JP2020501479A - Canベースの充電システムにおけるインテリジェント充電通信切り替え装置 - Google Patents

Canベースの充電システムにおけるインテリジェント充電通信切り替え装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、使用される充電システムに依存して、第1の通信スタック(20a)又は第2の通信スタック(20b)が選択される、電動車両の充電管理のための方法に関し、ここでは、同一の物理的インタフェースを介して、第1の通信スタック(20a)は、第1の充電システムに基づくCAN通信を提供し、第2の通信スタック(20b)は、第2の充電システムに基づくCAN通信を提供する。

Description

本発明は、電気自動車用の充電システム及びインタフェースの分野に関する。
世界中においては、相互に互換性のない様々な充電システム及びインタフェースが使用されている。電気自動車を交流で充電するのか又は直流で充電するのかという異なる手段の他に、世界中には、交流用及び交流/直流用のバリエーションにおいて、米国、欧州、日本、及び中国向けの異なるプラグ規格があるほか、OEM固有のさらなるプラグ解決手段も存在する。例えば電圧状況、供給電圧不足、プロトコル特性、複雑性又は費用などの異なる技術的条件に起因して、システムの適合化は、容易に実現することができるものではない。また、ソケットシステムのサイズ又は利用可能な構造空間の制約及びコスト状況に基づき、車両において異なる充電システムインタフェースの並列設置は見合わせている。ここでは、解決手段の一部が、顧客にとって実用的ではない外部アダプタ構造に存在する。
特に日本市場で代表されるCHAdeMO充電システムは、直流(DC)電圧をベースとしており、62.5kWまでの充電電力をサポートしている。CHAdeMO充電通信は、CANプロトコルと2本のCANバス線路を介して行われる。CHAdeMOプロトコルにおいては、自動車の充電システムは、マスタースレーブシステムを用いて急速充電ステーションの充電システムと通信する。自動車の充電システム(マスタ)は、駆動用バッテリの現在の充電レベル、並びに、駆動用バッテリの充電に対して許容される直流電圧及び最大電流強度などの充電パラメータを充電ステーション(スレーブ)に通知する。さらに、駆動用バッテリの電圧、温度及び他のパラメータなどのパラメータが伝送される。CHAdeMOプロトコルは、ISO規格の枠内で直流充電標準として認知されており、規格ISO/IEC61851−23及びISO/IEC61851−24として採用された。ここでは、CHAdeMO標準に準拠したCANベースのレイヤ1通信プロトコルが使用される。
中国のGB/T標準20234も同様に、従来の交流網における充電のためにも、直流による急速充電のためにも適した充電プラグシステムを想定しており、ここでは、充電通信がCANプロトコルを介して行われている。GB/T標準においては、対応する急速充電ステーションでの急速直流充電が可能である。ここでは、GB/T標準に準拠したCANベースのレイヤ1通信プロトコルが使用される。
既存のCHAdeMO規格と、新しい中国のGB/Tとの間では、物理的なCAN層(レイヤ1)は、確かに同等ではあるが、標準固有の通信プロトコルやボーレートなどの通信パラメータは一致しない。CHAdeMO(日本)及びGB/T(中国)の両標準においては、充電スタンドと車両との間のCAN通信が必要であるが、異なるボーレートと異なる通信フローも必要である。従って、ここでは、それぞれの市場に存在する充電規格に従った車両での使用を可能にする解決手段を実現するための課題が、技術的実現の範囲内で存在する。充電スタンドとの通信においては、自動車業界は、車両外でひいては車両メーカーの手中にない、CAN通信への要件が異なる外部通信パートナーと遭遇する。
CHAdeMO及びGB/T規格に従った2つの充電システムをサポートする場合、特に、異なる要件を通信に適合化させることが有効である。両規格とも、論理メッセージ処理、通信フロー、及び、特にCAN構成が異なる。自動車業界内部での主に車内通信用に設計されているCAN通信は、静的に定められており、メーカーによって定められた規則に正確に従う。従って、既存のソフトウェアモジュール及び自動車用制御機器の実装においては、車両内部CAN通信のこの特定の種類のみが、定められたボーレートでサポートされている。
このような背景を前提として、特に各充電規格(CHAdeMO又はGB/T)用に特別に開発された異なる制御機器又はソフトウェア変種を設けることは公知である。このことは、いずれにせよ、そのような代替的制御機器又はソフトウェア変種は、製造において別個に考慮しなければならないという欠点を有する。また、中国(GB/T)と日本(CHAdeMO)の異なる市場のための車両において、個別ケーブル配線を有する2つの別個のCAN通信インタフェースを使用することも公知である。車両内のそのような個別ケーブル配線は、いずれにせよ不経済である。なぜなら、それらは例えば空間においてより多くのコストを必要とし、煩雑であり、制御コストの増大をもたらすからである。
本発明の課題は、上述した欠点を少なくとも部分的に克服する充電システムを提供することである。この課題は、請求項1に記載の本発明に係る方法、対応するオペレーティングソフトウェア、及び、対応する制御機器によって解決される。本発明のさらなる好ましい実施形態は、従属請求項及び以下の本発明の好ましい実施例の説明から明らかになるであろう。
本発明は、電子制御機器内で使用される充電システムに依存して、第1の通信スタック又は第2の通信スタックが選択される、電動車両の充電通信のための方法に関し、ここでは、異なる構成を有する同一の物理的インタフェースを介して、第1の通信スタックは、第1の充電システムに基づくCAN通信を提供し、第2の通信スタックは、第2の充電システムに基づくCAN通信を提供する。
この方法は、例えば、アプリケーションが、同一の物理的CANインタフェースを介して、第1の通信スタックを用いて通信する又は第2の通信スタックを用いて通信することができるという利点となる。従って、単一かつ同一のソフトウェアで、単一かつ同一の物理的CAN通信区間を介して、2つ以上の国又は市場固有の充電規格をカバーすることができる。アプリケーションは、例えば、AUTOSARアーキテクチャにおけるプログラム若しくはプログラムモジュール又はアプリケーション層のソフトウェアコンポーネントであり得る。
通信スタックは、例えば、1つ以上のソフトウェアモジュールを含むことができ、それらはインタフェースを介してアプリケーション層から分離され、それによって、アプリケーション層から論理的及び機能的に分離されているものとしてみなすことができる。アプリケーション層から論理的及び機能的に分離されている通信スタック又はモジュールを設けることは、モジュールの交換性を簡単にできるという利点となる。例えば、アプリケーション層のアプリケーションは、例えばプログラミングインタフェース(API)を介して通信スタックの機能性にアクセスすることができる。通信スタックのモジュールとは、例えば、ドライバ、インタフェースなどであり得る。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の通信スタックは、CHAdeMOプロトコルに基づくCAN通信を提供し、第2の通信スタックは、GB/Tプロトコルに基づくCAN通信を提供する。このことは、単一かつ同一のソフトウェアで単一かつ同一の物理的CAN通信区間を介してCHAdeMOプロトコルによるCAN通信又はGB/TプロトコルによるCAN通信をカバーすることができるという利点となる。
CHAdeMO標準に従った通信に対する特徴は、定められた全てのCANメッセージが同時に周期的にバス上に置かれ、メッセージのパラメータがフロー中に更新されることである。このことは、500kBit/sに定められたボーレートを有する車両内部通信の本来の通信フローに関して類似しており、このことは、好ましい実施例によれば、車両内部通信に類似のCAN構成が標準ソフトウェアモジュールを介して使用されることにつながる。
例えば、充電システム固有の通信を実施するために、CAN層のドライバは、国別仕様に応じて構成される。このことは、CAN層の単に構成によって充電システム固有の通信に適合化される既存のドライバを使用することができるという利点となる。
GB/T(中国)によれば、定められたメッセージは、バス上に周期的にも置かれるが、問合せ応答フローの場合のように、対向箇所からの応答が再び周期的にバス上に置かれる限りはそれぞれ1つのメッセージのみである。セグメント化されたメッセージに対しては、GB/T(中国)は、付加的に商用車業界からのSAEJ1939プロトコルに設定する。この通信は、50kBit/s、125kBit/s又は250kBit/sのボーレートで異なって行われる。
本発明のさらなる好ましい実施形態によれば、本発明に係る方法は、各国別仕様の識別に基づき、各通信スタックを、各充電システム用の対応するCANドライバ構成を考慮に入れて選択し構成することを含む。このことは、充電管理制御機器の対応するオペレーティングソフトウェアを各国別仕様に合わせて設定することができ、ひいては異なる通信フロー及び異なるCAN通信のボーレートを有する様々な充電システムと協働することができるという利点となる。
識別又は構成は、製造中のパラメータ化又はコーディングを介して静的に定めることが可能であり、又は、取り付けられた充電ソケット若しくは印加された電気信号(例えばCHAdeMO標準におけるスタートストップ(CSS1)又はGB/T標準におけるCC1)に基づく充電システム識別に基づき動的に定めることができる。静的解決手段は、起動時間が迅速になり得るという利点となる。この目的のために、メモリからのソフトウェアフラグが制御機器の初期化中に評価される。動的充電システムの識別は、より複雑な解決手段によって行うこともでき、例えば、制御機器の充電システム固有の信号入力側に印加される電圧値に基づく、又は、制御機器の定められた線路に取り付けられた充電ソケットの抵抗コーディングに基づく、取り付けられた充電ソケットの識別を用いて行うことができる。
識別のさらなる手段は、2つの標準のうちの一方に従った充電スタンドとの通信が可能であるかどうかを検出するための交互のボーレート切り替えにある。交互のボーレート切り替えの場合には、それぞれ必要なボーレートを考慮して、まず一方の充電通信プロトコルに従ったメッセージが送信され、さらに無応答の場合又は当面のバスエラー識別に続いて第2のプロトコルのメッセージが送信される。この方法は、例えばワイヤハーネスの適合化又は各充電スタンドへの接続が、例えばアダプタボックスを用いて行われる場合には特に有利であり、それにより、CHAdeMO固有のプラグも、GB/T固有のプラグも、対応する信号と共に車両に接続することができるようになる。この車両には、場合によってはハードウェア変更のさらなる手段が必要である。
本発明のさらなる好ましい実施形態によれば、中国の国別仕様が識別された場合には、GB/T充電システム用のCANドライバ構成を有する通信スタックが選択され及び/又は構成され、日本の国別仕様が識別された場合には、CHAdeMO充電システム用のCANドライバ構成を有する通信スタックが選択され及び/又は構成される。このことは、例えばGB/T(中国)によるDC充電も、CHAdeMO(日本)によるDC充電も、単一かつ同一の制御機器又は単一かつ同一の制御機器ソフトウェアによってサポートすることができるという利点がある。
本発明のさらなる好ましい実施形態によれば、国別仕様に応じて、インテリジェントボーレート切り替えが、使用すべき充電システムに依存して行われる。それにより、例えばオペレーティングソフトウェアは、CAN通信のボーレートを各充電システムに適合化させることができる。CHAdeMO標準側においては、ここでは、500kBit/sが特定されており、GB/T標準の側においては、50Kbit/s、125Kbit/s又は250Kbit/sが特定されている。
本明細書に記載の方法は、例えば、充電管理制御機器用のオペレーティングソフトウェアとして実現することができる。好ましい実施形態によれば、この方法又はオペレーティングソフトウェアは、AUTOSAR環境上で実現される。このことは、AUTOSARが、通信スタック及び対応するモジュールの標準化を保証し、それによって、本発明に係るオペレーティングソフトウェアは、異なるメーカーの車両及び様々な供給業者の電子コンポーネントにおいて、ソフトウェアモジュールとして容易に使用することができるという利点となる。特に、CHAdeMO仕様の充電通信は、CAN通信用の標準AUTOSARモジュールを使用して実現することができる。
本発明は、この方法又はオペレーティングソフトウェアを、車両の他の既存の制御機器、例えば充電機器又はバッテリ管理部などにおいて使用する手段にも関する。
本発明はさらに、本発明に係るそのような充電管理制御機器を有する電気自動車にも関する。この電気自動車は、任意の種類の電気自動車、例えば、駆動装置用の駆動バッテリを有している電気自動車であり得る。本発明に係る充電管理部又は本発明に係る充電管理用ソフトウェアは、例えばハイブリッド電気自動車においても使用することができる。
以下においては、本発明の実施例を、添付の図面を参照して例示的に説明する。
CHAdeMO充電技術に従ったCHAdeMO充電スタンドにおける電気自動車を概略的に示した図。 CHAdeMO充電プラグシステムによる充電プラグのピンレイアウトの一実施例を概略的に示した図。 GB/T充電プラグシステムによる充電プラグのピンレイアウトの一実施例を概略的に示した図。 AUTOSARアーキテクチャの層構造の概略図。 CHAdeMO固有の通信スタック及びGB/T固有の通信スタックを有するソフトウェアアーキテクチャに対する一実施例を示した図。 CHAdeMO固有の通信スタック及びGB/T固有の通信スタックを有するソフトウェアアーキテクチャに対する代替的実施例を示した図。 CHAdeMO固有の通信スタック及びGB/T固有の通信スタックを有するソフトウェアアーキテクチャに対するさらなる代替的実施例を示した図。 充電管理部用のオペレーティングソフトウェアとして機能し得る本発明に係る例示的なソフトウェアアプリケーションに関する概略的フローチャート。
以下の実施例は、充電管理部の機能性を提供するアプリケーション、並びに、第1及び第2の通信スタックを含むソフトウェアアーキテクチャに基づく、充電管理部用の本発明に係るオペレーティングソフトウェアを説明している。ここでは、第1の通信スタックは、第1の充電プロトコルに基づくCAN通信を提供し、第2の通信スタックは、第2の充電プロトコルに基づくCAN通信を提供する。
図1は、CHAdeMO充電技術に従ったCHAdeMO充電スタンド2における電気自動車1を示している。電気自動車1を、CHAdeMO充電スタンド2に接続するために、CHAdeMO充電スタンド2は、電気自動車1のCHAdeMOソケット4に挿入されるCHAdeMOプラグ3を有する。この電気自動車1は、さらに当該電気自動車1のエネルギー管理部6と接続を形成する充電管理制御機器5を備える。この充電管理制御機器5は、このケースにおいては、CHAdeMOプロトコルに従って動作するように設計されている。充電スタンド2と電気自動車1との間の通信は、状態シグナリングと2線式CAN通信との組み合わせによって行われる。
図2は、CHAdeMO充電プラグシステムによる充電プラグのピンレイアウトの一実施例を概略的に示している。ピンPEは、基準電位と保護に用いられるアース線路である。ピンCSS1(Charger Start/Stop 1)及びCSS2(Charger Start/Stop 1)は、EVリレーの制御に用いられる。ピンNは、割り当てられていない。ピンCED(“Charging Enable/Disable”)は、充電制御の準備ができていること(“Ready to Charge”)を表示するために用いられる。ピンDC−は、エネルギー伝送の−の線路として用いられる。ピンDC+は、エネルギー伝送の+の線路として用いられる。ピンCOC(“Connection Check”)は、近接検出器の信号用に用いられる。ピンCAN−Hは、データ通信用の+の線路として用いられる。ピンCAN−Lは、データ通信用の−の線路として用いられる。
図3は、GB/T充電プラグシステムによる充電プラグのピンレイアウトの一実施例を概略的に示している。ピンPEは、基準電位と保護に用いられるアース線路である。ピンCC1及びCC2(“Charging Connection Confirmation”)は、充電過程の制御に用いられる。ピンDC−は、電源の−の線路として用いられる。ピンDC+は、電源の+の線路として用いられる。ピンS+(CAN−H)は、データ通信の+の線路として用いられる。ピンS−(CAN−L)は、データ通信の−の線路として用いられる。ピンA+は、低圧充電用の補助電源の+の線路として用いられ、ピンA−は、低圧充電用の補助電源の−の線路として用いられる。
以下においては、本発明を例示的にシステムアーキテクチャAUTOSAR(AUTomotive Open System ARchitecture)の枠内で説明する。しかしながら、本発明は、この特定のシステムアーキテクチャに限定されない。この構想は、他のシステムアーキテクチャにも転用可能である。システムアーキテクチャAUTOSARの手引きとして、例えばRobert Neue著の文献“AUTOSAR - Eine Einfuehrung”von Robert Neue, TU Dortmund (https://ess.cs.tu-dortmund.de/ Teaching/PGs/autolab/ausarbeitungen/Neue-AUTOSAR-Ausarbeitung.pdf)又はOliver Busch著の公知文献“Die Software-Architektur von AUTOSAR”von, Universitaet Koblenz-Landau (https://www.unikoblenz-landau.de/de/koblenz/fb4/ist/AGZoebel/Lehre/ss2012/seminar/oBusch)が挙げられる。
図4は、AUTOSARアーキテクチャの層構造の概略図を示している。AUTOSARは3層のソフトウェアアーキテクチャである。上位ソフトウェアレベルの機能部分を駆動するためにその存在が必要であるインフラストラクチャを記述するための標準化されたソフトウェアモジュールは基本ソフトウェア14と称される。ランタイム環境(Run-Time Environment,RTE)12は、アプリケーションソフトウェアコンポーネント間、及びベースソフトウェアとアプリケーションとの間でECU間及びECU内(Electronic Control Units,電子制御機器)のデータ交換のためのネットワークトポロジによって抽象化されるミドルウェアを表す。ランタイム環境12と相互作用するアプリケーションソフトウェアのコンポーネントは、アプリケーション層13と称される。アプリケーションモジュール21は、アプリケーション層13のそのようなソフトウェアコンポーネントの一例を表す。それらの物理的及び時間的表現に関してインタフェースを標準化することにより、統合の際の互換性が達成される。ハードウェアアクセスは基本層を介して行われる。従って、AUTOSARは、機器のハードウェアからソフトウェアを分離させる制御機器用のソフトウェアアーキテクチャを定めている。サービス層11は、例えば診断プロトコル、NVRAM、フラッシュ及びメモリ管理などのシステムサービスを提供する。マイクロコントローラアブストラクション層(MCAL)8は、例えばCAN通信用のマイクロコントローラ(CAN−MCU)16などの外部周辺ICに直接アクセスする。このマイクロコントローラアブストラクション層8は、例えばCANドライバ15などの通信ドライバを含む。マイクロコントローラ層7上のCAN−MCU16と協働するCanドライバ15は、CAN入出力を生じさせる。ECUアブストラクション層10は、マイクロコントローラアブストラクション層8のドライバに対するインタフェース、例えばCANドライバ15に対するインタフェースを提供する。
AUTOSARの基本ソフトウェア14は、垂直領域、いわゆるスタックに分割されている。これらのスタックと層とは相互に重なり合い、いわゆる機能ブロックを形成する。これらの機能ブロック内部においては、AUTOSAR標準、いわゆるモジュールが定められる。AUTOSAR内の一連のモジュール、例えばCOMモジュール(サービス層)、PDUルータ(サービス層)、CANSM(サービス層)、CanIf,LinIf,FrIfなどのバス固有のインタフェースモジュール(ECUアブストラクション層)、CANインタフェース(ECUアブストラクション層)などの外部バスドライバ、及び、CANドライバ(MCAL層)などの内部バスドライバは、通信スタックと称される。
図5は、CHAdeMO固有の通信スタック20a及びGB/T固有の通信スタック20bを有するソフトウェアアーキテクチャの例示的実施形態を示している。第1の通信スタック20aは、CHAdeMOプロトコルを介したCAN通信用に設けられている。第2の通信スタック20bは、GB/Tプロトコルを介したCAN通信用に設けられている。CAN/CHAdeMO用の通信スタック20aは、4つの基本ソフトウェアモジュール、詳細には、MCAL層8の機能ブロック“Communications Drivers”内のCAN/CHAdeMOドライバ15a、ECUアブストラクション層10の機能ブロック“Communications Hardware Abstractions”内のCAN/CHAdeMOインタフェース17a、並びに、サービス層11の機能ブロック“Communications Services”内のCHAdeMO/PDUルータ18a及びCHAdeMO/COMモジュール19aを含む。CAN/GB/T用の通信スタック20bは、4つの基本ソフトウェアモジュール、詳細には、MCAL層8の機能ブロック“Communications Drivers”内のCAN/GB/Tドライバ15b、ECUアブストラクション層10の機能ブロック“Communications Hardware Abstractions”内のCAN/GB/Tインタフェース17a、及び、サービス層11の機能ブロック“Communications Services”内のGB/T/PDUルータ18b及びSAEJ1939をサポートしているGB/T/COMモジュール19bを含む。CHAdeMO又はGB/T固有のCOMモジュール19a及び19bは、特にCANバスシステムに対するトランスポートプロトコルの提供、メッセージの処理及びタイミングを担っている。インタフェース17a又は17bは、CANバスシステムの利用可能なチャネルへのアクセスのための機能を提供する。ドライバ15a又は15bは、伝送又はコールバック機能を開始させかつバス特性を構成するための機能を提供する。これらのモジュールは、当業者に公知の方法でCAN/CHAdeMO又はCAN/GB/Tを用いた通信のためにセットアップされる。両通信スタック20a,20bは、マイクロコントローラ層7の同一のCAN−MCUを使用する。即ち、それらは、同一の物理的インタフェース上でCAN通信を提供する。
図5の実施例においては、CANドライバ15a,15b、CANインタフェース17a,17b、PDUルータ18a,18b、及びCOMモジュール19a,19bにおいて異なっている、2つの充電システム固有の通信スタック20a,bが設けられている。しかしながら、代替的実装変形例においては、通信スタックがこれらのコンポーネントのうちの1つのみにおいて異なる可能性があること、例えばCOMモジュール19a,19b及びその結果としてのCANドライバ構成のみにおいて、あるいは代替的に、例えばCANドライバ15a,15bのみにおいて異なる可能性があることは当業者には明らかである。
図6は、通信スタックが充電システム固有のCOMモジュール19a,19bのみにおいて異なる実施例を示している。通信スタック20aは、CHAdeMO規格に従って構成された標準COMモジュールによって特徴付けられ、さらに車両内部通信の周期的なCANメッセージの本来の送受信特性に関して類似する。通信スタック20b内のGB/T標準に従った通信の実現のために、この実施形態によれば、GB/T固有のCOM実装がSAEJ1939コンポーネントも含めてAUTOSARCANインタフェースモジュール又はPDUルータの上方に設けられる。標準AUTOSAR−COMモジュールは、車両内部CAN通信特性から大幅にずれたメッセージのGB/T固有のCAN通信特性に基づき、通信スタック20b内においては使用されない。COMモジュールのGB/T固有の実装は、GB/T標準に従った通信スタックからのアプリケーションの最大限の独立性を得るために、インタフェースからより上位の層、即ち、アプリケーションへ、AUTOSAR−COMモジュールのインタフェース仕様に従って実装される。この実施形態においては、中国仕様のGB/T通信スタック20bは、GB/T固有のCOMモジュールとして実現される。GB/T固有のCOMモジュールは、GB/T標準に従った問合せ応答通信フローにおける、周期的メッセージの時間特性及び送信及び処理に関して定められたメッセージ処理の維持を担っている。CANドライバ15は、この実施例においては、実行時又はオペレーティングソフトウェアによる起動時点の初期段階において、充電システム固有に再構成される。それにより、CANベースの充電通信プロトコルの並列実装が、単一かつ同一の物理的CANインタフェースを介して単一かつ同一の制御機器ソフトウェア内部で可能となる。
図7は、通信スタックが充電システム固有のCANドライバ15a,15bのみにおいて異なるさらなる代替的実施例を示している。
図8は、充電管理部用のオペレーティングソフトウェアとして機能し得る本発明に係る例示的なソフトウェアアプリケーションに関する概略的フローチャートを示している。このソフトウェアアプリケーションは、例えば、AUTOSARアプリケーションモジュールとして設けることができる(図4のアプリケーション層13参照)。このソフトウェアアプリケーションは、各国別仕様の識別に基づき、各通信スタックを、各充電システム用の対応するドライバ構成を考慮に入れて選択し構成するように設計されたプログラム命令を有する。ステップ601においては、国別仕様LVが問合せされる。ステップ602においては、国別仕様CN=中国が存在するかどうかが検査される。イエスである場合には、ステップ603によって続けられる。ステップ603においては、GB/T充電システム用のドライバ構成を有する通信スタックが選択され構成される。ステップ602において、国別仕様CN=中国が識別されない場合には、ステップ604に進む。ステップ604においては、国別仕様JP=日本が存在するかどうかが検査される。イエスである場合には、ステップ605によって続けられる。ステップ605においては、CHAdeMO充電システム用のドライバ構成を有する通信スタックが選択され構成される。次いで、充電通信は、選択され構成された通信スタックに従って実行することが可能になる。即ち、国別仕様が日本の場合にはCHAdeMO/CANに従って、あるいは、国別仕様が中国の場合にはGB/T/CANに従って実行することが可能になる。
1 電気自動車
2 CHAdeMO充電スタンド
3 充電スタンドのCHAdeMOプラグ
4 電気自動車のCHAdeMOソケット
5 充電管理制御機器
6 エネルギー管理部
7 マイクロコントローラ(ハードウェア)
8 マイクロコントローラアブストラクション層(MCAL)
9 複合機器ドライバ(CDD=Complex Device Drivers)
10 ECUアブストラクション層
11 サービス層
12 ランタイム環境(RTE)
13 アプリケーション層
14 基本ソフトウェア
15 CANドライバ
15a CAN/CHAdeMOドライバ
15b CAN/GB/Tドライバ
16 CAN−MCU
17 CANインタフェース
17a CAN/CHAdeMOインタフェース
17b GB/T/CHAdeMOインタフェース
18 PDUルータ
18a CHAdeMO/PDUルータ
18b GB/T/PDUルータ
19 COMモジュール
19a CHAdeMO/COMモジュール
19b GB/T/COMモジュール
20a CAN/CHAdeMO通信スタック
20b CAN/GB/T通信スタック
21 アプリケーションモジュール
DC+ エネルギー伝送+
DC− エネルギー伝送−
CAN−H デジタル通信+
CAN−L デジタル通信−
CSS1 Charger Start/Stop 1
CSS2 Charger Start/Stop 2
CED Charging Enabled/Disabied
PE Protective Earth保護アース(「機能的」保護アース)
PP Proximity Pilot近接パイロット(「プラグ識別」)
CED Charging Enable/Disable
LV 国別仕様
CN 国別仕様 中国
JP 国別仕様 日本

Claims (10)

  1. 使用される充電システムに依存して、第1の通信スタック(20a)又は第2の通信スタック(20b)が選択される、電動車両の充電管理のための方法であって、
    同一の物理的インタフェースを介して、前記第1の通信スタック(20a)は、第1の充電システムに基づくCAN通信を提供し、前記第2の通信スタック(20b)は、第2の充電システムに基づくCAN通信を提供する、方法。
  2. 前記第1の通信スタック(20a)は、CHAdeMOプロトコルに基づくCAN通信を提供し、前記第2の通信スタック(20b)は、GB/Tプロトコルに基づくCAN通信を提供する、請求項1に記載の方法。
  3. 充電システム固有の通信を実施するために、前記第1の通信スタック(20a)のCAN層のドライバ及び/又は前記第2の通信スタック(20b)のCAN層のドライバは、各国別仕様に応じて構成される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 各国別仕様の識別に基づき、前記各通信スタック(20a,20b)を、各充電システム用の対応するドライバ構成を考慮に入れて選択し及び/又は構成する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 中国の国別仕様が識別された場合には、GB/T充電システム用のドライバ構成を有する通信スタックが選択され及び/又は構成され、日本の国別仕様が識別された場合には、CHAdeMO充電システム用のドライバ構成を有する通信スタックが選択され及び/又は構成される、請求項4に記載の方法。
  6. 国別仕様に応じて、インテリジェントボーレート切り替えが行われる、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. CANベースの充電通信プロトコルの並列実装が、単一かつ同一の物理的CANインタフェースを介して単一かつ同一の制御機器ソフトウェア内部で実現される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法を実施するために設計されたオペレーティングソフトウェア。
  9. AUTOSAR環境上で実現されている、請求項8に記載のオペレーティングソフトウェア。
  10. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成されているプロセッサを有する制御機器。
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