JP2020175709A - パワーライン支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】パワーラインの車体側への搭載作業に要する作業時間を従来よりも短縮して作業労力の軽減化を図る。【解決手段】エンジン1両側を左右のサイドレール4に組み付ける一方、エンジン1の後部に連結したトランスミッション2をクロスメンバ5の下方に潜らせて該クロスメンバ5に組み付けるようにしたパワーライン3の支持構造に関し、トランスミッション2の後部上側にエンジンマウント8を装備し、該エンジンマウント8にクロスメンバ5の前端に掛止されるフック部10を設けると共に、該フック部10が嵌まり込んで係合状態を成す係合溝11をクロスメンバ5の前端中央に形成し、係合溝11にフック部10が係合した状態でエンジンマウント8が適正な締結箇所に位置決めされるように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、パワーライン支持構造に関するものである。
従来、エンジンとトランスミッションとから成るパワーラインを車体側に搭載するにあたっては、マウントラバーを備えたエンジンマウントを介して車体側に搭載されるようになっており、これによりエンジンの振動が車体に伝わることが低減され、トルク反力や路面からの入力等によるエンジンの移動変位が規制されると共に、パワーラインの重量が支えられるようになっている。
例えば、小型のトラック等では、製造ライン上で左右のサイドレール間にホイスト等によりパワーラインを吊り下ろし、エンジン両側を左右のサイドレールにエンジンマウントを介して組み付ける一方、前記エンジンの後部に連結したトランスミッションをクロスメンバの下方に潜らせて該クロスメンバにエンジンマウントを介し組み付けるようにしている。
尚、この種のパワーライン支持構造に関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
特開2006−105338号公報
しかしながら、ホイスト等により上方から吊り下ろされるパワーラインは揺らぎが生じ易く、トランスミッションの後部上側に予め組み付けておいたエンジンマウントをクロスメンバ下面の適正な締結箇所に位置合わせするのが非常に難しかったため、パワーラインの車体側への搭載作業に要する作業時間が長くかかり、作業労力の負担が大きいという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、パワーラインの車体側への搭載作業に要する作業時間を従来よりも短縮して作業労力の軽減化を図ることを目的とする。
本発明は、エンジン両側を左右のサイドレールに組み付ける一方、前記エンジンの後部に連結したトランスミッションをクロスメンバの下方に潜らせて該クロスメンバに組み付けるようにしたパワーライン支持構造において、前記トランスミッションの後部上側にエンジンマウントを装備し、該エンジンマウントに前記クロスメンバの前端に掛止されるフック部を設けると共に、該フック部が嵌まり込んで係合状態を成す係合溝を前記クロスメンバの前端中央に形成し、前記係合溝に前記フック部が係合した状態で前記エンジンマウントが適正な締結箇所に位置決めされるように構成したことを特徴とするものである。
而して、エンジンとトランスミッションとから成るパワーラインを車体に搭載するにあたり、ホイスト等で吊り下げたパワーラインのトランスミッション側を下げ、該トランスミッションをクロスメンバの下方に潜らせながら、該クロスメンバの前端にエンジンマウントのフック部を掛止させて係合溝に嵌め込ませると、前記クロスメンバに対するエンジンマウントの前後方向及び車幅方向の位置決めが成されるので、この係合溝とフック部との係合箇所を基点としてパワーラインのエンジン側を下げれば、左右のサイドレールに対するエンジン両側の締結箇所の位置決めも成されることになる。
また、本発明においては、クロスメンバの前端における係合溝の左右両側に、前方に向け徐々に拡幅するガイド辺部を形成することが好ましく、このようにした場合、エンジンマウントのフック部がクロスメンバの前端における係合溝の周辺に掛止されると、その掛止されたフック部がガイド辺部により前記係合溝に案内されることになる。
上記した本発明のパワーライン支持構造によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、エンジンとトランスミッションとから成るパワーラインを車体側に対し簡便に位置決めして搭載作業を短時間のうちに完了することができるので、作業時間を従来よりも大幅に短縮して作業労力の軽減化を図ることができる。
(II)本発明の請求項2に記載の発明によれば、クロスメンバの前端における係合溝の周辺に掛止されたフック部をガイド辺部により前記係合溝に案内することができるので、パワーラインの車体側への搭載作業に要する作業時間を更に短縮することができて作業労力をより一層軽減化することもできる。
本発明を実施する形態の一例を示す側面図である。 図1のパワーラインの支持構造を概略的に説明する上面図である。 図2の後側のエンジンマウントを斜め下方から見た斜視図である。 図3の後側のエンジンマウントを斜め上方から見た斜視図である。 図4の後側のエンジンマウントの正面図である。 図5のVI−VI矢視の断面図である。 図5のVII−VII方向の矢視図である。 図4のクロスメンバの平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図8は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図2に概略的な上面視で示す通り、本形態例においては、エンジン1とトランスミッション2とから成るパワーライン3を車体側に支持させるにあたり、エンジン1の両側を左右のサイドレール4,4に組み付ける一方、前記エンジン1の後部に連結したトランスミッション2をクロスメンバ5の下方に潜らせて該クロスメンバ5に組み付けるようにしている。
この際、エンジン1両側と左右のサイドレール4,4との組み付けは、エンジン1両側に装備した前側のエンジンマウント6,6を左右のサイドレール4,4の受け座部7,7に設置して締結することにより行われ、トランスミッション2とクロスメンバ5との組み付けは、トランスミッション2の後部上側に装備した後側のエンジンマウント8をクロスメンバ5の下面中央に締結することにより行われるようになっている。尚、図2中における6aは前側のエンジンマウント6,6に個別に装備されたマウントラバー、8aは後側のエンジンマウント8の両端部に夫々装備されたマウントラバーを示している。
図3は図2における後側のエンジンマウント8を斜め下方から見た斜視図であり、トランスミッション2の後部両側から上方へ張り出した取付ブラケット9,9が車幅方向内側へ屈曲してマウントラバー8a,8a(図3中には片側のみ図示)を介し後側のエンジンマウント8の両端部に締結され、該エンジンマウント8上端のフランジ部8b,8b(図3中には片側のみ図示)が前記クロスメンバ5の下面中央に締結されるようになっている。
即ち、図4〜図7に詳細を示すように、後側のエンジンマウント8は、上端にフランジ部8b,8bを備え且つ両フランジ部8b,8b間に溝部8cを有するハット形断面を成して車幅方向に延在し、その両端部の溝部8c内にマウントラバー8aを装備した構造となっている。
そして、この後側のエンジンマウント8における前面側のフランジ部8b,8bには、前記クロスメンバ5の前端に掛止されるフック部10が設けられており、このフック部10は、前記フランジ部8b,8bから前方に少し張り出してから上向きに折り返されて後方に向くような鉤爪形状を成している。
他方、前記クロスメンバ5の前端中央には、前記フック部10が嵌まり込んで係合状態を成すようにした係合溝11が形成されていて、該係合溝11に前記フック部10が係合した状態で前記エンジンマウント8が適正な締結箇所に位置決めされるようになっており、この係合溝11の左右両側には、前方に向け徐々に拡幅するガイド辺部12が形成されている。
而して、エンジン1とトランスミッション2とから成るパワーライン3を車体に搭載するにあたり、図1に示す如く、ホイスト等で吊り下げたパワーライン3のトランスミッション2側を下げ、該トランスミッション2をクロスメンバ5の下方に潜らせながら、該クロスメンバ5の前端に後側のエンジンマウント8のフック部10を掛止させて係合溝11に嵌め込ませると、前記クロスメンバ5に対するエンジンマウント8の前後方向及び車幅方向の位置決めが成されるので、この係合溝11とフック部10との係合箇所を基点としてパワーライン3のエンジン1側を下げれば、左右のサイドレール4,4に対するエンジン1両側の締結箇所の位置決めも成されることになる。
この際、本形態例にあっては、前記係合溝11の左右両側にガイド辺部12が形成されているので、エンジンマウント8のフック部10がクロスメンバ5の前端における係合溝11の周辺に掛止されるだけで、その掛止されたフック部10がガイド辺部12により前記係合溝11に案内されることになる。
従って、上記形態例によれば、エンジン1とトランスミッション2とから成るパワーライン3を車体側に対し簡便に位置決めして搭載作業を短時間のうちに完了することができるので、作業時間を従来よりも大幅に短縮して作業労力の軽減化を図ることができ、特に本形態例においては、係合溝11の周辺に掛止されたフック部10をガイド辺部12により係合溝11に案内することができるので、パワーライン3の車体側への搭載作業に要する作業時間を更に短縮することができて作業労力をより一層軽減化することができる。
尚、本発明のパワーライン支持構造は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、図示ではクロスメンバがアリゲータ型の場合を例示してあるが、フック部を掛止することが可能な前端を持つクロスメンバであれば様々な形式のクロスメンバを採用し得ること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 エンジン
2 トランスミッション
3 パワーライン
4 サイドレール
5 クロスメンバ
8 エンジンマウント
10 フック部
11 係合溝
12 ガイド辺部

Claims (2)

  1. エンジン両側を左右のサイドレールに組み付ける一方、前記エンジンの後部に連結したトランスミッションをクロスメンバの下方に潜らせて該クロスメンバに組み付けるようにしたパワーライン支持構造において、前記トランスミッションの後部上側にエンジンマウントを装備し、該エンジンマウントに前記クロスメンバの前端に掛止されるフック部を設けると共に、該フック部が嵌まり込んで係合状態を成す係合溝を前記クロスメンバの前端中央に形成し、前記係合溝に前記フック部が係合した状態で前記エンジンマウントが適正な締結箇所に位置決めされるように構成したことを特徴とするパワーライン支持構造。
  2. クロスメンバの前端における係合溝の左右両側に、前方に向け徐々に拡幅するガイド辺部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のパワーライン支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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