JP2020148576A - 情報提供システム、情報提供方法、および、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
(2)上記形態であって、前記経路探索部は、休憩可能な休憩可能箇所の中から、前記休憩可能箇所の利用条件に関する情報を用いて、前記自動車を駐車できる前記休憩可能箇所を前記休憩候補箇所として決定してもよい。この形態によれば、自動車が駐車できる休憩可能箇所が休憩候補箇所として決定されるので、自動車が休憩箇所に駐車できない可能性を低減できる。
(3)上記形態であって、前記利用条件に関する情報は、前記休憩可能箇所の空き情報と、前記休憩可能箇所における駐車可能な自動車の種類を表す種類情報と、前記休憩可能箇所の利用可能時間帯を表す情報と、の少なくとも一つを含んでもよい。この形態によれば、利用条件に関する情報が、空き情報と、種類情報と、利用可能時間帯を表す情報との少なくとも一つを含むことで、自動車が駐車できる休憩候補箇所の決定をより精度良く行うことができる。
(4)上記形態であって、前記経路探索部は、前記再経路を用いて前記経路案内が開始された後において、前記休憩箇所までの前記予測連続移動時間が前記基準時間を越えるという変化が生じた場合には、前記少なくとも一つの前記休憩候補箇所の中から、前記予測連続移動時間が前記基準時間以下となる前記休憩箇所を新たに決定し、前記経路探索部は、前記新たに決定した前記休憩箇所を経由した前記現在地から前記目的地までの経路を第2再経路として探索し、前記経路案内部は、前記再経路である第1再経路に代えて、前記第2再経路を用いて前記経路案内を行ってもよい。この形態によれば、再経路を用いて経路案内が開始された後において、予測連続移動時間が基準時間を越えるという変化が生じた場合でも、新たに決定した休憩箇所を経由した第2再経路での経路案内が可能となる。これにより、連続移動時間が基準時間を越える前に、自動車の運転者に対してより一層確実に休憩をとらせることができる。
(5)上記形態であって、前記経路探索部は、前記初期経路を用いて前記経路案内が開始された後において、前記目的地までの前記予測連続移動時間が前記基準時間を越えるという変化が生じた場合には、前記少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記予測連続移動時間が前記基準時間以下となる前記休憩箇所を新たに決定し、前記新たに決定した前記休憩箇所を経由した現在地から前記目的地までの経路を再経路として探索し、前記経路案内部は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて前記経路案内を行ってもよい。この形態によれば、再経路を用いて経路案内が開始された後において、予測連続移動時間が基準時間を越えるという変化が生じた場合でも、新たに決定した休憩箇所を経由した再経路での経路案内が可能となる。これにより、連続移動時間が基準時間を越える前に、自動車の運転者に対してより一層確実に休憩をとらせることができる。
(6)上記形態であって、前記自動車は荷物を複数の配送先に配送するために用いられ、前記情報提供システムは、一の前記配送先の一つ前に前記荷物を配送する他の前記配送先がある場合には、前記他の配送先を前記出発地、前記一の配送先を前記目的地とみなして、前記経路探索部における前記初期経路の探索と、前記予測部における前記予測移動時間の予測と、前記経路案内部における前記経路案内とを行ってもよい。この形態によれば、荷物の配送先が複数ある場合でも、連続移動時間が基準時間を越える前に、自動車の運転者に対して確実に休憩をとらせることができる。
(7)上記形態であって、前記経路探索部は、前記初期経路沿いにおいて前記休憩候補箇所が複数ある場合には、前記予測連続移動時間が前記基準時間に最も近い前記休憩候補箇所を前記休憩箇所として決定してもよい。この形態によれば、予測連続移動時間が基準時間よりも大幅に短い休憩候補箇所が休憩箇所として決定される可能性を低減できる。
本発明は、情報提供システム以外の種々の形態で実現可能であり、例えば、情報提供方法、情報提供方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
図1は、本発明の第1実施形態としての情報提供システム10の構成を示す説明図である。情報提供システム10は、情報提供装置20と、地図サーバ50とを備える。情報提供システム10は、経路探索を行うための装置である。情報提供装置20は、送受信アンテナと無線基地局と交換局とを含む通信キャリア70を介して、インターネットINTに接続された地図サーバ50にアクセスすることができる。情報提供装置20は、対象自動車15に搭載されている。情報提供装置20は、経路案内を行う装置であり、例えばスマートフォンなどの携帯型の端末装置であったり、ナビゲーション装置であったりする。対象自動車15は、例えば、荷物を配送するための荷台を備える。
図9は、第2実施形態の情報提供システム10aを説明するための図である。図10は、情報提供装置20aの内部ブロック図である。図9は、第1実施形態の図4に対応する図である。第2実施形態の情報提供システム10aと、第1実施形態の情報提供システム10との異なる点は、配送先80a,80bが複数ある点と、情報提供装置20aが配送先リスト27を備える点と、経路探索案内処理の処理内容である。その他の構成については第1実施形態と同様であるため、同様の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。
C−1.第1の他の実施形態:
上記各実施形態において、経路探索部51は、経路案内が開始された後において、荷物の到着指定時刻までに間に合わないと判定した場合において、途中に休憩箇所が設定されている場合には以下の処理を実行してもよい。つまり、経路探索部51は、図4および図5のステップS30の処理を再び実行する。この場合、荷物の到着指定時刻までに配送先80,80a,80bへ対象自動車15が到着できる範囲で、休憩箇所を決定することが好ましい。
上記各実施形態において、地図サーバ50の少なくとも一部の機能(例えば、経路探索部51や予測部53)を、情報提供装置20,20aに有させてもよいし、情報提供装置20,20aの少なくとも一部の機能(例えば、経路案内部34)を地図サーバ50に有させてもよい。
上記各実施形態では、対象自動車15は荷物を配送するために用いられていたが、これに限定されるものではなく、情報提供システム10,10aによって経路案内が行われる対象は、他の自動車であってもよい。
上記各実施形態では、経路探索部51は、休憩候補箇所の中から予め定めた条件に従って休憩箇所を決定していたが(図6のステップS308)、これに代えて、複数の休憩候補箇所を表示部26に表示させて、外部(例えば、対象自動車15の運転者)からの選択入力を受け付けることで休憩箇所を決定してもよい。
上記各実施形態における、休憩箇所決定処理(図5のステップS30)において、対象自動車15が駐車できる休憩箇所が無い場合には、経路案内部34は初期経路で経路案内を行ってもよい。また、例えば図5に示すステップS47で「Yes」の判定が成された後に実行される休憩箇所決定処理(ステップS30)において、休憩箇所が無い場合には、経路案内部34は、それまでの処理で探索された再経路で経路案内を行ってもよい。こうすることで、ステップS30において休憩箇所が決定されない場合にも、経路案内が確実に行われる。
Claims (9)
- 情報提供システムであって、
対象となる自動車の現在位置を取得する位置取得部と、
出発地から目的地までの休憩箇所を経由しない経路を初期経路として探索する経路探索部と、
前記自動車が前記出発地から前記目的地までの移動に要する予測移動時間を予測する予測部と、
前記現在位置と前記初期経路とを用いて経路案内を行う経路案内部と、を備え、
前記経路探索部は、
前記予測移動時間が予め定めた基準時間を越える場合には、少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記休憩候補箇所までの予測される前記自動車の移動時間である予測連続移動時間が前記基準時間以下となる休憩箇所を決定し、
決定した前記休憩箇所を経由した前記出発地から前記目的地までの経路である再経路を探索し、
前記経路案内部は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて経路案内を行う、情報提供システム。 - 請求項1に記載の情報提供システムであって、
前記経路探索部は、
休憩可能な休憩可能箇所の中から、前記休憩可能箇所の利用条件に関する情報を用いて、前記自動車を駐車できる前記休憩可能箇所を前記休憩候補箇所として決定する、情報提供システム。 - 請求項2に記載の情報提供システムであって、
前記利用条件に関する情報は、前記休憩可能箇所の空き情報と、前記休憩可能箇所における駐車可能な自動車の種類を表す種類情報と、前記休憩可能箇所の利用可能時間帯を表す情報と、の少なくとも一つを含む、情報提供システム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の情報提供システムであって、
前記経路探索部は、前記再経路を用いて前記経路案内が開始された後において、
前記休憩箇所までの前記予測連続移動時間が前記基準時間を越えるという変化が生じた場合には、前記少なくとも一つの前記休憩候補箇所の中から、前記予測連続移動時間が前記基準時間以下となる前記休憩箇所を新たに決定し、
前記経路探索部は、前記新たに決定した前記休憩箇所を経由した前記現在地から前記目的地までの経路を第2再経路として探索し、
前記経路案内部は、前記再経路である第1再経路に代えて、前記第2再経路を用いて前記経路案内を行う、情報提供システム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の情報提供システムであって、
前記経路探索部は、前記初期経路を用いて前記経路案内が開始された後において、
前記目的地までの前記予測連続移動時間が前記基準時間を越えるという変化が生じた場合には、前記少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記予測連続移動時間が前記基準時間以下となる前記休憩箇所を新たに決定し、
前記新たに決定した前記休憩箇所を経由した現在地から前記目的地までの経路を再経路として探索し、
前記経路案内部は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて前記経路案内を行う、情報提供システム。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の情報提供システムであって、
前記自動車は荷物を複数の配送先に配送するために用いられ、
前記情報提供システムは、一の前記配送先の一つ前に前記荷物を配送する他の前記配送先がある場合には、前記他の配送先を前記出発地、前記一の配送先を前記目的地とみなして、前記経路探索部における前記初期経路の探索と、前記予測部における前記予測移動時間の予測と、前記経路案内部における前記経路案内とを行う、情報提供システム。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の情報提供システムであって、
前記経路探索部は、
前記初期経路沿いにおいて前記休憩候補箇所が複数ある場合には、前記予測連続移動時間が前記基準時間に最も近い前記休憩候補箇所を前記休憩箇所として決定する、情報提供システム。 - 情報提供方法であって、
対象となる自動車の現在位置を取得する位置取得工程と、
出発地から目的地までの休憩箇所を経由しない経路を初期経路として探索する経路探索工程と、
前記自動車が前記出発地から前記目的地までの移動に要する予測移動時間を予測する予測工程と、
前記現在位置と前記初期経路とを用いて経路案内を行う経路案内工程と、を備え、
前記経路探索工程は、
前記予測移動時間が予め定めた基準時間を越える場合には、少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記休憩候補箇所までの予測される前記自動車の移動時間である予測連続移動時間が前記基準時間以下となる休憩箇所を決定する工程と、
決定した前記休憩箇所を経由した前記出発地から前記目的地までの経路である再経路を探索する工程と、を含み、
前記経路案内工程は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて経路案内を行う工程を含む、情報提供方法。 - 情報提供システムに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
対象となる自動車の現在位置を取得する位置取得機能と、
出発地から目的地までの休憩箇所を経由しない経路を初期経路として探索する経路探索機能と、
前記自動車が前記出発地から前記目的地までの移動に要する予測移動時間を予測する予測機能と、
前記現在位置と前記初期経路とを用いて経路案内を行う経路案内機能と、を備え、
前記経路探索機能は、
前記予測移動時間が予め定めた基準時間を越える場合には、少なくとも一つの休憩候補箇所の中から、前記休憩候補箇所までの予測される前記自動車の移動時間である予測連続移動時間が前記基準時間以下となる休憩箇所を決定する機能と、
決定した前記休憩箇所を経由した前記出発地から前記目的地までの経路である再経路を探索する機能と、を含み、
前記経路案内機能は、前記初期経路に代えて、前記再経路を用いて経路案内を行う機能を含む、コンピュータプログラム。
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