JP2020203336A - 研削装置及び研削装置の使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャックテーブルの交換の頻度を低減することが可能な研削装置を提供する。【解決手段】第1のウェーハに対応した多孔質の保持面を有し、第1のウェーハを保持する第1のチャックテーブルと、第1のウェーハと大きさ又は形状が異なる第2のウェーハに対応した多孔質の保持面を有し、第2のウェーハを保持する第2のチャックテーブルと、研削位置に位置付けられた第1のチャックテーブルによって吸引保持された第1のウェーハ、又は、研削位置に位置付けられた第2のチャックテーブルによって吸引保持された第2のウェーハを、研削ホイールで研削する研削ユニットと、を備える研削装置。【選択図】図3

Description

本発明は、ウェーハを研削する研削装置、及び、該研削装置を使用してウェーハを研削する研削装置の使用方法に関する。
分割予定ライン(ストリート)によって区画された複数の領域の表面側にそれぞれIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスが形成されたウェーハを、分割予定ラインに沿って分割することにより、それぞれデバイスを備えた複数のデバイスチップが製造される。このデバイスチップは、携帯電話やパーソナルコンピュータ等に代表される様々な電子機器に搭載される。
近年では、電子機器の小型化、薄型化に伴い、デバイスチップにも薄型化が求められている。そこで、ウェーハを分割する前に、ウェーハの裏面側に研削加工を施すことにより、ウェーハを薄化する手法が用いられている。
ウェーハの研削加工には、ウェーハを保持する保持面を備えるチャックテーブル(保持テーブル)と、ウェーハを研削するための研削砥石を備える研削ホイールが装着される研削ユニットとを備える研削装置が用いられる(例えば、特許文献1参照)。ウェーハをチャックテーブルの保持面で保持し、チャックテーブルによって保持されたウェーハの裏面側を研削ホイールに固定された研削砥石の研削面で研削することにより、ウェーハが薄化される。
特開2013−255952号公報
上記の研削装置は、様々な大きさや形状のウェーハの加工に用いられる。例えば、半導体デバイスチップの製造工程では様々な直径のシリコンウェーハ(6インチ、8インチ、12インチ等)が用いられ、研削装置はこれらのシリコンウェーハを研削する。そして、研削装置に備えられるチャックテーブルは、ウェーハの大きさ及び形状に応じて設計される。そのため、大きさや形状が異なる複数の種類のウェーハを研削装置で研削する場合には、ウェーハの種類に応じてチャックテーブルを交換する必要がある。
しかしながら、チャックテーブルの交換には、チャックテーブルの着脱、チャックテーブルの回転軸の角度調整、チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを平行に揃えるための保持面の形状修正等、多くの作業が必要となる上、これらの作業は熟練の作業者が行う必要がある。そのため、チャックテーブルの交換作業には手間と時間がかかる。そして、研削装置によって加工されるウェーハの種類が変更されると、その度に研削装置の稼働を停止し、上記のチャックテーブルの交換作業を行う必要がある。その結果、ウェーハの加工効率が低下してしまう。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、チャックテーブルの交換の頻度を低減することが可能な研削装置、及び、該研削装置の使用方法の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、第1のウェーハに対応した多孔質の保持面を有し、該第1のウェーハを保持する第1のチャックテーブルと、該第1のウェーハと大きさ又は形状が異なる第2のウェーハに対応した多孔質の保持面を有し、該第2のウェーハを保持する第2のチャックテーブルと、該第1のチャックテーブル及び該第2のチャックテーブルをそれぞれ回転可能な状態で支持し、該第1のウェーハが搬送される搬送位置と、該第1のウェーハが研削される研削位置と、に該第1のチャックテーブルを位置付けるとともに、該第2のウェーハが搬送される該搬送位置と、該第2のウェーハが研削される該研削位置と、に該第2のチャックテーブルを位置付けるターンテーブルと、該研削位置に位置付けられた該第1のチャックテーブルによって吸引保持された該第1のウェーハ、又は、該研削位置に位置付けられた該第2のチャックテーブルによって吸引保持された該第2のウェーハを、研削ホイールで研削する研削ユニットと、該研削位置に位置付けられた該第1のチャックテーブルと、該研削位置に位置付けられた該第2のチャックテーブルと、該第1のウェーハ又は該第2のウェーハを研削中の該研削ホイールと、を覆い、排気ダクトが接続されたカバーと、を備える研削装置が提供される。
また、本発明の一態様によれば、該研削装置を使用して、該第2のチャックテーブルによって保持された該第2のウェーハを研削する研削装置の使用方法であって、該第1のウェーハと該第2のウェーハとを準備するウェーハ準備ステップと、該搬送位置に位置付けられた該第1のチャックテーブル上に該第1のウェーハを搬送し、該第1のチャックテーブルの該保持面を該第1のウェーハで覆う第1チャックテーブルカバーステップと、該第1チャックテーブルカバーステップの実施後、該搬送位置に位置付けられた該第2のチャックテーブル上に該第2のウェーハを搬送し、該研削位置に位置付けられた該第2のチャックテーブルによって保持された該第2のウェーハを該研削ユニットで研削した後、該搬送位置に位置付けられた該第2のチャックテーブル上から該第2のウェーハを搬送する第2ウェーハ研削ステップと、を備える研削装置の使用方法が提供される。
なお、好ましくは、該第1のチャックテーブルの該保持面が該第1のウェーハで覆われた状態で、該第2ウェーハ研削ステップを複数回実施する。また、好ましくは、該ウェーハ準備ステップでは、該第1のチャックテーブルの該保持面を覆い且つ該研削ユニットによる加工の対象とならない該第1のウェーハと、該第2のチャックテーブルによって保持され該研削ユニットによって研削される該第2のウェーハと、を準備する。また、好ましくは、該第1のウェーハは、該第2のチャックテーブルの該保持面を覆うことが可能な大きさ及び形状を有する。
本発明の一態様に係る研削装置は、第1のウェーハを保持する第1のチャックテーブルと、第1のウェーハと大きさ又は形状が異なる第2のウェーハを保持する第2のチャックテーブルとを備える。これにより、チャックテーブルの交換作業を行うことなく複数の種類のウェーハを加工でき、チャックテーブルの交換の頻度が低減される。
研削装置を示す斜視図である。 カセットを示す断面図である。 ターンテーブルに支持された複数のチャックテーブルを示す平面図である。 図4(A)は第1のチャックテーブルを示す斜視図であり、図4(B)は第2のチャックテーブルを示す斜視図である。 図5(A)は1枚目のウェーハが一方の第1のチャックテーブル上に搬送される様子を示す平面図であり、図5(B)は2枚目のウェーハが他方の第1のチャックテーブル上に搬送される様子を示す平面図である。 図6(A)は1枚目のウェーハが一方の第2のチャックテーブル上に搬送される様子を示す平面図であり、図6(B)は2枚目のウェーハが他方の第2のチャックテーブル上に搬送される様子を示す平面図である。 図7(A)は2つの第2のチャックテーブルが研削位置に配置された状態を示す平面図であり、図7(B)は1枚目のウェーハが一方の第2のチャックテーブル上から搬送される様子を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。まず、本実施形態に係る研削装置の構成例について説明する。図1は、研削装置2を示す斜視図である。
研削装置2は、研削装置2を構成する各構成要素を支持する基台4を備える。基台4の上面の前端側には開口4aが形成されており、この開口4aの内部には、研削装置2によって加工される被加工物等を搬送する搬送ユニット(搬送機構)6が設けられている。また、開口4aのさらに前方の領域には、カセット8が載置されるカセット載置台4bと、カセット10が載置されるカセット載置台4cとが設けられている。
図2は、カセット8を示す断面図である。カセット8は、例えば直方体状の箱型に形成されており、カセット載置台4b上に載置された際に搬送ユニット6(図1参照)側に向かって開口する開口部8aを備える。この開口部8aの内部には、ウェーハ11又はウェーハ13の外周部を支持する一対のガイドレール8bが複数段設けられている。このカセット8には、複数のウェーハ11及び複数のウェーハ13が収容される。
ウェーハ11は、ウェーハ13が後述のチャックテーブル20(図3参照)によって保持されて加工される際に、後述のチャックテーブル18(図3参照)を覆うカバー用ウェーハである。なお、ウェーハ11の使用方法の詳細については後述する。
一方、ウェーハ13は、例えば円盤状に形成されたシリコンウェーハであり、研削装置2によって加工される予定のウェーハ(加工前のウェーハ)に相当する。また、例えばウェーハ13は、互いに交差するように格子状に配列された複数の分割予定ライン(ストリート)によって複数の領域に区画されており、この領域の表面側にはそれぞれ、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスが形成されている。
ウェーハ13を分割予定ラインに沿って分割することにより、それぞれデバイスを備える複数のデバイスチップが製造される。また、研削装置2によって分割前のウェーハ13の裏面側に研削加工及び研磨加工を施してウェーハ13を薄化することにより、薄型化されたデバイスチップを得ることが可能となる。
なお、ウェーハ13の材質、大きさ、形状、構造等に制限はない。例えばウェーハ13は、シリコン以外の半導体(GaAs、InP、GaN、SiC等)、ガラス、セラミックス、樹脂、金属等の材料によって形成されていてもよい。また、ウェーハ13にはデバイスが形成されていなくてもよい。
ウェーハ11及びウェーハ13はそれぞれ、一対のガイドレール8bによって外周部が支持された状態で、カセット8に収容される。図2には、2枚のウェーハ11と、6枚のウェーハ13とが収容されている例を示している。ウェーハ11及びウェーハ13を収容したカセット8は、カセット載置台4b上に載置される。そして、図1に示す搬送ユニット6によってウェーハ11,13がカセット8から引き出され、搬送される。
なお、ここではカセット8の構成例について説明したが、カセット10もカセット8と同様に構成することができる。カセット10には、研削装置2によって加工された後のウェーハ(加工済みのウェーハ)等が収容される。
開口4aの斜め後方には、位置合わせ機構(アライメント機構)12が設けられている。カセット8に収容されたウェーハ(ウェーハ11,13等)は、搬送ユニット6によって位置合わせ機構12に搬送される。そして、位置合わせ機構12はウェーハを所定の位置に合わせて配置する。
位置合わせ機構12に隣接する位置には、ウェーハを保持して旋回する搬送ユニット(搬送機構、ローディングアーム)14が設けられている。搬送ユニット14は、その下面側にウェーハの上面側を吸着する吸着パッドを備えており、位置合わせ機構12によって位置合わせが行われたウェーハ11を吸着パッドで吸着保持して、後方に搬送する。
搬送ユニット14の後方には、円盤状のターンテーブル16が設けられている。ターンテーブル16は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、Z軸方向(鉛直方向、上下方向)に概ね平行な回転軸の周りを回転する。また、ターンテーブル16上には、ウェーハを保持する複数のチャックテーブルが配置されている。
図3は、ターンテーブル16に支持された複数のチャックテーブルを示す平面図である。ターンテーブル16は、第1のウェーハを保持可能な2個のチャックテーブル(保持テーブル)18と、第1のウェーハと大きさ又は形状が異なる第2のウェーハを保持可能な2個のチャックテーブル(保持テーブル)20とを支持している。
図3には、一方のチャックテーブル18、他方のチャックテーブル18、一方のチャックテーブル20、他方のチャックテーブル20が順に、ターンテーブル16の周方向に沿って概ね等間隔に配置された例を示している。ただし、ターンテーブル16上に設けられるチャックテーブルの数に制限はない。
ターンテーブル16は、平面視で反時計回り(矢印αで示す方向)に回転し、各チャックテーブル18,20を搬送位置A、第1研削位置(粗研削位置)B、第2研削位置(仕上げ研削位置)C、研磨位置D、搬送位置Aの順に位置付ける。また、チャックテーブル18,20はそれぞれ、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、Z軸方向に概ね平行な回転軸の周りを回転する。すなわち、ターンテーブル16はチャックテーブル18,20をそれぞれ回転可能な状態で支持している。
図1に示す搬送ユニット14は、位置合わせ機構12に配置されたウェーハを、搬送位置Aに位置付けられたチャックテーブル18又はチャックテーブル20上に搬送する。なお、以下では一例として、ウェーハ11(図2参照)が第1のウェーハとしてチャックテーブル18によって保持され、ウェーハ13(図2参照)が第2のウェーハとしてチャックテーブル20によって保持される場合について説明する。
図4(A)は、チャックテーブル18を示す斜視図である。チャックテーブル18は、円柱状の枠体18aと、枠体18aの上面側に装着された円盤状のポーラス部材18bとを備える。ポーラス部材18bは、ポーラスセラミックス等でなり、枠体18aの上面側に形成された円形の凹部に嵌め込まれている。ポーラス部材18bの上面は、第1のウェーハ(ウェーハ11)を保持する多孔質の保持面18cを構成している。
保持面18cは、ウェーハ11に対応して形成される。具体的には、保持面18cは、ウェーハ11がチャックテーブル18上に配置された際に、ウェーハ11によって全体が覆われる大きさ及び形状に形成される。例えば、ウェーハ11が円盤状である場合、保持面18cはその直径φがウェーハ11の直径以下である円形に形成される。図4(A)には、保持面18cの直径φがウェーハ11の直径よりも僅かに小さい場合を示している。
チャックテーブル18の保持面18cは、チャックテーブル18の内部に形成された流路(不図示)を介して吸引源(不図示)に接続されている。ウェーハ11をチャックテーブル18上に保持面18cの全体を覆うように配置した状態で、保持面18cに吸引源の負圧を作用させると、ウェーハ11がチャックテーブル18によって吸引保持される。
図4(B)は、チャックテーブル20を示す斜視図である。チャックテーブル20は、円柱状の枠体20aと、枠体20aの上面側に装着された円盤状のポーラス部材20bとを備える。ポーラス部材20bは、ポーラスセラミックス等でなり、枠体20aの上面側に形成された円形の凹部に嵌め込まれている。ポーラス部材20bの上面は、第2のウェーハ(ウェーハ13)を保持する多孔質の保持面20cを構成している。
保持面20cは、ウェーハ13に対応して形成される。具体的には、保持面20cは、ウェーハ13がチャックテーブル20上に配置された際に、ウェーハ13によって全体が覆われる大きさ及び形状に形成される。例えば、ウェーハ13が円盤状である場合、保持面20cはその直径φがウェーハ13の直径以下である円形に形成される。図4(B)には、保持面20cの直径φがウェーハ13の直径よりも僅かに小さい場合を示している。
チャックテーブル20の保持面20cは、チャックテーブル20の内部に形成された流路(不図示)を介して吸引源(不図示)に接続されている。ウェーハ13をチャックテーブル20上に保持面20cの全体を覆うように配置した状態で、保持面20cに吸引源の負圧を作用させると、ウェーハ13がチャックテーブル20によって吸引保持される。
なお、チャックテーブル18とチャックテーブル20とは、大きさ又は形状が異なるウェーハを保持可能に構成されている。具体的には、チャックテーブル18の保持面18cの直径φは、チャックテーブル20の保持面20cの直径φよりも小さい(φ<φ)。そのため、チャックテーブル18は、チャックテーブル20によって保持されるウェーハ(例えばウェーハ13)よりも直径の小さいウェーハ(例えばウェーハ11)を保持できる。
図1に示すように、第1研削位置Bの後方及び第2研削位置Cの後方(ターンテーブル16の後方)にはそれぞれ、柱状の支持構造22が配置されている。また、支持構造22の前面側には、Z軸移動機構24が設けられている。Z軸移動機構24は、Z軸方向に概ね平行に配置された一対のZ軸ガイドレール26を備え、一対のZ軸ガイドレール26には板状のZ軸移動プレート28がスライド可能な状態で装着されている。
Z軸移動プレート28の後面側(裏面側)にはナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Z軸ガイドレール26と概ね平行に配置されたZ軸ボールネジ30が螺合されている。また、Z軸ボールネジ30の一端部には、Z軸パルスモータ32が連結されている。Z軸パルスモータ32でZ軸ボールネジ30を回転させると、Z軸移動プレート28がZ軸ガイドレール26に沿ってZ軸方向に移動する。
第1研削位置Bの上方に配置されたZ軸移動プレート28の前面側(表面側)には、ウェーハの粗研削を行う研削ユニット34aが設けられている。一方、第2研削位置Cの上方に配置されたZ軸移動プレート28の前面側(表面側)には、ウェーハの仕上げ研削を行う研削ユニット34bが設けられている。Z軸移動機構24によって、研削ユニット34a,34bのZ軸方向における移動が制御される。
研削ユニット34a,34bはそれぞれ、Z軸移動プレート28に装着された円筒状のハウジング36を備える。ハウジング36には、回転軸を構成する円筒状のスピンドル38が回転可能な状態で収容されており、スピンドル38の下端部(先端部)はハウジング36から露出している。
研削ユニット34aに備えられたスピンドル38の下端部には、ウェーハの粗研削を行うための研削ホイール40aが装着されている。また、研削ユニット34bに備えられたスピンドル38の下端部には、ウェーハの仕上げ研削を行うための研削ホイール40bが装着されている。研削ホイール40a,40bはそれぞれ、アルミニウム、ステンレス等の金属材料で形成された円環状の基台を備える。この基台の下面側には、複数の直方体状の研削砥石が基台の外周に沿って環状に配列されている。
例えば研削砥石は、ダイヤモンド、cBN(Cubic Boron Nitride)等でなる砥粒を、メタルボンド、レジンボンド又はビトリファイドボンド等の結合材で固定することにより形成される。研削砥石の材質、形状、構造、大きさ等に制限はなく、研削ホイール40a,40bが備える研削砥石の数も任意に設定できる。ただし、研削ホイール40bが備える研削砥石の砥粒の平均粒径は、研削ホイール40aが備える研削砥石の砥粒の平均粒径よりも小さい。
スピンドル38の上端側(基端側)には、モータ等の回転駆動源(不図示)が接続されており、研削ホイール40a,40bはこの回転駆動源から伝わる力によって回転する。また、研削ユニット34a,34bの内部には、純水等の研削液を供給するための研削液供給路(不図示)が設けられている。研削液は、ウェーハに研削加工を施す際に、研削砥石及びウェーハに向かって供給される。
研削ユニット34aは、第1研削位置Bに位置付けられたチャックテーブル18又はチャックテーブル20によって保持されたウェーハを、研削ホイール40aで研削する。これにより、ウェーハの粗研削加工が行われる。また、研削ユニット34bは、第2研削位置C位置付けられたチャックテーブル18又はチャックテーブル20によって保持されたウェーハを、研削ホイール40bで研削する。これにより、ウェーハの仕上げ研削加工が行われる。
研磨位置Dの側方(ターンテーブル16の側方)には、柱状の支持構造42が配置されている。支持構造42の表面側(ターンテーブル16側)には、XZ軸移動機構44が設けられている。XZ軸移動機構44は、X軸方向(前後方向)と概ね平行に配置された一対の第1ガイドレール46を備え、一対の第1ガイドレール46には板状の第1移動プレート48がスライド可能な状態で装着されている。
第1移動プレート48の裏面側にはナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、第1ガイドレール46と概ね平行に配置された第1ボールネジ50が螺合されている。また、第1ボールネジ50の一端部には、第1パルスモータ52が連結されている。第1パルスモータ52で第1ボールネジ50を回転させると、第1移動プレート48が第1ガイドレール46に沿ってX軸方向に移動する。
第1移動プレート48の表面側(ターンテーブル16側)には、Z軸方向と概ね平行に配置された一対の第2ガイドレール54が設けられている。一対の第2ガイドレール54には、板状の第2移動プレート56がスライド可能な状態で装着されている。第2移動プレート56の裏面側にはナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、第2ガイドレール54と概ね平行に配置された第2ボールネジ58が螺合されている。
第2ボールネジ58の一端部には、第2パルスモータ60が連結されている。第2パルスモータ60で第2ボールネジ58を回転させると、第2移動プレート56が第2ガイドレール54に沿ってZ軸方向に移動する。そして、第2移動プレート56の表面側(ターンテーブル16側)には、ウェーハを研磨する研磨ユニット62が設けられている。XZ軸移動機構44によって、研磨ユニット62のX軸方向及びZ軸方向における移動が制御される。
研磨ユニット62は、第2移動プレート56に装着された円筒状のハウジング64を備える。ハウジング64には、回転軸を構成する円筒状のスピンドル66が回転可能な状態で収容されており、スピンドル66の下端部はハウジング64から露出している。スピンドル66の下端部には、ウェーハを研磨するための円盤状の研磨パッド68が装着されている。また、スピンドル66の上端側(基端側)には、モータ等の回転駆動源(不図示)が接続されている。研磨パッド68は、この回転駆動源から伝わる力によって回転する。
また、研磨ユニット62の内部には、研磨液を供給するための研磨液供給路(不図示)が設けられている。研磨液は、ウェーハに研磨加工を施す際に、ウェーハに向かって供給される。
研磨パッド68は、ウェーハと接触してウェーハを研磨する研磨層を備える。研磨層は、例えば不織布や発泡ウレタンに砥粒(固定砥粒)を分散させることによって形成される。砥粒としては、例えば粒径が0.1μm以上10μm以下程度のシリカを用いることができる。ただし、砥粒の粒径や材質等はウェーハの材質等に応じて適宜変更される。
研磨層に砥粒が含まれる場合には、砥粒を含まない研磨液が用いられる。研磨液としては、例えば、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等が溶解したアルカリ溶液や、過マンガン酸塩等の酸性液を用いることができる。また、研磨液として純水を用いることもできる。一方、研磨層には砥粒が含まれていなくてもよい。この場合、砥粒(遊離砥粒)が分散された薬液(スラリー)が研磨液として供給される。薬液の材料、砥粒の材質、砥粒の粒径等は、ウェーハの材質等に応じて適宜選択される。
研磨ユニット62は、研磨位置Dに位置付けられたチャックテーブル18又はチャックテーブル20によって保持されたウェーハを、研磨パッド68で研磨する。これにより、ウェーハの研磨加工が行われる。
また、基台4上には、箱型のカバー70が設けられている。カバー70は、その下面側にチャックテーブル18,20が挿入される開口部70aを備えており、ターンテーブル16の一部と、第1研削位置B、第2研削位置C、研磨位置Dに配置されたチャックテーブル18,20とを覆うように配置されている。ターンテーブル16が回転すると、チャックテーブル18,20は、開口部70aの内部で第1研削位置B、第2研削位置C、研磨位置Dに順に位置付けられた後、搬送位置Aに配置される。このカバー70によって、ウェーハの加工(研削加工及び研磨加工)が行われる加工室が画成される。
また、カバー70の上面70b側には、研削ホイール40a,40b及び研磨パッド68が挿入される、複数の円形の開口が形成されている。この開口により、研削ホイール40a,40b及び研磨パッド68とカバー70との接触が回避される。そして、ウェーハを研削中の研削ホイール40a,40bと、ウェーハを研磨中の研磨パッド68とが、カバー70によって覆われる。その結果、ウェーハの加工によって発生する屑(加工屑)や加工液(研削液、研磨液)の飛散が、カバー70によって防止される。
また、カバー70には、カバー70の内部(開口部70a)を排気するための排気ダクト(不図示)が接続されている。この排気ダクトによって、カバー70の内部の気体(雰囲気)、加工屑、ミスト状の加工液等が吸引、除去される。
搬送ユニット14に隣接する位置には、ウェーハを保持して旋回する搬送ユニット(搬送機構、アンローディングアーム)72が設けられている。搬送ユニット72は、その下面側にウェーハの上面側を吸着する吸着パッドを備えており、搬送位置Aに配置されたチャックテーブル18又はチャックテーブル20上に配置されたウェーハを吸着パッドで吸着保持して、前方に搬送する。
搬送ユニット72の前方側、且つ開口4aの後方側には、搬送ユニット72によって搬送されたウェーハを洗浄する洗浄ユニット(洗浄機構)74が配置されている。洗浄ユニット74によって洗浄されたウェーハは、搬送ユニット6によって搬送され、カセット10に収容される。
なお、研削装置2を構成する各構成要素(搬送ユニット6、位置合わせ機構12、搬送ユニット14、ターンテーブル16、チャックテーブル18,20、Z軸移動機構24、研削ユニット34a,34b、XZ軸移動機構44、研磨ユニット62、搬送ユニット72、洗浄ユニット74等)はそれぞれ、コンピュータ等によって構成される制御ユニット(制御部)76に接続されている。制御ユニット76によって、各構成要素の動作が制御される。
上記の研削装置2は、大きさ又は形状が異なるウェーハを保持可能な複数の種類のチャックテーブルを備える。具体的には、研削装置2には、直径がφである円形の保持面18cを備えるチャックテーブル18と、直径がφ(φ>φ)である円形の保持面20cを備えるチャックテーブル20とが設けられている(図4(A)及び図4(B)参照)。そして、チャックテーブル18は第1のウェーハを保持でき、チャックテーブル20は第1のウェーハよりも直径が大きい第2のウェーハを保持できる。
そのため、例えば研削装置2によって加工されるウェーハが第1のウェーハから第2のウェーハに変更された場合には、ウェーハの保持に用いるチャックテーブルをチャックテーブル18からチャックテーブル20に切り替えるだけで、ウェーハの加工を続行できる。これにより、チャックテーブルの交換作業が不要となり、ウェーハの加工効率の向上を図ることができる。
なお、研削装置2で所定の大きさ及び形状のウェーハを加工する際には、そのウェーハの保持に適したチャックテーブル18,20の一方が使用され、チャックテーブル18,20の他方は使用されない。そのため、例えばチャックテーブル20によって加工対象となるウェーハが保持される場合、チャックテーブル18の保持面18c(図4(A)参照)は露出した状態になる。
この状態で研削装置2によってウェーハを加工すると、ウェーハの加工によって生じた加工屑がカバー70の内部で飛散し、チャックテーブル18の保持面18cに付着することがある。また、加工屑が保持面18cからチャックテーブル18の内部に入り込み、チャックテーブル20の内部に蓄積されることがある。
チャックテーブル18の保持面18cに加工屑が付着すると、その後にチャックテーブル18によって他のウェーハを保持する際、加工屑がウェーハと保持面18cとによって挟まれた状態となる。これにより、ウェーハが保持面18cに沿って平坦に保持されない、又はウェーハの加工屑と接触する領域にくぼみが形成される等の不都合が生じることがある。また、チャックテーブル18の内部に加工屑が過度に蓄積されると、チャックテーブル18の吸引力がウェーハに適切に作用しない恐れがある。
そこで、研削装置2でウェーハを加工する際には、チャックテーブル18,20の一方で加工対象となるウェーハを保持するとともに、チャックテーブル18,20の他方の保持面を他のウェーハで覆う。これにより、チャックテーブル18,20の保持面への加工屑の付着や、チャックテーブル18,20の内部での加工屑の蓄積が防止される。
以下、研削装置2の使用方法の具体例について説明する。以下では一例として、研削装置2によって複数のウェーハ13(図2参照)が加工される場合について説明する。ウェーハ13は、チャックテーブル20によって保持された状態で、研削ユニット34a,34bによって研削されるとともに、研磨ユニット62によって研磨される。
まず、チャックテーブル18(第1のチャックテーブル)の保持面18cを覆う第1のウェーハと、チャックテーブル20(第2のチャックテーブル)によって保持された状態で加工される第2のウェーハとを準備する(ウェーハ準備ステップ)。ここでは、第1のウェーハとしてウェーハ11(図2参照)を用い、第2のウェーハとしてウェーハ13(図2参照)を用いる。
ウェーハ11は、チャックテーブル18の保持面18cの全体を覆うことが可能な大きさ及び形状に形成され、且つ、研削ユニット34a,34b及び研磨ユニット62による加工(粗研削加工、仕上げ研削加工、研磨加工)の対象とならない、カバー用ウェーハである。例えばウェーハ11は、その直径が保持面18cの直径φ以上且つ枠体18aの直径以下となるように、円盤状に形成される(図4(A)参照)。なお、ウェーハ11の材質の例は、ウェーハ13と同様である。一方、ウェーハ13は、研削装置2によって加工される被加工物に相当する。
ウェーハ11及びウェーハ13はそれぞれ、カセット8に収容される(図2参照)。なお、カセット8に収容されるウェーハ11の枚数は、チャックテーブル18の個数以上とする。一方、カセット8に収容されるウェーハ13の枚数に制限はない。そして、ウェーハ11及びウェーハ13を収容したカセット8が、カセット載置台4b(図1参照)上に載置される。
次に、チャックテーブル18上にウェーハ11を搬送し、チャックテーブル18の保持面18cをウェーハ11で覆う(第1チャックテーブルカバーステップ)。第1チャックテーブルカバーステップではまず、1枚目のウェーハ11を搬送ユニット6によってカセット8から位置合わせ機構12に搬送し、位置合わせ機構12によって1枚目のウェーハ11の位置合わせを行う。そして、搬送ユニット14によって、1枚目のウェーハ11を位置合わせ機構12から搬送位置Aに配置されたチャックテーブル18上に搬送し、このチャックテーブル18によって1枚目のウェーハ11を保持する。
図5(A)は、1枚目のウェーハ11がチャックテーブル18上に搬送される様子を示す平面図である。1枚目のウェーハ11は、保持面18cの全体を覆うようにチャックテーブル18上に配置される。そして、チャックテーブル18の保持面18cに吸引源の負圧を作用させ、1枚目のウェーハ11をチャックテーブル18によって吸引保持する。
次に、ターンテーブル16を回転させ、1枚目のウェーハ11を保持したチャックテーブル18を第1研削位置Bに配置するとともに、他のチャックテーブル18を搬送位置Aに配置する。そして、カセット8に収容された2枚目のウェーハ11を搬送位置Aに配置されたチャックテーブル18上に搬送し、このチャックテーブル18によって2枚目のウェーハ11を保持する。
図5(B)は、2枚目のウェーハ11がチャックテーブル18上に搬送される様子を示す平面図である。このように、第1チャックテーブルカバーステップを実施すると、2個のチャックテーブル18の保持面18cがそれぞれウェーハ11によって覆われる。
次に、チャックテーブル20上にウェーハ13を搬送し、チャックテーブル20によって保持されたウェーハ13を研削ユニット34a,34bで研削した後、チャックテーブル20上からウェーハ13を搬送する(第2ウェーハ研削ステップ)。第2ウェーハ研削ステップでは、まず、1枚目のウェーハ13を搬送ユニット6によってカセット8から位置合わせ機構12に搬送し、位置合わせ機構12によって1枚目のウェーハ13の位置合わせを行う。
また、ターンテーブル16を回転させ、2個のチャックテーブル18をそれぞれ第1研削位置Bと第2研削位置Cとに位置付けるとともに、2個のチャックテーブル20をそれぞれ搬送位置Aと研磨位置Dとに位置付ける。そして、搬送ユニット14によって、1枚目のウェーハ13を位置合わせ機構12から搬送位置Aに配置されたチャックテーブル20上に搬送し、このチャックテーブル20によって1枚目のウェーハ13を吸引保持する。
図6(A)は、1枚目のウェーハ13がチャックテーブル20上に搬送される様子を示す平面図である。1枚目のウェーハ13は、保持面20cの全体を覆うようにチャックテーブル20上に配置される。そして、チャックテーブル20の保持面20cに吸引源の負圧を作用させ、1枚目のウェーハ13をチャックテーブル20によって吸引保持する。
次に、ターンテーブル16を回転させ、1枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20を第1研削位置Bに配置するとともに、他のチャックテーブル20を搬送位置Aに配置する。そして、第1研削位置Bに位置付けられたチャックテーブル20によって保持された1枚目のウェーハ13が、研削ユニット34aによって研削される。
具体的には、ウェーハ13を保持したチャックテーブル20と研削ユニット34aの研削ホイール40aとをそれぞれ所定の回転数で回転させた状態で、研削ユニット34aを下降させ、研削ホイール40aが備える複数の研削砥石を1枚目のウェーハ13の上面側に接触させる。これにより、1枚目のウェーハ13の上面側に対して粗研削が施される。この粗研削は、1枚目のウェーハ13が所定の厚さとなるまで継続される。
また、研削ユニット34aによる1枚目のウェーハ13の研削中に、カセット8に収容された2枚目のウェーハ13を、搬送位置Aに配置されたチャックテーブル20上に搬送し、このチャックテーブル20によって2枚目のウェーハ13を保持する。図6(B)は、2枚目のウェーハ13がチャックテーブル20上に搬送される様子を示す平面図である。なお、2枚目のウェーハ13をカセット8からチャックテーブル20上に搬送する際の手順は、1枚目のウェーハ13の搬送と同様である。
次に、ターンテーブル16を回転させ、1枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20を第2研削位置Cに配置するとともに、2枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20を第1研削位置Bに配置する。図7(A)は、2つのチャックテーブル20が研削位置(第1研削位置及び第2研削位置)に配置された状態を示す平面図である。
そして、第2研削位置Cに位置付けられたチャックテーブル20によって保持された1枚目のウェーハ13が、研削ユニット34bによって研削される。具体的には、1枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20と研削ユニット34bの研削ホイール40bとをそれぞれ所定の回転数で回転させた状態で、研削ユニット34bを下降させ、研削ホイール40bが備える複数の研削砥石を1枚目のウェーハ13の上面側に接触させる。これにより、1枚目のウェーハ13の上面側に対して仕上げ研削が施される。この仕上げ研削は、1枚目のウェーハ13が所定の厚さとなるまで継続される。
また、第1研削位置Bに位置付けられたチャックテーブル20によって保持された2枚目のウェーハ13が、研削ユニット34aによって研削される。なお、2枚目のウェーハ13を研削ユニット34aによって研削する際の手順は、1枚目のウェーハ13の研削の場合と同様である。これにより、2枚目のウェーハ13の上面側に対して粗研削が施される。
次に、ターンテーブル16を回転させ、1枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20を研磨位置Dに配置するとともに、2枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20を第2研削位置Cに配置する。そして、研磨位置Dに位置付けられたチャックテーブル20によって保持された1枚目のウェーハ13が、研磨ユニット62によって研磨される。
具体的には、1枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20と研磨ユニット62の研磨パッド68とをそれぞれ回転させた状態で、研磨ユニット62を下降させ、研磨パッド68が備える研磨層を1枚目のウェーハ13の上面側に接触させる。これにより、1枚目のウェーハ13の上面側が研磨される。この研磨は、1枚目のウェーハ13が所定の厚さとなるまで継続される。
また、第2研削位置Cに位置付けられたチャックテーブル20によって保持された2枚目のウェーハ13が、研削ユニット34bによって研削される。なお、2枚目のウェーハ13を研削ユニット34bによって研削する際の手順は、1枚目のウェーハ13の研削の場合と同様である。これにより、2枚目のウェーハ13の上面側に対して仕上げ研削が施される。
次に、ターンテーブル16を回転させ、1枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20を搬送位置Aに配置するとともに、2枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20を研磨位置Dに配置する。そして、搬送位置Aに位置付けられたチャックテーブル20上から、1枚目のウェーハ13を搬送する。
図7(B)は、1枚目のウェーハ13がチャックテーブル20上から搬送される様子を示す平面図である。搬送位置Aに位置付けられたチャックテーブル20によって保持された1枚目のウェーハ13は、搬送ユニット72(図1参照)によってチャックテーブル20上から洗浄ユニット74(図1参照)に搬送され、洗浄される。そして、洗浄ユニット74による洗浄の後、1枚目のウェーハ13は搬送ユニット6によってカセット10に搬送される。
また、研磨位置Dに位置付けられたチャックテーブル20によって保持された2枚目のウェーハ13が、研磨ユニット62によって研磨される。なお、2枚目のウェーハ13を研磨ユニット62によって研磨する際の手順は、1枚目のウェーハ13の研磨の場合と同様である。これにより、2枚目のウェーハ13の上面側に対して研磨加工が施される。
次に、ターンテーブル16を回転させ、2枚目のウェーハ13を保持したチャックテーブル20を搬送位置Aに配置する。そして、2枚目のウェーハ13は、搬送位置Aに配置されたチャックテーブル20上から搬送ユニット72によって搬送され、1枚目のウェーハ13と同様の手順でカセット10に搬送される。
なお、上記の第2ウェーハ研削ステップは、複数回連続して実施することもできる。すなわち、カセット8(図1参照)に3枚以上のウェーハ13が収容されている場合は、チャックテーブル18の保持面18cがウェーハ11で覆われた状態を維持したまま、3枚目以降のウェーハ13を加工してもよい。
具体的には、搬送位置Aに配置されたチャックテーブル20上から加工済みの1枚目のウェーハ13を搬送ユニット72で搬送した後、続けて該チャックテーブル20上に3枚目のウェーハ13を搬送ユニット14によって搬送する。そして、研削ユニット34a,34b及び研磨ユニット62によって、3枚目のウェーハ13が加工される。その後、加工済みの3枚目のウェーハ13は、搬送ユニット72によってチャックテーブル20上から搬送される。
また、搬送位置Aに配置されたチャックテーブル20上から加工済みの2枚目のウェーハ13を搬送ユニット72で搬送した後、続けて該チャックテーブル20上に4枚目のウェーハ13を搬送ユニット14によって搬送する。そして、研削ユニット34a,34b及び研磨ユニット62によって、4枚目のウェーハ13が加工される。同様にして、5枚目以降のウェーハ13に対しても加工が施される。
上記の第2ウェーハ研削ステップでは、チャックテーブル18の保持面18cがウェーハ11で覆われた状態で、ウェーハ13がチャックテーブル20によって保持され、研削ユニット34a,34b及び研磨ユニット62によって加工される。そのため、ウェーハ13の加工中に発生した加工屑がカバー70の内部で飛散しても、チャックテーブル18の保持面18cへの加工屑の付着や、チャックテーブル18の内部での加工屑の蓄積が防止される。
そして、カセット8に収容された全てのウェーハ13の加工が完了すると、ウェーハ11がチャックテーブル18上から搬送される。具体的には、搬送位置Aに位置付けられたチャックテーブル18によって保持されたウェーハ11が、搬送ユニット72によって洗浄ユニット74に搬送され、洗浄される。そして、洗浄ユニット74による洗浄の後、ウェーハ11は搬送ユニット6によってカセット10に搬送される。
以上の通り、本実施形態に係る研削装置2は、大きさ又は形状が異なるウェーハを保持可能な複数のチャックテーブルを備える。そのため、チャックテーブルの交換作業を行うことなく、複数の種類のウェーハを加工できる。これにより、チャックテーブルの交換作業を省略し、ウェーハの加工効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態に係る研削装置2の使用方法では、加工対象となるウェーハを保持しないチャックテーブル(未使用状態のチャックテーブル)の保持面が、カバー用ウェーハで覆われる。これにより、未使用状態のチャックテーブルの保持面への加工屑の付着や、未使用状態のチャックテーブルの内部での加工屑の蓄積が防止される。
なお、本実施形態では、チャックテーブル18の保持面18cを覆うカバー用ウェーハ(ウェーハ11)がカセット8に収容される例について説明した。ただし、研削装置2によって加工されるウェーハがチャックテーブル18によって保持される場合には、チャックテーブル20の保持面20cを覆うカバー用ウェーハがカセット8に収容される。また、カセット8には、チャックテーブル18の保持面18cを覆うカバー用ウェーハと、チャックテーブル20の保持面20cを覆うカバー用ウェーハの両方が収容されてもよい。
また、本実施形態では、保持可能なウェーハの大きさ及び形状が異なる2種類のチャックテーブル18,20が設けられた例について説明したが、ターンテーブル16上に設けられるチャックテーブルの種類の数に制限はない。すなわち、ターンテーブル16上には3種類以上のチャックテーブルが設けられていてもよい。例えば、ターンテーブル16上には、互いの異なる大きさ及び形状のウェーハを保持可能な3種類のチャックテーブルが、1個ずつ設けられていてもよい。
なお、ターンテーブル16上に設けられるチャックテーブルの種類の数に応じて、カセット8に収容されるカバー用ウェーハの数が設定される。例えば、ターンテーブル16上に3種類のチャックテーブルが設けられる場合、少なくともカセット8には、加工対象となるウェーハを保持しない2種類のチャックテーブルの保持面をそれぞれ覆うことが可能な、2種類のカバー用ウェーハが収容される。
また、カセット8には、ターンテーブル16上に設けられた全ての種類のチャックテーブルの保持面を覆うことが可能な1種類のカバー用ウェーハが収容されていてもよい。例えば、研削装置2によって加工され得るウェーハのうち最も直径が大きいウェーハと同一の直径を有するカバー用ウェーハが、カセット8に収容される。そして、加工対象となるウェーハを保持しない全てのチャックテーブルの保持面が、このカバー用ウェーハによって覆われる。
より具体的には、チャックテーブル18の保持面18cを覆うウェーハ11(図4(A)参照)は、チャックテーブル20の保持面20cを覆うことが可能な大きさ及び形状を有していてもよい。例えば、ウェーハ11の直径は、チャックテーブル20によって保持されて加工されるウェーハ13の直径以上であってもよい。この場合、ウェーハ11は、チャックテーブル18の保持面18cとチャックテーブル20の保持面20cの両方を覆うことができる。
なお、直径φが小さい保持面18c(図4(A)参照)を、上記のような直径が大きいウェーハ11で覆う場合、ウェーハ11の外周部分の保持面18cと接触しない領域が大きくなり、チャックテーブル18によるウェーハ11の保持の強さは弱まる。しかしながら、ウェーハ11に対しては加工が行われず、ウェーハ11は研削ホイール40a,40bや研磨パッド68と接触しない。そのため、ウェーハ11がチャックテーブル18によって保持された状態は、保持面18cの吸引によって十分に維持される。
また、カバー用ウェーハは、必ずしもカセット8に収容されていなくてもよい。例えば、加工前のウェーハを収容するカセット8、加工済みのウェーハを収容するカセット10に加えて、カバー用ウェーハを収容するカセットが別途設けられていてもよい。この場合、カバー用ウェーハを収容するカセットは、例えば搬送ユニット6の近傍に載置され、搬送ユニット6によって位置合わせ機構12に搬送される。
また、本実施形態では、研削装置2が研削ユニット34a,34b及び研磨ユニット62を備える場合について説明したが、ウェーハの研磨加工を別途準備された専用の装置(研磨装置)で実施する場合には、研磨ユニット62を省略できる。また、本実施形態では、研削装置2が2組の研削ユニット34a,34bを備え、2種類の研削加工(粗研削加工、仕上げ研削加工)を実施可能である場合について説明したが、研削装置2に備えられる研削ユニットは1組であってもよい。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 ウェーハ
13 ウェーハ
2 研削装置
4 基台
4a 開口
4b,4c カセット載置台
6 搬送ユニット(搬送機構)
8 カセット
8a 開口部
8b ガイドレール
10 カセット
12 位置合わせ機構(アライメント機構)
14 搬送ユニット(搬送機構、ローディングアーム)
16 ターンテーブル
18 チャックテーブル(保持テーブル)
18a 枠体
18b ポーラス部材
18c 保持面
20 チャックテーブル(保持テーブル)
20a 枠体
20b ポーラス部材
20c 保持面
22 支持構造
24 Z軸移動機構
26 Z軸ガイドレール
28 Z軸移動プレート
30 Z軸ボールネジ
32 Z軸パルスモータ
34a,34b 研削ユニット
36 ハウジング
38 スピンドル
40a,40b 研削ホイール
42 支持構造
44 XZ軸移動機構
46 第1ガイドレール
48 第1移動プレート
50 第1ボールネジ
52 第1パルスモータ
54 第2ガイドレール
56 第2移動プレート
58 第2ボールネジ
60 第2パルスモータ
62 研磨ユニット
64 ハウジング
66 スピンドル
68 研磨パッド
70 カバー
70a 開口部
70b 上面
72 搬送ユニット(搬送機構、アンローディングアーム)
74 洗浄ユニット(洗浄機構)
76 制御ユニット(制御部)

Claims (5)

  1. 第1のウェーハに対応した多孔質の保持面を有し、該第1のウェーハを保持する第1のチャックテーブルと、
    該第1のウェーハと大きさ又は形状が異なる第2のウェーハに対応した多孔質の保持面を有し、該第2のウェーハを保持する第2のチャックテーブルと、
    該第1のチャックテーブル及び該第2のチャックテーブルをそれぞれ回転可能な状態で支持し、該第1のウェーハが搬送される搬送位置と、該第1のウェーハが研削される研削位置と、に該第1のチャックテーブルを位置付けるとともに、該第2のウェーハが搬送される該搬送位置と、該第2のウェーハが研削される該研削位置と、に該第2のチャックテーブルを位置付けるターンテーブルと、
    該研削位置に位置付けられた該第1のチャックテーブルによって吸引保持された該第1のウェーハ、又は、該研削位置に位置付けられた該第2のチャックテーブルによって吸引保持された該第2のウェーハを、研削ホイールで研削する研削ユニットと、
    該研削位置に位置付けられた該第1のチャックテーブルと、該研削位置に位置付けられた該第2のチャックテーブルと、該第1のウェーハ又は該第2のウェーハを研削中の該研削ホイールと、を覆い、排気ダクトが接続されたカバーと、を備えることを特徴とする研削装置。
  2. 請求項1記載の研削装置を使用して、該第2のチャックテーブルによって保持された該第2のウェーハを研削する研削装置の使用方法であって、
    該第1のウェーハと該第2のウェーハとを準備するウェーハ準備ステップと、
    該搬送位置に位置付けられた該第1のチャックテーブル上に該第1のウェーハを搬送し、該第1のチャックテーブルの該保持面を該第1のウェーハで覆う第1チャックテーブルカバーステップと、
    該第1チャックテーブルカバーステップの実施後、該搬送位置に位置付けられた該第2のチャックテーブル上に該第2のウェーハを搬送し、該研削位置に位置付けられた該第2のチャックテーブルによって保持された該第2のウェーハを該研削ユニットで研削した後、該搬送位置に位置付けられた該第2のチャックテーブル上から該第2のウェーハを搬送する第2ウェーハ研削ステップと、を備えることを特徴とする研削装置の使用方法。
  3. 該第1のチャックテーブルの該保持面が該第1のウェーハで覆われた状態で、該第2ウェーハ研削ステップを複数回実施することを特徴とする請求項2記載の研削装置の使用方法。
  4. 該ウェーハ準備ステップでは、該第1のチャックテーブルの該保持面を覆い且つ該研削ユニットによる加工の対象とならない該第1のウェーハと、該第2のチャックテーブルによって保持され該研削ユニットによって研削される該第2のウェーハと、を準備することを特徴とする請求項2又は3記載の研削装置の使用方法。
  5. 該第1のウェーハは、該第2のチャックテーブルの該保持面を覆うことが可能な大きさ及び形状を有することを特徴とする請求項4記載の研削装置の使用方法。
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