JP2020147984A - ブース - Google Patents

ブース Download PDF

Info

Publication number
JP2020147984A
JP2020147984A JP2019045798A JP2019045798A JP2020147984A JP 2020147984 A JP2020147984 A JP 2020147984A JP 2019045798 A JP2019045798 A JP 2019045798A JP 2019045798 A JP2019045798 A JP 2019045798A JP 2020147984 A JP2020147984 A JP 2020147984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
side wall
booth
doorway
storage space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019045798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7288774B2 (ja
Inventor
貴規 中田
Takanori Nakada
貴規 中田
一彦 北田
Kazuhiko Kitada
一彦 北田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2019045798A priority Critical patent/JP7288774B2/ja
Publication of JP2020147984A publication Critical patent/JP2020147984A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7288774B2 publication Critical patent/JP7288774B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

【課題】開閉可能な扉が外部の人や設備と干渉しない上に、内部に設置する什器や利用者の妨げにならない。【解決手段】ブース1は、四角形筒状を形成する側壁4A、4B,4C、4Dで内部空間8を形成する。正面の側壁4Aには、内部空間8に連通する出入口5を開閉可能なドア6を設けた。内部空間8内には側壁4D、4C、正面の側壁4Aの壁面4aに天板10を固定した。天板10の隣には、側壁4Bに沿ってソファ11を設けた。ソファ11の背もたれ13の側壁4B側には切欠部13aを形成した。側壁4Bと背もたれ13の切欠部13aとの間にドア6を収納する収納空間15を設けた。ドア6は互いに直交する梁部3Aと梁部3Bに設けたレール部に沿って角度を変えながら移動して出入口5と収納空間15の間で開閉可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、側壁で区画された内部空間を有するブースに関する。
従来、オフィスや展示場や公共施設等において、執務や打ち合わせ等を行うためのブースが設置されていることがある。特に、近年、オフィスのフリーアドレス化や携帯端末やパソコン等のICT(情報通信技術)を活用したモバイルワークが進展している。そのため、各種の移動先で小スペースのブースを利用して1人または2人程度で執務や打ち合わせ等を行う機会が増加している。スモールオフィスとしても利用可能である。
このようなブースの一例として、例えば特許文献1に記載されたブース装置が提案されている。このブース装置は、オフィスや展示場等において周壁で仕切られた内部空間内に机とモニター等が設置され、1人の利用者が椅子に着座して単独で執務できるようになっている。
このブース装置は一人で集中作業を行う用途であるため、一人用のブースが提案されている。打ち合わせやミーティング、研修等を行うために2名用のブースも提案されている。このブース装置は周壁を構成する1つの壁に出入り口を設けて水平回転式やスライド式のドアを配置している。
特開2014−37671号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたブース装置はオフィスや公共施設等に設置されているため通行人が多く、外に開く水平回転式(開き戸式)ドアは通行人等に接触してしまうおそれがあった。一方、内側に開く水平回転式ドアでは、ブース装置の内部での椅子や机等の什器の設置位置が限定されてしまい。小型の空間からなるブース装置の利用価値を制限するという問題があった。
また、スライドドアを設置するとスライドドアの閉鎖位置と開放位置とでドア幅の2倍のスペースを必要とするため、小型のブース装置の幅を超える長さになってしまい、これも通行人や設備等に接触し易いという問題があった。
本願発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、開閉可能な扉が外部の人や設備と干渉しない上に、内部に設置する什器や利用者の妨げにならないブースを提供することを目的とする。
本発明によるブースは、内部空間を区画する側壁と、側壁に設置されていて内部空間に連通する出入口を開閉可能な扉と、内部空間に設置されていて側壁との間に開放された扉を収納する収納空間を設けた什器と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、扉の開閉作動時に内部空間内で側壁と什器との間の収納空間に扉を収納して出入口を開放するため、扉が外部に突出しない上に什器や利用者と干渉せず、利用者が内部空間で作業する際に快適性を確保できる。
また、収納空間は側壁と什器に形成した切欠部とによって形成されていることが好ましい。
什器の背部に切欠部を設けて側壁との間に収納空間を形成したため、内部空間での什器の設置スペースを制限せず、利用者が安全に作業できる。
また、什器は座部と背もたれを有する椅子であり、背もたれの背側に収納空間が設けられていてもよい。
また、什器は天板であり、天板に対向する側壁側に収納空間が設けられていてもよい。
また、側壁は、出入口が形成された第一の側壁と、第一の側壁と向きが異なる第二の側壁とを有し、扉は、出入口を閉鎖した位置から収納空間に収納された位置まで、第一の側壁に沿って側方へスライドしつつ回転移動し、収納空間に収納された位置では、第二の側壁に沿うようにして配設されていてもよい。
扉は開閉移動時に出入口と収納空間の間を回転しつつ移動するため、内部空間での利用者や什器と干渉することを防止できる。
また、扉は伸縮可能なシャッタであり、出入口を閉鎖した位置でシャッタが伸張され、出入口を開放した位置でシャッタは収縮して収納空間に収納されていてもよい。
開閉時におけるシャッタの伸縮による移動がスムーズであり、開閉動作を行い易い。
また、収納空間には扉に接続された伸縮可能なスクリーンが収納されており、扉で出入口を閉鎖させた位置で、スクリーンが伸張して収納空間を遮蔽していてもよい。
扉の開閉作動時にスクリーンを連動して伸縮させることができ、扉の閉鎖時に開放される収納空間を伸張したスクリーンで遮蔽できる。
本発明に係るブースによれば、内部空間に設置した什器を利用して執務等の作業を行うことが可能である。しかも、利用者の出入りのために扉を開放作動する際には扉を側壁と什器との間の内部空間に収納できるため扉がブースの外側に突出しないで邪魔にならず、しかも内部空間における什器の設置位置を規制しない上に利用者の安全を確保できる。
本発明の第一実施形態によるブースの斜視図である。 図1に示すブースの閉鎖状態を示す平面図である。 扉を開放したブースの斜視図である。 図3に示すブースの開放状態を示す平面図である。 ブースにおけるドアの開閉工程を示す説明図である。 第二実施形態によるブースの斜視図である。 図6に示すブースの閉鎖状態を示す平面図である。 ブースにおけるドアの開放状態を示す斜視図である。 図8に示すブースの平面図である。 変形例によるブースのドアの開放状態の平面図である。 第三実施形態によるブースのドアの閉鎖状態の平面図である。 図11に示すブースのドアの開放状態の平面図である。 第四実施形態によるブースのドアの閉鎖状態の平面図である。 図13に示すブースのドアの開放状態の平面図である。
以下、本発明の各実施形態によるブースを添付図面に基づいて説明する。
図1乃至図5は、本発明の第一実施形態によるブース1を示すものである。
本実施形態によるブース1は、オフィスや公共施設等において床面上に設置された四角形筒状に形成されている。ブース1は四角形筒状の各角部に設置された4本の支柱2A〜2Dと、隣接する2本の支柱2A、2B、2C、2D同士を上端でそれぞれ連結する4本の梁部3A〜3Dとを有している。隣接する2本の支柱2A、2B、2C、2Dとその間の梁部3A、3B、3C、3Dは面板状の側壁4A〜4Dで互いに連結されている。
側壁4A〜4Dは適宜の材質で形成できるが、本実施形態では、例えば側壁4Aを正面の側壁4Aとして、対向する側壁4Cは不透明な樹脂や鋼材、または木製板材からなる背面の側壁4Cとされている。背面の側壁4Cの両側の側壁4B、4Dは例えばガラス面とされている。正面の側壁4Aは片側の一部に例えばガラス面からなる壁面4aが設置され、残りの開口からなる出入口5に例えばガラス製のドア6がスライド移動して開閉可能に設置されている。ドア6には取っ手7が取り付けられている。なお、側壁4A、4B、4C、4Dの上部には四角形状の梁部3A、3B、3C、3Dからなる開口された天井部が形成されている。
ブース1は4枚の側壁4A〜4Dで区画された略直方体形状または立方体形状の内部空間8を有している。内部空間8内には天板10が側壁4D側に設置され、天板10は側壁4Dに固定されている。天板10は長手方向の両側端部が背面の側壁4Cと正面の側壁4Aの壁面4aにも固定されている。そのため、天板10は側壁4D、4C、4Aの壁面4aの三面で固定されている。或いは、天板10はその下側にブラケットを設けて側壁4Dに固定支持されていてもよいし、天板10の下部に脚部を設けてもよい。
天板10は平面視略長方形板状に形成されており、出入口5に被る角部が斜めに切り欠かれた傾斜部10bを有している。傾斜部10bは壁面4aまで延びているが、出入口5からの利用者の出入りの妨げにならない。天板10は背面の側壁4Cから正面の側壁4Aの壁面4aまで延ばすことができるため大型で広い天板面を設置できる。なお、天板10は必ずしも正面の側壁4Aの壁面4aまで届かない長さにして小型化してもよい。この場合でも、天板10は側壁4Dと背面の側壁4Cとの2面に連結されていることが強度的に好ましい。
また、天板10と側壁4Bとの間にはソファ11が背有り椅子として設置され、ソファ11は座部12と背もたれ13とで断面略L字状に形成されている。ソファ11の背もたれ13が側壁4Bに近接する対向位置に設置されている。しかも、背もたれ13には側壁4Bに沿って直線状に一部切り欠かれた切欠部13aが形成されている。そして、ソファ11の背もたれ13の切欠部13aと側壁4Bとの間にはドア6の収納空間15が形成されている。収納空間15は出入口5側に開口する小幅のスペースである。そのため、開放したドア6は収納空間15に納められ、利用者側に移動しないため安全に作業できる。
次に、図5により、ドア6の開閉機構について説明する。
図2、図4及び図5において、出入口5を形成した正面の側壁4Aの上部に設けた梁部3Aと、側壁4Bの上部に設けた梁部3Bにはドア6の開閉のための走行をガイドするレール部17が略L字状に設置されている。梁部3Aには梁部3Bとの交差部に向けて略J字状に湾曲した第一レール部17aが設けられている。梁部3Bには第一レール部17aの先端に重なるように直線状の第二レール部17bが設けられている。第一レール部17aの直線部と第二レール部17bは互いに直交している。
そして、図5において、ドア6の上端部には第一車輪20と第二車輪21が固定されている。第一車輪20は第一レール部17aに走行可能に装着され、第二車輪21は第二レール部17bに走行可能に装着されている。ドア6を閉鎖位置から開放位置に移動させる場合、第一車輪20は第一レール部17aを走行し、第二車輪21は第二レール部17bを走行する。
なお、レール部17は上部の梁部3A及び3Bに設置し、ドア6の上端部に設けた第一車輪20及び第二車輪21でドア6を吊り下げ支持してもよい。或いは、レール部17を床面にも設置して、ドア6の下端部にも設けた第一車輪20及び第二車輪21を走行させてもよい。また、ドア6の下端部に車輪を設けて自在に走行可能にしてもよい。
ドア6を閉鎖位置から開放位置に移動させる場合、ドア6は梁部3Aに平行な姿勢から走行が進むに従って次第に角度を変位させられ、開放位置では第二レール部17bと平行な姿勢に90度角度を変位させられる。ドア6は開放位置では収納空間15内に保持される。ドア6は閉鎖位置から開放位置に変位する際、出入口5から外側に一部が突出するが、その前に利用者が立って操作しているため通行人等の第三者や他の設備に干渉等の影響を与えない。また、開閉作動するドア6は側壁4B側で先端が僅かに突出するが、レール部17によって収納空間15の空間内に収めることができ、側壁4Bに干渉することはない。
また、開放位置から閉鎖位置に移動させるには、開放位置への走行と逆の走行を行うことになる。ドア6はスライド回転ドアである。
本実施形態によるブース1は上述の構成を有しており、次にその使用方法を説明する。
図1及び図2に示すブース1において、利用者が取っ手7を把持してドア6を閉鎖状態から開放移動させると、ドア6は第一車輪20及び第二車輪21がレール部17の第一レール部17a及び第二レール部17bを走行する。これによってドア6は正面の側壁4Aの出入口5から移動しながらその角度を次第に変位させる。そして、ドア6は出入口5から約90度変位させられ、側壁4Bとソファ11の背もたれ13の切欠部13aとの間の収納空間15に収められる。利用者は出入口5から内部空間8内に入った後、ドア6を閉鎖作動する。利用者はソファ11に着座して天板10を利用して執務等の作業を行える。
執務終了後には、ドア6を開閉作動することで利用者は出入口5からブース1を退出できる。
上述のように本第一実施形態のブース1によれば、ドア6を開放する際に、ドア6を側壁4Bとソファ11の背もたれ13の切欠部13aとの間の収納空間15内に納めることができる。そのため、ドア6の開閉動作が内部空間8内のソファ11や天板10の設置スペースを制限しない。ブース1内に利用者がいてもドア6の開閉動作の際に接触することはなく安全であり、執務等の作業の邪魔にならない。ドア6を開閉作動する際、ドア6の先端が出入口5を通して外側に突出しても、通行人や他の設備等と干渉することを制限できる。
そのため、ブース1の内部空間8を大きくしなくても、ドア6がブース周囲の通行人や設備に与える影響を小さくでき、ブース1内での執務等の作業の快適性を確保できる。しかも、天板10は側壁4D、4C、側壁4Aの壁面4aに固定されているため脚部が不要であり、ソファ11に着座した利用者の足元のスペースを広くできる。
なお、本発明は上述の第一実施形態によるブース1に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能であり、これらはいずれも本発明に含まれる。以下に、本発明の他の実施形態や変形例等について説明するが、上述した第一実施形態と同一または同様な部品や部材等には同一の符号を用いて説明を行う。
例えば、第一実施形態によるブース1の変形例として、ソファ11に切欠部13aを設けずに、天板10の背面側に切欠部を設けてこの切欠部と側壁4Dの間に収納空間を設けてもよい。この場合、正面の側壁4Aにおいて、ソファ11側に壁面4aを設け、天板10側に出入口5を設けるものとする。
そして、出入口5を開閉するドア6は天板10の切欠部と側壁4Dの間の収納空間に収納可能とする。この場合、出入口5から利用者が出入りし易いように天板10の長さを短くして、出入口5との間に空間を設けることが好ましい。
次に本発明の第二実施形態によるブース1Aについて図6乃至図9により説明する。
本第二実施形態によるブース1Aは、図6及び図7に示すように基本的に第一実施形態によるブース1と同一構成を有している。相違点として、ブース1Aの正面の側壁4Aには壁面4aが形成されておらず、全面が出入口5を構成する。出入口5には開閉可能な2枚のドア6A、6Bが設置されている。ドア6A、6Bは左右両側に開閉可能なマジック扉である。
ブース1Aの内部空間8内には天板10とソファ11が設置されている。ソファ11の背もたれ13には切欠部13aが形成され、側壁4Bと背もたれ13の切欠部13aとの間にドア6Bの収納空間15が形成されている。また、天板10の背面側にも出入口5側に切欠部10aが形成され、天板10の切欠部10aと側壁4Dとの間にはドア6Aの収納空間18が形成されている。ドア6Aとドア6Bには、表面と裏面に取っ手19a、19bがそれぞれ設けられている。
本実施形態による一対のドア6A、6Bは例えばそれぞれ上端面の外側端部に設けた回転軸(図示せず)を中心に略90度回転することで外側に開き、対向する側壁4B,4Dと略平行な開放状態になる。そして、図8及び図9に示すように、ドア6A,6Bを対向する側壁4B,4Dに沿って内部空間8内に押し込む。これによって、図8及び図9に示すように、一方のドア6Aは天板10の切欠部10aと側壁4Dとの間の収納空間18内に押し込まれる。他方のドア6Bはソファ11の切欠部13aと側壁4Bとの間の収納空間15内に押し込まれる。
しかも、ドア6A、6Bを左右両側に開いて押し込む構成にしたため、図9に示す開放時に正面の側壁4Aから前方への飛び出しが小さいという利点もある。
なお、ドア6A、6Bの収納空間18、15内への押し込み動作をスムーズにするために、回転軸の走行をガイドする溝部を上下面に設置することが好ましい。この状態で、ドア6A,6Bは先端が出入口5から若干突出しているが、出入口5内に引っ込められていてもよい。
また、ドア6A、6Bを閉鎖するには、収納空間18、15内にあるドア6A、6Bの取っ手19a、19bをつかんで直線的に引き出し、その後、回転軸を中心に回転させて出入口5を閉じればよい。
次に、図10は第二実施形態の変形例によるブース1Bである。
本変形例によるブース1Bでは天板10だけが設置され、ソファ11は設置されていない。そのため、一方のドア6Aは天板10の切欠部10aと側壁4Dとの間の収納空間18内に出入りするが、他方のドア6Bは内部空間8内を側壁4Bに沿って出入りする。本変形例では、内部空間に広いスペースを確保できる。
また、これに代えて、内部空間8内にソファ11を設置して天板10を設置しない構成を採用してもよい。
次に本発明の第三実施形態によるブース1Cについて図11及び図12により説明する。
本第三実施形態によるブース1Cは、図11及び図12に示すように基本的に第二実施形態によるブース1Aと同一構成を有している。相違点として次の構成が付加されている。即ち、本実施形態では、天板10の切欠部10aの最奥部10aaと側壁4Dの間に設けた収納空間18内に例えばアコーディオン式のスクリーン22Aが設置されている。このスクリーン22Aは例えば蛇腹式に折り畳みと引き伸ばしが可能であり、下端部にキャスターが取り付けられていてもよい。このスクリーン22Aはその一端部に設けた基部23Aを切欠部10aの最奥部10aaに固定している。スクリーン22Aの反対側端部は、ドア6Aの後部に接続されている。
同様に、ソファ11の切欠部13aの最奥部13aaとドア6Bの後端部の間にもスクリーン22Bが設置されている。このスクリーン22Bも切欠部13aの最奥部13aaに基部23Aが固定され、スクリーン22Bの反対側端部はドア6Bの後部に接続されている。
そのため、ブース1Cにおいて、図11に示すように、出入口5を一対のドア6A、6Bで閉鎖した状態ではスクリーン22A、22Bが収納空間18、15内で伸張して収納空間18、15を遮蔽している。この状態で、収納空間18、15内にごみ等が落ちるのを抑制すると共に内部空間8内の見栄えを良くしている。
また、図12に示すように、ドア6A,6Bを開放した状態では、ドア6A,6Bは収納空間18,15内に収納され、スクリーン22A、22Bはドア6A、6Bと切欠部10a、13aの最奥部10aa、13aaとの間で折り畳まれている。この場合も収納空間18、15内にごみ等が落ちるのを抑制できる。
なお、スクリーン22A、22Bに代えて布製等のカーテン等を設けてもよい。
次に本発明の第四実施形態によるブース1Dについて図13及び図14により説明する。
本第四実施形態によるブース1Dは、第二実施形態によるブース1Aと同様に内部空間8内に天板10とソファ11が設置されている。天板10に設けた切欠部10aと側壁4Dとの間に収納空間18が設置されている。ソファ11に設けた切欠部13aと側壁4Bとの間に収納空間15が設置されている。そして、正面の側壁4Aには全面に出入口5が形成され、出入口5には一対のアコーディオン式のシャッタ25A、25Bが設置され、往復移動により開閉可能とされている。
一方のシャッタ25Aの一端部に固定された基部26Aは、天板10の切欠部10aにおける最奥部10aaに固定されている。シャッタ25Aの他端部には開閉端部27Aが接続されており、開閉端部27Aと基部26Aの間には蛇腹状で伸縮可能なシャッタ面28Aが設けられている。他方のシャッタ25Bも同一構成を備えている。即ち、シャッタ25Bの一端部に設けられていてソファ11の切欠部13aの最奥部13aaに固定される基部26Bと、蛇腹状で伸縮可能なシャッタ面28Bと、シャッタ25Bの他端部に接続された開閉端部27Bとを備えている。
そのため、ブース1Dの出入口5を閉鎖した状態では、図13に示すように、シャッタ25Aとシャッタ25Bはシャッタ面28A、28Bが引き伸ばされて出入口5を閉鎖した開閉端部27A、27Bが互いに当接している。ブース1Dの出入口5を開放する場合には、図14に示すように、開閉端部27A、27Bを開いて出入口5の両端における側壁4D,4Bと略平行に保持され、開閉端部27A、27Bが出入口5からわずかに外側に突出している。
なお、上述した各実施形態において、ソファ11や天板10の切欠部13a、10aの更に奥側の部分に電源コンセント等を設置してもよい。この場合、背もたれ13や天板10の下側に電源コードを延ばすことができる。そのため、内部空間8のスペースを有効利用できる。
また、什器として、上述した実施形態におけるソファ11に代えて背もたれを有する木製や金属製等の椅子を設置してもよい。或いは、壁掛け式のディスプレイ等を設置してもよい。この場合、ディスプレイの背面側と側壁4Dとの間に収納空間を形成でき、ドア6、6A、6B等を収納可能である。天板10、ソファ11、椅子等は什器に含まれる。また、ドア6、6A、6Bは扉に含まれる。
また、上述した各実施形態によるブース1、1A、1B、1C、1Dは執務用に限定されるものではなく、各種の作業を行う際に使用可能なブースに含まれる。
1、1A、1B、1C、1D ブース
4A 正面の側壁
4B、4D 側壁
4C 背面の側壁
4a 壁面
5 出入口
6、6A、6B ドア
8 内部空間
10 天板
10a、13a 切欠部
11 ソファ
13 背もたれ
15、18 収納空間
17 レール部
22A、22B スクリーン
25A、25B シャッタ

Claims (7)

  1. 内部空間を区画する側壁と、
    前記側壁に設置されていて前記内部空間に連通する出入口を開閉可能な扉と、
    前記内部空間に設置されていて前記側壁との間に開放された前記扉を収納する収納空間を設けた什器と、
    を備えたことを特徴とするブース。
  2. 前記収納空間は前記側壁と前記什器に形成した切欠部とによって形成されている請求項1に記載されたブース。
  3. 前記什器は座部と背もたれを有する椅子であり、前記背もたれの背側に前記収納空間が設けられている請求項1または2に記載されたブース。
  4. 前記什器は天板であり、前記天板に対向する前記側壁側に前記収納空間が設けられている請求項1または2に記載されたブース。
  5. 前記側壁は、前記出入口が形成された第一の側壁と、前記第一の側壁と向きが異なる第二の側壁とを有し、
    前記扉は、前記出入口を閉鎖した位置から前記収納空間に収納された位置まで、前記第一の側壁に沿って側方へスライドしつつ回転移動し、前記収納空間に収納された位置では、前記第二の側壁に沿うようにして配設されている請求項1から3のいずれか1項に記載されたブース。
  6. 前記扉は伸縮可能なシャッタであり、前記出入口を閉鎖した位置で前記シャッタが伸張され、前記出入口を開放した位置で前記シャッタは収縮して前記収納空間に収納されている請求項1から3のいずれか1項に記載されたブース。
  7. 前記収納空間には前記扉に接続された伸縮可能なスクリーンが収納されており、前記扉で前記出入口を閉鎖させた位置で、前記スクリーンが伸張して前記収納空間を遮蔽している請求項1から3のいずれか1項に記載されたブース。
JP2019045798A 2019-03-13 2019-03-13 ブース Active JP7288774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019045798A JP7288774B2 (ja) 2019-03-13 2019-03-13 ブース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019045798A JP7288774B2 (ja) 2019-03-13 2019-03-13 ブース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020147984A true JP2020147984A (ja) 2020-09-17
JP7288774B2 JP7288774B2 (ja) 2023-06-08

Family

ID=72432149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019045798A Active JP7288774B2 (ja) 2019-03-13 2019-03-13 ブース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7288774B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7492901B2 (ja) 2020-10-29 2024-05-30 株式会社オカムラ ブース

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143430U (ja) * 1984-08-24 1986-03-22 松下電工株式会社 壁付家具
JPH06299716A (ja) * 1993-04-13 1994-10-25 Seiji Matsuda 個別面談装置
JPH0711789A (ja) * 1993-06-25 1995-01-13 Matsushita Electric Works Ltd カプセルオフイス
JPH08254067A (ja) * 1995-03-14 1996-10-01 Natl House Ind Co Ltd 扉の構造
JP3049261U (ja) * 1997-11-28 1998-06-09 有限会社ベスト青梅 スライド扉
JPH10212860A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Okamura Corp トイレの自動ドア装置
JP2002168038A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Hirokazu Okubo ドア構造
JP3215367U (ja) * 2017-12-25 2018-03-15 Trim株式会社 授乳用ユニット

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143430U (ja) * 1984-08-24 1986-03-22 松下電工株式会社 壁付家具
JPH06299716A (ja) * 1993-04-13 1994-10-25 Seiji Matsuda 個別面談装置
JPH0711789A (ja) * 1993-06-25 1995-01-13 Matsushita Electric Works Ltd カプセルオフイス
JPH08254067A (ja) * 1995-03-14 1996-10-01 Natl House Ind Co Ltd 扉の構造
JPH10212860A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Okamura Corp トイレの自動ドア装置
JP3049261U (ja) * 1997-11-28 1998-06-09 有限会社ベスト青梅 スライド扉
JP2002168038A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Hirokazu Okubo ドア構造
JP3215367U (ja) * 2017-12-25 2018-03-15 Trim株式会社 授乳用ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7492901B2 (ja) 2020-10-29 2024-05-30 株式会社オカムラ ブース

Also Published As

Publication number Publication date
JP7288774B2 (ja) 2023-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0626218A (ja) 作業空間モジュール
US20050016081A1 (en) Workspace habitat
JP2004150255A (ja) 個室ボックス
JP2022517601A (ja) 再構成可能な居住空間
WO2019084139A1 (en) TRANSPORTABLE MULTIFUNCTIONAL STRUCTURE
JP2020147984A (ja) ブース
JP4750468B2 (ja) 準個室化設備及びこれを備えた医療・介護施設
WO2018195227A1 (en) Folding rotary sit-inside desk
JPH0317333A (ja) 居住空間区画方法
WO2020134583A1 (zh) 一种隐形电动门窗装置
JP3706598B2 (ja) 仕切り装置
US20220275631A1 (en) Adjustable living space
KR101153687B1 (ko) 폴딩도어의 폴딩장치
KR20140042762A (ko) 식탁이 구비된 홈바
JP2020147978A (ja) ブース
KR102155578B1 (ko) 회동식 가변벽체
JP7001467B2 (ja) 移動間仕切装置
KR101347091B1 (ko) 식탁이 구비된 홈바
CN219594084U (zh) 一种组合式办公家具
JP6940019B1 (ja) 作業用ブース
JP2022071217A (ja) ブース
JPS61254776A (ja) 収納装置
KR102630905B1 (ko) 폴딩도어
JP2013256812A (ja) 出入開口構造
JP2018091095A (ja) 指挟み防止機能付き引戸

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7288774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150