JP2020146367A - 洗濯機 - Google Patents

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琢磨 小室
Takuma Komuro
琢磨 小室
西村 博司
Hiroshi Nishimura
博司 西村
久野 功二
Koji Kuno
功二 久野
裕士 遠藤
Yuji Endo
裕士 遠藤
智 長井
Satoshi Nagai
智 長井
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Abstract

【課題】外箱を薄型化したとしても、外箱の強度や剛性の低下を抑制することができる洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯機は、外箱と、前記外箱に収容される水槽と、前記水槽を支持する防振部材と、前記外箱を補強する補強部材と、を備え、前記外箱は、前面、左面、右面、または、後面、左面、右面が1枚の金属板で構成され、前記外箱の左面および右面には、前記外箱の内部側へ突出する凹状または前記外箱の外部側へ突出する凸状の補強用絞り部が複数設けられ、前記補強部材を、前記外箱の隅に設けられ、前記補強用絞り部は、前記補強部材の少なくとも1つの端部よりも前側または後側まで延びるよう設ける。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
洗濯機の外郭を構成する外箱は、金属製の板材から形成されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、近年では、様々な製品において、製造コストの抑制が求められるようになってきており、洗濯機の技術分野においては、製造コストを抑制するための手段の一例として、金属製の板材からなる外箱を薄型化することが考えられている。しかし、外箱の薄型化を進めるほど、外箱の強度や剛性が低下することになり、運転時における振動や騒音の発生を抑制することが困難となる。
特開2014−068792号公報
外箱を薄型化したとしても、外箱の強度や剛性の低下を抑制することができる洗濯機を提供する。
本実施形態に係る洗濯機は、外箱と、前記外箱に収容される水槽と、前記水槽を支持する防振部材と、前記外箱を補強する補強部材と、を備え、前記外箱は、前面、左面、右面、または、後面、左面、右面が1枚の金属板で構成され、前記外箱の左面および右面には、前記外箱の内部側へ突出する凹状または前記外箱の外部側へ突出する凸状の補強用絞り部が複数設けられ、前記補強部材は、前記外箱の隅に設けられ、前記補強用絞り部は、前記補強部材の少なくとも1つの端部よりも前側または後側まで延びるよう設ける。
第1実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断側面図 第1実施形態に係る外箱の構成例を概略的に示す斜視図 第1実施形態に係る補強板およびその周辺部分の構成例を概略的に示す平面図 第1実施形態に係る補強用絞り部および補強板の位置関係の一例を説明するための図(その1) 第1実施形態に係る補強用絞り部および補強板の位置関係の一例を説明するための図(その2) 第1実施形態に係る補強用絞り部の配置例を概略的に示す図 第1実施形態に係る補強用絞り部の底面と水槽の側壁面との位置関係の一例を説明するための図 第2実施形態に係る外箱の構成例を概略的に示す斜視図(その1) 第2実施形態に係る外箱の構成例を概略的に示す斜視図(その2)
以下、複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態で実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態による縦型洗濯機について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る洗濯機10の縦断側面図である。洗濯機10は、外箱11、トップカバー12、水槽13、回転槽14、駆動装置15、注水装置16、排水装置17、操作パネル18、補強板19、つり棒20を備えている。外箱11は、例えばステンレス製の鋼板などの金属製の板材によって矩形の中空箱状に形成されており、洗濯機10の外郭を構成している。
水槽13は、上方が開口した有底円筒状に作成されており、内部に水を貯留することが可能である。水槽13は、水槽カバー131と水槽開口部132とを備えている。水槽カバー131は、水槽13の上端部から水槽開口部132の一部を覆うように設けられている。ユーザは、水槽開口部132を通して洗濯物を回転槽14内部に出し入れ可能である。また、水槽13は、水槽開口部132を開閉する内蓋133を備えている。
回転槽14は、洗濯物を収容可能な有底円筒状に作成されており、水槽13の内部において回転可能に設けられている。回転槽14は、洗濯物を洗う洗い行程、及び洗濯物をすすぐすすぎ行程における洗濯槽として機能する。また、回転槽14は、洗濯物を脱水する脱水行程における脱水槽としても機能する。回転槽14は、その底部にパルセータ141を備えている。パルセータ141は、回転槽14と一体的に、又は回転槽14に対して相対的に回転可能である。
駆動装置15は、図示しないモータおよびクラッチ機構を有している。モータは、パルセータ141に接続されており、パルセータ141を正方向及び逆方向に回転させる。クラッチ機構は、モータの駆動力を回転槽14に伝達する。クラッチ機構は、モータの駆動力の伝達を切り替え、パルセータ141のみを回転させたり、パルセータ141と回転槽14を一体に回転させたりする機能を備えている。
注水装置16は、例えば水道などの外部の水源から供給される水を、水槽13の内部に注水するための装置である。注水装置16は、外箱11の内部にあって、例えば、水槽13の左右一方寄りの上部に設けられている。注水装置16は、給水弁161、注水ホース162、及び注水ケース163を有している。給水弁161は、例えば電磁駆動式の開閉弁であり、図示しない水道などの外部の水源に接続される。注水ホース162は、注水ケース163と水槽13内とを接続している。給水弁161は、外部の水源から、注水ケース163および注水ホース162を介して水槽13の内部に至る注水経路を開閉する。
排水装置17は、水槽13の内部に貯留された水を、洗濯機10の機外へ排出するための装置である。排水装置17は、排水弁171と排水管172とを含んで構成されている。排水弁171は、例えば電磁駆動式の開閉弁である。排水弁171は、水槽13内から排水装置17を介して機外に至る排水経路を開閉する。
操作パネル18は、この場合、トップカバー12の上面前部に設けられている。操作パネル18は、ユーザの操作を受け付けるとともに、入力された操作内容や設定内容及び現在の動作内容などを表示する。
図2に示すように、外箱11は、複数、この場合、前板111と後板112の2つの部材を組み合わせた構成となっている。前板111および後板112は、何れも、例えばステンレス製の鋼板などの金属製の板材から形成されている。なお、前板111および後板112は、少なくとも、本出願人が従来から用いている板材よりも薄い板材から形成されており、その厚さは、例えば0.5mmとなっている。なお、前板111および後板112の厚さは、例えば0.5mm以下にするなど、適宜変更して実施することができる。
前板111は、1枚の金属製の板材の長手方向の両端部を同方向、この場合、洗濯機10の後方となる方向に折り曲げることにより構成され、上下方向に見て、ほぼコの字形状をなしている。前板111は、外箱11の前面および左右の両側面を構成している。後板112は、1枚の金属製の板材から構成されており、その端部が折り曲げられていないほぼ板状をなしている。後板112は、前板111の後部に形成される開放部を閉塞するようにして取り付けられており、外箱11の後面を構成している。
外箱11は、上述した前板111と後板112とが組み合わされることで、ほぼ矩形の筒状を形成している。そして、この外箱11の上部側の四隅には、それぞれ補強板19が設置されている。補強板19は、外箱11を補強するための補強部材の一例である。
図3に例示するように、補強板19は、複数の接合部192によって、外箱11の隅部にそれぞれ接合されている。本開示においては、補強板19の接合方法として、例えば、スポット溶接やねじによる固定方法などを用いることができる。補強板19は、掛け部191を有している。掛け部191は、補強板19のうち外箱11の内方となる部分において、外方に切り欠かれた形状となっている。図1に例示するように、掛け部191には、つり棒20の上端部が固定されている。また、つり棒20の下端部は、水槽13の側面の下部に弾性的に接続されている。洗濯機10は、複数の補強板19と水槽13とを複数のつり棒20で接続することで、水槽13を、外箱11内において弾性的に吊り下げた構成となっている。つり棒20は、水槽13を弾性支持するための防振部材の一例である。また、掛け部191は、つり棒20を支持するための防振部材支持部の一例である。
また、図2に例示するように、前板111のうち、外箱11の左右の両側面を構成する面には、外箱11の強度や剛性を補強するための補強用絞り部21が設けられている。この場合、補強用絞り部21は、前板111において外箱11の内部側へ突出する凹状に形成されている。なお、補強用絞り部21は、前板111において外箱11の外部側へ突出する凸状に形成してもよい。補強用絞り部21は、外箱11の左右の両側面それぞれに複数設けられている。また、補強用絞り部21は、外箱11の左右の両側面において左右対称となるように設けられている。なお、補強用絞り部21は、外箱11の左右の両側面において左右非対称となるように設けてもよい。
また、補強用絞り部21は、洗濯機10の前後方向に沿って直線状に延びている。そして、補強用絞り部21の長手方向の両端部のうち、洗濯機10の前面側となる端部は、外箱11の前面側にある補強板19のうち外箱11の側面側となる部分の後端部よりも前面側まで延びている。また、補強用絞り部21の長手方向の両端部のうち、洗濯機10の後面側となる端部は、外箱11の後面側にある補強板19のうち外箱11の側面側となる部分の前端部よりも後面側まで延びている。
なお、図4に示すように、補強用絞り部21の前端部、つまり、前側の補強板19のうち外箱11の側面側となる部分の後端部よりも前面側まで延びる端部は、前側の補強板19のうち外箱11の側面側となる部分に形成されている複数の接合部192のうちの少なくとも1つ、この場合、後側の接合部192よりも前面側まで延びるように設けるとよい。つまり、補強用絞り部21の前端部は、図4において破線Aで示す位置よりも前面側まで延びるように設けるとよい。さらに、補強用絞り部21の前端部は、前側の接合部192よりも前面側まで延びるように設けてもよい。つまり、補強用絞り部21の前端部は、図4において破線Bで示す位置よりも前面側まで延びるように設けてもよい。さらに、補強用絞り部21の前端部は、補強板19の掛け部191よりも前面側まで延びるように設けるとよい。つまり、補強用絞り部21の前端部は、図4において破線Cで示す位置よりも前面側まで延びるように設けてもよい。
また、図5に示すように、補強用絞り部21の後端部、つまり、後側の補強板19のうち外箱11の側面側となる部分の前端部よりも後面側まで延びる端部は、後側の補強板19のうち外箱11の側面側となる部分に形成されている複数の接合部192のうちの少なくとも1つ、この場合、前側の接合部192よりも後面側まで延びるように設けるとよい。つまり、補強用絞り部21の前端部は、図5において破線Aで示す位置よりも後面側まで延びるように設けるとよい。さらに、補強用絞り部21の後端部は、後側の接合部192よりも後面側まで延びるように設けてもよい。つまり、補強用絞り部21の後端部は、図5において破線Bで示す位置よりも後面側まで延びるように設けてもよい。さらに、補強用絞り部21の後端部は、補強板19の掛け部191よりも後面側まで延びるように設けるとよい。つまり、補強用絞り部21の前端部は、図5において破線Cで示す位置よりも後面側まで延びるように設けてもよい。
図4および図5に例示したように補強用絞り部21を構成することにより、補強用絞り部21は、少なくとも、外箱11の前面側に設けられる補強板19の後端部から外箱11の後面側に設けられる補強板19の前端部までの長さよりも長いものとすることができる。また、補強用絞り部21は、前面側の補強板19の掛け部191よりも前面側まで延びたものとすることができ、且つ、後面側の補強板19の掛け部191よりも後面側まで延びたものとすることができる。なお、補強用絞り部21は、前面側の補強板19の掛け部191よりも前面側まで延びたもの、または、後面側の補強板19の掛け部191よりも後面側まで延びたものであってもよい。
また、図6に例示するように、洗濯機10は、水槽13の上端の高さT1から水槽13の下端の高さT2までの間に複数の補強用絞り部21を備えるようにするとよい。また、洗濯機10は、水槽13の上下方向の中央部の高さT3よりも上側と下側に、それぞれ少なくとも1つの補強用絞り部21を備えるようにするとよい。図6に例示する構成例では、洗濯機10は、水槽13の上下方向の中央部の高さT3よりも上側に3つの補強用絞り部21を有し、水槽13の上下方向の中央部の高さT3よりも下側に3つの補強用絞り部21を有している。また、洗濯機10は、水槽13の上端の高さT1から中央部の高さT3までの間に3つの補強用絞り部21を有し、水槽13の下端の高さT2から中央部の高さT3までの間に2つの補強用絞り部21を有した構成となっている。
また、図7に例示するように、複数の補強用絞り部21の底面は、それぞれ水槽13の側壁面から同一の距離αを有して離間した構成とするとよい。水槽13は、上方側の径が下方側の径よりも大きくなった構成、換言すれば、下方側から上方側に向かって拡開するような円筒形状なっている。そのため、図7に例示する構成例においては、複数の補強用絞り部21の底面と水槽13の側壁面とのギャップが所定のギャップαで統一されるように、上側に設けられる補強用絞り部21ほど底面を浅く、つまり、外箱11内方への突出量を小さくし、下側に設けられる補強用絞り部21ほど底面を深く、つまり、外箱11内方への突出量を大きくしている。
また、洗濯機10は、複数の補強用絞り部21の大きさを異ならせた構成としてもよい。図7に例示する構成例では、上側に設けられる補強用絞り部21ほど小さく形成され、下側に設けられる補強用絞り部21ほど大きく形成されている。
以上説明した実施形態によれば、洗濯機10は、外箱11の左右の両側面にそれぞれ複数の補強用絞り部21を備えている。補強用絞り部21は、洗濯機10の前後方向に沿って長尺に形成されている。このように、外箱11に洗濯機10の前後方向に沿う補強用絞り部21を設けることで、外箱11、この場合、その一部を構成する前板111の薄型化を進めたとしても、外箱11の強度や剛性の低下を抑制することができる。
また、補強用絞り部21の長手方向の両端部のうち洗濯機10の前面側となる端部は、外箱11の四隅に設けられた補強板19のうち前面側にある補強板19の後端部よりも前面側まで延びるようにするとよい。また、補強用絞り部21の長手方向の両端部のうち洗濯機10の後面側となる端部は、外箱11の四隅に設けられた補強板19のうち後面側にある補強板19の前端部よりも後面側まで延びるようにするとよい。つまり、補強用絞り部21は、外箱11の前面側に設けられる補強板19の後端部から外箱11の後面側に設けられる補強板19の前端部までの長さよりも長くなるように構成するとよい。このように、十分に長い補強用絞り部21を設けることによって、外箱11のうち水槽13の荷重の影響を受けやすい補強板19およびその周辺部分にも補強用絞り部21による効果を作用させることができ、外箱11の強度や剛性の低下を一層抑制することができる。さらに、外箱11に複数の補強用絞り部21を設けたことによって、外箱11の固有振動数を上昇させやすくことができ、振動の伝播音を低減することができる。
洗濯機10は、外箱11の両側面に洗濯機10の前後方向を長手方向とした補強用絞り部21を有しており、その補強用絞り部21の長手方向の両端部のうち前面側の端部は、外箱11の前面側にある補強板19の後端部よりも前面側まで延びており、補強用絞り部21の長手方向の両端部のうち後面側の端部は、外箱11の後面側にある補強板19の前端部よりも後面側まで延びている構成とすることが推奨される。このような構成によれば、薄型化を図った外箱11においても強度や剛性の確保することができ、振動や騒音を抑制できる。
さらに、補強用絞り部21を、水槽13の上端の高さT1から水槽13の下端の高さT2までの間に複数設けることで、つまり、水槽13の側壁面の全体に対向するようにして複数の補強用絞り部21を分散して設けることで、前板111の固有振動数を一層上昇させやすくすることができる。そして、前板111の固有振動数を上昇させることで、洗濯機10が運転を行う際に発生する振動により、外箱11、特に補強用絞り部21が設けられている前板111が共振してしまうことを抑制しやすくできる。よって、振動や騒音を効果的に抑制できる。
また、水槽13の上下方向の中央部の高さT3よりも上側と下側に、それぞれ少なくとも1つの補強用絞り部21を設けることによって、複数の補強用絞り部21を上下方向に分散配置した構成を実現することができ、前板111の固有振動数を上昇させやすくすることができ、振動や騒音を抑制しやすくすることができる。
また、洗濯機10によれば、複数の補強用絞り部21の底面は、それぞれ水槽13の側壁面から同一の距離を有して離間した構成となっている。この構成によれば、水槽13と外箱11、特に補強用絞り部21の底面とのギャップを適切な距離に維持することができ、水槽13と外箱11との接触を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図8を参照しながら説明する。本実施形態は、図8で示した補強用絞り部21以外、第1実施形態と同様とする。つまり、本実施形態は、外箱11において補強用絞り部が設けられる範囲が第1実施形態と異なっている。図8に例示するように、補強用絞り部221は、外箱11の両側面だけではなく、さらに、外箱11の前面にも延びている。
具体的には、補強用絞り部221の前面側の端部は、前板111のうち外箱11の前面を構成する面まで延びている。また、補強用絞り部221の前面側の端部は、外箱11の前面側にある補強板19のうち外箱11の前面側となる部分に対向する位置まで延びている。なお、前板111のうち左右の補強板19の間に位置する部分には補強用絞り部221が設けられていない。よって、左右の補強用絞り部221は、前板111のうち左右の補強板19の間に位置する部分において分断されており、左右方向に沿って相互に連続した構成とはなっていない。
以上説明した第2実施形態によれば、前板111の側面に設けられている補強用絞り部221の前端部は、前板111の前面まで延びている。このように構成される補強用絞り部221によれば、水槽13の荷重の影響を受けやすい補強板19およびその周辺部分に対して、側面側からだけでなく前面側からも支えることができる。つまり、水槽13の荷重の影響を受けやすい補強板19およびその周辺部分を補強用絞り部221によって支える部分を増やすことができ、外箱11にかかる荷重を一層分散しやすくすることができる。
なお、図9に例示するように、洗濯機10は、外箱11の左右の両側面および前面にわたって連続する補強用絞り部321を備える構成としてもよい。この補強用絞り部321は、外箱11の前面に設けられている補強用絞り部を、外箱11の左側面および右側面に設けられている補強用絞り部と一体としたものと定義することができる。即ち、洗濯機10は、左右の両側面の補強用絞り部を外箱11の前面まで延伸し、且つ、外箱11の前面において連結した構成としてもよい。なお、洗濯機10は、外箱11の前面に設けられている補強用絞り部を、外箱11の左側面または右側面に設けられている補強用絞り部と一体化した構成としてもよい。
(その他の実施形態)
なお、本実施形態は、上述した複数の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や拡張を行うことができる。例えば、補強用絞り部21は、補強板19の少なくとも1つの端部よりも前側または後側まで延びている構成としてもよい。つまり、補強用絞り部21は、前側の補強板19の後端部よりも前側、または、後側の補強板19の前端部よりも後側まで延びている構成としてもよい。
また、洗濯機10は、外箱11の後面および左右の両側面を構成する部分を一体化した後板、および、外箱11の前面を構成する前板、を備える構成とし、後板に補強用絞り部21を備える構成としてもよい。また、洗濯機10は、外箱11の後面に設けられている補強用絞り部を、外箱11の左側面および右側面に設けられている補強用絞り部と一体化した構成としてもよいし、外箱11の左側面または右側面に設けられている補強用絞り部と一体化した構成としてもよい。
また、洗濯機10は、補強用絞り部が左右非対称に設けられた構成としてもよい。また、洗濯機10は、複数の補強用絞り部の底面が、それぞれ水槽13の側壁面から異なる距離を有して離間した構成としてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形には、発明の範囲や要旨が含まれると同様に、特許請求の範囲に含まれた発明とその均等の範囲に含まれるものである。
図面中、10は洗濯機、11は外箱、13は水槽、19は補強板(補強部材)、20はつり棒(防振部材)、21は補強用絞り部、191は掛け部(防振部材支持部)、192は接合部を示す。

Claims (10)

  1. 外箱と、
    前記外箱に収容される水槽と、
    前記水槽を支持する防振部材と、
    前記外箱を補強する補強部材と、を備え、
    前記外箱は、前面、左面、右面、または、後面、左面、右面が1枚の金属板で構成され、
    前記外箱の左面および右面には、前記外箱の内部側へ突出する凹状または前記外箱の外部側へ突出する凸状の補強用絞り部が複数設けられ、
    前記補強部材は、前記外箱の隅に設けられ、
    前記補強用絞り部は、前記補強部材の少なくとも1つの端部よりも前側または後側まで延びている洗濯機。
  2. 前記補強用絞り部は、前記外箱の前面側に設けられる前記補強部材の後端部から前記外箱の後面側に設けられる前記補強部材の前端部までの長さよりも長い請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記補強部材は、前記防振部材を支持する防振部材支持部を備え、
    前記補強用絞り部は、前記防振部材支持部よりも前側または後側まで延びていることを特徴とする請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記補強部材は、前記外箱と接合する接合部を備え、
    前記補強用絞り部は、前記接合部よりも前側または後側まで延びている請求項1から3の何れか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記補強用絞り部は、前記水槽の上端の高さから前記水槽の下端の高さまでの間に複数設けられている請求項1から4の何れか1項に記載の洗濯機。
  6. 前記補強用絞り部は、前記水槽の上下方向の中央部の高さよりも上側と下側に、それぞれ少なくとも1つ設けられている請求項5に記載の洗濯機。
  7. 前記補強用絞り部は、さらに前記外箱の前面または後面にも設けられている請求項1から6の何れか1項に記載の洗濯機。
  8. 前記外箱の前面または後面に設けられている前記補強用絞り部は、前記外箱の左面または右面に設けられている前記補強用絞り部と一体となっている請求項7に記載の洗濯機。
  9. 前記補強用絞り部は、左右対称に設けられている請求項1から8の何れか1項に記載の洗濯機。
  10. 複数の前記補強用絞り部の底面は、それぞれ前記水槽の側壁面から同一の距離を有して離間している請求項1から9の何れか1項に記載の洗濯機。
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