JP2020200104A - 包装用積層体及び外装袋 - Google Patents

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勇作 増田
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Abstract

【課題】本発明は、輸液バッグのような重量物を包装する包装用積層体であって、輸送中の振動や衝撃、梱包体との接触、摩擦、衝突などが生じてもピンホールが生じがたく、ガスバリア性を保持できる包装用積層体及び外装袋を提供する。【解決手段】少なくとも二軸延伸ポリプロピレンフィルムと第1の接着層とバリアフィルムと第2の接着層とシーラントフィルムとがこの順に積層してなる包装用積層体であって、前記二軸延伸ポリプロピレンフィルムと前記第1の接着層との間に第1のアンカーコート層を備え、前記第1の接着層とバリアフィルムとの間に第2のアンカーコート層を備え、前記バリアフィルムと前記第2の接着層との間に第3のアンカーコート層を備え、前記第1のアンカーコート層と前記第2のアンカーコート層との少なくとも一方が、ポリブタジエン系樹脂を主成分とする材料であり、厚みが0.15〜0.30μmであることを特徴とする包装用積層体。【選択図】図1

Description

本発明は、重量物の包装に適する包装用積層体及び外装袋に関する。重量物としては、例えば、輸液等を充填した輸液バッグを例として挙げることができる。
アミノ酸製剤、ブドウ糖製剤、脂肪乳剤等の各種輸液は、従来、ガラス瓶に充填されてきたが、軽量化や廃棄物の減量化の観点から、柔軟な袋状容器に充填されたもの(輸液バッグ)が増加してきている。しかしながら、これら各種輸液は大気中の酸素で変質しやすいものが少なくなく、輸液バッグのガスバリア性が十分でないため、この輸液バッグをさらにガスバリア性の外装袋で外装している。
ところで、この輸液バッグは、重量が重い上に、内容物が液体であるためこれを充填したバッグも不定形となり、輸送中の振動などで周囲の梱包体と接触、摩擦、衝突したり、外装袋自体が繰り返しの折り曲げにさらされるなどして、外装袋にピンホールが発生しやすく、このピンホールによってガスバリア性が損なわれることがあった。そこで、このような輸送中の事故を防ぐため、輸液バッグの外装用外装袋には耐久性の高い輸液バッグ収納外装袋が用いられている。
特開2018−30313号公報
そこで、本発明は、輸液バッグのような重量物を包装する包装用積層体であって、輸送中の振動や衝撃、梱包体との接触、摩擦、衝突などが生じてもピンホールが生じがたく、ガスバリア性を保持できる包装用積層体及び外装袋を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも二軸延伸ポリプロピレンフィルムと第1の接着層とバリアフィルムと第2の接着層とシーラントフィルムとがこの順に積層してなる包装用積層体であって、前記二軸延伸ポリプロピレンフィルムと前記第1の接着層との間に第1のアンカーコート層を備え、前記第1の接着層とバリアフィルムとの間に第2のアンカーコート層を備え、前記バリアフィルムと前記第2の接着層との間に第3のアンカーコート層を備え、前記第1のアンカーコート層と前記第2のアンカーコート層との少なくとも一方が、ポリブタジエン系樹脂を主成分とする材料であり、厚みが0.15〜0.30μmであることを特徴とする包装用積層体である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記第1の接着層と前記第2の接着層がポリオレフィン系の樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の包装用積層体である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、前記バリアフィルムが、少なくとも二軸延伸フィルムと金属薄膜または無機薄膜とからなることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の包装用積層体である。
また、本発明の請求項4に係る発明は、前記シーラントフィルムが、2軸延伸エチレン系共重合体フィルムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装用積層体である。
また、本発明の請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の包装用積層体を用いたことを特徴とする外装袋である。
本発明に係る包装用積層体は、少なくとも二軸延伸ポリプロピレンフィルムとバリアフィルムとシーラントフィルムとを第1の接着層と第2の接着層とによって積層するものであるが、二軸延伸ポリプロピレンフィルムとバリアフィルムとのそれぞれにアンカー層を設けて、その間を溶融押出によるポリオレフィン樹脂を接着層として積層するものであり、前記アンカー層の少なくとも一方が、厚さ0.15〜0.30μmのブタジエン系を主成分とする材料であることを特徴とする包装用積層体である。
バリアフィルムのバリア基材フィルムには、二軸延伸フィルムが用いられる場合が多い。一方、二軸延伸ポリプロピレンフィルムも延伸フィルムであり、硬いフィルム同士をラミネートする場合には、ドライラミネート法などの熱硬化性の接着剤を用いるよりも、溶融押出されたポリエチレンなどの熱可塑性の樹脂による接着の方が、より曲げなどに対して強固で柔軟な接着が得られる。さらに接着するそれぞれの基材にあらかじめアンカーコート層を設けることで、より耐久性の高いラミネート強度を得られることがわかった。
そこで、それぞれの基材にアンカーコート層を設け、かつ少なくとも一方のアンカーコート層が、厚さ0.15〜0.3μmのブタジエン系樹脂を用い、押出溶融による接着を行うことで、積層体自体の繰り返しの折り曲げに対する耐久性や耐衝撃性が向上し、また段ボールなどのさらに外装となる梱包材などとの衝撃やこすれなどにされても、積層体にピンホールなどのバリア性の欠陥が生じることなく、より内容物の保管に対してより信頼性の高い包装用積層体及び外装袋を提供することができる。
本発明の包装用積層体の具体例に係り、図1はその断面説明図である。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る包装用積層体の具体的断面説明図である。
本発明に係る包装用積層体は、外側から順に二軸延伸ポリプロピレンフィルム1、バリアフィルム10、シーラントフィルム9を積層してなるものである。図1に図示するように、バリア基材フィルム6に設けられたバリア層5とからなるバリアフィルム10は、バリア層5を二軸延伸ポリプロピレンフィルム1側として第1の接着層3により接着されている。二軸延伸ポリプロピレンフィルム1とバリアフィルム10には、それぞれ第1のアンカーコート層2と第2のアンカーコート層4とを備えている。
バリアフィルム10とシーラントフィルム9とは、第2の接着層8によって接着されており、バリアフィルム10のシーラントフィルム9側には、第3のアンカーコート層を備えている。
本発明の包装用積層体に用いる二軸延伸ポリプロピレンフィルムとしては、印刷による情報記録や遮光層、帯電防止層などの機能層などを印刷、塗工してもよい。また、二軸延伸ポリプロピレンフィルムは、耐ピンホール性、耐屈曲性などを勘案して20〜50μm
の厚みが好ましい。
次に、本発明におけるバリアフィルム10としては、バリア基材フィルム6としての二軸延伸フィルム上に金属薄膜または無機薄膜をバリア層5として形成したものを用いることができる。また、ポリ塩化ビニリデン樹脂がコーティングされた二軸延伸フィルムを用いることもできるが、高いバリア性を有する包装用積層体を得るには、前記金属薄膜または無機薄膜をバリア層としたバリアフィルムが好ましい。また、前記二軸延伸フィルムとしては、二軸延伸ポリエステルフィルム、二軸延伸ナイロンフィルムなどを用いることができる。また、無延伸のポリプロピレンフィルムを用いることを妨げるものではない。
バリアフィルム10のバリア層5としては、主に酸素や水分などの包装体内外への透過を防止するもので、金属の薄膜や金属酸化物、金属窒化物などの薄膜などを用いることができる。これら薄膜は、バリア基材フィルム6への真空蒸着が容易であり、たとえばアルミニウムの真空蒸着があげられる。また、包装袋の光学的な要求物性により、金属薄膜であれば遮光性を付与でき、金属酸化物であれば、透明性を付与できる。これらバリア層5とバリア基材フィルム6との密着性を向上させるために、バリア基材フィルム6上にバリア層用アンカーコート層を設けたり、金属薄膜や金属酸化物、金属窒化物からなるバリア層5上にオーバーコート層を設けて、バリア層5を保護してもよい。
本発明に係るシーラントフィルム9としては、耐ピンホール性にすぐれる直鎖低密度ポリエチレン樹脂を主成分としたフィルムがよく、なかでも二軸延伸エチレン系共重合体フィルムからなるか、あるいはこれを含む多層構造のフィルムが好適である。このフィルムは、二軸延伸されているため、高い物理的強度を有し、かつ、高い耐衝撃性を有している。そして、このため、二軸延伸エチレン系共重合体フィルムを含む積層フィルムで製袋した包装体に重量物を収容したとき、輸送中の振動や周囲との衝突によってもピンホールを生じがたい。
また、このフィルムは二軸延伸されているにもかかわらず、それ自体ヒートシール性を有している。もっとも、ヒートシール強度を高める等の目的のため、この二軸延伸エチレン系共重合体フィルムに別の熱融着層を積層してシーラントフィルムとしてもよい。熱融着層としては、例えば、密度890〜910Kg/mのエチレン−αオレフィンランダム共重合体が使用できる。なお、このフィルムは、例えば、三井化学東セロ(株)からエルスマートの商品名で市販されている。このシーラントフィルムの厚みは30〜50μmでよい。
本発明に係る二軸延伸ポリプロピレンフィルム1とバリアフィルム10との接着に係る第1の接着層3と、バリアフィルム10とシーラントフィルム9との接着に係る第2の接着層8とは、溶融押出樹脂を用いる。溶融押出樹脂としては、低密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどを用いることができるが、高圧法低密度ポリエチレンを主体とするものが、加工性、柔軟性、密着性に優れるため好適である。
さらに本発明においては、溶融押出樹脂(3及び8)が接する表面のうち、シーラントフィルム9以外の表面、すなわち、二軸延伸ポリプロピレンフィルム1のバリアフィルム10側となる表面と、バリアフィルム10の両表面にあらかじめアンカーコート層を形成しておく。溶融押出樹脂による接着は、ポリエチレン系樹脂を例とすると、290〜320℃程度に加熱、溶融したポリエチレン系樹脂を二つのフィルムの中央にサンドイッチするように押出してラミネートするもので、高温下でポリエチレンが酸化により生成した化学的に活性な化学種を利用するものである。
しかしながら、本発明が提供しようとする重量物に対する包装用積層体においては、繰
り返しの屈曲や衝突、振動への耐性のために、溶融押出される前記ポリエチレン系樹脂表面に対してアンカーコート層(2及び4及び7)を形成しておくことにより、より高い接着強度、ひいては高い耐ピンホール性を保持する包装用積層体を得ることができる。シーラントフィルム9の表面については、溶融押出樹脂をシーラントフィルムの素材と同系の素材を選定することにより高い接着強度がえられるので、アンカーコート層は設けない。
また、フィルムの積層にはドライラミネート法を用いることがあるが、2液硬化型の硬い樹脂が用いられることが多く、特に積層体の積層数が多くなった場合に、積層体の繰り返しの屈曲などで、ピンホールなどの欠陥が発生しやすくなり、採用することができない。
アンカーコート層(2及び4及び7)としては、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリブタジエン系樹脂、ポリエチレンイミン系樹脂などを用いることができるが、少なくとも第1のアンカーコート層2と第2のアンカーコート層4のいずれか一方は、ポリブタジエン系樹脂の薄膜とする。また、ポリブタジエン系樹脂の膜厚は0.15〜0.30μmとする。
本発明に係る包装用積層体は、通常のコーティング装置、押出ラミネート装置などにより、製造することができる。たとえば、アルミ蒸着層をバリア層5としたアルミ蒸着二軸延伸ポリエステルフィルムをバリアフィルム10として、バリア層5上に第2のアンカーコート層4をコーティング装置により、塗工、巻取りして、これを次工程の押出ラミネート装置の第2給紙に設置する。
次いで、二軸延伸ポリプロピレンフィルム1を押出ラミネート装置の第1給紙から巻き出し、インラインの塗工機によりアンカーコート層2を設け、第1の接着層3となる溶融樹脂としてポリエチレンを押出すダイの直下にて、第1給紙から供給される二軸延伸ポリプロピレンフィルムと第2給紙から供給されるアルミ蒸着ポリエステルフィルムとを接着し、巻き取る。
再び、前工程にてラミネートした積層体を押出ラミネート装置の第1給紙にセットし、第2給紙にシーラントフィルム9となるポリエチレンフィルムをセットする。第1給紙から供給される原反のバリアフィルム側に第3のアンカーコート層7を設け、インラインにてシーラントフィルム9と第2の接着層8となるポリエチレンにより接着することにより、本発明に係る積層体を製造することができる。
本発明からなる外装袋は、内容物の種類、形状、重量、使用方法などにより、前記積層体を三方シール、四方シール、ピロー包装、ガゼット包装など、各種包装形態をとることができる。
(実施例1)
本発明に係る二軸延伸ポリプロピレンフィルムとしてフタムラ化学社製二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)FOS50μmに本発明に係る第1のアンカーコート層として東洋モートン社製ポリブタジエン系アンカーコート剤EL451を厚みが0.15μmになるように塗工して第1の中間フィルムを作製した。
次いで、押出ラミネート装置により、本発明に係るバリアフィルムとしてアルミ蒸着したポリエステルフィルム12μmを用い、該バリアフィルムのアルミ蒸着面に本発明に係る第2のアンカーコート層として三井化学社製イソシアネート系樹脂(主剤:A3210、硬化剤:A3075 3:1)を厚み0.3μmにて塗工し、インラインにて前記第1の中間フィルムのアンカーコート面とを第1の接着層として日本ポリエチレン社製低密度ポリエチレンLC600Aの溶融押出ラミネートにより第2の中間フィルムを作製した。
次いで、押出ラミネート装置により、前記第2の中間フィルムのバリアフィルム面側に本発明に係る第3のアンカーコート層として三井化学社製イソシアネート系樹脂(主剤:A3210、硬化剤:A3075 3:1)を厚み0.3μmにて塗工し、インラインにて本発明に係るシーラントフィルムとして三井化学東セロ社製直鎖低密度ポリエチレンフィルムエルスマートC−1(50μm)とを第2の接着層として日本ポリエチレン社製低密度ポリエチレンLC600Aの溶融押出ラミネートにより本発明に係る包装用積層体を作製した。
(実施例2、3)
実施例1において、第1のアンカーコート層の厚みが0.2μmになるようにしたほかは同様にして、実施例2を作製した。また、第1のアンカーコート層の厚みが0.3μmになるようにしたほかは同様にして、実施例3を作製した。
(比較例1)
実施例1において、第1のアンカーコート層を構成しなかった以外は同様にして、比較例1を作製した。
(比較例2)
実施例1において、第1のアンカーコート層の厚みを0.1μmになるようにしたほかは同様にして、比較例2を作製した。
(比較例3)
実施例1において、第1のアンカーコート層を、三井化学社製イソシアネート系アンカーコート剤(主剤:A3210、硬化剤:A3075 3:1)、厚み0.3μmとした以外は同様にして比較例3を作製した。
(比較例4)
実施例1において、二軸延伸ポリプロピレンフィルムとバリアフィルムとの積層を、三井化学社製イソシアネート系樹脂(主剤:A3210、硬化剤:A3075 3:1)を厚み0.3μmにて接着剤としてドライラミネートした以外は、同様にして比較例4を作製した。
(比較例5)
実施例2において、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを二軸延伸ポリエステルフィルム(厚み12μm)とした以外は同様にして、比較例5を作製した。
(評価)
実施例1〜3及び比較例1〜4の包装用積層体の物性について、以下の評価を行った。
シール強度は、各サンプル加工後、室温にて48時間以上エージングした後に、0.5Mpa、0.7sec、180℃の条件で2回シールした後、15mm幅にカットして測定した。
輸送試験は、シール強度がOKのサンプルに対し、JIS Z0232に準拠した方法にて、振動試験後のピンホールの数が、0個を〇、1個以上を×として評価した。
比較例1〜2は、シール強度が小さかったために輸送試験は実施しなかった。また、比較例3は加工適性が不良であったため、シール強度測定および輸送試験を実施しなかった。
これらの結果を表1に示す。これにより、本発明からなる実施例1〜3にて、耐久性が向上していることが明らかとなった。
1・・・二軸延伸ポリプロピレンフィルム
2・・・第1のアンカーコート層
3・・・第1の接着層
4・・・第2のアンカーコート層
5・・・バリア層
6・・・バリア基材フィルム
7・・・第3のアンカーコート層
8・・・第2の接着層
9・・・シーラントフィルム
10・・バリアフィルム

Claims (5)

  1. 少なくとも二軸延伸ポリプロピレンフィルムと第1の接着層とバリアフィルムと第2の接着層とシーラントフィルムとがこの順に積層してなる包装用積層体であって、前記二軸延伸ポリプロピレンフィルムと前記第1の接着層との間に第1のアンカーコート層を備え、前記第1の接着層とバリアフィルムとの間に第2のアンカーコート層を備え、前記バリアフィルムと前記第2の接着層との間に第3のアンカーコート層を備え、前記第1のアンカーコート層と前記第2のアンカーコート層との少なくとも一方が、ポリブタジエン系樹脂を主成分とする材料であり、厚みが0.15〜0.30μmであることを特徴とする包装用積層体。
  2. 前記第1の接着層と前記第2の接着層がポリオレフィン系の樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の包装用積層体。
  3. 前記バリアフィルムが、少なくとも二軸延伸フィルムと金属薄膜または無機薄膜とからなることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の包装用積層体。
  4. 前記シーラントフィルムが、二軸延伸エチレン系共重合体フィルムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装用積層体。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の包装用積層体を用いたことを特徴とする外装袋。
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