商標)アドレスなど)を保持するAN CP/UP FTEID(アクセスネットワークコントロールプレーン/ユーザープランFTEID)を示す。セッション作成要求を受信すると、CPは、・・ことを指示する。例えば、OpenFLowで定義されているFlowMod(フロー修正)により、UP FTEID(ユーザープレーンの完全修飾トンネルエンドポイントID)およびHPLMN DGQ を備えるUPに、対応するOpenFlowルールをユーザープレーンにインストールすることができる、加えて、AN(例えば、RAN)に、HPLMNおよびRAN/ANにおける選択したリソースのCP(コントロールプレーン)とUP FTEIDについて通知し、そしてAN sel DGQ(ANで選択されたDGQ)を提供する。たとえば、協働モードでは、オリジンは候補リソースを提供し、終端HPLMN側は、候補リストから、UEによって信号伝達/要求される要件を満たす特定の(セットの)リソースを選択する。そのために、HPLMNは、AN sel DGQを介して、ANで選択されたリソースについてANに通知する。
図2のローミングの場合、VPLMNのCPは、非ローミングの場合について説明したのと同様に、VPLMNのUPと相互作用する。そこでは、HPLMN DGQがVPLMN DGQに置き換えられているさらに、VPLMNのCPは、HPLMNのCPに初期要求を送信し、ここで、初期アタッチ要求は、UE DGQ、CPおよびUP FTEID、およびVPLMNキャップDGQを含み、それは、UE DGQによって示される要件へのVPLMNの寄与を示す。HPLMNのCPは、非ローミングの場合と同様に、HPLMNのUPと相互作用する。VPLMNからの初期要求に応じて、HPLMN CPはCPおよびUP FTEIDとHPLMN sel DGQ(すなわち、HPLMNで選択されたDGQ)を提供する。
リソースの選択は、協働的であっても、非協働的であってもよい。非協働的なシナリオでは、2つのPLMNの各々が、互いに独立して、それぞれのリソースを選択する。特に、VPLMNはそのリソースを選択し、HPLMNに向けてリソースのアドレス(CPプレーンやUPプレーンなど)を信号伝達する。したがって、このソリューションでは、HPLMNは、UEの全体的な要件を満たすために、VPLMNが共有する入力に、リソースの選択を適応させる必要がある。これは、対応するリソースの選択/配置の最適な解決策にはならないかもしれないが、オペレーターがリソースのリストを共有しており、外部オペレーターによる自身のリソースの選択を許可する必要はない。一般に、ポリシーとビジネスニーズに応じて、両方のオプション(協働的、非協働的)を適用できるため、これら2つのオプションは2つのオペレータ間で動的にネゴシエートされるか、事前に構成することができる。
非ローミングケースは、1つのオペレータのみが関与するために、ローミングケースを多少簡略化されるが、このオペレータにはUEの要求に応じて全体の要件を満たす自由と義務がある。ただし、オペレーターがRANとコアリソースを同時に所有しているため、たとえば、RANとコア全体で遅延を分割する方法を決定しなければならない。たとえば、オペレーターはRANにより多くの遅延を割り当て、それによりコアにより少ない遅延を割り当てることができる。これは、RANの近くにあるクラウドからコアリソースが選択されることを意味する。RANで許容される遅延が少ない反対のケースでは、RANから離れた場所にあるクラウド/データセンターから、コアリソースを選択できる。一般に、ローミングの場合と同じ手順とパラメータを利用できる(たとえば、図1と図2を比較)。RANでUE DGQパラメータを受信すると、RANは、利用可能なリソースおよび利用についてデータベースに問い合わせることにより、動的なジェネリックQoS/SLAパラメータ(DGQ)を評価することができる。たとえば、1つのオプションでは、RANは外部または内部データベースを参照して、UE DGQのコンテンツに基づいて内部リソースを計算および選択する。
RAN内部のリソースを選択した後、または同時に、RANは外部または内部データベースを参照して、コアネットワークのホーム/ローカル/訪問済み部分を選択する。これらのネットワークパーツは、UE DGQとRANからの寄与を含む信号伝達された情報に基づいて、リソースを選択できる。
あるいは、本発明のいくつかの実施形態によれば、コア(/HPLMN)は、全体の予算を選択/決定し、ネットワークのその部分のリソースを選択し、要件に関する残りの予算(寄与)を計算し、それを、RAN[/VPLMN]に返して信号伝達し、それに応じてリソースを構成する。第1のケースは、例えば、非ローミングケース、および、ローミングケースのVPLMNの場合に適用可能である。第2のケースはローミングケースに適用することができる。
上記の(KPI/QoS/SLA)属性は、他の属性に大きな影響を与えることなく、ある範囲内で互いに独立して制御できることに留意する。これは、帯域幅は、RANスライシングを使用したeNB/newRAN内であっても、レイテンシとは無関係に構成できることを意味する。したがって、スライスタイプを事前に事前定義/事前構成する必要はない。これにより、柔軟性が生まれ、オペレーターに付加価値が提供される。
したがって、本発明のいくつかの実施形態によれば、eNB/newRANは、上記の属性自体を評価するか、UEの要件が満たされるようにリソースを構成するためにコアネットワーク(例えば、LTEアーキテクチャのMMEなど)によって制御されるかのいずれかにより、各属性に応じて内部的に構成される。RANは、0から最高値までのわずかな短いステップの構成を回避するために、1から6までの数で識別される特定の範囲内の各属性に対して構成可能であることが好ましい。ただし、属性のフローティング表示は除外されない。
表2に、newRANの機能とその分類の例を示す。同様のパラメータを、順方向および逆方向のローミングパートナー間のインターフェイスに導入することができる。
上記の表にリストされているKPI/属性および値は単なる例であり、完全ではない。他の属性は、それに応じて分類できる。この表は、属性に柔軟かつ独立して対処する方法を示している。さらに、MME(または、より一般的なコアのCP)は、各属性/リソースの予算の残りの部分について同様のテーブルと構成パターンを維持することができる。
選択を支援するために、newRAN/LTE(一般的に、アクセスネットワーク、または、サービスの実行に関与する他のノード)は、必要なリソースに関する独自の機能を信号伝達できる。たとえば、問題のRANが10−6のパケット損失を提供できる場合、RANはパケット損失率の数値1を送信する。
これにより、RANがコア構成から切り離され、コアは、コアにおいて利用可能なカテゴリから任意の値を選択するようにRANに指示し、必要に応じて経済的に実行可能な、サービスを動的に組み合わせて構成する。事前にオペレータ全体の定義済みおよび標準化されたスライスを作成する必要はない。あるいは、任意のRANにおいて、ネットワーク内に新しいスライスを必要とする新しいサービスタイプを必要とする新しいアプリケーションが出現した場合、RANとCore間のインターフェイスに影響を与えない。また、たとえば、MME(コントロールプレーン)(またはHPLMNまたはVPLMNのその他のインスタンス)が、UEが遅延x、帯域幅yを要求していることを認識した場合、MMEはeNBとコアネットワーク全体で予算を分割できる。ローミングの場合でも、UEから送信されたサービス要件は、ホームPLMNに信号伝達され、ホームPLMNは各属性の全体予算の一部を自身に割り当て、残りの一部をVPLMNに、割り当てることができる。また、VPLMNは、UEの需要を満たすためのリソースの最適な分割として決定されたとおり、その割合をRANおよびコアネットワーク全体に動的に割り当てることができる。
あるいは、本発明のいくつかの実施形態では、ローミングする場合、MME(または一般にVPLMNの制御プレーン)は、問題のリソースのそれぞれの能力を信号伝達することもでき、したがって、2つの演算子間で分割されるように、関連KPIに対してフラクションの一部を選択するために、HPLMNに提供することができる。
最適な方法でリソースを割り当てるためには、HPLMNが、UEの位置、UEのQoS要件、および、自身の候補リソースを知っていることが有益であり、そして、自身の能力と位置を備えたVPLMNの能力を備えた候補リソースは、UEの要件を満たすために、自身の候補リソースとVPLMNの候補リソースの最適な組み合わせを決定/計算する。
たとえば、HPLMNが、要求されたサービスのためにUEの領域で利用可能なネットワークリソースを持たない場合、HPLMNは、VPLMNがアプリケーションに対して何らかの種類のショートカットを実行することをVPLMNに信号伝達できる(これは、ローカルブレイクアウトのケース(ホームルーティングではない))。このようにして、オペレータは非常に動的な環境の状況に応じて柔軟な決定/選択を利用する。本発明のいくつかの実施形態では、HPLMNはそれ自身のリソースを選択することができ、VPLMNも、それ自身のポリシーおよびビジネスニーズに基づいて、それ自身のリソースを選択することができる。協力的な選択の場合でも、HPLMNおよびVPLMNは、独自のポリシーおよびビジネスニーズに基づいて、それぞれの候補リソースを選択できる。
したがって、HPLMNは、VPLMNが、自身のニーズにしたがって、リソースを選択するのに十分な自由があり得ることをVPLMNに示すことができる。つまり、これらの実施形態のいくつかでは、HPLMNはUEの要件を満たすために、残りの予算についてVPLMNに通知することができ、VPLMNは残りの予算について、受信した指標に基づいてそのリソースを選択し、それにしたがってHPLMNとUEに通知する。この手順には、VPLMNが一部の候補リソースの機能についてHPLMNに通知する必要がないという利点があるが、選択された候補リソースについて通知するためには、VPLMNからHPLMNへの追加の信号伝達が必要である。本発明のいくつかの実施形態によれば、VPLMNが、HPLMNからリソースを要求する場合に、この追加の信号伝達を回避することができ、HPLMNが選択できる能力を備えた候補リソースのリストを提供することができる。次に、HPLMNは、HPLMNからHPLMNへの追加の信号伝達が不要になるように、HPLMNの選択されたリソースおよびVPLMNの選択された候補リソースでVPLMNに通知する。本発明のいくつかの実施形態では、ネットワークごとに、または、HPLMNとVPLMNの各ペアに対して、協働選択のオプションのいずれが適用されるかが事前に構成されている。本発明のいくつかの実施形態では、HPLMNおよびVPLMNは、適用するオプションを動的にネゴシエートすることができる。
VPLMNが候補リソースのリストを提供し、HPLMNがVPLMN候補リソースからリソースを選択する場合、これにより高速セットアップが可能になるが、HPLMNがVPLMNリソースを知らずに独自のリソースを選択する場合、VPLMNは、その後、選択されたリソースについて通知する必要があり、これにより、サービスのセットアップが遅れる。したがって、本発明のいくつかの実施形態によれば、ネゴシエーションの結果は、UEによって要求されたサービスの必要性に依存し得る。
状況によっては、RANのユーザープレーン(eNBまたはeNB+など)が、コントロールプレーンとユーザープレーンに分割され、同じオペレーターからのコアが、コロケートされている、または、同じエンティティであり得ることが有益な場合がある(ユーザープレーンホップが少ないため、これにより遅延がさらに減少する)。その場合、コアの制御プレーンとRANの制御プレーンとは、コロケートされている場合とない場合がある。しかし、いずれにせよ、上記のように、相互運用性を改善するために、RANとコア間のインターフェースが、2つの異なるオペレーターのコアネットワーク内のインターフェースと同じであることが望ましい場合がある。さらに、モビリティのないサービスなどの場合、コアの(モビリティ)コントロールプレーンは実際には必要なく、VPLMNのコアの専用コントロールプレーンがなくても、RANのコントロールプレーンをローミングパートナーに直接接続できる。したがって、本発明のいくつかの実施形態では、モビリティの必要がないことを示す情報要素が使用される。この情報要素が検出された場合、(または、この情報要素に事前定義された値がある場合)、ユーザープレーントラフィックとコントロールプレーントラフィックは、MMEをさらに関与させることなく、eNBとSGWの間で直接交換される。たとえば、LTEに関しては、情報要素(または、情報要素が事前定義された値を持っていること)を検出したMMEは、MMEが、以降の通信で、コントロールプレーンに対してバイパスされるように、eNBの制御プレーンアドレスをSGWに転送し、SGWの制御プレーンアドレスをenBに転送することができる。既存のAPN(アクセスポイント名)を再利用して、UEによってアドレス指定されるアプリケーションを識別およびアドレス指定できる。
アプリケーションに必要な属性の明示的な値を保持する汎用パラメーターDGQの導入では、新しいアプリケーションごとに新しいアプリケーションIDやサービス記述子を登録することが必要であることを要求しない。ネットワークは、時々の新しいIDや記述子を導入による影響を受けない。したがって、新しいアプリケーションを非常に迅速に展開できる。新しいアプリケーションを展開でき、経済が繁栄するために、障壁がなくなり、経済の進歩が促進される。本発明の実施形態のオペレータは、新しい用途および収益を引き付けることができる。
オペレータは、加入者のニーズ、および/またはオペレータのビジネスニーズ、および/またはオペレータのポリシー、および/またはコストおよび/または利用レベル、および/または可用性に応じて、オペレータのリソースを自由に割り当てることができる。以下では、サービスの潜在的な要件の1つとしての遅延について詳しく説明する。
一般に、遅延は、少なくとも、伝送遅延(TranD)、処理遅延(ProcD)、および伝搬遅延(PropD)を含む。
伝播遅延(PropD):これは、信号(たとえばレーザー信号)が伝送媒体(たとえば、ファイバー)の光の速度によって制限されるという事実から生じる遅延である。
伝送遅延(TranD):この遅延は、リソースに割り当てられた送信/受信の有限帯域幅によって引き起こされる。たとえば、ネットワークがリソースの潜在的に利用可能な帯域幅を知っており、候補リソースに高い帯域幅を割り当てることを決定した場合、伝送遅延を減らすことができる。したがって、関連するコストを推定および最適化できる。
処理遅延(ProcD):これは、先行技術で述べたように行われた観察に関連しており、異なる仮想化技術は異なる処理遅延につながる可能性があり、仮想化が最も低いレイテンシを提供しないとは限らない。
(少なくとも)これらの3つの遅延の合計がe2e遅延を決定するので、本発明のいくつかの実施形態によれば、選択プロセスは、これまでに蓄積された遅延、関連するコストで選択される候補リソースの潜在的な遅延、および、満たす必要がある遅延要件を知っていることができる。その場合、選択プロセスは、最適なコストでリソースを選択できる。
これを確実にするために、本発明のいくつかの実施形態によれば、UEは、RAN(またはFMC環境の任意の固定アクセスノード)に送信されるUEDGQを介して、特定の最大遅延および/または最大ジッタを要求することができる。サービスの実行に参加する各ノード(例えば、RAN、AN、MME、SGW、PGW、PGW−C、SGW−C、PGW−U、SGW−U、CSCF(プロキシCSCF、CSCFの問い合わせ、CSCFの提供)、IBCF、SGSN/GGSNおよびBGWまたはTrGW)は、選択された場合、遅延またはジッターへの自身の寄与を、(コントロールプレーン)信号伝達に追加することができる、あるいは、選択ノードが、データベースから問題のノードに関連する処理遅延またはジッターを取得することができる。
たとえば、RAN(通常は、UEによって選択される)は、適切なMMEを選択する。いくつかの実施形態では、RANは、すでに蓄積された遅延について、MMEに通知する。この情報は、UEからRANへの累積遅延(つまり、ProcD、PropD、および、TranDの合計)を含むことができる。いくつかの実施形態では、RANは、PropD(UEとeNBとの間で実質的に固定されていると考えられる)でMMEに通知し、サービス実行に寄与し得るProcDおよびTranDの範囲について通知する。つまり、RANのProcDとTranDは、選択したRANに対して必ずしも固定されているわけではない。たとえば、TranDは、異なる帯域幅をUE−eNB接続に割り当てることによって適応でき、ProcDは、適切なプロセッサを選択することによって、および/またはTTIを適応することによって適応できる。
あるいは、RANが、ProcD、PropD、TranD(またはその合計)に対する独自の潜在的な寄与を、信号伝達に追加しなかった/できなかった場合、MMEは、個々のRANの識別に基づいて、潜在的なProcD、データベースからのTranD(内部または外部の)を取り出すことができる。UEとeNB間のPropDは、ほとんどの場合、ごくわずか(または、たとえばセル半径に基づく定数)と考えられる。さらに、このようなデータベースでは、また、2つのネットワークノード間の伝播遅延(PropD)も保持されることができる、あるいは、おそらくは、それぞれのクラウドセンターの識別に基づいて動的に取得される。
MME(または、5Gまたは3Gなどの同様の/対応する機能)は、UEが要求する遅延、RANの遅延指標、および、おそらく割り当てられる候補リソースの候補遅延を受信する。
このアプローチにより、MMEは、UEからの詳細な遅延要件、すでに蓄積された遅延、および、MMEによる選択のための候補リソースの潜在的に利用可能な追加的なさらなる遅延を知ることができる位置にいる。たとえば、選択ノードであるMMEは、潜在的なProcD値、TranD値、および、関連するコストとともに、SGW/PGW−U(または、3Gおよび/または5G内の同様の機能)の候補のIDを保持するデータベースにアクセスできる。SGW/PGW−Uは、制御プレーンから分離されたSGW/PGEのユーザープレーン部分であるか、または、従来のSGW/PGW内に統合され得る。ネットワーク機能の仮想化は、将来のアーキテクチャのために明示的に除外されないため(CUPS、5G、ETSI NFVなど)、RANと候補SGW−U/PGW−Uの間の伝播遅延(PropD)は、常に同じ値に固定されるとは限らない。固定されていない場合、MMEの選択プロセスは、例えば、それぞれのクラウドセンターの識別に基づいて、候補ピア間の実際の伝播遅延(この場合は、発信RANと候補S/PGW−U間の)を認識させる必要がある。ただし、ProcD、PropD、TranD、および関連するすべての候補SGW−U/PGW−Uのコストを同時に考慮すると、MMEでの選択プロセスは、UEから信号伝達された要件を引き続き満たすため、最終的に候補の(たとえばビジネスニーズに基づいて)最適なものを選択できる。この計算に基づいて、対応するSGW−U/PGW−Uインスタンスは、対応するコントロールプレーン信号伝達を介して、そのSGW−U/PGW−Uに、割り当てられるように要求される。
いくつかの実施形態では、MMEは、適切なSGW−U/PGW−Uを割り当てるだけでなく、TranDおよびProcDの利用可能な範囲がRANによって提供されるならば、それらの範囲の指標に基づいて、RAN内のTranDおよびProcDを決定することができる。つまり、MMEは、RANとSGW−U/PGW−Uの組み合わせによって、サービスの全体的な要件が実質的に満たされるように、特定のTranDとProcDを提供するようにRANに指示できる。MMMEは、SGW−U/PGW−Uを割り当てるとき、または、その割り当ての成功の確認時に、RANに指示できる。
コアのeNBとUPとの間の遅延は、遅延(およびジッタ)のユーザー要件を満たすために、同様の方法で再配置できる。つまり、MMEは、参加ノードの潜在的な遅延能力と、候補ノード間の潜在的な伝播遅延とを評価し、最小限のコストで要件を満たすために、関連する/選択されたノードおよびRAN/eNBのリソース全体に全体の遅延制限の個々の割合/部分を割り当てる。たとえば、偶然、UEが現在、仮想化されたユーザープレーンインスタンスの候補の近くにある、例えば、クラウドに配置されている場合、このため、比較的高い処理遅延で、(一般的に、ユーザープレーンの仮想化は、仮想化されていないユーザープレーンに比べて遅延を増加させるため)、この例では、伝播遅延が低いため、選択プロセスは仮想化されたユーザープレーンを優先する。
一方、RANと候補ユーザープレーン間の対応する伝搬遅延が比較的大きい場合、選択プロセスでは、上記の例と比較して処理遅延が低い仮想化ユーザープレーン、または、ユーザープレーンのいずれかを選択する必要がある。後者は、仮想化されていないため、処理の遅延が最小限に抑えられる。オペレーターにとって合理的なコストで、このアプローチによってUEが要求するニーズを満たすことができる場合、S/PGW−Uとの間で(UEが最初に要求した)より高い帯域幅を割り当てることにより、伝送遅延を削減できることに留意すべきである。
遅延と同様に、ジッタ要件も、UEからネットワークに信号伝達される。それに応じて、各ノード(たとえば、RANまたはコア)は、選択プロセス(たとえば、MME)が、連結される候補リソースの個々のジッタ寄与の合計を推定できるように、現在のリソースまたは候補リソースに関連するジッタの部分を追加する。あるいは、候補リソースのジッターは、MMEによって、データベースクエリによって取得できる。したがって、MMEは、最適なコストでUEの要件を満たすリソースを選択できる。上記の説明は、非ローミングユースケースに基づいている。以下に、ローミングの使用例の手順を示す。
また、ローミングの場合、UEはネットワークに向けて実際の要件(遅延やジッタなど)を明示的に信号伝達する。
本発明のいくつかの実施形態では、VPLMNは、UE要件およびビジネスニーズに基づいて、そのリソース(例えば、SGW−U)のみを選択し、選択されたインスタンスと、現在蓄積されている遅延および/またはジッタを、UE要件とともに、HPLMNに信号伝達する。これに基づいて、すでに選択されているインスタンスとHPLMNの候補との間のPropDを考慮して、HPLMNは、独自のリソースを割り当てようとする。これは、独自のネットワーク内の候補、累積された遅延および、独自のネットワーク内の候補リソース(PGW−Uなど)のジッターと特性およびコストを考慮して評価することにより、行われる。これは、UEの要件が、ビジネスニーズに応じて、妥当な/許容できる/最適なHPLMNコストで満たされているように行われる。これが、最適ではないソリューションにつながること、または、ソリューションが全く可能ではないことを除外することはできない。
いくつかの実施形態では、VPLMNは、HPLMNに、SGW−Uの候補インスタンスのリストと、遅延に対するTranDおよびProcDの関連する蓄積および/または潜在的な寄与とを提供する(eNBが非ローミングの場合にMMEに提供したように)。HPLMNがPGW−U候補の独自のリストから選択する場合、これらの候補はHPLMNで検討できる。一般に、この手順は、上記の非ローミングの場合で説明した手順と非常に似ている。つまり、HPLMNは、VPLMNとHPLMNの両方のリソースの候補と、TransDとProcDへの個々の寄与の概要を有している。候補SGW−UピアとPGW−Uピア間の実際の伝搬遅延(上記の非ローミングのケースを参照)を計算する手段と併せて、HPLMNは、候補のリストからSGW−UとPGW−Uのペアを選択できる。これは、ビジネスニーズに応じて、最適/合理的/許容可能なコストでUE要件を満たす。次のステップにおいて、HPLMNは、VPLMNで選択されたインスタンス(これは、もちろん、最初に提供されたリストの一部であった)と同様に、HPLMNで選択されたインスタンスをVPLMNに信号伝達する。VPLMNでHPLMN応答を受信すると、選択されたインスタンスはHPLMNとインターフェイスするように構成される。この場合、最終決定はHPLMNで行われるため、選択プロセスは可能な限り幅広いソリューションからリソースを選択でき、最適/合理的/許容可能なコストで全体的なソリューションが向上する。
[チャージング/アカウンティング]
協働選択の場合、潜在的に機密情報が(潜在的に競合する)オペレーター間で交換されるため、この情報の共有は報われる可能性がある。たとえば、ローミングパートナーは、全体の遅延に寄与する部分および/またはUEによって信号伝達された全体のジッタ要件に反比例する(または同様の)収益を共有する場合がある。それ以外の場合、HPLMNは、VPLMNを犠牲にして、VPLMNで高性能で潜在的にコストのかかるリソースを選択できる、または、選択できた。ただし、VPLMNはこの機密情報を共有したくない場合があり、その努力に対して報われない場合、高価なリソースを提供したくないことがあり得る。
したがって、本発明のいくつかの実施形態によれば、対応するオペレータによって寄与される実際の遅延およびジッタ等は、チャージング/アカウンティング記録に追加される。Gx、Gxx、Gy、Gzなどの、対応する3GPP充電プロトコルは、それに応じて拡張できる。また、VPLMNは、情報を共有するための何らかの基本給でも報いられることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、HPLMNは、その候補PGW−Uの同じ情報を(上記のオプションでVPLMNが行うように)市場のVPLMNと共有することができ、そこからVPLMNは同時に最良のSGW−UおよびPGW−Uペアを選択することができる。ただし、これにより、HPLMNから複数のVPLMNへの機密情報の何らかのブロードキャストが発生するため、ブロードキャストを実行するそのHPLMNとの接続のセットアップに対する実際のUE要求なしでブロードキャストされた情報は事前に必要なので、好適なソリューションとは見なされない。したがって、これは不均衡であるように思われる。
HPLMNが実行するVPLMNリソースの選択は、VPLMNがHPLMN(4G)のリソースを選択する現在の既存の手順と一致しないことが知られている。
例えば、IMSのBGW機能を、EPCのPGW−U機能(またはSGSN/GGSN−Uまたは5G対応ユニット)と1つの単一ノードに統合する場合、さらに最適化の可能性がある。現在、PGW−UとBGWは、明確に分離されたノード機能であり、それらは、2つの異なる機能としてカウントされ、個別に、さらには、例えば遅延に寄与する。低遅延および超低遅延の要件まで遅延を減らすと、これらの2つの機能を1つの結合された機能に集約することがますます魅力的になる。これは、2つではなく、1つのホップと1つのノードのみであるためである(遅延とジッターには、1回のみで、約半分しか寄与しない)。
上記の説明では、ユーザープレーンの遅延は通常ユーザーエクスペリエンスにとって最も重要であるため、ユーザープレーンの遅延とジッターが主に対処されている。ただし、対応する選択メカニズムをコントロールプレーンの遅延とコントロールプレーンのジッタに適用できる。図3は、本発明の実施形態による装置を示す。この装置は、UEなどの端末、またはその要素であり得る。図4は、本発明の実施形態による方法を示す。図3による装置は、図4の方法を実行することができるが、この方法に限定されるものではない。図4の方法は、図3の装置によって実行され得るが、この装置によって実行されることに限定されるものではない。
この装置は、要求手段10を含む。要求手段10は、要求プロセッサであることができる。
要求プロセッサ10は、ネットワークにサービスのリソースを要求する(S10)。この要求には、サービスに対して満たされるリソースに対する要件を示す要件指標が含まれる。例えば、要件指標はDGQであり得る。要件は、QoS要件またはSLA要件、あるいはその両方であり得る。
図5は、本発明の一実施形態による装置を示す。この装置は、RAN(eNBによって表される)またはその要素などのサービスのためのリソースを選択しないネットワーク機能であることができる。図6は、本発明の一実施形態による方法を示す。図5による装置は、図6の方法を実行しることができるが、この方法に限定されるものではない。図6の方法は、図5の装置によって実行され得るが、この装置によって実行されることに限定されるものではない。
この装置は、抽出手段110、決定手段120、および、請求手段130を含む。抽出手段110、決定手段120、および、請求手段130は、それぞれ抽出プロセッサ、決定プロセッサ、および、請求プロセッサであることができる。
抽出手段110は、受信したサービスの第1のリソースの要求から要件を抽出する(S110)。おの要求には要件指標が含まれ、要件指標はサービスに対して満たされる要件を示す。
決定手段120は、サービスの第1の部分が第1のリソースによって実行される場合の、要件に対する第1のリソースの寄与を決定する(S120)。請求手段130は、サービスの第2の部分を実行するための第2のリソースを請求(すなわち「要求」)する(S130)。請求(つまり、第2のリソースの要求)には、寄与指標が含まれる。寄与指標は、要件への許容可能な寄与、つまり、第2のリソースが要件に寄与できる度合いを示す。許容可能な寄与は、要件と第1のリソースの寄与とに基づいている。例えば、許容可能な寄与は、第1のリソースの要件と寄与のペアとして示されてもよいし、または、許容可能な寄与は、第1のリソースの要件と寄与に基づいて計算された計算許容可能寄与として示されてもよい。
加えて、装置(例えば、割り当て手段またはその割り当てプロセッサ)は、第1のリソースをサービスに割り当てることができる。
図7は、本発明の実施形態による装置を示す。この装置は、制御プレーン(例えば、MME)のノードまたはその要素などのサービスのためのリソースを選択するネットワーク機能であることができる。図8は、本発明の一実施形態による方法を示す。図7による装置は、図8の方法を実行することができるが、この方法に限定されるものではない。図8の方法は、図7の装置によって実行されることができるが、この装置によって実行されることに限定されるものではない。
この装置は、抽出手段210、決定手段220、選択手段230、および、割り当て手段240を含む。抽出手段210、決定手段220、選択手段230、および、割り当て手段240は、それぞれ、抽出プロセッサ、決定プロセッサ、選択プロセッサ、および、割り当てプロセッサであり得る。
抽出手段210は、受信したサービスのリソースの要求から要件を抽出する(S210)。この要求には要件指標が含まれ、要件指標はサービスに対して満たされる要件を示す。複数のリソースのそれぞれについて、決定手段220は、サービスの少なくとも第1の部分が、それぞれのリソースで実行される場合の要件に対するそれぞれの寄与を決定する(S220)。すなわち、サービスの少なくとも第1の部分がそれぞれのリソースで実行されるという仮定の下で、決定手段220は、それぞれのリソースによって引き起こされた要件への寄与を決定する。
選択手段230は、要件とそれぞれの寄与との間の不一致が所定の制限内になるように、すなわち、寄与が要件に適合するように、複数のリソースのうちの1つを選択する(S230)。そして、割り当て手段240は、選択されたリソースをサービスに割り当てる(S240)。
図9は、本発明の一実施形態による装置を示す。この装置は、制御プレーン(例えば、MME)のノードまたはその要素などのサービスのためのリソースを選択するネットワーク機能であり得る。図10は、本発明の実施形態による方法を示す。図9による装置は、図10の方法を実行することができる。しかし、この方法に限定されるものでない。図10の方法は、図9の装置によって実行されることができる、しかし、この装置によって実行されることに限定されるものではない。
この装置は、第1の抽出手段310、招待手段320、第2の抽出手段330、決定手段340、選択手段350、および、割り当て手段360を備える。第1抽出手段310、招待手段320、第2抽出手段330、決定手段340、選択手段350、および、割り当て手段360は、それぞれ、第1抽出プロセッサ、招待プロセッサ、第2抽出プロセッサ、決定プロセッサ、選択プロセッサ、および割り当てプロセッサであり得る。
第1の抽出手段310は、受信したサービスの第1のリソースの要求から要件を抽出する(S310)。要求には要件指標が含まれ、要件指標はサービスに対して満たされる要件を示す。
招待手段320は、サービスの第2の部分を実行するために、サービスに第2のリソースを割り当てるように、選択デバイスを招待(すなわち、「要求」)する(S320)。この招待は、要件指標が含まれる。選択装置は、例えば、MMEまたは別の制御デバイスであり得る。
第2抽出手段330は、その招待に対する応答から第2寄与指標を抽出する(S330)。サービスの第2の部分が第2のリソースで実行される場合、第2の寄与指標は、第2のリソースの寄与を示す。決定手段340は、複数の第1のリソースのそれぞれについて、サービスの少なくとも第1の部分がそれぞれの第1のリソースで実行される場合の要件に対するそれぞれの第1の寄与を決定する(S340)。第1のリソースのそれぞれは、第2のリソースと異なっていてもよい。すなわち、第2のリソースは選択装置の制御下にあり、一方、第1のリソースは装置の制御下にあり得る。
選択手段350は、要件と、それぞれの第1の寄与および第2の寄与の合計との間の不一致が、所定の限度内になるように、複数の第1のリソースの1つを選択する(S350)。寄付の合計は、寄付の種類に応じて計算される。例えば。遅延が追加される場合があるが、一方、確率または確率の逆数(パケット損失など)が乗算される場合がある。合計2つの帯域幅が、2つの帯域幅の最小値になることがあり得る。
割り当て手段360は、選択された第1のリソースをサービスに割り当てる(S360)。典型的には、第1のリソースの選択機能(選択手段350)は、選択された第1のリソースに関する情報を第2のリソースの選択機能に送信して、割り当てられた第1および第2のリソースが互いに知り合い、ペイロードを交換できる(その他の各々と通信できる)ようにすることができる。
図11は、本発明の実施形態による装置を示す。この装置は、少なくとも1つのプロセッサ610、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリ620を備え、および、少なくとも1つのメモリ620およびコンピュータプログラムコードを備えた少なくとも1つのプロセッサ610は、この装置に、少なくとも。図4、6、8、および10による方法の少なくとも1つを実行させるように構成される。
本発明の実施形態は、LTEまたはLTE−Aなどの3GPPネットワーク、または5Gネットワークで採用されることができる。また、CDMA、EDGE、UTRANネットワーク、WiFiネットワークなど、他の無線または有線の通信ネットワークでも使用できる。
端末は、それぞれのネットワークにアクセスできる任意の装置であり得る。例えば、3GPPネットワークでは、端末は、UE、M2Mデバイス、コンピュータ/ノートブック、固定電話などであり得る。端末は、スマートフォン、ラップトップ、携帯電話などであり得る。
本発明のいくつかの実施形態を、UEが全体的な要件を定義し、次に、例えば、RANおよびコア(またはVPLMNおよびHPLMNなど)上での部分的な要件に分割されるところを説明する。ただし、そのコンセプトは、カスケード接続できる。例えば、VPLMNはHPLMNに要件を提供することができ、この要件はUEからの全体的な要件とVPLMNからの寄与の結果である。次に、HPLMNは、VPLMNから受信した要件を、HPLMNに接続されたUEから受信した全体的な要件と同じように、全体的な要件と見なす。
1つの情報が1つのエンティティから別のエンティティに1つ以上のメッセージで送信されることがあり得る。これらの各メッセージは、さらに(異なる)情報を含む場合がある。
ネットワーク要素、プロトコル、およびメソッドの名前は、現在の標準に基づいている。他のバージョンまたは他の技術では、対応する機能を提供する限り、これらのネットワーク要素および/またはプロトコルおよび/またはメソッドの名前は異なることがあり得る。
特に明記されていないか、文脈から明らかにされていない場合、2つのエンティティが異なるというステートメントは、それらが異なる機能を実行することを意味する。必ずしも、異なるハードウェアに基づいているという意味ではない。すなわち、本明細書で説明される各エンティティは、異なるハードウェアに基づいていることができ、または、エンティティの一部またはすべてが同じハードウェアに基づいていることもできる。必ずしも異なるソフトウェアに基づいているわけではない。すなわち、本明細書で説明される各エンティティは、異なるソフトウェアに基づいていることができ、または、エンティティの一部またはすべてが同じソフトウェアに基づいていることもできる。説明したエンティティの1つ以上をクラウドに実装できる。特に、記述されたエンティティのそれぞれは、ネットワークスライスとして実装されることができる。
上記の説明によれば、本発明の例示的な実施形態は、例えば、ユーザ機器またはそのコンポーネントなどの端末、それを具現化する装置、制御および/または操作方法、および、それを制御および/または操作するコンピュータープログラム、ならびにそのようなコンピュータープログラムを保持し、コンピュータープログラム製品を形成する媒体を提供することは明らかであるはずである。したがって、上記の説明によれば、本発明の例示的な実施形態は、例えば、基地局(例えば、NodeBまたはeNodeB)などのアクセスノード、またはその構成要素、それを実施する装置、方法、および、それらを制御および/または操作するコンピュータープログラム、ならびに、そのようなコンピュータープログラムを運び、コンピュータープログラム製品を形成する媒体を提供することは明らかであるはずである。したがって、上記の説明によれば、本発明の例示的な実施形態が、例えば、MMEなどの制御装置/または動作方法またはその構成要素、それを具現化する装置、それを制御および/または操作する方法、および同じものを制御および/または操作するコンピュータープログラム、ならびにそのようなコンピュータープログラムを保持し、コンピュータープログラム製品を形成する媒体提供することは明らかであるはずである。
上記のブロック、装置、システム、技術または方法のいずれかの実装には、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路またはロジック、汎用ハードウェアまたはコントローラーまたは他のコンピューティングデバイス、または、それらの組み合わせを含む。それらは、完全にまたは部分的にクラウドに実装することができる。
上述したことは、現在本発明の好ましい実施形態と考えられているものであることが理解されるべきである。しかしながら、好適な実施形態の説明は、例としてのみ与えられ、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく様々な修正を行うことができることに留意する。

Claims (34)

  1. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備える装置であって、該少なくとも1つのプロセッサは、該少なくとも1つのメモリおよび該コンピュータプログラムコードを用いて、該装置に、ネットワークからのサービスのためのリソースを要求するステップであって、該要求は、該サービスのために満たされるべきリソースへの要件を示す要件指標を含む、ステップを少なくとも実行させるように構成させる、装置。
  2. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのメモリとコンピュータプログラムコードを備えた少なくとも1つのプロセッサとを備える装置であって、該コンピュータプログラムコードは、該装置に、少なくとも、サービスの第1のリソースに対する受信された要求から要件を抽出するステップであって、該要求は要件指標を含み、該要件指標はサービスのために満たされるべき要件を示す、ステップと、前記サービスの第1の部分が第1のリソースで実行される場合の前記要件に対する第1のリソースの寄与を決定するステップと、前記サービスの第2の部分を実行するための第2のリソースを請求するステップであって、該請求することは、寄与指標を含み、該寄与指標は要件に対する許容可能な寄与を示し、該許容可能な寄与は、前記要件および前記第1のリソースの前記寄与に基づく、ステップと、を実行させるように構成される、装置。
  3. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置に、前記サービスのための複数の第1のリソースのそれぞれについて、前記サービスの前記第1の部分がそれぞれの前記第1のリソースの上で実行される場合の要件に対する、それぞれの前記第1のリソースの前記第1のリソースのそれぞれの寄与を決定するステップをさらに実行させるように構成され、ここで、前記第2のリソースを請求するステップは、前記複数の第1のリソースのそれぞれの第1のリソースの識別、および、それぞれの寄与指標をそれぞれが含む1つ以上の寄与インジケータペアを含み、前記寄与指標の各々は、前記要件およびそれぞれの前記第1のリソースの前記寄与に基づく、請求項2に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記サービスの前記要件をそれぞれの前記第1のリソースにより満たすことができるか否かを、それぞれの前記寄与に基づいて、前記複数の第1のリソースの各々についてチェックするステップと、前記第1のリソースの各々に対して、前記サービスの前記要件をそれぞれの前記第1のリソースにより満たすことができない場合、前記第2のリソースの請求が、それぞれの前記第1のリソースの識別を含む寄与インジケータペアを含むことを禁止するステップとをさらに実行させるように構成される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、さらに、前記装置に、前記第2のリソースを請求する受信応答が前記リソースのうちの選択された1つの前記識別を含むかどうかを監視するステップと、前記応答が前記第1のリソースのうちの前記選択された1つの前記識別を含む場合、前記第1のリソースのうちの前記選択された1つを前記サービスに割り当てるステップとを実行させるように構成される、請求項3または4に記載の装置。
  6. 前記許容寄与のうちの少なくとも1つは、前記第1のリソースの前記要件および前記寄与によって前記寄与指標において示され、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置に、前記第1のリソースの前記要件および前記寄与に基づいて前記許容寄与を計算するステップをさらに実行させるように構成され、前記寄与指標は、前記計算された許容寄与を含む、請求項2から5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置に、前記第1のリソースの前記寄与が前記要件を満たすことを可能にするかどうかのチェックするステップと、前記第1のリソースの前記寄与により前記要件を満たすことができる場合、前記第1のリソースを前記サービスに割り当てるステップとをさらに実行させる、請求項2ないし6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記第1のリソースの寄与が前記要件を満たすことを可能にしない場合、前記第1のリソースの前記要求に応じて、発信不可能性指標を提供するステップをさらに実行させるように構成される、請求項7に記載の装置。
  9. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置に、前記第2のリソースを請求することに応答して、到着する不可能指標が受信されたかどうかを監視するステップであって、前記到着不可能指標は、前記第2のリソースが許容可能な寄与を超えていることを示す、ステップと、前記サービスの第2の部分が前記第3のリソースの上で実行される場合の前記要件に対する第3のリソースの寄与を決定するステップと、前記第3のリソースの寄与が許容可能な前記寄与を超えているかどうかをチェックするステップと、第3のリソースの寄与が許容可能な寄与を超えておらず、着信不可能性指標を受信した場合、前記第3のリソースを前記サービスに割り当てるステップと、を更に実行させるように構成される、請求項2ないし8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備える装置であって、該少なくとも1つのプロセッサは、該少なくとも1つのメモリと該コンピュータプログラムコードを用いて、該装置に、少なくとも、サービスの第1のリソースに対する受信された要求からの要求を抽出するステップであって、前記要求は要件指標を含み、該要件指標は、前記サービスのために満たされるべき要件を示す、ステップと、複数の第1のリソースのそれぞれについて、前記サービスの少なくとも第1の部分が、前記それぞれの第1のリソース上で実行される場合の前記要件に対するそれぞれの第1の寄与を決定するステップと、前記要件と前記それぞれの第1の寄与との間の不一致が、所定の制限内にあるように、前記複数の第1のリソースのうちの1つを選択するステップと、前記選択した第1のリソースをサービスに割り当てるステップと、を実行させるように構成されている、装置。
  11. 前記要件指標は、全体要件指標および寄与指標を含み、前記全体要件指標は、前記サービスの全体要件を示し、前記寄与指標は、第2のリソースがサービスの第2の部分を実行する場合、該第2のリソースによって引き起こされる前記全体要件に対する第2の寄与を示し、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置に、前記要求指標から前記全体的な要求の抽出することと、前記要件指標から前記第2の寄与を抽出することとをさらに実行させるように構成され、前記複数の第1のリソースのうちの前記1つは、全体の要件と、前記第2の寄与および前記それぞれの第1の寄与の合計との間の不一致が、前記所定の制限内にあるように選択される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記要件は、前記サービスの前記全体要件および複数の第2の寄与インジケータを含み、前記第2の寄与インジケータのそれぞれは、それぞれの第2のリソースの識別、および、前記第2のリソースが前記サービスの前記第2の部分を実行する場合、前記それぞれの第2のリソースによって引き起こされる前記全体的な要件へのそれぞれの第2の寄与を示すそれぞれの第2の寄与指標を含み、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置に、前記寄与インジケータペアのそれぞれについて、前記それぞれの識別および前記それぞれの第2の寄与を抽出するステップと、第1の寄与のそれぞれ1つと第2の寄与のそれぞれ1つとの1つ以上の寄与ペアのそれぞれの合計寄与を決定するステップと、全体の寄与とそれぞれの合計の寄与の間の不一致が所定の制限内にあるように前記寄与するペアの1つを選択するステップと、第1のリソースの選択された第1のリソースを決定するステップであって、該選択された第1のリソースは、前記選択された寄与ペアの前記それぞれの第1の寄与に寄与する、ステップと、選択された第2のリソースの識別を決定するステップであって、前記それぞれの第2の寄与インジケータにしたがって、該選択された第2のリソースは、前記選択された寄与ペアの前記それぞれの第2の寄与に寄与する、ステップと、前記選択した第1のリソースを前記サービスに割り当てるステップと、選択された第1のリソースおよび選択された第2のリソースの識別についてデバイスに通知するステップであって、前記要求は前記デバイスから受信される、ステップと、を更に実行させるように構成される、請求項11に記載の装置。
  13. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備えた装置であって、該少なくとも1つのプロセッサは、該少なくとも1つのメモリと該コンピュータプログラムコードとを用いて、該装置に、少なくとも、サービスの第1のリソースに対する受信した要求から要件を抽出するステップであって、該要求には要件指標が含まれ、該要件指標は、該サービスに対して満たされるべき要件を示す、ステップと、サービスの第2の部分を実行するためにサービスに第2のリソースを割り当てるように選択装置を招待するステップであって、該招待は該要件指標を含む、ステップと、前記招待に対する応答から第2の寄与指標を抽出するステップであって、前記サービスの前記第2の部分が前記第2のリソースの上で実行される場合、該第2の寄与指標は、前記第2のリソースの寄与を示す、ステップと、複数の第1のリソースのそれぞれについて、前記サービスの少なくとも第1の部分が、前記それぞれの第1のリソースで実行される場合の要件に対するそれぞれの第1の寄与を決定するステップと、前記要件と、前記それぞれの第1の寄与および前記第2の寄与の合計との間の不一致が、所定の制限内にあるように、複数の第1のリソースの1つを選択するステップと、前記選択した第1のリソースを前記サービスに割り当るステップと、を実行させるように構成されている、装置。
  14. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置に、受信した要求に応答して、前記選択された第1のリソースの識別および前記選択された第1のリソースの前記第1の寄与を提供するステップをさらに実行させるように構成される、請求項10に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置に、更に、前記選択された第1のリソースの前記第1の寄与に関する情報を、サービスの処理に関連する課金記録に追加するステップを実行させるように構成される、請求項10ないし14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記要件は、レイテンシ、ジッタ、帯域幅、パケット損失率、エラー率、リソースタイプ、優先度、信頼性、および、前記レイテンシ、前記ジッタ、前記帯域幅、前記パケット損失率、前記エラー率、前記リソースタイプ、前記優先度、前記信頼性のうちの少なくとも2つに基づく組み合わせパラメータの少なくとも1つである、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の装置。
  17. ネットワークからサービスのためのリソースを要求するステップであって、該要求は、該サービスのために満たされるリソースに対する要件を示す要件指標を含む、ステップを含む方法。
  18. サービスの第1のリソースに対する受信された要求から要件を抽出するステップであって、該要求は要件指標を含み、該要件指標は、サービスのために満たされるべき要件を示す、ステップと、前記サービスの第1の部分が前記第1のリソースの上で実行される場合の前記要件に対する前記第1のリソースの寄与を決定するステップと、前記サービスの第2の部分を実行するための第2のリソースを請求するステップであって、該請求することは、寄与指標を含み、該寄与指標は前記要件に対する許容可能な寄与を示し、該許容可能な寄与は、前記要件および前記第1のリソースの前記寄与に基づく、ステップと、を含む方法。
  19. 前記サービスの複数の第1のリソースのそれぞれについて、前記サービスの前記第1の部分が前記それぞれの第1のリソースの上で実行される場合の、前記要件に対する前記それぞれの第1のリソースのそれぞれの寄与を決定するステップをさらに含み、前記第2のリソースを請求する前記ステップは、前記複数の第1のリソースのそれぞれの第1のリソースの識別、および、それぞれの寄与指標をそれぞれが含む1つ以上の寄与インジケータペアを含み、前記寄与指標の各々は、前記それぞれの第1のリソースの前記要件および前記寄与に基づく、請求項18に記載の方法。
  20. 複数の第1のリソースの各々について、前記それぞれの寄与に基づいて、前記サービスの前記要件が、前記それぞれの第1のリソースによって満たされることができるかどうかをチェックするステップと、前記複数の第1のリソースの各々について、前記サービスの前記要件が前記それぞれの第1のリソースによって満たされることができない場合、前記第2のリソースを請求することが、前記それぞれの第1のリソースの識別を含む前記寄与インジケータペアを含むことを禁止するステップと、をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第2のリソースを請求する受信応答が前記リソースのうちの選択された1つの前記識別を含むかどうかを監視するステップと、前記応答が前記第1のリソースのうちの前記選択された1つの前記識別を含む場合、前記第1のリソースのうちの前記選択された1つを前記サービスに割り当てるステップとをさらに含む、請求項19または20に記載の方法。
  22. 前記許容寄与のうちの少なくとも1つは、前記第1のリソースの前記要求および前記寄与によって前記寄与指標において示され、前記方法は、前記第1のリソースの前記要件および前記寄与に基づいて前記許容寄与を計算するステップを更に含み、前記寄与指標は、前記計算された許容寄与を含む、請求項18ないし21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記第1のリソースの前記寄与により前記要件を満たすことができるか否かをチェックするステップと、前記第1のリソースの前記寄与により前記要件を満たすことができる場合、前記第1のリソースを前記サービスに割り当てるステップとをさらに含む、請求項18ないし22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 第1のリソースの寄与が要件を満たすことを許可しない場合、第1のリソースの要求に応じて発信不可能性指標を提供するステップをさらに含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記第2のリソースの請求に応じて、着信不可能性指標が受信されたか否かを監視するステップであって、前記到着不可能指標は、前記第2のリソースが前記許容可能な寄与を超えていることを示す、ステップと、前記サービスの前記第2の部分が、前記第3のリソースの上で実行される場合の前記要件に対する第3のリソースの寄与を決定するステップと、前記第3のリソースの前記寄与が前記許容可能な寄与を超えているかどうかをチェックするステップと、前記第3のリソースの前記寄与が前記許容可能な寄与を超えておらず、前記着信不可能性指標が受信された場合、前記第3のリソースを前記サービスに割り当てるステップと、をさらに含む、請求項18ないし24のいずれか1項に記載の方法。
  26. サービスのための第1のリソースに対する受信された要求から要件を抽出するステップであって、前記要求は要件指標を含み、該要件指標は前記サービスに対して満たされるべき要件を示す、ステップと、第1のリソースの各々について、前記サービスの少なくとも第1の部分が前記それぞれの第1のリソースの上で実行される場合の前記要件に対するそれぞれの第1の寄与を決定するステップと、前記要件と、前記それぞれの第1の寄与との間の不一致が、所定の制限内にあるように、前記複数の第1のリソースのうちの1つを選択するステップと、前記選択した第1のリソースを前記サービスに割り当てるステップと、を含む方法。
  27. 前記要件指標は、全体要件指標および寄与指標を含み、前記全体要件指標は、前記サービスの全体要件を示し、前記寄与指標は、前記第2のリソースが前記サービスの前記第2の部分を実行する場合、第2のリソースによって引き起こされる前記全体要件に対する第2の寄与を示し、前記方法は、前記要件指標から前記全体的な要件を抽出するステップと、前記要件指標から前記第2の寄与を抽出するステップとを更に含み、前記複数の第1のリソースのうちの1つは、前記全体的な要件と、前記第2の寄与および前記それぞれの第1の寄与の合計との間の不一致が、所定の制限内にあるように選択される、請求項26に記載の方法。
  28. 前記要件は、前記サービスの前記全体的要件および複数の第2の寄与インジケータを含み、前記第2の寄与インジケータの各々は、それぞれの第2のリソースの識別と、前記第2のリソースが前記サービスの前記第2の部分を実行する場合、それぞれの第2のリソースによって引き起こされる前記全体的な要件に対するそれぞれの第2の寄与を示すそれぞれの第2の寄与指標とを含み、前記方法は、寄与インジケータペアのそれぞれについて、それぞれの識別およびそれぞれの第2の寄与を抽出するステップと、第1の寄与のそれぞれ1つと、第2の寄与のそれぞれ1つとの1つ以上の寄与ペアのそれぞれの合計寄与を決定するステップと、全体の寄与とそれぞれの合計の寄与との間の不一致が所定の制限内にあるように、寄与するペアの1つを選択するステップと、第1のリソースの選択された第1のリソースを決定するステップであって、選択された第1のリソースは、選択された寄与ペアのそれぞれの第1の寄与に寄与する、ステップと、選択された第2のリソースの識別を決定するステップであって、それぞれの第2の寄与インジケータにしたがって、該選択された第2のリソースは、前記選択された寄与ペアの前記それぞれの第2の寄与に寄与する、ステップと、選択した第1のリソースをサービスに割り当てるステップと、選択された第1のリソースおよび選択された第2のリソースの識別についてデバイスに通知するステップであって、前記要求は前記デバイスから受信される、ステップと、を更に含む、請求項27に記載の方法。
  29. サービスのための第1のリソースに対する受信された要求から要求を少なくとも抽出するステップであって、前記要求は要件指標を含み、該要件指標は前記サービスに対して満たされるべき要件を示す、ステップと、サービスの第2の部分を実行するためにサービスに第2のリソースを割り当てるように選択装置を招待するステップであって、該招待は該要件指標を含む、ステップと、前記招待に対する応答から第2の寄与指標を抽出するステップであって、前記サービスの前記第2の部分が前記第2のリソースの上で実行される場合、該第2の寄与指標は、前記第2のリソースの寄与を示す、ステップと、第1のリソースの各々について、前記サービスの少なくとも第1の部分が前記それぞれの第1のリソースの上で実行される場合の前記要件に対するそれぞれの第1の寄与を決定するステップを含む方法。前記要件と、前記それぞれの第1の寄与および前記第2の寄与の合計との間の不一致が、所定の制限内にあるように、複数の第1のリソースの1つを選択するステップと、前記選択した第1のリソースを前記サービスに割り当てるステップと、請求項27に記載の方法。
  30. 前記受信された要求に応答して、前記選択された第1のリソースの識別および前記選択された第1のリソースの第1の寄与を提供するステップをさらに含む請求項26ないし29のいずれか1項に記載の方法。
  31. 前記選択された第1のリソースの前記第1の寄与に関する情報を、前記サービスの処理に関連する課金記録に追加するステップをさらに含む、請求項26から30のいずれかに記載の方法。
  32. 前記要件は、レイテンシ、ジッタ、帯域幅、パケット損失率、エラー率、リソースタイプ、優先度、信頼性、および、該レイテンシ、該ジッタ、該帯域幅、該パケット損失率、該エラー率、該リソースタイプ、該優先度、該信頼性の少なくとも2つに基づくパラメータのうちの少なくとも1つである、請求項17ないし31のいずれか1項に記載の方法。
  33. 装置上で実行されると、該装置に、請求項17ないし32のいずれか1項に記載の方法を実行させるように構成される命令のセットを備えるコンピュータプログラム製品。
  34. コンピュータ可読媒体として具現化されるか、またはコンピュータに直接ロード可能な、請求項33に記載のコンピュータプログラム製品。
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