JP2020165495A - 連結具 - Google Patents

連結具 Download PDF

Info

Publication number
JP2020165495A
JP2020165495A JP2019066961A JP2019066961A JP2020165495A JP 2020165495 A JP2020165495 A JP 2020165495A JP 2019066961 A JP2019066961 A JP 2019066961A JP 2019066961 A JP2019066961 A JP 2019066961A JP 2020165495 A JP2020165495 A JP 2020165495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sandwiching
rod
main body
shaped body
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019066961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7292083B2 (ja
Inventor
良太 松村
Ryota Matsumura
良太 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inaba Denki Sangyo Co Ltd filed Critical Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Priority to JP2019066961A priority Critical patent/JP7292083B2/ja
Publication of JP2020165495A publication Critical patent/JP2020165495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7292083B2 publication Critical patent/JP7292083B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

【課題】取付作業性のよい連結具を提供する。【解決手段】連結具100は、棒状体6を挟んで保持する第一挟持部1及び第二挟持部2、第一挟持部1及び第二挟持部2を互いに近接離間可能な状態で連結する可動連結機構R、第一挟持部1及び第二挟持部2を締結し、締付力を調節可能な締結部材5、及び、第一環状部31を一端に有する連結ワイヤ3を備え、第一挟持部1及び第二挟持部2が棒状体6を保持する保持位置が、締結部材5の締結位置に対して可動連結機構R側とは反対側に配置され、第一環状部31が、第一挟持部1が挿通された状態で可動連結機構Rと締結部材5の締結位置との間に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、連結具に関する。
天井(天井裏)では、例えばケーブルラック、配管、ダクト、天井、エアコン、照明器具等の設置物(以下、単に設置物と記載する)が、天井スラブ等の構造体に対して、種々の取付具により吊下げて設置されている。これら設置物の吊下げを補強するため、主たる取付具に加えて、別の連結具により天井の吊ボルト等の棒状体と設置物とを連結する場合がある。これにより、設置物の揺れ防止や、取付具が破損したような場合の設置物の落下防止などの補強を行える。
特許文献1には、吊りボルトに吊り支持した設置物の落下防止ないし振れ止めを行うワイヤ連結金具(本願の連結具)が記載されている。このワイヤ連結金具は、設置物を吊り下げ支持したワイヤ(本願の連結ワイヤ)と、躯体スラブの吊ボルト(本願の棒状体)とを連結するために使用される。このワイヤ連結金具は、対向一対の挟持金具と、当該挟持金具を一端で開閉自在に軸支した開閉ヒンジを備えている。それぞれの挟持金具は、吊りボルトを被嵌する湾曲片、当該湾曲片側の軸受、及び、面内にボルト挿通孔を透設して軸受と逆側に突出したボルトナット締着用の対向片(本願の挟着部材)を備えている。湾曲片の内面には吊りボルトのネジ溝に係止する係止突起が配置されている。一方の対向片の外面にはボルトの回り止めと、ボルトにワイヤループ(本願の第一環状部)を引掛け保持するループ受座が配置されている。
上記ワイヤ連結金具の吊りボルトへの設置は、開閉ヒンジを開いて、ワイヤ連結金具の湾曲片の被嵌溝に吊りボルトの長手方向任意位置を被嵌して開閉ヒンジを閉め、一方の対向片からボルトをボルト挿通孔に挿入し、他方の対向片側でナットを締着することによって行う。このとき一方の対向片のボルト挿通孔のみにボルトを挿通した状態で、ワイヤループをループ受座に引掛係合した後、更に他方の対向片のボルト挿通孔にボルト軸を挿通するようにしてナットの締着を行うことで、吊設機器を吊り下げ支持したワイヤを、ワイヤ連結金具に取り付けて、吊ボルトと連結する。これにより設置物の振れ止めを行える。
特開2013−245688号公報
上記のワイヤ連結金具のような連結具では、設置物を吊りボルトに連結すべくワイヤ連結金具を吊りボルトに設置する際、ボルトを引き抜いて一対の挟着部材を開いた状態で作業を行うことを要する。また、取付作業の際、ボルトやナットを落下させないような作業を要する。そのため、ワイヤ連結金具の吊りボルトへ設置は両手作業で行う必要がある。また、上記のワイヤ連結金具のような連結具では、ワイヤ連結金具を吊りボルトへの設置する作業と同時にワイヤをワイヤ連結金具に取り付けることを要し、煩雑な作業を要する。そのため、例えば片手でも取付作業ができる様な、取付作業性のよい連結具の提供が望まれる。
本発明は、かかる実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、取付作業性のよい連結具を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る連結具の特徴構成は、
棒状体を挟んで保持する一対の挟着部材と、
前記一対の挟着部材を互いに近接離間可能な状態で連結する可動連結機構と、
前記一対の挟着部材を締結し、締付力を調節可能な締結部材と、
第一環状部を一端に有する連結ワイヤと、を備え、
前記一対の挟着部材が前記棒状体を保持する保持位置が、前記締結部材の締結位置に対して前記可動連結機構側とは反対側に配置され、
前記第一環状部が、一方の前記挟着部材が挿通された状態で前記可動連結機構と前記締結位置との間に配置されている点にある。
上記構成によれば、可動連結機構により互いに近接離間可能に連結している一対の挟着部材は、棒状体を挟んで保持する。すなわち、連結具は、一対の挟着部材で棒状体を掴むことで棒状体に固定される。また、連結ワイヤは、一方の挟着部材を第一環状部に挿通されることで、当該挟着部材に引っ掛けるようにして吊下げられる。そして、連結ワイヤにおける第一環状部の他端を、設置物に接続すれば、棒状体に設置物を連結できる。これにより、例えば、天井の吊ボルトに吊り支持された設置物の吊下げを補強することができる。
また、上記構成によれば、棒状体の保持位置が締結部材の締結位置に対して可動連結機構側とは反対側に配置されているため、締結部材による締結状態が維持される範囲内で締結部材の締め付けを緩め、可動連結機構の可動により一対の挟着部材における第一環状部に対する締結位置の他端側を適度に離間させて棒状体を隙間に導入することができる。その際、一方の挟着部材を第一環状部に挿通されて引っ掛けられたワイヤは、その第一環状部が可動連結機構と締結部材の締結位置との間に配置されているため、締結部材が締結している状態では挟着部材から抜け落ちない。その後、締結部材の締め付けをきつくすれば、ボルトやナットの落下を防止し、また、ワイヤの抜け落ちを気にすることなく連結具を棒状体に取り付けできる。また、この作業は片手作業でもできる程度の簡単なものである。このように、上記構成によれば、取付作業性のよい連結具を提供可能である。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
前記一対の挟着部材はそれぞれ、前記棒状体の軸心方向と交差する方向に沿い延在する板状の挟着本体部を有し、
少なくとも一方の前記挟着本体部は、当該挟着本体部の延在方向における側部から他方の前記挟着本体部に対向する側に延出するリブ状部を有する点にある。
上記構成によれば、一方の挟着本体部のリブ状部が、他方の挟着本体部に当接可能である。また上記構成によれば、挟着本体部は棒状体の軸心方向と交差する方向に沿い延在しているため、軸心方向と交差する方向における、リブ状部が他方の挟着本体部と当接する向きへの位置ずれが防止される。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
少なくとも一方の前記挟着部材は、前記棒状体を当該棒状体の軸心方向に沿い包囲して保持する第一包囲部を有する点にある。
上記構成によれば、一対の挟着部材は、挟着本体部の延在方向に交差する方向に棒状体の軸心方向を沿わせた状態で、保持位置となる第一包囲部の内側に棒状体を嵌めて保持できる。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
前記第一包囲部は、その内面に突起を有する点にある。
上記構成によれば、第一包囲部において突起が棒状体に対する滑り止めになる。これにより、連結具は棒状体の軸心方向に沿いしっかりと固定される。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
前記一対の挟着部材を近接させる方向に付勢する弾性部材を更に備える点にある。
上記構成によれば、締結部材による締結状態が維持されている範囲で締結部材の締め付けが緩められた場合でも、一対の挟着部材は互いに近接する方向に付勢される。これにより、締結部材の締め付けが緩められた場合でも、一対の挟着部材は棒状体を挟んで仮保持できる。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
一方の前記挟着本体部は、他方の前記挟着本体部とは反対側に向かって突出し、かつ環状の環状突起を前記締結位置に有し、
前記弾性部材は、前記環状突起の内側空間に収容されており、
前記締結部材は、前記弾性部材と他方の前記挟着本体部とを挟んで締結する点にある。
上記構成によれば、弾性部材は、締結部材を支点として、一方の挟着本体部を他方の挟着本体部支持に向けて付勢できる。これにより、締結部材の挟み込みによる締め付けが緩められている場合でも、一対の挟着部材は棒状体を挟んで仮保持できる。また、一方の挟着本体部を弾性部材の付勢力に抗して付勢することで、一対の挟着部材の間の隙間を広げ、当該隙間に棒状体を導入して挟むことができる。一方、締結部材が環状突起と当接するまで締結部材の挟み込みによる締め付けをきつくすれば、弾性部材の影響を排除して、安定的に棒状体を挟んで保持できる。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
前記可動連結機構は、一方の前記挟着本体部に設けられ、他方の前記挟着本体部の側に向けて突起するクランク形状の鉤部と、他方の前記挟着本体部に設けられ、前記鉤部が係止される貫通孔とを含む点にある。
上記構成によれば、クランク形状の鉤部を貫通孔に挿通して係止させることで、一対の挟着部材を互いに近接離間可能な状態で連結することができる。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
少なくとも一方の前記挟着部材は、前記第一環状部の円弧を包囲する第二包囲部を有する点にある。
上記構成によれば、第二包囲部の内側に第一環状部の円弧を嵌めた状態でワイヤを引っ掛けて保持できる。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
少なくとも一方の前記挟着部材は、前記締結位置から見て前記保持部側の端部における他方の前記挟着部材に対向する側に、当該他方の前記挟着部材から離間するように傾斜する傾斜面部を有する点にある。
上記構成によれば、一対の挟着部材を適度に離間させて棒状体を隙間に導入する際に、傾斜面部が棒状体を案内するガイドになる。これにより、容易に棒状体を隙間に導入できる。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
前記連結ワイヤは、前記第一環状部に対する他端に第二環状部を有する点にある。
上記構成によれば、ワイヤを設置物に少なくとも一巻し、ワイヤの第一環状部側を一対の挟着部材ごと第二環状部の内側に挿通すれば、連結具と設置物とを連結できる。
本発明に係る連結具の更なる特徴構成は、
前記一対の挟着部材はそれぞれ、前記締結位置にボルト挿通孔が形成されており、
前記締結部材は、一対の前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトと、当該ボルトと螺合するナットとを含む点にある。
上記構成によれば、ボルトを一対の挟着部材のそれぞれのボルト挿通孔に挿通してナットを螺合して締めることで一対の挟着部材を締結できる。また、ナットの締め込み位置の調整により締結部材の締付力を調節し、一対の挟着部材が離間可能な距離(棒状体を導入する際の隙間の幅)を決定できる。
接続具及びその使用態様の説明図 接続具の分解斜視図 接続具を斜め上から見た斜視図 接続具を斜め下から見た斜視図 接続具のV−V断面図 接続具の取付手順を示す側面図
図面に基づいて、本発明の実施形態に係る連結具について説明する。以下では、連結具の使用の一態様として、落下防止用途で用いる場合を例示して説明する。
〔連結具の概要〕
図1に示すように、本発明の実施形態に係る連結具100は、対になる第一挟着部材1及び第二挟着部材2(以上、一対の挟着部材の一例)、第一挟着部材1及び第二挟着部材2を互いに近接離間可能な状態で連結する可動連結機構R、第一挟着部材1に連結された連結ワイヤ3、及び第一挟着部材1及び第二挟着部材2を締結する締結部材5を備えている。連結具100は、第一挟着部材1と第二挟着部材2とで天井スラブなどから吊下げられた吊ボルトなどの棒状体6を挟んで保持し、棒状体6に固定される。連結具100は、連結ワイヤ3を、例えば棒状体6にハンガー61で吊下げ固定されたチャンネル62(設置物の一例)に巻き付けてチャンネル62と連結される。本実施形態において締結部材5は、図2に示すように、ボルト51及びナット52を含む。
〔各部の説明〕
連結ワイヤ3は、図1から図4に示すように、金属ワイヤや高耐久性の樹脂ワイヤなどの線状の部材で形成された接続具である。連結ワイヤ3は、線状の線状部30の両端を折り返し、端部を線状部30の途中で連結して形成された第一環状部31と第二環状部32とを有する。連結ワイヤ3は、第一環状部31に第一挟着部材1が挿通された状態で、第一挟着部材1と第二挟着部材2との間に保持されている。本実施形態において連結ワイヤ3は、図1に示すように、チャンネル62に線状部30を少なくとも一巻以上巻き付けて、更に第二環状部32に線状部30を挿通することで、チャンネル62と連結されている。
図2に示すように、第一挟着部材1及び第二挟着部材2は、対になり棒状体6(図1参照)を挟んで保持する板状の部材であり、連結具100の本体である。第一挟着部材1と第二挟着部材2とは、対向して配置されている。第一挟着部材1及び第二挟着部材2は、例えば金属性の板をプレス成形することなどにより一体的に形成される。
第一挟着部材1及び第二挟着部材2は、それぞれ、棒状体6(図1参照)の軸心方向に交差(本実施形態では直交)する方向に延在し、その幅方向が棒状体6の軸心方向と平行な板状の部分を有する第一本体部10及び第二本体部20(それぞれ挟着本体部の一例)を備えている。第一本体部10及び第二本体部20にはそれぞれ、棒状体6の軸心方向に交差(本実施形態では直交)する方向に貫通するボルト挿通孔15,25が形成されている。第一挟着部材1及び第二挟着部材2は、締結位置となるボルト挿通孔15,25にボルト51を挿通され、ボルト51にナット52を螺合して締め付けることで一体に締結される(図4、図5参照)。また、第一挟着部材1及び第二挟着部材2は、この締結により棒状体6を挟んで保持する(図1参照)。以下では、単に軸心方向と記載した場合は、棒状体6の軸心方向を意味する。また、単に延在方向と記載した場合は、第一本体部10もしくは第二本体部20の延在方向を意味する。また、単に幅方向と記載した場合は、第一本体部10もしくは第二本体部20における幅方向を意味する。
第一本体部10は、図2に示すように、棒状体6(図1参照)を軸心方向に沿い包囲して保持する第一包囲部11、第一環状部31の円弧を幅方向に沿い包囲して保持する第二包囲部12、第二挟着部材2の側に向けて突起するクランク形状の鉤部18を有する。また、第一本体部10は、幅方向の両側部に、第二本体部20から離間する側に向けて延出するリブ19を有する。第一本体部10において、一端側の第一包囲部11から順に他端側に向けて、上述のボルト挿通孔15、第二包囲部12(第一環状部31)、及び鉤部18の順に配置されている。
第一本体部10におけるボルト挿通孔15の周囲には、ボルト挿通孔15の全周を囲う環状であって、第二挟着部材2に対向する面とは反対側に突出する環状突起16が形成されている。第一本体部10におけるボルト挿通孔15と環状突起16との間の部分における、第二挟着部材2に対向する側とは反対側の面は、平面状に形成されており、後述するコイルばね4を載置する座部15aとなる。以下では、第一挟着部材1もしくは第一本体部10の表裏について、第二挟着部材2に対向する側とは反対側を表、第二挟着部材2に対向する側を裏と称する場合がある。
第一包囲部11は、第一本体部10が表側に延出するように湾曲し、軸心方向に交差する断面の形状がD字形状の湾曲板部であり、棒状体6を保持する保持位置となる。本実施形態では、第一包囲部11は、軸心方向視における形状がおよそ180°の中心角を有する円弧状の湾曲板部として形成されている。第一包囲部11は、棒状体6の外面に沿うように湾曲している。第一挟着部材1は、第一包囲部11で棒状体6を包囲して棒状体6を固定する。
第一包囲部11の内面には、棒状体6の外面と当接し、かつ、棒状体6の外面に食い込むようにして係止される係止突起11aが形成されている(図4参照)。棒状体6に対して軸心方向の複数箇所で係止可能なように、複数の係止突起11aが分散して設けられている。このような係止突起11aを有することで、第一挟着部材1に対する棒状体6の位置ずれを抑制できる。本実施形態では、それぞれの係止突起11aは、第一包囲部11の内面における円弧の径方向に沿う筋状の突起として形成されている。また係止突起11aは、第一包囲部11の内面において軸心方向に沿い、所定の間隔を隔ててそれぞれ平行に、複数個形成されている。このようにすることで棒状体6のネジ溝に係止突起11aを係止させ、棒状体6の軸方向の位置ずれを抑制できる。
第二包囲部12は、第一本体部10が表側に延出するように湾曲し、軸心方向に交差する断面の形状が上下に背の低いU字形状の湾曲板部である。第一挟着部材1は、図3、図4に示すように、第二包囲部12で第一環状部31の円弧を包囲して連結ワイヤ3を支持する。つまり、連結ワイヤ3は、第一環状部31を第二包囲部12に引っ掛けることで、第一本体部10に支持されている。なお、第二包囲部12に引っ掛けられた連結ワイヤ3は、後述するように、ボルト51のネジ部51b、第一本体部10、第二本体部20、及び係止端部28に係止された鉤部18により第一環状部31を係止されるため、第一本体部10から抜け落ちない。
鉤部18は、図6に示すように、第一挟着部材1と第二挟着部材2とを互いに近接離間可能な状態で連結するための係止部である。鉤部18は、可動連結機構Rに含まれる。鉤部18は、第一本体部10の他端側(第一包囲部11側とは反対側)の端部に形成されている。鉤部18は、図2に示すように、第一本体部10が曲げられて裏面側へ向けて延出させた基部18aと、基部18aの先端部分を更に曲げられて第一本体部10の延在方向に沿い、かつ、棒状体6から離間する方向へ延出させた先端部18bとを有するクランク形状に形成されている。基部18a及び先端部18bの幅は、第一本体部10の他の部分の幅よりも狭く形成されている。鉤部18は、後述する係止孔28aに基部18aを挿通した状態で、係止端部28に係止される。
第一本体部10は、図2から図4に示すように、幅方向の両側部に、第二本体部20から離間する方向に延出するリブ19を有する。リブ19は、第一本体部10と一体に形成されている。リブ19は、第一本体部10の板に対して交差(本実施形態では直交)するように形成されている。本実施形態においてリブ19は、図2に示すように、第一包囲部11の幅方向の両端部の全部と、これに続いてボルト挿通孔15を超え、第二包囲部12の手前の範囲に延在するように形成されている。このようなリブ19を形成することで、第一本体部10の板の曲げ強度を向上させることができる。
リブ19におけるボルト挿通孔15から遠い側、かつ、裏側の角部19aは軸心方向視で丸みを帯びたR状に形成されており、角部19aの端面は、ボルト挿通孔15に近い側から遠い側に向けて、第二本体部20から離間するように傾斜している。角部19aは、後述するように、棒状体6を、第一包囲部11におけるボルト挿通孔15から遠い側の端部から第一包囲部11へスムーズに案内するガイドになる(図6参照)。
第二本体部20は、図2、図4に示すように、第二本体部20の一端側の端部に形成された導入端部21、平面部分を有する支持面部22、軸心方向に沿う方向に貫通する係止孔28aが形成された係止端部28を有する。また、第二本体部20は、幅方向の両側部に、第一本体部10に対向する側に向けて延出するリブ29(リブ状部の一例)を有する。図2に示すように、第二本体部20において、一端側の導入端部21から順に他端側に向けて、支持面部22、ボルト挿通孔25、及び係止端部28の順に配置されている。第二本体部20は、第一本体部10よりも幅方向に広い。
第二本体部20におけるボルト挿通孔25の周囲には、ボルト挿通孔25の全周を囲う環状であって、第一挟着部材1に対向する面とは反対側に突出する環状突起26が形成されている(図5、図6参照)。環状突起26の内径は、ナット52の外径と同じかやや大きくする。以下では、第二挟着部材2もしくは第二本体部20の表裏について、第一挟着部材1に対向する側を表、第一挟着部材1に対向する側とは反対側を裏と称する場合がある。
図2、図3に示すように、支持面部22は、第一包囲部11と共に棒状体6(図1参照)を保持する板部である。支持面部22は、棒状体6と当接する。支持面部22は棒状体6の保持位置であり、棒状体6を第一包囲部11とで挟んで保持する。
導入端部21は、第一本体部10から離間するように、ボルト挿通孔25に近い側から遠い側に向けて傾斜する傾斜面部21aを有する。導入端部21は、プレス加工などにより第二本体部20の端部を裏面側へ向けて曲げた形状に形成されている。導入端部21における裏面側への曲げ角度は30°から60°にするとよく、本実施形態では45°である。傾斜面部21aは、後述するように、棒状体6を、第一包囲部11におけるボルト挿通孔15から遠い側の端部から第一包囲部11へスムーズに案内するガイドになる(図6参照)。
図2、図6に示すように、係止端部28は第一挟着部材1と第二挟着部材2とを互いに近接離間可能な状態で連結するための被係止部である。係止端部28は、可動連結機構Rに含まれる。係止端部28には鉤部18が係止する。図1、図4に示すように、係止孔28aには基部18aが挿通される。係止端部28における、ボルト挿通孔25から遠い側の係止孔28aの縁部分28bには、先端部18bが裏側から係止して、基部18aの係止孔28aからの抜けを防止する。
リブ29は、図2に示すように、第二本体部20と一体に形成されている。リブ29は、第二本体部20の板に対して交差(本実施形態では直交)するように形成されている。本実施形態においてリブ29は、ボルト挿通孔25の両側部とその前後にわたり延在するように形成されている。このようなリブ29を形成することで、第二本体部20の板の曲げ強度を向上させることができる。
両側部のリブ29同士の内側の幅は、第一挟着部材1と第二挟着部材2とで棒状体6(図1参照)を挟んで保持する際に、第一本体部10が両側部のリブ29の間に嵌るように、第一本体部10の幅と同じか、これよりも広く設定されている。第一本体部10が両側部のリブ29の間に嵌ることで、第一本体部10がボルト挿通孔15を回転中心として第二本体部20に対して相対回転するような外力が加えられた場合、第一本体部10が内側からリブ29に当接し、当該相対回転が防止される。これにより、第一挟着部材1と第二挟着部材2との関係で相対回転が防止される。
締結部材5は、図2、図5に示すように、ボルト51、ボルト51と螺合するナット52、ボルト51が挿通されるワッシャ53を含む。ワッシャ53は、その外径がボルト51の外径及び環状突起16の径よりも大きく、その内径が環状突起16の径未満であるものを用いる。締結部材5は、コイルばね4などの弾性部材と共に第一挟着部材1と第二挟着部材2とに取り付けられる。
コイルばね4は、例えば軸方向の位置に応じてコイル径が次第に変化する円錐コイルばねを用いる。コイルばね4として円錐コイルばねを用いると、強く圧縮された場合、コイルばね4は渦巻状の扁平形状となる。コイルばね4は、本実施形態では、最小径がボルト挿通孔15の直径及びワッシャ53の内径よりも大きく、最大径が環状突起16よりも小径の物を用いる。
締結部材5(ボルト51、ナット52及びワッシャ53)とコイルばね4は、図5に示すように、ボルト51のボルト頭部51a、ボルト51のネジ部51bを挿通したワッシャ53及びコイルばね4、第一挟着部材1、第二挟着部材2、及びネジ部51bに螺合されたナット52の順で取り付けられる。
図6に示すように、ボルト51及びナット52の緩締め状態では、コイルばね4は、ボルト頭部51aに当接支持されたワッシャ53を支点として、第一挟着部材1を第二挟着部材2に向けて付勢する。なお、ボルト51及びナット52の緩締め状態とは、ボルト51にナット52が螺合され、かつ、完全には締結固定されていない状態であり、完全に締結された場合に比べてボルト51及びナット52の締付力が緩められている状態である。本実施形態では、ワッシャ53がコイルばね4に付勢されて、ボルト頭部51aに当接しており、かつ、環状突起16とは当接していない状態である。
これに対し、ボルト51及びナット52をきつく締めた状態(締結部材5で締結を完了した状態)では、図5に示すように、ボルト頭部51aで付勢されたワッシャ53とナット52との間に、第一挟着部材1と第二挟着部材2とがきつく締結された状態となる。この状態で、第一挟着部材1と第二挟着部材2とで、棒状体6を安定的に挟み込んで固定することができる。
このとき、ワッシャ53は環状突起16よりも大径に形成されているので、ワッシャ53は環状突起16に当接支持される。そして、ワッシャ53、環状突起16、及び座部15aの間に、ネジ部51bを取り巻く環状空間Aが形成される。この環状空間Aは、環状突起16の内側に形成され、座部15aから環状突起16の突出高さ相当分の厚みを有する扁平空間である。
この環状空間Aに、強く圧縮されて渦巻状の扁平形状になったコイルばね4が収容される。このように、締結部材5で締結を完了した状態では、コイルばね4を環状空間Aに収容し、ボルト頭部51aで直接付勢されるワッシャ53を環状突起16に当接支持させることで、締結部材5で締結を完了した後におけるコイルばね4の影響を排除して、棒状体6を安定的に固定することができる。
〔棒状体への取付について〕
棒状体6への連結具100の取付手順について説明する。連結具100の各部品については主に図2を参照する。
まず、連結具100を組み立てる。まず、第一挟着部材1の鉤部18を第二挟着部材2の係止端部28に係止させた状態にする。ボルト挿通孔15,25はそれぞれの軸心を重複させる。また、連結ワイヤ3は、第一環状部31を第二包囲部12に引っ掛けておく(図3、図5参照)。また、ボルト頭部51aの側にワッシャ53が配置されるようにして、ボルト51のネジ部51bを、ワッシャ53とコイルばね4に挿通しておく。なお、コイルばね4の小径側を、ワッシャ53に対向させて配置する。
そして、ボルト51のボルト頭部51aを第一挟着部材1の側に配置し、ワッシャ53及びコイルばね4に挿通されたボルト51のネジ部51bを、ボルト挿通孔15,25に挿通する。ネジ部51bには、第二挟着部材2の裏側からナット52を螺合する。これにより、第一挟着部材1と第二挟着部材2とは締結される。また、コイルばね4は、座部15aとワッシャ53とに挟み込まれる。なお、ナット52を螺合する際は、環状突起26の内側にナット52をあてがうことで、ナット52のネジ穴の中心と、ボルト挿通孔25の中心とをうまく位置合わせすることができ、螺合作業時の作業性が良い(図4、図5参照)。
第一挟着部材1と第二挟着部材2とを締結した後、図1に示すように、チャンネル62などに線状部30を少なくとも一巻以上巻き付ける。そして、第一環状部31及びこれと連結した第一挟着部材1及び第二挟着部材2を、線状部30と共に第二環状部32に挿通する。これにより、連結具100とチャンネル62とを連結する。
ボルト51及びナット52の緩締め状態にする。このとき、図6に示すように、角部19aの端面と傾斜面部21aとの間に形成される軸心方向視でV字状の受け部に、棒状体6を当該棒状体6の径方向にあてがう。そのまま棒状体6を径方向に押し込むと、棒状体6が、角部19aの端面と傾斜面部21aによって案内されて、第一本体部10と第二本体部20との間に進入し始める。そして、コイルばね4の弾性付勢力に抗しながら、第二本体部20に対して第一本体部10が棒状体6により押し広げられる。
更に棒状体6を押し込むと、自ずと第一包囲部11が棒状体6を包囲する状態となり、この状態で、コイルばね4の弾性復元力により、第一本体部10と第二本体部20との間に棒状体6が仮止めされる。このようにして、連結具100に棒状体6を容易に仮止めすることができる。この仮止めの際締結部材5は締結した状態を維持しているため、例えばナット52を落下させるようなことはなく取付作業性が良い。またこの仮止めの際締結部材5は締結した状態を維持しているため、第一環状部31は、ボルト51のネジ部51b、第一本体部10、第二本体部20、及び係止端部28に係止された鉤部18に係止されるため、連結ワイヤ3が第一本体部10から抜け落ちて落下するようなことはなく、例えば片手でも十分に作業できる程度に取付作業性が良い。
その後、締結部材5で締結を完了することで、連結具100は、棒状体6を挟んで保持できる。これにより、連結具100は棒状体6に固定される。また、チャンネル62は、連結具100を介して棒状体6に連結される。
以上のようにして、取付作業性のよい連結具を提供することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、連結ワイヤ3は、線状の線状部30の両端を折り返し、端部を線状部30の途中で連結して形成された第一環状部31と第二環状部32とを有する場合を説明したがこれに限られない。連結ワイヤ3は、少なくとも線状部30及び第一環状部31を有せばよく、第二環状部32は必須では無い。連結ワイヤ3が、線状部30及び第一環状部31を有し、第二環状部32を有さない場合、例えば、線状部30に接続具をカシメなどにより接続し、当該接続具により連結ワイヤ3とチャンネル62とを連結する場合もある。
(2)上記実施形態では、締結部材5は、ボルト51及びボルト51と螺合するナット52を含む場合を説明したが、締結部材5は、ボルト51及びナット52を含む物に限られない。例えば、締結部材5がクランプもしくはクランプ状の物であってもよい。この場合、クランプで第一挟着部材1と第二挟着部材2とを挟持すれば第一挟着部材1と第二挟着部材2とを締結可能である。
(3)上記実施形態では、締結部材5とコイルばね4は、ボルト51のボルト頭部51a、ボルト51のネジ部51bを挿通したワッシャ53及びコイルばね4、第一挟着部材1、第二挟着部材2、及びネジ部51bに螺合されたナット52の順で取り付けられている場合を説明したがこれに限られない。例えば、ボルト51の向きが逆向きでもよい。また、コイルばね4が、第二挟着部材2とナット52との間に配置されてもよい。
(4)上記実施形態では、可動連結機構Rはクランク形状の鉤部18と係止孔28aが形成された係止端部28とを含み、クランク形状の鉤部18が係止孔28aに係止されることで第一挟着部材1と第二挟着部材2とが互いに近接離間可能な状態で連結される場合を説明した。しかしながら、可動連結機構Rは鉤部18と係止端部28とを含む物である場合に限られない。可動連結機構Rは、第一挟着部材1と第二挟着部材2とを互いに近接離間可能な状態で連結するものであればよく、可動連結機構Rとして、例えば蝶番を用いることもできる。
(5)上記実施形態では、第一本体部10が鉤部18を有し、第二本体部20が係止孔28aが形成された係止端部28を有する場合を説明したがこれに限られない。第一本体部10が係止孔28aが形成された係止端部28を有し、第二本体部20が鉤部18を有してもよい。
(6)上記実施形態では、第一本体部10が、棒状体6を軸心方向に沿い包囲して保持する第一包囲部11を有する場合を説明したがこれに限られない。第二本体部20が棒状体6を軸心方向に沿い包囲して保持する包囲部を有してもよいし、第一本体部10と第二本体部20との両方がそれぞれ棒状体6を軸心方向に沿い包囲して保持する包囲部を有してもよい。
(7)上記実施形態では、第一挟着部材1及び第二挟着部材2は、それぞれ、棒状体6の軸心方向に直交する方向に延在し、その幅方向が棒状体6の軸心方向と平行な板状の第一本体部10及び第二本体部20を有する場合を説明した。しかし、第一挟着部材1及び第二挟着部材2は、それぞれ、棒状体6の軸心方向に直交する方向に延在する場合に限られない。第一挟着部材1及び第二挟着部材2をそれぞれ、棒状体6の軸心方向と鋭角又は鈍角で交差する方向に延在させてもよい。
(8)上記実施形態では、第一包囲部11の内面には、棒状体6の外面と当接し、かつ、棒状体6の外面のネジ部に係止される係止突起11aが形成されている場合を説明したがこれに限られない。係止突起11aに代えて、第一包囲部11の内面に複数の溝を形成してもよい。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、連結具に適用できる。
1 :第一挟着部材(挟着部材)
2 :第二挟着部材(挟着部材)
3 :連結ワイヤ
4 :コイルばね(弾性部材)
5 :締結部材
6 :棒状体
10 :第一本体部(挟着本体部)
11 :第一包囲部
11a :係止突起(突起)
12 :第二包囲部
15 :ボルト挿通孔
16 :環状突起
18 :鉤部
20 :第二本体部(挟着本体部)
21a :傾斜面部
25 :ボルト挿通孔
26 :環状突起
28a :係止孔(貫通孔)
29 :リブ(リブ状部)
31 :第一環状部
32 :第二環状部
51 :ボルト
52 :ナット
100 :連結具
A :環状空間(内側空間)
R :可動連結機構

Claims (11)

  1. 棒状体を挟んで保持する一対の挟着部材と、
    前記一対の挟着部材を互いに近接離間可能な状態で連結する可動連結機構と、
    前記一対の挟着部材を締結し、締付力を調節可能な締結部材と、
    第一環状部を一端に有する連結ワイヤと、を備え、
    前記一対の挟着部材が前記棒状体を保持する保持位置が、前記締結部材の締結位置に対して前記可動連結機構側とは反対側に配置され、
    前記第一環状部が、一方の前記挟着部材が挿通された状態で前記可動連結機構と前記締結位置との間に配置されている連結具。
  2. 前記一対の挟着部材はそれぞれ、前記棒状体の軸心方向と交差する方向に沿い延在する板状の挟着本体部を有し、
    少なくとも一方の前記挟着本体部は、当該挟着本体部の延在方向における側部から他方の前記挟着本体部に対向する側に延出するリブ状部を有する請求項1に記載の連結具。
  3. 少なくとも一方の前記挟着部材は、前記棒状体を当該棒状体の軸心方向に沿い包囲して保持する第一包囲部を有する請求項2に記載の連結具。
  4. 前記第一包囲部は、その内面に突起を有する請求項3に記載の連結具。
  5. 前記一対の挟着部材を近接させる方向に付勢する弾性部材を更に備える請求項2から4の何れか一項に記載の連結具。
  6. 一方の前記挟着本体部は、他方の前記挟着本体部とは反対側に向かって突出し、かつ環状の環状突起を前記締結位置に有し、
    前記弾性部材は、前記環状突起の内側空間に収容されており、
    前記締結部材は、前記弾性部材と他方の前記挟着本体部とを挟んで締結する請求項5に記載の連結具。
  7. 前記可動連結機構は、一方の前記挟着本体部に設けられ、他方の前記挟着本体部の側に向けて突起するクランク形状の鉤部と、他方の前記挟着本体部に設けられ、前記鉤部が係止される貫通孔とを含む請求項2から6の何れか一項に記載の連結具。
  8. 少なくとも一方の前記挟着部材は、前記第一環状部の円弧を包囲する第二包囲部を有する請求項1から7の何れか一項に記載の連結具。
  9. 少なくとも一方の前記挟着部材は、前記締結位置から見て前記保持位置側の端部における他方の前記挟着部材に対向する側に、当該他方の前記挟着部材から離間するように傾斜する傾斜面部を有する請求項1から8の何れか一項に記載の連結具。
  10. 前記連結ワイヤは、前記第一環状部に対する他端に第二環状部を有する請求項1から9の何れか一項に記載の連結具。
  11. 前記一対の挟着部材はそれぞれ、前記締結位置にボルト挿通孔が形成されており、
    前記締結部材は、一対の前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトと、当該ボルトと螺合するナットとを含む請求項1から10の何れか一項に記載の連結具。
JP2019066961A 2019-03-29 2019-03-29 連結具 Active JP7292083B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019066961A JP7292083B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 連結具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019066961A JP7292083B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 連結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020165495A true JP2020165495A (ja) 2020-10-08
JP7292083B2 JP7292083B2 (ja) 2023-06-16

Family

ID=72717414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019066961A Active JP7292083B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 連結具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7292083B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4097169A (en) * 1975-10-06 1978-06-27 Kelly Clifford G Clamp arrangement and system for sheet material
US6138972A (en) * 1997-10-03 2000-10-31 U-Haul International, Inc. Dolly securing bracket
JP2012070475A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Mirai Ind Co Ltd 連結固定具及び棒材連結用配線・配管ボックス
JP2017162744A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 留め具及び照明器具
JP6484872B1 (ja) * 2018-03-01 2019-03-20 株式会社昭和コーポレーション 交差部支持金具
US20200052470A1 (en) * 2018-08-07 2020-02-13 Hien Electric Industries, Ltd. Clamp

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4097169A (en) * 1975-10-06 1978-06-27 Kelly Clifford G Clamp arrangement and system for sheet material
US6138972A (en) * 1997-10-03 2000-10-31 U-Haul International, Inc. Dolly securing bracket
JP2012070475A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Mirai Ind Co Ltd 連結固定具及び棒材連結用配線・配管ボックス
JP2017162744A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 留め具及び照明器具
JP6484872B1 (ja) * 2018-03-01 2019-03-20 株式会社昭和コーポレーション 交差部支持金具
US20200052470A1 (en) * 2018-08-07 2020-02-13 Hien Electric Industries, Ltd. Clamp

Also Published As

Publication number Publication date
JP7292083B2 (ja) 2023-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5312079A (en) Universal C-clamp for stage accessories
US8096686B2 (en) Trim retention spring and method for recessed lighting fixtures
US20130075540A1 (en) Multiple position pipe hanger clamp
JP6058893B2 (ja) ブレース材取付金具及びこれを用いたブレース材取付方法
KR101985475B1 (ko) 케이블 트레이용 전선관 고정장치
US8158882B1 (en) Electrical box hanger
JP6313737B2 (ja) ブレース連結金具
US11342733B2 (en) Bracket system for mounting electrical boxes
JP2012162872A (ja) ブレース取付金具および天井構造
JP2020165495A (ja) 連結具
US8220757B2 (en) Conduit hanger
JP2019090513A (ja) ボルト連結具
JP6011834B1 (ja) 振れ止め用金具
JP5433119B2 (ja) 配設体支持具
JP3450491B2 (ja) 長尺体支持具
JPH07317966A (ja) 長尺体支持具
KR20180113816A (ko) 전선볼트용 안전로프 고정장치
JP6744469B2 (ja) 棒状体固定具
US10174917B1 (en) Retention devices for recessed luminaires
JP6719223B2 (ja) 交差連結具
EP3567263B1 (en) Clip for catenary cable
JP3997546B2 (ja) チャンネル材用固定金具
JP4521046B2 (ja) 吊りボルト取付け装置
JP7492056B1 (ja) 吊り金具用補強金具
JP7042460B1 (ja) 吊りボルト用振止めボルト取付け金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7292083

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150