JP2020153818A - タイヤサイズの判定方法 - Google Patents

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祐貴 野村
鈴木 健司
Kenji Suzuki
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Satoru Sudo
悟 須藤
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Abstract

【課題】タイヤサイズをより正確に判定できる、タイヤサイズの判定方法の提供。【解決手段】この判定方法は、(1)搬送方向下流側に設定された基準位置にタイヤTが到達したことを検知する、検知工程、(2)前記コンベア4の端に前記タイヤTを寄せて、当該コンベア4の幅方向におけるタイヤTの位置を合わせる、第一位置合わせ工程、(3)棒状のストッパー46を前記タイヤTの内側に通す、ストッパー挿入工程、(4)前記タイヤTを搬送方向下流側に移動させることにより当該タイヤTの内周部を前記ストッパー46に当接させて、搬送方向における当該タイヤTの位置を合わせる、第二位置合わせ工程、(5)前記タイヤTの外径サイズを検知する、外径検知工程、及び(6)前記タイヤTの内径サイズを検知する、内径検知工程を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、タイヤサイズの判定方法に関する。
タイヤをサイズ毎に仕分けるために、外径、内径等のサイズが測定される。そこで、タイヤサイズを測定するための装置について、様々な検討が行われている(例えば、下記の特許文献1)。
特開平2−176407号公報
加硫工程において成形されたタイヤは、搬送ラインに流され、例えば、仕上げ検査工程のための設備に搬送される。
例えば、重荷重用タイヤは、トラック及びバス用タイヤ(以下、TBタイヤとも称される。)と、小形トラック用タイヤ(以下、LTBタイヤとも称される。)と、に分類される。重荷重用タイヤを製造する工場では、加硫工程の後、TBタイヤとLTBタイヤとは同じ搬送ラインに流されることがある。
仕上げ検査工程では、タイヤの品質が検査される。この検査のための装置には、サイズ制限がある。このため、タイヤを搬送しながらサイズ毎に仕分ける必要があり、タイヤサイズを正確に判定できる技術の確立が求められている。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、タイヤサイズを正確に判定できる、タイヤサイズの判定方法を提供することを目的としている。
本発明に係るタイヤサイズの判定方法は、コンベアにて搬送中のタイヤのタイヤサイズを判定する、タイヤサイズの判定方法である。この判定方法は、
(1)搬送方向下流側に設定された基準位置に前記タイヤが到達したことを検知する、検知工程、
(2)前記コンベアの端に前記タイヤを寄せて、当該コンベアの幅方向におけるタイヤの位置を合わせる、第一位置合わせ工程、
(3)棒状のストッパーを前記タイヤの内側に通す、ストッパー挿入工程、
(4)前記タイヤを搬送方向下流側に移動させることにより当該タイヤの内周部を前記ストッパーに当接させて、搬送方向における当該タイヤの位置を合わせる、第二位置合わせ工程、
(5)前記タイヤの外径サイズを検知する、外径検知工程、及び
(6)前記タイヤの内径サイズを検知する、内径検知工程
を含む。
好ましくは、このタイヤサイズの判定方法では、前記外径検知工程において、第一信号光を投光する第一投光器と、当該第一信号光を受光する第一受光器とを有する外径検知手段が用いられ、タイヤによる当該第一信号光の遮光の有無により当該タイヤの外径サイズが検知され、前記内径検知工程において、第二信号光を投光する第二投光器と、当該第二信号光を受光する第二受光器とを有する内径検知手段が用いられ、前記タイヤによる当該第二信号光の遮光の有無により当該タイヤの内径サイズが検知される。
好ましくは、このタイヤサイズの判定方法では、前記タイヤのトレッド面に前記第一信号光が当たるように前記第一投光器が配置され、当該タイヤの側面に前記第二信号光が当たるように前記第二投光器が配置される。
好ましくは、このタイヤサイズの判定方法では、搬送方向において、前記内径検知手段が前記外径検知手段の上流側に位置する。
本発明のタイヤサイズの判定方法では、搬送の途中において、タイヤの位置を的確に把握したうえで、タイヤサイズが判定される。この判定方法は、タイヤサイズをより正確に判定できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤサイズの判定方法に使用される判定装置の一例が示された平面図である。 図2は、図1の判定装置の側面図である。 図3は、図1の判定装置の動作状況を説明する平面図である。 図4は、図1の判定装置の他の動作状況を説明する側面図である。 図5は、図1の判定装置のさらに他の動作状況を説明する平面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて、本発明が詳細に説明される。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係るタイヤサイズの判定方法に使用される判定装置2(以下、単に、装置2と称することがある。)の一例を示す。図1は、この装置2の平面図である。図2は、図1に示された装置2を左側から見た、この装置2の側面図である。図1及び2は、この装置2の一部を示す。
この判定装置2は、コンベア4にて搬送中のタイヤTのタイヤサイズを判定する装置2である。この装置2は、コンベア4、位置検知手段6、幅寄せ手段8、制止手段10、停止手段12、外径検知手段14、内径検知手段16、及び制御部18を備える。
コンベア4は、タイヤTを搬送する。このコンベア4は、加硫工程とこの加硫工程の次工程、例えば、仕上げ検査工程とを繋ぐ、搬送ラインの一部である。
図1においてタイヤTは左側から右側に向かって搬送される。本発明においては、この左側から右側に向かう方向がタイヤTの搬送方向である。図1において、左側がタイヤTの搬送方向上流側であり、右側が搬送方向下流側である。
この装置2のコンベア4は、搬送方向に並列した多数本のローラ20を備える。これらローラ20は、搬送方向に間隔をあけて配置される。それぞれのローラ20は、コンベア4の幅方向に延びる。ローラ20は、それぞれの端部において、搬送方向に伸びるフレーム22に回転可能に支持される。このコンベア4では、図示されない、チェーン、ベルト、モーター等の駆動手段により、ローラ20は回転させられる。このコンベア4は、駆動ローラコンベアである。
位置検知手段6は、光電管である。この位置検知手段6は投光部24と受光部26とを備える。投光部24は、幅方向においてコンベア4の一方側に設けられる。受光部26は、幅方向においてコンベア4の他方側に設けられる。投光部24と受光部26とは、幅方向に対向して配置される。
投光部24は幅方向に信号光を投光する。この装置2では、タイヤTのトレッド面に信号光が当たるように、投光部24は配置される。受光部26はこの信号光を受光する。
投光部24と受光部26との間にタイヤTが位置すると、このタイヤTが信号光を遮る。この位置検知手段6では、タイヤTによる信号光の遮光の有無が受光部26で検知される。これにより、投光部24と受光部26との間にタイヤTが位置しているかどうかが確認される。
図1に示されるように、位置検知手段6は、搬送方向において、この装置2の下流側の特定の位置に設けられる。本発明においては、この位置検知手段6が設けられる位置が基準位置である。この装置2において位置検知手段6は、搬送方向下流側に設定された基準位置にタイヤTが到達したことを検知する。この基準位置は、タイヤTの外径を考慮の上、適宜設定される。
幅寄せ手段8は、幅方向において、コンベア4の一方側に設けられる。幅寄せ手段8は、搬送方向において、位置検知手段6の上流側に位置する。この幅寄せ手段8は、コンベア4上のタイヤTを幅方向一方側から他方側に動かして、このタイヤTをコンベア4の端に寄せる。
幅寄せ手段8は、アクチュエータ28と、プレート30とを備える。アクチュエータ28は、シリンダ32と、ロッド34とを備える。シリンダ32は、この装置2のフレーム22に固定される。ロッド34は、シリンダ32内に通される。ロッド34は、このシリンダ32に対してその長さ方向に移動可能である。この装置2では、アクチュエータ28はエアシリンダである。このアクチュエータ28では、エアの供給により、ロッド34が幅方向に伸縮する。
この幅寄せ手段8では、プレート30はロッド34の先端に取り付けられる。図2に示されるように、エアの供給によりアクチュエータ28が駆動されロッド34が伸びると、プレート30は幅方向一方側から他方側に向かって動かされる。ロッド34が縮むと、プレート30は幅方向他方側から一方側に向かって動かされる。
この幅寄せ手段8は、一対のガイド部材36を備える。図1に示されるように、ガイド部材36は搬送方向においてアクチュエータ28の両側に配置される。ガイド部材36は、ガイドロッド38とガイドシリンダ40とを備える。ガイドロッド38は、この装置2のフレーム22に固定されたガイドシリンダ40に摺動可能な状態で通される。このガイドロッド38の先端は、プレート30に取り付けられる。このガイド部材36は、プレート30の滑らかな移動に貢献する。
制止手段10は、幅方向において、コンベア4の他方側に設けられる。制止手段10は、搬送方向に延び、コンベア4から上方に突出する、壁様の部材である。この制止手段10は、幅寄せ手段8によってコンベア4の端に寄せられるタイヤTの動きを制止する。
この装置2では、制止手段10は搬送方向に並列した多数のローラ42を含む。これらローラ42は、その中心軸の向きを上下方向にして、回転可能な状態でこの装置2のフレーム22に取り付けられる。これらローラ42は、制止手段10に当接したタイヤTの滑らかな動きに貢献する。
停止手段12は、幅方向において幅寄せ手段8のプレート30と重複する位置に配置される。搬送方向において、停止手段12の位置はこのプレート30の位置と一致する。上下方向において、停止手段12はコンベア4の下側に配置される。
停止手段12は、アクチュエータ44と、ストッパー46とを備える。アクチュエータ44は、シリンダ48と、ロッド50とを備える。シリンダ48は、コンベア4の下側に設けられるこの装置2のフレーム22に固定される。ロッド50は、シリンダ48内に通される。ロッド50は、このシリンダ48に対してその長さ方向に移動可能である。この装置2では、アクチュエータ44はエアシリンダである。このアクチュエータ44では、エアの供給により、ロッド50が上下方向に伸縮する。
ストッパー46は、細い棒状である。詳細には、このストッパー46は丸棒状である。このストッパー46は、この装置2において、上下方向に延びる。
この停止手段12では、ストッパー46の下端にガイドロッド52が取り付けられる。このガイドロッド52の下端は、アクチュエータ44のロッド50の先端に取り付けられた連結プレート54に取り付けられる。このガイドロッド52は、フレーム22に固定されたガイドシリンダ56に摺動可能な状態で通される。
この停止手段12では、エアの供給によりアクチュエータ44が駆動されロッド50が縮むと、ストッパー46が上方に動かされる。この装置2においてストッパー46は、図1に示されるように、搬送方向においてコンベア4の一のローラ20と、この一のローラ20の隣に位置する他のローラ20との間に位置する。このため、ストッパー46は、上方に動かされることにより、コンベア4から突出する。これに対してロッド50が伸びるとストッパー46は下方に動かされ、このストッパー46の上端がコンベア4の上面より下側に配置される。
この装置2では、ストッパー46は、ローラ20間の隙間を通される。このストッパー46はこの隙間よりも細い。この装置2では、タイヤTは側面を下にしてコンベア4に載置される。このストッパー46は、このタイヤTの内側にも通される。このストッパー46の外周は、このタイヤTの内周よりも小さい。このストッパー46を有する停止手段12は、搬送方向に動くタイヤTの内周部にストッパー46を当接させて、このタイヤTの動きを停止させる。
外径検知手段14は、光電管である。この外径検知手段14は、投光部58と受光部60とを備える。投光部58は、幅方向においてコンベア4の一方側に設けられる。受光部60は、幅方向においてコンベア4の他方側に設けられる。投光部58と受光部60とは、幅方向に対向して配置される。
投光部58は幅方向に信号光を投光する。この装置2では、タイヤTのトレッド面に信号光が当たるように、投光部58は配置される。受光部60はこの信号光を受光する。
投光部58と受光部60との間にタイヤTが位置すると、このタイヤTが信号光を遮る。この外径検知手段14では、タイヤTによる信号光の遮光の有無が受光部60で検知される。これにより、投光部58と受光部60との間にタイヤTが位置しているかどうかが確認される。
内径検知手段16は、光電管である。この内径検知手段16は、投光部62と受光部64とを備える。投光部62は、装置2のフレーム22に支持され、コンベア4の上方に配置される。受光部64は、装置2のフレーム22に支持され、コンベア4の下方に配置される。投光部62と受光部64とは、上下方向に対向して配置される。
投光部62は上下方向に信号光を投光する。この装置2では、タイヤTの側面に信号光を当てることができるように、投光部62は配置される。受光部64はこの信号光を受光する。
投光部62と受光部64との間にタイヤTが位置すると、このタイヤTが信号光を遮る。この内径検知手段16では、タイヤTによる信号光の遮光の有無が受光部64で検知される。これにより、投光部62と受光部64との間にタイヤTが位置しているかどうかが確認される。
制御部18は、例えばCPU等の演算部、RAM及びROMを含む記憶部等を有するマイクロコンピュータにより構成され、記憶部に記憶されたプログラムを演算部が実行することによって所定の機能を発揮する。この装置2では、この制御部18によって、あらかじめ設定された動作プログラムに基づいて、コンベア4、位置検知手段6、幅寄せ手段8、停止手段12、外径検知手段14及び内径検知手段16の動作がコントロールされる。
以上説明した装置2を用いることで、コンベア4にて搬送中のタイヤTのタイヤサイズが判定される。次に、この装置2を用いて、コンベア4にて搬送中のタイヤTのタイヤサイズを判定する、タイヤサイズの判定方法が説明される。
この判定方法は、検知工程、第一位置合わせ工程、ストッパー挿入工程、第二位置合わせ工程、外径検知工程及び内径検知工程を含む。
検知工程では、上流側から下流側に向かってコンベア4で搬送されるタイヤTの位置が位置検知手段6によって検知される。
図3に示されるように、タイヤTはコンベア4上を上流側から下流側に向かって移動していく。やがて、タイヤTは、装置2の搬送方向下流側に設定された基準位置に到達する。前述したように、この基準位置にはタイヤTの存在を検知できる位置検知手段6が設けられる。この検知工程では、搬送中のタイヤTが基準位置に到達したことが検知される。
この判定方法では、検知工程においてタイヤTが基準位置に到着したことが検知されると、このタイヤTの搬送が停止される。停止後、幅寄せ手段8が駆動され、第一位置合わせ工程が開始される。
第一位置合わせ工程では、幅寄せ手段8が駆動される。図4(a)に示されるように、幅寄せ手段8のロッド34が伸び、プレート30が幅方向一方側から他方側に向かって動かされる。コンベア4上をタイヤTが幅方向他方側に動かされ、タイヤTがコンベア4の端に寄せられる。タイヤTは制止手段10に当接し、このタイヤTの動きが制止される。これにより、コンベア4の幅方向におけるタイヤTの位置が合わせられる。この第一位置合わせ工程では、コンベア4の端にタイヤTを寄せて、コンベア4の幅方向におけるタイヤTの位置が合わせられる。この判定方法では、幅方向におけるタイヤTの位置が合わせられると、ストッパー挿入工程が開始される。
ストッパー挿入工程では、停止手段12が駆動される。停止手段12のロッド50が縮められ、図4(b)に示されるように、棒状のストッパー46が上方に動かされる。これにより、ストッパー46がタイヤTの内側に通される。ストッパー46がタイヤTの内側に通された状態で、このストッパー46の上端がタイヤTから突出する。このストッパー挿入工程では、棒状のストッパー46がタイヤTの内側に通される。この判定方法では、停止手段12のストッパー46をタイヤTの内側に通すと、第二位置合わせ工程が開始される。
第二位置合わせ工程では、コンベア4が駆動されタイヤTが搬送方向に動かされる。そして、図5に示されるように、タイヤTの内周部がストッパー46に当接し、このタイヤTの動きが停止される。これにより、搬送方向におけるタイヤTの位置が合わせられる。この第二位置合わせ工程では、タイヤTを搬送方向下流側に移動させることによりこのタイヤTの内周部をストッパー46に当接させて、搬送方向におけるタイヤTの位置が合わせられる。この判定方法では、搬送方向におけるタイヤTの位置が合わせられると、外径検知工程及び内径検知工程が開始される。
外径検知工程では、外径検知手段14によってタイヤTの外径サイズが検知される。外径検知手段14はストッパー46よりも搬送方向下流側に位置する。このため、タイヤTが小さな外径を有する場合、タイヤTが信号光を遮ることができないので、この外径検知手段14はタイヤTの存在を検知できない。一方、タイヤTが大きな外径を有する場合、タイヤTが信号光を遮るので、この外径検知手段14はタイヤTの存在を検知できる。この外径検知工程では、外径検知手段14が用いられ、タイヤTによる信号光の遮光の有無により、タイヤTの外径サイズが検知される。言い換えれば、外径検知工程では、タイヤTが大きな外径を有するか、小さな外径を有するかの情報が得られる。
内径検知工程では、内径検知手段16によってタイヤTの内径が検知される。内径検知手段16は、前述の外径検知手段14と同様、ストッパー46よりも搬送方向下流側に位置する。このため、タイヤTが小さな内径を有する場合、タイヤTが信号光を遮るので、この内径検知手段16はタイヤTの存在を検知できる。一方、タイヤTが大きな内径を有する場合、タイヤTは信号光を遮ることができないので、この内径検知手段16はタイヤTの存在を検知できない。この内径検知工程では、内径検知手段16が用いられ、タイヤTによる信号光の遮光の有無により、タイヤTの内径サイズが検知される。言い換えれば、内径検知工程では、タイヤTが大きな内径を有するか、小さな内径を有するかの情報が得られる。
この判定方法では、コンベア4で搬送途中にあるタイヤTの外径サイズ及び内径サイズが検知される。特にこの判定方法では、タイヤTをコンベア4の端に寄せることによりこのコンベア4の幅方向におけるタイヤTの位置が合わせられ、さらにタイヤTの内周部を棒状のストッパー46に当接させることにより、搬送方向におけるタイヤTの位置が合わされる。そしてコンベア4の幅方向におけるタイヤTの位置と、搬送方向におけるタイヤTの位置とが合わせられた状態で、このタイヤTの外径サイズ及び内径サイズが検知される。この判定方法では、搬送の途中において、タイヤTの位置を的確に把握したうえで、タイヤサイズが判定される。この判定方法は、タイヤサイズをより正確に判定できる。
図1に示されるように、この装置2では、内径検知手段16は、搬送方向において、外径検知手段14よりも上流側に位置する。この判定方法では、コンベア4の幅方向におけるタイヤTの位置と、搬送方向におけるタイヤTの位置とを合わせた状態で、このタイヤTの外径サイズ及び内径サイズが効果的に検知される。この外径検知手段14及び内径検知手段16の配置は、正確なタイヤサイズの判定に効果的に貢献する。この観点から、この判定方法では、内径検知手段16は、搬送方向において、外径検知手段14よりも上流側に位置するのが好ましい。
この測定方法では、搬送中のタイヤTの外径サイズ及び内径サイズが正確に判定されるので、例えば、トラック及びバス用タイヤ(以下、TBタイヤとも称される。)と、小形トラック用タイヤT(以下、LTBタイヤとも称される。)と、が混在して流される搬送ラインにおいて、判定された外径サイズ及び内径サイズに基づいて、搬送ラインを流れるタイヤTをTBタイヤとLTBタイヤとに容易にかつ正確に振り分けることができる。
この判定方法によりTBタイヤとLTBタイヤとの振り分けを行う場合、例えば、下記の表1に示される判定基準が制御部18に記憶させられる。この表1において、基準1は、外径サイズ及び内径サイズがTBタイヤの外径サイズ及び内径サイズとして検知された場合は、タイヤTはTBタイヤとして判定されることを表す。基準2は、外径サイズがTBタイヤの外径サイズとして検知され、内径サイズがLTBタイヤの内径サイズとして検知された場合は、タイヤTはTBタイヤとして判定されることを表す。基準3は、外径サイズがLTBタイヤの外径サイズとして検知され、内径サイズがTBタイヤの内径サイズとして検知された場合は、タイヤTはTBタイヤとして判定されることを表す。そして、基準4は、外径サイズ及び内径サイズがLTBタイヤの外径サイズ及び内径サイズとして検知された場合は、タイヤTはLTBタイヤとして判定されることを表す。
この判定方法では、外径検知手段14によって検知されたタイヤTの外径サイズ、そして、内径検知手段16によって検知されたタイヤTの内径サイズに基づいて、制御部18がタイヤサイズを判定する。この判定方法は、外径検知手段14によって検知されたタイヤTの外径サイズ、そして、内径検知手段16によって検知されたタイヤTの内径サイズに基づいて、タイヤサイズを判定する判定工程を含む。
以上説明したように、この判定方法によれば、搬送の途中において、タイヤTの位置を的確に把握したうえで、タイヤサイズが判定される。この判定方法は、タイヤサイズをより正確に測定できる。本発明によれば、タイヤサイズをより判定に測定できる、タイヤサイズの判定方法が得られる。
今回開示した実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は前述の実施形態に限定されるものではなく、この技術的範囲には特許請求の範囲に記載された構成と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
以上説明されたタイヤサイズを判定するための技術は、種々のタイヤに適用できる。
2・・・判定装置
4・・・コンベア
6・・・位置検知手段
8・・・幅寄せ手段
10・・・制止手段
12・・・停止手段
14・・・外径検知手段
16・・・内径検知手段
28・・・幅寄せ手段8のアクチュエータ
30・・・幅寄せ手段8のプレート
44・・・停止手段12のアクチュエータ
46・・・停止手段12のストッパー

Claims (4)

  1. コンベアにて搬送中のタイヤのタイヤサイズを判定する、タイヤサイズの判定方法であって、
    搬送方向下流側に設定された基準位置に前記タイヤが到達したことを検知する、検知工程と、
    前記コンベアの端に前記タイヤを寄せて、当該コンベアの幅方向におけるタイヤの位置を合わせる、第一位置合わせ工程と、
    棒状のストッパーを前記タイヤの内側に通す、ストッパー挿入工程と、
    前記タイヤを搬送方向下流側に移動させることにより当該タイヤの内周部を前記ストッパーに当接させて、搬送方向における当該タイヤの位置を合わせる、第二位置合わせ工程と、
    前記タイヤの外径サイズを検知する、外径検知工程と、
    前記タイヤの内径サイズを検知する、内径検知工程と、
    を含む、タイヤサイズの判定方法。
  2. 前記外径検知工程において、第一信号光を投光する第一投光器と、当該第一信号光を受光する第一受光器とを有する外径検知手段が用いられ、タイヤによる当該第一信号光の遮光の有無により当該タイヤの外径サイズが検知され、
    前記内径検知工程において、第二信号光を投光する第二投光器と、当該第二信号光を受光する第二受光器とを有する内径検知手段が用いられ、前記タイヤによる当該第二信号光の遮光の有無により当該タイヤの内径サイズが検知される、請求項1に記載のタイヤサイズの判定方法。
  3. 前記タイヤのトレッド面に前記第一信号光が当たるように前記第一投光器が配置され、当該タイヤの側面に前記第二信号光が当たるように前記第二投光器が配置される、請求項2に記載のタイヤサイズの判定方法。
  4. 搬送方向において、前記内径検知手段が前記外径検知手段の上流側に位置する、請求項2又は3に記載のタイヤサイズの判定方法。

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