JP2020163919A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】外形形状の変化にかかわらず、障害物との衝突を十分に回避することの可能な作業機械を提供する。【解決手段】作業装置を有して駆動装置の駆動力により車輪で走行可能な作業機械において、制御装置は、作業機械の外形形状が変化する作業装置の作動状態を考慮して作業装置の前端部から障害物までの水平距離(Dr)を求め(S12, S14)、作業装置の前端部から障害物までの到達時間(T)を求め(S16)、到達時間と第1所定時間(T1)及び該第1所定時間より大きな第2所定時間(T2)との大小判定を行い(S18, S28)、到達時間が第1所定時間以上第2所定時間未満であると判定したときには駆動装置による車輪の駆動を停止し(S34)、到達時間が第1所定時間未満と判定したときには制動装置を作動させる(S24)。【選択図】図5

Description

本発明は作業機械に係り、特にホイール式作業機械の自動ブレーキ制御技術に関する。
作業機械には、クローラ式作業機械とホイール式作業機械とが存在する。ホイール式作業機械、例えばホイール式油圧ショベルは、タイヤホイールにゴムタイヤを装着しており、通常の舗装路等を自走して移動可能であることから、特に都市部での作業用として多用されている。
このように、ホイール式作業機械は、通常の舗装路等を自走可能であることから、一般の自動車等と同様に公道を走行する機会も多く、アクセルペダルとブレーキペダルを用いて走行速度を可変操作可能である。
実際には、ホイール式作業機械では、クローラ式作業機械と同様、内燃機関により油圧ポンプを駆動して発生する圧油を用いて走行用油圧モータを回転作動させることでタイヤホイールを回転させて走行可能に構成されており、アクセルペダルの操作量に応じて走行用油圧モータに供給する圧油の量を調節することで、走行速度の調節が可能である。また、ホイール式作業機械は、一般の自動車等と同様に、サービスブレーキとしてタイヤホイールを制動する油圧ブレーキ装置を備えており、ブレーキペダルの操作量に応じて制動用油圧制御弁を制御して、タイヤホイールを直接的に制動することも可能である(例えば、特許文献1参照)。
ところで、ホイール式作業機械は、一般の公道等を走行することが可能であることから、オペレータには周囲の状況を常に意識しながらアクセルペダルとブレーキペダルを操作して運転走行することが要求される。特に、ホイール式作業機械は、一般の自動車等とは異なり大型であることが多いことから、オペレータは周囲の障害物等との接触を避けるために頻繁にアクセルペダルとブレーキペダルを操作する必要に迫られ、オペレータの負担は大きくなる傾向にある。
そこで、例えば、周囲の障害物を検出し、障害物への接近をオペレータに報知する等して注意を促すことでオペレータの負担を軽減する技術が種々開発されている。また、一般の自動車等においては、周囲の障害物を検出すると、障害物との衝突を回避するべく自動ブレーキ制御を行う車両も開発されている。
特開2006−7849号公報
しかしながら、上記従来のように、障害物への接近をオペレータに報知する等して注意を促すだけでは、オペレータによるアクセルペダルの戻し操作とブレーキペダルの操作とが遅れる場合もあり、障害物との衝突を余裕を持って回避できないおそれがある。
また、ホイール式作業機械は、ブーム、アーム及びバケットからなる作業装置を備えており、一般の自動車等と異なり、ブーム、アーム及びバケットの位置によって外形形状が変化することから、外形形状の変化しない一般の自動車等において採用される自動ブレーキ制御の技術をそのまま適用することはできない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外形形状の変化にかかわらず、障害物との衝突を十分に回避することの可能な作業機械を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の作業機械は、機体に、走行用の車輪と、該車輪を駆動する駆動装置と、前記車輪を制動する制動装置と、作業装置とを備えた作業機械において、前記機体の前方に位置する障害物までの水平距離を検出する障害物距離検出装置と、前記機体の走行速度を検出する速度検出装置と、前記作業装置の前端部の位置を検出する作業装置前端部位置検出装置と、前記駆動装置及び前記制動装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記作業装置前端部位置検出装置により検出される前記作業装置の前端部の位置に基づき、前記作業装置の前端部までの水平距離を算出する作業装置前端部距離算出部と、前記障害物距離検出装置により検出される前記障害物までの水平距離と前記作業装置前端部距離算出部により算出される前記作業装置の前端部までの水平距離とに基づき、前記作業装置の前端部から前記障害物までの水平距離を算出する障害物距離算出部と、前記障害物距離算出部により算出される前記作業装置の前端部から前記障害物までの水平距離及び前記速度検出装置により検出される前記機体の走行速度に基づき、前記作業装置が前記障害物に到達するまでの到達時間を算出する到達時間算出部と、前記到達時間算出部により算出された前記到達時間の第1所定時間及び該第1所定時間より大きな第2所定時間との大小判定を行う時間判定部とを有し、前記時間判定部において、前記到達時間が前記第1所定時間以上前記第2所定時間未満であると判定されたとき、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止し、前記到達時間が前記第1所定時間未満と判定されたとき、前記制動装置を作動させることを特徴とする。
その他の態様として、前記駆動装置は、油路を介して圧油の供給を受けて駆動する油圧モータであって、前記油路には、パイロット圧を受けて前記油圧モータの作動を切替制御する油圧制御弁を備え、前記制御装置は、前記油圧制御弁に供給される前記パイロット圧を遮断することで前記油圧モータによる前記車輪の駆動を停止するのがよい。
その他の態様として、前記制御装置は、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止する前、或いは、前記制動装置を作動させる前に、前記作業装置の作動を停止するのがよい。
この場合において、前記制御装置は、前記作業装置の作動を停止させる指令を発した後、前記作業装置の作動が完全に停止するまでの第3所定時間を待って、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止し、或いは、前記制動装置を作動させるのがよい。
その他の態様として、前記機体は、下部走行体と該下部走行体上に旋回可能に配設された上部旋回体とを有し、前記作業装置は前記上部旋回体に設けられており、前記制御装置は、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止する前、或いは、前記制動装置を作動させる前に、前記作業装置の作動を停止するとともに前記上部旋回体の旋回を停止するのがよい。
この場合において、前記制御装置は、前記作業装置の作動を停止させる指令を発した後、前記作業装置の作動が完全に停止するまでの第3所定時間を待って、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止し、或いは、前記制動装置を作動させるのがよい。
本発明の作業機械によれば、作業装置を有して駆動装置の駆動力により車輪で走行可能な作業機械において、制御装置は、作業機械の外形形状が変化する作業装置の作動状態を考慮して作業装置の前端部から障害物までの水平距離を求め、作業装置の前端部から障害物までの到達時間を求め、到達時間と第1所定時間及び該第1所定時間より大きな第2所定時間との大小判定を行い、到達時間が第1所定時間以上第2所定時間未満であると判定したときには駆動装置による車輪の駆動を停止し、到達時間が第1所定時間未満と判定したときには制動装置を作動させるようにしている。
従って、作業機械は一般の自動車とは異なり作業装置の作動状態に応じて障害物までの障害物距離が多様に変化するのであるが、常に作業装置の前端部から障害物までの距離に基づいて自動的に駆動装置の作動を停止したり制動装置を作動させたりするようにでき、たとえ作業装置の前端部が障害物に到達するまでの間にオペレータが機体を制動させるのに十分な時間がないような状況であっても、障害物との接触を十分に回避することができる。
本発明に係る作業機械の側面図である。 本発明に係る作業機械の平面図である。 作業機械に搭載された油圧システムの本発明に係る構成を示す図である。 油圧システムにおいて使用されるコントローラと本発明に係る各種入出力機器との電気的な接続関係を示すブロック図である。 コントローラが実行する、本発明に係る自動ブレーキ制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係る自動ブレーキ制御の制御概念図を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1には、機体(作業機械)1の側面図が示されており、図2には、機体1の平面図が示されている。
機体1は、下部走行体2に配設された車輪3を駆動することで走行し、下部走行体2上に配設された上部旋回体6のフロントアタッチメント(作業装置)10を操作することで掘削作業等の作業をすることが可能なホイール式油圧ショベルである。
上部旋回体6には、下部走行体2上に旋回ベアリング4を介して旋回可能に上部フレーム5が設けられており、上部フレーム5上の前部左側には運転室7が設けられ、運転室7の後方には、機関室9が設けられている。そして、運転室7の右側の上部フレーム5の前側中央部にフロントアタッチメント10が配設されている。
フロントアタッチメント10は、ブーム12、アーム14及びバケット16を備えており、上部フレーム5とブーム12とを回動可能に連結する第1結合部13、ブーム12とアーム14とを回動可能に連結する第2結合部15、アーム14とバケット16とを回動可能に連結する第3結合部17によって互いに回動可能に接続されている。
第1結合部13の近傍には上部フレーム5とブーム12とを結合するブームシリンダ20が、第2結合部15の近傍にはブーム12とアーム14とを結合するアームシリンダ22が、第3結合部17の近傍にはアーム14とバケット16とを結合するバケットシリンダ24がそれぞれ配設されている。後述するように、これらブームシリンダ20、アームシリンダ22及びバケットシリンダ24は油圧システムの構成要素であり油圧により作動する。
これにより、フロントアタッチメント10は、ブームシリンダ20を伸縮させることでブーム12を起伏し、アームシリンダ22を伸縮させることでアーム14を回動し、バケットシリンダ24を伸縮させることでアーム14の先端に取付けられたバケット16を回動することが可能である。
機体1には、下部走行体2に対して上部旋回体6を回転させるための旋回用油圧モータ26、車輪3を駆動し走行するための走行用油圧モータ(駆動装置)27が搭載されており、これら旋回用油圧モータ26、走行用油圧モータ27は、上述のブームシリンダ20、アームシリンダ22及びバケットシリンダ24と同様、油圧システムの構成要素であり油圧により作動する。
機関室9には、ブームシリンダ20、アームシリンダ22、バケットシリンダ24、旋回用油圧モータ26及び走行用油圧モータ27に圧油を供給するための油圧ポンプ32が収容されるとともに、油圧ポンプ32を駆動するためのエンジン(内燃機関)30が収容されている。
機体1には、ブーム12、アーム14及びバケット16の各基準位置に対する回動角度を検出するブーム角センサ94、アーム角センサ96及びバケット角センサ98が(作業装置前端部位置検出装置)、それぞれ第1結合部13、第2結合部15及び第3結合部17に位置して設けられている。
また、上部旋回体6の前部には、例えば上部フレーム5の左右に位置して一対の撮像カメラ90及び一対の測距センサ(障害物距離検出装置)91が設けられ、下部走行体2には、車輪3の回転速度を検出することで機体1の速度を検出する速度センサ(速度検出装置)92が設けられている。一対の撮像カメラ90は、フロントアタッチメント10を挟んだ機体1の右側前方及び左側前方をそれぞれ撮像し、機体1の前方の障害物を認識可能であり、一対の測距センサ91は、例えばLidar(Light Detection and Ranging)であり、一対の撮像カメラ90によって認識された障害物までの距離を測定可能である。
図3には、機体1に搭載された油圧システムの本発明に係る構成が示されており、図4には、油圧システムにおいて使用されるコントローラ(制御装置)100と本発明に係る各種入出力機器との電気的な接続関係がブロック図で示されている。油圧システムは、油圧回路と当該油圧回路で使用される各種制御弁等の油圧機器を制御する制御装置とで構成されており、以下、油圧システムの本発明に係る構成について説明する。
油圧ポンプ32は、可変容量型の油圧ポンプ、例えば斜板の傾転角を可変操作することで吐出容量を可変制御可能な斜板式の油圧ポンプである。油圧ポンプ32には、斜板の傾転角を可変操作するポンプレギュレータ33が接続されており、ポンプレギュレータ33はコントローラ100に電気的に接続されている。これにより、油圧ポンプ32は、ポンプレギュレータ33がコントローラ100からの指令に基づき斜板の傾転角を可変操作することで、押しのけ容積が変更され、吐出容量が適宜調節される。
油圧ポンプ32の吐出側には、ブームシリンダ20、アームシリンダ22、バケットシリンダ24、旋回用油圧モータ26及び走行用油圧モータ27が高圧油路であるパラレルライン36を介して接続されている。
油圧ポンプ32とブームシリンダ20との間にはブーム用方向制御弁40が介装され、油圧ポンプ32とアームシリンダ22との間にはアーム用方向制御弁42が介装され、油圧ポンプ32とバケットシリンダ24との間にはバケット用方向制御弁44が介装されている。また、油圧ポンプ32と旋回用油圧モータ26との間には旋回用方向制御弁46が介装され、油圧ポンプ32と走行用油圧モータ27との間には走行用方向制御弁(油圧制御弁)48が介装されている。
これら方向制御弁40〜48は、油圧パイロット式にしてタンデムセンタ形のスプール弁からなる3位置弁であり、弁位置のノーマル位置は中立位置に設定されており、この中立位置のときにはセンタバイパスライン38を開放するように構成されている。そして、方向制御弁40〜48は、それぞれ中立位置から何れかの切替位置方向に選択的に切替可能に構成されており、弁位置を何れか一方の切替位置方向に操作することにより、油圧ポンプ32からブームシリンダ20、アームシリンダ22、バケットシリンダ24、旋回用油圧モータ26及び走行用油圧モータ27のそれぞれに供給される圧油の流れの方向や流量を制御可能である。
方向制御弁40〜48は、パラレルライン36に並列に接続されており、パラレルライン36と方向制御弁40〜48との間には、圧油の逆流を防止するための逆止弁49がそれぞれ設けられている。なお、油圧ポンプ32から吐出され、方向制御弁40〜48を通過した圧油は、作動油タンク60に戻される。また、パラレルライン36には、回路内圧が各油圧機器の許容値を超えないよう、リリーフ弁39が設けられている。
エンジン30には、油圧ポンプ32と直列にパイロットポンプ34が連結されており、パイロットポンプ34から吐出された圧油がパイロットライン63、65(油路、破線で示す)を介してブーム操作装置50、アーム操作装置52、バケット操作装置54、旋回操作装置56及び走行操作装置58に供給されている。ブーム操作装置50、アーム操作装置52、バケット操作装置54、旋回操作装置56及び走行操作装置58はそれぞれに例えば操作レバーを有し、操作レバーが操作されると、その操作に応じて圧油の流れる方向が切り替えられ、圧油が方向制御弁40〜48のパイロットポートの何れか一方にパイロット圧として供給される。
これより、方向制御弁40〜48は、ブーム操作装置50、アーム操作装置52、バケット操作装置54、旋回操作装置56及び走行操作装置58の操作に応じてそれぞれ切替作動し、油圧ポンプ32から吐出される圧油が方向制御弁40〜48を介してそれぞれブームシリンダ20、アームシリンダ22、バケットシリンダ24、旋回用油圧モータ26及び走行用油圧モータ27に何れか一方向に作動するよう供給され、ブームシリンダ20、アームシリンダ22及びバケットシリンダ24が伸縮作動し、旋回用油圧モータ26及び走行用油圧モータ27が何れか一回転方向に回転作動する。
油圧ポンプ32から吐出された圧油をブーム操作装置50、アーム操作装置52、バケット操作装置54及び旋回操作装置56に供給するパイロットライン63には、フロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62が介装されている。フロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62は、コントローラ100に電気的に接続されており、コントローラ100からの指令に基づいてブーム操作装置50、アーム操作装置52、バケット操作装置54及び旋回操作装置56を経てブーム用方向制御弁40、アーム用方向制御弁42、バケット用方向制御弁44及び旋回用方向制御弁46に供給されるパイロット圧を遮断することが可能である。ブーム用方向制御弁40、アーム用方向制御弁42、バケット用方向制御弁44及び旋回用方向制御弁46に供給されるパイロット圧が遮断されると、ブーム用方向制御弁40、アーム用方向制御弁42、バケット用方向制御弁44及び旋回用方向制御弁46は中立位置に戻される。
同様に、油圧ポンプ32から吐出された圧油を走行操作装置58に供給するパイロットライン65には、走行用パイロットカット弁64が介装されている。走行用パイロットカット弁64は、コントローラ100に電気的に接続されており、コントローラ100からの指令に基づいて走行操作装置58を経て走行用方向制御弁48に供給されるパイロット圧を遮断することが可能である。走行用方向制御弁48に供給されるパイロット圧が遮断されると、走行用方向制御弁48は中立位置に戻される。
走行用油圧モータ27は、斜板の傾転角を可変操作することで回転速度を変えて出力を可変制御可能な油圧モータである。走行用油圧モータ27には、斜板の傾転角を可変操作するモータレギュレータ28が接続されており、モータレギュレータ28はコントローラ100に電気的に接続されている。これにより、走行用油圧モータ27は、オペレータがアクセルペダル80を操作すると、コントローラ100からのアクセルペダル80の操作量に応じた指令に基づいて斜板の傾転角が可変操作され、これにより、出力が調節され、ひいては機体1の走行速度が適宜調節される。
走行用油圧モータ27の出力軸は、減速装置29に接続されており、減速装置29の出力軸は車輪3に接続されている。減速装置29は、例えば2段変速式の減速装置であり、走行用油圧モータ27の出力が減速装置29によって変速されて車輪3に伝達される。
油圧ブレーキ(制動装置)70は、走行時にブレーキペダル77の操作量に応じたブレーキ力を発生するサービスブレーキである。ブレーキ弁72がブレーキペダル77の操作に連動して切り替えられることで、油圧源74からのブレーキ圧油がブレーキ弁72を介してブレーキシリンダ75に導かれる。ブレーキシリンダ75が作動することで、例えばブレーキディスク(図示せず)が挟持され、機体1に制動力が付与される。なお、油圧源74から吐出され、ブレーキ弁72を通過したブレーキ圧油は、ブレーキペダル77が戻し操作されるとブレーキ油タンク76に戻される。
また、ブレーキ弁72のパイロットポートは、パイロットライン79を介してパイロットポンプ34に接続されており、パイロットライン79にはサービスブレーキ切替弁78が介装されている。サービスブレーキ切替弁78は、コントローラ100に電気的に接続されており、コントローラ100からの指令に基づいて、ブレーキ弁72のパイロットポートに供給する圧油の連通と遮断を切替可能である。
コントローラ100は、上記油圧システムの制御装置をはじめとして機体1の総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成されている。
コントローラ100の入力側には、アクセルペダル80、撮像カメラ90、測距センサ91、速度センサ92、ブーム角センサ94、アーム角センサ96及びバケット角センサ98等の各種センサ類が電気的に接続されており、出力側には、モータレギュレータ28、減速装置29、ポンプレギュレータ33、フロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62、走行用パイロットカット弁64及びサービスブレーキ切替弁78等の出力機器が電気的に接続されている。
図4に示すように、本発明に係る構成では、コントローラ100には、フロントアタッチメント前端部距離算出部(作業装置前端部距離算出部)102、障害物距離算出部104、到達時間算出部106及び時間判定部108が設けられている。
以下、このように構成された本発明に係る作業機械の作用及び効果について説明する。
図5には、コントローラ100が実行する、本発明に係る自動ブレーキ制御の制御ルーチンがフローチャートで示されており、図6には、当該自動ブレーキ制御の制御概念図が示されており、以下同フローチャート及び同制御概念図に基づき説明する。
ステップS10では、先ず、一対の撮像カメラ90によって機体1の前方に障害物を認識したか否かを判別する。判別結果が偽(No)で、障害物が認識されない場合には、ステップS36以降に進み、当該ルーチンを抜ける。一方、判別結果が真(Yes)で、機体1の前方に障害物を認識したと判定された場合には、ステップS12に進む。
ステップS12では、フロントアタッチメント前端部距離算出部102において、ブーム角センサ94、アーム角センサ96及びバケット角センサ98からの回動角度情報に基づきブーム12、アーム14及びバケット16の位置を算出し、フロントアタッチメント10の最前端(前端部)の位置を求め、測距センサ91の設置位置から当該フロントアタッチメント10の最前端の位置までの水平距離D0を算出する(図2参照)。
ステップS14では、障害物距離算出部104において、一対の測距センサ91により検出された機体1に最も近い障害物までの距離Dと水平距離D0とに基づき、距離Dと水平距離D0との差、即ちフロントアタッチメント10の最前端の位置から障害物までの水平距離を障害物距離Dr(=D−D0)として算出する。
ステップS16では、到達時間算出部106において、速度センサ92により検出された現在の速度Vと障害物距離Drとに基づき、フロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの時間を到達時間Tとして算出する(T=Dr/V)。
ステップS18では、時間判定部108において、フロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの到達時間Tが所定時間(第1所定時間)T1未満(T<T1)か否かを判別する。一般には、撮像カメラ90が最初に障害物を捉えたときには、障害物は比較的遠方にあり、この場合には、障害物に到達するまでの到達時間Tは長いと考えられる。従って、この場合、判別結果は偽(No)であって到達時間Tは所定時間T1以上となり(T≧T1)、ステップS28に進む。
ステップS28では、さらに、到達時間Tが所定時間T1よりも値の大きな所定時間(第2所定時間)T2未満(T1≦T<T2)か否かを判別する。判別結果が偽(No)で、到達時間Tが所定時間T2以上(T≧T2)と判定された場合には、障害物が遠くにあり且つ速度Vが低速であり、機体1のフロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの間にオペレータが機体1を制動させるのに十分時間があると判断でき、この場合には、ステップS36以降に進み、当該ルーチンを抜け、通常走行を継続する(図6参照)。一方、判別結果が真(Yes)で、到達時間Tが所定時間T1以上所定時間T2未満である場合には、ステップS30に進む。
ステップS30では、フロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62を閉作動させ、旋回用油圧モータ26の作動を停止させて下部走行体2に対し上部旋回体6が回転しないようにするとともに、ブームシリンダ20、アームシリンダ22及びバケットシリンダ24の作動を停止させてブーム12、アーム14及びバケット16の位置を固定する。即ち、ステップS14において算出したフロントアタッチメント10の最前端の位置から障害物までの障害物距離Drが不用意に変化しないようブーム12、アーム14及びバケット16の姿勢を保持する。
ステップS32では、ステップS30においてフロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62を閉作動させる指令を発してから一定時間(第3所定時間)t1が経過した(t≧t1)か否かを判別する。このように一定時間t1が経過したことを待つのは、上部旋回体6やフロントアタッチメント10は慣性力によって回転や作動が直ぐには停止せず、完全に停止するまでに例えば一定時間t1を要することから、上部旋回体6の回転及びフロントアタッチメント10の作動が確実に停止したことを待つ趣旨である。
障害物に到達するまでの到達時間Tが所定時間T1以上所定時間T2未満(T1≦T<T2)であるような状況では、障害物が比較的近くにあるか或いは速度Vが比較的高速であり、機体1のフロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの間にオペレータが機体1を制動させる時間がやや不充分な状況と考えられ、ステップS34において、走行用パイロットカット弁64を閉作動させる(図6参照)。
これにより、オペレータによるアクセルペダル80やブレーキペダル77の操作にかかわらず、圧油の油路内での摩擦抵抗と相俟って、走行用油圧モータ27の作動が徐々に停止することになり、車輪3への駆動力の伝達が遮断され、機体1が停止する。従って、機体1のフロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの間にオペレータが機体1を制動させる時間がやや不充分な状況では、走行用油圧モータ27の作動を停止することにより、機体1のフロントアタッチメント10の最前端が障害物に接触することが未然に防止される。
次のステップS26では、オペレータによるアクセルペダル80やブレーキペダル77の操作によらずに自動ブレーキが作動したことをオペレータに報知し、当該ルーチンを抜ける。これにより、自動ブレーキが作動したことをオペレータが確実に認識することができる。
一方、ステップS18の判別結果が真(Yes)で、フロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの到達時間Tが所定時間T1未満(T<T1)と判定された場合には、ステップS20に進む。
ステップS20では、上記ステップS30と同様に、フロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62を閉作動させ、ステップS22において、上記ステップS32と同様に、上部旋回体6の回転及びフロントアタッチメント10の作動が確実に停止したことを待つ。
障害物に到達するまでの到達時間Tが所定時間T1未満(T<T1)であるような状況では、障害物が近くにあり且つ速度Vが高速であり、機体1のフロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの間にオペレータが機体1を制動させる時間が極めて不充分な状況と考えられ、ステップS34において、サービスブレーキ切替弁78を開作動させ、ブレーキ弁72のパイロットポートに圧油を供給し、ブレーキ弁72を連通状態に切り替える(図6参照)。
これにより、ブレーキペダル77の操作にかかわらず、ブレーキシリンダ75が作動してサービスブレーキが作動し、機体1が停止する。従って、機体1のフロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの間にオペレータが機体1を制動させる時間が極めて不充分な状況であっても、サービスブレーキを作動することで、機体1のフロントアタッチメント10の最前端が障害物に接触することが未然に防止される。
そして、ステップS26において、自動ブレーキが作動したことをオペレータに報知し、当該ルーチンを抜ける。
自動ブレーキが作動し、その後、障害物が存在しなくなった場合には、ステップS10の判別結果は偽(No)となり、ステップS36以降に進む。ステップS36では、上記ステップS20、S30において閉作動させていたフロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62をリセットすべく開作動させる。ステップS37では、上記ステップS34において閉作動させていた走行用パイロットカット弁64をリセットすべく開作動させる。また、ステップS38では、上記ステップS24において開作動させていたサービスブレーキ切替弁78をリセットすべく閉作動させる。
以上説明したように、本発明に係る作業機械では、機体1の走行中、フロントアタッチメント10の前方に障害物が存在する場合において、フロントアタッチメント10の最前端から障害物までの障害物距離Drと機体1の速度Vとに基づき、フロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの到達時間Tを求め、アクセルペダル80やブレーキペダル77の操作にかかわらず、到達時間Tを所定時間T1及び所定時間T1より大きな値である所定時間T2と比較し、到達時間Tが所定時間T1以上所定時間T2未満(T1≦T<T2)である場合には、走行用パイロットカット弁64を閉作動させて自動的に走行用油圧モータ27の作動を停止し、到達時間Tが所定時間T1未満(T<T1)である場合には、サービスブレーキ切替弁78を開作動させて自動的にサービスブレーキを作動させるようにしている。
従って、ホイール式油圧ショベルのようなフロントアタッチメント10を有して車輪3で走行可能な作業機械では、フロントアタッチメント10の作動状態によって作業機械の外形形状が変化するが、フロントアタッチメント10の作動状態を考慮して、フロントアタッチメント10の最前端から障害物までの障害物距離Drと機体1の速度Vとに基づく到達時間Tに応じて自動的に走行用油圧モータ27の作動を停止し、或いは、自動的にサービスブレーキを作動させることができる。
これにより、作業機械は一般の自動車とは異なり作業装置の作動状態に応じて障害物までの障害物距離Drが多様に変化するのであるが、常に作業機械の前端部から障害物までの距離に基づいて自動的に走行用油圧モータ27の作動を停止したりサービスブレーキを作動させたりするようにでき、たとえ機体1のフロントアタッチメント10の最前端が障害物に到達するまでの間にオペレータが機体1を制動させるのに十分な時間がないような状況であっても、障害物との接触を回避することが可能である。
また、走行用パイロットカット弁64を閉作動させて自動的に走行用油圧モータ27の作動を停止する前、及び、サービスブレーキ切替弁78を開作動させて自動的にサービスブレーキを作動させる前には、フロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62を閉作動させて下部走行体2に対する上部旋回体6の回転及びフロントアタッチメント10の作動を停止するようにしている。従って、自動的に走行用油圧モータ27の作動を停止させている間、或いは、サービスブレーキを作動させて機体1を制動させている間に上部旋回体6が回転したりフロントアタッチメント10が作動したりして障害物距離Drが不用意に変化することが防止され、確実に障害物との接触を回避することが可能である。
また、フロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62を閉作動させて一定時間経過した後に、自動的に走行用油圧モータ27の作動を停止し、或いは、サービスブレーキを作動させるようにしている。従って、上部旋回体6やフロントアタッチメント10は慣性力によって回転や作動が直ぐには停止しないのであるが、当該慣性力を考慮することにより、上部旋回体6の回転及びフロントアタッチメント10の作動が確実に停止するのを待って、自動的に走行用油圧モータ27の作動やサービスブレーキの作動を停止するようにできる。
以上で本発明に係る作業機械の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態では、ブーム角センサ94、アーム角センサ96及びバケット角センサ98からの回動角度情報に基づきブーム12、アーム14及びバケット16の位置を算出し、フロントアタッチメント10の最前端(前端部)の位置を求めるようにしているが、フロントアタッチメント10の最前端の位置の求め方はこれに限定されるものではない。
また、本実施形態では、走行用パイロットカット弁64を閉作動させて走行用油圧モータ27の作動を自動的に停止させるようにしているが、圧油の油路内での摩擦抵抗が得られる構成であれば、走行用油圧モータ27の作動を停止する方法はこれに限られるものではない。
また、本実施形態では、自動ブレーキ制御のステップS22、S32において、フロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁62を閉作動させてから一定時間t1の経過を待つようにしているが、上部旋回体6の回転及びフロントアタッチメント10の作動が応答性よく停止するような場合には、ステップS22、S32をスキップし、一定時間t1の経過を必ずしも待たなくてもよい。
また、本実施形態では、作業機械としてホイール式油圧ショベルを例に説明したが、作業機械はホイール式油圧ショベルに限定されるものではなく、ホイールローダ等であってもよく、作業装置を有し且つ車輪を有して移動可能な作業機械であれば、本発明を良好に適用可能である。
1 機体(作業機械)
2 下部走行体
3 車輪
6 上部旋回体
10 フロントアタッチメント(作業装置)
20 ブームシリンダ
22 アームシリンダ
24 バケットシリンダ
26 旋回用油圧モータ
27 走行用油圧モータ(駆動装置)
30 エンジン(内燃機関)
32 油圧ポンプ
34 パイロットポンプ
40 ブーム用方向制御弁
42 アーム用方向制御弁
44 バケット用方向制御弁
46 旋回用方向制御弁
48 走行用方向制御弁(油圧制御弁)
62 フロントアタッチメント・旋回用パイロットカット弁
64 走行用パイロットカット弁
70 油圧ブレーキ(制動装置)
78 サービスブレーキ切替弁
90 撮像カメラ
91 測距センサ(障害物距離検出装置)
92 速度センサ(速度検出装置)
94 ブーム角センサ(作業装置前端部位置検出装置)
96 アーム角センサ(作業装置前端部位置検出装置)
98 バケット角センサ(作業装置前端部位置検出装置)
100 コントローラ(制御装置)
102 フロントアタッチメント前端部距離算出部(作業装置前端部距離算出部)
104 障害物距離算出部
106 到達時間算出部
108 時間判定部

Claims (6)

  1. 機体に、走行用の車輪と、該車輪を駆動する駆動装置と、前記車輪を制動する制動装置と、作業装置とを備えた作業機械において、
    前記機体の前方に位置する障害物までの水平距離を検出する障害物距離検出装置と、
    前記機体の走行速度を検出する速度検出装置と、
    前記作業装置の前端部の位置を検出する作業装置前端部位置検出装置と、
    前記駆動装置及び前記制動装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記作業装置前端部位置検出装置により検出される前記作業装置の前端部の位置に基づき、前記作業装置の前端部までの水平距離を算出する作業装置前端部距離算出部と、
    前記障害物距離検出装置により検出される前記障害物までの水平距離と前記作業装置前端部距離算出部により算出される前記作業装置の前端部までの水平距離とに基づき、前記作業装置の前端部から前記障害物までの水平距離を算出する障害物距離算出部と、
    前記障害物距離算出部により算出される前記作業装置の前端部から前記障害物までの水平距離及び前記速度検出装置により検出される前記機体の走行速度に基づき、前記作業装置が前記障害物に到達するまでの到達時間を算出する到達時間算出部と、
    前記到達時間算出部により算出された前記到達時間の第1所定時間及び該第1所定時間より大きな第2所定時間との大小判定を行う時間判定部とを有し、
    前記時間判定部において、前記到達時間が前記第1所定時間以上前記第2所定時間未満であると判定されたとき、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止し、前記到達時間が前記第1所定時間未満と判定されたとき、前記制動装置を作動させる、ことを特徴とする作業機械。
  2. 前記駆動装置は、油路を介して圧油の供給を受けて駆動する油圧モータであって、前記油路には、パイロット圧を受けて前記油圧モータの作動を切替制御する油圧制御弁を備え、
    前記制御装置は、前記油圧制御弁に供給される前記パイロット圧を遮断することで前記油圧モータによる前記車輪の駆動を停止することを特徴とする、請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記制御装置は、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止する前、或いは、前記制動装置を作動させる前に、前記作業装置の作動を停止することを特徴とする、請求項1または2に記載の作業機械。
  4. 前記制御装置は、前記作業装置の作動を停止させる指令を発した後、前記作業装置の作動が完全に停止するまでの第3所定時間を待って、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止し、或いは、前記制動装置を作動させることを特徴とする、請求項3に記載の作業機械。
  5. 前記機体は、下部走行体と該下部走行体上に旋回可能に配設された上部旋回体とを有し、
    前記作業装置は前記上部旋回体に設けられており、
    前記制御装置は、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止する前、或いは、前記制動装置を作動させる前に、前記作業装置の作動を停止するとともに前記上部旋回体の旋回を停止することを特徴とする、請求項1または2に記載の作業機械。
  6. 前記制御装置は、前記作業装置の作動を停止させる指令を発した後、前記作業装置の作動が完全に停止するまでの第3所定時間を待って、前記駆動装置による前記車輪の駆動を停止し、或いは、前記制動装置を作動させることを特徴とする、請求項5に記載の作業機械。
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