JP2020526399A - 歯切りされたワークピースを創成するための方法、並びにそのために好適な制御プログラム、ツール及び歯切り盤 - Google Patents

歯切りされたワークピースを創成するための方法、並びにそのために好適な制御プログラム、ツール及び歯切り盤 Download PDF

Info

Publication number
JP2020526399A
JP2020526399A JP2019564803A JP2019564803A JP2020526399A JP 2020526399 A JP2020526399 A JP 2020526399A JP 2019564803 A JP2019564803 A JP 2019564803A JP 2019564803 A JP2019564803 A JP 2019564803A JP 2020526399 A JP2020526399 A JP 2020526399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth
machining
engagement
tool
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019564803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7313286B2 (ja
Inventor
ヴェッペルマン エドガー
ヴェッペルマン エドガー
Original Assignee
グリーソン − プァウター マシネンファブリク ゲーエムベーハー
グリーソン − プァウター マシネンファブリク ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グリーソン − プァウター マシネンファブリク ゲーエムベーハー, グリーソン − プァウター マシネンファブリク ゲーエムベーハー filed Critical グリーソン − プァウター マシネンファブリク ゲーエムベーハー
Publication of JP2020526399A publication Critical patent/JP2020526399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7313286B2 publication Critical patent/JP7313286B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F15/00Methods or machines for making gear wheels of special kinds not covered by groups B23F7/00 - B23F13/00
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F5/00Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made
    • B23F5/12Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made by planing or slotting
    • B23F5/16Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made by planing or slotting the tool having a shape similar to that of a spur wheel or part thereof
    • B23F5/163Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made by planing or slotting the tool having a shape similar to that of a spur wheel or part thereof the tool and workpiece being in crossed axis arrangement, e.g. skiving, i.e. "Waelzschaelen"
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F17/00Special methods or machines for making gear teeth, not covered by the preceding groups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F21/00Tools specially adapted for use in machines for manufacturing gear teeth
    • B23F21/005Tools specially adapted for use in machines for manufacturing gear teeth with plural tools on a common axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/08Profiling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/17Toothed wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gear Processing (AREA)

Abstract

本発明は、所与の歯形状を有する第1の歯(1)に組み込まれた第2の歯(2)を有するワークピース(3)を創成するための方法であって、第2の歯をスカイビング加工の運動学において切削して創成する第1の機械加工係合が、ワークピースで行われ、ワークピースは、特に、第1の歯から第2の歯への移行部において、所与の歯形状と比較してまだ取り代があり、その後、所与の歯形状に一致させる第2の機械加工係合は、スカイビング加工の運動学において移行部で実行され、その場合、特に、残りの取り代が除去される、方法と、そのために好適なツール(40、50)と、歯切り盤(100)と、に関する。

Description

本発明は、所与の歯形状を有する第1の歯に組み込まれた第2の歯を有するワークピースを創成するための方法、及びそのために制御される歯切り盤に関する。
そのような方法は、当該技術分野で周知である。したがって、第1の歯は、ワークピースに、例えば、転動させてホブ切り又はスカイビング加工によって創成することができる。多様な用途について、例えば、トランスミッションの製造では、このような第1の歯に第2の歯を組み込むことが更に望ましい。例えば、第2の歯は、軸線方向の拡張部にわたって延在する第1の歯の領域では、例えば、より小さな歯の厚さ又は円錐形に変化したフランク線によって、第1の歯とは異なってもよい。第2の歯の組み込みは、その場合、通常、例えば、切断刃を有するツールを備えた更なる機械加工機で行われる。
本発明の課題は、十分達成された歯の品質の観点から、冒頭に言及した種類の方法を改善すること、特に、容易であり、かつ時間を節約する手法で実施することである。
本課題は、本発明により、プロセス技術的な観点において、第2の歯をスカイビング加工の運動学において切削して創成する第1の機械加工係合がワークピースで行われ、ワークピースは、特に、第1の歯から第2の歯への移行部で所与の歯形状と比較してまだ取り代を有し、その後、所与の歯形状に一致させる第2の機械加工係合は、スカイビング加工の運動学において移行部で実行され、その場合、特に、残りの取り代が除去されるように解決される。
その場合、本発明は、第一に、ワークピースの第1の歯に第2の歯を組み込む際に、スカイビング加工による導入時に、移行部にバリが生じるリスクがあるという認識に基づいている。例えば、スプラインがスカイビング加工(パワースカイビング)によってランニング歯車に導入されると、特に、小さな軸線交差角及び/又は小さなツール直径を設定した場合に、移行時に、第2の歯の終了部でバリ形成をもたらす。なぜなら、この場合、切り屑形成中に、強い負の実効すくい角を持つ平坦な切り屑プロセスフローをもたらす可能性があるためである。同様に、バリ形成のリスクが増加するのは、大きな最大公称切り屑厚さが創成される場合、ワークピースの機械加工される材料がバリ形成する傾向が高い場合、又は第2の歯の創成に使用されるツールの刃先が、例えば、摩耗形成により、意図した切削品質でもはや切削しない場合である。
粗いバリ及び/又は細かいバリからなるそのようなバリを除去するための従来の手段とは対照的に、本発明によれば、ブラッシング又は、例えば、バリ取りディスクを使用するなどにより、ワークピースのその後の用途におけるトランスミッションへの汚染又は損傷を防ぐために、所与の歯形状に一致させる機械加工係合が、スカイビング加工の運動学において移行部で実行されることが意図されている。「一致させる」という表現は、所与の歯形状を有する第1の歯を創成可能なスカイビング加工の機械加工プロセスであることを意味する。移行部でのこの第2の機械加工係合によって、第1の機械加工係合時にバリが発生している限り、バリは、第1の歯を損傷しない様式で除去されるため、良好な歯の品質が得られる。第2の機械加工係合は、切り屑を除去しながら実行される場合、所与の歯形状の歯の深さに対応する送り位置で行われる。
好適な歯の品質を得ることができるのは、好ましい実施形態により、第1の機械加工係合が実行され、(少なくとも)移行部に所与の歯形状に対してまだ取り代があり、第2の機械加工係合時にこの取り代を削りながら除去する場合である。次に、縁部のレベルと一致しない所望の歯形状の深さで切削され、その縁部から、バリは、場合により、制御されずに突出する。次いで、機械加工品質は、移行部でもまた、例えば、最後の機械加工工程における仕上げにより従来通りに創成された、単純なスカイビング加工された歯に相当する。
したがって、第1の機械加工係合の実行前に、第1の歯の(前)歯が存在するが、まだ所与の歯形状に完全に対応する必要はない(取り代)。
本発明は、第1の歯として、はすば歯車と同様に、平歯車に、外歯に対してと同様に、内歯に対して適用可能であり、本発明は、限られたアクセス性により、内歯に対して特に顕著な進歩をもたらす。更に、本発明は、円筒状の第1の歯に適しているが、円錐度が、冒頭で言及した方法などの古典的な転動方法、特に、スカイビング加工によって創成可能である場合に限り、円錐歯にもまた適している。
第2の歯の第1の歯に対する違いは、上述したように、第1の歯と比較して、フランク形状の歯の厚さが薄いこと、又はねじれ角が異なることで表すことができる。しかし、例えば、修正されたプロファイル及び/又は他の修正されたフランク線など、他の種類の違いも考えられ、これは、第1の歯と第2の歯との間の違いとなるか、又はこれらの態様の組み合わせとなる。第2の歯の好ましい例は、第1の歯に配置されるアンダーカットの例である。
第2の歯は、第1の歯の歯元領域の機械加工を含んでもよいが、用途に応じて、例えば、アンダーカットの組み込みなど、第2の歯を組み込むことによって、フランクのみを歯元領域なしで変更するだけで十分な場合がある。
更に、第2の歯は、第1の歯の一方の端部から(のみ)又は両端部から導入することができ、したがって、切削方向は、スピンドル端面から離れるか又はスピンドル端面に向けて調整することができる。特に好ましい実施形態では、第1の機械加工係合は、軸線方向の切削方向成分が移行部に向けられて移行部内に延び、第2の機械加工係合は、この切削方向成分と同じ向きの軸線方向の切削方向成分を有する。このようにして、バリが第2の歯の方向にのみ曲げられることが回避される。第1の歯における第2の歯の正確な軸線方向の位置は、重要ではない。
第1の歯が第1の機械加工係合時に、まだ所与の歯形状に対応しない設計では、取り代は、切り屑形成しながら除去することを可能にすべきである(切削してプレスしない、又はプレスよりも切削する)。取り代は、少なくとも6μm、好ましくは少なくとも20μm、特に少なくとも40μm及び/又は最大1.6mm、好ましくは少なくとも1.0mm、特に少なくとも0.4mmであることが好ましい。このようにして、第一に、機械加工時間を第1の歯の予備歯の作製時に節約することができるのは、第1の歯が所与の歯形状によって事前に与えられたプロファイル形状を有する必要はまだないためであり、その場合、第2の歯の組み込みにおいて、特に、終了部で、第1の歯の溝が相当大きい寸法でまだ形成されていなかった場合、特に、大きすぎる取り代の場合に生じたであろう不利な切り屑形成が起こらない。この場合、取り代は、フランクごとの取り代を意味する。
これに関連して、第1の歯の歯幅の一部にわたってのみ取り代が存在するように提供することができる。しかし、可能な一実施形態では、取り代は、第1の歯の歯幅全体にわたって延び、第2の機械加工係合で除去される。これにより、第1の歯がより均一な形状になるため、第1の歯の予備歯の作製が容易になる。
代替形態では、アイドルストロークにおける第2の機械加工係合は、歯形状が切削により創成可能であった送り込みよりも、いくらかわずかに浅い送り込みで送られることによって、バリ取りのみに作用してもよい。
第1の機械加工係合及び第2の機械加工係合は、例えば、それぞれがツールヘッドを有する2つの異なるツールステーションで実行されてもよい。しかし、第1の機械加工係合及び第2の機械加工係合が同じ回転駆動ツール軸線を介して行われることが好ましい。この目的のために、関連するツールスピンドル上で(場合により、第1の機械加工係合の前にもまた第2の機械加工係合に対してスカイビングホイールが使用されている場合、第1の機械加工係合の前に)第1の機械加工と第2の機械加工との間のツール交換を行ってもよい。この変形例は、好ましくは、迅速に行うことができるツール交換に好適である。それに対して、更に時間を節約する設計では、ツールを変更する必要はないが、その代わりに、必要なツールは、既にクランプで両方ともクランプ固定されている。
これに関連して、好ましい実施形態では、第1の機械加工係合のツール側係合領域が第2の機械加工係合のツール側係合領域とは異なるように提供される。これにより、第1の歯に対する第2の歯のより多様な構成が、創成可能性の観点から、異なる機械軸線制御によるだけではなく、異なるツール形状に基づいてもまた可能となる。
それにもかかわらず、好ましい実施形態において提供されるように、同じ回転駆動ツール軸線を用いて、かつツール交換なしで加工することができ、すなわち、両方の係合領域がコンビツールの区分である場合、特に、それぞれタンデムツールの独立したツールによって形成される。したがって、好ましくは、軸線方向に間隔を置いた2つのスカイビングホイールを備えたツールが使用され、第1の機械加工係合用のスカイビングホイールは、好ましくは、第2の機械加工係合用のスカイビングホイールよりも小さい直径を有し、第2のスカイビングホイールよりもクランプから離して配置されている。
第2の歯の種類に応じて、第1の機械加工係合が二フランクプロセスで行われる変形例が考えられる。しかし、特に好ましい実施形態では、第1の機械加工係合は、単フランクプロセスで行われる。これにより、多様性を高めることができ、特に、第2の歯をワークピースの左右のフランクで異なるように形成することができる。例えば、第1の歯に対する終了領域は、両方のフランク上に、2つの端面のうちの1つから同じ間隔又は異なる間隔で存在するようにしてもよく、両方のフランクのねじれ角は、異なるように形成することができる。更に、導入された第2の歯の深さは、左右のフランクについて異なるように設定するか、又はフランクの軸線方向経路にわたって異なるように変化させてもよい。また、第2の歯の両方のフランクのプロファイルが異なるように形成するように提供することもできる。
第1の歯の設計の種類に応じて、第1の歯は、上述したような類似の非対称性に基づいて、単フランクプロセスでも創成され、特に、第2の機械加工係合が単フランクプロセスで同様に実行されてもよい。ただし、多様なアプリケーションについて十分かつ時間を節約する変形例では、第2の機械加工係合を二フランクプロセスで行ってもよい。特に、第2の機械加工係合が、例えば、第1の歯の仕上げ機械加工をするための1回の仕上げパスとして(又は複数回)実行されるとき、対応する時間の節約が可能である。
特に好ましい実施形態では、ワークピースのワークピースクランプは、第1の機械加工係合と第2の機械加工係合との間に維持され、したがって、第1の機械加工係合だけではなく、第2の機械加工係合もまた同じクランプで行われ、このクランプは、機械加工係合の間で変化しない。このようにして、更に機械加工時間を節約可能である。
可能な実施形態において、クランプされたワークピースは、2つの機械加工工程間でその回転軸に対して横方向に移動することができ、例えば、異なるツール側機械加工位置を有する機械加工位置に達する。これに関連して、配置を交換することができる2つのワークスピンドルもまた提供されてもよい。代替の好ましい変形例では、ワークピース回転軸線の位置及び/又は方向は、第1の機械加工係合と第2の機械加工係合との間で不変のままであり、したがって、2つの機械加工係合の間で、この位置又は方向を変化させる追加の動きによって機械加工時間が失われることはない。
本発明による方法は、所与の歯形状に適切に事前加工された少なくとも1つの第1の歯をワークピースに設ける様式とは無関係に、既に好適であり、有利に使用することができる。しかし、特に好ましい方法の形態では、歯の機械加工が実行されて、スカイビング加工の運動学において、特に、第2の機械加工係合と同じツール側の係合領域と共に、第1の機械加工係合を受けるワークピースを提供する。これにより、非常に時間を節約でき、事前加工及び第2の機械加工係合の相乗効果に基づいて、歯の創成全体がワークピースブランクから開始して行われる。クランプの維持並びに特にワークピース軸線の方向及び位置の維持の観点から、上述した構成は、第1の歯に対する予備歯機械加工と第1の機械加工係合との間の関係に類似している。
更に好ましい実施形態では、バリ取りは、第1の歯の終了端部、すなわち、少なくとも第1の歯の端面でも行われ、その端面では、特に、スカイビング加工において行われる創成移動が、ワークピース軸線に平行な送り成分を有する送りで終了する。特に、終了端面のこのバリ取りは、第2の機械加工係合の後に行われることが企図されている。これは、例えば、使用されるスカイビングホイールのうちの1つの後側の係合領域により、又は好ましくは、同軸に結合されたバリ取りディスクにより実現され得る。
ワークピースは、例えば、内側縁部の形態で、第1の歯の領域に更なる軸線方向の移行部を有してもよく、その移行部で、第1の歯又は第1の歯の予備歯を創成するための準備機械加工係合が終了し、したがって、その移行部で同様にバリが生じる場合がある。この目的のために、内側縁部のそのようなバリを、好ましくは、第1の機械加工係合及び/又は第2の機械加工係合のツール側の係合領域に移動可能に結合されたツール側の係合領域によりバリ取りすることが提供される。この目的のために、可能な限り最小の軸線方向の広がりを有するバリ取りディスクが適している。それ故に、例えば、内縁部が溝によって第1の歯に形成されている場合、溝の反対側で歯を損傷することなくバリ取りを行うことができる。
したがって、装置の技術的観点から、本発明は、特に好ましい実施形態として、かつ別個の保護に値するものとして、タンデムツール及びトリプルツールを有する、同軸かつ軸線方向に間隔をあけた2つのスカイビングホイールと、特に、同軸に配置されたバリ取りディスクの形態の、軸線方向に更に間隔をあけたバリ取りツールと、を提供かつ開示する。
更に、本発明は、歯切り盤の制御プログラムの下で保護を提供し、歯切り盤で実行されると、歯切り盤を制御して、前述の方法の態様のうちの1つによる方法を実行する。
装置の技術的観点から、本発明は、少なくとも1つのワークピースクランプと、少なくとも1つのツールクランプと、ワークピースクランプに対するツールクランプの相対的な位置決めのための少なくとも2つの線形軸線及び1つの回転軸線と、機械を制御するための制御装置と、を備えた歯切り盤を提供し、その歯切り盤は、そのような制御プログラムを有し、かつ/又は前述の方法の態様の1つにより方法を実行するために設計かつ制御されることを特徴とする。第3の線形軸線が提供されることが好ましい。好ましくは、全ての軸線は、CNC制御された機械軸線である。
本発明の更なる特徴、詳細及び利点は、添付の図面を参照した以下の説明から明らかになる。
ワークピース軸線に直交して取られた内歯の断面の概略的な簡略図である。 図1の断面A−Aにおけるフランク機械加工を概略的に説明する図である。 図1の断面B−Bにおける歯元機械加工を概略的に説明する図である。 タンデムツールを示す図である。 トリプルツールを示す図である。 スカイビングマシンを示す図である。 図6とは異なる機械コンセプトを示す図である。 図6とは異なる機械コンセプトを示す図である。
図1には、内歯3の横断面が概略的に示されている。ワークピース歯部4の左フランクが5で示され、右フランクが6で示されている。更に、内歯3の歯先が7で示され、内歯の歯元が8で示されている。
しかし、内歯3は、その軸線方向長さにわたって均一に形成されておらず、その代わりに、第1の歯1と、第1の歯1に導入された、図1には示されていない第2の歯2と、を有する。
フランクでの内歯3の歯形状の例は、図2dに見ることができ、軸線方向下側領域に第1の歯1が示され、上側領域に第1の歯に導入された第2の歯2が示されている。図2dの破線により、図2aの実線に対応する予備歯の形状を示し、創成されることとなる第1の歯の歯形状及び第2の歯の歯形状が破線により再度描かれている。
本発明の一実施例では、ワークピースの創成又は第1の歯への第2の歯の組み込みは、以下のように行われる。
最初に、スカイビング加工によって、この場合は、その刃先が12と示された第1のスカイビングホイール11を用いる二フランクプロセスにおいて、左右のフランクに取り代Δをまだ有して、第1の歯に対する予備歯が創成される。これは、例えば、図2aのスカイビング加工の運動学における上から下への軸線方向送りでの複数の粗削りパスで行われ、このスカイビング加工の運動学において、スカイビングホイールの回転軸線は、内歯3の回転軸線に対して軸線交差角をなす(はすば歯車伝動の原理)。
次の工程では、その刃先を14で示した第2のスカイビングホイール13を用いて、第2の歯2を導入する。以前(図2a)、好ましくは、二フランクプロセスで加工されていたが、この導入は、それに代えて、好ましくは、最初に一方のフランク(図2b)を加工し、次いで他方のフランク(図2c)を加工する単フランクプロセスで行われる。その場合、第2の歯の終了部にバリ16が生じる。このバリが生じる図2b及び図2cの係合は、第1の機械加工係合に対応する。この場合、第1の機械加工係合のためのスカイビングホイール13は、第1の歯の歯形状の予備歯を創成するスカイビングホイール11とは異なるように設計される。しかし、この実施形態では、いずれの場合も、複数のツール、例えば、タンデムツール又はトリプルツールのスカイビングホイール11部分に対して同軸である。
スカイビングホイール13及び第1の機械加工係合で設定された軸線交差角は、第2の歯の種類に適合するように選択される。これは、図2の図示とは異なり、円錐形であってもよく、特に、第1の歯に導入されたアンダーカットを表してもよい。
更なる機械加工工程では、使用される機械軸線制御用の設計において、所与の歯形状を有する第1の歯を創成するために設計されたスカイビングホイールにより、(残りの)取り代Δが第1の歯から取り除かれる。この実施形態において、スカイビングホイールは、取り代Δを除いて歯形状に一致させる予備歯創成のための図2aに示した工程でも使用された、同じスカイビングホイール11である。
第2の歯2の領域では、もちろん、対応する送り込み位置で、この領域に材料が存在しないため、機械加工は行われない。第2の歯から第1の歯への移行部における切削機械加工に基づいて、取り代Δを除去することにより、バリ16もまた除去される。この第2の機械加工係合は、この実施例では、二フランクプロセスでも再び行われる。
この機械加工方法は、第2の機械加工係合の前に、予備歯の作製において、まだ仕上げパスを行う必要がないように時間最適化されており、仕上げにおける1つ以上の最終バリ取りパスは、バリの除去が同時に行われる、更に軸線方向でより狭い領域において、第2の機械加工係合で行うことができる。全体として見れば、これに対応して、係合自体に対する機械加工時間が短くなる。
更に、好ましい例示的な実施形態のように、歯の事前加工(図2a)、第1の機械加工係合(図2b、図2c)及び第2の機械加工係合(図2d)が、内歯3の同じクランプで、特に、複数のツールの異なる係合領域で実行されると、比較的非常に短い総機械加工時間において、満足できる内歯3の歯品質が得られる。
図3には、同様の手順に従って、図2に示したように、すなわち、第1の歯と第2の歯との間の違いが内歯の歯元8でもまた明らかである場合に、内歯3の歯元8を機械加工する方法が更に示されている。第1の歯1の事前加工時に、取り代ΔFが歯元領域に残る可能性があり、この歯元領域は、第1の機械加工係合(図3b)において第2の歯2の歯元が機械加工された後、第1の歯の領域で第2の機械加工係合(図3c)において初めて除去される。この場合もまた同様に、第2の機械加工係合において、第1の機械加工係合で発生する歯元領域のバリが除去される。しかし、例えば、第2の歯の機能面がフランク上にのみ作用する必要があり、内歯3が歯元領域で均一である、導入された第2の歯の種類も考えられる。この場合にもまた、歯元8の領域に、第2の加工係合で除去される取り代ΔFをまだ残してもよい。
図2a及び図3aに記載された摩耗は、図2d及び図3cも同じ機械加工係合に対応するように、この場合は同じ(準備)工程の範囲内で起こる。図3bの図示(第2の歯部2の歯元機械加工)は、単フランクプロセスにおける第2の歯の創成時に、歯元機械加工が、それぞれ単フランクプロセスで実行され、歯元領域を含む機械加工から図2b及び図2cに対応して創成されてもよいという状況を簡略化した図示である。ただし、基本的には、第2の歯を二フランクプロセスで機械加工することも考えられるが、単フランク機械加工は、別個の接線方向の移動及び/又は追加回転の選択肢を用いてより柔軟に機械加工すること、特に、歯元のより深い切り込みを省くことが可能である。したがって、第1の機械加工係合は、一実施形態では、フランク上に限定することもできる。逆に、別の実施形態では、第2の歯は、歯元領域のみに延在してもよい。
図2及び図3の図示を簡略化するために、まだ機械加工されていないそれぞれの切削の領域、すなわち、切削縁部の下の領域は、材料除去がすでに行われているように同様に示されているが、材料除去は、これらの領域において更なる送りの後に初めて行われる。
図に示されていない変形例では、取り代Δを残すことなく、第2の歯2を導入する前であっても、第1の歯1の仕上げ機械加工を行ってもよい。次に、第1の歯1に第2の歯2を組み込むための第1の機械加工係合において生じたバリは、第1のスカイビングホイール11のアイドルストロークにより、第1の歯と第2の歯との間の移行部の領域において除去可能になる(第2の機械加工係合だけがバリ取りしている)。
図4には、第1のスカイビングホイール41及び第2のスカイビングホイール42を有するタンデムツール40が示されている。スカイビングホイール41及び42は、互いに固定接続されており、同一の回転軸線CWを有する。第1のスカイビングホイール41を用いて、所与の歯形状、例えば、ランニング歯を有する第1の歯を創成することができる。第2のスカイビングホイール42により、第2の歯を第1の歯に導入することができる。それぞれの機械加工では、ツール回転軸線CWは、ワークピース回転軸線に対して軸線交差角をなしている。衝突を避けるために、外歯の機械加工について、スカイビングホイール42の外径D2は、第1のスカイビングホイール41の歯元直径D1fよりも小さい。内歯の機械加工について、D2が、0.9D1f以下であることが好ましい。好ましくは、D2は、0.8D1f以下、特に、0.6D1f以下である。更に、対応する小さなスカイビングホイールにおいて平坦な切削カーブが形成された場合であっても、D2に対して0.4D1fまで又は0.3D1fまでの値が考えられる。その平坦な切削カーブを回避するために、特に、外歯についてもまた、D2が、D1fの少なくとも40%、特にD1fの少なくとも60%、更には、D1fの80%以上になることが企図されている。更に好ましい変形例では、第1のスカイビングホイール41及び第2のスカイビングホイール42のモジュールは、実質的に同じであり、その違いは、好ましくは20%を超えず、より好ましくは10%を超えず、特に、5%を超えない。
第2のスカイビングホイール42の刃先と第1のスカイビングホイール41の刃先との間の軸方向距離L12は、第1の機械加工係合のために設定された軸線交差角に対して、第1のスカイビングホイール41による衝突のリスクを回避するのに十分に大きくなるように選択される。しかし、好ましくは、この距離L12は、2.4D2f以下、特に、2.0D2f以下、特に1.6D2f以下である。これにより、第1の機械加工係合、ワークピースの第1の歯への第2の歯の導入で発生する振動のリスクが低減される。
しかし、既に上述したように、実行するために、別個のスカイビングホイール41、42を、例えば、設けられた2つのツールスピンドル上で、又は1つのツールスピンドル上のツール交換で使用してもよい。
図5には、第1のスカイビングホイール51及び第2のスカイビングホイール52を有するトリプルツール50が示されており、それらの配置は、図4のスカイビングホイール40及び41の配置と同様であり得る。しかし、図4のタンデムツールとは対照的に、更に、1つのバリ取りディスク53が、第2のスカイビングホイール52から軸線方向に配置されている。
バリ取りディスク53の直径D3に関して、D3とD2fとの間で、図4を参照して上述したD2とD1fとの間の関係と同じ関係が適用される。
その場合、バリ取りディスク53が、例えば、ワークピースに設けられた溝に挿入可能であり、歯縁部のバリをその溝でバリ取りできるように、バリ取りディスク53の軸線方向寸法L3は、小さい寸法が選択されている。この目的のために、軸線方向距離L23は、十分に大きく選択されている、すなわち、歯の機械加工に面する端部から溝まで又はバリ取りディスク53の意図された作用範囲までの距離よりも大きい。場合により、距離L23は、機械加工された歯のホイール幅よりも大きくすることができ、その場合には、バリ取りディスク53を用いて、第1の歯の移動終了端部でもまたバリ取りしてもよい。
タンデムツール又はトリプルツールという用語は、少なくとも2つのスカイビングホイール又は追加のバリ取りディスクを備えた組み合わせツールを意味するだけではなく、追加の、特に、更なる同軸ツールもまた組み合わせツールの一部であり得る。しかし、第2のツールを備えた純粋なタンデムツール又は第3のツールを備えた純粋なトリプルツールもまた想到される。
図4のタンデムツール又は図5のトリプルツールは、例えば、図6に示されたスカイビングマシン100のツールクランプでクランプされてもよい。スカイビングマシン100は、上記の方法の態様のいずれかに従った方法を実施するように、模式的に99と示した制御装置を介して制御されている。この目的のために、スカイビングマシン100は、ワークピース側に、機械ベッド80上に配置された、この場合、スタンディングスピンドルとして形成されたワークピーススピンドル70を有する。ツール側に、機械ベッド80に対して半径方向の送り方向Xで可動な半径方向キャリッジ61が設けられ、半径方向キャリッジ61に対して軸線方向Zに移動可能に支持された軸線方向キャリッジ62には、ツールスピンドル軸線C2を有するツールヘッドが配置された、接線方向キャリッジ63が、枢動可能に取り付けられている。この場合、枢動軸線Aは、半径方向軸線Xに平行であり、ツール回転軸線とワークピーススピンドル70上にクランプされたワークピースのワークピース回転軸線との間の軸線交差角Σを調整するために、ツールスピンドル軸線C2の旋回、したがってツール回転軸線CWのYZ平面での旋回を可能にし、そのワークピースは、内歯付き又は外歯付きのワークピース(又は内歯だけではなく外歯も有するワークピース)であり得る。
図6に示した機械は、図示された移動軸線用の個々の駆動系を備えたCNC制御機械である。しかし、方法を実行可能なより単純な機械の変形例も考えられ、例えば、接線方向キャリッジ63を省いてもよく、ツールヘッドを、接線方向へ変位できない状態で、軸線方向キャリッジ62に対して枢動可能に取り付けてもよい。また、異なる軸線交差角が固定可能である限り、枢動軸線Aは、モータにより設定される機械軸線である必要はないと考えらえる。
歯切り盤の別の構成の更なる例として、例えば、懸架されたワークピーススピンドル70’を有するピックアップ機械のコンセプト使用することができ、ワークピーススピンドル70’は、軸線方向に変位可能に支持され(Z’)、第1の歯の創成又は第2の機械加工係合のための図7に示した第1の機械加工位置と、第2の歯を導入するための第2の機械加工位置(図8)との間の接線方向に変位可能である。この変形例では、ツールスピンドル軸線C2aを備えた第1のツールスピンドルは、第1の歯(予備歯及び第2の機械加工係合)を創成するためのスカイビングホイール41’を保持し、回転軸線C2bを備えた第2のツールスピンドルは、第2の歯(第1の機械加工係合)を組み込むための第2のスカイビングホイール42’を保持する。
本発明は、上記の例に示された変形例に限定されず、むしろ、上記の説明及び特許請求の範囲の特徴は、様々な実施形態において本発明を実現するために単独でかつ組み合わせにおいて必須であり得る。

Claims (17)

  1. 所与の歯形状を有する第1の歯(1)に組み込まれた第2の歯(2)を有するワークピース(3)を創成するための方法であって、
    前記第2の歯をスカイビング加工の運動学において切削して創成する第1の機械加工係合が、前記ワークピースで行われ、前記ワークピースが、特に、前記第1の歯から前記第2の歯への移行部で前記所与の歯形状と比較して取り代(Δ)をまだ有し、次いで、前記所与の歯形状に一致させる前記第2の機械加工係合が、スカイビング加工の運動学において移行部で実行され、その場合、特に、残りの取り代が除去される、方法。
  2. 前記第1の機械加工係合が、前記移行部へと向けられた軸線方向の切削方向成分を伴って、前記移行部に延び、前記第2の機械加工係合が、その切削方向成分と同じ向きの軸線方向の切削方向成分を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記取り代が、少なくとも6μm、好ましくは少なくとも20μm、特に少なくとも40μm及び/又は最大1.6mm、好ましくは最大1.0mm、特に最大0.4mmである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1の機械加工係合の実行前に存在する取り代が、前記第1の歯(1)の全歯幅にわたって延在し、前記第2の機械加工係合において除去される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の機械加工係合及び第2の機械加工係合が、回転駆動される同一のツール軸線(C2、CW)を介して行われる、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1の機械加工係合のツール側係合領域が、前記第2の機械加工係合のツール側係合領域とは異なる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の機械加工係合が、単フランクプロセスで行われる、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第2の機械加工係合が、二フランクプロセスで行われる、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1の機械加工係合と前記第2の機械加工係合との間の前記ワークピースのワークピースクランプが維持される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. ワークピース回転軸線(C、C’)の位置及び/又は向きが、第1の機械加工係合と第2の機械加工係合との間で変化しないままである、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1の機械加工係合を受ける前記ワークピースを提供するための歯の機械加工が、スカイビング加工の運動学において行われ、特に、前記第2の機械加工係合のツール側係合領域と同じツール側係合領域を用いて行われる、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. バリ取りが、前記第1の歯の終了端部で、特に、前記第2の機械加工係合の後に行われる、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記ワークピースが、前記第1の歯の領域に準備機械加工係合に対して内側で終了する縁部を有し、前記縁部が、前記第1の機械加工係合領域及び/又は第2の機械加工係合領域の前記ツール側係合領域に動作可能に結合された係合領域によりバリ取りされる、請求項11又は12に記載の方法。
  14. 歯切り盤で実行されるとき、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法を実行するために歯切り盤を制御する、歯切り盤の制御プログラム。
  15. 第1の歯(1)をスカイビング加工するための第1のスカイビングホイール(41)と、前記第1のスカイビングホイール(41)に同軸に固定接続され、前記第1の歯(1)に第2の歯(2)を導入するための、前記第1のスカイビングホイール(41)とは異なる第2のスカイビングホイール(42)と、を備える、タンデムツール(40)。
  16. 請求項15に記載のタンデムツールと、前記タンデムツールと同軸に固定接続されたバリ取りディスク(53)と、を有する、トリプルツール(50)。
  17. 少なくとも1つのワークピースクランプと、少なくとも1つのツールクランプと、前記ワークピースクランプに対するツールクランプの相対的な位置決めのための少なくとも2つの線形軸線(X、Z)及び1つの回転軸線(A)と、機械を制御するための制御装置(99)と、を備える、歯切り盤(100)であって、前記歯切り盤(100)が、請求項14に記載の制御プログラムを有し、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法を実行するように設計され、かつその実行のために制御され、かつ/又は請求項15又は16に記載のツールを有することを特徴とする、歯切り盤(100)。
JP2019564803A 2017-07-13 2018-07-09 歯切りされたワークピースを創成するための方法、並びにそのために好適な制御プログラム、ツール及び歯切り盤 Active JP7313286B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102017006651.5 2017-07-13
DE102017006651.5A DE102017006651A1 (de) 2017-07-13 2017-07-13 Verfahren zum Erzeugen eines verzahnten Werkstücks
PCT/EP2018/068566 WO2019011871A1 (de) 2017-07-13 2018-07-09 Verfahren zum erzeugen eines verzahnten werkstücks, sowie dazu geeignete steuerprogramm, wekzeuge und verzahnungsmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020526399A true JP2020526399A (ja) 2020-08-31
JP7313286B2 JP7313286B2 (ja) 2023-07-24

Family

ID=63108509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019564803A Active JP7313286B2 (ja) 2017-07-13 2018-07-09 歯切りされたワークピースを創成するための方法、並びにそのために好適な制御プログラム、ツール及び歯切り盤

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11358233B2 (ja)
EP (1) EP3651925B1 (ja)
JP (1) JP7313286B2 (ja)
CN (1) CN110678285B (ja)
DE (1) DE102017006651A1 (ja)
ES (1) ES2927277T3 (ja)
WO (1) WO2019011871A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015104242A1 (de) * 2015-03-20 2016-09-22 Profilator Gmbh & Co. Kg Verzahnungsverfahren mit Zahnnachbearbeitung
JP2019123030A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 株式会社ジェイテクト 歯車加工装置及び歯車加工方法
DE102019110481A1 (de) * 2019-04-23 2020-10-29 Profilator Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von verzahnten Werkstücken, insbesondere Schiebemuffen
DE102019005405A1 (de) * 2019-07-31 2021-02-04 Gleason Switzerland Ag Verfahren zum Hartfeinbearbeiten zweier Verzahnungen an einem Werkstück
DE102020111838A1 (de) * 2020-04-30 2021-11-04 Präwema Antriebstechnik GmbH Verfahren zum Bearbeiten des Kopfkreisdurchmessers und Werkzeug zum Erzeugen eines Zahnrads
WO2022263507A1 (en) 2021-06-17 2022-12-22 Boehringer Ingelheim International Gmbh Novel tri-specific binding molecules
DE102022104454A1 (de) 2022-02-24 2023-08-24 Profilator Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von Hinterlegungen und Zahnrädern

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US995092A (en) * 1910-05-12 1911-06-13 Augustus F Priest Locomotive smoke-stack.
US2078124A (en) * 1934-05-15 1937-04-20 Gleason Works Mechanism for removing burrs from gears
GB995092A (en) * 1960-11-16 1965-06-16 Gen Motors Corp Toothed meshing gears
JPS4886199A (ja) * 1972-02-18 1973-11-14
US3931754A (en) * 1974-11-12 1976-01-13 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Skiving cutter device for use in cutting internal spur gear
JPH03149115A (ja) * 1989-08-25 1991-06-25 Maag Zahnraeder & Mas Ag 切削加工品の製造方法
JPH05504512A (ja) * 1990-03-30 1993-07-15 ザ グリーソン ワークス トウ逃げを設けたフェースホブ切りされたベベルギヤの製造方法
JPH11156637A (ja) * 1997-11-29 1999-06-15 Toyota Auto Body Co Ltd 製品の成形方法
JP2003025150A (ja) * 2001-06-21 2003-01-29 Gleason Corp 歯付工作物の歯面のばり取りおよび精密機械加工を行うための装置
DE202005014619U1 (de) * 2005-09-13 2005-12-29 Fette Gmbh Werkzeuganordnung für die Herstellung einer Schrägverzahnung bei Stirnrädern
DE102010003361A1 (de) * 2010-03-26 2011-09-29 Robert Bosch Gmbh Geräuschoptimierte Verzahnung
JP2012171020A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Aisin Seiki Co Ltd 歯車製造方法
JP2013063506A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Klingenberg Ag 半完結スカイビング法を実行するための対応するスカイビングツールを有する半完結スカイビング加工の方法および装置
JP2016000453A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 クリンゲルンベルク・アクチェンゲゼルシャフトKlingelnberg AG ワークピースの歯車歯の歯面側部に面取り加工を施す方法及び装置
US9327358B2 (en) * 2013-02-15 2016-05-03 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Method for processing gear and cutter for processing gear
DE102015104500A1 (de) * 2015-03-25 2016-09-29 Profilator Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Verzahnen von Werkrädern durch Wälzschälen
US20170072485A1 (en) * 2014-06-05 2017-03-16 Gleason-Pfauter Maschinenfabrik Gmbh Method for machining a workpiece, tool arrangement and tooth cutting machine

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1998835A (en) 1930-07-18 1935-04-23 Fellows Gear Shaper Co Machine for shaping herringbone gears
US2298471A (en) 1939-05-09 1942-10-13 Robert S Drummond Gear finishing
JPS59182021A (ja) 1983-03-30 1984-10-16 Tokico Ltd 歯車の歯欠部の加工方法
DE4012432C1 (ja) * 1990-04-19 1991-07-04 Hermann Pfauter Gmbh & Co, 7140 Ludwigsburg, De
DE102013011048A1 (de) 2013-07-02 2015-01-08 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Doppelabrichter
DE102013015234A1 (de) * 2013-09-13 2015-03-19 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Verfahren zur Steuerung einer Verzahnmaschine sowie Verzahnmaschine
EP2923924B1 (en) 2014-03-24 2017-08-16 Volvo Car Corporation Driver assist arrangement
DE102014108438A1 (de) * 2014-06-16 2015-12-17 Profilator Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Einarbeiten von Hinterlegungen in Zahnflanken der Zähne von Zahnrädern
DE102015120556A1 (de) 2015-03-24 2016-09-29 Profilator Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Feinbearbeiten verzahnter und gehärteter Werkräder
DE102015121821A1 (de) * 2015-12-15 2017-06-22 Profilator Gmbh & Co. Kg Vorrichtung und Verfahren zur Fertigung einer Fase an einem verzahnten Werkrad

Patent Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US995092A (en) * 1910-05-12 1911-06-13 Augustus F Priest Locomotive smoke-stack.
US2078124A (en) * 1934-05-15 1937-04-20 Gleason Works Mechanism for removing burrs from gears
GB995092A (en) * 1960-11-16 1965-06-16 Gen Motors Corp Toothed meshing gears
JPS4886199A (ja) * 1972-02-18 1973-11-14
US3931754A (en) * 1974-11-12 1976-01-13 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Skiving cutter device for use in cutting internal spur gear
JPH03149115A (ja) * 1989-08-25 1991-06-25 Maag Zahnraeder & Mas Ag 切削加工品の製造方法
JPH05504512A (ja) * 1990-03-30 1993-07-15 ザ グリーソン ワークス トウ逃げを設けたフェースホブ切りされたベベルギヤの製造方法
JPH11156637A (ja) * 1997-11-29 1999-06-15 Toyota Auto Body Co Ltd 製品の成形方法
JP2003025150A (ja) * 2001-06-21 2003-01-29 Gleason Corp 歯付工作物の歯面のばり取りおよび精密機械加工を行うための装置
DE202005014619U1 (de) * 2005-09-13 2005-12-29 Fette Gmbh Werkzeuganordnung für die Herstellung einer Schrägverzahnung bei Stirnrädern
DE102010003361A1 (de) * 2010-03-26 2011-09-29 Robert Bosch Gmbh Geräuschoptimierte Verzahnung
JP2013527892A (ja) * 2010-03-26 2013-07-04 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ノイズに関して最適化された歯
JP2012171020A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Aisin Seiki Co Ltd 歯車製造方法
JP2013063506A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Klingenberg Ag 半完結スカイビング法を実行するための対応するスカイビングツールを有する半完結スカイビング加工の方法および装置
US9327358B2 (en) * 2013-02-15 2016-05-03 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Method for processing gear and cutter for processing gear
US20170072485A1 (en) * 2014-06-05 2017-03-16 Gleason-Pfauter Maschinenfabrik Gmbh Method for machining a workpiece, tool arrangement and tooth cutting machine
JP2017520416A (ja) * 2014-06-05 2017-07-27 グリーソン − プァウター マシネンファブリク ゲーエムベーハー ワークピースを機械加工するための方法、工具装置、および歯切り機械
JP2016000453A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 クリンゲルンベルク・アクチェンゲゼルシャフトKlingelnberg AG ワークピースの歯車歯の歯面側部に面取り加工を施す方法及び装置
DE102015104500A1 (de) * 2015-03-25 2016-09-29 Profilator Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Verzahnen von Werkrädern durch Wälzschälen

Also Published As

Publication number Publication date
US11358233B2 (en) 2022-06-14
US20200171591A1 (en) 2020-06-04
CN110678285A (zh) 2020-01-10
EP3651925B1 (de) 2022-09-14
ES2927277T3 (es) 2022-11-03
DE102017006651A1 (de) 2019-01-17
CN110678285B (zh) 2022-02-11
WO2019011871A1 (de) 2019-01-17
JP7313286B2 (ja) 2023-07-24
EP3651925A1 (de) 2020-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020526399A (ja) 歯切りされたワークピースを創成するための方法、並びにそのために好適な制御プログラム、ツール及び歯切り盤
EP2367656B2 (de) Werkzeug maschine und verfahren zur herstellung von verzahnungen
JP6714563B2 (ja) 傘歯車歯縁を面取りするための傘歯車切削機械と傘歯車の歯縁を面取りする方法
CN106715018B (zh) 加工啮合齿的方法、加工工具以及机床
US8596939B2 (en) Apparatus and method for cutting teeth in workpieces and associated tool set
US7103973B2 (en) Method, device, and tool for chamfering the front-end edges of the inter-teeth grooves of a gear
US6757949B2 (en) Combination gear hobber, chamfer/debur and shaver apparatus and method
US7624505B2 (en) Deburring by hobbing with integrated secondary deburring without a smoothing tool
KR100291167B1 (ko) 분할동안에기어를가공하는방법
JP7113756B2 (ja) 歯端縁で材料除去を創成する方法およびそのために設計された装置
JP7065101B2 (ja) 歯付き歯車、特に内歯部分を硬仕上げするための方法およびそれに好適な機械工具
JP2013505844A (ja) 歯車の面取りおよび(または)バリ取りをする装置
CA2811100A1 (en) Method for producing conical or hypoid wheels using the plunging process
KR101889095B1 (ko) 워크피스를 기계가공하는 방법 및 그 방법을 실행하도록 작동가능한 기어 절삭 기계
JP6977494B2 (ja) 歯切り工具、歯車加工装置、歯切り工具の再研磨方法及び歯切り工具の設計方法
JP6819099B2 (ja) 歯車加工方法
WO2024009520A1 (ja) 切刃工具、切刃工具の製造方法
JP7331510B2 (ja) 砥石による研削加工方法
JP2588353B2 (ja) 歯車加工装置
KR20240011689A (ko) 피가공물 치형 배열체의 치형 플랭크 영역을 기계가공하기 위한 방법, 챔퍼링 공구, 이 방법을 수행하기 위한 제어 명령어를 갖는 제어 프로그램, 및 기어 절삭기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7313286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150