JP2020191578A - 受信機、受信方法、及び、受信プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】通信品質を向上させることが可能な受信機、受信方法、及び、受信プログラムを提供すること。【解決手段】受信機1は、第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうち、信号強度の有限差分算出器13_1,13_2のそれぞれによって検出されたノッチが含まれる周波数成分以外の周波数成分を基準周波数成分として、第2周波数信号における基準周波数成分に対応する周波数成分の相対位相を算出する周波数の有限差分算出器14と、相対位相算出器の算出結果に応じて第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、第2周波数信号の対応する周波数成分によって補う、合成器19と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、受信機、受信方法、及び、受信プログラムに関する。
第5世代移動通信システム(5G)では、無線伝送の大容量化を実現するため、無線伝送の広帯域化が進められている。しかしながら、その影響により、フェージングによるノッチが1つの変調波に複数箇所含まれる可能性が高まってきている。
また、近年では、通信品質や信頼性向上のため、空間ダイバーシティと呼ばれる受信方法が採用されることが多くなっている。空間ダイバーシティでは、空間的に離れて設置された複数のアンテナを介して受信された複数の変調波の選択又は合成を行うことにより、通信品質や信頼性を向上させている。しかしながら、空間ダイバーシティが採用された場合、フェージングによる影響が顕著に表れるという問題があるため、無線伝送の広帯域化を進めるにあたり、その対策が求められていた。
このような問題に対する解決策が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されたダイバーシティ受信機は、FSK(Frequency Shift Keying)伝送方式において、ある受信信号のある周波数成分の欠落を、別の受信信号における同一の周波数成分によって補うことにより、伝送品質の劣化を抑制している。
しかしながら、特許文献1には、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)伝送方式については記載されていない。具体的には、特許文献1では、FSK伝送方式が採用されているため、複数の受信信号の合成比の算出において各受信信号の周波数毎に位相の調整は行われていない。そのため、特許文献1では、QAM伝送方式において、複数の受信信号の最良な合成比を得るには不十分であり、依然として十分に通信品質を向上させることができない、という課題があった。
本開示の目的は、上述した課題を解決する受信機、受信方法、及び、受信プログラムを提供することにある。
一実施の形態によれば、受信機は、第1変調波を周波数の関数によって表される第1周波数信号に変換する第1離散フーリエ変換器と、第2変調波を周波数の関数によって表される第2周波数信号に変換する第2離散フーリエ変換器と、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出する第1信号強度算出器と、前記第2周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出する第2信号強度算出器と、前記第1周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第1周波数信号のノッチを検出する第1ノッチ検出器と、前記第2周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第2周波数信号のノッチを検出する第2ノッチ検出器と、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうち、前記第1及び前記第2ノッチ検出器のそれぞれによって検出されたノッチが含まれる周波数成分以外の周波数成分を基準周波数成分として、前記第2周波数信号における前記基準周波数成分に対応する周波数成分の相対位相を算出する相対位相算出器と、前記相対位相算出器の算出結果に基づいて前記第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2周波数信号の対応する周波数成分によって補う、合成器と、前記合成器による合成結果を時間の関数によって表される合成波に変換する逆離散フーリエ変換器と、を備える。
一実施の形態によれば、受信方法は、第1変調波を周波数の関数によって表される第1周波数信号に離散フーリエ変換するステップと、第2変調波を周波数の関数によって表される第2周波数信号に離散フーリエ変換するステップと、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出するステップと、前記第2周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出するステップと、前記第1周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第1周波数信号のノッチを検出するステップと、前記第2周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第2周波数信号のノッチを検出するステップと、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうち、ノッチが含まれる周波数成分以外の周波数成分を基準周波数成分として、前記第2周波数信号における前記基準周波数成分に対応する周波数成分の相対位相を算出するステップと、算出された相対位相に基づいて前記第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2周波数信号の対応する周波数成分によって補うステップと、前記第1周波数信号のノッチを前記第2周波数信号の周波数成分によって補った結果を、時間の関数によって表される合成波に逆離散フーリエ変換するステップと、を備える。
一実施の形態によれば、受信プログラムは、第1変調波を周波数の関数によって表される第1周波数信号に離散フーリエ変換する処理と、第2変調波を周波数の関数によって表される第2周波数信号に離散フーリエ変換する処理と、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出する処理と、前記第2周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出する処理と、前記第1周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第1周波数信号のノッチを検出する処理と、前記第2周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第2周波数信号のノッチを検出する処理と、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうち、ノッチが含まれる周波数成分以外の周波数成分を基準周波数成分として、前記第2周波数信号における前記基準周波数成分に対応する周波数成分の相対位相を算出する処理と、算出された相対位相に基づいて前記第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2周波数信号の対応する周波数成分によって補う処理と、前記第1周波数信号のノッチを前記第2周波数信号の周波数成分によって補った結果を、時間の関数によって表される合成波に逆離散フーリエ変換する処理と、をコンピュータに実行させる。
前記一実施の形態によれば、通信品質を向上させることが可能な受信機、受信方法、及び、受信プログラムを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。なお、図面は簡略的なものであるから、この図面の記載を根拠として実施の形態の技術的範囲を狭く解釈してはならない。また、同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明する。ただし、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、応用例、詳細説明、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(動作ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数等(個数、数値、量、範囲等を含む)についても同様である。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかる受信機1の概要を示すブロック図である。本実施の形態にかかる受信機1では、デジタルマイクロ波通信等において利用されるQAM伝送方式が採用されている。また、本実施の形態にかかる受信機1では、2つの変調波(第1変調波及び第2変調波)を用いた空間ダイバーシティの受信方式が採用されている。
図1は、実施の形態1にかかる受信機1の概要を示すブロック図である。本実施の形態にかかる受信機1では、デジタルマイクロ波通信等において利用されるQAM伝送方式が採用されている。また、本実施の形態にかかる受信機1では、2つの変調波(第1変調波及び第2変調波)を用いた空間ダイバーシティの受信方式が採用されている。
図1に示すように、受信機1は、離散フーリエ変換(DFT;Discrete Fourier Transform)器11_1,11_2と、信号強度算出器12_1,12_2と、信号強度の有限差分算出器(ノッチ検出器)13_1,13_2と、周波数の有限差分算出器(相対位相算出器)14と、合成器19と、逆離散フーリエ変換器(IDFT;Inverse Discrete Fourier Transform)18と、を備える。
図2は、受信機1のより具体的な構成例を示すブロック図である。図2に示すように、合成器19は、例えば、乗算器15_1,15_2と、合成比算出器16と、加算器17と、によって構成されている。
離散フーリエ変換器11_1は、例えば第1アンテナ(不図示)を介して受信した第1変調波に対して離散フーリエ変換を行って第1周波数信号を出力する。換言すると、離散フーリエ変換器11_1は、時間の関数によって表される第1変調波を周波数の関数によって表される第1周波数信号に変換する。第1周波数信号は、予め設定された数の周波数成分(周波数領域、周波数帯域)に区分されており、信号強度算出器12_1、周波数の有限差分算出器14、及び、乗算器15_1に供給される。
離散フーリエ変換器11_2は、例えば第1のアンテナと空間的に離れて配置された第2アンテナ(不図示)を介して受信した第2変調波に対して離散フーリエ変換を行って第2周波数信号を出力する。換言すると、離散フーリエ変換器11_2は、時間の関数によって表される第2変調波を周波数の関数によって表される第2周波数信号に変換する。第2周波数信号は、予め設定された数の周波数成分に区分されており、信号強度算出器12_2、周波数の有限差分算出器14、及び、乗算器15_2に供給される。
信号強度算出器12_1は、第1周波数信号の各周波数成分の信号強度を算出する。
ここで、第1周波数信号に含まれる各周波数成分の入力信号(複素数)をx+yiとした場合、各周波数成分の信号強度(パワー)は、以下の式(1)のように表される。
ここで、第1周波数信号に含まれる各周波数成分の入力信号(複素数)をx+yiとした場合、各周波数成分の信号強度(パワー)は、以下の式(1)のように表される。
(x+yi)(x−yi)=x^2+y^2 ・・・(1)
なお、各周波数成分の振幅が信号強度として算出されても良い。その場合、各周波数成分の信号強度(振幅)は、以下の式(2)のように表される。
√((x+yi)(x−yi))=√(x^2+y^2) ・・・(2)
そして、信号強度算出器12_1は、周波数毎の信号強度の算出結果を積分又は平均化して出力する。第1周波数信号の各周波数成分の信号強度の算出結果は、信号強度の有限差分算出器13_1に供給される。
同様にして、信号強度算出器12_2は、第2周波数信号の各周波数成分の信号強度を算出して出力する。第2周波数信号の各周波数成分の信号強度の算出結果は、信号強度の有限差分算出器13_2に供給される。
信号強度の有限差分算出器13_1は、信号強度算出器12_1により算出された第1周波数信号の各周波数成分の信号強度から、同一変調波全体(第1変調波全体)の信号強度、及び、同一変調波における隣接する周波数成分間の信号強度の差分、を算出する。ここで、有限差分算出器13_1は、同一変調波における複数の周波数成分のうち、隣接する周波数成分間の信号強度の差分が所定値以上になる周波数領域(位置)においてノッチが発生していると判定し、その判定結果(ノッチの有無及び位置)を出力する。この判定結果(特にノッチの位置)は、周波数の有限差分算出器14に供給される。また、この判定結果、及び、同一変調波全体の信号強度の算出結果は、合成比算出器16に供給される。なお、同一変調波全体の信号強度は、第1変調波にノッチが無い場合の合成比の算出に用いられる。
信号強度の有限差分算出器13_2は、信号強度算出器12_2により算出された第2周波数信号の各周波数成分の信号強度から、同一変調波全体(第2変調波全体)の信号強度、及び、同一変調波における隣接する周波数成分間の信号強度の差分、を算出する。ここで、有限差分算出器13_2は、同一変調波における複数の周波数成分のうち、隣接する周波数成分間の信号強度の差分が所定値以上になる周波数領域(位置)においてノッチが発生していると判定し、その判定結果(ノッチの有無及び位置)を出力する。この判定結果(特にノッチの位置)は、周波数の有限差分算出器14に供給される。また、この判定結果、及び、同一変調波全体の信号強度の算出結果は、合成比算出器16に供給される。なお、同一変調波全体の信号強度は、第2変調波にノッチが無い場合の合成比の算出に用いられる。
周波数の有限差分算出器14は、基準となる変調波(例えば第1変調波)を構成する複数の周波数成分のうち、各変調波のノッチ位置以外の周波数成分を基準周波数成分として設定する。そして、周波数の有限差分算出器14は、基準変調波以外の変調波(例えば第2変調波)における基準周波数成分に対応する周波数成分(具体的には、基準周波数成分と同一周波数の周波数成分)の相対位相を複素共役演算により算出する。
例えば、基準周波数成分の入力信号(複素数)をa+biとし、その他の周波数成分の入力信号をx+yiとした場合、当該その他の周波数成分の入力信号に対する算出結果は、以下の式(3)のように表される。
(x+yi)(a−bi) ・・・(3)
そして、周波数の有限差分算出器14は、算出した結果を積分又は平均化したうえで相対位相信号として出力する。この相対位相信号は、合成比算出器16に供給される。
合成比算出器16は、信号強度の有限差分算出器13_1,13_2のそれぞれによる算出結果と、周波数の有限差分算出器14によって算出された相対位相信号と、に基づいて、第1及び第2変調波の合成比及び合成位相を算出する。以下、図3及び図4を用いて、合成比算出器16による合成比及び合成位相の具体的な算出手順について説明する。
図3及び図4は、合成比算出器16による各変調波の合成比及び合成位相の具体的な算出手順を示すフローチャートである。
まず、基準変調波以外の変調波(他変調波)の各周波数成分については、有限差分算出器14において決定された基準周波数成分と他変調波の対応する周波数成分との位相差の逆位相が合成位相として決定される(ステップS101)。
その後、各変調波のノッチの有無に応じた処理が実行される(ステップS102)。例えば、複数の変調波(本例では第1及び第2変調波)の何れにもノッチが無い場合(ステップS102のNO)、変調波全帯域(全周波数領域)において、各変調波の信号強度の合計値に応じた合成比が決定される。なお、このときの合成比の決定では、例えば等利得合成法や最大比合成法などの算出方法が用いられる。
それに対し、複数の変調波の何れかにノッチがある場合(ステップS102のYES)、ノッチのある変調波の種類に応じた処理が実行される(ステップS104)。なお、本実施の形態では、複数の変調波の何れかにノッチがある場合の対応として、合成によって利得を求める代わりに、合成によって劣化を抑制することに重点が置かれている。
そのため、例えば、基準変調波以外の変調波にノッチがある場合(ステップS104のNO)、変調波全帯域(全周波数領域)において、例えば、基準変調波の合成比が1、他変調波の合成比が0に決定される(ステップS105)。
それに対し、基準変調波にノッチがある場合(ステップS104のYES)、次のような処理が実行される。まず、基準変調波の全周波数成分のうち未選択の周波数成分が選択される(ステップS106)。
その後、選択された周波数成分が基準変調波のノッチ位置(周波数成分)に相当するか否かが判定される(ステップS107)。選択された周波数成分が基準変調波のノッチ位置に相当しない場合(ステップS107のNO)、選択された周波数成分において、例えば、基準変調波の合成比が1、他変調波の合成比が0に決定される(ステップS108)。その後、全ての周波数成分について選択済みでなければ(ステップS109のNO)、ステップS106の処理に戻り、全ての周波数成分について選択済みであれば処理が終了する(ステップS109のYES)。
選択された周波数成分が基準変調波のノッチ位置に相当する場合(ステップS107のYES)、次に、選択された周波数成分が他変調波のノッチ位置に相当するか否かが判定される(ステップS110)。選択された周波数成分が他変調波のノッチ位置に相当しない場合(ステップS110のNO)、選択された周波数成分において、例えば、基準変調波の合成比が0、他変調波の合成比が1に決定される(ステップS111)。
それに対し、選択された周波数成分が他変調波のノッチ位置に相当する場合(ステップS110のYES)、選択された周波数成分において、例えば、基準変調波の合成比が1、他変調波の合成比が1に決定される(ステップS112)。
その後、全ての周波数成分について選択済みでなければ(ステップS113のNO)、ステップS106の処理に戻り、全ての周波数成分について選択済みであれば処理が終了する(ステップS113のYES)。
合成比算出器16では、以上の手順によって各変調波の周波数成分毎の合成比及び合成位相が算出される。これらの算出結果は、それぞれ乗算器15_1,15_2に供給される。
乗算器15_1は、離散フーリエ変換器11_1から出力された第1周波数信号の各周波数成分に対して、合成比算出器16によって算出された合成比を掛け合わせる。また、乗算器15_2は、離散フーリエ変換器11_2から出力された第2周波数信号の各周波数成分に対して、合成比算出器16によって算出された合成比を掛け合わせる。なお、基準変調波の周波数信号(例えば第1周波数信号)に対しては、合成位相の掛け合わせが行われず、他変調波の周波数信号(例えば第2周波数信号)に対してのみ、合成位相の掛け合わせが行われる。乗算器15_1,15_2のそれぞれの乗算結果は、加算器17に供給される。
加算器17は、乗算器15_1,15_2のそれぞれの乗算結果を合成する。加算器17による合成結果は、逆離散フーリエ変換器18に供給される。
逆離散フーリエ変換器18は、加算器17による合成結果に対して逆離散フーリエ変換を行う。換言すると、逆離散フーリエ変換器18は、周波数の関数によって表される加算器17による合成結果を、時間の関数によって表される合成波(合成後の変調波)に変換する。
以下、図5及び図6を用いて、本実施の形態にかかる受信機1の効果について説明する。図5は、本実施の形態にかかる受信機1の効果を説明するための図である。図6は、実施の形態1に至る前の構想段階の受信機の課題を説明するための図である。なお、本実施の形態では、フェージング環境下における空間ダイバーシティの特性改善が主な目的であるため、フェージングの影響を受けない場合の説明については省略する。
図5及び図6には、ノッチのある2つの変調波を合成する場合の例が示されている。具体的には、基準変調波である第1変調波には深いノッチが1箇所入っており、他変調波である第2変調波には第1変調波のノッチよりも浅いノッチが2箇所入っている。
まず、図6に示すように、本実施の形態に至る前の構想段階の受信機では、各変調波の信号強度のみを考慮して合成が行われている。この場合、第1変調波の信号強度と、第2変調波の信号強度とが、同等程度の強度であると判断されるため、基本変調波(例えば第1変調波)及び他変調波(例えば第2変調波)の合成比が1:1となり、合成結果にノッチが残ってしまう。
それに対し、図5に示すように、本実施の形態にかかる受信機1では、基準変調波に対する他変調波の相対位相ができるだけ小さくなるように当該他変調波の位相が調整されたうえで、基準変調波のノッチ部分が他変調波の周波数成分によって補われている。それにより、基本変調波及び他変調波の合成結果ではノッチが抑制される。特に、本実施の形態では、基準変調波のノッチ部分が他変調波の周波数成分に置き換えられているため、合成結果にノッチは残っていない。
このように、本実施の形態にかかる受信機1では、基準変調波に対する他変調波の相対位相ができるだけ小さくなるように当該他変調波の位相が調整されたうえで、基準変調波のノッチ部分が他変調波の周波数成分によって補われている。それにより、本実施の形態にかかる受信機1は、フェージングの影響によって発生するノッチを抑制することができるため、通信品質を向上させることができる。
本実施の形態では、ノッチのある周波数成分の合成比が0、ノッチのない周波数成分の合成比が1である場合を例に説明したが、これに限られない。合成比は、0、1の何れかに限られず、任意の比率であっても良い。
また、本実施の形態では、2つの変調波(第1変調波及び第2変調波)を用いた空間ダイバーシティの受信方法が採用された場合を例に説明したが、これに限られず、3つ以上の変調波を用いた空間ダイバーシティの受信方法が採用されても良い。
例えば、3つの変調波を用いた空間ダイバーシティの受信方法が採用された場合、受信機1は、第3変調波用に、離散フーリエ変換器11_3と、信号強度算出器12_3と、信号強度の有限差分算出器(ノッチ検出器)13_3と、をさらに備える必要がある。また、このとき、周波数の有限差分算出器14は、基準となる変調波(例えば第1変調波)を構成する複数の周波数成分のうち、第1〜第3変調波のノッチ位置以外の周波数成分を基準周波数成分として設定する。そして、周波数の有限差分算出器14は、基準変調波以外の変調波(例えば第2及び第3変調波)における基準周波数成分に対応する周波数成分(具体的には、基準周波数成分と同一周波数の周波数成分)の相対位相を複素共役演算により算出する。また、合成器19は、基準変調波(例えば第1変調波)に対する他変調波(第2及び第3変調波)の相対位相ができるだけ小さくなるように当該他変調波の位相を調整したうえで、基準変調波のノッチ部分を他変調波の周波数成分によって補う。
以上、図面を参照して、本開示の実施の形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等が可能である。
上述の実施の形態では、本開示をハードウェアの構成として説明したが、本開示は、これに限定されるものではない。本開示は、受信機1よる受信処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体は、例えば、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリを含む。磁気記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブなどである。光磁気記録媒体は、例えば光り磁気ディスクなどである。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)などである。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 受信機
11_1 離散フーリエ変換器
11_2 離散フーリエ変換器
12_1 信号強度算出器
12_2 信号強度算出器
13_1 信号強度の有限差分算出器
13_2 信号強度の有限差分算出器
14 周波数の有限差分算出器
15_1 乗算器
15_2 乗算器
16 合成比算出器
17 加算器
18 逆離散フーリエ変換器
19 合成器
11_1 離散フーリエ変換器
11_2 離散フーリエ変換器
12_1 信号強度算出器
12_2 信号強度算出器
13_1 信号強度の有限差分算出器
13_2 信号強度の有限差分算出器
14 周波数の有限差分算出器
15_1 乗算器
15_2 乗算器
16 合成比算出器
17 加算器
18 逆離散フーリエ変換器
19 合成器
Claims (9)
- 第1変調波を周波数の関数によって表される第1周波数信号に変換する第1離散フーリエ変換器と、
第2変調波を周波数の関数によって表される第2周波数信号に変換する第2離散フーリエ変換器と、
前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出する第1信号強度算出器と、
前記第2周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出する第2信号強度算出器と、
前記第1周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第1周波数信号のノッチを検出する第1ノッチ検出器と、
前記第2周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第2周波数信号のノッチを検出する第2ノッチ検出器と、
前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうち、前記第1及び前記第2ノッチ検出器のそれぞれによって検出されたノッチが含まれる周波数成分以外の周波数成分を基準周波数成分として、前記第2周波数信号における前記基準周波数成分に対応する周波数成分の相対位相を算出する相対位相算出器と、
前記相対位相算出器の算出結果に基づいて前記第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2周波数信号の対応する周波数成分によって補う、合成器と、
前記合成器による合成結果を時間の関数によって表される合成波に変換する逆離散フーリエ変換器と、
を備えた、受信機。 - 前記合成器は、前記相対位相算出器の算出結果に基づいて前記第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2周波数信号の対応する周波数成分に置き換えるように構成されている、
請求項1に記載の受信機。 - 前記合成器は、前記第1周波数信号にノッチが無いと判断された場合、当該第1周波数信号をそのまま出力するように構成されている、
請求項1又は2に記載の受信機。 - 第3変調波を周波数の関数によって表される第3周波数信号に変換する第3離散フーリエ変換器と、
前記第3周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出する第3信号強度算出器と、
前記第3周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第3周波数信号のノッチを検出する第3ノッチ検出器と、
をさらに備え、
前記相対位相算出器は、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうち、前記第1乃至前記第3ノッチ検出器のそれぞれによって検出されたノッチが含まれる周波数成分以外の周波数成分を基準周波数成分として、前記第2及び前記第3周波数信号のそれぞれにおける前記基準周波数成分に対応する周波数成分の相対位相を算出するように構成され、
前記合成器は、前記相対位相算出器の算出結果に基づいて前記第2及び前記第3周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2及び前記第3周波数信号の何れかの対応する周波数成分によって補うように構成されている、
請求項1〜3の何れか一項に記載の受信機。 - QAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式の伝送方式が採用されている請求項1〜4の何れか一項に記載の受信機。
- 第1変調波を周波数の関数によって表される第1周波数信号に離散フーリエ変換するステップと、
第2変調波を周波数の関数によって表される第2周波数信号に離散フーリエ変換するステップと、
前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出するステップと、
前記第2周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出するステップと、
前記第1周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第1周波数信号のノッチを検出するステップと、
前記第2周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第2周波数信号のノッチを検出するステップと、
前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうち、ノッチが含まれる周波数成分以外の周波数成分を基準周波数成分として、前記第2周波数信号における前記基準周波数成分に対応する周波数成分の相対位相を算出するステップと、
算出された相対位相に基づいて前記第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2周波数信号の対応する周波数成分によって補うステップと、
前記第1周波数信号のノッチを前記第2周波数信号の周波数成分によって補った結果を、時間の関数によって表される合成波に逆離散フーリエ変換するステップと、
を備えた受信方法。 - 前記第1周波数信号のノッチを前記第2周波数信号の周波数成分によって補うステップでは、算出された相対位相に基づいて前記第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2周波数信号の対応する周波数成分に置き換える、
請求項6に記載の受信方法。 - 第1変調波を周波数の関数によって表される第1周波数信号に離散フーリエ変換する処理と、
第2変調波を周波数の関数によって表される第2周波数信号に離散フーリエ変換する処理と、
前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出する処理と、
前記第2周波数信号を構成する複数の周波数成分のぞれぞれの信号強度を算出する処理と、
前記第1周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第1周波数信号のノッチを検出する処理と、
前記第2周波数信号における隣接する周波数成分間の信号強度の差分に基づいて前記第2周波数信号のノッチを検出する処理と、
前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうち、ノッチが含まれる周波数成分以外の周波数成分を基準周波数成分として、前記第2周波数信号における前記基準周波数成分に対応する周波数成分の相対位相を算出する処理と、
算出された相対位相に基づいて前記第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2周波数信号の対応する周波数成分によって補う処理と、
前記第1周波数信号のノッチを前記第2周波数信号の周波数成分によって補った結果を、時間の関数によって表される合成波に逆離散フーリエ変換する処理と、
をコンピュータに実行させる受信プログラム。 - 前記第1周波数信号のノッチを前記第2周波数信号の周波数成分によって補う処理では、算出された相対位相に基づいて前記第2周波数信号の位相調整を行ったうえで、前記第1周波数信号を構成する複数の周波数成分のうちノッチが含まれる周波数成分を、前記第2周波数信号の対応する周波数成分に置き換える、
請求項8に記載の受信プログラム。
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