JP2020176757A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2020176757A
JP2020176757A JP2019078492A JP2019078492A JP2020176757A JP 2020176757 A JP2020176757 A JP 2020176757A JP 2019078492 A JP2019078492 A JP 2019078492A JP 2019078492 A JP2019078492 A JP 2019078492A JP 2020176757 A JP2020176757 A JP 2020176757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
heat
burring
transfer fins
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019078492A
Other languages
English (en)
Inventor
田中 哲哉
Tetsuya Tanaka
哲哉 田中
浩之 米田
Hiroyuki Yoneda
浩之 米田
健一 橋詰
Kenichi Hashizume
健一 橋詰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2019078492A priority Critical patent/JP2020176757A/ja
Publication of JP2020176757A publication Critical patent/JP2020176757A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】部位によってフィンピッチが異なる熱交換器であって、安価に製造できる熱交換器を提供する。【解決手段】熱交換器1は、伝熱管4と、伝熱管4と交叉する伝熱フィン列7であって、複数枚の伝熱フィン6a,6b,6cを配列して構成される伝熱フィン列7を備える。伝熱フィン6a,6b,6cは伝熱フィン列7において隣接する別の伝熱フィン6a,6b,6cに当接して、伝熱フィン6a,6b,6c相互の間隔を規制するバーリングを備える。伝熱フィン6a,6b,6cが備えるバーリングの高さが、伝熱フィン列7における部位によって異なる。【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換器に関する。
熱交換器は、熱媒体と大気との間で熱交換を行う装置である。つまり、熱交換器は、熱媒体が担持する熱を大気に放出させ、あるいは大気が担持する熱を熱媒体に吸収させる装置である。
熱交換器は、互いに離隔して配置された2本のヘッダ集合管と、ヘッダ集合管の間を連絡する複数本の伝熱管と、ヘッダ集合管の間に配置されて伝熱管と交叉する複数枚の伝熱フィンを備えている。ヘッダ集合管の一方には、外部の装置から熱媒体が流入する。一方のヘッダ集合管に流入した熱媒体は伝熱管を通って他方のヘッダ集合管に移動する。熱媒体が伝熱管を通る間に、熱媒体と大気との間で熱交換が行われる。熱交換を終えた熱媒体は他方のヘッダ集合管から外部の装置に還流する。また、一般的な熱交換器においては、伝熱フィンは等ピッチに配列されて伝熱フィン列を構成している。
さて、熱交換器が他の機器あるいは構造物から離隔した場所に単独に配置されているならば、伝熱フィン列を通過する冷却空気の流速は均一であると考えてよい。しかしながら、多くの場合、熱交換器の周囲には他の機器あるいは構造物が配置される。そのため、伝熱フィン列を通過する冷却空気の流速は、他の機器あるいは構造物による通風抵抗の影響を受けるので、不均一になる。つまり、伝熱フィン列の一部の領域を通過する冷却空気の流速が、他の領域に比べて低くなることがある。そして、冷却空気の流速が遅い領域においては、熱交換性能が低下する。また、冷却空気の流速が遅い領域では着霜が生じ、冷却空気の流路を塞ぐので、熱交換性能が更に低下することがある。
そこで、伝熱フィン列を通過する冷却空気の流速が速い領域においては伝熱フィン相互の間隔を狭め、冷却空気の流速が遅い領域においては伝熱フィン相互の間隔を拡げることが行われている(特許文献1,2)。つまり、伝熱フィン列を通過する冷却空気の流速の分布に応じて、伝熱フィンのフィンピッチを変更することが行われている。
特開昭63−233296号公報 特開2004−245531号公報
しかしながら、部位によってフィンピッチが異なる伝熱フィン列を製造する場合、所望のフィンピッチで伝熱フィンを配列するための専用の治具、あるいは専用の装置を、熱交換器の機種毎に準備する必要がある。そのために、熱交換器の製造コストが嵩むという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、部位によってフィンピッチが異なる熱交換器であって、安価に製造できる熱交換器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る熱交換器は、伝熱管と、伝熱管と交叉する伝熱フィン列であって、複数枚の伝熱フィンを配列して構成される伝熱フィン列を備える。伝熱フィンは伝熱フィン列において隣接する別の伝熱フィンに当接して、伝熱フィン相互の間隔を規制するスペーサを備える。そして、伝熱フィンが備えるスペーサの高さが、伝熱フィン列における部位によって異なる。
本発明によれば、スペーサの高さが異なる伝熱フィンを配列することによって、伝熱フィン相互の間隔が部位によって異なる伝熱フィン列を構成することができる。また、伝熱フィン相互の間隔はスペーサの高さによって規制されるので、伝熱フィン相互の間隔の調整が容易になる。また、伝熱フィンをスペーサの高さが異なる別の伝熱フィンに交換することによって伝熱フィン相互の間隔を変更できるので、熱交換器の設計変更が容易になる。その結果、伝熱フィン相互の間隔が部位によって異なる熱交換器を容易に、かつ低コストで製造できる。
本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器の構成を示す正面図 図1に記載の熱交換器が備える伝熱フィンの形状を示す側面図であって、(A)は伝熱フィン列の中央部に配列される伝熱フィンの側面図、(B)は伝熱フィン列の両端部に配列される伝熱フィンの側面図、(C)は伝熱フィン列の中央部と両端部の中間の部位に配列される伝熱フィンの側面図 (A)は第1の変形例に係る伝熱フィンの側面図、(B)は第1の変形例に係る伝熱フィンの正面図 第1の変形例に係る熱交換器の正面図 (A)は第1の変形例に係る伝熱フィンの側面図、(B)は第1の変形例に係る伝熱フィンの正面図
以下、本発明の実施形態に係る熱交換器の構成と作用を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付している。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器1の構成を示す正面図である。図1に示すように、熱交換器1は、流入側ヘッダ集合管2と流出側ヘッダ集合管3を備えている。また、熱交換器1は、流入側ヘッダ集合管2と流出側ヘッダ集合管3の間を連絡する複数本の伝熱管4を備えている。複数本の伝熱管4は互い平行に配列されて、伝熱管列5を構成している。流入側ヘッダ集合管2は、図示しない外部装置に図示しない配管を介して接続され、その外部装置から熱媒体が流入する。流入側ヘッダ集合管2に流入した熱媒体は伝熱管4を通って流出側ヘッダ集合管3に流れる。伝熱管4を通って流出側ヘッダ集合管3に流入した熱媒体は、図示しない配管を通って外部装置に帰還する。そして、熱媒体が伝熱管4を通って流れる間に熱媒体と大気との間で熱交換がなされる。
また、熱交換器1は、それぞれ複数枚の伝熱フィン6a,6b,6cを備えている。伝熱フィン6a,6b,6cは互いに平行に配置されて、伝熱フィン列7を構成している。また、伝熱管列5は伝熱フィン列7と交叉し、伝熱管4は伝熱フィン6a,6b,6cを貫通している。熱交換器1に伝熱フィン列7を備えることによって、大気に接する表面積、つまり大気に対する伝熱面積が拡張されるので、熱交換が促進される。
図1に示すように、伝熱フィン6aは、伝熱フィン列7の中央部の区画Aに配列されている。伝熱フィン6bは、伝熱フィン列7の両端部の区画Bに配列されている。伝熱フィン6cは、伝熱フィン列7の区画Aと区画Bに挟まれた区画Cに配列されている。本実施の形態においては、伝熱フィン列7の中央部つまり区画Aにおいて、冷却空気の流速が最大になり、伝熱フィン列7の両端部つまり区画Bに近付くに従って、冷却空気の流速が低下することを想定にしている。そのため、伝熱フィン6a,6b,6cの相互の間隔は、区画Aにおいて最も狭く、区画Bにおいて最も広くされている。区画Cにおける伝熱フィン6cの相互の間隔は、区画Aにおける伝熱フィン6aの相互の間隔と区画Bにおける伝熱フィン6bの相互の間隔の中間の大きさにしている。
このように、熱交換器1においては、伝熱フィン6a,6b,6cの相互の間隔を、部位に応じて変更している。伝熱フィン列7を通過する冷却空気の流速が均等でない場合に、冷却空気の流速分布に応じて、伝熱フィン6a,6b,6cの相互の間隔を変更することによって、熱交換器1の効率を改善するためである。
図2(A),(B),(C)は、それぞれ、伝熱フィン6a,6b,6cの側面図である。図2(A),(B),(C)に示すように、伝熱フィン6a,6b,6cは、いずれも複数個の貫通穴8とバーリング9を備えている。貫通穴8は伝熱管4を挿通させる穴であって、プレス加工によって形成される。バーリング9はプレス加工によって形成されて、貫通穴8の周囲に***する円筒状の部位である。伝熱フィン6a,6b,6cは、基本的形状が共通するが、バーリング9の高さHa,Hb,Hcがそれぞれ異なる。伝熱フィン6aのバーリング9の高さHaが最も小さく、伝熱フィン6bのバーリング9の高さHbが最も大きい。伝熱フィン6cのバーリング9の高さHcは、HaとHbの中間にある。
伝熱フィン6a,6b,6cを積層配列して、伝熱フィン列7を構成する場合に、バーリング9の先端は隣接する伝熱フィン6a,6b,6cに当接する。そのため、バーリング9は伝熱フィン6a,6b,6cの相互の間隔を規定するスペーサとして機能する。そのため、図1に示したような、部位によって伝熱フィン6a,6b,6cの相互の間隔が異なる伝熱フィン列7が得られる。伝熱フィン6a,6b,6cが備えるバーリング9の高さHa,Hb,Hcを所望の大きさにすることによって、伝熱フィン6a,6b,6c相互の間隔を所望の大きさにすることができる。伝熱フィン6a,6b,6cが備えるバーリング9の高さHa,Hb,Hcを揃えることによって、伝熱フィン6a,6b,6c相互の間隔を揃えることができる。伝熱フィン6a,6b,6cが備えるバーリング9の高さHa,Hb,Hcを変更することによって、伝熱フィン6a,6b,6c相互の間隔を変更することができる。
(第1の変形例)
図3(A)は第1の変形例に係る伝熱フィン6’a(6’b,6’c)の側面図であり、図3(B)は伝熱フィン6’a(6’b,6’c)の正面図である。図4は、第1の変形例に係る熱交換器1の正面図である。
上記の実施の形態においては、伝熱フィン6a,6b,6cが備える全ての貫通穴8の周囲にバーリング9が形成されている例を示したが、伝熱フィン6a,6b,6cは全ての貫通穴8の周囲にバーリング9が形成されているものには限定されない。伝熱フィン6a,6b,6cは一部の貫通穴8の周囲にバーリング9が形成されていないものであっても良い。図3(A),(B)に示すように、伝熱フィン6’a(6’b,6’c)の中央部の領域Cに配置された6個の貫通穴8の周囲だけにバーリング9が形成され、両端部の領域Eに配置された合計12個の貫通穴8の周囲にバーリング9を備えないようにしても良い。
上記の実施の形態においては、伝熱フィン6a,6b,6cが備える全ての貫通穴8に伝熱管4が挿通される例を示したが、熱交換器1は伝熱フィン6a,6b,6cが備える全ての貫通穴8に伝熱管4が挿通されるものには限定されない。熱交換器1に要求される性能によっては、伝熱管4の本数を減じて熱交換器1を構成しても良い。
例えば、熱交換器1は、図4に示すように、伝熱フィン6’a,6’b,6’cの上から数えて3,7番目の貫通穴8に伝熱管4が挿通されないものであっても良い。また、伝熱フィン6’a,6’b,6’cの上から数えて1〜3,7〜9番目の貫通穴8に周囲にバーリング9を備えないものであっても良い。このように、バーリング9および伝熱管4を備えない部位においては流路抵抗が減少するので、当該部位を通過する冷却空気の流速の低下が抑制される。
(第2の変形例)
図5(A)は第2の変形例に係る伝熱フィン6”a(6”b,6”c)の側面図であり、図5(B)は伝熱フィン6”a(6”b,6”c)の正面図である。
上記の実施の形態においては、伝熱フィン6a,6b,6cが備える全ての貫通穴8の周囲にバーリング9を備えて、バーリング9を、伝熱フィン6a,6b,6cの相互の間隔を規定するスペーサとして機能させる例を示した。しかしながら、熱交換器1は伝熱フィン6a,6b,6cがバーリング9を備えて、バーリング9をスペーサとして機能させるものには限定されない。バーリング9に代えて専用のスペーサを備えるものであっても良い。例えば、図5(A),(B)に示すように、伝熱フィン6”a(6”b,6”c)の貫通穴8から離れた位置に、プレス加工によって、専用のスペーサ10として機能する部位を形成しても良い。
以上、説明したように、熱交換器1が備える伝熱フィン6a,6b,6cは、バーリング9あるいはスペーサ10を備えている。伝熱フィン6a,6b,6cが備えるバーリング9あるいはスペーサ10の高さは、それぞれ異なっている。そして、伝熱フィン6a,6b,6cの相互の間隔、つまりフィンピッチは、バーリング9あるいはスペーサ10の高さによって規制される。そのため、熱交換器1の伝熱フィン列7の特定の部位に、伝熱フィン6a,6b,6cのいずれかを選択して配列することによって、当該特定の部位におけるフィンピッチの大小を選択することができる。また、伝熱フィン列7内の特定の部位において、伝熱フィン6a,6b,6cのいずれか1種を配列することによって、当該特定の部位におけるフィンピッチを揃えることができる。
このように、熱交換器1は、伝熱フィン列7の特定の部位に、伝熱フィン6a,6b,6cのいずれかを選択して配列するだけで、当該特定の部位におけるフィンピッチの大小を選択するとともに、当該特定の部位におけるフィンピッチを揃えることができる。したがって、熱交換器1の製造においては、伝熱フィン列7内の部位によってフィンピッチを変更し、あるいは伝熱フィン列7内の特定部位におけるフィンピッチを揃えるための、治具あるいは装置を必要としない。また、熱交換器1の機種毎に、専用の治具あるいは装置を準備する必要がない。そのため、熱交換器1は容易に、かつ低コストで製造できる。
また、伝熱フィン6a,6b,6cは、バーリング9あるいはスペーサ10の高さだけが異なり、他の部分の形状と寸法が共通している。そのため、所望の枚数の伝熱フィン6a,6b,6cを組み合わせて積層することによって、所望の形態を備える伝熱フィン列7を構成することができる。そのため、熱交換器1の設計変更あるいは機種展開を容易に行うことができる。
なお、本発明の技術的範囲は、上記の実施の形態と変形例によっては限定されない。本発明は、特許請求の範囲に示された技術的思想の限りにおいて、自由に応用、変形、あるいは改良して実施することができる。また、上記の各実施の形態及び各変形例に開示されていない構成要素を追加して、本発明を実施することも自由である。
特に、熱交換器1が備える伝熱管4の本数と伝熱フィン6a,6b,6cの枚数は、上記の実施の形態と変形例に例示されたものには限定されない。熱交換器1が備える伝熱管4の本数と伝熱フィン6a,6b,6cの枚数は、任意に選択できる。また、伝熱フィン6a,6b,6cが備えるバーリング9あるいはスペーサ10の高さは、上記の実施の形態と変形例に例示されたものには限定されない。バーリング9あるいはスペーサ10の高さは任意に選択できる。
伝熱フィン6a,6b,6cを貫通する貫通穴8の個数と配置は、上記の実施の形態と変形例に例示されたものには限定されない。貫通穴8の個数と配置は、任意に選択できる。また、上記の変形例においては、伝熱フィン6’a,6’b,6’cの中央部に配置された貫通穴8の周囲にバーリング9を備え、両端部に配置された貫通穴8の周囲にバーリング9を備えない例を示したが、バーリング9を備えない貫通穴の配置は、これには限定されない。バーリング9を備えない貫通穴の配置は、任意に選択できる。伝熱フィン6’a,6’b,6’cの全ての領域において、バーリング9を備える貫通穴8とバーリング9を備えない貫通穴8が混在していても良い。
熱交換器1は、全ての伝熱管4の口径が等しいものには限定されない。伝熱管列5内の部位によって、伝熱管4の口径が異なっていても良い。伝熱フィンは、全ての貫通穴8の内径が等しいものには限定されない。伝熱フィンは、その部位によって、貫通穴8の内径が異なるものであっても良い。例えば、図3に示した伝熱フィン6’a,6’b,6’cにおいて、両端部に配置されるバーリング9を備えない貫通穴8の内径を小さくしても良い。また、両端部に配置されるバーリング9を備えない貫通穴8の個数を増やしても良い。
上記の実施の形態においては、バーリング9あるいはスペーサ10の高さが異なる3種の伝熱フィンを備える熱交換器1を例示したが、熱交換器1は、3種の伝熱フィンを備えるものには、限定されない。熱交換器1は、バーリング9あるいはスペーサ10の高さが異なる2種の伝熱フィンを備えるものであっても良い。熱交換器1は、バーリング9あるいはスペーサ10の高さが異なる4種以上の伝熱フィンを備えるものであっても良い。
熱交換器1におけるフィンピッチの広狭の分布は、上記の実施の形態において例示されたものには限定されない。つまり、熱交換器1は伝熱フィン列7の中央においてフィンピッチを小さく、伝熱フィン列7の両端においてフィンピッチを大きくしたものには限定されない。熱交換器1におけるフィンピッチの広狭の分布は、計算あるいは実験によって求められた冷却空気の流速分布に基づいて、最高の熱交換性能が得られるように、任意に選択される。要するに、本発明は、伝熱フィン列7内の部位によってフィンピッチが異なる熱交換器1に広く適用することができる。
上記の実施の形態においては、図1に示したように、熱交換器1の左右端に、つまり、伝熱フィン列7の左側と右側に、流入側ヘッダ集合管2と流出側ヘッダ集合管3を、それぞれ、配置した例を示した。しかしながら、熱交換器1は、流入側ヘッダ集合管2と流出側ヘッダ集合管3を、伝熱フィン列7の左側と右側に離隔して配置されるものには限定されない。熱交換器1は、流入側ヘッダ集合管2と流出側ヘッダ集合管3が、伝熱フィン列7の左右いずれかの側に集約して配置されるものであっても良い。例えば、熱交換器1に、一方端においてU字形に曲げられた伝熱管4を備えれば、流入側ヘッダ集合管2と流出側ヘッダ集合管3を、伝熱フィン列7の左右いずれかの側に集約して配置することができる。この場合、流入側ヘッダ集合管2から伝熱管4に流入した熱媒体は、伝熱管4のU字形に曲げられた端部で流れの向きを変えて、流入側ヘッダ集合管2の近くに配置された流出側ヘッダ集合管3に還流する。
熱交換器1の用途は限定されない。例えば、熱交換器1は冷凍機を構成するものであっても良いし、空気調和装置を構成するものであっても良い。熱交換器1を備える空気調和装置は、建築物に固定されるものであっても良いし、車載あるいは舶載されるものであっても良い。
一般に冷凍機あるいは冷凍機においては、アンモニア、フロン、二酸化炭素等が熱媒体として使用されるが、熱交換器1において使用される熱媒体は特に限定されない。つまり、本発明は、各種の熱媒体を使用する熱交換器に広く適用することができる。
1 熱交換器、2 流入側ヘッダ集合管、3 流出側ヘッダ集合管、4 伝熱管、5 伝熱管列、6a,6b,6c,6’a,6’b,6’c,6”a,6”b,6”c 伝熱フィン、7 伝熱フィン列、8 貫通穴、9 バーリング、10 スペーサ、C,E 領域

Claims (6)

  1. 伝熱管と、
    前記伝熱管と交叉する伝熱フィン列であって、複数枚の伝熱フィンを配列して構成される伝熱フィン列を備えるとともに、
    前記伝熱フィンは前記伝熱フィン列において隣接する別の前記伝熱フィンに当接して、前記伝熱フィン相互の間隔を規制するスペーサを備え、
    前記伝熱フィンが備える前記スペーサの高さが、前記伝熱フィン列における部位によって異なる、
    熱交換器。
  2. 前記スペーサは、前記伝熱フィンの前記伝熱管が挿入される貫通穴の周縁に形成されたバーリングである、
    請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記伝熱フィンは、全ての前記貫通穴の周縁に前記バーリングを備える、
    請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記伝熱フィンは、一部の前記貫通穴の周縁に前記バーリングを備える、
    請求項2に記載の熱交換器。
  5. 前記伝熱フィンは、全ての領域において、周縁に前記バーリングを備える前記貫通穴と周縁に前記バーリングを備えない前記貫通穴とが混在している、
    請求項4に記載の熱交換器。
  6. 前記伝熱フィンは、全ての前記貫通穴の周縁に前記バーリングを備える領域と、全ての前記貫通穴の周縁に前記バーリングを備えない領域とを備える、
    請求項4に記載の熱交換器。
JP2019078492A 2019-04-17 2019-04-17 熱交換器 Pending JP2020176757A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019078492A JP2020176757A (ja) 2019-04-17 2019-04-17 熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019078492A JP2020176757A (ja) 2019-04-17 2019-04-17 熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020176757A true JP2020176757A (ja) 2020-10-29

Family

ID=72937543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019078492A Pending JP2020176757A (ja) 2019-04-17 2019-04-17 熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020176757A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022087576A (ja) * 2020-12-01 2022-06-13 井上ヒーター株式会社 熱交換器用フィンおよびこれを備えた熱交換器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022087576A (ja) * 2020-12-01 2022-06-13 井上ヒーター株式会社 熱交換器用フィンおよびこれを備えた熱交換器
JP7374066B2 (ja) 2020-12-01 2023-11-06 井上ヒーター株式会社 熱交換器用フィンおよびこれを備えた熱交換器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN203464829U (zh) 热交换器用联管箱及具有该热交换器用联管箱的热交换器
JP3110196U (ja) 細径管型熱交換器
JP6186430B2 (ja) フィンチューブ熱交換器、及び、冷凍サイクル装置
JP6122860B2 (ja) 空気調和機用フィン・アンド・チューブ型熱交換器
KR20190124820A (ko) 열교환기
EP3786566B1 (en) Microchannel flat tube and microchannel heat exchanger
KR19990021475A (ko) 핀형 열교환기
CN103502765A (zh) 热交换器
JP6806187B2 (ja) 熱交換器
JP2020176757A (ja) 熱交換器
CN206572736U (zh) 翅片管式换热器及具有其的空调器
JP4984836B2 (ja) 熱交換器
JP6413760B2 (ja) 熱交換器及びそれを用いた熱交換器ユニット
JP2017161186A (ja) フィンチューブ熱交換器
JP5958917B2 (ja) フィンチューブ型熱交換器
JP2012098016A (ja) 蒸発器
CN108369076A (zh) 包括改进的百叶片的翅片热交换器
JP2018087646A5 (ja)
JP2018087646A (ja) エバポレータ
JP5569410B2 (ja) 熱交換器用チューブ及び熱交換器
JPH02166394A (ja) フィン付熱交換器
US7028766B2 (en) Heat exchanger tubing with connecting member and fins and methods of heat exchange
CN216080086U (zh) 一种空调器
JP2007155285A (ja) 熱交換器およびその製造方法ならびにそれを備えた空気調和機
JP6915714B1 (ja) 熱交換器