JP2020148576A - 情報提供システム、情報提供方法、および、プログラム - Google Patents

情報提供システム、情報提供方法、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】予め定めた基準時間を越える連続移動時間を越えないように、運転者が確実に休憩をとることができる技術を提供する。【解決手段】情報提供システムは、位置取得部と、経路探索部と、予測部と、経路案内部と、を備え、経路案内部は予測移動時間が予め定めた基準時間を越える場合には、少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、休憩候補箇所までの予測される自動車の予測連続移動時間が基準時間以下となる休憩箇所を決定し、決定した休憩箇所を経由した出発地から目的地までの経路である再経路を探索し、経路案内部は、初期経路に代えて再経路を用いて経路案内を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、経路案内に関する情報を提供する技術に関する。
従来、自動車の経路案内を行う情報提供装置において、自動車の連続移動時間を計測し、連続移動時間に応じて運転者に休憩を促す案内を音声やメッセージで行う技術が知られている(例えば、特許文献1,2)。
特開平10−26536号公報 特開2015−152469号公報
従来の技術において、経路案内が行われている際に、運転者に休憩を促す案内を行った場合であっても、実際に休憩するかどうかは運転者の判断に大きく委ねられる。また、休憩を行うために自動車を休憩箇所に移動させた場合でも、休憩箇所が満車状態などになっているなどの利用可能条件を満たさない場合には、休憩をとることができない。このため、予め定めた基準時間を越える連続移動時間を越えないように、運転者が確実に休憩をとることができる技術が望まれている。
本発明は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、情報提供システムが提供される。この情報提供システムは、対象となる自動車の現在位置を取得する位置取得部と、出発地から目的地までの休憩箇所を経由しない経路を初期経路として探索する経路探索部と、前記自動車が前記出発地から前記目的地までの移動に要する予測移動時間を予測する予測部と、前記現在位置と前記初期経路とを用いて経路案内を行う経路案内部と、を備え、前記経路探索部は、前記予測移動時間が予め定めた基準時間を越える場合には、少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記休憩候補箇所までの予測される前記自動車の移動時間である予測連続移動時間が前記基準時間以下となる休憩箇所を決定し、決定した前記休憩箇所を経由した前記出発地から前記目的地までの経路である再経路を探索し、前記経路案内部は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて経路案内を行う。この形態によれば、出発地から目的地までの休憩箇所を経由しない初期経路の予測移動時間が基準時間を越える場合には、休憩箇所を決定して、初期経路に代えて休憩箇所を経由した再経路を用いて経路案内が行われる。これにより、連続移動時間が基準時間を越える前に、自動車の運転者に対してより確実に休憩をとらせることができる。
(2)上記形態であって、前記経路探索部は、休憩可能な休憩可能箇所の中から、前記休憩可能箇所の利用条件に関する情報を用いて、前記自動車を駐車できる前記休憩可能箇所を前記休憩候補箇所として決定してもよい。この形態によれば、自動車が駐車できる休憩可能箇所が休憩候補箇所として決定されるので、自動車が休憩箇所に駐車できない可能性を低減できる。
(3)上記形態であって、前記利用条件に関する情報は、前記休憩可能箇所の空き情報と、前記休憩可能箇所における駐車可能な自動車の種類を表す種類情報と、前記休憩可能箇所の利用可能時間帯を表す情報と、の少なくとも一つを含んでもよい。この形態によれば、利用条件に関する情報が、空き情報と、種類情報と、利用可能時間帯を表す情報との少なくとも一つを含むことで、自動車が駐車できる休憩候補箇所の決定をより精度良く行うことができる。
(4)上記形態であって、前記経路探索部は、前記再経路を用いて前記経路案内が開始された後において、前記休憩箇所までの前記予測連続移動時間が前記基準時間を越えるという変化が生じた場合には、前記少なくとも一つの前記休憩候補箇所の中から、前記予測連続移動時間が前記基準時間以下となる前記休憩箇所を新たに決定し、前記経路探索部は、前記新たに決定した前記休憩箇所を経由した前記現在地から前記目的地までの経路を第2再経路として探索し、前記経路案内部は、前記再経路である第1再経路に代えて、前記第2再経路を用いて前記経路案内を行ってもよい。この形態によれば、再経路を用いて経路案内が開始された後において、予測連続移動時間が基準時間を越えるという変化が生じた場合でも、新たに決定した休憩箇所を経由した第2再経路での経路案内が可能となる。これにより、連続移動時間が基準時間を越える前に、自動車の運転者に対してより一層確実に休憩をとらせることができる。
(5)上記形態であって、前記経路探索部は、前記初期経路を用いて前記経路案内が開始された後において、前記目的地までの前記予測連続移動時間が前記基準時間を越えるという変化が生じた場合には、前記少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記予測連続移動時間が前記基準時間以下となる前記休憩箇所を新たに決定し、前記新たに決定した前記休憩箇所を経由した現在地から前記目的地までの経路を再経路として探索し、前記経路案内部は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて前記経路案内を行ってもよい。この形態によれば、再経路を用いて経路案内が開始された後において、予測連続移動時間が基準時間を越えるという変化が生じた場合でも、新たに決定した休憩箇所を経由した再経路での経路案内が可能となる。これにより、連続移動時間が基準時間を越える前に、自動車の運転者に対してより一層確実に休憩をとらせることができる。
(6)上記形態であって、前記自動車は荷物を複数の配送先に配送するために用いられ、前記情報提供システムは、一の前記配送先の一つ前に前記荷物を配送する他の前記配送先がある場合には、前記他の配送先を前記出発地、前記一の配送先を前記目的地とみなして、前記経路探索部における前記初期経路の探索と、前記予測部における前記予測移動時間の予測と、前記経路案内部における前記経路案内とを行ってもよい。この形態によれば、荷物の配送先が複数ある場合でも、連続移動時間が基準時間を越える前に、自動車の運転者に対して確実に休憩をとらせることができる。
(7)上記形態であって、前記経路探索部は、前記初期経路沿いにおいて前記休憩候補箇所が複数ある場合には、前記予測連続移動時間が前記基準時間に最も近い前記休憩候補箇所を前記休憩箇所として決定してもよい。この形態によれば、予測連続移動時間が基準時間よりも大幅に短い休憩候補箇所が休憩箇所として決定される可能性を低減できる。
本発明は、情報提供システム以外の種々の形態で実現可能であり、例えば、情報提供方法、情報提供方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
情報提供システムの構成を示す説明図。 地図データベースが有する休憩可能箇所に関する情報を示す図。 情報提供装置の内部ブロック図。 情報提供システムが実行する経路探索および経路案内について説明するための図。 情報提供システムが行う経路探索および経路案内のフローチャート。 ステップS30のフローチャート。 表示部に表示された経路案内の一例。 経路案内が開始された後に情報提供システムが実行するフローチャート。 第2実施形態の情報提供システムを説明するための図。 情報提供装置の内部ブロック図。
A.第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態としての情報提供システム10の構成を示す説明図である。情報提供システム10は、情報提供装置20と、地図サーバ50とを備える。情報提供システム10は、経路探索を行うための装置である。情報提供装置20は、送受信アンテナと無線基地局と交換局とを含む通信キャリア70を介して、インターネットINTに接続された地図サーバ50にアクセスすることができる。情報提供装置20は、対象自動車15に搭載されている。情報提供装置20は、経路案内を行う装置であり、例えばスマートフォンなどの携帯型の端末装置であったり、ナビゲーション装置であったりする。対象自動車15は、例えば、荷物を配送するための荷台を備える。
地図サーバ50は、通信部52と、制御部54と、地図データベース56と、を備えている。通信部52は、インターネットINTを介して情報提供装置20と通信を行うことができる。
地図データベース56には、情報提供装置20に地図を表示させるための地図データや、経路探索を行うためのネットワークデータが記憶されている。ネットワークデータには、交差点や行き止まりなどの特定の地点を表すノードと、ノード間を接続する道路を表すリンクとを有する。またネットワークデータには、リンク毎に対応づけられた平均通過時間が記憶されている。平均通過時間は、自動車がリンクを通過する平均の時間である。また、地図データベース56には、上述する自動車の休憩箇所に関する情報が記憶されている。この詳細は後述する。
制御部54は、CPUやメモリを備えており、地図サーバ50の動作全体を制御する。制御部54は、経路探索部51と、予測部53とを備える。
経路探索部51は、通信部52を介して情報提供装置20から経路探索要求を受信した場合に、地図データベース56に記憶されたデータを用いて、出発地から目的地までの休憩箇所を経由しない経路を初期経路として探索する。経路探索部51は、例えば、ダイクストラ法を用いて経路探索を行う。また経路探索部51は、出発地から目的地までの経路探索後においても、情報提供装置20から地図取得要求を受信した場合に、地図データを地図データベース56から読み出して情報提供装置20に送信する。
予測部53は、対象自動車15の出発地や現在地から目的地までの移動に要する予測移動時間を予測する。対象自動車15の出発地や現在地に関する情報は、情報提供装置20から受信する。また予測部53は、経路探索部51が探索した経路と、ネットワークデータが有する各リンクの平均通過時間とを用いて、予測移動時間を予測する。具体的には予測部53は、探索された経路を構成する各リンクの平均通過時間を積算することで平均予測時間を算出して予測する。予測した予測移動時間は、情報提供装置20に送信される。
図2は、地図データベース56が有する休憩可能箇所に関する情報(休憩可能箇所情報)58を示す図である。休憩可能箇所は、サービスエリアやパーキングなどの自動車が休憩可能な箇所である。休憩可能箇所情報58は、休憩箇所ごとに対応付けられた休憩箇所IDと、ID毎に紐付けられた名称、駐車可能な自動車の種類を表す種類情報、利用可能時間帯、空き情報、および位置情報を有する。駐車可能な種類情報、利用可能時間帯、および空き情報は、休憩可能箇所の利用条件に関する情報(利用条件情報)を構成する。利用条件に関する情報は、予め定めた時間間隔で更新される。
名称は、休憩箇所の名称である。駐車可能な種類情報は、休憩可能箇所において駐車可能な自動車の種類を表す情報である。本実施形態では、駐車可能な種類情報は、駐車可能な車両総重量によって表されている。例えば、ID1の△△サービスエリアに紐付けられた駐車可能な種類情報は、車両総重量が8t以下の自動車が駐車できるという情報である。なお、駐車可能な種類情報は、車両総重量に加え、または車両総重量に代えて駐車可能な自動車の幅や高さに関する情報であってもよい。
利用可能時間帯は、休憩可能箇所に駐車できる時間帯である利用可能時間帯を表す情報である。例えば、ID3の□□パーキングエリアの利用可能時間帯は6:00から24:00の間である。空き情報は、休憩可能箇所が満車状態であるか空車状態であるかを表す情報である。位置情報は、休憩可能箇所の緯度および経度を表す。位置情報は、例えば、休憩可能箇所の代表点おける緯度および経度である。
図3は、情報提供装置20の内部ブロック図である。情報提供装置20は、位置取得部としてのGNSS受信機21と、タイマー21と、主制御部30と、無線通信部23と、タッチパネル24と、スピーカ25と、表示部26と、記憶部28とを備える。
GNSS受信機21は、全地球航法衛星システムであるGNSS(Global Navigation Satellite System)を構成する人工衛星から受信した電波に基づいて、情報提供装置20が搭載された対象自動車15の現在位置(経度・緯度)を取得する。タイマー22は、現在時刻の計測を行う集積回路(例えば、リアルタイムクロック回路)である。なお、タイマーは、後述する主制御部30が現在時刻の計測を行うためのプログラムを実行することでソフトウェア的に実現してもよい。
無線通信部23は、通信キャリア70を介したデータ通信や音声通信を行うための回路である。タッチパネル24は、表示部26に重畳して設けられており、指やペンによるユーザからのタッチ操作を受け付ける。スピーカ25は、経路案内のための音声などを出力する。表示部26は、地図画像等の種々の画像を表示する装置である。
記憶部28は、対象自動車15の種類に関する種類情報29を記憶する。種類情報29は、対象自動車15の重量(例えば車両総重量や車両重量)や、大きさ(高さ、幅、長さ)などの情報である。種類情報29は、後述する経路探索要求の際などに地図サーバ50に送信される。
主制御部30は、CPUやメモリを備えており、情報提供装置20の動作全体を制御する。主制御部30は、CPUがメモリに記録された所定のプログラムを実行することで、探索設定部32と経路案内部34として機能する。
探索設定部32は、タッチパネル24を介してユーザ(例えば、対象自動車15の運転者)から出発地や目的地を含む探索条件の入力を受け付ける。また探索設定部32は、受け付けた探索条件に合致する経路の探索を、無線通信部23を用いて地図サーバ50に要求する。この要求のことを、以下では、「経路探索要求」という。
経路案内部34は、地図サーバ50によって探索された経路を表す経路データを、無線通信部23を用いて地図サーバ50から受信し、受信した経路データと、GNSS受信機21から取得した現在位置とを用いて、表示部26を用いて運転者などの利用者に経路案内を行う。経路案内は、表示部26によって現在位置と経路データとを表示したり、スピーカ25によって経路案内を音声で出力したりすることで実行される。
本実施形態では、情報提供装置20は、タッチパネル24を介してユーザからの操作を受け付けるが、十字キーやテンキーなどの種々の操作ボタンを備え、それらの操作ボタンを介してユーザからの操作を受け付けることとしてもよい。すなわち、情報提供装置20は、タッチパネル24と十字キー、テンキーとが並列的に操作されるものであってもよいし、タッチパネル24に換えて十字キーやテンキーによって操作されるものであってもよい。
図4は、情報提供システム10が実行する経路探索および経路案内について説明するための図である。図5は、情報提供システム10が行う経路探索および経路案内のフローチャートである。図6は、ステップS30のフローチャートである。図7は、表示部26に表示された経路案内の一例である。図4には、ある地域における道路100や休憩可能箇所R1〜R12や目的地Dである配送先80が示されており、太字で示す経路は経路探索部51が探索した初期経路である。また、図4の括弧書きで示した時間は、出発地Sからの予測移動時間である。
図4に示すように、対象自動車15は、出発地Sから配送先80である目的地Dまで荷物を配送する。図5に示すように、地図サーバ50の経路探索部51は、探索設定部32からの経路探索要求を受信した場合、出発地Sから目的地Dまでの休憩可能箇所を経由しない初期経路を探索する(ステップS10)。ステップS10の次に、予測部53は、初期経路を構成する各リンクの平均通過時間を用いて、初期経路の移動にかかる移動時間を予測移動時間として予測する(ステップS15)。
図5に示すように、ステップS15の次に、経路探索部51は、予測移動時間が予め定めた基準時間を越えるか否かを判定する(ステップS20)。予め定めた基準時間は、運転者が過度に疲労を感じない程度の時間に設定されることが好ましい。予め定めた時間は、例えば、厚生労働省がトラック運転者の労働時間等を定めたルールである連続運転時間の上限である4時間としてもよいし、4時間よりも短い時間でもよい。本実施形態では、予め定めた基準時間は2時間に設定されている。
ステップS20において、経路探索部51が、予測移動時間が基準時間を越えないと判定した場合には、初期経路が情報提供装置20に送信されて経路案内部34が初期経路と現在位置とを用いて経路案内を行う(ステップS60)。
一方でステップS20において、経路探索部51が、予測移動時間が基準時間を越えると判定した場合には、休憩箇所決定処理を実行する(ステップS30)。図4に示す例では、初期経路では出発地Sから目的地Dまでの予測移動時間が2時間40分であり、この場合にはステップS30が実行される。ステップS30によって対象自動車15の移動時間である予測連続移動時間が基準時間以下となる休憩箇所が決定される。図4に示す例では、休憩可能箇所R4が休憩箇所として決定される。ステップS30の詳細は後述する。
ステップS30の次に、経路探索部51は、ステップS30で決定した休憩箇所を経由した出発地Sから目的地Dまでの経路を再経路として探索する(ステップS40)。ステップS40の次に、予測部53は、ステップS30において決定した休憩箇所を出発地として目的地Dまでの移動にかかる予測移動時間である休憩後予測移動時間を予測する(ステップS45)。ステップS45の次に、経路探索部51は、休憩後予測移動時間が予め定めた基準時間(本実施形態ではステップS20と同じ2時間)を越えるか否かを判定する(ステップS47)。ステップS47において、経路探索部51が、休憩後予測移動時間が基準時間を越えないと判定した場合には、探索された再経路が情報提供装置20に送信されて、経路案内部34が初期経路に代えて再経路を用いて経路案内を行う(ステップS50)。図4に示すように、休憩可能箇所R4が休憩箇所として決定された場合には、休憩可能箇所R4を経由した再経路を用いて経路案内が行われる。ステップS50では、経路案内部34は、休憩箇所において予め定めた休憩時間だけ運転者に休憩をするように促すメッセージを表示部26に表示させる。休憩時間は、例えば、30分間に設定されている。休憩時間に関するメッセージを表示部26に表示させることで、対象自動車15の運転者に対して、休憩箇所において必要な休憩時間をとらせることが可能となる。
一方で、ステップS47において、経路探索部51が、休憩後予測移動時間が基準時間を越えると判定した場合には、ステップS45において出発地とした休憩箇所から目的地Dまでの間にいて休憩箇所を決定するための休憩箇所決定処理を再び実行する(ステップS30)。
図4に示す例では、休憩箇所R4を出発地として目的地Dまでの休憩後予測移動時間が1時間であるため、休憩箇所R4から目的地Dまでは休憩箇所を経由することのない経路探索が実行されて、経路案内が行われる。一方で、例えば休憩箇所R4から目的地Dまでの休憩後予測移動時間が2時間を越える場合には、休憩可能箇所R6,R12が休憩箇所としてなり得る。
図6に示すようにステップS30において休憩箇所決定処理が開始されると、まず経路探索部51は地図データベース56が有する休憩可能箇所情報58(図2)が示す休憩可能箇所の中から、初期経路との位置関係に基づいて仮休憩候補箇所を決定する(ステップS302)。
ステップS302では、経路探索部51は複数の休憩可能箇所の中から初期経路沿いや初期経路の周辺(例えば、初期経路を任意の位置を中心に半径1km以内)に位置する休憩可能箇所を仮休憩候補箇所として抽出する。図4に示す例では、シングルハッチングが付された休憩可能箇所R2,R3,R4,R5,R6が仮休憩候補箇所として抽出される。
次に、予測部53は、出発地Sから各仮休憩候補箇所までの経路を探索し、各仮休憩候補箇所までの移動時間である予測連続移動時間を予測する(ステップS304)。各仮休憩候補箇所までの予測連続移動時間が予測されることで、予測部53は、ステップS304において各仮休憩候補箇所に到着する時刻を予測する。各仮休憩候補箇所までの移動時間とは、各仮休憩候補箇所までの間に休憩箇所を経由しない対象自動車15の移動時間である。
ステップS304の次に、経路探索部51は、出発地Sから各仮休憩候補箇所のそれぞれまでの予測連続移動時間のうちで基準時間を越える仮休憩候補箇所については、休憩箇所の候補として除外する(ステップS305)。図4に示す例では、仮休憩候補箇所R2,R3,R4,R5,R6のうちで、仮休憩候補箇所R6は、出発地Sからの予測連続移動時間が2時間30分であり基準時間である2時間を越える。このため、経路探索部51は、仮休憩候補箇所R6を休憩箇所の候補として除外する。
ステップS305の次に、経路探索部51は、ステップS304において休憩箇所の候補として残った仮休憩候補箇所の中から、利用条件に関する情報(利用条件情報)を用いて、対象自動車15が駐車できる箇所を休憩候補箇所として決定する(ステップS306)。これにより、対象自動車15が駐車できる休憩可能箇所が休憩候補箇所として決定されるので、対象自動車15が休憩箇所に駐車できない可能性を低減できる。図4に示す例では、仮休憩候補箇所R2,R3,R4,R5のうち、箇所R3が満車であることから、箇所R3を除外した仮休憩候補箇所R2,R3,R5が、駐車可能な休憩候補箇所とて決定される。
ステップS306の次に、経路探索部51は、休憩候補箇所の中から予め定めた条件に従って休憩箇所を決定する(ステップS308)。具体的には、経路探索部51は、複数の休憩候補箇所のうち、初期経路沿いに位置する休憩候補箇所である第1種箇所がある場合には、第1種箇所の中から休憩箇所を決定し、第1種箇所が存在しない場合には、初期経路周辺に位置する休憩候補箇所である第2種箇所の中から休憩箇所を決定する。また経路探索部51は、休憩候補箇所が複数ある場合には、予測部53がステップS304で予測した予測連続移動時間が基準時間に最も近い休憩候補箇所を休憩箇所として決定する。これにより、予測連続移動時間が基準時間よりも大幅に短い休憩候補箇所が休憩箇所として決定される可能性を低減できる。図4に示す例では、経路探索部51は、初期経路沿いの休憩候補箇所R2,R4のうちで、予測連続移動時間が基準時間の2時間に最も近い休憩候補箇所R4を休憩箇所として決定する。
図7に示すように、出発地Sから目的地Dまでの経路において休憩箇所R4を経由する再経路を用いた経路案内が行われている場合において、経路案内部34は、対象自動車15が休憩箇所R4付近に到達した場合に、以下を実行する。つまり経路案内部34は、休憩箇所R4、および、対象自動車15が現在移動している前方の道路102の画像を表示部26に表示すると共に、休憩箇所R4への案内を実行する。例えば、図7に示すように、道路102から休憩箇所R4への進行を促す矢印と、休憩を促すメッセージ「□□パーキングで30分間休憩してください」とが表示部26に表示される。また、表示部26には、現時点での実際の連続移動時間が表示されている。経路案内部34は、対象自動車15が休憩箇所R4に到着した場合には、タイマー22によって計測していた連続移動時間をリセットして0分に戻す。これにより、対象自動車15の運転者が休憩箇所R4で休憩した後に、目的地Dに向けて出発した時点で、連続移動時間のカウントが0分から再び開始される。
図8は、経路案内が開始された後に情報提供システム10が実行するフローチャートである。情報提供システム10は、図5に示すステップS50やステップS60において経路案内が開始された後に、目的地Dまで到着するまでの間、予め定めた時間間隔で経路案内開始後処理を実行する。図8では、図5に示すステップS50の再経路を用いた経路案内が開始された後のフローチャートである。
まず、予測部53は、対象自動車15の現在位置から次の休憩箇所までの移動時間を予測して、出発地Sを出発した時点から現時点までの経過時間と、予測した移動時間との合計値を、対象自動車15が次の休憩箇所まで連続して移動する予測連続移動時間として予測する(ステップS70)。経路探索部51は、ステップS70で予測した予測連続移動時間が予め定めた基準時間(本実施形態では2時間)を越えるか否かを判定する。予測連続移動時間が基準時間を越えない場合には、本ルーチンは終了する。一方で、予測連続移動時間が基準時間を越える場合には、再びステップS30〜ステップS50が実行される。これにより、新たに決定された休憩箇所を経由した現在地Sから目的地Dまでの経路としての第2再経路が探索され、当初の経路探索案内処理の際に決定された再経路としての第1再経路に代えて第2再経路を用いた経路案内が行われる。このように経路案内開始後処理が実行されることで、再経路(第1再経路)を用いて経路案内が開始された後において、渋滞などの道路交通事情によって、次の休憩箇所までの予測連続移動時間が基準時間を越えるという変化が生じた場合でも、新たに決定した休憩箇所を経由した第2再経路での経路案内が可能となる。これにより、連続移動時間が基準時間を越える前に、対象自動車15の運転者に対してより一層確実に休憩をとらせることができる。
なお、図5のステップS60に示す初期経路を用いて経路案内が開始された後においては、図8に示す経路案内開始後処理は、以下のように実行される。すなわち、ステップS70において、予測部53は、対象自動車15の現在位置から目的地Dまでの移動時間を予測して、出発地Sを出発した時点から現時点までの経過時間と、予測した移動時間との合計値を、対象自動車15が目的地Dまで連続して移動する予測連続移動時間として予測する。ステップS72以降の処理は、図8と同様である。これにより、新たに決定された休憩箇所を経由した現在地から目的地までの経路としての再経路が探索され、当初の経路探索案内処理の際に決定された初期経路に代えて再経路を用いた経路案内が行われる。このように経路案内開始後処理が実行されることで、初期経路を用いて経路案内が開始された後において、渋滞などの道路交通事情によって、目的地Dまでの予測連続移動時間が基準時間を越えるという変化が生じた場合でも、新たに決定した休憩箇所を経由した再経路での経路案内が可能となる。これにより、連続移動時間が基準時間を越える前に、対象自動車15の運転者に対してより一層確実に休憩をとらせることができる。
上記第1実施形態によれば、出発地Sから目的地Dまでの休憩箇所を経由しない予測移動時間が基準時間を越える場合には、休憩箇所を決定して、初期経路に代えて休憩箇所を経由した再経路を用いて経路案内が行われる。これにより、対象自動車15の運転者が休憩箇所を意図的に探す必要がない。また、連続移動時間が基準時間を越える前に、対象自動車15の運転車に対してより確実に休憩をとらせることができる。また上記第1実施形態の情報提供システム10によれば、図2に示すように利用条件に関する情報は、空き情報と、種類情報と、利用可能時間帯を表す情報とを含む。これにより、利用条件に関する情報を用いて、より精度良く休憩候補箇所の決定を行うことができる。
B.第2実施形態:
図9は、第2実施形態の情報提供システム10aを説明するための図である。図10は、情報提供装置20aの内部ブロック図である。図9は、第1実施形態の図4に対応する図である。第2実施形態の情報提供システム10aと、第1実施形態の情報提供システム10との異なる点は、配送先80a,80bが複数ある点と、情報提供装置20aが配送先リスト27を備える点と、経路探索案内処理の処理内容である。その他の構成については第1実施形態と同様であるため、同様の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。
図9に示すように、第2実施形態では、対象自動車15が荷物を配送する配送先80a,80bが複数ある場合の経路探索案内処理について説明する。配送先80aは、第1実施形態における図4に示す配送先80と同じである。
図10に示すように、情報提供装置20aは、記憶部28に配送先リスト27が記憶されている。配送先リスト27は、配送先80a,80bに関する情報であり、配送先80a,80bの名称、位置情報(緯度および経度)、荷物の到着指定時刻、駐車位置情報などを含む。なお、第1実施形態の情報提供装置20においても配送先リスト27を有していてもよい。荷物の到着指定時刻は、配送先80a,80bが希望する、荷物の到着時刻である。本実施形態では、荷物の到着指定時刻が早い順に、配送先80a,80bに荷物を配送する。図9に示す例では、第1配送先80aを経由して第2配送先80bへと荷物を配送する。
情報提供システム10aは、一の配送先である第2配送先80bの一つ前に荷物を配送する他の配送先である第1配送先80aがある場合には、第1配送先80aを出発地とし、第2配送先80bを目的地とみなして、経路探索部51における初期経路の探索と、予測部53における予測移動時間の予測と、経路案内部34における経路案内とを行う。つまり、図9に示すように、情報提供システム10aは、出発地Sから目的地D1である第1配送先80aまでの経路案内探索処理(図5)と、出発地である第1配送先80aから目的地D2である第2配送先80bまでの経路案内探索処理(図5)とを実行する。より具体的には、予測部53は、配送先80a,80bごとに、予測移動時間をリセットする。図9に示す例では、出発地を第1配送先80aとして目的地を第2配送先80bとした場合、予測移動時間は1時間20分である。よって、第1配送先80aから第2配送先80bまでの経路は基準時間を越えずに対象自動車15が移動できるため、途中に休憩箇所R8,R9を経由することのない経路案内が行われる。
上記第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の構成を有する点において同様の効果を奏する。例えば、予測移動時間が基準時間を越える場合には、休憩箇所を決定して、初期経路に代えて休憩箇所を経由した再経路を用いて経路案内が行われる。これにより、連続移動時間が基準時間を越える前に、対象自動車15の運転者に対してより確実に休憩をとらせることができる。また上記2実施形態によれば、荷物の配送先80a,80bが複数ある場合でも、配送先80a,80bに到達するまでの連続移動時間が基準時間を越える前に、対象自動車15の運転者に対して確実に休憩をとらせることができる。
C.他の実施形態:
C−1.第1の他の実施形態:
上記各実施形態において、経路探索部51は、経路案内が開始された後において、荷物の到着指定時刻までに間に合わないと判定した場合において、途中に休憩箇所が設定されている場合には以下の処理を実行してもよい。つまり、経路探索部51は、図4および図5のステップS30の処理を再び実行する。この場合、荷物の到着指定時刻までに配送先80,80a,80bへ対象自動車15が到着できる範囲で、休憩箇所を決定することが好ましい。
C−2.第2の他の実施形態:
上記各実施形態において、地図サーバ50の少なくとも一部の機能(例えば、経路探索部51や予測部53)を、情報提供装置20,20aに有させてもよいし、情報提供装置20,20aの少なくとも一部の機能(例えば、経路案内部34)を地図サーバ50に有させてもよい。
C−3.第3の他の実施形態:
上記各実施形態では、対象自動車15は荷物を配送するために用いられていたが、これに限定されるものではなく、情報提供システム10,10aによって経路案内が行われる対象は、他の自動車であってもよい。
C−4.第4の他の実施形態:
上記各実施形態では、経路探索部51は、休憩候補箇所の中から予め定めた条件に従って休憩箇所を決定していたが(図6のステップS308)、これに代えて、複数の休憩候補箇所を表示部26に表示させて、外部(例えば、対象自動車15の運転者)からの選択入力を受け付けることで休憩箇所を決定してもよい。
C−5.第5の他の実施形態:
上記各実施形態における、休憩箇所決定処理(図5のステップS30)において、対象自動車15が駐車できる休憩箇所が無い場合には、経路案内部34は初期経路で経路案内を行ってもよい。また、例えば図5に示すステップS47で「Yes」の判定が成された後に実行される休憩箇所決定処理(ステップS30)において、休憩箇所が無い場合には、経路案内部34は、それまでの処理で探索された再経路で経路案内を行ってもよい。こうすることで、ステップS30において休憩箇所が決定されない場合にも、経路案内が確実に行われる。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10,10a…情報提供システム、15…対象自動車、20,20a…情報提供装置、21…GNSS受信機、22…タイマー、23…無線通信部、24…タッチパネル、25…スピーカ、26…表示部、27…配送先リスト、28…記憶部、30…主制御部、32…探索設定部、34…経路案内部、40…スピーカ、50…地図サーバ、51…経路探索部、52…通信部、53…予測部、54…制御部、56…地図データベース、58…休憩可能箇所情報、70…通信キャリア、80…配送先、80a…第1配送先、80b…第2配送先、100,102…道路、D,D1,D2…目的地、R1〜R11…休憩可能箇所、S…出発地

Claims (9)

  1. 情報提供システムであって、
    対象となる自動車の現在位置を取得する位置取得部と、
    出発地から目的地までの休憩箇所を経由しない経路を初期経路として探索する経路探索部と、
    前記自動車が前記出発地から前記目的地までの移動に要する予測移動時間を予測する予測部と、
    前記現在位置と前記初期経路とを用いて経路案内を行う経路案内部と、を備え、
    前記経路探索部は、
    前記予測移動時間が予め定めた基準時間を越える場合には、少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記休憩候補箇所までの予測される前記自動車の移動時間である予測連続移動時間が前記基準時間以下となる休憩箇所を決定し、
    決定した前記休憩箇所を経由した前記出発地から前記目的地までの経路である再経路を探索し、
    前記経路案内部は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて経路案内を行う、情報提供システム。
  2. 請求項1に記載の情報提供システムであって、
    前記経路探索部は、
    休憩可能な休憩可能箇所の中から、前記休憩可能箇所の利用条件に関する情報を用いて、前記自動車を駐車できる前記休憩可能箇所を前記休憩候補箇所として決定する、情報提供システム。
  3. 請求項2に記載の情報提供システムであって、
    前記利用条件に関する情報は、前記休憩可能箇所の空き情報と、前記休憩可能箇所における駐車可能な自動車の種類を表す種類情報と、前記休憩可能箇所の利用可能時間帯を表す情報と、の少なくとも一つを含む、情報提供システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の情報提供システムであって、
    前記経路探索部は、前記再経路を用いて前記経路案内が開始された後において、
    前記休憩箇所までの前記予測連続移動時間が前記基準時間を越えるという変化が生じた場合には、前記少なくとも一つの前記休憩候補箇所の中から、前記予測連続移動時間が前記基準時間以下となる前記休憩箇所を新たに決定し、
    前記経路探索部は、前記新たに決定した前記休憩箇所を経由した前記現在地から前記目的地までの経路を第2再経路として探索し、
    前記経路案内部は、前記再経路である第1再経路に代えて、前記第2再経路を用いて前記経路案内を行う、情報提供システム。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の情報提供システムであって、
    前記経路探索部は、前記初期経路を用いて前記経路案内が開始された後において、
    前記目的地までの前記予測連続移動時間が前記基準時間を越えるという変化が生じた場合には、前記少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記予測連続移動時間が前記基準時間以下となる前記休憩箇所を新たに決定し、
    前記新たに決定した前記休憩箇所を経由した現在地から前記目的地までの経路を再経路として探索し、
    前記経路案内部は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて前記経路案内を行う、情報提供システム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の情報提供システムであって、
    前記自動車は荷物を複数の配送先に配送するために用いられ、
    前記情報提供システムは、一の前記配送先の一つ前に前記荷物を配送する他の前記配送先がある場合には、前記他の配送先を前記出発地、前記一の配送先を前記目的地とみなして、前記経路探索部における前記初期経路の探索と、前記予測部における前記予測移動時間の予測と、前記経路案内部における前記経路案内とを行う、情報提供システム。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の情報提供システムであって、
    前記経路探索部は、
    前記初期経路沿いにおいて前記休憩候補箇所が複数ある場合には、前記予測連続移動時間が前記基準時間に最も近い前記休憩候補箇所を前記休憩箇所として決定する、情報提供システム。
  8. 情報提供方法であって、
    対象となる自動車の現在位置を取得する位置取得工程と、
    出発地から目的地までの休憩箇所を経由しない経路を初期経路として探索する経路探索工程と、
    前記自動車が前記出発地から前記目的地までの移動に要する予測移動時間を予測する予測工程と、
    前記現在位置と前記初期経路とを用いて経路案内を行う経路案内工程と、を備え、
    前記経路探索工程は、
    前記予測移動時間が予め定めた基準時間を越える場合には、少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記休憩候補箇所までの予測される前記自動車の移動時間である予測連続移動時間が前記基準時間以下となる休憩箇所を決定する工程と、
    決定した前記休憩箇所を経由した前記出発地から前記目的地までの経路である再経路を探索する工程と、を含み、
    前記経路案内工程は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて経路案内を行う工程を含む、情報提供方法。
  9. 情報提供システムに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    対象となる自動車の現在位置を取得する位置取得機能と、
    出発地から目的地までの休憩箇所を経由しない経路を初期経路として探索する経路探索機能と、
    前記自動車が前記出発地から前記目的地までの移動に要する予測移動時間を予測する予測機能と、
    前記現在位置と前記初期経路とを用いて経路案内を行う経路案内機能と、を備え、
    前記経路探索機能は、
    前記予測移動時間が予め定めた基準時間を越える場合には、少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記休憩候補箇所までの予測される前記自動車の移動時間である予測連続移動時間が前記基準時間以下となる休憩箇所を決定する機能と、
    決定した前記休憩箇所を経由した前記出発地から前記目的地までの経路である再経路を探索する機能と、を含み、
    前記経路案内機能は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて経路案内を行う機能を含む、コンピュータプログラム。
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